JP4060840B2 - 発光ダイオード駆動用半導体回路、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置 - Google Patents

発光ダイオード駆動用半導体回路、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオード駆動用半導体回路、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置に関するものである。特に、発光ダイオード照明装置に関する。
近年、発光ダイオード(LED)を駆動するための発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置が開発され、実用化されている。
特開2001−313423号公報(特許文献1)に、第1の従来例の発光ダイオード駆動装置が開示されている。図23を用いて、第1の従来例の発光ダイオード駆動装置について説明する。図23は第1の従来例の発光ダイオード駆動装置を示す回路図である。
第1の従来例の発光ダイオード駆動装置は、インダクタL2311、スイッチング素子Q2312およびダイオードD2313(発光ダイオードで兼用可)を備えた昇圧チョッパBUT2301の直流出力によって、発光ダイオードLED2314を駆動する。この従来例の発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオード電流帰還回路LFC2302を設けて、その検出信号に応じて昇圧チョッパBUT2301の制御回路CC2303を、低周波交流の周期より長い時間領域で見た場合に、発光ダイオード電流を平均化させるように制御する。
スイッチング素子Q2312のオン制御は、インダクタL2311がエネルギーを放出したときに行う。スイッチング素子Q2312のオフ制御は、スイッチング電流値に応じて行うか、又はオン後所定時間経過したときに行う。図23中のSD2315はスイッチング電流検出回路、LD2316はインダクタ電流検出回路である。
この回路構成により、発光ダイオード電流の安定度が優れているとともに、電力損失および入力電流歪が少なくて、比較的安価な発光ダイオード駆動装置を提供している。
特開2001−8443号公報(特許文献2)に、他の従来例の発光ダイオード駆動装置が開示されている。図24は、他の従来例の発光ダイオード駆動装置を示す回路図である。
図24における発光ダイオード駆動回路は、電流の供給により発光する電流駆動素子としてのLED2442と、LED2442に直列接続されたコイル2443とを有している。また、LED2442とコイル2443に対して並列にダイオード2444が接続されている。ダイオード2444は、後程詳説するが、コイル2443に生じた逆起電力をLED2442に供給するために設けられている。
これらLED2442、コイル2443、及びダイオード2444にパルス電圧を印加する電源部が設けられる。電源部は、直流電源2441と、直流電源2441の出力電圧の印加/非印加を切り替えるスイッチとして機能するスイッチング素子2445とを有している。スイッチング素子2445は、例えばスイッチング・トランジスタと発振器とから構成されている。なお、ダイオード2444は、カソード側が直流電源2441の正極側に接続されて逆バイアスが印加されるようになっている。
このような構成を有する従来例の発光ダイオード駆動装置において、LED2442を発光させる所望の発光タイミングに基づいてスイッチング素子2445が動作すると、直流電源2441の出力電圧がコイル2443側及びダイオード2444に断続的に印加される。
図25は、(a)スイッチング素子2445に印加される制御パルス(スイッチング・パルス)SW、(b)コイル2443に流れる電流、及び(c)LED2442に流れる電流、を例示している。
スイッチング素子2445に入力するスイッチング・パルスSWの立ち下がりエッジ(図25(a))で、スイッチがオンになる。直流電源2441からの直流電圧が、コイル2443側とダイオード2444に印加される。ダイオード2444は逆バイアスであるため、電流は流れない。図25(b)に示すように、スイッチング・パルスSWが”L”状態で、コイル2443には電流Iが流れる。図25(c)に示すように、コイル2443に直列接続されたLED2442にも同量の電流ILEDが流れて、LED2442が発光する。電流I、電流ILEDの電流値は、時間tと共に変化する。コイル2443の電流Iが0〜iまで増加すると共に、LED2442に流れる電流ILEDも0〜iまで増加する。
次いでスイッチング素子2445に入力するスイッチング・パルスSWの立ち上がりエッジ(図25(a))で、スイッチがオフになる。直流電源2441からの電圧の印加が遮断されると、コイル2443に逆起電力が発生する。この逆起電力によりコイル2443には電流Iが流れる。その電流値は時間tと共に変化してI=i〜0まで減少する。回路に生じる逆起電圧は、LED2442及びダイオード2444に対して順方向に印加されるので、コイル2443の電流IはLED2442及びダイオード2444に流れる。従って、図25(c)に示すように、LED2442には電流ILEDがILED=i〜0まで減少しつつ流れ、LED2442が発光する。
このように、この従来例による発光ダイオード駆動装置によれば、スイッチング素子2445によりスイッチがオンになっているときには、直流電源2441からの出力電圧の印加によりLED2442を発光させ、スイッチがオフになっているときにはコイル2443の逆起電力を利用してLED2442を発光させるようにしている。従って、公知の抵抗を用いた発光ダイオード駆動装置で生じる消費電力の損失を低減させて、小さな消費電力でLEDを発光させることができる。
特開2001−313423号公報 特開2001−8443号公報
第1の従来例の発光ダイオード駆動装置は、以下の問題がある。
(1)昇圧チョッパBUT2301であるため、スイッチング素子2312がオフの間、発光ダイオードLED2314に電流が流れない。そのため、発光輝度にちらつきが生じる。
(2)スイッチング素子Q2312、及び発光ダイオードLED2314に流れる電流の検出に抵抗SD2315、抵抗LD2316を使用しているため、抵抗SD、LDによる電力損失が大きい。特に、LED照明装置においては、LEDの発光輝度を向上させるために、LEDに流す電流を増大させる必要がある。この場合、従来例に示すような抵抗SD、LDによる直接的な電流検出方法では、電力損失が増大する。
(3)抵抗2317及び抵抗2318を使用した入力電圧検出であるため、発光ダイオード駆動装置が動作している間、この入力電圧検出用抵抗2317及び2318により常に電力損失が生じている。
(4)回路部品点数が多くなり、発光ダイオード駆動装置の小型化に対して支障となる。特に、電球型LED照明においては不適である。
前記他の従来例の発光ダイオード駆動装置は、以下の問題がある。
(1)スイッチング素子2445が、単にスイッチング・トランジスタと発振器との組み合わせであり、入力電圧の変動に対して発光ダイオードに流れる電流を精度良く制御できない。
本発明は、上記課題に鑑み、簡便な構成で、電力損失の小さい発光ダイオード駆動用半導体回路、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置を提供するものである。
本発明は、入力電圧の変動に対して発光ダイオードに流れる電流を精度良く制御できる発光ダイオード駆動用半導体装置、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。
請求項1に記載の発明は、電圧源から電源電圧を印加されるチョークコイルと、前記チョークコイルと直列に接続された1つ以上の発光ダイオードと、一端を前記チョークコイルに接続され、他端を前記発光ダイオードに接続されて、前記チョークコイルに生じる逆起電力を前記発光ダイオードに供給するダイオードと、を有する発光ダイオードブロックを、制御するための発光ダイオード駆動用半導体回路であって、前記発光ダイオード駆動用半導体回路は、前記発光ダイオードと接続された第1の入力端子と、前記第1の入力端子又は前記電圧源に一端を接続された第1の接合型FETと、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された第1のスイッチング素子と、で構成されるスイッチング素子ブロックと、前記第1の接合型FETの他端と接続されて、基準電圧を出力する基準電圧端子と、前記基準電圧が所定値以上であれば起動信号を出力し、前記基準電圧が前記所定値よりも小さければ停止信号を出力する起動/停止回路と、前記第1の入力端子から前記第1のスイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記発光ダイオードに流れる電流が一定となるように、前記起動/停止回路の出力信号と前記電流検出回路の出力信号とに基づいて、前記第1のスイッチング素子を所定の発振周波数で断続的にオン/オフ制御する制御回路と、を有することを特徴とする発光ダイオード駆動用半導体回路である。
以上のように構成することにより、第1のスイッチング素子がオン状態にあるときは、チョークコイル→発光ダイオード→第1のスイッチング素子、の向きに電流が流れる。第1のスイッチング素子がオフ状態にあるときは、チョークコイルと発光ダイオードとダイオードで構成される回路ループを、チョークコイル→発光ダイオード→ダイオードの向きに電流が流れる。この発明は、降圧チョッパのような動作をする。この発明によれば、電力変換効率が高く、部品点数が少なく小型で、入力電圧が変動しても発光ダイオードに流れる電流を定電流で制御する発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記スイッチング素子ブロックが、前記第1の入力端子とグランド電位との間に、前記第1の接合型FETと前記第1のスイッチング素子とを直列に接続して構成されることを特徴とする。
この発明は、第1の接合型FETと第1のスイッチング素子とを共通のパッケージで構成する場合に適している。
