JP2010187549A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン14からの動力にて駆動する走行部2を有する走行機体と、刈刃及び穀稈搬送機構を有する刈取装置3と、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀装置5にて脱穀された後の排藁を搬送する排藁搬送機構234とを備える。排藁搬送機構234を駆動させる排藁搬送駆動用電動モータ94と、穀稈搬送機構の搬送速度を検出する搬送速度センサとを更に備える。搬送速度センサの検出情報に基づいて排藁搬送駆動用電動モータ94の回転駆動速度を変更調節するように構成する。
【選択図】図5
Description
まず、図1及び図2を参照しながら、コンバインの全体構造について説明する。コンバインは、走行部としての左右一対の走行クローラ2にて支持された走行機体1を備えている。走行機体1の前部には、穀稈を刈り取りながら取り込む6条刈り用の刈取装置3が、単動式の昇降用油圧シリンダ4にて刈取回動支点軸4a回りに昇降調節可能に装着されている。走行機体1には、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀装置5から取り出された穀粒を貯留する穀粒タンク7とが横並び状に搭載されている。脱穀装置5が走行機体1の進行方向左側に、穀粒タンク7が走行機体1の進行方向右側に配置されている。走行機体1の後部に旋回可能な排出オーガ8が設けられている。穀粒タンク7の内部の穀粒が、排出オーガ8の籾投げ口9からトラックの荷台またはコンテナ等に排出されるように構成されている。刈取装置3の右側方で、穀粒タンク7の前側方には、運転キャビン10が設けられている。
次に、図1〜図4を参照して、脱穀装置5の構造を説明する。図1〜図4に示されるように、脱穀装置5には、穀稈脱穀用の扱胴226と、扱胴226の下方に落下する脱粒物を選別する揺動選別盤227及び唐箕ファン228と、扱胴226の後部から取り出される脱穀排出物を再処理する処理胴229と、揺動選別盤227の後部の排塵を排出する排塵ファン230とが備えられている。なお、扱胴226の回転軸芯線は、フィードチェン6による穀稈の搬送方向(換言すると走行機体1の進行方向)に沿って延びている。刈取装置3から穀稈搬送装置224にて搬送された穀稈の株元側は、フィードチェン6に受け継がれて挟持搬送される。そして、この穀稈の穂先側が脱穀装置5の扱室内に搬入されて扱胴226にて脱穀されることになる。
次に、図5を参照しながら、刈取装置3、脱穀装置5、フィードチェン6、排藁チェン234、排藁カッタ235等の駆動構造について説明する。図5に示されるように、エンジン14の前側及び後側にその出力軸70を突出する。エンジン14の前側の出力軸70に自在継手83を介してミッションケース71の走行入力軸84を連結されている。エンジン14の回転駆動力が、前側の出力軸70からミッションケース71に伝達されて変速されたのち、左右の車軸72を介して左右の走行クローラ2に伝達されるように構成されている。従って、左右の走行クローラ2はエンジン14の回転駆動力にて駆動されることになる。
次に、排藁搬送機構としての排藁チェン234の搬送速度制御の第1実施形態について説明する。図6は排藁チェン234に対する制御回路の機能ブロック図である。コンバインは、演算装置であるCPU、制御プログラムを記憶したROM、各種データを記憶したRAM及びA/D変換器等を有する作業コントローラ282を備えている。
次に、図7〜図9のフローチャートを参照しながら、排藁チェン234の搬送速度制御の一例について説明する。作業スイッチ273がオンで(S1:yes)、穀稈センサ287がオンのときに(S2:yes)、車速センサ285の検出値と刈取り回転センサ288の検出値とを読み込む(S3)。次いで、車速センサ285の検出値と刈取り回転センサ288の検出値とから、排藁チェン234の搬送速度(車速同調速度)を演算する(S4)。
