JP6634293B2 - 駆動回路、車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の半導体発光素子が直列接続された直列接続回路を有する車両用灯具の発光部を駆動する駆動回路と、これら発光部と駆動回路とを備えた車両用灯具とに関する。
特願2011−162087号公報
車両用灯具の発光部として、例えばLED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子を用いたものがある。この場合の発光部としては、半導体発光素子が1チップのみでは光量不足となる等の事情より、複数の半導体発光素子を直列接続したものがある。例えば、ヘッドランプとしての車両用灯具では、LEDチップを2個直列に接続した発光部が用いられる場合が多い。
ここで、LEDとしての半導体発光素子の順方向電圧(順電圧)は1チップあたり約3.5Vであり、上記のような2チップの発光部では、直列接続されたLED回路の順方向電圧は約7.0Vとなる。つまり、この場合に各LEDを発光させるために発光部に印加されるべき電圧は約7.0V以上であればよい。
自動車のバッテリ電圧は一般的に12V程度であるため、上記の発光部を駆動する駆動回路としては、入力電圧(バッテリ電圧)を降圧して発光部の駆動電圧を生成すればよいと考えられる。
しかしながら、バッテリ電圧は種々の条件により変動し得るものであり、場合によっては5V〜6V程度まで低下し得る。
車両用灯具としては、このような極端なバッテリ電圧の低下に対しても発光状態を維持することが要請されるため、現状では、駆動回路に昇降圧機能を持たせている。
但し、昇降圧型のコンバータは降圧型のコンバータと比較して回路部品点数が多く、コスト高となる問題がある。
上記特許文献1には、直列接続された発光素子1、発光素子2と、発光素子2に並列接続されたトランジスタQ2(バイパススイッチ)とを有する車両用灯具の制御装置として、バッテリからの供給電圧が低下した場合に、トランジスタQ2をオンとして発光素子2をショートさせる構成が開示されている。
これにより、バッテリからの供給電圧が低下し発光素子1、2の双方を発光状態で維持させることができない場合に対応して、発光素子2をショートさせ、発光素子1のみを発光状態で維持させることで、車両用灯具が発光状態を維持できるように図っている。
このような構成によれば、バッテリ電圧の低下に対し車両用灯具の発光状態を維持させるにあたり、駆動回路に昇降圧機能を持たせることを不要とすることが可能になる。
しかしながら、車両用灯具が発光状態を維持できなくなる要因としては、バッテリ電圧の低下のみでなく、半導体発光素子の順方向電圧の上昇も挙げられる。特に、LEDは、温度の低下に対して順方向電圧が上昇することが知られている。
順方向電圧が上昇するということは、それに応じて半導体発光素子を発光させるために発光部に印加すべき電圧値を上昇させることが要求されるため、結果として、順方向電圧の上昇としても、発光部を発光状態で維持できなる一つの要因となる。
上記特許文献1の構成では、バッテリ電圧のみを指標としてバイパススイッチを制御しているため、上記のような順方向電圧の上昇に起因して発光部が発光状態を維持不能となるケースに対応できない。すなわち、発光部の全ての半導体発光素子が消灯してしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記の問題点を克服し、複数の半導体発光素子が直列接続された発光部を有する車両用灯具として、駆動回路に昇圧機能を持たせることを不要としてコスト削減を図りつつ、バッテリからの入力電圧の低下及び半導体発光素子の順方向電圧の上昇の双方に対して発光部の発光状態を維持することのできる車両用灯具の実現化を図ることを目的とする。
本発明に係る駆動回路は、複数の半導体発光素子が直列接続された直列接続回路を有する車両用灯具の発光部を駆動する駆動回路であって、バッテリからの入力電圧に基づき、前記半導体発光素子を駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部と、前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差に応じて変動する電圧信号から、前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差が所定以下になったことを検出することに応じて、少なくとも一つの前記半導体発光素子に並列接続されたバイパススイッチをオン制御するバイパス制御部と、を備えるものである。
上記のように入力電圧と順方向電圧との差に基づきバイパススイッチを制御することで、バッテリ電圧の低下、及び半導体発光素子の順方向電圧の上昇の双方に対応して、少なくとも一つの半導体発光素子をショートさせることが可能となる。
上記した本発明に係る駆動回路においては、前記半導体発光素子に流れる駆動電流の電流値と所定の基準値との差を示すエラー信号に基づき前記駆動電流についての定電流制御を行う制御回路を備え、前記バイパス制御部は、前記エラー信号を前記電圧信号として用いて前記バイパススイッチを制御することが考えられる。
これにより、定電流制御系において駆動電流値と基準値との差を求めるための差分演算回路を、入力電圧と順方向電圧との差を求めるための差分演算回路として併用することが可能とされる。
上記した本発明に係る駆動回路においては、前記バイパス制御部により前記バイパススイッチがオンされたことに応じて、前記定電流制御に用いられる前記基準値を変化させる基準値制御部を備えることが望ましい。
これにより、バイパススイッチにより半導体発光素子がショートされた場合に対応して、駆動電流の電流値を上昇させることが可能とされる。
上記した本発明に係る駆動回路においては、前記駆動電圧生成部は、前記半導体発光素子に対して直列接続される電力制御素子を有するシリーズレギュレータとされ、前記バイパス制御部は、前記電力制御素子の入/出力端子間の電位差を示す差分信号を前記電圧信号として用いて前記バイパススイッチを制御することが考えられる
シリーズレギュレータは、例えばスイッチングコンバータを用いたレギュレータ等と比較して回路規模を小さくできる。
上記した本発明に係る駆動回路においては、前記バイパス制御部は、前記電圧信号を入力信号とし、前記バイパススイッチの制御信号を出力信号とするシュミットトリガ回路を有しており、前記シュミットトリガ回路が、トランジスタのオン電圧を前記出力信号の状態に応じて可変とすることにより前記入力信号の変化に対する前記出力信号の変化にヒステリシスを持たせる構成とされたことが望ましい。
上記のシュミットトリガ回路によれば、ヒステリシスコンパレータを用いたシュミットトリガ回路とする場合よりも回路構成の簡略化が図られる。