この発明によれば、スイッチング素子ブロックから制御回路への電力供給が可能となるため、起動抵抗等による電力損失が少なくなり、電力変換効率が高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記スイッチング素子ブロックが、前記第1の入力端子と前記基準電圧端子との間に接続された前記第1の接合型FETと、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された前記第1のスイッチング素子と、で構成されることを特徴とする。
この発明は、第1の接合型FETと第1のスイッチング素子とを別々のパッケージで構成する場合に適している。
この発明によれば、スイッチング素子ブロックから制御回路への電力供給が可能となるため、起動抵抗等による電力損失が少なくなり、電力変換効率が高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記発光ダイオード駆動用半導体回路が、前記電圧源の前記電源電圧を入力する第2の入力端子を更に有し、前記スイッチング素子ブロックは、前記第2の入力端子と前記基準電圧端子との間に接続された前記第1の接合型FETと、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された前記第1のスイッチング素子と、で構成されることを特徴とする。
第1の接合型FETによるピンチオフ効果により、第1の接合型FETの高電位側に印加される高電圧が、第1の接合型FETの低電位側では低い電圧でピンチオフされる。
この発明によれば、スイッチング素子ブロックから制御回路への電力供給が可能となるため、起動抵抗等による電力損失が少なくなり、電力変換効率が高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
この発明によれば、第1のスイッチング素子の動作を停止させている間(オフ状態のまま)、発光ダイオードが微弱な発光を行うことを防止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記第1の接合型FETと前記基準電圧端子との間にレギュレータを有することを特徴とする。
この発明によれば、制御回路動作中の基準電圧を一定に保つことが出来るため、第1のスイッチング素子の制御を安定して実現できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記電流検出回路は、前記第1のスイッチング素子のオン電圧を検出することにより、前記第1のスイッチング素子の電流を検出することを特徴とする。
この発明は、第1のスイッチング素子のオン電圧を検出することにより、電力損失を低減したスイッチング素子の電流検出、すなわち発光ダイオードに流れる電流ピーク値の検出を実現できる。
この発明によれば、電力変換効率が高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記第1のスイッチング素子に流れる電流に対して一定の小さい電流比を有する第2のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子と直列に接続された抵抗と、を前記第1のスイッチング素子と並列に、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続し、前記電流検出回路は、前記抵抗の両端の電圧を検出することにより、前記第1のスイッチング素子の電流を検出することを特徴とする。
この発明は、第1のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に移行するときであっても、第1のスイッチング素子に流れる電流を正確に検出できる。
この発明は、抵抗により直接大電流を検出しないため、電力損失を低減したスイッチング素子の電流検出、すなわち発光ダイオードに流れる電流ピーク値の検出を実現できる。
この発明によれば、電力変換効率が高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記発光ダイオード駆動用半導体回路が、検出基準電圧を入力する第3の入力端子を更に有し、前記制御回路は、外部から前記第3の入力端子に入力される前記検出基準電圧に応じて、前記第1のスイッチング素子のオン期間を変えることにより、前記発光ダイオードの発光輝度を調整することを特徴とする。
この発明は、調光機能を有した電力変換効率の高い発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記発光ダイオード駆動用半導体回路が、前記第1の接合型FETの低電位側に接続された入力電圧検出回路を更に有し、前記制御回路は、前記入力電圧検出回路の検出電圧が所定値以上においてのみ、前記第1のスイッチング素子を断続的にオンオフ制御することを特徴とする。
この発明によれば、制御回路のオンオフ制御の起動開始電圧のばらつきを低減することができる。
この発明は、抵抗による直接的な入力電圧の検出ではないため、電力変換効率が高い入力電圧検出機能を有した発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記電源電圧又は前記発光ダイオードの出力電圧を抵抗を介して入力する第4の入力端子を更に有し、前記第1の接合型FETの高電位側を前記第4の入力端子と接続し、前記抵抗によって、前記第1の接合型FETの低電位側に接続された前記入力電圧検出回路の検出電圧を調整することを特徴とする。
この発明によれば、抵抗で、スイッチング素子ブロックの第1の接合型FETにおける高電位側の電圧に対する低電位側の電圧のピンチオフ電圧を調整できる。
この発明によれば、簡単に入力電圧検出値を調整可能な、電力変換効率の高い、入力電圧検出機能を有した発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記発光ダイオードの出力電圧を入力する前記第1の入力端子、又は前記電源電圧を入力する前記第2の入力端子に接続された第2の接合型FETと、スイッチを切り替えることにより一端を前記第1の接合型FET又は前記第2の接合型FETのいずれかと接続され、他端を前記レギュレータと接続された切り替えスイッチ回路と、を更に有し、前記切り替えスイッチ回路は、前記入力電圧検出回路の前記検出電圧が所定値よりも小さい間前記第1の接合型FETと接続し、前記検出電圧が所定値以上になれば前記第2の接合型FETと接続することを特徴とする。
この発明によれば、検出電圧が所定値に達した後の入力電圧検出値調整用の抵抗による電力損失を低減できる。
この発明によれば、請求項10に記載の発明よりも電力変換効率の高い、入力電圧検出機能を有した発光ダイオード駆動用半導体回路を実現できる。
請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路において、前記第1のスイッチング素子の温度を検出する過熱保護回路を更に有し、前記制御回路は、前記過熱保護回路の検出する温度が所定の温度より高い場合に、前記第1のスイッチング素子をオフすることを特徴とする。
この発明によれば、更なる発光ダイオード駆動用半導体回路の安全性確保を実現できる。
請求項13に記載の発明は、電圧源から電源電圧を印加されるチョークコイルと、前記チョークコイルと直列に接続された1つ以上の発光ダイオードと、一端を前記チョークコイルに接続され、他端を前記発光ダイオードに接続されて、前記チョークコイルに生じる逆起電力を前記発光ダイオードに供給するダイオードと、を有する発光ダイオードブロックと、前記発光ダイオードブロックを制御する請求項1から請求項12のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路と、を有することを特徴とする発光ダイオード駆動装置である。
以上のように構成することにより、第1のスイッチング素子がオン状態にあるときは、チョークコイル→発光ダイオード→第1のスイッチング素子、の向きに電流が流れる。第1のスイッチング素子がオフ状態にあるときは、チョークコイルと発光ダイオードとダイオードで構成される回路ループを、チョークコイル→発光ダイオード→ダイオードの向きに電流が流れる。この発明は、降圧チョッパのような動作をする。
この発明によれば、電力変換効率が高く、部品点数が少なく小型で、入力電圧が変動しても発光ダイオードに流れる電流を定電流で制御する発光ダイオード駆動装置を実現できる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発光ダイオード駆動装置において、前記発光ダイオードブロックが、前記発光ダイオードに逆電圧が印加されることを防止する逆電圧破壊防止回路を更に有することを特徴とする。
この発明によれば、発光ダイオードに逆電圧がかかった場合に、発光ダイオードが破壊することを防ぐことができる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発光ダイオード駆動装置において、前記ダイオードの逆回復時間が100nsec以下であることを特徴とする。
この発明によれば、第1のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に移行する過渡状態において、ダイオードでの電力損失が低減することが可能となる。
本発明によれば、高電力変換効率で、小型の発光ダイオード駆動用半導体回路、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置を実現することができる。
本発明によれば、入力電圧の変動に対して発光ダイオードに流れる電流を精度良く制御できる発光ダイオード駆動用半導体装置、及びそれを有する発光ダイオード駆動装置を実現することができる。
本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、以下に図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1〜4を用いて、本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図1は本発明の実施の形態1である発光ダイオード駆動装置を表す。
