JP2016210234A - 点灯回路、車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成及び光源の切替制御で、第1の発光状態と第2の発光状態の双方で適切な発光動作を実現する。
【解決手段】例えば異なる配光で近傍に配置された第1、第2光源を有する光源ユニットを発光駆動する点灯回路とする。点灯回路は、第1光源及び第2光源に供給する駆動電流を生成するコンバータ部と、第1光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第1スイッチと、第2光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第2スイッチと、第1の発光状態を指示する第1指示に応じて第1スイッチと第2スイッチを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、第1光源と第2光源を交互に発光させる制御を行う制御部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】例えば異なる配光で近傍に配置された第1、第2光源を有する光源ユニットを発光駆動する点灯回路とする。点灯回路は、第1光源及び第2光源に供給する駆動電流を生成するコンバータ部と、第1光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第1スイッチと、第2光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第2スイッチと、第1の発光状態を指示する第1指示に応じて第1スイッチと第2スイッチを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、第1光源と第2光源を交互に発光させる制御を行う制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は点灯回路及び点灯回路を有する車両用灯具に関し、例えば異なる配光を果たす複数の光源を有する光源ユニットを駆動する点灯回路についての技術分野に関する。
通常、車両用前照灯ではロービーム配光とハイビーム配光の切替が可能とされている。公知の通り、ロービームは近傍を所定の照度で照明するものであって、対向車や先行車にグレアを与えないよう配光規定が定められている。ハイビームは前方の広範囲および遠方を比較的高い照度で照明するものである。
ロービーム配光とハイビーム配光の切替には多様な手法が知られている。例えばロービーム配光の際には、第1のランプを点灯し、ハイビーム配光の際には、第1のランプと第2のランプを点灯する手法がある。また、例えば特許文献1に示されるような、車両用の前照灯として2つのフィラメントを一体に内蔵したいわゆるH4バルブを用いた灯具の場合、2つの光源を選択的に点灯することで、ロービーム配光とハイビーム配光を切り替えることができる。
ロービーム配光とハイビーム配光の切替には多様な手法が知られている。例えばロービーム配光の際には、第1のランプを点灯し、ハイビーム配光の際には、第1のランプと第2のランプを点灯する手法がある。また、例えば特許文献1に示されるような、車両用の前照灯として2つのフィラメントを一体に内蔵したいわゆるH4バルブを用いた灯具の場合、2つの光源を選択的に点灯することで、ロービーム配光とハイビーム配光を切り替えることができる。
ここで、半導体発光素子(LED:Light Emitting Diode)を用いた車両用灯具として、上記のH4バルブの場合と同様の考え方でロービーム配光とハイビーム配光を切り替えることを考える。つまり、配光がロービーム用に設定されたLEDと、ハイビーム用に設定されたLEDを設け、これらのLEDを選択的に点灯するようにする。このようにすればロービーム配光時とハイビーム配光時でLEDの発熱量は変わらないので、放熱構造の小型化、低コスト化が期待できる。
しかし、ロービーム配光からハイビーム配光に切り替えても、光源光束は増えないので、配光が近傍重視から遠方重視に切り替わるのみで、結果として運転者からみて遠方は明るくなるが自車近傍は暗くなってしまう。
またロービーム用LEDとハイビーム用LEDについてそれぞれ点灯制御回路を設けることで点灯回路規模が増大してしまう。
しかし、ロービーム配光からハイビーム配光に切り替えても、光源光束は増えないので、配光が近傍重視から遠方重視に切り替わるのみで、結果として運転者からみて遠方は明るくなるが自車近傍は暗くなってしまう。
またロービーム用LEDとハイビーム用LEDについてそれぞれ点灯制御回路を設けることで点灯回路規模が増大してしまう。
このような問題に鑑みて本発明は、例えば第1の配光の発光状態と第2の配光の発光状態を切り替える場合などに、切替によっても光源の発熱量が略同等となるようにしたうえで、それぞれの発光状態で適切な照明ができるようすることを目的とする。
本発明に係る点灯回路は、第1光源及び第2光源に供給する駆動電流を生成するコンバータ部と、前記第1光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第1スイッチと、前記第2光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第2スイッチと、第1の発光状態を指示する第1指示に応じて前記第1スイッチと前記第2スイッチを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、前記第1光源と前記第2光源を交互に発光させる制御を行う制御部とを備える。
例えば第1光源と第2光源は、それぞれ異なる配光のための光源などとされる。そして第1指示の場合、第1光源と第2光源が交互に発光されることで、第1光源の配光と第2光源の配光を合成した配光による照明が行われる。50m秒は人間の目の残像効果を利用し点滅を感じさせない周期であるため、第1指示の際には、第1光源と第2光源の一方が継続点灯されるときと光源の発熱量が略同等の状態で第1光源と第2光源の両方を用いた照明ができる。
例えば第1光源と第2光源は、それぞれ異なる配光のための光源などとされる。そして第1指示の場合、第1光源と第2光源が交互に発光されることで、第1光源の配光と第2光源の配光を合成した配光による照明が行われる。50m秒は人間の目の残像効果を利用し点滅を感じさせない周期であるため、第1指示の際には、第1光源と第2光源の一方が継続点灯されるときと光源の発熱量が略同等の状態で第1光源と第2光源の両方を用いた照明ができる。
上記した点灯回路においては、前記制御部は、前記第1指示の際に、前記第1スイッチと前記第2スイッチのオン期間が一部重複するように、前記第1スイッチと前記第2スイッチを制御する。
即ち、交互発光の切り替わりタイミングで、コンバータ部の負荷がオープンになることがないようにする。
