JP7406732B2 - 穀稈の刈取作業方法 - Google Patents

穀稈の刈取作業方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7406732B2
JP7406732B2 JP2022071550A JP2022071550A JP7406732B2 JP 7406732 B2 JP7406732 B2 JP 7406732B2 JP 2022071550 A JP2022071550 A JP 2022071550A JP 2022071550 A JP2022071550 A JP 2022071550A JP 7406732 B2 JP7406732 B2 JP 7406732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
reaping
grain
motor
output rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022071550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023161274A (ja
Inventor
郁朗 上加
裕也 田口
和哉 奥村
一実 五島
真 板山
宏 西崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2022071550A priority Critical patent/JP7406732B2/ja
Publication of JP2023161274A publication Critical patent/JP2023161274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7406732B2 publication Critical patent/JP7406732B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Combines (AREA)

Description

本発明は、自動走行しているコンバインの穀稈の刈取作業方法に関するものである。
脱穀装置の扱胴で脱穀された穀粒を選別処理する揺動選別装置の下方に、揺動選別装置の可変シーブに向けて選別風を送風する唐箕を設ける技術が知られている。(特許文献1)
また、圃場から離れた監視用施設内のモニタで自動走行しているコンバインの走行状態等を監視する技術が知られている。(特許文献2)
特開2021―52610号公報 特開2021―153456号公報
しかし、特許文献1の技術では、エンジンの出力回転を唐箕に伝動して唐箕を駆動しているので、降雨時に穀粒に介在する湿った夾雑物等の可変シーブに付着するのを防止するために、走行装置や刈取装置にも伝動されているエンジンの出力回転速度を増速する必要がありエンジンに過度の負荷が加わる恐れがあった。
また、特許文献2の技術では、自動走行しているコンバインの圃場の作業環境を正確に把握するのには限界があり、降雨によって湿った夾雑物等が可変シーブに付着して選別性能が低下する恐れがあった。
そこで、本発明は、コンバインのエンジンに過度の負荷が加わるのを防止して、高い選別性能を維持することができる穀稈の刈取作業方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)と、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けたコンバインを自動走行させて圃場の穀稈を刈取る穀稈の刈取作業方法であって、
前記コンバインの外周部に降雨を測定する第1センサ(18)を設け、前記脱穀装置(4)に穀稈の脱穀を行う扱胴(32)と、該扱胴(32)の下方に脱穀された処理物を選別する揺動選別装置(40)を設け、該揺動選別装置(40)の上部に移送棚(41)と、該移送棚(41)の後側にシーブ(42)を設け、前記揺動選別装置(40)の下方に、前記シーブ(42)向けて選別風を送風する唐箕(50)を設け、前記第1センサ(18)が降雨を測定しない場合には、前記エンジン(E)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動し、前記第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、前記エンジン(E)の出力回転の唐箕(50)への伝動を遮断して、前記脱穀装置(4)に設けられた第1モータ(56)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動することを特徴する穀稈の刈取作業方法である。