図1において、電源電圧を出力するAC電源1(電圧源)の両端には、電源電圧を整流する整流回路2の一方の両端が接続されている。整流回路2の他方の両端には、電源電圧を安定化させるための平滑コンデンサ3が接続されている。AC電源1の電源電圧は、整流回路2により整流され、平滑コンデンサ3により平滑されて、直流電圧Vinになる。
平滑コンデンサ3の高電位側にチョークコイル4の一端とダイオード5のカソード端子とが接続される。チョークコイル4は直流電圧Vinを印加される。チョークコイル4の他端に、発光ダイオード6のアノード端子が接続される。発光ダイオード6はチョークコイル4と直列に接続される。発光ダイオード6は、1つあるいは複数の直列接続された発光ダイオード群である。発光ダイオード6のカソード端子に、ダイオード5のアノード端子が接続される。ダイオード5はチョークコイル4と発光ダイオード6とに並列に接続され、チョークコイル4に生じる逆起電力を発光ダイオード6に供給する。チョークコイル4、ダイオード5、及び発光ダイオード6をまとめて「発光ダイオードブロック」と呼ぶ。
本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動用半導体回路101は、発光ダイオード6のカソード端子と接続されて、上記の発光ダイオードブロックを制御する。コンデンサ11は、発光ダイオード駆動用半導体回路101のVCC端子(基準電圧端子)14とGND/SOURCE端子10との間に接続される。
本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオードブロック(チョークコイル4、ダイオード5、及び発光ダイオード6)、発光ダイオード駆動用半導体回路101、及びコンデンサ11を有する。
図1に示す本発明の発光ダイオード駆動装置は、直流電圧Vinを入力電圧として入力している。本発明の発光ダイオード駆動装置は、AC電源1に代えて、DC電源の出力電圧を入力してもよい。
発光ダイオード駆動用半導体回路101は、発光ダイオード6のカソード端子に接続されて発光ダイオード6の出力電圧を入力するDRAIN端子7(第1の入力端子)、グランド電位と接続されるGND/SOURCE端子10、基準電圧Vccを出力するVCC端子14、DRAIN端子7とGND/SOURCE端子10に両端を接続され、発光ダイオード6に流れる電流を制御するためのスイッチング素子ブロック111、スイッチング素子ブロックの電圧VJに基づいて、スイッチング素子ブロック111を制御するための制御回路112、スイッチング素子ブロック111に流れる電流を検出するためのドレイン電流検出回路113、スイッチング素子ブロック111の動作の起動/停止を制御するための起動/停止回路114を有する。
スイッチング素子ブロック111は、接合型FET8(第1の接合型FET)とスイッチング素子9(第1のスイッチング素子)との直列接続で構成される。実施の形態1において、接合型FET8とスイッチング素子9とは、共通のパッケージに入っている。実施の形態1において、スイッチング素子9はN型MOSFETである。
接合型FET8の一端(高電位側)はDRAIN端子7に接続され、他端(低電位側)はスイッチング素子9の一端に接続される。接合型FET8の高電位側の電圧(DRAIN端子7の電圧)をVD、低電位側の電圧をVJとすると、電圧VDと電圧VJの関係は図3に示すようになる(図3についての詳細は後述する)。
スイッチング素子9の他端は、GND/SOURCE端子10に接続される。スイッチング素子9は、制御回路112の出力信号に基づいて、ON/OFFを切り換える。これにより、発光ダイオード6に流れる電流が制御される。
制御回路112は、接合型FET8の低電位側とVCC端子14との間に接続され、基準電圧Vccを一定の値に制御するためのレギュレータ12、起動停止回路114の出力信号と発振器17のMAX DUTY信号とRSフリップフロップ18の出力信号とを入力し、GATE端子21を介してスイッチング素子9にON/OFF制御信号を出力するAND回路15、MAX DUTY信号とCLOCKとを出力する発振器17、AND回路15の出力信号を入力し、電流を検出しない時間を設けるためのパルスをAND回路19に出力するオン時ブランキングパルス発生器16、発振器17のMAX DUTY信号の反転信号とAND回路19の出力信号を入力するOR回路20、発振器17のCLOCK信号をセット端子に入力し、OR回路20の出力信号をリセット端子に入力するRSフリップフロップ回路18、ドレイン電流検出回路113とオン時ブランキングパルス発生器16の出力信号を入力し、その論理積を出力するAND回路19、グランド電位と接続される端子22を有する。
レギュレータ12は、一端を接合型FET8とスイッチング素子9との間に接続されて、電圧VJを入力して、基準電圧Vccを出力する。レギュレータ12は、基準電圧Vccが一定となるように制御して、他端に接続されたVCC端子14に出力する。
起動/停止回路114は、基準電圧Vccを入力し、基準電圧Vccが所定値以上であれば起動信号(Highの出力信号)を出力し、基準電圧Vccが所定値よりも小さければ停止信号(Lowの出力信号)を出力する。
ドレイン電流検出回路113は比較器13で構成される。比較器13は、接合型FET8の低電位側の電圧VJをプラス端子に入力し、マイナス端子に検出基準電圧Vsnを入力する。比較器13は、電圧VJが検出基準電圧Vsnよりも大きければHighを出力し、電圧VJが検出基準電圧Vsnよりも小さければLowを出力する。比較器13の出力信号は、AND回路19に入力される。スイッチング素子9に流れる電流は、スイッチング素子9のオン電圧をドレイン電流検出回路113の検出基準電圧Vsnと比較することにより検出される。この検出基準電圧Vsnによって、発光ダイオードの発光輝度を予め設定しておくことができる。
オン時ブランキングパルス発生器16は、AND回路15の出力信号を入力し、スイッチング素子9がオフからオンに切り替わってからある一定の時間(例えば数百nsec)Lowの出力信号を出力する。オン時ブランキングパルス発生器16は、それ以外ではHighの出力信号を出力する。
一般に、スイッチング素子9がオフからオンに切り替わるとき、スイッチング素子自体のC(容量)や、配線長に起因したC(容量)やL(インダクタンス)によって、過渡的な電流が流れる。また、スイッチング素子9のドレイン−ソース間電圧は、スイッチング素子9がオフからオンに切り替わってからある一定の時間(一般的には数百nsec)かかって入力電圧Vinからオン電圧まで低下していく。そのため、電圧がオン電圧まで低下するまでの間、ドレイン電流検出回路113がオン電圧と検出基準電圧Vsnとを比較しても、ドレイン電流IDを正確に検出できない。このドレイン電流に基づいて動作すると、制御回路112は安定したオンオフ制御をできなくなる。そのため、制御回路112は、オン時ブランキングパルス発生器16により、電流を検出しない時間を設けて、ドレイン電流検出回路113による正しくない検出結果を用いることを防いでいる。
AND回路19は、ドレイン電流検出回路113の出力信号とオン時ブランキングパルス発生器16の出力信号とを入力して、両方の信号がHighのときにHighを出力し、それ以外のときはLowを出力する。スイッチング素子9のオフ状態からオン状態に切り替わるときに発生するリンギングによって、スイッチング素子9のオンオフ制御が誤動作することを、オン時ブランキングパルス発生器16の出力信号とドレイン電流検出回路113の出力信号をAND回路19に入力することで防いでいる。
OR回路20は、AND回路19の出力信号と発振器17のMAX DUTYの反転信号とを入力し、少なくともいずれか一方がHighであればHighを出力し、両方の信号がLowのときはLowを出力する。即ち、スイッチング素子9のオンデューティーは、発振器17のMAX DUTY信号の反転信号とドレイン電流検出回路113の出力信号とが入力されたOR回路20の出力信号により規定される。
RSフリップフロップ回路18は、セット端子に発振器17のCLOCKを入力し、リセット端子にOR回路20の出力信号を入力する。
AND回路15は、起動/停止回路114の出力信号、発振器17のMAX DUTY信号、及びRSフリップフロップ回路18の出力信号を入力し、いずれもがHighであればHighを出力し、それ以外のときはLowを出力する。このAND回路15の出力信号に基づいて、スイッチング素子9はオン/オフを切り換える。
図2及び図3を用いて、本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動装置の動作を説明する。図2は実施の形態1の発光ダイオード駆動装置を用いた場合の、直流電圧(Vin)の波形、DRAIN端子電圧(VD)の波形、VCC端子電圧(Vcc)の波形、DRAIN電流(ID)の波形、チョークコイル電流(IL)の波形(即ち発光ダイオードに流れる電流の波形)、検出基準電圧(Vsn)の波形を示す。
図3は、電圧VD(接合型FET8の高電位側)と電圧VJ(接合型FET8の低電位側)との関係を示す。起動開始電圧VDSTARTは、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始されるときの接合型FET8の高電位側の電圧(DRAIN端子7の電圧)VDの値である。
図2において、直流電圧Vinは、AC電源1と整流回路2と平滑コンデンサ3により得られる電圧である。直流電圧Vinは、チョークコイル4と発光ダイオード6を介してスイッチング素子ブロック111の接合型FET8の高電位側に印加される。接合型FET8の高電位側の電圧VDは徐々に上昇する(図2の第1期間)。図3に示すように、接合型FET8の低電位側の電圧VJは、高電位側の電圧VDの上昇とともに上昇する(領域A)。高電位側の電圧VDが更に上昇して所定の電圧VDP以上になると、ピンチオフにより、低電位側の電圧VJは一定の電圧値VJPになる(領域B)。
接合型FET8の低電位側に接続されたレギュレータ12により、制御回路112のVCC端子14の電圧Vccは上昇する。