本発明に係る他の駆動回路は、少なくとも1つの半導体発光素子を有する第1光源部と、少なくとも1つの半導体発光素子を有する第2光源部とを有し、前記第1光源部と前記第2光源部が直列に接続された車両用灯具の発光部を駆動する駆動回路であって、バッテリからの入力電圧に基づき、前記第1光源部及び前記第2光源部に対する駆動電流を供給する第1の駆動部と、バッテリからの入力電圧に基づき、前記第1光源部には駆動電流を供給しないで前記第2光源部に駆動電流を供給する第2の駆動部と、前記入力電圧に基づき、前記第1の駆動部による駆動電流の供給と、前記第2の駆動部による駆動電流の供給を選択的に実行させる切替制御部と、を備える。
この場合、第1光源部と第2光源部としての半導体発光素子の直列接続回路に対して、第1光源部と第2光源部の両方への駆動電流の供給と、第2光源部への駆動電流の供給という手法で、バッテリ電圧の変動に対応する。
また、本発明に係る車両用灯具は、上記した本発明に係る駆動回路と発光部とを備えたものである。
本発明によれば、複数の半導体発光素子が直列接続された発光部を有する車両用灯具として、駆動回路に昇圧機能を持たせることを不要としてコスト削減を図りつつ、バッテリからの入力電圧の低下及び半導体発光素子の順方向電圧の上昇の双方に対して発光部の発光状態を維持することのできる車両用灯具の実現化を図ることができる。
第1実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。 第2実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。 第3実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。 第4実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。 第5実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。 第6実施形態としての車両用灯具の回路構成を示した図である。
以下、本発明の車両用灯具の各実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態としての車両用灯具1の回路構成を示した図である。
車両用灯具1は、駆動回路2と発光部3とを備えている。駆動回路2は、入力側正極端子Ti1及び入力側グランド(GND)端子Ti2と、DC/DCコンバータ4と、電流検出抵抗Rsと、制御回路5と、バイパススイッチSWbと、バイパス制御部6と、出力側正極端子To1及び出力側グランド端子To2と、バイパス用端子Tbとを備えている。
図示は省略したが、入力側正極端子Ti1は、スイッチを介して車両に設けられたバッテリBTの正極端子と接続されており、当該スイッチのオン/オフにより車両用灯具1の発光/非発光(点灯/消灯)が制御される。入力側グランド端子Ti2は、接地点を介してバッテリBTの負極端子に接続されている。本例において、バッテリBTの出力電圧は約12Vとされている。
発光部3は、複数の半導体発光素子3aが直列接続された直列接続回路を有する。本例では、半導体発光素子3aとしてLED(Light Emitting Diode)が用いられ、二つの半導体発光素子3a1、半導体発光素子3a2が直列接続されている。図のように半導体発光素子3a1は、アノードが駆動回路2における出力側正極端子To1に接続され、カソードが半導体発光素子3a2のアノードと接続されている。半導体発光素子3a2のカソードは、駆動回路2における出力側グランド端子To2に接続されている。
また、半導体発光素子3a1と半導体発光素子3a2の接続点は、駆動回路2におけるバイパス用端子Tbに接続されている。
本例において、半導体発光素子3a1、半導体発光素子3a2それぞれの順方向電圧は約3.5Vであり、これら半導体発光素子3a1と半導体発光素子3a2とが直列接続された直列接続回路の順方向電圧VFは約7Vである。
駆動回路2において、DC/DCコンバータ4は、スイッチSWc、インダクタLc、ショットキーダイオードDc及び平滑コンデンサCoを備えており、バッテリBTからの入力電圧Vinを降圧する降圧型のDC/DCコンバータとして構成されている。
スイッチSWcは、本例ではn型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が用いられ、ドレインが入力側正極端子Ti1に、ソースがインダクタLcの一端にそれぞれ接続されている。スイッチSWcのゲートは制御回路5が出力するスイッチング制御信号SSのラインに接続されている。
ショットキーダイオードDcは、カソードが上記したスイッチSWcのソースとインダクタLcの一端との接続点に接続され、アノードが入力側グランド端子Ti2と接続された接地ラインに対して接続されている。平滑コンデンサCoは、正極端子がインダクタの他端に接続され、負極端子が上記接地ラインに接続されている。
DC/DCコンバータ4による出力電圧Voutは、該平滑コンデンサCoの両端電圧差に相当し、出力電圧Voutが発光部3に印加されることで半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2に駆動電流Idが流れ、半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2が発光する。
電流検出抵抗Rsは、一端が上記したインダクタの他端と平滑コンデンサCoの正極端子との接続点に接続され、他端が出力側正極端子To1を介して半導体発光素子3a1のアノードと接続されている。
制御回路5は、電流検出アンプ10、エラーアンプ11、及びコンパレータ12を備えている。制御回路5は、電流検出抵抗Rsの両端電圧差を電流検出アンプ10で検出し、駆動電流Idの電流値に応じた検出信号Vdを得る。エラーアンプ11では、検出信号Vdと基準電圧信号Vref1との差分をとり、エラー信号Veを得る。エラー信号Veは、コンパレータ12で比較信号Vcpと比較される。比較信号Vcpは、例えば鋸歯状波の信号とされる。このためコンパレータ12からは、電流エラー量に応じたパルスデューティのスイッチング制御信号SSが得られる。換言すれば、PWM(Pulse Width Modulation)信号としてのスイッチング制御信号SSが得られる。このスイッチング制御信号SSによりDC/DCコンバータ4におけるスイッチSWcがオン/オフ制御され、これにより駆動電流Idについての定電流制御が実現される。
バイパススイッチSWbは、発光部3における少なくとも一つの半導体発光素子3aに並列接続される。本例におけるバイパススイッチSWbは、例えばn型のMOSFETとされ、発光部3における半導体発光素子3a2に対して並列に接続される。具体的に、バイパススイッチSWbは、ドレインがバイパス用端子Tbを介して半導体発光素子3a2のアノードに接続され、ソースが出力側グランド端子To2を介して半導体発光素子3a2のカソードに接続される。
バイパス制御部6は、差動アンプ13とヒステリシスコンパレータ14とを備えている。差動アンプ13は、正極入力端子が入力側正極端子Ti1に接続され、負極入力端子が出力側正極端子To1に接続されており、これにより入力側正極端子Ti1の電位と出力側正極端子To1の電位との差分に応じた差分信号Vxを得る。
