JP7404063B2 - 刃先調整装置、塗工装置、塗工装置の刃先調整方法 - Google Patents
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Description
塗工装置10の構成について、図1を参照して説明する。塗工装置10は、図1に示すように、所定の回転速度で回転するバックアップロール12と、バックアップロール12の下方に配された積層ダイ14と、積層ダイ14の下方に配されたベンド装置16とを有している。バックアップロール12の回転軸18は水平方向に配され、ウエブWがバックアップロール12の下周面を前進で走行する。
次に、積層ダイ14の構造について図1~図6を参照して説明する。積層ダイ14の基部20は、直方体であり、ウエブWの幅方向、すなわち、左右方向に延びている。この基部20の上面前部から第1本体22が一体に立設されている。第1本体22の後方には第1シム70、中間本体24が配され、中間本体24の後方には第2シム80、第2本体26が配されている。以下各部材について順番に説明していく。
次に、ベンド装置16と積層ダイ14の関係について説明する。
次に、積層ダイ14の組み立て方法について説明する。
バックアップロール12、積層ダイ14、ベンド装置16の位置関係について図1、図5、図6を参照して説明する。
塗工装置10において2層に塗工液を塗工する場合に、図6に示すような第1刃先34の上面と中間刃先40の上面と第2刃先64の上面とを面一に調整する必要がある。図7に示す刃先調整装置150を用いる刃先調整方法について説明する。
塗工装置10の塗工状態について説明する。図1においてウエブWがバックアップロール12の下周面を前進(図1において右から左に走行)させる。
上記実施形態によれば、塗工前に、第2本体26の前面に刃先調整装置150の縦部材156を取り付け、測定装置154によって第1刃先34、中間刃先40、第2刃先64の高さが基準位置における同一平面上になるように簡単に調整できる。
上記実施形態では、第1刃先34、中間刃先40、第2刃先64を同一平面上にしたが、これに加えて、基準位置の第1刃先34に対し、中間刃先40と第2刃先64が基準位置より高くなるように調整できる。
上記実施形態では、積層ダイ14として、第1本体22の下部に基部20が設けられたものを用いたが、これに代えて図15に示すように、基部20が無く、第1本体22に中間本体24がボルトで固定され、中間本体24に第2本体26が固定された積層ダイ14であってもよい。
上記実施形態では、第1本体22、中間本体24、第2本体26の3つからなる積層ダイ14を用いたが、これに限らず4つ以上のダイ本体を持つ積層ダイであってもよい。
上記実施形態では、第1本体22、中間本体24、第2本体26よりなる積層ダイ14で、ウエブWに2つの塗工層を塗工したが、これに代えて図16に示すように、第1本体22と第2本体26よりなる単層の塗工層を塗工するダイ14であってもよい。この場合であっても、第1本体22と第2本体26の刃先の高さを刃先調整装置150で調整できる。
上記実施形態では、積層ダイ14は縦向きの方向に設置されていたが、これに代えて水平、斜めに積層ダイ14を設置してもよい。
上記実施形態では、測定装置154として、ダイヤルゲージを用いたが、これに変えて測定値をデジタルで表示するデジタルゲージであってもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (9)
- ダイの先端にある刃先に当接される測定子によって、前記刃先の位置を測定する測定手段と、
前記測定手段を前記ダイに固定する固定部材と、
を有し、
前記ダイは、ウエブが前後方向に下周面を走行するバックアップロールの下方に配され、前記ウエブに第1塗工液と第2塗工液とを積層して塗工する積層ダイであって、
第1本体と、
前記第1本体の後面に組み合わさり、縦断面三角形に形成された中間本体と、
前記中間本体の後面に組み合わさる第2本体と、
を含み、
前記第1本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第1刃先が形成され、
前記中間本体の上部の先端部に、上面が平面形状の中間刃先が形成され、