VCC端子14の電圧Vccが起動/停止回路114の起動電圧Vcc0に達すると(この時、接合型FET8の高電位側の電圧VD=VDSTARTである。)、起動/停止回路114は起動信号を出力し、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始される(図2の第2期間)。制御回路112の停止は、VCC端子14の電圧が起動/停止回路114の停止電圧を下回ることで制御される。VCC端子14の電圧Vccはレギュレータ12により常に一定電圧Vcc0となるように制御される。
スイッチング素子9の発振周波数及びMAXオンデューティーは、それぞれ発振器17のCLOCK信号及びMAX DUTY信号により規定される。スイッチング素子9に流れる電流は、スイッチング素子9のオン電圧をドレイン電流検出回路113の検出基準電圧Vsnと比較することにより検出される。
スイッチング素子9がオンして、スイッチング素子9のオン電圧がVsnに達すると、発振器17の次のCLOCK信号がRSフリップフロップ18のセット端子に入力されるまで、スイッチング素子9をオフ状態にする。即ち、スイッチング素子9のオンデューティーは、発振器17のMAX DUTY信号の反転信号とドレイン電流検出回路113の出力信号が入力されたOR回路20の出力信号により規定される。
以上のように、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御がなされ、スイッチング素子9に流れる電流IDは、図2に示すようになる。
スイッチング素子9がオン状態であるとき、IDPをピークとする電流IDが、チョークコイル4→発光ダイオード6→スイッチング素子9の向きに流れる。チョークコイル4に流れる電流(即ち、発光ダイオード6に流れる電流)は、図2のILに示すような波形となる。スイッチング素子9がオン状態のとき、電流IL=電流IDである。
スイッチング素子9がオフ状態のとき、電流ILがチョークコイル4→発光ダイオード6→ダイオード5の閉ループを流れる。
従って、発光ダイオード6に流れる電流の平均電流は、図2のIL0となる。
上記のように構成された本発明の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置は下記の(1)〜(4)の効果を有する。
(1)本発明は、抵抗が不要であるため、起動時の電力損失がない。一般的に、従来の発光ダイオード駆動用半導体回路に対する電力供給は、入力電圧(高電圧)から直流的に抵抗を介して行われる。この電力供給は起動・停止のみならず、通常動作中も同じように行われるため、抵抗での電力損失が発生する。しかし、本発明の実施の形態1の構成にすれば、このような抵抗は不要であるため、電力損失がない。
(2)本発明は、ドレイン電流検出回路113によりスイッチング素子9のオン電圧を検出することによって、スイッチング素子9に流れる電流IDを検出するため、従来例のような電流検出用の抵抗が不要となる。本発明によれば、電流検出用の抵抗による電力損失が発生しない。
(3)本発明は、接合型FET8を使用することにより、入力電源として低電圧から高電圧まで使用できる。本発明によれば、部品点数の少ない、小型の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置で、安定した発光輝度を得ることができる。
(4)本発明は、ドレイン電流検出回路の検出基準電圧Vsnを変えることで、発光ダイオードの発光輝度を予め設定しておくことができる。
尚、図1中において、スイッチング素子ブロック111、制御回路112、ドレイン電流検出回路113、及び起動/停止回路114を同一基板上に形成した発光ダイオード駆動用半導体回路101とすることで、更なる発光ダイオード駆動装置の小型化が実現できる。これは、以降に示す実施の形態においても同様である。
なお、図4に示したように、発光ダイオード6と直列に逆電圧破壊防止回路401を、あるいは発光ダイオード6と並列に逆電圧破壊防止回路402を設けることにより、発光ダイオード6に逆電圧がかかった場合に、発光ダイオード6が破壊することを防ぐことができる。
なお、スイッチング素子9がオフ状態からオン状態に移行する過渡状態において、ダイオード5の逆回復時間(Trr)が遅いと電力損失が大きくなるため、本発明の実施の形態1のダイオード5の逆回復時間(Trr)は100nsec以下である。
《実施の形態2》
図5及び図6を用いて、本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図5は本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置である。
図5に示す本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置においては、発光ダイオード駆動用半導体回路101のドレイン電流検出回路113の検出基準電圧Vsnを決める端子SNを外部端子521(第3の入力端子)とする。それ以外については、実施の形態2の発光ダイオード駆動装置の回路構成は、図1に示す実施の形態1と基本的に同じである。
図6を用いて、本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置の動作を説明する。図6は実施の形態2の発光ダイオード駆動装置を用いた場合の、直流電圧(Vin)の波形、DRAIN端子電圧(VD)の波形、VCC端子電圧(Vcc)の波形、DRAIN電流(ID)の波形、チョークコイル電流(IL)の波形(即ち発光ダイオードに流れる電流の波形)、検出基準端子電圧(Vsn)の波形を示す。
本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置の起動・停止に関しては、本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動装置と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態2のドレイン電流検出回路113の検出基準電圧Vsnは、外部端子SN521に入力される電圧により可変である。例えば、図6に示すように外部端子SN521に入力する電圧Vsnを3段階で徐々に低下させた場合、ドレイン電流検出回路113のドレイン電流検出レベルも3段階で徐々に低下するため、スイッチング素子9に流れる電流IDも3段階で徐々に低下する。これにより、スイッチング素子9には、図6のIDで示すようにPWM制御された電流が流れる。チョークコイル4に流れる電流IL(即ち、発光ダイオード6に流れる電流)は図5で示すようになり、発光ダイオード6の平均電流IL0は図5のように3段階で低下する。このように外部端子SN521に入力するVsn電圧により、発光ダイオード6の平均電流が変化するため、実施の形態2の発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオード6を調光することが可能となる。
なお、実施の形態2のドレイン電流検出回路113は、検出基準電圧Vsnの変動に対して発光ダイオード6の平均電流が比例して変化するように、動作した。これに代えて、ドレイン電流検出回路113は、検出基準電圧Vsnの変動に対して発光ダイオード6の平均電流が反比例して変化するように、動作してもよい(以降の実施の形態においても同様である)。
本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態1において示した効果に加えて、更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、ドレイン電流検出回路の検出基準電圧を決める端子を外部端子SN521とすることにより、外部から容易に発光ダイオード6の発光輝度を調整することができる。即ち、本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、調光機能を有する。
《実施の形態3》
図7及び図8を用いて、本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図7は本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動装置は、クランプ回路722を実施の形態2のスイッチング素子ブロック111に並列接続した。それ以外については、本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動装置は、図5に示す本発明の実施の形態2の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
スイッチング素子9がオン状態からオフ状態へ移行するときに、配線容量や配線インダクタンスで生ずるリンギングにより、スイッチング素子ブロック111の高電位側の電圧VDが、スイッチング素子9の耐圧を超える電圧となる場合がある。これが、スイッチング素子9の破壊につながる可能性がある。
実施の形態3の発光ダイオード駆動装置は、スイッチング素子9の耐圧よりも低いクランプ電圧を有するクランプ回路722をスイッチング素子ブロック111と並列に接続する。クランプ回路722は、一端を発光ダイオード6とDRAIN端子7との間に接続され、他端をGND/SOURCE端子10に接続される。実施の形態3において、クランプ回路722は発光ダイオード駆動用半導体回路101に対して外付けされる。クランプ回路722は、スイッチング素子ブロック111の高電位側の電圧VDをこのクランプ電圧でクランプし、スイッチング素子9の破壊を防ぐ。
図8は、クランプ回路722にツェナーダイオード822を用いた場合の発光ダイオード駆動装置を示す図である。実施の形態3のクランプ回路722には、図8に示すように例えばツェナーダイオード822を用いる。ツェナーダイオード822は、カソード端子をDRAIN端子7に接続し、アノード端子をGND/SOURCE端子10に接続される。
本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態1及び2において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動装置は、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御において、配線容量や配線インダクタンスにより発生するスイッチング素子ブロック111の高電位側の電圧VDの跳ね上がりをスイッチング素子9の耐圧以下にクランプさせることが可能である。スイッチング素子9の破壊を防ぐことにより、更に安全性の高い発光ダイオード駆動装置を実現することができる。
