JP6528605B2 - 電源回路、照明装置 - Google Patents

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本発明は、例えばLEDモジュールなどの電源として用いられる電源回路、及び照明装置に関する。
特許文献1には、力率改善機能の動作を行う昇圧チョッパ回路と、その昇圧チョッパ回路の出力電圧を変換して複数の負荷へ直流電圧を供給するDC−DCコンバータ回路と、昇圧チョッパ回路の力率改善機能とDC−DCコンバータ回路をオン/オフ制御する制御マイコンとが開示されている。
特開2007−202285号公報
簡素な構成を実現するために、部品点数を減らした電源回路を提供することが好ましい。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、従来の構成に比べて部品点数を減らすことができる電源回路と照明装置を提供することを目的とする。
本願の発明に係る電源回路は、整流回路と、該整流回路に電気的に接続された第1電極、第2電極、及び該第1電極と該第2電極の間の導通を制御する制御電極を有する、バックコンバータ回路のスイッチング素子と、該整流回路と該第1電極をつなぐ経路上の点である第1接続点に電気的に接続された端子を有する制御ICと、該制御ICの中に設けられ、該端子に接続され、該第1接続点の電圧に応じた電圧を検知する電圧検知部と、該制御ICの中に設けられ、該端子に接続され、該第1接続点の電圧から該制御ICの中の回路に電源電圧を供給する制御電源回路部と、を備える。
本発明によれば、制御ICの中に電圧検知部を設けたので、従来の構成に比べて部品点数を減らすことができる。
実施の形態1に係る電源回路の回路図である。 実施の形態2に係る電源回路の回路図である。 実施の形態3に係る電源回路の回路図である。
本発明の実施の形態に係る電源回路と照明装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電源回路の回路図である。電源回路の左側には交流電源が接続されている。二重丸は電源回路と外部構成との接続部を表す。電源回路の右側にはLEDモジュール20が接続されている。電源回路は、整流回路10、PFC(Power Factor Correction)回路22、バックコンバータ回路24及び制御IC30を備えている。電源回路とLEDモジュール20が照明装置を構成している。PFC回路22は、インダクタL1、スイッチング素子Q1及びダイオードD1を備えている。
PFC回路22にはバックコンバータ回路24が接続されている。バックコンバータ回路24はスイッチング素子Q2を備えている。スイッチング素子Q2は、整流回路10に電気的に接続された第1電極a、第2電極b、及び第1電極aと第2電極bの間の導通を制御する制御電極cを有している。スイッチング素子Q2は例えばMOSFETである。スイッチング素子Q2がMOSFETの場合、第1電極aはドレイン電極であり、第2電極bはソース電極であり、制御電極cはゲート電極である。バックコンバータ回路24は、スイッチング素子Q2、ダイオードD2、インダクタL2及びコンデンサC2を備えている。
バックコンバータ回路24には、ブートストラップコンデンサC3とツェナーダイオードD3が設けられている。ブートストラップコンデンサC3はスイッチング素子Q2の制御電極cを第2電極bよりも、例えば15V高くするために設けられている。ツェナーダイオードD3をブートストラップコンデンサC3に並列接続することで、ブートストラップコンデンサC3が15Vまで充電されるようにした。
制御IC30の主要な機能は、PFC回路22とバックコンバータ回路24を制御することである。制御IC30の側辺には複数の端子が形成されている。制御IC30の側辺に沿って記載された文字は、端子を通る信号の名称を表す。例えば、端子T1に記載された「PFC_V」は、PFC回路22の電圧検出のための信号等を表す。「VB」とはスイッチング素子Q2駆動用電源を表す。VBと書かれた部分の端子をVB端子と称する。「LED_DR」とはスイッチング素子Q2を駆動するためのゲート信号を表す。「LED_DR」と書かれた部分の端子をLED_DR端子と称する。「VS」とはHVIC(スイッチング素子Q2)用基準電位を表す。VSと書かれた部分の端子をVS端子と称する。