差分信号Vxは、ヒステリシスコンパレータ14の負極入力端子に入力される。ヒステリシスコンパレータ14は、正極入力端子に基準電圧信号Vref2が入力され、出力端子はバイパススイッチSWbのゲートに接続されている。
本例におけるヒステリシスコンパレータ14のヒステリシス特性は、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号をLレベル→Hレベルに切り替える際の閾値として基準電圧信号Vref2の値が用いられ、該出力信号をHレベル→Lレベルに切り替える際の閾値として基準電圧信号Vref2の値+αが用いられる特性とされている。
このため、ヒステリシスコンパレータ14においては、差分信号Vxの値が基準電圧信号Vref2の値よりも小さくなった際には、出力信号がHレベルに立ち上がり、その後に差分信号Vxの値が基準電圧信号Vref2の値+αよりも大きくなった際には出力信号がLレベルに立ち下がる。
このようなヒステリシス特性により、バイパススイッチSWbがノイズ等の影響でオン/オフを繰り返してしまうチャタリングの防止が図られる。
ここで、上記したバイパス制御部6では、入力電圧Vinが低下した場合には、入力側正極端子Ti1の電位と出力側正極端子To1の電位との差が小さくなり、差動アンプ13が出力する差分信号Vxの値も小さくなる。このとき、入力電圧Vinの低下度合いが比較的大きく(例えば12V→7V程度)、差分信号Vxの値が基準電圧信号Vref2の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がる。これにより、バイパススイッチSWbはオンとされ、半導体発光素子3a2をバイパスする電流経路が形成されて該半導体発光素子3a2がショート(短絡)される。
また、上記したバイパス制御部6において、例えば車両が低温環境下に置かれるなどして順方向電圧VFが上昇した場合には、入力側正極端子Ti1の電位と出力側正極端子To1の電位との差は、上記した入力電圧Vin低下時と同様に小さくなるため、差動アンプ13が出力する差分信号Vxの値も小さくなる。このとき、順方向電圧VFの上昇度合いが比較的大きく(例えば7V→12V程度)、差分信号Vxの値が基準電圧信号Vref2の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がり、バイパススイッチSWbがオンとされて半導体発光素子3a2がショートされる。
このようにバイパス制御部6によっては、入力電圧Vinの低下、及び順方向電圧VFの上昇の双方に対応して、発光部3における少なくとも一つの半導体発光素子3aをショートさせることができる。すなわち、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇の双方に対して、発光部3における全ての半導体発光素子3aが非発光状態となってしまうことの防止が図られる。
ここで、上記のように入力側正極端子Ti1の電位と出力側正極端子To1の電位との差(入力電圧Vinと出力電圧Voutとの差とも換言できる)は、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇の何れに対しても小さくなる挙動を示す。これは、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇に対し「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」が小さくなる挙動と同様である。
従って、上記のように入力側正極端子Ti1の電位と出力側正極端子To1の電位との差(差分信号Vx)に基づきバイパススイッチSWbを制御するバイパス制御部6は、「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」に基づきバイパススイッチSWbを制御するものであると換言できる。
図2は、第2実施形態としての車両用灯具1Aの回路構成を示した図である。
第2実施形態としての車両用灯具1Aは、駆動電流Idの電流値と定電流制御系で用いる基準値との差に基づきバイパススイッチSWbを制御するものである。
なお、以下の説明において、既に説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
車両用灯具1Aは、図1に示した車両用灯具1と比較して、駆動回路2に代えて駆動回路2Aが設けられた点が異なる。駆動回路2Aは、駆動回路2と比較して、バイパス制御部6に代えてバイパス制御部6Aが設けられた点が異なる。
バイパス制御部6Aは、ヒステリシスコンパレータ14を備えている。この場合のヒステリシスコンパレータ14は、正極入力端子に基準電圧信号Vref2’が入力され、負極入力端子には制御回路5におけるエラーアンプ11が出力するエラー信号Veが入力される。この場合もヒステリシスコンパレータ14の出力端子はバイパススイッチSWbのゲートに接続されている。
なお、本例の制御回路5では、エラー信号Veの極性が正極性となるように電流検出アンプ10及びエラーアンプ11の極性が設定されている。
車両用灯具1Aにおいて、入力電圧Vinが低下した場合には、DC/DCコンバータ4の電源電圧の低下に伴い、エラー信号Veの値が低下する(つまりスイッチSWcのオンデューティを高める制御方向)。このとき、入力電圧Vinの低下度合いが比較的大きく(例えば12V→7V程度)、エラー信号Veの値が基準電圧信号Vref2’の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がる。これにより、バイパススイッチSWbはオンとされ、半導体発光素子3a2がショートされる。
また、順方向電圧VFが上昇した場合には、DC/DCコンバータ4の負荷の増大に伴い、エラー信号Veの値が低下する。このとき、順方向電圧VFの上昇度合いが比較的大きく(例えば7V→12V程度)、エラー信号Veの値が基準電圧信号Vref2’の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がり、バイパススイッチSWbがオンとされて半導体発光素子3a2がショートされる。
このようにバイパス制御部6Aによっても、入力電圧Vinの低下、及び順方向電圧VFの上昇の双方に対応して、発光部3における少なくとも一つの半導体発光素子3aをショートさせることができ、発光部3における全ての半導体発光素子3aが非発光状態となってしまうことの防止が図られる。
ここで、上記のようにエラー信号Veの値(定電流制御系における駆動電流Idについての検出電流値と基準値との差)は、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇の何れに対しても小さくなる挙動を示すものであり、これは、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇に対して「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」が小さくなる挙動と同様である。
