JP5483419B2 - スイッチ回路の突入電流防止回路 - Google Patents

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本発明は、スイッチ回路の突入電流防止回路に関するものである。
照明器具として、蛍光灯(放電灯)を点灯させるには、直流用電子安定器が必要であり、この蛍光灯を点灯させる照明回路は、この直流用電子安定器を備えたランプ点灯回路を備える。
この照明回路は、壁に設置されたスイッチを備え、このスイッチを介して電源に接続され、このスイッチをオン、オフすることにより、蛍光灯に給電する。近年、省エネルギーの観点から、この照明回路の電源には、直流電源が用いられることがある。
また、照明回路には、直流電源によってランプ点灯回路に印加された電圧のリップルを除去し、波形を滑らかにするための平滑コンデンサが備えられ、この平滑コンデンサの一方の端子は、スイッチを介して直流電源の高電位の端子又は低電位の端子に接続される。
この平滑コンデンサは、容量が大きく、内部抵抗値が低く、電荷が充電されていない場合には、平滑コンデンサの電極間は事実上短絡されている。このため、電源投入直後、平滑コンデンサには、突入電流が流れる。
この突入電流は、電源スイッチの接点の溶着等の影響が生じるので、平滑コンデンサに突入電流が流れることを防止する必要がある。
このようなスイッチ回路の突入電流防止回路として、平滑コンデンサの充電路にトランジスタが介装され、分圧抵抗により直流電源の印加電圧を分圧した電圧をトランジスタの制御端に供給するとともに、この分圧抵抗の接続点に、平滑コンデンサに比べて容量が小さい別のコンデンサを接続した回路がある(例えば、特許文献1参照)。
この突入電流防止回路は、トランジスタの制御電圧を緩やかに上昇させることによって、一定期間、突入電流を防止している。
特開平07−175533号公報
しかし、一定期間経過後、充電電流の電流値がまだ定常値まで低下していない可能性もあり、この場合、再び、過大な電流が流れてしまう。このため、従来のスイッチ回路の突入電流防止回路では、確実に突入電流を防止することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、より確実に突入電流を防止することが可能なスイッチ回路の突入電流防止回路を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るスイッチ回路の突入電流防止回路は、
直流電源の一方の端子と負荷回路との間に、スイッチと、当該スイッチを介して前記一方の端子にアノードが接続された第1のダイオードと、が介装されたスイッチ回路の突入電流防止回路において、
制御端と電流路とを有し、前記第1のダイオードと前記負荷回路との間に、前記電流路の一端が接続され、前記制御端に供給された制御電圧に基づいて、前記電流路に流れる電流を制御する第1の制御トランジスタと、
前記第1のダイオードのカソードの電圧を分圧して前記第1の制御トランジスタの制御端に制御電圧を供給する分圧抵抗と、
前記第1の制御トランジスタの前記電流路に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部が検出した電流の電流値が予め設定された上限値に達したときにオンして、前記第1の制御トランジスタの前記制御電圧を低下させる第2の制御トランジスタと、
カソードが前記第2の制御トランジスタの制御端に接続され、アノードが前記直流電源の他方の端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端とに接続された第2のダイオードと、を備えたことを特徴とする。

本発明によれば、より確実に突入電流を防止することができる。
本発明の実施形態に係る突入電流防止回路を備えた照明回路の構成を示す回路図である。 図1に示す照明回路の動作を示す波形図である。
以下、本発明の実施形態に係るスイッチ回路の突入電流防止回路を図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、スイッチを有するスイッチ回路の突入電流防止回路を、例えば、蛍光灯(放電灯)を点灯させる照明回路に適用した場合について説明する。
照明回路は、図1に示すように、スイッチ(図中、「SW」と記す。)11と、ダイオードD1と、平滑コンデンサC1と、突入電流防止回路12と、ランプ点灯回路13と、を備える。
スイッチ11は、壁等に配置されたスイッチであり、直流電源PSの一端とランプ点灯回路13との間に介装され、その一方の端子は、直流電源PSの高電位の端子に接続される。尚、直流電源PSの低電位の端子は接地される。
ダイオードD1は、直流電源PSが逆接続されたときの保護ダイオードであり、アノードは、スイッチ11の他端に接続される。