請求項2記載の発明は、前記第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、前記脱穀装置(4)に設けられた第2モータ(44)を回転させてシーブ(42)の開度を大きくする請求項1記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項3記載の発明は、前記第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量以下の場合には、前記コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させてコンバインの出入場所(88)に移動させ、前記第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量を超える場合には、前記コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させて最も近い出入場所(88)又は穀粒の排出場所(89)に移動させる請求項1又は2記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項4記載の発明は、前記移送棚(41)を移送する処理物の層厚を測定する第2センサ(41B)の測定値に基づいて、前記第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行う請求項3記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項5記載の発明は、前記第1センサ(18)で測定された降雨の降水量に基づいて、前記第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行う請求項4記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項6記載の発明は、前記操縦部(5)をキャビン(9)で覆い、少なくとも1つの前記第1センサ(18)をキャビン(9)のフロントガラスに設けた請求項1記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項7記載の発明は、前記コンバインと監視用施設(25)をデータ送受信アンテナ(23C,25A)で接続し、前記第1センサ(18)の測定された測定値を監視用施設(25)の監視用モニタ(25B)に表示する請求項1記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項8記載の発明は、前記エンジン(E)が停止している場合には、前記第1モータ(56)を予め設定した設定時間を超えて駆動することができない構成とした請求項1記載の穀稈の刈取作業方法である。
請求項1記載の発明によれば、コンバインの外周部に降雨を測定する第1センサ(18)を設け、脱穀装置(4)に穀稈の脱穀を行う扱胴(32)と、扱胴(32)の下方に脱穀された処理物を選別する揺動選別装置(40)を設け、揺動選別装置(40)の上部に移送棚(41)と、移送棚(41)の後側にシーブ(42)を設け、揺動選別装置(40)の下方に、シーブ(42)向けて選別風を送風する唐箕(50)を設け、第1センサ(18)が降雨を測定しない場合には、エンジン(E)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動し、第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、エンジン(E)の出力回転の唐箕(50)への伝動を遮断して、脱穀装置(4)に設けられた第1モータ(56)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動するので、エンジン(E)に過度の負荷が加わるのを防止して、高い選別性能を維持することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、脱穀装置(4)に設けられた第2モータ(44)を回転させてシーブ(42)の開度を大きくするので、処理物に介在する雨水が付着した夾雑物や藁屑がシーブ(42)に付着するのを抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量以下の場合には、コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させてコンバインの出入場所(88)に移動させ、第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量を超える場合には、コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させて最も近い出入場所(88)又は穀粒の排出場所(89)に移動させるので、選別処理された処理物内に雨水が付着した夾雑物や藁屑が介在するのを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明による効果に加えて、移送棚(41)を移送する処理物の層厚を測定する第2センサ(41B)の測定値に基づいて、第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行うので、唐箕(50)から送風される選別風の風速を速くして夾雑物や藁屑をシーブ(42)よりも後方に効率良く移送させることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明による効果に加えて、第1センサ(18)で測定された降雨の降水量に基づいて、第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行うので、唐箕(50)から送風される選別風の風速をより速くして夾雑物や藁屑をシーブ(42)よりも後方により効率良く移送させることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、操縦部(5)をキャビン(9)で覆い、少なくとも1つの第1センサ(18)をキャビン(9)のフロントガラスに設けたので、第1センサ(18)によって降雨の降水量を正確に測定することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、コンバインと監視用施設(25)をデータ送受信アンテナ(23C,25A)で接続し、第1センサ(18)の測定された測定値を監視用施設(25)の監視用モニタ(25B)に表示するので、監視用モニタ(25B)を介してコンバインが自動走行している圃場の作業環境を迅速に把握することができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、エンジン(E)が停止している場合には、第1モータ(56)を予め設定した設定時間を超えて駆動することができない構成としたので、第1モータ(56)に供給する電力を蓄電するバッテリの過放電を防止することができる。