従って、上記のようにエラー信号Veに基づきバイパススイッチSWbを制御するバイパス制御部6Aは、「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」に基づきバイパススイッチSWbを制御するものであると換言できる。
図3は、第3実施形態としての車両用灯具1Bの回路構成を示した図である。
車両用灯具1Bは、バイパススイッチSWbがオフとされたことに応じて、定電流制御に用いられる基準値を変化させるものである。
図3において、車両用灯具1Bは、図2に示した車両用灯具1Aと比較して、駆動回路2Aに代えて駆動回路2Bが設けられた点が異なる。駆動回路2Bは、駆動回路2Aに対して基準値制御部7が追加されたものである。
基準値制御部7は、抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、抵抗R4、トランジスタQ1、及びトランジスタQ2を備えている。抵抗R1は、一端がヒステリシスコンパレータ14の出力端子に接続され、他端がトランジスタQ1のベースに接続されている。トランジスタQ1は、例えばNPN型のバイポーラトランジスタとされ、コレクタが抵抗R2を介して電源電圧Vccと接続され、エミッタが接地されている。
トランジスタQ1のコレクタと抵抗R2との接続点は、例えばNPN型のバイポーラトランジスタとされたトランジスタQ2のベースに接続されている。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R3と抵抗R4との直列接続回路を介して基準電圧Vref1’と接続されている。
この場合における制御回路5のエラーアンプ11には、基準電圧信号Vref1に代えて、抵抗R3と抵抗R4との接続点における電位が基準電圧信号として入力される。
このような基準値制御部7において、バイパススイッチSWbがオフの状態、すなわちヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルの状態では、トランジスタQ1がオフとされるため、トランジスタQ2のベースに電源電圧Vccに基づく電圧が印加されてトランジスタQ2がオンとされる。これにより、制御回路5のエラーアンプ11には、基準電圧Vref1’の電圧値を抵抗R3と抵抗R4とで分圧した値よる基準電圧信号が入力される。
一方、バイパススイッチSWbがオンの状態、すなわちヒステリシスコンパレータ14の出力信号がHレベルの状態では、トランジスタQ1がオンとされるため、トランジスタQ2がオフとされる。これにより、制御回路5のエラーアンプ11には、基準電圧Vref1’の電圧値と抵抗R3の抵抗値とで定まる値による基準電圧信号が入力される。すなわち、抵抗R3と抵抗R4による分圧値よりも高い値による基準電圧信号が入力される。
このように基準値制御部7によれば、バイパススイッチSWbがオンとされた場合には、定電流制御系で用いられる(検出信号Vdと比較される)基準値が上昇される。該基準値が上昇されるということは、同じ検出信号Vdの値の入力に対し、エラーアンプ11が出力するエラー信号Veの値がより小さくなることを意味するので、結果、スイッチSWcのオンディーティはバイパススイッチSWbがオフの状態よりも上昇される。すなわち、駆動電流Idの電流値が、バイパススイッチSWbがオフの状態よりも上昇される。
ここで、バイパススイッチSWbがオンとされ半導体発光素子3a2がショートされた場合には、発光部3全体としての発光光量は略半減し、暗くなる。上記の基準値制御部7により、バイパススイッチSWbがオンとされた場合に駆動電流Idの電流値が上昇されることで、半導体発光素子3a2をショートさせて全ての半導体発光素子3aが非発光状態とされてしまうことの防止を図るにあたり、発光部3による発光量が低下してしまうことの防止を図ることが可能となる。
なお、図3では、基準値制御部7を図2に示した駆動回路2Bに適用した例を示したが、基準値制御部7は、図1に示した駆動回路2等、駆動電流Idについての定電流制御系を備える駆動回路に好適に適用可能なものである。
図4は、第4実施形態としての車両用灯具1Cの回路構成を示した図である。
車両用灯具1Cは、駆動回路にシリーズレギュレータを用いるものである。
車両用灯具1Cは、図1に示した車両用灯具1と比較して、駆動回路2に代えて駆動回路2Cが設けられた点が異なる。駆動回路2Cは、駆動回路2との比較で、DC/DCコンバータ4及び制御回路5に代えてシリーズレギュレータ8が設けられ、バイパス制御部6に代えてバイパス制御部6Bが設けられた点が異なる。なお、駆動回路2Cにおいては、電流検出抵抗Rsは接地ラインに挿入されている。
シリーズレギュレータ8は、半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2に対して直列接続される電力制御素子8aと、エラーアンプ8bと、コンデンサC1とを備えている。本例では、電力制御素子8aとして例えばNPN型のバイポーラトランジスタによるトランジスタQ3が用いられ、トランジスタQ3のコレクタは入力側正極端子Ti1に接続され、エミッタは出力側正極端子To1に接続されている。
コンデンサC1は、正極端子がトランジスタQ3のコレクタと出力側正極端子To1との接続点に接続され、負極端子が接地ラインに対して接続されることで、半導体発光素子3a1と半導体発光素子3a2による直列接続回路に対して並列に接続される。
エラーアンプ8bは、電流検出抵抗Rsと出力側グランド端子To2との接続点における電位と基準電圧信号Vref3との差分をとり、エラー信号Ve’を得る。エラー信号Ve’は、トランジスタQ3のベースに供給される。
上記のようなシリーズレギュレータ8においては、電力制御素子8aの出力端子(エミッタ)と接地ラインとの間に生じる電圧が駆動電圧として発光部3の半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2に印加される。また、シリーズレギュレータ8においては、トランジスタQ3のベース電流が、電流検出抵抗Rsと出力側グランド端子To2との接続点における電位(つまり駆動電流Idの電流値に応じた値)と基準電圧信号Vref3との差分に応じてコントロールされ、駆動電流Idについての定電流制御が実現される。
バイパス制御部6Bは、図1に示したバイパス制御部6と比較して、差動アンプ13への入力が変更された点、及びヒステリシスコンパレータ14の正極入力端子に基準電圧信号Vref2''が入力される点が異なる。この場合、差動アンプ13の正極入力端子には、トランジスタQ3のコレクタの電位が入力され、負極入力端子にはトランジスタQ3のエミッタの電位が入力される。差動アンプ13は、これらトランジスタQ3のコレクタ電位とエミッタ電位との差分を表す差分信号Vx’をヒステリシスコンパレータ14の負極入力端子に出力する。