ランプ点灯回路13は、負荷回路であり、直流用の電子式安定器(図示せず)を備えている。ランプ点灯回路13の両端には、それぞれ、蛍光灯(放電ランプ)の両端が接続されて(図示せず)、ランプ点灯回路13は、印加された直流電圧を高周波の交流電圧に変換して蛍光灯を点灯する。
平滑コンデンサC1は、直流電源PSによってランプ点灯回路13に印加された電圧のリップルを除去し、波形を滑らかにするためのコンデンサである。この平滑コンデンサC1には、電解コンデンサが用いられ、リップルを除去するため、容量が大きく、内部抵抗値が低いものが用いられる。
平滑コンデンサC1の一方の端子は、ダイオードD1のカソードと、ランプ点灯回路13の一方の端子と、に接続される。この平滑コンデンサC1の一方の端子とダイオードD1のカソードとの接続点を接続ノードn1とする。
平滑コンデンサC1を充放電するコンデンサ電流をIc1として、コンデンサ電流Ic1は、スイッチ11が閉じられたとき、直流電源PSの高電位の端子→ダイオードD1→平滑コンデンサC1→抵抗R3→直流電源PSの低電位の端子へと流れる。
一方、ランプ点灯回路13に供給される出力電流(負荷電流)をIoutとすると、出力電流Ioutは、スイッチ11が閉じられたとき、直流電源PSの高電位の端子→ダイオードD1→ランプ点灯回路13→直流電源PSの低電位の端子へと流れる。
従って、直流電源PSから照明回路に供給される入力電流をIinとすると、入力電流Iin、出力電流Ioutは、次の式(1)によって表される。
Iin=Iout+Ic1 ・・・・・・・・・(1)
本実施形態に係る突入電流防止回路12は、スイッチ11を備えるスイッチ回路において、スイッチ11が閉じたときに、直流電源PSから平滑コンデンサC1に流れ込む突入電流を防止する回路である。
突入電流について説明すると、直流電源PSによって印加される印加電圧をVin、平滑コンデンサC1の両端の電圧をVc1として、スイッチ11が閉じたときに平滑コンデンサC1に流れるコンデンサ電流Ic1の電流値Ic1は、次の式(2)によって表される。
Ic1=(Vin−Vc1)/R[circuit] ・・・・・・・・・(2)
但し、
R[circuit]:直流電源PSの内部抵抗、ダイオードD1の順方向電圧降下に対応する内部抵抗、抵抗R3の抵抗値を含む全回路抵抗値
Vc1:平滑コンデンサC1の両端の電圧
通常、抵抗値R[circuit]は小さく、スイッチ11が閉じたとき、Vc1=0Vとすると、突入電流防止回路12がなければ、入力電流Iinは突入電流Irとなって現れる。尚、この過渡応答時の突入電流Ic1の電流位相は、電圧位相に対してπ/2位相だけ進む。
突入電流防止回路12は、このような突入電流Irを防止するため、トランジスタQ1,Q2と、抵抗R1、R2、R3、R4と、ツェナーダイオードZD1と、を備える。
トランジスタQ1は、n形MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)によって構成され、ゲート端子に供給されたゲート−ソース間電圧Vgsに基づいて、ドレイン(端子)−ソース(端子)間に流れる電流の電流値を制御するトランジスタである。
このトランジスタQ1のドレイン−ソース間の電流路は、スイッチ11とランプ点灯回路13との間に、直流電源PSと並列に配置され、ドレイン端子は平滑コンデンサC1の他方の端子に接続される。
このトランジスタQ1の閾値電圧をVgs[th]として、トランジスタQ1には、例えば、この閾値電圧Vgs[th]が0.7V程度のものが用いられる。
抵抗R1,R2は、直流電源PSによって印加された電圧を分圧するための抵抗であり、抵抗R1の一方の端子は、ダイオードD1のカソード(接続ノードn1)に接続される。
抵抗R2の一方の端子は、抵抗R1の他方の端子に接続され、抵抗R2の他方の端子は、直流電源PSの低電位の端子とグラウンドとに接続される。この抵抗R1,R2の接続点を接続ノードn2とし、トランジスタQ1のゲート端子は、この接続ノードn2に接続される。
抵抗R1,R2の抵抗値は、スイッチ11が閉じられたときにトランジスタQ1のゲート−ソース間電圧Vgsが、すみやかに閾値電圧Vgs[th]以上となり、トランジスタQ1が飽和領域で動作するように予め設定される。
抵抗R3は、トランジスタQ1のドレイン−ソース間に流れる電流を検出するための抵抗である。この電流は、平滑コンデンサC1に流れるコンデンサ電流Ic1であり、抵抗R3は、コンデンサ電流Ic1の電流値を電圧値に変換する。
抵抗R3の一方の端子は、トランジスタQ1のソース端子に接続され、他方の端子は、直流電源PSの低電位の端子と、抵抗R2の他方の端子と、ランプ点灯回路13の他方の端子とに接続される。このトランジスタQ1のソース端子と抵抗R3の一方の端子との接続点を接続ノードn3とする。
トランジスタQ2は、抵抗R3によって検出されたコンデンサ電流Ic1の電流値が予め設定された上限値に達したときにオンして、トランジスタQ1のゲート−ソース間電圧Vgsを閾値電圧Vgs[th]未満に低下させるトランジスタである。