また、作業前に第1モータ(56)を短時間駆動させてシーブ(42)に付着した夾雑物や藁屑を除去することができる。
コンバインの正面図である。 コンバインの平面図である。 コンバインの左側面図である。 操縦部の説明図である。 測位ユニットの接続図である。 脱穀装置の前後方向の縦断面図である。 揺動選別装置の前後方向の縦断面図である。 第1唐箕を駆動する電動モータの説明する左斜視図である。 第1唐箕を駆動する電動モータの説明する右斜視図である。 エンジンの出力回転の伝動図である。 コントローラの接続図である。 コンバインの走行方法の説明図である。 コンバインの(a)は設定経路、(b)は降雨がない場合の走行経路、(c)は少量の降雨がある場合の走行経路、(d)は多量の降雨がある場合の走行経路の説明図である。 トランスミッションの左右方向の縦断面図である。
図1~3に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を刈取る刈取装置3が設けられ、刈取装置3の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後方右側に作業者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側にエンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側に脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側に穀粒を外部に排出する上下方向に延在する揚穀部と前後方向に延在する横排出からなる排出オーガ8が設けられている。また、操縦部5は上部にライトを備えたキャビン9によって囲繞されている。
図4に示すように、操縦部5の操縦席の前側のフロントパネル10の中央部に走行装置2の走行速度等を表示するタッチパネル式のモニタ11が設けられ、モニタ11の右側に走行装置2を左右方向に旋回と刈取装置3を上下方向の昇降させる操作レバー12が設けられている。走行装置2を左右方向に旋回させる操作レバー12の操作状態は、操作レバー12の基部に装着されたポテンションメータ等の角度センサによって測定され、刈取装置3を昇降させる操作レバー12の操作状態は、操作レバー12の基部に装着されたポテンションメータ等の角度センサによって測定される。
操縦部5の操縦席の左側のサイドパネル15の前部にエンジンEの出力回転の増減速と回転方向の切替えを行う無段変速装置74を操作する主変速レバー16が設けられ、主変速レバー16の後側には、無段変速装置74の出力回転の増減速を行うトランスミッション75を操作する副変速レバー17が設けられている。
主変速レバー16を中立姿勢にした場合には、エンジンEの出力回転の増減速と出力回転の回転方向の切換えを行う無段変速装置(図示省略)の出力回転はゼロになる。主変速レバー16を中立姿勢から前側傾斜姿勢にした場合には、前側傾斜姿勢の傾斜角度の大きさに応じで無段変速装置の出力回転は増減速され、無段変速装置の出力回転の回転方向はエンジンEの出力回転の回転方向と同じ正回転となる。また、主変速レバー16を中立姿勢から後側傾斜姿勢にした場合には、後側傾斜姿勢の傾斜角度の大きさに応じで無段変速装置の出力回転は増減速され、無段変速装置の出力回転の回転方向はエンジンEの出力回転の回転方向と逆さの逆回転となる。主変速レバー16の姿勢は、主変速レバー16の基部に装着されたポテンションメータ等の角度センサによって測定される。
副変速レバー17を中立姿勢にした場合には、無段変速装置74から伝動された出力回転は増減速されない。副変速レバー17を中立姿勢から前側傾斜姿勢にした場合には、無段変速装置74から伝動された出力回転は減速され、副変速レバー17を後側傾斜姿勢にした場合には、無段変速装置74から伝動された出力回転は増速される。なお、副変速レバー17の姿勢は、副変速レバー17の下部に装着されたポテンションメータ等の角度センサで測定される。
図5に示すように、RTK-GPS測位方式である測位ユニット20は、測位衛星21と、既知の位置に設けられた基地局22と、コンバインに設けられた移動局23で構成されている。これにより、測位衛星21から移動局23に送信されてくる位置情報と基地局22から移動局23に送信されてくる補正用の位置情報から移動局23の位置によってコンバインの位置を正確に得ることができる。
基地局22は、固定用の通信機22Aと、測位衛星21からの位置情報を受信する固定用のGPSアンテナ22Bと、移動局23に補正用の位置情報を送信等する固定用のデータ送受信アンテナ22Cで構成されている。
移動局23は、移動用の通信機23Aと、測位衛星21からの位置情報を受信する移動用のGPSアンテナ23Bと、基地局22からの補正用の位置情報を受信等する移動用のデータ送受信アンテナ23Cで構成されている。