VB端子はブートストラップコンデンサC3の一端に接続され、VS端子はブートストラップコンデンサC3の他端に接続されている。ブートストラップコンデンサC3の他端とVS端子の接続点は、スイッチング素子Q2の第2電極bに接続されている。したがって、ブートストラップコンデンサC3は、端子T1と、第2電極bを電気的に接続する。LED_DR端子はスイッチング素子Q2の制御電極cに接続されている。
制御IC30の中の構成について説明する。制御IC30の中には多くの素子が設けられるが、図1では主としてスイッチング素子Q2のオンオフに関連する素子が示されている。制御IC30の中には、端子T1に接続された定電流源32、アノードが定電流源32に接続されたダイオードD4、ドレインがダイオードD4のカソードに接続された起動用スイッチング素子Q3がある。起動用スイッチング素子Q3のソースはVB端子に接続されている。
整流回路10と第1電極aをつなぐ経路上の点を第1接続点P1と定義する。第1接続点P1は端子T1に電気的に接続されている。定電流源32は、第1接続点P1と起動用スイッチング素子Q3をつなぐ経路に設けられ、出力電流を一定に保つものである。定電流源32の出力電流は例えば1mAである。起動用スイッチング素子Q3は例えばMOSFETで形成される。起動用スイッチング素子Q3としてMOSFET以外のインピーダンス可変素子を用いてもよい。
制御IC30の中にはドライバ34が設けられている。ドライバ34はVB端子、LED_DR端子及びVS端子につながっている。ドライバ34は、ブートストラップコンデンサC3が充電されることでVB端子とVS端子の電位差が15Vになったときに、制御電極cに電圧(15V)を印加する。
制御IC30の中には制御電源回路部を構成するIPD(Intelligent Power Device)36がある。IPD36は端子T1と定電流源32をつなぐ経路に接続されている。つまり、IPD36は端子T1に接続されている。起動用スイッチング素子Q3とブートストラップコンデンサC3をつなぐ経路上の点を第2接続点P2と定義する。IPD36は、第2接続点P2に、第1接続点P1の電圧よりも低い電圧を印加する。具体的には、IPD36の出力は、DCDC_Sと書かれた端子、制御IC30の外部のインダクタ、Vcc1と書かれた端子、及びダイオードD5を経由して第2接続点P2に印加される。IPD36は、第1接続点P1の電圧から制御IC30の中の回路に電源電圧を供給するものである。
制御IC30の中には、端子T1に接続された抵抗R1、R2がある。抵抗R1、R2は、直列に接続され、端子T1の電圧を分圧する。抵抗R1と抵抗R2の接続点には、AC電源判定回路50が接続されている。AC電源判定回路50は、整流回路10が予め定められた電圧を出力しているか判定する回路である。抵抗R1、R2及びAC電源判定回路50で、電圧検知部52を構成している。
制御IC30の中には制御部40がある。制御部40は、起動用スイッチング素子Q3に対して、起動用スイッチング素子Q3をオンオフする信号を出す。制御部40、前述のIPD36、及び前述のAC電源判定回路50は専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPUであってもよい。なお、制御部40、ドライバ34、及びAC電源判定回路50の電源はIPD36から供給される。
制御IC30は、起動用スイッチング素子Q3、IPD36、制御部40、ドライバ34及び電圧検知部52等を1つにまとめたものである。
前述の各構成を保護するために、ブートストラップコンデンサC3、起動用スイッチング素子Q3、IPD36、並びに、制御部40及びAC電源判定回路50等を含む制御IC30を覆う外囲体を設けることが好ましい。外囲体は例えば樹脂である。
本発明の実施の形態に係る電源回路の動作について説明する。電源回路の「起動時」の動作と、起動後の「定常時」の動作を説明する。まず、起動時について説明する。起動時とは制御IC30が最初に動作するときである。電源回路にAC電圧が入力された直後は、PFC回路22は動作していない。そのため、整流回路10の出力からスイッチング素子Q2の第1電極aまでの経路は、整流回路10の出力(全波整流ライン)と同電位となる。整流回路10の出力からスイッチング素子Q2の第1電極aまでの経路には例えば直流電圧100Vが印加される。
