JP6936134B2 - 塗工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塗工装置に関するものである。
従来より、1つのダイで、異なる塗工液を積層して塗工する積層ダイが提案されている。この積層ダイは、先端が三角状に尖り、2つの吐出口が並んで設けられ、それぞれから異なる塗工液を吐出し、バックアップロールで搬送されているウエブに異なる塗工液を積層して塗工する。
特開平10−337519号公報 特許第3777404号公報
上記のような積層ダイは、異なる塗工液が吐出されるように2つの吐出口を設ける必要があるが、このような2つの吐出口を先端に設けた積層ダイを組み立てることは作業者の熟練度が必要であるという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、ウエブに塗工液を積層して塗工できる簡単な積層ダイを有する塗工装置を提供することを目的とする。
本発明は、ウエブが前後方向に下周面を走行するバックアップロールと、前記バックアップロールの下方に配され、前記ウエブに第1塗工液と第2塗工液とを積層して塗工する積層ダイと、を有した塗工装置において、前記積層ダイは、左右方向に延びた基部と、前記基部の後部に設けられた支持部材と、前記基部の上面の前部から一体に立設された第1本体と、前記基部の上面の後部に支持されつつ、前記第1本体の後面に組み合わさり、縦断面三角形に形成された中間本体と、前記支持部材の上方に支持され、前記中間本体の後面に組み合わさる第2本体と、前記第1本体の後面に設けられた前記第1塗工液の第1液溜め部と、前記第1液溜め部から前記第1本体と前記中間本体の間にある前記第1塗工液の第1液通路と、前記第1液通路の上端にあるスリット状の前記第1塗工液の第1吐出口と、前記第1本体と前記中間本体に挟まれた第1シムと、前記第2本体の前面に設けられた前記第2塗工液の第2液溜め部と、前記第2液溜め部から前記中間本体と前記第2本体の間にある前記第2塗工液の第2液通路と、前記第2液通路の上端にあるスリット状の前記第2塗工液の第2吐出口と、前記中間本体と前記第2本体に挟まれた第2シムと、を有する塗工装置である。
本発明によれば、第1塗工液と第2塗工液を積層して塗工できる積層ダイの構造が簡単である。
本発明の一実施形態を示す塗工装置の側面図である。 塗工装置の背面図である。 積層ダイの分解斜視図である。 支持部材の斜視図である。 積層ダイの縦断面図である。 積層ダイの塗工刃先の拡大縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態のウエブWの塗工装置10について図1〜図6を参照して説明する。長尺状のウエブWとしては、フィルム、金属箔、金属メッシュ、紙、布帛などである。また、本実施形態の塗工装置10は、ウエブWに対し異なる第1塗工液と第2塗工液を積層して塗工するものである。ここで異なる塗工液とは、互いに全く成分の異なる塗工液でなく、成分は同じであるが粘度が異なる塗工液も含まれるものとする。
(1)塗工装置10
塗工装置10の構成について、図1を参照して説明する。塗工装置10は、図1に示すように、所定の回転速度で回転するバックアップロール12と、バックアップロール12の下方に配された積層ダイ14と、積層ダイ14の下方に配されたベンド装置16とを有している。バックアップロール12の回転軸18は水平方向に配され、ウエブWがバックアップロール12の下周面を前進で走行する。
(2)積層ダイ14
次に、積層ダイ14の構造について図1〜図6を参照して説明する。積層ダイ14の基部20は、直方体であり、ウエブWの幅方向、すなわち、左右方向に延びている。この基部20の上面前部から第1本体22が一体に立設されている。第1本体22の後方には第1シム70、中間本体24が配され、中間本体24の後方には第2シム80、第2本体26が配されている。以下各部材について順番に説明していく。
図3、図5に示すように、第1本体22の前面は垂直面であり、上面は前方ほど下方に傾斜した第1傾斜面30が形成されている。第1傾斜面30の上端部、すなわち第1本体22の後面上端部には図6に示すように、第1塗工刃先34が左右方向に延びている。この第1塗工刃先34の上面は平面形状である。図3、図5に示すように、第1本体22の後面は垂直面であり、第1液溜め部32が左右方向に延びている。第1液溜め部32の左右方向における中央部には第1塗工液が供給される第1供給口36が水平方向に貫通している。第1本体22の左右一対の側面には、図1〜図3に示すように、左右一対の支持軸38,38が左右方向に突出している。