また、コンバインの走行状態等を監視する監視用施設25には、移動局23からのコンバインの走行速度情報を受信等する監視用のデータ送受信アンテナ25Aと、データ送受信アンテナ25Aで受信した情報をモニタする監視用モニタ25Bが設けられている。これにより、コンバインの走行状態等を監視用モニタ25Bで目視確認することができる。
図6,7に示すように、脱穀装置4の上部の扱室30には、フィードチェン31によって搬送されてくる穀稈を脱穀処理する扱胴32が設けられている。扱胴32の下側には、受網33が設けられ、扱胴32の上部は、扱胴カバー34で覆われている。
脱穀装置4の下部の選別室35の上部には、扱胴32によって脱穀処理された穀粒を選別する揺動選別装置40が設けられている。
揺動選別装置40は、前側から順に、板状体から形成された移送棚41と、前後方向に所定の間隔を隔てて後上がり傾斜角度を可変可能に設けられた複数の板状体から形成された可変シーブ(請求項の「シーブ」)42と、左右方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数の板状体から形成されたストローラック43から形成されている。また、可変シーブ42の上方には、未熟粒等の夾雑物や藁屑を可変シーブ42の後方に移送する複数の板状体から形成された排塵体46が設けられている。
可変シーブ42は、前可変シーブ42Aと、前可変シーブ42Aの後側に設けられた後可変シーブ42Bで形成され、前可変シーブ42Aの後端部の板状体と後可変シーブ42Bの前端部の板状体の下部は連結部材42Cで連結されている。
可変シーブ42の傾斜角度は、シーブモータ(請求項の「第2モータ」)44の回転軸44Aに支持されて回転軸44Aを中心にして揺動する角度変更手段45を介して変更することができる。雨天時等の湿度が高い場合には、穀粒が相互に密着して可変シーブ42から漏下しにくくなるので、シーブモータ44を駆動して可変シーブ42の板状体が上下方向に向くように起立させて開度を大きくし、晴天時等の湿度が低い場合には、枝梗等が可変シーブ42から漏下し易くなるので、シーブモータ44を駆動して可変シーブ42の板状体が前後方向に向くように倒伏させて開度を小さくする。これにより、脱穀処理時の穀粒の回収ロスを削減して、選別作業を効率良く行うことができる。
揺動選別装置40の下側には、前側から順に、可変シーブ42に向けて選別風を送風する第1唐箕(請求項の「唐箕」)50と、可変シーブ42から漏下してくる穀粒をグレンタンク7に搬送する1番螺旋51と、ストローラック43から漏下してくる枝梗等が付着した2番物を扱室30の右側に設けられた2番処理室に搬送する2番螺旋52が設けられている。また、ストローラック43の上側には、枝梗等の粉塵を外部に排出する排塵ファン53が設けられている。なお、1番螺旋51と2番螺旋52の間に、ストローラック43に向けて選別風を送風する第2唐箕54を設けるのが好ましい。これにより、選別作業をより効率良く行うことができる。
図8,9に示すように、第1唐箕50を支持する回転軸66の右部には電磁クラッチ55を介して電動モータ(請求項の「第1モータ」)56が連結されている。回転軸66には左右方向に所定の間隔を隔てて第1唐箕50の左右一対の羽根50Aが支持されている。また、移送棚41の上面には、第2処理室の還元口から搬送されてくる穀粒を移送棚41の左右方向の中央に移送する寄せ板41Aが設けられ、寄せ板41Aの後方には移送棚41上を移送される穀粒の層厚を測定する層厚センサ(請求項の「第2センサ」)41Bが設けられている。
図10に示すように、エンジンEの出力軸60の出力回転は、ベルト61を介してカウンタ軸62に伝動される。ベルト61は、出力軸60の左部に支持されたプーリ60Aとカウンタ軸62の右部に支持されたプーリ62Aに巻回され、ベルト61にはテンションクラッチ61Aが設けられている。
カウンタ軸62に伝動された出力回転は、ベルト63を介して脱穀装置4の上部に設けられた回転軸64に伝動される。ベルト63は、カウンタ軸62の右部に支持されたプーリ62Bと回転軸64の右部に支持されたプーリ64Aに巻回されている。また、回転軸64に伝動された出力回転は、ベベルギヤ等を介して扱室30の扱胴32に伝動される。
カウンタ軸62に伝動された出力回転は、ベルト65を介して選別室35の前部に設けられた第1唐箕50を支持する回転軸66に伝動される。ベルト65は、カウンタ軸62の左部に支持されたプーリ62Dと回転軸66の左部に支持されたプーリ66Aに巻回され、ベルト65にはテンションクラッチ65Aが設けられている。また、回転軸66の右部には電磁クラッチ55を介して電動モータ56が連結されている。
これにより、雨滴センサ18の測定値が所定値を超えた場合、すなわち、雨の降水量が所定以上に場合には、テンションクラッチ65Aの接続を解除し回転軸66に伝動されるエンジンEの出力回転を遮断して、電磁クラッチ55を接続し回転軸66に電動モータ56の出力回転を伝動して回転軸66の回転速度を増減速してエンジンEに過度な負荷が加わるのを防止することができる。また、雨滴センサ18の測定値が所定値を以下の場合、すなわち、雨の降水量が所定以下の場合には、電磁クラッチ55の接続を解除し回転軸66に伝動される電動モータ56出力回転を遮断して、テンションクラッチ65Aを接続し回転軸66にエンジンEの出力回転を伝動して回転軸66の回転速度を走行装置2の走行速度の増減速に合わせて増減速して刈取脱穀作業を効率良く行うことができる。