トランジスタQ2は、n形バイポーラトランジスタによって構成され、そのコレクタはトランジスタQ1のゲート端子に接続され、エミッタは、グランドに接続される(エミッタ接地)。
トランジスタQ2には、直流電流増幅率hFE(hFE>ICE/IBE)が十分大きいもの、例えば、hFE=30〜100のものが用いられる。このトランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧Vbeの動作電圧Vbe[on]は、0.7V程度である。
また、トランジスタQ1,Q2には、それぞれ、ゲート−ソース間電圧Vgs、ベース−エミッタ間電圧Vbeの変化に対して即座に動作するもの(μS単位)が用いられる。
抵抗R4は、トランジスタQ2のベース端子に供給する電流の電流値を制限するための抵抗であり、一方の端子は、接続ノードn3に接続され、他方の端子は、トランジスタQ2のベース端子に接続される。
尚、平滑コンデンサC1に流れるコンデンサ電流Ic1の流れを停止する上限値Ic1[upper]は予め設定され、抵抗R3,R4のそれぞれの抵抗値は、この上限値Ic1[upper]とトランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧Vbeの動作電圧Vbe[on]とが対応するように決定される。
即ち、コンデンサ電流Ic1が上限値Ic1[upper]になったとき、トランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧Vbeが動作電圧Vbe[on]となるように、抵抗R3,R4の抵抗値が決定される。また、抵抗R4の抵抗値は、コンデンサ電流Ic1が上限値Ic1[upper]になったときに、トランジスタQ2が飽和領域で動作するように設定される。
ツェナーダイオードZD1は、トランジスタQ2を保護するためのダイオードであり、そのカソード端子は、トランジスタQ2のベース端子に接続され、アノードはグランドに接続される。
次に本実施形態に係る突入電流防止回路12の動作を説明する。
図2に示す時刻t11において、スイッチ11が閉じると、図2(a)に示すように、突入電流防止回路12に供給される供給電圧Vinは、電圧Vin[high]に立ち上がる。
トランジスタQ1のゲート端子には、抵抗R1、R2によって、分圧された電圧がゲート−ソース間電圧Vgsとして印加される。
ゲート−ソース間電圧Vgsが、図2(b)に示すように立ち上がり、閾値電圧Vgs[th]以上になると、トランジスタQ1はオンし、トランジスタQ1のソース端子−ドレイン端子間の電流路が通電状態になる。
そして、コンデンサ電流Ic1が、直流電源PSの高電位の端子→平滑コンデンサC1→トランジスタQ1→抵抗R3→直流電源PSの低電位の端子の順に流れ、平滑コンデンサC1を充電する。
過渡応答の際には、コンデンサの電流位相が、電圧位相に対してπ/2位相が進むため、平滑コンデンサC1の両端の電圧Vc1が0Vの場合、突入電流防止回路12がなければ、図2(d)の波線で示すような突入電流Irが流れようとする。
このとき、図2(d)に示すように、コンデンサ電流Ic1が上限値Ic1[upper]に達すると、抵抗R3の両端子間の電位差も上限値Ic1[upper]に対応した電位以上となり、図2(c)に示すように、トランジスタQ2のベース端子−エミッタ端子間の電圧Vbeも動作電圧Vbe[on]以上となり、トランジスタQ2がオンする。
トランジスタQ2がオンすると、トランジスタQ1のゲート−ソース間電圧Vgsが閾値電圧Vgs[th]未満となり、トランジスタQ1はオフする。このため、コンデンサ電流Ic1は、平滑コンデンサC1,抵抗R3の時定数に従って低下する。
尚、トランジスタQ1,Q2は、それぞれ、ゲート−ソース間電圧Vgs、ベース−エミッタ間電圧Vbeの変化に対して反応速度が速く(μS単位)、即座にオン・オフするので、平滑コンデンサC1に流れるコンデンサ電流Ic1は上限値Ic1[upper]以下に制限される。
時刻t12において、コンデンサ電流Ic1が0になると、トランジスタQ2のベース端子−エミッタ端子間の電圧Vbeが動作電圧Vbe[on]未満になり、トランジスタQ2がオフする。
トランジスタQ2がオフすると、トランジスタQ1が、再び、オンし、コンデンサ電流Ic1が、直流電源PSの高電位の端子→平滑コンデンサC1→トランジスタQ1→抵抗R3→直流電源PSの低電位の端子の順に流れ、平滑コンデンサC1が充電される。
そして、図2(d)に示すように、時刻t13において、再び、コンデンサ電流Ic1が上限値Ic1[upper]に達すると、トランジスタQ2がオン、トランジスタQ1がオフして、コンデンサ電流Ic1は低下する。