ここで、上記のバイパス制御部6Bにおいて、入力電圧Vinが低下した場合には、トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間の電位差が小さくなり、差動アンプ13が出力する差分信号Vx’の値も小さくなる。このとき、入力電圧Vinの低下度合いが比較的大きく(例えば12V→7V程度)、差分信号Vx’の値が基準電圧信号Vref2''の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がり、バイパススイッチSWbがオンとされて半導体発光素子3a2がショートされる。
また、順方向電圧VFが上昇した場合にも、トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間の電位差は小さくなり、差分信号Vx’の値も小さくなる。このとき、順方向電圧VFの上昇度合いが比較的大きく(例えば7V→12V程度)、差分信号Vx’の値が基準電圧信号Vref2''の値よりも小さくなると、ヒステリシスコンパレータ14の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がり、バイパススイッチSWbがオンとされて半導体発光素子3a2がショートされる。
このようにバイパス制御部6Bによっても、入力電圧Vinの低下、及び順方向電圧VFの上昇の双方に対応して、発光部3における少なくとも一つの半導体発光素子3aをショートさせることができ、発光部3における全ての半導体発光素子3aが非発光状態となってしまうことの防止が図られる。
ここで、シリーズレギュレータ8におけるトランジスタQ3のコレクタ、エミッタ、ベースは、それぞれ電力制御素子8aにおける入力端子、出力端子、制御端子と換言できる。従って、上記のバイパス制御部6Bは、シリーズレギュレータ8における電力制御素子8aの入/出力端子間の電位差に基づきバイパススイッチSWbを制御するものであると換言できる。
また、上記の説明から理解されるように、電力制御素子8aの入/出力端子間の電位差は、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇の何れに対しても小さくなる挙動を示し、これは、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇に対し、「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」が小さくなる挙動と同様である。
従って、電力制御素子8aの入/出力端子間の電位差に基づきバイパススイッチSWbを制御するバイパス制御部6Bとしても、「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」に基づきバイパススイッチSWbを制御するものであると換言できる。
図5は、第5実施形態としての車両用灯具1Dの回路構成を示した図である。
車両用灯具1Dは、図1に示した車両用灯具1と比較して、駆動回路2に代えて駆動回路2Dが設けられた点が異なる。駆動回路2Dは、駆動回路2との比較で、DC/DCコンバータ4及び制御回路5に代えて電流制限抵抗Rdが設けられ、バイパス制御部6に代えてバイパス制御部6Cが設けられた点が異なる。
電流制限抵抗Rdは、一端が入力側正極端子Ti1と接続され、他端が出力側正極端子To1と接続されて、発光部3における半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2と直列に接続される。この電流制限抵抗Rdにより、半導体発光素子3a1と半導体発光素子3a2の直列接続回路に対して入力電圧Vinの電圧値と電流制限抵抗Rdの抵抗値とに基づく値による電圧(駆動電圧)が印加され、半導体発光素子3a1及び半導体発光素子3a2が発光し、駆動電流Idが流れる。このとき、駆動電流Idの電流値は電流制限抵抗Rdにより制限される。
ここで、駆動回路2Dにおいて、入力電圧Vinが低下した場合には、電流制限抵抗Rdの両端電圧差は小さくなる。また、順方向電圧VFが上昇した場合にも、電流制限抵抗Rdの両端電圧差は小さくなる。このような電流制限抵抗Rdの両端電圧差の挙動は、入力電圧Vinの低下、順方向電圧VFの上昇に対して「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」が小さくなる挙動と同様であり、従って、電流制限抵抗Rdの両端電圧差は、「入力電圧Vinと順方向電圧VFとの差」に相当するものであると換言できる。
バイパス制御部6Cは、電流制限抵抗Rdの両端電圧差を入力信号とし、バイパススイッチSWbの制御信号を出力信号とするシュミットトリガ回路として構成されている。
バイパス制御部6Cは、トランジスタQ4、トランジスタQ5、抵抗R4、抵抗R5、抵抗R6、抵抗R7、抵抗R8、及び抵抗R9を備えている。本例では、トランジスタQ4及びトランジスタQ5にはPNP型のバイポーラトランジスタが用いられている。
トランジスタQ4は、ベースが電流制限抵抗Rdの他端に接続され、コレクタが抵抗R9を介して接地ラインに接続され、エミッタが抵抗R7を介して電流制限抵抗Rdの一端と接続されている。トランジスタQ5は、エミッタがトランジスタQ4のエミッタと抵抗R7との接続点に接続され、コレクタが抵抗R8を介して接地ラインに接続されている。
抵抗R5は、入力側正極端子Ti1とトランジスタQ5のベースとの間に挿入され、抵抗R6は、トランジスタQ5のベースと抵抗R5との接続点とトランジスタQ4のコレクタと抵抗R9との接続点との間に挿入されている。
トランジスタQ5のコレクタと抵抗R8との接続点は、バイパススイッチSWbのゲートに接続されている。つまり、バイパス制御部6Cにおいては、これらトランジスタQ5のコレクタと抵抗R8との接続点の電位がバイパススイッチSWbを制御するための出力信号として該バイパススイッチSWbのゲートに供給される。
上記のバイパス制御部6Cにおいては、入力電圧Vinの低下、及び順方向電圧VFの上昇が生じていない通常時には、電流制限抵抗Rdの両端電圧差が比較的大きいため、トランジスタQ4のベース−エミッタ間電圧としては、該トランジスタQ4のオン電圧(トランジスタがオンするために要するベース−エミッタ間電圧)よりも十分に大きな電圧が生じており、トランジスタQ4はオン状態とされている。
トランジスタQ4がオン状態であると、トランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧が低くされるため、トランジスタQ5はオフとされる。トランジスタQ5がオフであると、トランジスタQ5のコレクタと抵抗R8との接続点に得られるバイパス制御部6Cの出力信号の値は、バイパス制御部6Cの電源電圧(負極性電圧)と略一致する。すなわち、バイパス制御部6Cの出力信号はLレベルとされる。従って、バイパススイッチSWbはオフ状態とされ、通常時において半導体発光素子3a2はショートされていない。