以下の実施の形態においても同様に、クランプ回路722を追加することでスイッチング素子9の破壊を防ぐという効果を得ることができる。
《実施の形態4》
図9を用いて、本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図9は本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路101は、図5の実施の形態2の発光ダイオード駆動用半導体回路101に過熱保護回路923を追加した構成である。それ以外については、本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置は、実施の形態2の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
過熱保護回路923は、スイッチング素子9の温度を検出する。特に、スイッチング素子9を有するスイッチング素子ブロック111と、過熱保護回路923を有する制御回路112とを発光ダイオード駆動用半導体回路101の同一の基板上に形成すると、過熱保護回路923の温度検出精度が高くなる。
過熱保護回路923はスイッチング素子9の異常な温度上昇を検出すると、スイッチング素子9を強制的にオフさせる信号を出力する。AND回路15は、このオフ信号を入力し、スイッチング素子9を強制的にオフにする。これにより、スイッチング素子9の温度を下げることができる。
スイッチング素子9の強制的なオフ状態の解除は、下記の2通りの方法がある。
(1)発光ダイオード駆動装置への電源供給を一端停止し、再度電源供給を開始するまでこのオフ状態を保持するラッチモード。
(2)過熱保護回路923により規定された温度以下になるまでスイッチング素子9をオフ状態に保持し、この規定された温度以下になれば自動的にオフ状態を解除する自己復帰モード。
本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態2において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動用半導体回路によれば、異常な温度上昇によるスイッチング素子9の破壊を回避することができるため、更に安全性の高い発光ダイオード駆動装置を実現できる。
以下の実施の形態においても同様に、過熱保護回路923を追加することで異常な温度上昇によるスイッチング素子9の破壊を回避するという効果を得ることができる。
《実施の形態5》
図10を用いて、本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図10は本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、ドレイン電流検出回路113の構成が図5に示す実施の形態2と異なる。それ以外については、本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態2の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
本発明の実施の形態5のドレイン電流検出回路113は、比較器13に加えて、更にスイッチング素子1024(第2のスイッチング素子)と抵抗1025とを有する。スイッチング素子1024と抵抗1025とは直列に接続される。
スイッチング素子1024は、スイッチング素子9と並列に、一端を接合型FET8の低電位側と接続され、他端を抵抗1025と接続される。スイッチング素子1024は、スイッチング素子9に対して一定の小さい電流比を有する。スイッチング素子1024には、スイッチング素子9に流れる電流よりも小さい一定の電流比の電流が流れる。
抵抗1025は、スイッチング素子1024とGND/SOURCE端子10との間に接続される。
実施の形態2のドレイン電流検出回路113は、スイッチング素子9のオン電圧を検出した。そのため、実施の形態2のドレイン電流検出回路113は、スイッチング素子9がオフ状態からオン状態に移行してから一定の時間(一般的には数百nsec)、ドレイン電流IDを正確に検出できなかった。そこで、オン時ブランキングパルス発生器16を設けて、ドレイン電流を検出しない時間を設けていた。
これに対し、実施の形態5のドレイン電流検出回路113は、スイッチング素子9に流れる電流IDを抵抗1025の両端電圧で検出して、比較器13に入力する。そのため、本発明の実施の形態5のドレイン電流検出回路113は、(抵抗1025に流れた電流×抵抗値)で決まる電圧と検出基準電圧Vsnとを比較するので、実施の形態2のように正確にドレイン電流を検出できなくなるという時間が生じない。
本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態2において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、スイッチング素子9がオフ状態からオン状態に移行するときであっても、ドレイン電流IDを正確に検出できる。
なお、スイッチング素子9がオフ状態からオン状態に切り替えた瞬間に、スイッチング素子自体の容量Cや、配線長に起因した容量CやインダクタンスLによって、過渡的な電流が流れる。そのため、本発明の実施の形態5においては、スイッチング素子を安定にオンオフ動作させるために、オン時ブランキングパルス発生器16を用いている。
《実施の形態6》
図11を用いて、本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図11は本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、スイッチング素子ブロック111の接合型FET1108の接続が図10に示す実施の形態5と異なる。それ以外については、本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態5の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
実施の形態1〜5のスイッチング素子ブロック111においては、接合型FET8とスイッチング素子9とが直列に接続されていた。実施の形態1〜5のスイッチング素子ブロック111は、接合型FET8とスイッチング素子9とを一体化して、一つのパッケージで構成する場合に適していた。
本発明の実施の形態6のスイッチング素子7は、接合型FET1108をDRAIN端子7とレギュレータ12との間に接続し、スイッチング素子9をDRAIN端子7とGND/SOURCE端子10との間に接続する。これは、接合型FET1108とスイッチング素子9とを別々のパッケージで構成する場合に適している。
本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態5と同一の効果を有する。
《実施の形態7》
図12を用いて、本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図12は本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、図11に示す実施の形態6の構成に入力電圧検出回路1229を追加した。それ以外については、本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態6の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
本発明の実施の形態7の接合型FET1108の高電位側の電圧VDと低電位側の電圧VJは、図3に示す関係である。実施の形態1で説明したように、この関係は大きく2つの領域Aと領域Bとに分けられる。図3の電圧VDSTARTは、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始されるときの接合型FET8の高電位側の電圧VDである。図3において起動開始電圧VDSTARTは領域A内にあるが、接合型FET8の出来映えにより、起動開始電圧VDSTARTの値にバラツキが発生する。そのため、図11に示す実施の形態6の発光ダイオード駆動装置は、ある程度の入力電圧検出は可能であるが、精度の良い入力電圧検出はできない。
実施の形態7の発光ダイオード駆動装置は、接合型FET8の低電位側とAND回路15との間に入力電圧検出回路1229を接続する。実施の形態7において、入力電圧検出回路1229は制御回路112内に含まれる。入力電圧検出回路1229は、接合型FET8の低電位側の電圧VJが所定値以上であればHighの信号を出力し、電圧VJが所定値よりも小さければLowを出力する。これにより、実施の形態7は、オンオフ制御の起動開始電圧VDSTARTのバラツキを低減することができる。
本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態6において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
(1)入力電圧検出用の外付け部品が不要であるため、小型で高機能な発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置を実現できる。
(2)入力電圧検出精度が高く、且つ入力電圧検出に抵抗が不要なために、抵抗による電力損失が無い。
《実施の形態8》
図13を用いて、本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図13は本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、直流電圧Vinを入力するIN端子(第2の入力端子)1301を有し、スイッチング素子ブロック111の接合型FET8の高電位側の接続がIN端子1301になっていることが、実施の形態7と異なる。それ以外については、本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態7の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