前記第2本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第2刃先が形成され、
前記第1刃先と前記第2刃先の間に、前記中間刃先が配され、
前記測定子は、前記第1刃先と前記中間刃先と第2刃先に当接されている、
刃先調整装置。 - ダイの先端にある刃先に当接される測定子によって、前記刃先の位置を測定する測定手段と、
前記測定手段を前記ダイに固定する固定部材と、
を有し、
前記ダイは、ウエブが前後方向に下周面を走行するバックアップロールの下方に配され、前記ウエブに塗工液を塗工するダイであって、
第1本体と、
前記第1本体の後面に組み合わさる第2本体と、
を含み、
前記第1本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第1刃先が形成され、
前記第2本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第2刃先が形成され、
前記測定子は、前記第1刃先と第2刃先に当接されている、
刃先調整装置。 - 前記測定手段は、ダイヤルゲージ、又はデジタルゲージである、
請求項1又は2に記載の刃先調整装置。 - ウエブが前後方向に下周面を走行するバックアップロールと、
前記バックアップロールの下方に配され、前記ウエブに第1塗工液と第2塗工液とを積層して塗工する積層ダイと、
を有した塗工装置において、
前記積層ダイは、
第1本体と、
前記第1本体の後面に組み合わさり、縦断面三角形に形成された中間本体と、
前記中間本体の後面に組み合わさる第2本体と、
前記第1本体の後面に設けられた前記第1塗工液の第1液溜め部と、
前記第1液溜め部から前記第1本体と前記中間本体の間にある前記第1塗工液の第1液通路と、
前記第1液通路の上端にあるスリット状の前記第1塗工液の第1吐出口と、
前記第1本体と前記中間本体に挟まれた第1シムと、
前記第2本体の前面に設けられた前記第2塗工液の第2液溜め部と、
前記第2液溜め部から前記中間本体と前記第2本体の間にある前記第2塗工液の第2液通路と、
前記第2液通路の上端にあるスリット状の前記第2塗工液の第2吐出口と、
前記中間本体と前記第2本体に挟まれた第2シムと、
刃先調整装置と、
を有し、
前記第1本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第1刃先が形成され、
前記中間本体の上部の先端部に、上面が平面形状の中間刃先が形成され、
前記第2本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第2刃先が形成され、
前記第1刃先と前記第2刃先の間に、前記中間刃先が配され、
前記刃先調整装置は、
前記第1刃先と前記中間刃先と前記第2刃先に当接される測定子によって、前記第1刃先と前記中間刃先と前記第2刃先の位置を測定する測定手段と、
前記測定手段を前記積層ダイに固定する固定部材と、
を有する塗工装置。 - 前記第1本体の後面に前記中間本体が固定され、
前記中間本体の後面に前記第2本体が固定されている、
請求項4に記載の塗工装置。 - 請求項4に記載の塗工装置の刃先調整方法であって、
前記固定部材を用いて前記測定手段を前記第1本体に固定し、
前記第1刃先と前記中間刃先と第2刃先に前記測定子を当接して、前記第1刃先と前記中間刃先と第2刃先の位置を予め設定した基準位置に調整する、
塗工装置の刃先調整方法。 - 請求項5に記載の塗工装置の刃先調整方法であって、
前記固定部材を用いて前記測定手段を前記第1本体に固定し、
前記第1刃先の位置を予め設定した基準位置に調整し、
前記中間刃先を前記測定子に当接しつつ、前記基準位置より高い位置に上昇させ、その後に前記中間刃先を前記基準位置に戻す、
塗工装置の刃先調整方法。 - 前記中間刃先の位置を前記基準位置に調整した後に、
前記第2刃先を前記測定子に当接しつつ、前記基準位置より高い位置に上昇させ、その後に前記第2刃先を前記基準位置に戻す、
請求項7に記載の塗工装置の刃先調整方法。 - 前記中間刃先と前記第2刃先を前記測定子に当接しつつ、前記中間刃先と前記第2刃先を、前記基準位置より高い刃先設置位置に上昇させる、
請求項6又は8に記載の塗工装置の刃先調整方法。
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