即ち、交互発光の切り替わりタイミングで、コンバータ部の負荷がオープンになることがないようにする。
上記した点灯回路においては、前記制御部は、第2の発光状態を指示する第2指示に応じて、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフとして前記第1光源を発光させる。
つまり第1指示の場合、第1光源の配光設定で照明が行われる。
つまり第1指示の場合、第1光源の配光設定で照明が行われる。
上記した点灯回路においては、前記制御部は、前記第1指示の際には、前記コンバータ部からの駆動電流のピーク値が、前記第2指示のときのピーク値よりも高くなるように設定するとともに、前記ピーク値を、前記第1光源と前記第2光源の発光期間のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定する。
第1指示の際には、第1、第2光源が交互に点灯するため、いずれも所定期間毎に発光を行わない期間が生ずる。すると各光源についてみると、駆動電流値を高くしても発熱が過剰になりにくくなり電流値に余裕が生ずる。このため駆動電流値を上昇させ光量を増加させることができる。そして第1光源と前記第2光源の発光期間のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定するようにすれば、駆動電流値を上限(ピーク値)まで高くしても、平均電流値が、第1配光の際の継続発光の場合と同等とすることができる。
第1指示の際には、第1、第2光源が交互に点灯するため、いずれも所定期間毎に発光を行わない期間が生ずる。すると各光源についてみると、駆動電流値を高くしても発熱が過剰になりにくくなり電流値に余裕が生ずる。このため駆動電流値を上昇させ光量を増加させることができる。そして第1光源と前記第2光源の発光期間のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定するようにすれば、駆動電流値を上限(ピーク値)まで高くしても、平均電流値が、第1配光の際の継続発光の場合と同等とすることができる。
本発明に係る車両用灯具は、前記第1光源、前記第2光源、及び上記した点灯回路を備えた車両用灯具である。そして前記第1光源は近傍重視配光に設定された光源で、前記第2光源は遠方重視配光に設定された光源であり、前記制御部は、前記第1指示の際に、走行環境に応じて前記第1光源と前記第2光源の発光期間比率を可変制御する。
第1光源と第2光源の発光期間比率を可変制御することで、発光状態を第1光源の配光重視状態と第2光源の配光重視状態との間で変化させることができる。
第1光源と第2光源の発光期間比率を可変制御することで、発光状態を第1光源の配光重視状態と第2光源の配光重視状態との間で変化させることができる。
本発明によれば、第1指示の際に、第1光源と第2光源の交互点灯により各光源のそれぞれの配光を合成した配光の照明が行われる。これにより光源の発熱量を増大させずに広範囲、例えば遠方から近傍までをカバーした照明が可能となる。特にこの場合に、第1光源と第2光源の一方が継続点灯されるときと光源の発熱量が略同等の状態で第1光源と第2光源の両方を用いた照明が可能となる。
以下、本発明の点灯回路を有する車両用灯具について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態の車両用灯具は車両用のヘッドライト(前照灯)の例とし、本発明請求項にいう「第1光源」「第2光源」「第1指示」「第2指示」の例は次のようになる。
・第1光源・・・近傍重視配光に設定された光源3L
・第2光源・・・遠方重視配光に設定された光源3H
・第1指示・・・ハイビーム指示(=光源3L、3Hの合成配光による照明の指示)
・第2指示・・・ロービーム指示(=光源3Lの配光による照明の指示)
・第1光源・・・近傍重視配光に設定された光源3L
・第2光源・・・遠方重視配光に設定された光源3H
・第1指示・・・ハイビーム指示(=光源3L、3Hの合成配光による照明の指示)
・第2指示・・・ロービーム指示(=光源3Lの配光による照明の指示)
図1に実施の形態の車両用灯具1の構成を示す。
実施の形態の車両用灯具1は、車両のバッテリ20から電源供給を受ける構成とされるとともに、車両側に設けられる、電気的な制御を総合的に行うECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)22と通信可能に接続される。
実施の形態の車両用灯具1は、車両のバッテリ20から電源供給を受ける構成とされるとともに、車両側に設けられる、電気的な制御を総合的に行うECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)22と通信可能に接続される。
この車両用灯具1は光源ユニット3を有する。光源ユニット3は、並列接続された2つのLEDによる光源3L、光源3Hを有する。光源3LのLEDと光源3HのLEDは互いに近接して配置され、それぞれ所定の配光設定がなされている。この場合、光源3Lは近傍重視配光に設定されており、光源3Hは遠方重視配光に設定されている。図2に光源3Lによる配光90Lと、光源3Hによる配光90Hの例を示している。
なお、図1の例では光源3L、3Hは、それぞれ1つのLEDとして示しているが、それぞれが複数のLEDで構成されてもよい。
なお、図1の例では光源3L、3Hは、それぞれ1つのLEDとして示しているが、それぞれが複数のLEDで構成されてもよい。
車両用灯具1には、光源ユニット3を発光駆動する点灯回路2が設けられている。点灯回路2はコンバータ部4、制御部5、電流検出抵抗6、スイッチ7L、7Hを有する。
この光源ユニット3に対して、バッテリ20からはスイッチ21を介して端子11、12間にバッテリ電圧が供給される。スイッチ21は車両の運転者等による前照灯をオンとする操作に応じてを車両用灯具1にバッテリ電圧を供給するためのスイッチである。
なお、光源3L、光源3H、及び点灯回路2は、車両用灯具1の灯室内に配置される。
この光源ユニット3に対して、バッテリ20からはスイッチ21を介して端子11、12間にバッテリ電圧が供給される。スイッチ21は車両の運転者等による前照灯をオンとする操作に応じてを車両用灯具1にバッテリ電圧を供給するためのスイッチである。
なお、光源3L、光源3H、及び点灯回路2は、車両用灯具1の灯室内に配置される。
コンバータ部4は、端子11,12間に与えられた入力電圧(バッテリ電圧)を変換して出力電圧を生成し、出力電圧に基づいて光源3L、3Hへ駆動電流Idを供給する。このコンバータ部4は、インダクタL1、スイッチSW、ダイオードD1、及びコンデンサC1,C2を備えており、非絶縁型降圧チョークコンバータとして構成されている。図のように端子11,14間の正極ライン上にスイッチSW、インダクタL1が直列に接続される。また端子11,12間(正極ライン−負極ライン間)にコンデンサC1が接続される。ダイオードD1はアノードが負極ラインに接続されカソードがスイッチSWとインダクタL1の接続点に接続される。コンデンサC2は、出力用平滑コンデンサとしてインダクタL1の一端と負極ライン間に接続される。