実施の形態1〜7において、スイッチング素子9の動作を停止させている間(オフ状態のまま)における発光ダイオード駆動用半導体回路101への電力供給は、直流電源Vin→コイル4→発光ダイオード6→DRAIN端子7→接合型FET端子8(又は1108)→VCC端子14の経路となるために、発光ダイオード6は微弱に発光してしまう。
これに対し、実施の形態8の発光ダイオード駆動装置においては、直流電源Vin→IN端子1301→接合型FET1108→VCC端子14の経路となり、発光ダイオード6を経由しないため、発光ダイオードは微弱な発光を行わない。
本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態7において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、スイッチング素子9の動作を停止させている間(オフ状態のまま)、発光ダイオードの微弱な発光を防止できる。
《実施の形態9》
図14及び図15を用いて、本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図14は本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動装置は、図12に示す実施の形態7の構成に、起動開始電圧VDSTARTを変更するための抵抗1430と、電圧VDを抵抗1430を介して入力するIN端子1401(第4の入力端子)とを追加したことが、実施の形態7と異なる。それ以外については、本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態7の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
図14に示すように、実施の形態9の発光ダイオード駆動装置は、発光ダイオード6のカソード端子とIN端子1401の間に抵抗1430を接続する。つまり、抵抗1430は、発光ダイオード駆動用半導体回路101に外付けされる。
IN端子1401は、抵抗1430を介して電圧(電圧VD−抵抗1430の抵抗値×電流)を入力する。接合型FET1108の高電位側はIN端子1401と接続される。抵抗1430により、DRAIN端子7の電圧VDと、接合型FET1108の低電位側の電圧VJは、図15に示すようになる。
図15は、実施の形態9におけるDRAIN端子7の電圧VDと接合型FET1108の低電位側の電圧VJとの関係を示す。図15において、1501は本発明の実施の形態9における抵抗1430がある場合のVD−VJ特性であり、301は本発明の実施の形態1〜8における抵抗1430がない場合のVD−VJ特性である。
本発明の実施の形態9の起動開始電圧VDSTARTは、抵抗1430が無い状態301と比べて、VDの高電位側にシフトする。シフト量は、抵抗1430の抵抗値と接合型FET1108に流れる電流の積に依存する。そのため、抵抗1430の抵抗値を変更すれば、容易に起動開始電圧VDSTARTを変更することができる。
本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態7において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、制御回路112内の入力電圧検出回路1229による起動開始電圧VDSTARTのばらつきの調整だけでなく、外付け抵抗1430の抵抗値の変更により、容易に起動開始電圧VDSTARTを変更できる。
《実施の形態10》
図16を用いて、本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図16は本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動装置は、図13に示す実施の形態8の構成に抵抗1630を追加し、直流電圧Vinが抵抗1630とIN端子1301とを介して、接合型FET8の高電位側に印加されていることが、実施の形態8と異なる。それ以外については、本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動装置は、実施の形態8の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態8において示した効果に加えて、図14で示す本発明の実施の形態9と同じ効果を更に有する。つまり、本発明の実施の形態10の起動開始電圧VDSTARTは、抵抗1630によって、抵抗1630が無い状態301と比べて、VDの高電位側にシフトする(図15)。シフト量は、抵抗1630の抵抗値と接合型FET8に流れる電流の積に依存する。そのため、抵抗1630の抵抗値を変更すれば、容易に入力電圧検出回路1229が入力する入力電圧検出値(VJ)を変更することができる。つまりは、起動開始電圧VDSTARTを変更できる。
《実施の形態11》
図17を用いて、本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図17は本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、図14に示す実施の形態9の構成に、接合型FET1731と切り替えスイッチ1732とを追加した。それ以外については、本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態9の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
接合型FET1731は、DRAIN端子7(スイッチング素子9の高電位側)と、切り替えスイッチ1732との間に接続される。実施の形態11においては、接合型FET1731は、スイッチング素子ブロック111に含まれる。
切り替えスイッチ1732は、第一の切り替えスイッチ端子(図17の上側の端子)に、スイッチング素子ブロック111の接合型FET1108の低電位側を接続する。切り替えスイッチ1732は、第二の切り替えスイッチ端子(図17の下側の端子)に、新たに追加した接合型FET1731の低電位側を接続する。この切り替えスイッチ1732は、入力電圧検出回路1229の出力信号に基づいて、第一の切り替えスイッチ端子と第二の切り替えスイッチ端子との接続を切り替える。実施の形態11においては、切り替えスイッチ1732は、制御回路112に含まれる。
図17に示す発光ダイオード駆動装置において、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始される前、切り替えスイッチ1732は接合型FET1108と接続する。これにより、抵抗1430で、起動開始電圧VDSTARTを変更することができる。
制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始されると同時に、入力電圧検出回路1229の出力信号により、切り替えスイッチ1732はレギュレータ12との接続を、接合型FET1108から接合型FET1731に切り替える。これにより、抵抗1430による電力損失を防ぐことができる。
本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態9において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始された後の抵抗1430で発生する電力損失が無くなる。
なお、接合型FET1731の一端をDRAIN端子7と接続することに代えて、直流電圧Vinを入力するように接続しても良い。例えば図13に示すように、直流電圧Vinを入力する入力端子1301を設け、接合型FET1731は一端を入力端子1301と接続し、他端を切り替えスイッチ1732と接続する。これにより、図13に示す実施の形態8と同じように、スイッチング素子9の動作を停止させている間、発光ダイオード6が微弱な発光をすることを防止できるという効果が更に得られる。
《実施の形態12》
図18を用いて、本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図18は本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動装置の発光ダイオード駆動用半導体回路は、図16に示す実施の形態10の構成に、接合型FET1731と切り替えスイッチ1732とを追加した。それ以外については、本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態10の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
接合型FET1731は、DRAIN端子7(スイッチング素子9の高電位側)と、切り替えスイッチ1732との間に接続される。実施の形態12においては、接合型FET1731は、スイッチング素子ブロック111に含まれる。
切り替えスイッチ1732は、第一の切り替えスイッチ端子(図18の上側の端子)に、スイッチング素子ブロック111の接合型FET1108の低電位側を接続する。切り替えスイッチ1732は、第二の切り替えスイッチ端子(図18の下側の端子)に、新たに追加した接合型FET1731の低電位側を接続する。この切り替えスイッチ1732は、入力電圧検出回路1229の出力信号に基づいて、第一の切り替えスイッチ端子と第二の切り替えスイッチ端子との接続を切り替える。実施の形態12においては、切り替えスイッチ1732は、制御回路112に含まれる。
本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、図16の本発明の実施の形態10において示した効果に加えて、図17で示す本発明の実施の形態11で追加された効果と同じ効果を更に有する。つまり、図18に示す発光ダイオード駆動装置において、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御が開始されると同時に、入力電圧検出回路1229の出力信号により、切り替えスイッチ1732はレギュレータ12との接続を、接合型FET1108から接合型FET1731に切り替える。これにより、オンオフ制御が開始された後の抵抗1630による電力損失を防ぐことができる。