カウンタ軸62に伝動された出力回転は、ベルト67を介して回転軸66の後方に設けられた1番螺旋51を支持する回転軸68に伝動される。ベルト67は、カウンタ軸62の左部に支持されたプーリ62Cと回転軸68の左部に支持されたプーリ68Aに巻回されている。
回転軸68に伝動された出力回転は、ベルト69を介して回転軸68の後方に設けられた第2唐箕54を支持する回転軸70と、2番螺旋52を支持する回転軸71に伝動される。ベルト69は、回転軸68の左部に支持されたプーリ68Aと、回転軸70の左部に支持されたプーリ70Aと、回転軸71の左部に支持されたプーリ71Aとに巻回されている。
回転軸68に伝動された出力回転は、ベルト72を介して回転軸71の上方に設けられた回転軸73に伝動される。ベルト72は、回転軸68の左部に支持されたプーリ68Bと回転軸73の左部に支持されたプーリ73Aに巻回されている。また、回転軸73に伝動された出力回転は、ギヤ等を介して排塵ファン53に伝動される。
図1~3に示すように、キャビン9のフロントガラスには雨滴センサ(請求項の「第1センサ」)18が設けられている。これにより、コンバインの周辺の雨の有無と、雨の降水量を測定して、刈取装置3で刈取って脱穀装置4で脱穀処理された穀粒、未熟粒等の夾雑物、藁屑に含まれる水分量を予測することができる。
雨滴センサ18は、赤外LEDとSiフォトダイオードから形成され、Siフォトダイオードに入射される赤外LEDから照射された赤外光の入射量を測定することにより、雨の有無と、雨の降水量を検知することができる。
雨滴センサ18は、キャビン9の上壁、脱穀装置4の上壁、グレンタンク7の上壁等、雨滴の量が少ない段階でも雨滴を検出しやすい場所に設けるのが好ましい。また、雨滴センサ18は、一箇所だけでなく、複数箇所に設けてもよい。また、キャビン9の上壁等に雨滴センサ18を設けた場合には、雨滴センサ18の外周部を赤外LEDから照射される赤外光を外表面で反射させる透明アクリル材等で形成されたカバーで覆うのが好ましい。これにより、コンバインの周辺の雨の有無と、雨の降水量をより正確に測定することができる。
図11に示すように、コンバインのコントローラ80は、CPU等からなる処理部81と、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等からなる記憶部82と、外部とのデータ通信用の通信部83から形成されている。
処理部81は、雨滴センサ18の測定値に基づいてコンバインを出入場所88に移動させるか、排出場所89に移動させるか等の判断を行う。
記憶部82は、圃場85の出入場所88の位置、トラックに穀粒を排出する圃場85の排出場所89の位置の保存、圃場85の形状に基づいて設定されたコンバインを自動走行させる設定経路86等の保存を行う。
通信部83は、GPSアンテナ23Bを介して測位衛星21からの位置情報の受信、データ送受信アンテナ23Cを介して基地局22からの位置情報の受信、データ送受信アンテナ23Cを介して監視用施設25にコンバインに設けられた雨滴センサ18の測定値等の情報の送信等を行う。
コントローラ80の入力側には、雨の有無や雨の降水量を測定する雨滴センサ18と、測位衛星21から送信されてくるコンバインの位置情報を受信するGPSアンテナ23Bと、基地局22から送信されてくるコンバインの補正用の位置情報を受信するデータ送受信アンテナ23Cと、揺動選別装置40の移送棚41上を移送する穀粒の層厚を測定する層厚センサ41Bが所定の入力インターフェース回路を介して接続されている。
コントローラ80の出力側には、コンバインを設定経路86に沿って自動走行させる自動走行スイッチ26と、コンバインを圃場の出入場所88に向けて自動走行させる移動スイッチ27と、コンバインを排出場所89に向けて自動走行させる移動スイッチ28と、シーブモータ44の出力回転角度度を増減する制動手段44Bと、電磁クラッチ55の接続と接続の解除を行う制動手段55Aと、電動モータ56の出力回転角度を増減する制動手段56Aと、テンションクラッチ61Aの接続と接続の解除を行う制動手段61Bが所定の出力インターフェース回路を介して接続されている。
図12に示すように、ステップS1で、コントローラ80の処理部81は、コンバインのキャビン9に設けられた雨滴センサ18の測定値を読取って判断する。雨滴センサ18の測定値によって雨が降っていないと判断した場合にはステップS2に進み、雨滴センサ18の測定値によって雨が降っているが、その降水量が設定降水量以下と判断した場合にはステップS7に進み、雨滴センサ18の測定値によって雨が降っており、その降水量が設定降水量を超えると判断した場合にはステップS14に進む。設定降水量は、タッチパネル式のモニタ11で予め設定することができる。なお、理解を容易にするために、図13(a)に示すように、コンバインが、圃場85の形状に基づいて設定された設定経路86上の判定場所87を自動走行中に雨が降り出したものする。
ステップS2で、処理部81は、テンションアーム等の制動手段61Bをベルト65に押当ててテンションクラッチ61Aを引続いて接続させてステップS3に進む。これにより、エンジンEの出力回転をベルト65を介して第1唐箕50を支持する回転軸66に伝動することができる。
ステップS3で、処理部81は、電磁コイル等の制動手段55Aを停止して電磁クラッチ55の接続を引続いて解除させてステップS4に進む。これにより、電動モータ56の出力回転が回転軸66に伝動されるのを遮断することができる。