スイッチSWは、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)などのスイッチング素子で構成されている。スイッチSWのゲートには制御部5からスイッチング制御信号Spが供給される。
この構成によりコンバータ部4はDC−DC変換を行う。即ちスイッチング制御信号Spに応じてスイッチSWがオン/オフを繰り返すことで、バッテリ電圧を降圧した出力電圧を生成し、光源ユニット3に対して駆動電流Idを流す。
スイッチSWは、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)などのスイッチング素子で構成されている。スイッチSWのゲートには制御部5からスイッチング制御信号Spが供給される。
この構成によりコンバータ部4はDC−DC変換を行う。即ちスイッチング制御信号Spに応じてスイッチSWがオン/オフを繰り返すことで、バッテリ電圧を降圧した出力電圧を生成し、光源ユニット3に対して駆動電流Idを流す。
電流検出抵抗6は、一端がインダクタL1とコンデンサC2の接続点に接続され、他端が端子14を介して光源3L、3Hを構成するLEDのアノードと接続されている。電流検出抵抗Rsの両端電圧は駆動制御部5に入力され、制御部5が両端電圧から駆動電流Idを検出できるようにされている。
光源3LのLEDのカソード側は点灯回路2の端子15に接続される。この端子15と端子12間には例えばNチャネルMOSFETによるスイッチ7Lのドレイン−ソースが接続されている。
また光源3HのLEDのカソード側は点灯回路2の端子16に接続される。この端子16と端子12間には例えばNチャネルMOSFETによるスイッチ7Hのドレイン−ソースが接続されている。
スイッチ7Lのゲートには制御部5からの制御信号SLが供給される。またスイッチ7Hのゲートには制御部5からの制御信号SHが供給される。つまりスイッチ7L、7Hはそれぞれ制御信号SL、SHによりオン/オフされる。スイッチ7Lがオンとされることで光源3Lについての電流IdLの電流経路が形成され、光源3Lが点灯する。スイッチ7Hがオンとされることで光源3Hについての電流IdHの電流経路が形成され、光源3Hが点灯する。
なお、説明の便宜上、光源3Lに流れる駆動電流Idを電流IdL、光源3Hに流れる駆動電流Idを電流IdHと呼ぶこととしている。
また光源3HのLEDのカソード側は点灯回路2の端子16に接続される。この端子16と端子12間には例えばNチャネルMOSFETによるスイッチ7Hのドレイン−ソースが接続されている。
スイッチ7Lのゲートには制御部5からの制御信号SLが供給される。またスイッチ7Hのゲートには制御部5からの制御信号SHが供給される。つまりスイッチ7L、7Hはそれぞれ制御信号SL、SHによりオン/オフされる。スイッチ7Lがオンとされることで光源3Lについての電流IdLの電流経路が形成され、光源3Lが点灯する。スイッチ7Hがオンとされることで光源3Hについての電流IdHの電流経路が形成され、光源3Hが点灯する。
なお、説明の便宜上、光源3Lに流れる駆動電流Idを電流IdL、光源3Hに流れる駆動電流Idを電流IdHと呼ぶこととしている。
制御部5は電流検出抵抗6の両端電圧から目標の定電流値に対する誤差信号を生成し、誤差信号に基づいて、駆動電流Idの電流値が目標値と一致するようにコンバータ部4のスイッチSWのスイッチング動作を制御する。これにより駆動電流Idの定電流制御を行う。即ち駆動電流Idの電流値が目標値と一致するようにスイッチング制御信号Spのオンデューティを制御することで定電流制御を行う。
これにより光源3L、3Hの各LEDには、スイッチ7L、7Hの状態に応じて、コンバータ部4の出力電圧に基づく所定電流値の駆動電流Idが流れ、光源3L、3Hの各LEDの発光が行われる。
これにより光源3L、3Hの各LEDには、スイッチ7L、7Hの状態に応じて、コンバータ部4の出力電圧に基づく所定電流値の駆動電流Idが流れ、光源3L、3Hの各LEDの発光が行われる。
また制御部3に対しては、例えばECU22から端子13を介して指示信号Scが供給される。制御部3は指示信号Scに応じた制御信号SH、SLを出力してスイッチ7L、7Hのオン/オフ制御を行う。
指示信号Scは、ロービーム指示/ハイビーム指示の信号である。
指示信号Scによってロービーム指示があった場合、制御部3は図3Aに示すように、制御信号SLをHレベル(ハイレベル)、制御信号SHをLレベル(ローレベル)として、スイッチ7Lをオン、スイッチ7Hをオフとする。この場合、光源3Lは駆動電流Id(IdL)が流れて点灯し、光源3Hは駆動電流Id(IdH)は流れず消灯されることになるため、近傍重視配光の照明が行われる。
なお図3において電流IdL(p)、IdH(p)として電流IdL、IdHの電流値(ピーク値)を示しているが、この所定の電流値の期間(斜線を付した期間)が、それぞれ光源3L、3Hの発光期間となる。後述の図4,図5も同様である。
指示信号Scによってロービーム指示があった場合、制御部3は図3Aに示すように、制御信号SLをHレベル(ハイレベル)、制御信号SHをLレベル(ローレベル)として、スイッチ7Lをオン、スイッチ7Hをオフとする。この場合、光源3Lは駆動電流Id(IdL)が流れて点灯し、光源3Hは駆動電流Id(IdH)は流れず消灯されることになるため、近傍重視配光の照明が行われる。
なお図3において電流IdL(p)、IdH(p)として電流IdL、IdHの電流値(ピーク値)を示しているが、この所定の電流値の期間(斜線を付した期間)が、それぞれ光源3L、3Hの発光期間となる。後述の図4,図5も同様である。
指示信号Scによってハイビーム指示があった場合、制御部3は図3Bに示すように、制御信号SLをLレベル、制御信号SHをHレベルとして、スイッチ7Lをオフ、スイッチ7Hをオンとする期間SHonと、制御信号SLをHレベル、制御信号SHをLレベルとして、スイッチ7Lをオン、スイッチ7Hをオフとする期間SLonとを周期T1で繰り返すようにする。期間SHon=電流IdHが流れる期間THで、期間SLon=電流IdLが流れる期間TLである。
なお、図3Bにおいて、電流IdL(av)、IdH(av)として電流IdL、IdHの平均電流値(断続点灯とした場合の平均電流値)を示している。後述の図4も同様である。
期間THでは光源3Hが点灯し、光源3Lは消灯されることになるため、遠方重視配光の照明が行われる。期間TLでは光源3Lが点灯し、光源3Hは消灯されることになるため、近傍重視配光の照明が行われる。