上記の通常時においては、トランジスタQ5がオフとされていることで、抵抗R7にはトランジスタQ5がオンすることにより流れるべき電流が流されないため、トランジスタQ4のオン電圧は略0.6Vとなる。換言すれば、通常時において、バイパス制御部6Cが出力信号をHレベルに切り替える際に用いる閾値は、略0.6Vとされている。
ここで、入力電圧Vinが比較的大きく低下(例えば12V→7V)する、又は順方向電圧VFが比較的大きく上昇(例えば7V→12V)することで、電流制限抵抗Rdの両端電圧差がトランジスタQ4のオン電圧(略0.6V)よりも小さくなった場合には、トランジスタQ4がオフとされ、これに伴いトランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧が上昇して、トランジスタQ5がオンとされる。
トランジスタQ5がオンとされると、トランジスタQ5のコレクタと抵抗R8との接続点に得られるバイパス制御部6Cの出力信号の値は、バイパス制御部6Cの電源電圧(負極性電圧)を抵抗R8と抵抗R7とで分圧した値となり、バイパス制御部6Cの出力信号はHレベルとなる。従って、バイパススイッチSWbがオンされて、半導体発光素子3a2がショートされる。
バイパススイッチSWbへの出力信号がHレベルとされた場合には、上記のようにトランジスタQ5がオンとされることで、抵抗R7にはトランジスタQ5がオンされることにより流れるべき電流が流される。従って、トランジスタQ4のオン電圧の値は、上記した略0.6Vに対し、このようにトランジスタQ5がオンされることにより抵抗R7に生じる電圧(以下「電圧Vr7」と表記)が上乗せされた値となる。つまり、バイパス制御部6Cが出力信号をHレベルからLレベルに切り替える際に用いる閾値は、「略0.6V+Vr7」とされる。
このようにバイパス制御部6Cは、入力信号の変化に対する出力信号の変化にヒステリシスを持たせるシュミットトリガ回路として構成されている。そして、バイパス制御部6Cは、このようなヒステリシス特性を、トランジスタQ4のオン電圧を出力信号の状態に応じて可変とすることにより実現する構成を採っており、これによりヒステリシスコンパレータ14を用いる場合よりも回路部品点数の削減が図られている。
また、第5実施形態の駆動回路2Dは、電流制限抵抗Rdを用いた構成とされたことで、DC/DCコンバータ4及び制御回路5を用いる構成(図1〜図3)やシリーズレギュレータ8を用いる構成(図4)とした場合よりも回路部品点数の大幅な削減が図られる。
なお、上記のようにトランジスタのオン電圧を出力信号の状態に応じて可変とすることでヒステリシス特性を実現するシュミットトリガ回路は、これまでで説明した各実施形態のヒステリシスコンパレータ14に置き換えて実装することができる。また、バイパス制御部6Cの構成は、図1に示したバイパス制御部6、図4に示したバイパス制御部6Bに対して適用することもできる。
図6は、第6実施形態としての車両用灯具1Eの回路構成を示した図である。
この第6実施形態は、これまでの実施形態のようにバイパス経路により半導体発光素子の一部を消灯させることで対応するものではなく、半導体発光素子の直列接続回路に対しての駆動電流の供給経路を切り替えるという手法で、バッテリ電圧の低下に対応する例である。
車両用灯具1Eは、駆動回路2Eと発光部3Aとを備えている。駆動回路2は、入力側正極端子Ti1及び入力側グランド(GND)端子Ti2と、切替制御部20と、電流制御部21,22と、出力側正極端子To1、To3及び出力側グランド端子To2を備えている。
入力側正極端子Ti1は、スイッチを介して車両に設けられたバッテリBTの正極端子と接続されており、当該スイッチのオン/オフにより車両用灯具1の発光/非発光(点灯/消灯)が制御される。入力側グランド端子Ti2は、接地点を介してバッテリBTの負極端子に接続されている。
本例では、入力側正極端子Ti1と入力側グランド端子Ti2に印加されるバッテリBTからの入力電圧Vinは、例えば9V〜16Vで変動することを想定するが、例えば9V以下となっても、ある程度の電圧(例えば6V程度)までは発光部3Aが不点灯とはならないようにしている。
発光部3Aは、複数の半導体発光素子3aが直列接続された直列接続回路を有する。本例では、半導体発光素子3aとしてLEDが用いられ、第1光源部として半導体発光素子3aを有し、また第2光源部として半導体発光素子3a3、3a4を有している。そして第1光源部、第2光源部を構成する半導体発光素子3a3,3a4,3a5が直列接続されている。
図のように半導体発光素子3a3は、アノードが駆動回路2Eにおける出力側正極端子To1に接続され、カソードが半導体発光素子3a4のアノードと接続されている。つまり第1光源部は出力側正極端子To1、To3間に接続される。
半導体発光素子3a4は、アノードが駆動回路2Eにおける出力側正極端子To3に接続され、カソードが半導体発光素子3a5のアノードと接続されている。半導体発光素子3a5のカソードは、駆動回路2Eにおける出力側グランド端子To2に接続されている。つまり第2光源部は出力側正極端子To3−出力側グランド端子To2間に接続される。
ここでは半導体発光素子3a3、3a4、3a5の直列回路、つまり第1、第2光源部を合わせた順方向電圧VF1=9V、半導体発光素子3a4、3a5の直列回路、つまり第2光源部のみの順方向電圧VF2=6Vとする。
なお、本例では第1光源部を1つの半導体発光素子3a3、第2光源部を2つの半導体発光素子3a4,3a5としているが、第1,第2光源部はいずれも、少なくとも1以上の半導体発光素子を有するものであればよい。
電流制御部21,22は、発光部3Aに駆動電流を与える第1、第2駆動部となる。
電流制御部21は、第1駆動部として、バッテリVTからの入力電圧に基づいて駆動電流Id1を出力側正極端子To1から発光部3Aの半導体発光素子3a3、3a4、3a5に供給する。つまり電流制御部21は第1光源部及び第2光源部に駆動電流Id1を供給する。
電流制御部22は、第2駆動部として、バッテリVTからの入力電圧に基づいて駆動電流Id2を出力側正極端子To3から発光部3Aの一部の半導体発光素子3a4、3a5に供給する。つまり電流制御部22は第1光源部には駆動電流Id2を供給せずに第2光源部に駆動電流Id2を供給する。
これら電流制御部21,22は定電流源として機能する。例えば抵抗器(電流制限抵抗)で構成してもよいし、定電流ダイオード、定電流IC等を用いても良い。第1実施形態のように降圧型のコンバータを用いても良いし、第4実施形態のようにシリーズレギュレータを用いても良い。但し昇圧型コンバータは用いない。
従って、発光部3Aの順方向電圧VF1に対して入力電圧Vinが高ければ電流制御部21からの駆動電流Id1を半導体発光素子3a3,3a4,3a5に流すことができる。