ステップS4で、処理部81は、モータドライブ等の制動手段56Aを停止して電動モータ56を引続いて停止させてステップS5に進む。
ステップS5で、処理部81は、モータドライブ等の制動手段44Bを停止し、シーブモータ44を引続いて停止して可変シーブ42の板状体が前後方向に向くように倒伏させて開度を小さくさせてステップS6に進む。
ステップS6で、処理部81は、自動走行スイッチ26の入力(ON)状態を維持して、図13(b)に示すように、コンバインを設定経路86に沿って引続いて自動走行させて、ステップS1に戻る。これにより、降雨がない場合には、コンバインを引続いて自動走行させて刈取脱穀作業を効率良く行うことができる。
ステップS7で、処理部81は、制動手段61Bをベルト65から離間してテンションクラッチ61Aの接続を解除させてステップS8に進む。これにより、エンジンEの出力回転が回転軸66に伝動されるのを遮断することができる。
ステップS8で、処理部81は、制動手段55Aを駆動して電磁クラッチ55を接続させてステップS9に進む。これにより、電動モータ56と回転軸66を接続することができる。
ステップS9で、処理部81は、制動手段56Aを駆動して電動モータ56を回転させてステップS10に進む。これにより、電動モータ56の出力回転を回転軸66に伝動することができる。なお、電動モータ56の出力回転速度は、回転軸66の出力回転速度が、テンションクラッチ61Aの接続が解除される直前の回転軸66の出力回転速度よりも高速になるように設定されている。
エンジンEが停止している場合には、設定時間よりも長時間に亘って電動モータ56を回転させることは規制されている。これにより、電動モータ56に供給する電力を蓄電するバッテリ(図示省略)が過放電するのを防止することができる。特に、オルタネータ(図示省略)によるバッテリへの給電が行われない、エンジンEの停止時に電動モータ56を作動させたことにより、エンジンEを再始動させようとしても電力不足で再始動できず、バッテリの充電のために作業の中断時間が長引くことが防止される。なお、設定時間よりも短い短時間であれば電動モータ56を回転させることができると共に、作業者の任意のタイミングで停止させることも可能である。これにより、電動モータ56を短時間回転させて、第1唐箕50から選別風を可変シーブ42に向けて送風して、可変シーブ42に付着した夾雑物や藁屑を効率良く除去することができる。設定時間は、タッチパネル式のモニタ11で予め設定することができる。
ステップS10で、処理部81は、揺動選別装置40の移送棚41に設けられた層厚センサ41Bの測定値を読取って判断する。層厚センサ41Bの測定値が設定厚みを超える場合にはステップS11に進み、層厚センサ41Bの測定値が設定厚み以下の場合にはステップS12に進む。設定厚みは、タッチパネル式のモニタ11で予め設定することができる。また、雨滴センサ18の測定値を読取って、雨滴センサ18の測定値が設定降水量を超える場合にもステップS11に進むのが好ましい。
ステップS11で、処理部81は、制動手段56Aを駆動して、電動モータ56の出力回転速度を増速させて、ステップS12に進む。これにより、第1唐箕50から送風される選別風の風速を速くして夾雑物や藁屑を後方のストローラック43に向けて効率良く移送させることができる。
ステップS12で、処理部81は、モータドライブ等の制動手段44Bを駆動し、シーブモータ44を回転させて可変シーブ42の板状体が上下方向に向くように起立して開度を大きくさせてステップS13に進む。これにより、雨水が付着した夾雑物や藁屑が可変シーブ42に付着するのを抑制することができる。
ステップS13で、処理部81は、自動走行スイッチ26を切(OFF)状態にし、移動スイッチ27を入力(ON)状態にして、図13(c)に示すように、コンバインを設定経路86に沿って判定場所87から出入場所88に移動して停止させて、ステップS1に戻る。これにより、選別処理された穀粒内に雨水が付着した夾雑物や藁屑が混在するのをより抑制することができる。
ステップS14で、処理部81は、制動手段61Bをベルト65から離間してテンションクラッチ61Aの接続を解除させてステップS15に進む。これにより、エンジンEの出力回転が回転軸66に伝動されるのを遮断することができる。
ステップS15で、処理部81は、制動手段55Aを駆動して電磁クラッチ55を接続させてステップS16に進む。これにより、電動モータ56と回転軸66を接続することができる。
ステップS16で、処理部81は、制動手段56Aを駆動して電動モータ56を回転させてステップS17に進む。これにより、電動モータ56の出力回転を回転軸66に伝動することができる。
ステップS17で、処理部81は、揺動選別装置40の移送棚41に設けられた層厚センサ41Bの測定値を読取って判断する。層厚センサ41Bの測定値が設定厚みを超える場合にはステップS18に進み、層厚センサ41Bの測定値が設定厚み以下の場合にはステップS19に進む。また、雨滴センサ18の測定値を読取って、雨滴センサ18の測定値が設定降水量を超える場合にもステップS11に進むのが好ましい。
ステップS18で、処理部81は、制動手段56Aを駆動して、電動モータ56の出力回転速度さらに増速させて、ステップS19に進む。これにより、第1唐箕50から送風される選別風の風速を速くして夾雑物や藁屑を後方のストローラック43に向けて効率良く移送させることができる。