起動時には、スイッチング素子Q2を起動するために、制御部40が、端子T1とブートストラップコンデンサC3をつなぐ経路に設けられた起動用スイッチング素子Q3をオンする。そうすると、例えば1mAの電流が、定電流源32からダイオードD4と起動用スイッチング素子Q3を経由してブートストラップコンデンサC3に流れる。これにより、ブートストラップコンデンサC3が充電される。
さらに、IPD36に端子T1の電圧(例えば直流電圧100V)が印加される。IPD36はこの電圧から生成した電圧(例えば15V)を第2接続点P2に印加する。IPD36は、第1接続点P1と起動用スイッチング素子Q3をつなぐ経路に接続されているため、第1接続点P1の電圧から第2接続点P2に印加する電圧を生成することができる。さらにIPD36は、第1接続点P1の電圧から、ドライバ34、制御部40、及びAC電源判定回路50に対する電源電圧を生成し供給する。
したがって、起動時においては、起動用スイッチング素子Q3のドレインに100V、ソースに15Vが印加されるので、起動用スイッチング素子Q3のドレインソース間電圧は85Vである。すなわち、第1接続点P1の電圧からIPD36で生成した電圧を減じた電圧が起動用スイッチング素子Q3のドレインソース間電圧となる。
ブートストラップコンデンサC3の電極間には、ツェナーダイオードD3によって定められた電圧(例えば15V)が生じる。ドライバ34は、VB端子とVS端子の電位差が15Vとなったときに、オンとなり、スイッチング素子Q2の制御電極cに電圧を印加する。つまり、スイッチング素子Q2のVgsを15Vとする。これによりスイッチング素子Q2がオンとなり、電源回路が起動する。
電源回路の起動時には、端子T1の電圧が抵抗R1、R2で分圧される。そして、第1接続点P1(端子T1)の電圧に応じた電圧が、AC電源判定回路50によって検知される。AC電源判定回路50は、電源回路にAC電源が接続されることにより整流回路10が正常に動作し、整流回路10が予め定められた電圧を出力しているかを判定する。起動時において、整流回路10が予め定められた電圧を出力していないということは、整流回路10にAC電源が接続されていなかったり、停電又は瞬時電圧低下があったりすることが考えられる。整流回路10が予め定められた電圧を出力していない状態で電源回路を駆動すると好ましくない動作モードが生じるおそれがある。
そこで、AC電源判定回路50(制御IC30)は、電圧検知部52で検知した電圧が予め定められた値の範囲内にないときは、スイッチング素子Q1、Q2を保護動作させる。例えば、AC電源判定回路50がドライバ34に対して信号を出し、ドライバ34に保護動作を実施させる。なお、保護動作とは、スイッチング素子Q1、Q2をオフしたり、スイッチング素子Q2のデューティを低下させたりすることをいう。
次いで、定常時について説明する。定常時においては、制御部40が起動用スイッチング素子Q3をオフにする。つまり、起動時にスイッチング素子Q2が所定時間スイッチング動作すると、制御部40は起動用スイッチング素子Q3をオフにする。例えば、制御部40は、制御IC30のLED_Iと記載された端子から電流を検出することで、スイッチング素子Q2がオンになったことを検出し、起動用スイッチング素子Q3をオフにする。
スイッチング素子Q2の第2電極bとインダクタL2を結ぶ経路の電位は、スイッチング素子Q2がオフのとき、制御IC30のGND1(PW)の電位からみてダイオードD2のVfの分だけ低くなる。例えば、スイッチング素子Q2の第2電極bとインダクタL2を結ぶ経路の電位は、制御IC30のGND1(PW)の電位からみて−0.6Vとなる。
定常時においては、IPD36が生成した電流でブートストラップコンデンサC3を充電する。第2接続点P2の電圧が15Vで、第2電極bとインダクタL2を結ぶ経路の電位が−0.6Vなので、ブートストラップコンデンサC3には15.6Vの電圧が印加される。
定常時においては、PFC回路22の出力電圧が、抵抗R3、R4によって分圧される。この分圧電圧が制御IC30により検知される。制御IC30は、この分圧電圧をモニタすることで、PFC回路30の動作が正常であるか判定する。
