JP7302383B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents
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Description
オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
負荷の駆動状態を検出する検出部(40)と、
を備え、
駆動部は、検出部により検出される負荷の駆動状態が所定状態よりも高い高負荷状態の場合に、所定状態以下である低負荷状態よりも駆動電圧を高くし、
検出部は、スイッチング素子の素子温度を検出し、
駆動部は、素子温度が所定温度よりも高い場合に、所定温度以下の場合よりも駆動電圧を高くする。
開示された他の負荷駆動装置は、
オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
電源の電圧を検出する検出部(40)と、
を備え、
駆動部は、検出部により検出される電源の電圧が所定電圧よりも高い場合に、所定電圧以下の場合よりも駆動電圧を高くする。
オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
スイッチング素子の温度、スイッチング素子の周囲の温度、およびスイッチング素子の温度とスイッチング素子の周囲の温度の両方、のいずれかを検出する検出部(40)と、
を備え、
駆動部は、検出部により検出される温度が所定温度よりも高い場合に、所定温度以下の場合よりも駆動電圧を高くする。
先ず、図1に基づき、負荷駆動装置の回路構成について説明する。
図1に示す負荷駆動装置10は、車両ヘッドライトなどのランプ、ヒータ、モータなどの負荷5に用いられる。負荷駆動装置10は、MOSFET20と、駆動回路30と、検出回路40を備えている。
次に、図2に基づき、MOSFET20のゲートに印加される駆動電圧の切り替えについて説明する。ここでは、便宜上、第1の所定電圧(約9.5V)を10Vと示し、第2の所定電圧(約17.5V)を20Vと示す。
通常、周囲温度が最大、且つ、負荷が最大の条件において、ジャンクション温度の最大値Tjmaxが所定温度(たとえば150℃)以下になるように、MOSFETのオン抵抗を設計、または、選定する。しかしながら、オン抵抗が低いほど、チップサイズが大きくなり、コストも高くなる。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例であり、先行実施形態の記載を援用できる。先行実施形態では、負荷の駆動状態の相関値として素子温度の例を示した。これに代えて、駆動電流の値を用いてもよい。
図3は、本実施形態に係る負荷駆動装置10を示している。この負荷駆動装置10は、MOSFET20および検出回路40の構成が先行実施形態とは異なる。負荷駆動装置10は、フィードバック回路60をさらに備えている。
次に、図4に基づき、MOSFET20のゲートに印加される駆動電圧の切り替えについて説明する。図4では、先行実施形態(図2参照)同様、第1の所定電圧(約9.5V)を10Vと示し、第2の所定電圧(約17.5V)を20Vと示している。コンパレータ45の出力の切り替えにヒステリシスをもたせている。
本実施形態では、MOSFET20をオン駆動させる駆動電圧を、負荷5を流れる駆動電流に応じて切り替える。駆動電流が大きい状態、すなわち負荷5の駆動状態が高負荷状態において、駆動電流が小さい状態、すなわち低負荷状態よりも駆動電圧を高くする。このように、高負荷時のみ駆動電圧を高くしてオン抵抗を低くし、低負荷時には駆動電圧を低くする。よって、先行実施形態同様、損失を低減しつつ、MOSチップの面積(素子面積)を縮小することができる。また、一時的に駆動電圧を高めるため、ゲート酸化膜の劣化を抑制し、ひいてはMOSFET20の信頼性を高めることができる。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例であり、先行実施形態の記載を援用できる。負荷の駆動状態の相関値として、電源電圧VBの値を用いてもよい。
図6は、本実施形態に係る負荷駆動装置10を示している。負荷駆動装置10の検出回路40は、抵抗47、48と、コンパレータ49と、バッファ50を有している。抵抗47、48は、電源電圧VBが入力される端子とグランド(GND)との間に直列に配置されている。抵抗47、48の接続点がコンパレータ49の入力端子のひとつに接続されている。抵抗47、48の直列回路は、電源電圧VBを分圧する。分圧値が、コンパレータ49の非反転入力端子に入力される。
次に、図7に基づき、MOSFET20のゲートに印加される駆動電圧の切り替えについて説明する。図7では、先行実施形態同様、第1の所定電圧(約9.5V)を10Vと示し、第2の所定電圧(約17.5V)を20Vと示している。
本実施形態では、MOSFET20をオン駆動させる駆動電圧を、負荷5に電力を供給する電源電圧VBに応じて切り替える。電源電圧VBが高い状態、すなわち負荷5の駆動状態が高負荷状態において、電源電圧VBが低い状態、すなわち低負荷状態よりも駆動電圧を高くする。このように、高負荷時のみ駆動電圧を高くしてオン抵抗を低くし、低負荷時には駆動電圧を低くする。よって、先行実施形態同様、損失を低減しつつ、MOSチップの面積(素子面積)を縮小することができる。また、一時的に駆動電圧を高めるため、ゲート酸化膜の劣化を抑制し、ひいてはMOSFET20の信頼性を高めることができる。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例であり、先行実施形態の記載を援用できる。