ステップS19で、処理部81は、モータドライブ等の制動手段44Bを駆動し、シーブモータ44をさらに回転させて可変シーブ42の板状体が上下方向に向くように起立して開度をさらに大きくさせてステップS20に進む。これにより、雨水が付着した夾雑物や藁屑が可変シーブ42に付着するのをより抑制することができる。
ステップS20で、処理部81は、自動走行スイッチ26を切(OFF)状態にし、移動スイッチ28を入力(ON)状態にして、図13(d)に示すように、コンバインを設定経路86に沿って判定場所87から一番近くにある排出場所89に移動して停止させて、ステップS1に戻る。これにより、選別処理された穀粒内に雨水が付着した夾雑物や藁屑が混在するのをより抑制することができる。なお、判定場所87から一番近くに出入場所(88)がある場合には出入場所(88)に移動させるのが好ましい。
図14に示すように、エンジンEの出力回転は、無段変速装置74の入力軸74Aに伝動され、無段変速装置74で増減速等されて出力される。無段変速装置74の出力回転は、トランスミッション75の入力軸90に伝動される。
入力軸90の出力回転は、ギヤ90Aとギヤ91Aを介して第1カウンタ軸91に伝動され、第1カウンタ軸91の出力回転は、ギヤ91Aとギヤ92Aを介して第2カウンタ軸92に伝動される。
第2カウンタ軸92の出力回転は、ギヤ92Aとギヤ93Aを介して第3カウンタ軸93に伝動され、第3カウンタ軸93の出力回転は、ギヤ93Bとギヤ94Aを介して第4カウンタ軸94に伝動される。ギヤ93Bとギヤ94Aは、ディファレンシャルギヤを形成して、また、第3カウンタ軸93には、ギヤ93Bの回転を制動する電磁コイル等の制動手段95が設けられている。これにより、ギヤ93Bの回転を制動して、例えば、走行装置2の左側のクローラの回転を停止して右側のクローラを回転させてコンバインの旋回半径を大きくしたり、走行装置2の左側のクローラの回転を逆回転して右側のクローラを回転させてコンバインの旋回半径を小さくすることができる。
第4カウンタ軸94に伝動された出力回転は、左右一対のギヤ94Bと左右一対のギヤ96Aを介して第5カウンタ軸96に伝動され、第5カウンタ軸96の出力回転は、左右一対のギヤ96Aと左右一対のギヤ97Aを介して走行装置2の左右一対の入力軸97に伝動されて左右一対のクローラを回転させる。
1 機体フレーム
3 刈取装置
4 脱穀装置
5 操縦部
9 キャビン
18 雨滴センサ(第1センサ)
23C データ送受信アンテナ
25 監視用施設
25A データ送受信アンテナ
25B 監視用モニタ
32 扱胴
40 揺動選別装置
41 移送棚
41B 層厚センサ(第2センサ)
42 可変シーブ(シーブ)
44 シーブモータ(第2モータ)
50 第1唐箕(唐箕)
56 電動モータ(第1モータ)
86 設定経路
88 出入場所
89 排出場所
E エンジン

Claims (8)

  1. エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)と、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けたコンバインを自動走行させて圃場の穀稈を刈取る穀稈の刈取作業方法であって、
    前記コンバインの外周部に降雨を測定する第1センサ(18)を設け、
    前記脱穀装置(4)に穀稈の脱穀を行う扱胴(32)と、該扱胴(32)の下方に脱穀された処理物を選別する揺動選別装置(40)を設け、
    該揺動選別装置(40)の上部に移送棚(41)と、該移送棚(41)の後側にシーブ(42)を設け、
    前記揺動選別装置(40)の下方に、前記シーブ(42)向けて選別風を送風する唐箕(50)を設け、
    前記第1センサ(18)が降雨を測定しない場合には、前記エンジン(E)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動し、
    前記第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、前記エンジン(E)の出力回転の唐箕(50)への伝動を遮断して、前記脱穀装置(4)に設けられた第1モータ(56)の出力回転を唐箕(50)に伝動して唐箕(50)を駆動することを特徴する穀稈の刈取作業方法。
  2. 前記第1センサ(18)が降雨を測定した場合には、前記脱穀装置(4)に設けられた第2モータ(44)を回転させてシーブ(42)の開度を大きくする請求項1記載の穀稈の刈取作業方法。
  3. 前記第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量以下の場合には、前記コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させてコンバインの出入場所(88)に移動させ、
    前記第1センサ(18)で測定された降水量が予め設定した設定降水量を超える場合には、前記コンバインを圃場の設定経路(86)に沿って自動走行させて最も近い出入場所(88)又は穀粒の排出場所(89)に移動させる請求項1又は2記載の穀稈の刈取作業方法。
  4. 前記移送棚(41)を移送する処理物の層厚を測定する第2センサ(41B)の測定値に基づいて、前記第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行う請求項3記載の穀稈の刈取作業方法。
  5. 前記第1センサ(18)で測定された降雨の降水量に基づいて、前記第1モータ(56)の出力回転速度の増減と第2モータ(44)を回転角度の増減を行う請求項4記載の穀稈の刈取作業方法。