突入電流防止回路12の各部は、このような動作を繰り返し、平滑コンデンサC1の両端の電圧Vc1は、図2(a)に示すように、徐々に高くなる。そして、時刻t14において、平滑コンデンサC1の両端の電圧Vc1が電圧Vin[high]に達すると、コンデンサ電流Ic1は、ほぼ0になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンデンサ電流Ic1の電流値が上限値Ic1[upper]に達したとき、トランジスタQ2をオンしてトランジスタQ1のゲート−ソース間電圧Vgsを閾値電圧Vgs[th]未満にするようにした。
従って、コンデンサ電流Ic1の電流値を予め設定した上限値Ic1[upper]に制限することができ、確実に突入電流Irを防止することができる。また、本実施形態に係る突入電流防止回路12は、スイッチ11が開いたとき、あるいは、直流電源PSとスイッチ11との間に介装されたフューズが、万が一、切れたときに発生するアークによる突入電流を抑制する効果も有している。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、(A)トランジスタQ1は、n形MOSFETに限られるものではなく、p形MOSFET、等であってもよい。
(B)トランジスタQ2は、n形バイポーラトランジスタに限られるものではなく、n形MOSFET、p形MOSFET等であってもよい。
(C)平滑コンデンサC1は、電解コンデンサ以外に、アルミ電解コンデンサ(ケミカルコンデンサ)、電気二重層コンデンサ等、容量が大きいものであればよい。
(D)抵抗R3及び抵抗R4は可変抵抗であってもよい。抵抗R3及び抵抗R4を可変抵抗にすることにより、平滑コンデンサC1を充電する際に平滑コンデンサC1に流れるコンデンサ電流値を変更することができる。
(E)コンデンサ電流Ic1を検出するものは、抵抗R3に限られるものではなく、例えば、カレントトランスであってもよい。
(F)負荷回路は、照明回路に限られるものではなく、例えば、直流電源に接続するモータ駆動回路、半導体集積回路、電源制御装置等であってもよい。
(G)本実施形態に係る突入電流防止回路12は、平滑コンデンサC1を備えたものでなくてもよく、この場合でもアークによる突入電流を抑制する効果を有する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な変更や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれると理解されるべきである。
11 スイッチ
12 突入電流防止回路
13 ランプ点灯回路
C1 平滑コンデンサ
Q1 トランジスタ(n形MOSFET)
Q2 トランジスタ(n形バイポーラトランジスタ)
R1,R2,R3,R4 抵抗

Claims (3)

  1. 直流電源の一方の端子と負荷回路との間に、スイッチと、当該スイッチを介して前記一方の端子にアノードが接続された第1のダイオードと、が介装されたスイッチ回路の突入電流防止回路において、
    制御端と電流路とを有し、前記第1のダイオードと前記負荷回路との間に、前記電流路の一端が接続され、前記制御端に供給された制御電圧に基づいて、前記電流路に流れる電流を制御する第1の制御トランジスタと、
    前記第1のダイオードのカソードの電圧を分圧して前記第1の制御トランジスタの制御端に制御電圧を供給する分圧抵抗と、
    前記第1の制御トランジスタの前記電流路に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部が検出した電流の電流値が予め設定された上限値に達したときにオンして、前記第1の制御トランジスタの前記制御電圧を低下させる第2の制御トランジスタと、
    カソードが前記第2の制御トランジスタの制御端に接続され、アノードが前記直流電源の他方の端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端とに接続された第2のダイオードと、を備えた、
    ことを特徴とするスイッチ回路の突入電流防止回路。
  2. 前記第1の制御トランジスタ電流路に直列に接続された平滑コンデンサをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ回路の突入電流防止回路。
  3. 前記電流検出部は、前記平滑コンデンサの充電電流の電流値を電圧値に変換する電流検出抵抗によって構成されたものであり、
    前記電流検出抵抗の抵抗値は、前記平滑コンデンサに流れ込む充電電流の電流値が予め設定された上限値に達したときに、前記電流検出抵抗の両端に発生した電圧が、前記第2の制御トランジスタの動作電圧を超えるように設定された、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ回路の突入電流防止回路。
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