なお、接合型FET1731の一端をDRAIN端子7と接続することに代えて、直流電圧Vinを入力するように接続しても良い。この場合、発光ダイオード駆動用半導体回路101は、図18の入力端子1301とは別に、抵抗1630を介さずに直流電圧Vinを入力する入力端子を更に設ける。その入力端子と切り替えスイッチ1732との間に接合型FET1731を接続する。これにより、スイッチング素子9の動作を停止させている間、発光ダイオード6が微弱な発光をすることを防止できるという効果が更に得られる。
《実施の形態13》
図19を用いて、本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図19は本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動装置は、図17に示す実施の形態11の構成に、抵抗1933、抵抗1934、比較器1935、及び入力端子INH1936を追加した。それ以外については、本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態11の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。
実施の形態13において、抵抗1933と抵抗1934は、発光ダイオード駆動用半導体回路101に対して外付けされる。比較器1935と入力端子INH1936は、発光ダイオード駆動用半導体装置101に含まれる。
図19に示す本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動装置は、直流電圧Vinを抵抗1933と抵抗1934とで分圧する。その分圧された電圧を入力端子INH1936を介して入力し、比較器1935により検出する。比較器1935は、所定値(上限値)と比較した結果を、AND回路15に出力する。これにより、本発明は、制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御のための、IN端子1301、1401、又はDRAIN端子7の入力電圧の上限値を規定することができる。
本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態11において示した効果に加えて更に下記の効果を有する。
本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、規定された直流電圧Vin以下での制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御となる。例えばAC電源のバラツキが大きい場合等で直流電圧Vinの上限が大きくなったとしても、発光ダイオード駆動装置には規定上限値の電圧値以下しか印加されないため、発光ダイオード駆動装置の劣化や破壊を防ぐことができる。本発明は、より高い安全性を確保できる。
《実施の形態14》
図20を用いて、本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図20は本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動装置は、図18に示す実施の形態12の構成に、抵抗1933、抵抗1934、比較器1935、及び入力端子INH1936を追加した。それ以外については、本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、実施の形態12の回路構成及び動作内容と基本的に同じである。抵抗1933、抵抗1934、比較器1935、及び入力端子INH1936は、図19の実施の形態13と同一である。
本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、本発明の実施の形態12において示した効果に加えて、図19で示す本発明の実施の形態13と同じ効果を更に有する。つまり、本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、規定された直流電圧Vin以下での制御回路112によるスイッチング素子9の断続的なオンオフ制御となる。例えばAC電源1のバラツキが大きい場合等で直流電圧Vinの上限が大きくなったとしても、発光ダイオード駆動装置には規定上限値の電圧値以下しか印加されないため、発光ダイオード駆動装置の劣化や破壊を防ぐことができる。本発明は、より高い安全性を確保できる。
《実施の形態15》
図21を用いて、本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図21は本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動装置を示す図である。
実施の形態1〜14の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置は、電流IDのピーク値を変えることにより、発光ダイオード6に流れる電流を制御していた(電流モード)。
実施の形態15の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、スイッチング素子9のオン期間を変えることにより、発光ダイオードに流れる電流を制御する(電圧モード)。
図21に示す本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動装置は、図5に示す本発明の実施の形態2に対して、制御回路112の構成が以下のように異なる。
(1)ドレイン電流検出回路113において、スイッチング素子9に流れる電流をスイッチング素子9のオン電圧で検出するが、検出基準電圧が一定、即ちスイッチング素子9に流れる電流の最大値は常に一定である。
(2)実施の形態15の発光ダイオード駆動用半導体装置101は、MAX DUTY信号とCLOCKに加え、更にのこぎり波SAWTOOTH信号を出力する発振器2126と、このSAWTOOTH信号と外部端子SN521に印加される電圧Vsnとを比較し、比較した結果を出力する比較器2127と、比較器2127の出力信号とAND回路19の出力信号とを入力するOR回路2128と、を有する。OR回路2128の出力信号は、RSフリップフロップ回路18のリセット端子に入力される。この構成により、外部端子SN521への入力電圧を変えることで、スイッチング素子9のオンデューティーが変化する。即ち、本発明の実施の形態15はPWM制御することになる。
本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置を使用した場合、上記のように実施の形態2と構成に違いはあるが、各端子の電流・電圧波形は図6と同じである。本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、図5に示す本発明の実施の形態2と同じ効果を有する。
《実施の形態16》
図22を用いて、本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動用半導体回路及びそれを有する発光ダイオード駆動装置について説明する。図22は本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動装置を示す図である。実施の形態16の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、図21の実施の形態15と同じように、スイッチング素子9のオン期間を変えることにより、発光ダイオードに流れる電流を制御する(電圧モード)。
図22に示す本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動装置は、図21に示す本発明の実施の形態15に対して、スイッチング素子ブロック111とドレイン電流検出回路113の構成が以下のように異なる。
(1)スイッチング素子ブロック111において、接合型FET1108をDRAIN端子7とレギュレータ12との間に接続する(図11の実施の形態6と同じ)。
(2)ドレイン電流検出回路113が、比較器13に加えて、更にスイッチング素子1024と抵抗1025とを有する(図10の実施の形態5と同じ)。
本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置を使用した場合、各端子の電流・電圧波形は図6に示すようになる。
本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、図21に示す本発明の実施の形態15と同じ効果を有する。
本発明の実施の形態16は、更に実施の形態5の効果(スイッチング素子9がオフ状態からオン状態に移行するときに、切り替えた瞬間からドレイン電流IDを正確に検出できる。)も有する。
本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動用半導体回路及び発光ダイオード駆動装置は、接合型FET1108とスイッチング素子9とを別々のパッケージで構成する場合に適している。
本発明は、発光ダイオード使用した装置・機器全般に利用可能であり、特にLED照明機器として有用である。