期間TH(=SHon)、TL(=SLon)を合わせた期間T1は例えば50msec以下とする。つまりハイビーム指示の場合には、光源3L、3Hを交互に点灯させ、しかもその点灯周期を20Hz以上とする。50m秒は人間の目の残像効果を利用し点滅を感じさせない周期である。従って期間T1を50msec以下とすることで、ハイビーム指示の際には、光源3Hと光源3Lの両方が継続して点灯されているように感じられるものとなる。より望ましくは、期間T1は例えば10msec以下とする。つまりハイビーム指示の場合には、光源3L、3Hを交互に点灯させ、しかもその点灯周期を100Hz以上とする。
ハイビーム指示の際には、このような交互点灯で、近傍重視配光の照明と遠方重視配光の照明の両方が行われることになり、ハイビームの際に車両の運転者からみて遠方は明るいが近傍が暗くなってしまうということがなくなり、近傍から遠方まで明るい照明となる。
なお、図3Bにおいて、電流IdL(av)、IdH(av)として電流IdL、IdHの平均電流値(断続点灯とした場合の平均電流値)を示している。後述の図4も同様である。
期間THでは光源3Hが点灯し、光源3Lは消灯されることになるため、遠方重視配光の照明が行われる。期間TLでは光源3Lが点灯し、光源3Hは消灯されることになるため、近傍重視配光の照明が行われる。
期間TH(=SHon)、TL(=SLon)を合わせた期間T1は例えば50msec以下とする。つまりハイビーム指示の場合には、光源3L、3Hを交互に点灯させ、しかもその点灯周期を20Hz以上とする。50m秒は人間の目の残像効果を利用し点滅を感じさせない周期である。従って期間T1を50msec以下とすることで、ハイビーム指示の際には、光源3Hと光源3Lの両方が継続して点灯されているように感じられるものとなる。より望ましくは、期間T1は例えば10msec以下とする。つまりハイビーム指示の場合には、光源3L、3Hを交互に点灯させ、しかもその点灯周期を100Hz以上とする。
ハイビーム指示の際には、このような交互点灯で、近傍重視配光の照明と遠方重視配光の照明の両方が行われることになり、ハイビームの際に車両の運転者からみて遠方は明るいが近傍が暗くなってしまうということがなくなり、近傍から遠方まで明るい照明となる。
ここで図3の例では、期間TH=期間TLとし、光源3L、3Hが発光期間が同じ比率としたが、これを異なる比率としてもよいし、さらには光源3L、3Hの発光期間比率を可変としてもよい。
例えば制御部5をマイクロコンピュータとして構成し、ハイビーム指示の際には、ECU22から発光期間比率の情報を取得して、その比率に応じて制御信号SH、SLのデューティを可変制御するようにしてもよい。
或いは指示信号Scが、ハイビーム指示の信号としてのPWM信号とされることで、制御部32は、そのPWM信号のデューティに応じて、制御信号SH、SLのデューティを可変制御するようにしてもよい。
例えば制御部5をマイクロコンピュータとして構成し、ハイビーム指示の際には、ECU22から発光期間比率の情報を取得して、その比率に応じて制御信号SH、SLのデューティを可変制御するようにしてもよい。
或いは指示信号Scが、ハイビーム指示の信号としてのPWM信号とされることで、制御部32は、そのPWM信号のデューティに応じて、制御信号SH、SLのデューティを可変制御するようにしてもよい。
図4に期間TH≠期間TLとした例を示す。
図4Aは、期間TH>期間TLの例である。例えば指示信号Scのオンデューティが光源3Hの点灯を示す情報であるとする。制御部32は、指示信号Scの論理レベルに応じた信号を制御信号SHとし、指示信号Scを論理反転した信号を制御信号SLとする。
これにより期間T1のうちで光源3Hの発光期間比率が大きくなる。これは光源3L、3Hの交互点灯により、近傍から遠方までをカバーする配光であるが、遠方をより重視した照明動作となる。
図4Bは、期間TH<期間TLの例である。制御部5は指示信号Scのオンデューティが小さくされていることに応じた制御信号SH、SLを出力することで、期間T1のうちで光源3Lの発光期間比率が大きくなる。これは光源3L、3Hの交互点灯により、近傍から遠方までをカバーする配光であるが、近傍をより重視した照明動作となる。
図4Aは、期間TH>期間TLの例である。例えば指示信号Scのオンデューティが光源3Hの点灯を示す情報であるとする。制御部32は、指示信号Scの論理レベルに応じた信号を制御信号SHとし、指示信号Scを論理反転した信号を制御信号SLとする。
これにより期間T1のうちで光源3Hの発光期間比率が大きくなる。これは光源3L、3Hの交互点灯により、近傍から遠方までをカバーする配光であるが、遠方をより重視した照明動作となる。
図4Bは、期間TH<期間TLの例である。制御部5は指示信号Scのオンデューティが小さくされていることに応じた制御信号SH、SLを出力することで、期間T1のうちで光源3Lの発光期間比率が大きくなる。これは光源3L、3Hの交互点灯により、近傍から遠方までをカバーする配光であるが、近傍をより重視した照明動作となる。
このように光源3L、3Hの発光期間比率を可変制御することで、車両の走行状況や走行環境に応じた照明動作を実現することもできる。
例えば、ECU22が、車速に応じて発光期間比率を指示するようにすれば、例えば低速走行時には比較的近傍を重視した照明動作となり、高速走行時には比較的遠方を重視した照明動作とすることができる。
また、ECU22が車両のナビゲーションシステムの情報や車外を撮像するカメラの情報などから走行環境を確認し、それに応じたPWM信号として指示信号Scを制御部5に供給することもできる。この場合、例えば山間部や市街地の走行中は比較的近傍を重視した照明動作とし、郊外や高速道路の走行中には比較的遠方を重視した照明動作とすることなども可能となる。
また制御部5がマイクロコンピュータとして構成され、車両側から車速や走行環境の情報を受け付けるようにし、それらの情報に応じて所要の発光期間比率を可変制御するように制御信号SH、SLを生成することも考えられる。
例えば、ECU22が、車速に応じて発光期間比率を指示するようにすれば、例えば低速走行時には比較的近傍を重視した照明動作となり、高速走行時には比較的遠方を重視した照明動作とすることができる。
また、ECU22が車両のナビゲーションシステムの情報や車外を撮像するカメラの情報などから走行環境を確認し、それに応じたPWM信号として指示信号Scを制御部5に供給することもできる。この場合、例えば山間部や市街地の走行中は比較的近傍を重視した照明動作とし、郊外や高速道路の走行中には比較的遠方を重視した照明動作とすることなども可能となる。
また制御部5がマイクロコンピュータとして構成され、車両側から車速や走行環境の情報を受け付けるようにし、それらの情報に応じて所要の発光期間比率を可変制御するように制御信号SH、SLを生成することも考えられる。
続いて、ハイビーム指示に応じた交互点灯の際の工夫について説明する。
制御部5は、ハイビーム指示時は、スイッチ7Lのオン期間SLonとスイッチ7Hのオン期間SHonが一部重複するように、スイッチ7L、7Hのオン/オフ制御を行うことが好ましい。