中間本体24は、図3、図5に示すように、第1本体22の後方に第1シム70を挟んで配され、縦断面形状が図1に示すように三角状であり、上部に行くほど細くなっている。中間本体24の上端部は、図6に示すように左右方向に延びた中間塗工刃先40が形成されている。この中間塗工刃先40の上面は平面形状である。中間本体24は、第1本体22と一体となった基部20の後部の上方に配され、図1に示すように、複数の第1締結ボルト90で固定されている。そして、図5に示すように、この基部20の後部には、左右方向に沿って所定間隔毎に第1押圧ネジ孔41が上下方向に貫通している。第1押圧ボルト42が、第1押圧ネジ孔41を上下方向に貫通し、その上端が中間本体24の下面に当たり支持している。
図2、図3、図5に示すように、基部20の後面には、左右方向に沿って所定間隔毎に複数(図面では4個)の支持部材28がボルトによって着脱自在に固定されている。支持部材28は、図4に示すように直方体のブロック44と、ブロック44の幅方向における中央から斜め上方に後方に向かって突出した支持突出部46からなる。この支持突出部46は直方体であり上面が平らである。ブロック44には左右一対のボルト孔48が前後方向に貫通し、図2に示すように固定ボルト49によって基部20の後面に固定される。また、ブロック44の上端部にはフランジ部50が前方に延設されている。このフランジ部50は、基部20の後端部上端に載置される。支持突出部46には、ボルト孔52とボルト孔54が貫通している。
図2、図3、図5に示すように、中間本体24の後方に第2シム80を挟んで配された第2本体26は、直方体であって、斜めに傾斜して伸びた支持突出部46の上方に配される。第2本体26の上部であって、前上端部から後上端部に向かって第2傾斜面60が形成されている。第2本体26の上端部、すなわち、第2傾斜面60の上端部には図6に示すように第2塗工刃先64が左右方向に設けられている。この第2塗工刃先64の上面は平らである。第2本体26の前面は平らな面であって、中間本体24の後面と組み合わさり、第2締結ボルト100で固定される。また、第2本体26の前面には左右方向に第2液溜め部62が形成されている。左右方向に延びた第2液溜め部62の中央には第2塗工液を供給する第2供給口66がほぼ前後方向に貫通している。図5に示すように、第2本体26は、支持突出部46の上方に位置し、支持突出部46のボルト孔54に下方から螺合した第2押圧ボルト58で支持されている。また、中間本体24と第2本体26は、支持突出部46のボルト孔52に下方から螺合した中間押圧ボルト56で支持されている。第2本体26の後面には、図1と図3に示すように左右一対の取手68が設けられている。
第1シム70は、図5に示すように、第1本体22の後面と中間本体24の前面との間に配されている。第1シム70は、図3に示すように、第1液溜め部32を周囲に配されるものであり、第1液溜め部32の左側に配された左側部72、右側に配された右側部74、下部に配された下側部76とが一体となった形状となっている。この第1シム70には、所定間隔毎に孔78が貫通している。
第2シム70は、図5に示すように、中間本体24の後面と第2本体26の前面との間に配されている。第2シム80は、図3に示すように、第2液溜め部62を周囲に配されるものであり、第2液溜め部62の左側に配された左側部82、右側に配された右側部84、下側に配された下側部86とが一体となった形状となっている。この第2シム80には、所定間隔毎にシム孔88が開口している。
第1本体22、第1シム70、中間本体24は、複数の第1締結ボルト90によって一体に固定されている。第1締結ボルト90は、第1本体22の左右両側に設けられた第1締結孔92、第1シム70に設けられたシム孔78、中間本体24の前面に設けられた中間第1締結孔96に螺合される。なお、第1締結ボルト90の頭が突出しないように、第1締結孔92は第1本体22の前面に座繰りされている。
第2本体26、第2シム80、中間本体24は、複数の第2締結ボルト100によって一体に固定されている。第2締結ボルト100は、第2本体26に設けられた第2締結孔102、第2シム80に設けられた孔88、中間本体24の後面に設けられた中間第2締結孔104に螺合される。なお、第2締結ボルト100の頭が突出しないように、第2締結孔102は第2本体26の後面に座繰りされている。