本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態1の発光ダイオード駆動装置の電圧及び電流の波形図 本発明の実施の形態1の電圧VDと電圧VJとの関係を示す図 本発明の発光ダイオードブロックに逆電圧破壊防止回路を追加した図 本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態2の発光ダイオード駆動装置の電圧及び電流の波形図 本発明の実施の形態3の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態3のクランプ回路の具体例を示す図 本発明の実施の形態4の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態5の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態6の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態7の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態8の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態9の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態9の電圧VDと電圧VJとの関係の図 本発明の実施の形態10の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態11の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態12の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態13の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態14の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態15の発光ダイオード駆動装置の回路図 本発明の実施の形態16の発光ダイオード駆動装置の回路図 第1の従来例の発光ダイオード駆動装置の回路図 他の従来例の発光ダイオード駆動装置の概略の構成を示す図 他の従来例の発光ダイオード駆動装置において、(a)はスイッチング・パルスSW、(b)はコイルに流れる電流、(c)はLEDに流れる電流、を示す図
符号の説明
1 AC電源
2 整流回路
3 平滑コンデンサ
4 チョークコイル
5 ダイオード
6 発光ダイオードブロック
7 DRAIN端子
8、1108、1731 接合型FET
9、1024 スイッチング素子
10 GND/SOURCE端子
11 コンデンサ
12 レギュレータ
13、1935、2127 比較器
14 VCC端子
15、19 AND回路
16 オン時ブランキングパルス発生器
17、2126 発振器
18 RSフリップフロップ回路
20、2128 OR回路
101 発光ダイオード駆動用半導体回路
111 スイッチング素子ブロック
112 制御回路
113 ドレイン電流検出回路
114 起動/停止回路
401、402 逆電圧破壊防止回路
521 外部端子SN
722 クランプ回路
822 ツェナーダイオード
923 過熱保護回路
1025、1430、1630、1933、1944 抵抗
1229 入力電圧検出回路
1301、1401 IN端子
1732 切り替えスイッチ
1936 INH端子

Claims (15)

  1. 電圧源から電源電圧を印加されるチョークコイルと、
    前記チョークコイルと直列に接続された1つ以上の発光ダイオードと、
    一端を前記チョークコイルに接続され、他端を前記発光ダイオードに接続されて、前記チョークコイルに生じる逆起電力を前記発光ダイオードに供給するダイオードと、
    を有する発光ダイオードブロックを、制御するための発光ダイオード駆動用半導体回路であって、
    前記発光ダイオード駆動用半導体回路は、
    前記発光ダイオードと接続された第1の入力端子と、
    前記第1の入力端子又は前記電圧源に一端を接続された第1の接合型FETと、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された第1のスイッチング素子と、で構成されるスイッチング素子ブロックと、
    前記第1の接合型FETの他端と接続されて、基準電圧を出力する基準電圧端子と、
    前記基準電圧が所定値以上であれば起動信号を出力し、前記基準電圧が前記所定値よりも小さければ停止信号を出力する起動/停止回路と、
    前記第1の入力端子から前記第1のスイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記発光ダイオードに流れる電流が一定となるように、前記起動/停止回路の出力信号と前記電流検出回路の出力信号とに基づいて、前記第1のスイッチング素子を所定の発振周波数で断続的にオン/オフ制御する制御回路と、
    を有することを特徴とする発光ダイオード駆動用半導体回路。
  2. 前記スイッチング素子ブロックは、前記第1の入力端子とグランド電位との間に、前記第1の接合型FETと前記第1のスイッチング素子とを直列に接続して構成されることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  3. 前記スイッチング素子ブロックは、
    前記第1の入力端子と前記基準電圧端子との間に接続された前記第1の接合型FETと、
    前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された前記第1のスイッチング素子と、
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  4. 前記発光ダイオード駆動用半導体回路は、前記電圧源の前記電源電圧を入力する第2の入力端子を更に有し、
    前記スイッチング素子ブロックは、
    前記第2の入力端子と前記基準電圧端子との間に接続された前記第1の接合型FETと、
    前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続された前記第1のスイッチング素子と、
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  5. 前記第1の接合型FETと前記基準電圧端子との間にレギュレータを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  6. 前記電流検出回路は、前記第1のスイッチング素子のオン電圧を検出することにより、前記第1のスイッチング素子の電流を検出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  7. 前記第1のスイッチング素子に流れる電流に対して一定の小さい電流比を有する第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子と直列に接続された抵抗と、
    を前記第1のスイッチング素子と並列に、前記第1の入力端子とグランド電位との間に接続し、
    前記電流検出回路は、前記抵抗の両端の電圧を検出することにより、前記第1のスイッチング素子の電流を検出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  8. 前記発光ダイオード駆動用半導体回路は、検出基準電圧を入力する第3の入力端子を更に有し、
    前記制御回路は、外部から前記第3の入力端子に入力される前記検出基準電圧に応じて、前記第1のスイッチング素子のオン期間を変えることにより、前記発光ダイオードの発光輝度を調整することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  9. 前記発光ダイオード駆動用半導体回路は、前記第1の接合型FETの低電位側に接続された入力電圧検出回路を更に有し、
    前記制御回路は、前記入力電圧検出回路の検出電圧が所定値以上においてのみ、前記第1のスイッチング素子を断続的にオンオフ制御することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  10. 前記電源電圧又は前記発光ダイオードの出力電圧を抵抗を介して入力する第4の入力端子を更に有し、
    前記第1の接合型FETの高電位側を前記第4の入力端子と接続し、
    前記抵抗によって、前記第1の接合型FETの低電位側に接続された前記入力電圧検出回路の検出電圧を調整することを特徴とする請求項9に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  11. 前記発光ダイオードの出力電圧を入力する前記第1の入力端子、又は前記電源電圧を入力する前記第2の入力端子に接続された第2の接合型FETと、
    スイッチを切り替えることにより一端を前記第1の接合型FET又は前記第2の接合型FETのいずれかと接続され、他端を前記レギュレータと接続された切り替えスイッチ回路と、
    を更に有し、
    前記切り替えスイッチ回路は、前記入力電圧検出回路の前記検出電圧が所定値よりも小さい間前記第1の接合型FETと接続し、前記検出電圧が所定値以上になれば前記第2の接合型FETと接続することを特徴とする請求項10に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  12. 前記第1のスイッチング素子の温度を検出する過熱保護回路を更に有し、
    前記制御回路は、前記過熱保護回路の検出する温度が所定の温度より高い場合に、前記第1のスイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路。
  13. 電圧源から電源電圧を印加されるチョークコイルと、前記チョークコイルと直列に接続された1つ以上の発光ダイオードと、一端を前記チョークコイルに接続され、他端を前記発光ダイオードに接続されて、前記チョークコイルに生じる逆起電力を前記発光ダイオードに供給するダイオードと、を有する発光ダイオードブロックと、
    前記発光ダイオードブロックを制御する請求項1から請求項12のいずれかの請求項に記載の発光ダイオード駆動用半導体回路と、
    を有することを特徴とする発光ダイオード駆動装置。
  14. 前記発光ダイオードブロックは、前記発光ダイオードに逆電圧が印加されることを防止する逆電圧破壊防止回路を更に有することを特徴とする請求項13に記載の発光ダイオード駆動装置。
  15. 前記ダイオードの逆回復時間が100nsec以下であることを特徴とする請求項13に記載の発光ダイオード駆動装置。
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