次に、本発明の実施の形態に係る電源回路の主要な効果について説明する。起動時において、起動用スイッチング素子Q3には、第1接続点P1の電圧(例えば100V)からIPD36によりソースに印加される電圧(例えば15V)を減じた電圧(例えば85V)が印加される。したがって、起動用スイッチング素子Q3に100Vがそのまま印加される場合よりは、耐圧の面で有利である。そのため、起動用スイッチング素子Q3の耐圧レベルを下げて当該素子のコストを低下させることができる。
起動時において整流回路10の出力が予め定められた範囲にあることを検知するためには、整流回路10とインダクタL1の間に分圧回路を接続することが多い。本発明の実施の形態1では、その分圧回路の機能を制御IC30の中の抵抗R1、R2で実現する。従って、制御IC30の外部に電圧検知部52を設ける場合に比べて部品点数を減らすことができる。AC電源判定回路50は制御IC30の外に設けても良い。
起動時においてはブートストラップコンデンサC3に100V、1mAが印加されるが、定常時においては起動用スイッチング素子Q3をオフにすることでブートストラップコンデンサC3に15.6V、1mAを印加する。したがって、定常時にブートストラップコンデンサC3を100Vで充電する場合と比較して損失を低減できる。なお、ここでは、定電流源32が生成する電流(1mA)と、IPD36が第2接続点P2に印加する電流(1mA)が等しいとしたが、これらを一致させなくてもよい。
起動時における、端子T1には3つの役割がある。第1の役割は、起動用スイッチング素子Q3を経由してブートストラップコンデンサC3に充電電流を流すことである。第2の役割は、IPD36に電圧供給することである。第3の役割は、電圧検知部52に電圧を供給することである。このように3つの役割を担う端子T1を設けることで、1つの役割ごとに1つの端子を設ける場合と比べて端子の数を減らすことができる。
本発明の実施の形態1に係る電源回路はその特徴を失わない範囲で様々な変形が可能である。たとえば、PFC回路22は省略しても良い。上述した電圧値については適宜変更してもよい。電圧検知部52の構成は、「制御IC30の中に設けられ、端子T1に接続され、第1接続点P1の電圧に応じた電圧を検知する」ものであれば特に限定されない。電圧検知部52で、検知した電圧の判定、及び保護動作の指令を行うこととしたが、これらの機能は電圧検知部52の外(例えば制御IC30の中)で実現してもよい。また、起動時におけるブートストラップコンデンサC3は、端子T1を経由しない電流で充電してもよい。その場合には、端子T1は第1の役割を失い、第2、第3の役割を担うことになる。
これらの変形は以下の実施の形態に係る電源回路にも適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る電源回路については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図2は、実施の形態2に係る電源回路の回路図である。PFC回路22は、整流回路10の出力に接続され、第1電極aに電圧を印加する。第1接続点P1はインダクタL1と第1電極aの間の点である。電圧検知部62は、PFC回路22が予め定められた電圧を出力しているか判定する昇圧電圧判定回路60を備えている。
整流回路10とインダクタL1の間の点を第0接続点P0とする。この第0接続点P0には、第0接続点P0の電圧を分圧する抵抗R5、R6が接続されている。抵抗R5、R6で分圧された電圧は制御IC30に印加される。制御IC30は、抵抗R5、R6で分圧された電圧を検知して、電源回路の起動時において整流回路10が予め定められた電圧を出力しているか判定する。制御IC30は、この分圧電圧が予め定められた値の範囲内にないときは、スイッチング素子Q1、Q2を保護動作させる。
定常時においては、昇圧電圧判定回路60が、PFC回路24が予め定められた電圧を出力しているか判定する。抵抗R1、R2で分圧された電圧が予め定められた電圧を逸脱する場合は、PFC回路24による昇圧動作に不具合がある。そのため、昇圧電圧判定回路60はスイッチング素子Q1、Q2を保護動作させる。
本発明の実施の形態2に係る電源回路では、PFC回路22の出力を検知する抵抗を制御IC30の中に設けることで、これを制御IC30の外部に設けた場合と比べて、部品点数を減らすことができる。
実施の形態3.