図5に示すように、制御部3は制御信号SH、SLのHレベル期間(オン期間SHon、SLon)が、重複期間Trpをもって重複するようにする。重複期間Trpは、光源3L、3Hの点灯が切り替わるタイミングで一瞬、両方が点灯状態となる期間である。この重複期間Trpは、例えば数μsec〜100μsec程度とする。なお交互点灯の周期T1については、この場合、T1=TH+TL−2・Trpとなる。
制御部5は、ハイビーム指示時は、スイッチ7Lのオン期間SLonとスイッチ7Hのオン期間SHonが一部重複するように、スイッチ7L、7Hのオン/オフ制御を行うことが好ましい。
図5に示すように、制御部3は制御信号SH、SLのHレベル期間(オン期間SHon、SLon)が、重複期間Trpをもって重複するようにする。重複期間Trpは、光源3L、3Hの点灯が切り替わるタイミングで一瞬、両方が点灯状態となる期間である。この重複期間Trpは、例えば数μsec〜100μsec程度とする。なお交互点灯の周期T1については、この場合、T1=TH+TL−2・Trpとなる。
もし、スイッチ7L、7Hが交互にオンとする場合に、その切替タイミングで一瞬、スイッチ7L、7Hの両方がオフになってしまう期間が生ずると、その期間はコンバータ部4の負荷がオープンになってしまい、駆動電流制御が不安定になる。このような状態を避けるために、図5のように重複期間Trpを設ける。これにより切替タイミングでコンバータ部4の負荷がオープンになることがないようにすることができ、安定した駆動電流制御を継続できる。なお重複期間Trpは、スイッチ7L、7Hの両方がオフになってしまう期間が生ずることを避ける目的として必要最小限の期間が望ましい。
図5のように重複期間Trpを設けるための制御部3の構成例を図6に示す。また図6の各部の波形を図7に示している。
例えばPWM信号としての指示信号Scを入力して制御信号SH、SLを生成する回路として、図6のようにDフリップフロップ31,32,33、ORゲート34、NANDゲート35を構成する。
指示信号ScはDフリップフロップ31に入力され、Dフリップフロップ31のQ出力(信号S10)はDフリップフロップ32のデータ入力とされ、Dフリップフロップ32のQ出力(信号S11)はDフリップフロップ33のデータ入力とされる。
ORゲート34には信号S10とDフリップフロップ33のQ出力(信号S12)が入力される。NANDゲート35にも信号S10と信号12が入力される。
例えばPWM信号としての指示信号Scを入力して制御信号SH、SLを生成する回路として、図6のようにDフリップフロップ31,32,33、ORゲート34、NANDゲート35を構成する。
指示信号ScはDフリップフロップ31に入力され、Dフリップフロップ31のQ出力(信号S10)はDフリップフロップ32のデータ入力とされ、Dフリップフロップ32のQ出力(信号S11)はDフリップフロップ33のデータ入力とされる。
ORゲート34には信号S10とDフリップフロップ33のQ出力(信号S12)が入力される。NANDゲート35にも信号S10と信号12が入力される。
Dフリップフロップ31,32,33は クロックCLKのタイミングで入力をラッチするため、信号S10,S11,S12は図7のようになる。つまり指示信号Scに対して順次1クロック周期ずつ遅延された信号となる。
そしてORゲート34の出力は制御信号SL、NANDゲート35の出力は制御信号SHとなる。図7からわかるように、制御信号SH、SLは、重複期間Trpを有する信号となる。また制御信号SH、SLのデューティは、指示信号Scのデューティに対応したものとなる。この場合、重複期間Trpは、クロックCLKの2周期期間となる。
そしてORゲート34の出力は制御信号SL、NANDゲート35の出力は制御信号SHとなる。図7からわかるように、制御信号SH、SLは、重複期間Trpを有する信号となる。また制御信号SH、SLのデューティは、指示信号Scのデューティに対応したものとなる。この場合、重複期間Trpは、クロックCLKの2周期期間となる。
即ち図6の制御信号SH、SLの生成回路によれば、指示信号Scのデューティに応じた発光期間比率で交互点灯が行われ、かつ切り替わりのタイミングで重複期間Trpが得られる。
もちろん図6の構成はデジタル回路を用いて構成した一例に過ぎない。制御信号SH、SLの生成回路は他のデジタル回路でも構成できるし、例えば時定数制御等を用いてアナログ回路で構成することも可能である。また制御部5としてマイクロコンピュータを用いるような場合、ソフトウエア制御も可能である。
もちろん図6の構成はデジタル回路を用いて構成した一例に過ぎない。制御信号SH、SLの生成回路は他のデジタル回路でも構成できるし、例えば時定数制御等を用いてアナログ回路で構成することも可能である。また制御部5としてマイクロコンピュータを用いるような場合、ソフトウエア制御も可能である。
続いて、ハイビーム指示の際の駆動電流値の設定について述べる。
上述のようにハイビーム指示の際に、光源3L、3Hの交互点灯を行うのは、光源3Hのみの点灯では自車近傍の拡散配光が足りなくなって視認性が劣化することを補うためである。
ここで、例えば図4Aのように交互点灯させると、遠方及び近傍をカバーした配光を形成することができるが、光源3Hの点灯デューティが100%時より低いため、MAX光度が低く、遠方視認性が低下してしまう懸念もある。
これを回避するために駆動電流値Idを増やすことも考えられるが、すると図3Aのようなロービーム指示の際、つまり光源3Lを継続的に点灯させる場合、光源3LのLED発熱が大きくなり、LEDの熱破壊の可能性が高くなる。
上述のようにハイビーム指示の際に、光源3L、3Hの交互点灯を行うのは、光源3Hのみの点灯では自車近傍の拡散配光が足りなくなって視認性が劣化することを補うためである。
ここで、例えば図4Aのように交互点灯させると、遠方及び近傍をカバーした配光を形成することができるが、光源3Hの点灯デューティが100%時より低いため、MAX光度が低く、遠方視認性が低下してしまう懸念もある。
これを回避するために駆動電流値Idを増やすことも考えられるが、すると図3Aのようなロービーム指示の際、つまり光源3Lを継続的に点灯させる場合、光源3LのLED発熱が大きくなり、LEDの熱破壊の可能性が高くなる。
そこでハイビーム指示により交互点灯する場合には、駆動電流Idのピーク値が、ロービーム指示で光源3Lのみを継続点灯させるときの駆動電流Idのピーク値よりも高くなるように設定する。
ハイビーム指示の際には、交互点灯となるため、ロービーム指示時よりも高い駆動電流Idが継続して光源3L又は光源3HのLEDに流れることはない(図3B、図4のように平均電流値IdL(av),IdH(av)が低くなる)。このため駆動電流Idが高くなってもLED発熱は、消灯期間の分だけ抑えられる。そのうえで光度を高くすることができ、遠方視認性を確保できる。