図8は、本実施形態に係る負荷駆動装置10の回路構成を示している。負荷駆動装置10は、第1実施形態に示した負荷駆動装置10に対して、検出回路40に、感温ダイオード51、定電流源52、コンパレータ53、およびORゲート54を追加した構成となっている。
MOSFET20のジャンクション温度は、負荷5の動作状況、および/または、負荷駆動装置10の使用環境の影響を受ける。本実施形態では、MOSチップ11に形成された感温ダイオード41により、MOSFET20の素子温度を検出する。また、ASIC12に形成された感温ダイオード51により、周囲温度を検出する。そして、MOSFET20をオン駆動させる駆動電圧を、高い値で一定とするのではなく、素子温度および周囲温度に応じて切り替える。素子温度および周囲温度の少なくとも一方が対応する閾値温度よりも高くなると、素子温度および周囲温度がともに対応する閾値温度より低い場合よりも駆動電圧を高くする。このように、高温時のみ駆動電圧を高くしてMOSFET20のオン抵抗を低くし、低温時には駆動電圧を低くする。よって、損失を低減しつつ、MOSチップの面積(素子面積)を縮小することができる。また、一時的に駆動電圧を高めるため、ゲート酸化膜の劣化を抑制し、ひいてはMOSFET20の信頼性を高めることができる。
この明細書及び図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された部品及び/又は要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品及び/又は要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品及び/又は要素の置き換え、又は組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
Claims (3)
- オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
前記スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、前記駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
前記負荷の駆動状態を検出する検出部(40)と、
を備え、
前記駆動部は、前記検出部により検出される前記負荷の駆動状態が所定状態よりも高い高負荷状態の場合に、前記所定状態以下である低負荷状態よりも前記駆動電圧を高くし、
前記検出部は、前記スイッチング素子の素子温度を検出し、
前記駆動部は、前記素子温度が所定温度よりも高い場合に、前記所定温度以下の場合よりも前記駆動電圧を高くする負荷駆動装置。 - オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
前記スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、前記駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
前記電源の電圧を検出する検出部(40)と、
を備え、
前記駆動部は、前記検出部により検出される前記電源の電圧が所定電圧よりも高い場合に、前記所定電圧以下の場合よりも前記駆動電圧を高くする負荷駆動装置。 - オンすることで電源から負荷へ電力を供給するスイッチング素子(20)と、
前記スイッチング素子のゲートに対して駆動電圧を出力し、前記駆動電圧の値を切り替え可能に構成された駆動部(30)と、
前記スイッチング素子の温度、前記スイッチング素子の周囲の温度、および前記スイッチング素子の温度と前記スイッチング素子の周囲の温度の両方、のいずれかを検出する検出部(40)と、
を備え、
前記駆動部は、前記検出部により検出される温度が所定温度よりも高い場合に、前記所定温度以下の場合よりも前記駆動電圧を高くする負荷駆動装置。
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JP2019153898A JP7302383B2 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 負荷駆動装置 |
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JP2019153898A JP7302383B2 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 負荷駆動装置 |
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JP2021034916A JP2021034916A (ja) | 2021-03-01 |
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Family Applications (1)
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