また入力電圧Vinが低下した場合、順方向電圧VF2に対応できる範囲であれば、電流制御部22からの駆動電流Id2を半導体発光素子3a4,3a5に流すことができる。
このため切替制御部20が、入力電圧Vinに応じて、電流制御部21,22を選択するための切替制御を行うようにしている。
切替制御部20は、p型のMOSFETによるスイッチSW1,SW2、NPN型のバイポーラトランジスタであるトランジスタQ20、n型のMOSFETであるFET_Q21、ツェナーダイオードZD、ダイオードD20、抵抗R21,R22,R23,R24を有する。
ダイオードD20のアノードは入力側正極端子Ti1に接続され、カソードはスイッチSW1,SW2のそれぞれのソースに接続されている。
スイッチSW1は、電流制御部21に対して入力電圧Vinを与えるためのスイッチとされる。スイッチSW1がONとされることで、入力電圧Vinが電流制御部21に印加され、電流制御部21からの駆動電流Id1が発光部3Aの第1光源部及び第2光源部(半導体発光素子3a3,3a4,3a5)に供給される。スイッチSW1のゲート・ソース間にはバイアス抵抗R21が接続される。
スイッチSW2は、電流制御部22に対して入力電圧Vinを与えるためのスイッチとされる。スイッチSW2がONとされることで、入力電圧Vinが電流制御部22に印加され、電流制御部22からの駆動電流Id2が発光部3Aの第2光源部(半導体発光素子3a4,3a5)に供給される。スイッチSW2のゲート・ソース間にはバイアス抵抗R24が接続される。
ダイオードD20のカソード側(スイッチSW2のソース)とグランドラインの間にはツェナーダイオードZDと抵抗R23が直列接続されている。この場合、ツェナーダイオードZD3のカソード側がダイオードD20のカソード側に接続される。
ツェナーダイオードZD3と抵抗R23の接続点は、抵抗R22を介してトランジスタQ20のベースに接続されている。
トランジスタQ20のコレクタはスイッチSW1のゲート及びFET_Q21のゲートに接続され、さらに抵抗R21の一端に接続されている。トランジスタQ22のエミッタはグランドラインに接続されている。
FET_Q21のソースはグランドラインに接続され、ドレインがスイッチSW2のゲートに接続され、さらに抵抗R24の一端に接続されている。
この切替制御部20により、以下のように電流制御部21、22が選択される。この例では9Vで電流制御部21、22が切り替えられるとする。例えば順方向電圧VF1=ツェナーダイオードZDの降伏電圧=9Vと仮定する。
入力電圧Vinが9Vを越えている場合、ツェナーダイオードZDに逆方向電流が流れ、これによりトランジスタQ20がONとなる。トランジスタQ20がONとなることでスイッチSW1がONとなり、これによって電流制御部21からの駆動電流Id1が発光部3Aに供給される。
またこのとき、FET_Q21はOFFとなっているため、スイッチSW2もOFFとなる。従って電流制御部22からの駆動電流Id2は流れない。
入力電圧Vinが9V以下となると、ツェナーダイオードZDがOFFとなる。よってトランジスタQ20がOFFとなる。トランジスタQ20がOFFとなることでスイッチSW1がOFFとなる。従って電流制御部21からの駆動電流Id1は流れない。
またこのとき、トランジスタQ20がOFFとなることで、FET_Q21がONになるため、スイッチSW2がONとなる。これによって電流制御部22からの駆動電流Id2が発光部3Aの半導体発光素子3a4,3a5に供給される。
以上の動作により、入力電圧Vinが低下して順方向電圧VF1以下となっても、発光部3Aは点灯状態を継続できる。
なお、駆動電流Id1が流れるときと、駆動電流Id2が流れるときで、発光部3Aの光量が同程度となるように電流調整が行われることが望ましい。例えば駆動電流Id2の場合、2つの半導体発光素子3a4,3a5で、3つの半導体発光素子3a3,3a4,3a5の場合と同程度の光量とするため(もしくは光量低下を少なくするため)に、駆動電流Id1,Id2の電流値をId1<Id2とすることが考えられる。
また電流制御部21,22としては、降圧型コンバータを用いることも考えられるが、降圧型コンバータを用いずに、電流制限抵抗、定電流ダイオード等を実装する場合、電流制御部21,22の切替時の明るさの移行がスムースとなったり、コンバータのスイッチングノイズが発生しないという利点も得られる。
以上、各種の実施形態を説明してきたが、第1〜第5実施形態としての駆動回路(2、2A、2B、2D)は、複数の半導体発光素子(3a1、3a2)が直列接続された直列接続回路を有する車両用灯具の発光部(3)を駆動する駆動回路であって、バッテリ(BT)からの入力電圧(Vin)に基づき、半導体発光素子を駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部(DC/DCコンバータ4、電力制御素子8a、又は電流制限抵抗Rd)と、入力電圧と直列接続回路の順方向電圧(VF)との差に基づき、少なくとも一つの半導体発光素子に並列接続されたバイパススイッチ(SWb)を制御するバイパス制御部(6、6A、6B、6C)と、を備えるものである。
上記のように入力電圧と順方向電圧との差に基づきバイパススイッチを制御することで、バッテリ電圧の低下、及び半導体発光素子の順方向電圧の上昇の双方に対応して、少なくとも一つの半導体発光素子をショートさせることが可能となる。
従って、複数の半導体発光素子が直列接続された発光部を有する車両用灯具として、駆動回路に昇圧機能を持たせることを不要としてコスト削減を図りつつ、バッテリからの入力電圧の低下及び半導体発光素子の順方向電圧の上昇の双方に対して発光部の発光状態を維持することのできる車両用灯具の実現化を図ることができる。
また、第1〜第4実施形態としての駆動回路(2、2A、2B、2D)においては、半導体発光素子に流れる駆動電流(Id)の電流値と所定の基準値との差に基づき駆動電流についての定電流制御を行う制御回路(制御回路5又はエラーアンプ8b)を備え、バイパス制御部は、駆動電流の電流値と基準値との差に基づきバイパススイッチを制御している。
これにより、定電流制御系において駆動電流値と基準値との差を求めるための差分演算回路(例えばエラーアンプ11又はエラーアンプ8b)を、入力電圧と順方向電圧との差を求めるための差分演算回路(例えば差動アンプ13)として併用することが可能とされる。
従って、差分演算回路の数を少なくでき、回路面積の縮小化、及び部品点数削減によるコスト削減が図られる。
さらに、第3実施形態としての駆動回路2Bにおいては、バイパス制御部によりバイパススイッチがオンされたことに応じて、定電流制御に用いられる基準値を変化させる基準値制御部(7)を備えている。
これにより、バイパススイッチにより半導体発光素子がショートされた場合に対応して、駆動電流の電流値を上昇させることが可能とされる。
従って、半導体発光素子がショートされたことにより発光部の発光量が低下してしまうことの防止を図ることができる。