ハイビーム指示の際には、交互点灯となるため、ロービーム指示時よりも高い駆動電流Idが継続して光源3L又は光源3HのLEDに流れることはない(図3B、図4のように平均電流値IdL(av),IdH(av)が低くなる)。このため駆動電流Idが高くなってもLED発熱は、消灯期間の分だけ抑えられる。そのうえで光度を高くすることができ、遠方視認性を確保できる。
図8に、制御部5における駆動電流制御のための構成を例示する。なお図1と同一部分には同一符号を付している。
制御部5は、電流検出抵抗6の両端電圧差を電流検出アンプ70で検出し、電流値に応じた検出信号Vdとする。エラーアンプ71では、検出信号Vdと、基準電圧生成部72で生成された基準電圧信号Vrefとの差分をとり、エラー信号Veを得る。
エラー信号Veは、エラーコンパレータ73で、比較信号生成部74で生成された比較信号Vcpと比較される。比較信号Vcpは例えば鋸歯状波の信号とされる。このためエラーコンパレータ73からは、電流エラー量に応じたパルスデューティのスイッチング制御信号Spが得られる。このスイッチング制御信号Spでコンバータ部4のスイッチSWがオン/オフ制御されることで、コンバータ部4の出力電流、つまり駆動電流Idの安定化が図られる。
制御部5は、電流検出抵抗6の両端電圧差を電流検出アンプ70で検出し、電流値に応じた検出信号Vdとする。エラーアンプ71では、検出信号Vdと、基準電圧生成部72で生成された基準電圧信号Vrefとの差分をとり、エラー信号Veを得る。
エラー信号Veは、エラーコンパレータ73で、比較信号生成部74で生成された比較信号Vcpと比較される。比較信号Vcpは例えば鋸歯状波の信号とされる。このためエラーコンパレータ73からは、電流エラー量に応じたパルスデューティのスイッチング制御信号Spが得られる。このスイッチング制御信号Spでコンバータ部4のスイッチSWがオン/オフ制御されることで、コンバータ部4の出力電流、つまり駆動電流Idの安定化が図られる。
ここで駆動電流Idの値は、基準電圧生成部72で生成する基準電圧信号Vrefの設定で調整できる。そこで電流設定回路76が基準電圧生成部72を制御して、基準電圧信号Vrefを可変設定する。
点灯制御回路75は、例えば図6に示したような構成で、指示信号Scに基づいて制御信号SH、SLを生成する。電流設定回路76は、指示信号Scを入力し、ロービーム指示かハイビーム指示かを判定することに応じて、基準電圧信号Vrefを可変設定する。
例えば、ロービーム指示の際には、駆動電流Id=1Aとした場合、ハイビーム指示の際には、駆動電流Id=1.25Aなどとなるように、基準電圧信号Vrefを設定する。このように構成することで、ハイビーム指示の際に駆動電流Idを高くし、遠方視認性を向上させることができ、しかもLED熱破壊等の懸念を解消できる。
点灯制御回路75は、例えば図6に示したような構成で、指示信号Scに基づいて制御信号SH、SLを生成する。電流設定回路76は、指示信号Scを入力し、ロービーム指示かハイビーム指示かを判定することに応じて、基準電圧信号Vrefを可変設定する。
例えば、ロービーム指示の際には、駆動電流Id=1Aとした場合、ハイビーム指示の際には、駆動電流Id=1.25Aなどとなるように、基準電圧信号Vrefを設定する。このように構成することで、ハイビーム指示の際に駆動電流Idを高くし、遠方視認性を向上させることができ、しかもLED熱破壊等の懸念を解消できる。
この場合において、ハイビーム指示の際の駆動電流Idのピーク値は、光源3Lと光源3Hの発光期間のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定することが望ましい。
仮に、ハイビーム指示の際には、常に図4Aの比率で交互点灯駆動するものとした場合で、期間TH:期間TLが7:3であったとする。ロービーム指示の際の駆動電流Id=1Aとする。なお、ロービーム指示の際は継続点灯であり、使用するLEDの直流電流印加時の定格から電流値上限が例えば1Aなどに決定される。
この場合、ハイビーム指示の際の駆動電流Idのピーク値は1.43Aとする(=1.0/0.7)。つまりコンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとする。
すると光源3HのLEDの平均電流値IdH(av)は、1.43A×0.7=1.0Aとなり、LEDの発熱は、1Aでの100%点灯時(継続点灯時)とおよそ同等となる。従って熱破壊は起こらないレベルとなる。
仮に、ハイビーム指示の際には、常に図4Aの比率で交互点灯駆動するものとした場合で、期間TH:期間TLが7:3であったとする。ロービーム指示の際の駆動電流Id=1Aとする。なお、ロービーム指示の際は継続点灯であり、使用するLEDの直流電流印加時の定格から電流値上限が例えば1Aなどに決定される。
この場合、ハイビーム指示の際の駆動電流Idのピーク値は1.43Aとする(=1.0/0.7)。つまりコンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとする。
すると光源3HのLEDの平均電流値IdH(av)は、1.43A×0.7=1.0Aとなり、LEDの発熱は、1Aでの100%点灯時(継続点灯時)とおよそ同等となる。従って熱破壊は起こらないレベルとなる。
また図4Aから図4Bのように光源3L、3Hの発光期間比率を変化させる場合は、そのときの発光期間比率に応じて駆動電流Idのピーク値についても可変設定を行えば良い。図9Aに駆動電流Idの設定例を示す。制御信号SH、SLのデューティによって決まる発光期間比率として期間TLと期間THの比を変化させた場合である。この図で発光期間比率はTH/(TL+TH)として示している。
TL:TH=10:90の場合、光源3Hの発光期間比率90%に応じて、1.0/0.9=1.11Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.11Aとする。
TL:TH=20:80の場合、同様に求めた1.25Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.25Aとする。
TL:TH=30:70の場合、同様に求めた1.43Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとする。
TL:TH=40:60の場合、同様に求めた1.67Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.67Aとする。
TL:TH=10:90の場合、光源3Hの発光期間比率90%に応じて、1.0/0.9=1.11Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.11Aとする。
TL:TH=20:80の場合、同様に求めた1.25Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.25Aとする。