次に、図10〜図12を参照しながら、排藁チェン234の搬送速度制御の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、排藁搬送駆動用電動モータ94として、排藁株元チェン234aを駆動させる排藁株元駆動用電動モータ94aと、排藁穂先チェン234bを駆動させる排藁穂先駆動用電動モータ94bとを備える点(図10参照)において、第1実施形態と大きく相違している。その他の構成は、基本的に第1実施形態と同様である。
上記の記載並びに図1及び図5〜図7から明らかなように、エンジン14からの動力にて駆動する走行部2を有する走行機体1と、刈刃222及び穀稈搬送機構223,224を有する刈取装置3と、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀装置5にて脱穀された後の排藁を搬送する排藁搬送機構234とを備えているコンバインであって、排藁搬送機構234を駆動させる排藁搬送駆動用電動モータ94と、穀稈搬送機構223,224の搬送速度を検出する搬送速度センサ288とを備えており、搬送速度センサ288の検出情報に基づいて排藁搬送駆動用電動モータ94の回転駆動速度を変更調節するように構成されている。
2 走行クローラ(走行部)
3 刈取装置
14 エンジン
94 排藁搬送駆動用電動モータ
223 穀稈引起装置
224 穀稈搬送装置
282 作業コントローラ
285 車速センサ
288 搬送速度センサとしての刈取り回転センサ
Claims (6)
- エンジンからの動力にて駆動する走行部を有する走行機体と、刈刃及び穀稈搬送機構を有する刈取装置と、フィードチェンを有する脱穀装置と、前記脱穀装置にて脱穀された後の排藁を搬送する排藁搬送機構とを備えているコンバインであって、
前記排藁搬送機構を駆動させる排藁搬送駆動用電動モータと、前記穀稈搬送機構の搬送速度を検出する搬送速度センサとを備えており、前記搬送速度センサの検出情報に基づいて前記排藁搬送駆動用電動モータの回転駆動速度を変更調節するように構成されている、
コンバイン。 - 前記排藁搬送駆動用電動モータの駆動電流から得られたモータトルクに基づいて前記排藁搬送機構での排藁詰りを検出するように構成されており、
前記排藁詰りを検出した場合は、その旨を報知すると共に前記走行機体の車速を減速させる一方、前記排藁搬送駆動用電動モータが停止した場合は、前記走行機体を停止させて、前記排藁搬送駆動用電動モータの逆回転にて前記排藁搬送機構が一定時間だけ逆転駆動するように構成されている、
請求項1に記載したコンバイン。 - 前記排藁搬送駆動用電動モータのモータ温度を検出するモータ温度センサと、前記排藁搬送駆動用電動モータに対するモータドライバのドライバ温度を検出するドライバ温度センサとのうち少なくとも一方を備えており、
前記少なくとも一方のセンサの検出情報が所定温度以上である場合は、前記走行機体の車速を減速するように構成されている、
請求項1に記載したコンバイン。 - 前記走行機体の車速を検出する車速センサを備えており、前記車速センサの検出情報に基づいて、前記排藁搬送駆動用電動モータの回転駆動速度を、所定値以上に維持しながら増減速させるように構成されている、
請求項1に記載したコンバイン。 - 前記排藁搬送機構にて搬送される排藁を切断する排藁カッタを備えており、前記排藁搬送機構と前記排藁カッタとの両方が前記排藁搬送駆動用電動モータにて駆動するように構成されている、
請求項1に記載したコンバイン。 - 前記排藁搬送機構は、排藁の株元側を搬送する排藁株元チェンと、排藁の穂先側を搬送する排藁穂先チェンとを有しており、前記排藁搬送駆動用電動モータとして、前記排藁株元チェンを駆動させる排藁株元駆動用電動モータと、前記排藁穂先チェンを駆動させる排藁穂先駆動用電動モータとを有しており、
前記排藁株元チェンの回転駆動速度を設定する排藁株元設定器と、前記排藁穂先チェンの回転駆動速度を設定する排藁穂先設定器とを更に備えており、前記各設定器の設定値に基づいて、前記各電動モータの回転駆動速度を変更調節するように構成されている、
請求項1に記載したコンバイン。
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