さらにまた、第4実施形態としての駆動回路2Cにおいては、駆動電圧生成部は、半導体発光素子に対して直列接続される電力制御素子を有するシリーズレギュレータとされ、バイパス制御部は、電力制御素子の入/出力端子間の電位差に基づきバイパススイッチを制御している。
シリーズレギュレータは、例えばスイッチングコンバータを用いたレギュレータ等と比較して回路規模を小さくできる。
従って、回路面積の縮小化、及びコスト削減を図ることができる。
また、第5実施形態としての駆動回路2Dにおいては、バイパス制御部は、入力電圧と順方向電圧との差に相当する信号を入力信号とし、バイパススイッチの制御信号を出力信号とするシュミットトリガ回路を有しており、シュミットトリガ回路が、トランジスタのオン電圧を出力信号の状態に応じて可変とすることにより入力信号の変化に対する出力信号の変化にヒステリシスを持たせる構成とされている。
上記のシュミットトリガ回路によれば、ヒステリシスコンパレータを用いたシュミットトリガ回路とする場合よりも回路構成の簡略化が図られる。
従って、シュミットトリガ回路によりバイパススイッチについてのチャタリング防止を図った駆動回路として、回路面積の縮小化、及びコスト削減を図ることができる。
第6実施形態では、発光部3Aは、半導体発光素子3a3を有する第1光源部と、半導体発光素子3a4,3a5を有する第2光源部とを有し、第1光源部と第2光源部が直列に接続されている。この発光部3Aを駆動する駆動回路2Eは、バッテリ(BT)からの入力電圧(Vin)に基づき、第1光源部及び第2光源部に対する駆動電流を供給する第1の駆動部(電流制御部21)と、バッテリ(BT)からの入力電圧(Vin)に基づき、第1光源部には駆動電流を供給しないで第2光源部に駆動電流を供給する第2の駆動部(電流制御部22)と、入力電圧(Vin)に基づき、第1の駆動部による駆動電流Id1の供給と、第2の駆動部による駆動電流Id2の供給を選択的に実行させる切替制御部20とを備える。
即ち第1の駆動部から、或いは第2の駆動部からという駆動電流供給経路を切り替えるという手法で、バッテリ電圧の低下に対応する。
これにより駆動回路に昇圧機能を持たせることを不要としてコスト削減を図りつつ、バッテリからの入力電圧の低下に対して発光部3Aの発光状態を維持することができる。
またバイパス方式ではなく駆動電流供給経路を切り替える構成であることから、2つの駆動部(電流制御部21,22)による駆動電流Id1,Id2の電流設定により、第1,第2光源部の両方に対する駆動電流の供給の場合と、第2光源部に対する駆動電流の供給の場合とで、発光部の光量の差を小さくしたり、同程度とすることも可能である。これによりバッテリ電圧低下によって発光駆動する半導体発光素子の数を減らしても目立った光量低下が生じないようにすることができる。
なお、本発明は上記により説明した具体例に限定されるべきものではない。
例えば、上記では、半導体発光素子としてLEDを用いる場合を例示したが、本発明は、例えば温度等の所定の条件により順方向電圧が変化し得る半導体発光素子が用いられる場合に広く好適に適用できるものである。
また、上記では、発光部において半導体発光素子を二つ直列接続する構成を例示したが、発光部において直列接続される半導体発光素子の数は二つに限定されず、三つ以上とすることもできる。
また、入力電圧と順方向電圧との差に応じてショートさせる半導体発光素子の数は一つに限定されず、二以上とすることもできる。
1、1A、1B、1C、1D…車両用灯具、2、2A、2B、2C、2D…駆動回路、3…発光部、3a1、3a2、3a3、3a4、3a5…半導体発光素子、4…DC/DCコンバータ、5…制御回路、6、6A、6B…バイパス制御部、7…基準値制御部、8…シリーズレギュレータ、8a…電力制御素子、8b…エラーアンプ、20…切替制御部、21,22…電流制御部、SWc,SW1,SW2…スイッチ、SWb…バイパススイッチ

Claims (6)

  1. 複数の半導体発光素子が直列接続された直列接続回路を有する車両用灯具の発光部を駆動する駆動回路であって、
    バッテリからの入力電圧に基づき、前記半導体発光素子を駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部と、
    前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差に応じて変動する電圧信号から、前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差が所定以下になったことを検出することに応じて、少なくとも一つの前記半導体発光素子に並列接続されたバイパススイッチをオン制御するバイパス制御部と、を備える
    前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差に応じて変動する電圧信号を生成し、前記電圧信号に表れる前記入力電圧と前記直列接続回路の順方向電圧との差が所定未満となることに応じて、少なくとも一つの前記半導体発光素子に並列接続されたバイパススイッチをオン制御するバイパス制御部と、を備える
    駆動回路。
  2. 前記半導体発光素子に流れる駆動電流の電流値と所定の基準値との差を示すエラー信号に基づき前記駆動電流についての定電流制御を行う制御回路を備え、
    前記バイパス制御部は、前記エラー信号を前記電圧信号として用いて前記バイパススイッチを制御する
    請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記バイパス制御部により前記バイパススイッチがオンされたことに応じて、前記定電流制御に用いられる前記基準値を変化させる基準値制御部を備える
    請求項2に記載の駆動回路。
  4. 前記駆動電圧生成部は、前記半導体発光素子に対して直列接続される電力制御素子を有するシリーズレギュレータとされ、
    前記バイパス制御部は、前記電力制御素子の入/出力端子間の電位差を示す差分信号を前記電圧信号として用いて前記バイパススイッチを制御する
    請求項1に記載の駆動回路。
  5. 前記バイパス制御部は、前記電圧信号を入力信号とし、前記バイパススイッチの制御信号を出力信号とするシュミットトリガ回路を有しており、
    前記シュミットトリガ回路が、トランジスタのオン電圧を前記出力信号の状態に応じて可変とすることにより前記入力信号の変化に対する前記出力信号の変化にヒステリシスを持たせる構成とされた
    請求項1から請求項4の何れかに記載の駆動回路。
  6. 請求項1から請求項5の何れかに記載の駆動回路と前記発光部とを備えた
    車両用灯具。
JP2016003637A 2015-04-06 2016-01-12 駆動回路、車両用灯具 Active JP6634293B2 (ja)

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