TL:TH=30:70の場合、同様に求めた1.43Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとする。
TL:TH=40:60の場合、同様に求めた1.67Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.67Aとする。
ここで、TL:THが50:50の場合や、期間TLの方が長い場合は、駆動電流Idのピーク値は、ロービーム指示の際と同じ1Aとしてもよい。これらの場合は、ハイビーム指示ではあるが、近傍配光を重視した状態であるため、さほど遠方配光の光度の低下があまり問題とならない状況と言えるためである。
図9Bでは実線により、期間TH>期間TLの場合にのみ、発光期間比率の10%刻みで駆動電流Idのピーク値Id(p)をロービーム指示の際より高く設定する場合の例を示している。
図9Bでは実線により、期間TH>期間TLの場合にのみ、発光期間比率の10%刻みで駆動電流Idのピーク値Id(p)をロービーム指示の際より高く設定する場合の例を示している。
また、TL:THが50:50の場合や、期間TLの方が長い場合でも、遠方及び近傍に対する照明の光度を上げるために、図9Aに示すように駆動電流Idのピーク値を高く設定してもよい。図9Bでは、その場合のピーク値Id(p)の例を破線により示している。
例えばTL:TH=70:30の場合、光源3Lの発光期間比率70%に応じて、1.43Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとするなどである。
例えばTL:TH=70:30の場合、光源3Lの発光期間比率70%に応じて、1.43Aをピーク値とし、コンバータ部4の出力電流値の範囲を1.0A〜1.43Aとするなどである。
以上の実施の形態では、次のような効果が得られる。
実施の形態の点灯回路2は、光源3L、3Hと、光源3Lに供給する駆動電流を生成するコンバータ部4と、光源3Lについての駆動電流の電流経路をオン/オフするスイッチ7Lと、光源3Hについての駆動電流の電流経路をオン/オフするスイッチ7Hをと制御部5を有する。制御部5は、第1の発光状態を指示する第1指示(ハイビーム指示)に応じてスイッチ7Lとスイッチ7Hを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、光源3Lと光源3Hを交互に発光させる制御を行う。
このような制御により、光源3Lと、光源3Hの一方が継続点灯されるときと光源の発熱量が略同等の状態で両光源3L、3H第2光源の両方を用いた照明が可能となる。
また交互点灯の周期T1を50m秒以下とすることで、両光源3L、3Hの点滅を感じさせない照明ができる。
実施の形態の点灯回路2は、光源3L、3Hと、光源3Lに供給する駆動電流を生成するコンバータ部4と、光源3Lについての駆動電流の電流経路をオン/オフするスイッチ7Lと、光源3Hについての駆動電流の電流経路をオン/オフするスイッチ7Hをと制御部5を有する。制御部5は、第1の発光状態を指示する第1指示(ハイビーム指示)に応じてスイッチ7Lとスイッチ7Hを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、光源3Lと光源3Hを交互に発光させる制御を行う。
このような制御により、光源3Lと、光源3Hの一方が継続点灯されるときと光源の発熱量が略同等の状態で両光源3L、3H第2光源の両方を用いた照明が可能となる。
また交互点灯の周期T1を50m秒以下とすることで、両光源3L、3Hの点滅を感じさせない照明ができる。
また実施の形態の点灯回路2は、光源3Lと、光源3Lの近傍に配置され、光源3Lとは異なる配光を果たす光源3Hを有する光源ユニット3を発光駆動する点灯回路である。
制御部5は、第2の発光状態を指示する第2指示(ロービーム指示)に応じて、スイッチ7Lをオン、スイッチ7Hをオフとして光源3Lを発光させる。
このためロービーム指示の場合、光源3Lの配光設定(近傍重視配光)で照明が行われる。一方、ハイビーム指示の場合、光源3Lの近傍重視配光と光源3Hの遠方重視配光を合成した配光による照明が行われる。
ハイビーム指示のときは、光源3L、3Hが交互点灯されることで光源ユニット3としての発熱量はロービーム指示の際と略同等であり、放熱構造の小型及び低コスト化に適している。その上で、ハイビーム指示の際には、遠方だけでなく近傍の視認性も向上させた照明を行うことができる。しかも光源3L、3Hに対して制御部5及びコンバータ部4が共用されることで点灯回路構成の簡易化、低コスト化も実現できる。
また、光源3L、3Hが近接配置されていることで、同時に点灯すると放熱上不利となることも考えれば、交互点灯とすることは放熱面でも有利となる。
制御部5は、第2の発光状態を指示する第2指示(ロービーム指示)に応じて、スイッチ7Lをオン、スイッチ7Hをオフとして光源3Lを発光させる。
このためロービーム指示の場合、光源3Lの配光設定(近傍重視配光)で照明が行われる。一方、ハイビーム指示の場合、光源3Lの近傍重視配光と光源3Hの遠方重視配光を合成した配光による照明が行われる。
ハイビーム指示のときは、光源3L、3Hが交互点灯されることで光源ユニット3としての発熱量はロービーム指示の際と略同等であり、放熱構造の小型及び低コスト化に適している。その上で、ハイビーム指示の際には、遠方だけでなく近傍の視認性も向上させた照明を行うことができる。しかも光源3L、3Hに対して制御部5及びコンバータ部4が共用されることで点灯回路構成の簡易化、低コスト化も実現できる。
また、光源3L、3Hが近接配置されていることで、同時に点灯すると放熱上不利となることも考えれば、交互点灯とすることは放熱面でも有利となる。
また制御部5は、ハイビーム指示の際に所定の情報、例えば指示信号Sc(PWM信号)のデューティとしての情報等に応じて、スイッチ7L、7Hのオン期間(SLon,SHon)の比率を可変することで光源3L、3Hの発光期間比率を可変制御することができる(図4参照)。
これによりハイビーム指示の際も、比較的遠方視認性を重視する照明や、比較的近傍視認性を重視した照明などを実現できる。
これによりハイビーム指示の際も、比較的遠方視認性を重視する照明や、比較的近傍視認性を重視した照明などを実現できる。
また制御部5は、ハイビーム指示の際に、スイッチ7L、7Hのオン期間が一部重複するように制御する(図5,図6,図7参照)。このようにすることで、交互発光の切り替わりタイミングで、コンバータ部4の負荷がオープンになることがないようにし、駆動電流Idの制御を不安定にさせないようにできる。
また光源ユニット3は、光源3L、3Hの各LEDが並列接続された構成である。この場合にコンバータ部6は入力電圧を降圧して出力電圧を得、該出力電圧に応じた駆動電流を生成する降圧型のDC/DCコンバータとしている。