図3は、実施の形態3に係る電源回路の回路図である。電圧検知部70は、抵抗R1,R2、実施の形態1で説明したAC電源判定回路50、及び実施の形態2で説明した昇圧電圧判定回路60を備えている。AC電源判定回路50により、起動時において整流回路10の出力が予め定められた範囲にあるかを判定する。昇圧電圧判定回路60により、定常時にPFC回路24が予め定められた電圧を出力しているかを判定する。AC電源判定回路50と昇圧電圧判定回路60のいずれかで予め定められた電圧が検知されない場合は、スイッチング素子Q1、Q2を保護動作させる。
実施の形態3に係る電源回路によれば、起動時においては抵抗R1、R2が整流回路10の出力を分圧し、定常時においては抵抗R1、R2がPFC回路22の出力を分圧する。言い換えれば、抵抗R1、R2は、起動時においては図2の抵抗R5、R6と同じ機能を有し、定常時においては図1の抵抗R3、R4と同じ機能を有する。
実施の形態1では抵抗R3、R4の中点に接続された端子を制御IC30に設ける必要がある。実施の形態2では抵抗R5、R6の中点に接続された端子を制御IC30に設ける必要がある。しかし、実施の形態3では、抵抗R3、R4、R5、R6がないので、上記のどちらの端子も設ける必要がない。よって、制御IC30の端子の数を減らすことができる。また、抵抗R3、R4、R5、R6がないので、実施の形態1、2と比較して部品点数を減らすことができる。
10 整流回路、 22 PFC回路、 24 バックコンバータ回路、 30 制御IC、 34 ドライバ、 40 制御部、 52,62,70 電圧検知部、 C3 ブートストラップコンデンサ、 P1 第1接続点、 P2 第2接続点、 Q2 スイッチング素子、 Q3 起動用スイッチング素子、 T1 端子

Claims (11)

  1. 整流回路と、
    前記整流回路に電気的に接続された第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間の導通を制御する制御電極を有する、バックコンバータ回路のスイッチング素子と、
    前記整流回路と前記第1電極をつなぐ経路上の点である第1接続点に電気的に接続された端子を有する制御ICと、
    前記制御ICの中に設けられ、前記端子に接続され、前記第1接続点の電圧に応じた電圧を検知する電圧検知部と、
    前記制御ICの中に設けられ、前記端子に接続され、前記第1接続点の電圧から前記制御ICの中の回路に電源電圧を供給する制御電源回路部と、を備えたことを特徴とする電源回路。
  2. 前記制御ICは、前記電圧検知部で検知した電圧が予め定められた値の範囲内にないときは、前記スイッチング素子を保護動作させることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記電圧検知部は、前記整流回路が予め定められた電圧を出力しているか判定するAC電源判定回路を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源回路。
  4. 前記整流回路の出力に接続され、前記第1電極に電圧を印加するPFC回路を備え、
    前記PFC回路はインダクタを備え、
    前記第1接続点は前記インダクタと前記第1電極の間の点であり、
    前記電圧検知部は、前記PFC回路が予め定められた電圧を出力しているか判定する昇圧電圧判定回路を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源回路。
  5. 前記電圧検知部は、前記第1接続点の電圧を分圧する2つの抵抗を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源回路。
  6. 前記端子と、前記第2電極を電気的に接続するブートストラップコンデンサと、
    前記端子と前記ブートストラップコンデンサをつなぐ経路に設けられた起動用スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の起動時に、前記起動用スイッチング素子をオンすることで前記ブートストラップコンデンサを充電する制御部と、を備え、
    前記制御電源回路部は、前記起動用スイッチング素子と前記ブートストラップコンデンサをつなぐ経路上の点である第2接続点に、前記第1接続点の電圧よりも低い電圧を印加することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源回路。
  7. 前記制御部は、前記スイッチング素子が所定時間スイッチング動作されると前記起動用スイッチング素子をオフにすることを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記起動用スイッチング素子と、前記制御電源回路部と、前記制御部と、前記電圧検知部を1つの制御ICにしたことを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  9. 前記第1接続点と前記起動用スイッチング素子をつなぐ経路に設けられた定電流源を備え、
    前記定電流源が生成する電流と、前記制御電源回路部が前記第2接続点に印加する電流が等しいことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の電源回路。
  10. 前記制御ICを覆う外囲体を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電源回路。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の電源回路を備えたことを特徴とする照明装置。
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