  6. 前記操縦部(5)をキャビン(9)で覆い、少なくとも1つの前記第1センサ(18)をキャビン(9)のフロントガラスに設けた請求項1記載の穀稈の刈取作業方法。
  7. 前記コンバインと監視用施設(25)をデータ送受信アンテナ(23C,25A)で接続し、前記第1センサ(18)の測定された測定値を監視用施設(25)の監視用モニタ(25B)に表示する請求項1記載の穀稈の刈取作業方法。
  8. 前記エンジン(E)が停止している場合には、前記第1モータ(56)を予め設定した設定時間を超えて駆動することができない構成とした請求項1記載の穀稈の刈取作業方法。
JP2022071550A 2022-04-25 2022-04-25 穀稈の刈取作業方法 Active JP7406732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022071550A JP7406732B2 (ja) 2022-04-25 2022-04-25 穀稈の刈取作業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022071550A JP7406732B2 (ja) 2022-04-25 2022-04-25 穀稈の刈取作業方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023161274A JP2023161274A (ja) 2023-11-07
JP7406732B2 true JP7406732B2 (ja) 2023-12-28

Family

ID=88650046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022071550A Active JP7406732B2 (ja) 2022-04-25 2022-04-25 穀稈の刈取作業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7406732B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211738A (ja) 2000-02-02 2001-08-07 Iseki & Co Ltd コンバインの脱穀装置
JP2016086668A (ja) 2014-10-30 2016-05-23 井関農機株式会社 コンバイン
JP2019000080A (ja) 2017-06-19 2019-01-10 井関農機株式会社 作業車両およびこの作業車両としてのコンバイン
JP2019010064A (ja) 2017-06-30 2019-01-24 井関農機株式会社 コンバイン

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211738A (ja) 2000-02-02 2001-08-07 Iseki & Co Ltd コンバインの脱穀装置
JP2016086668A (ja) 2014-10-30 2016-05-23 井関農機株式会社 コンバイン
JP2019000080A (ja) 2017-06-19 2019-01-10 井関農機株式会社 作業車両およびこの作業車両としてのコンバイン
JP2019010064A (ja) 2017-06-30 2019-01-24 井関農機株式会社 コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023161274A (ja) 2023-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7406732B2 (ja) 穀稈の刈取作業方法
JP2009072068A (ja) コンバイン
JP4010181B2 (ja) 脱穀機
JP2007195419A (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JP2009017794A (ja) コンバイン
JP2007195419A5 (ja)
JP3740057B2 (ja) コンバインのチャフ角制御装置
JP2019010064A (ja) コンバイン
JP5019945B2 (ja) コンバイン
JP2018138009A (ja) コンバイン
JP3113507B2 (ja) コンバイン
JP2000188937A (ja) コンバインの脱穀選別装置
JP2010187575A (ja) コンバイン
JP2010263854A (ja) 脱穀装置
JP3587654B2 (ja) 作物収穫機用の援用装置
JP5319106B2 (ja) コンバイン
JP2003289711A (ja) コンバインの故障判定制御
JP2010187549A (ja) コンバイン
JP3587653B2 (ja) コンバイン
JPH11318162A (ja) コンバイン等の緊急停止装置
JPH1132550A (ja) コンバイン
JP2009005640A (ja) コンバイン
JP4037565B2 (ja) コンバインの運転部構造
JP2024031353A (ja) コンバイン
JP2002191215A (ja) 作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7406732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150