同数のLEDの並列構成により、光源3L、3Hの切替による順方向降下電圧の顕著な変動が生じないため、昇降圧型コンバータとせず、降圧型コンバータで対応することで回路構成の簡易化が実現できる。なお、光源3Lがn個の直列接続のLEDとされ、光源3Hが同じくn個の直接接続のLEDとされて、これらが並列接続される構成でも、光源3L、3Hの切替による順方向降下電圧の顕著な変動が生じないため、コンバータ部4は降圧型コンバータ或いは昇圧型コンバータのいずれかのみで対応でき、構成の簡易化を実現できる。もちろん光源ユニット3の構成が異なる場合、昇降圧型コンバータを用いる例も考えられる。
同数のLEDの並列構成により、光源3L、3Hの切替による順方向降下電圧の顕著な変動が生じないため、昇降圧型コンバータとせず、降圧型コンバータで対応することで回路構成の簡易化が実現できる。なお、光源3Lがn個の直列接続のLEDとされ、光源3Hが同じくn個の直接接続のLEDとされて、これらが並列接続される構成でも、光源3L、3Hの切替による順方向降下電圧の顕著な変動が生じないため、コンバータ部4は降圧型コンバータ或いは昇圧型コンバータのいずれかのみで対応でき、構成の簡易化を実現できる。もちろん光源ユニット3の構成が異なる場合、昇降圧型コンバータを用いる例も考えられる。
また制御部5は、ハイビーム指示の際には、駆動電流Idのピーク値が、ロービーム指示のときのピーク値よりも高くなるように設定する(図8,図9参照)。
ハイビーム指示の際には、光源3L、3Hが交互に点灯するため、いずれも所定期間毎に発光を行わない期間が生ずる。すると各光源3L、3Hについてみると、駆動電流値を高くしても発熱が過剰になりにくくなり電流値に余裕が生ずる。このため駆動電流値を上昇させ光量を増加させることができる。
これにより、例えば遠方視認性を向上させた照明など望ましい光度の照明が実現できる。
またこの場合に、駆動電流Idのピーク値を、光源3L、3Hの発光期間(TH、TL)のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定する。すると、駆動電流値がピーク値となっても、LEDに流れる平均電流値が、ロービーム指示の場合と同等とすることができるため、発熱や熱破壊のない適切な電流上昇範囲となる。
またハイビーム指示の際に、光源3L、3Hの発光期間比率を可変設定する場合にも、その可変設定に応じて、可変制御した光源3L、3Hの発光期間比率のうちの高い方の比率に逆比例した電流値に設定することで、発光期間比率の変化に関わらず、適切な電流値範囲で駆動電流Idを上昇させることができる。
ハイビーム指示の際には、光源3L、3Hが交互に点灯するため、いずれも所定期間毎に発光を行わない期間が生ずる。すると各光源3L、3Hについてみると、駆動電流値を高くしても発熱が過剰になりにくくなり電流値に余裕が生ずる。このため駆動電流値を上昇させ光量を増加させることができる。
これにより、例えば遠方視認性を向上させた照明など望ましい光度の照明が実現できる。
またこの場合に、駆動電流Idのピーク値を、光源3L、3Hの発光期間(TH、TL)のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定する。すると、駆動電流値がピーク値となっても、LEDに流れる平均電流値が、ロービーム指示の場合と同等とすることができるため、発熱や熱破壊のない適切な電流上昇範囲となる。
またハイビーム指示の際に、光源3L、3Hの発光期間比率を可変設定する場合にも、その可変設定に応じて、可変制御した光源3L、3Hの発光期間比率のうちの高い方の比率に逆比例した電流値に設定することで、発光期間比率の変化に関わらず、適切な電流値範囲で駆動電流Idを上昇させることができる。
本発明は以上の実施の形態の構成に限らず、多様な変形例が考えられる。
車両用前照灯としての例を挙げたが、車両用前照灯以外でも本発明は適用できる。またコンバータ部4、制御部5、スイッチ7L、7Hの構成例は図示以外の例も考えられる。
車両用前照灯としての例を挙げたが、車両用前照灯以外でも本発明は適用できる。またコンバータ部4、制御部5、スイッチ7L、7Hの構成例は図示以外の例も考えられる。
1…車両用灯具、2…点灯回路、3…光源ユニット、3L,3H…光源、4…コンバータ部、5…制御部、6…電流検出抵抗、7L,7H…スイッチ
Claims (5)
- 第1光源及び第2光源に供給する駆動電流を生成するコンバータ部と、
前記第1光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第1スイッチと、
前記第2光源についての駆動電流の電流経路をオン/オフする第2スイッチと、
第1の発光状態を指示する第1指示に応じて前記第1スイッチと前記第2スイッチを50m秒以下の周期で交互にオン/オフさせ、前記第1光源と前記第2光源を交互に発光させる制御を行う制御部と、を備えた
点灯回路。 - 前記制御部は、前記第1指示の際に、前記第1スイッチと前記第2スイッチのオン期間が一部重複するように、前記第1スイッチと前記第2スイッチを制御する
請求項1に記載の点灯回路。 - 前記制御部は、第2の発光状態を指示する第2指示に応じて、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフとして前記第1光源を発光させる
請求項1又は請求項2に記載の点灯回路。 - 前記制御部は、前記第1指示の際には、前記コンバータ部からの駆動電流のピーク値が、前記第2指示のときのピーク値よりも高くなるように設定するとともに、前記ピーク値を、前記第1光源と前記第2光源の発光期間のうちの長い方の期間長に逆比例した電流値に設定する
請求項3に記載の点灯回路。 - 前記第1光源、前記第2光源、及び請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の点灯回路を備えた車両用灯具であり、
前記第1光源は近傍重視配光に設定された光源で、前記第2光源は遠方重視配光に設定された光源であり、
前記制御部は、前記第1指示の際に、走行環境に応じて前記第1光源と前記第2光源の発光期間比率を可変制御することを特徴とする
車両用灯具。
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JP2020078999A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 株式会社小糸製作所 | ランプ制御装置およびランプアセンブリ |
JP2020095949A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 株式会社小糸製作所 | 灯具モジュール |
-
2015
- 2015-04-30 JP JP2015093208A patent/JP2016210234A/ja active Pending
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