(3)ベンド装置16
次に、ベンド装置16と積層ダイ14の関係について説明する。
ベンド装置16は、積層ダイ14の下方に設けられたほぼ直方体であり、上面の左右両側部から左右一対の腕部110,110が立設されている。一方、第1本体22の左右両側部から支持軸38が突出しているため、この支持軸38を腕部110が回転自在に支持している。
ベンド装置16内部には、上下動部112設けられ、この上下動部112の上端部には、円柱型のダイ押圧部114が設けられている。上下動部112が有するコッターが水平に移動して、ダイ押圧部114を上下動させる。
(4)積層ダイ14の組み立て方法
次に、積層ダイ14の組み立て方法について説明する。
ベンド装置16の上面から突出した左右一対の腕部110,110の間に第1本体22を取り付ける。
次に、基部20の後面に、左右方向に間隔を開けて支持部材28を複数取り付ける。この場合に、支持部材28のブロック44の後端部にあるフランジ部50が、基部20の後端部に乗るようにし、ボルト孔48に固定ボルト49を螺合して基部20に固定する。
次に、第1本体22に、第1シム70を挟んで中間本体24を配する。そして、複数の第1締結ボルト90で第1本体22、第1シム70、中間本体24を一体に固定する。この場合に、中間本体24は、基部20の上方に位置している。
次に、中間本体24に、第2シム80を挟んで第2本体26を配する。このときに、第2本体26には左右一対の取手68が設けられているため、作業者はこの取手68を持って第2シム80を持ちやすい。そして、複数の第2締結ボルト100で第2本体26、第2シム80、中間本体24を一体に固定する。これによって、第1本体22、中間本体24、第2本体26が、第1シム70と第2シム80を挟持した状態で一体に固定される。
次に、第1締結ボルト90と第2締結ボルト100を若干緩め、第1押圧ボルト42、中間押圧ボルト56、第2押圧ボルト58を上下動させて、第1塗工刃先34、中間塗工刃先40、第2塗工刃先64が図6に示すように同一面上、即ち水平になるように調整する。その前、第1締結ボルト90と第2締結ボルト100を締めて固定する。
これにより、第1液溜め部32の上方であって、第1本体22と中間本体24との間には第1液通路120が形成され、その上端部がスリット状の第1吐出口122が形成される。第2液溜め部62の上方であって中間本体24と第2本体26の間に第2液通路124が形成され、その上端部にはスリット状の第2吐出口126が形成される。
(5)バックアップロール12、積層ダイ14、ベンド装置16の位置関係
バックアップロール12、積層ダイ14、ベンド装置16の位置関係について図1、図5、図6を参照して説明する。
図6に示すように、積層ダイ14の第1本体22の第1塗工刃先34の上面の前部を、回転軸18の中心Oの真下に位置させている。このようにすると、第1塗工刃先34の上面の前部とバックアップロール12の下周面との間隔が最も接近し、この接近した位置が最も塗工圧がかかることになる。そのため、この最も塗工圧の高い位置で塗工する。すなわち、第1塗工刃先34の上面の前部とバックアップロール12の下周面との間隔が、塗工間隔となり、塗工厚が決定される。特に、第1塗工刃先34の上面と第2塗工刃先64の上面を同じ高さに設定されているのでウエブWがスムーズに走行する。また、図6に示すように、第2塗工刃先64の上面の後部とバックアップロール12の下周面との間隔をA、第2塗工刃先64の上面の前部とバックアップロール12の下周面との間隔をB、中間塗工刃先40の上面の後部と下周面との間隔をC、中間塗工刃先40の上面の前部と下周面との間隔をD、第1塗工刃先34の上面の後部と下周面との間隔をE、第1塗工刃先34の上面の前部と下周面との間隔をFとすると、A>B>C>D>E>Fとなり、ウエブWにかかる塗工圧が次第に上昇し、Fの最も塗工圧が高い位置で塗工できる。
一方、第1吐出口122、第2吐出口126から吐出される第1塗工液、第2塗工液の圧力によって、積層ダイ14の上端部が、左右方向の中央ほど下方に湾曲する。この湾曲を防止するため、ベンド装置16のダイ押圧部114によって、積層ダイ14の基部20の下面を押圧する。本実施形態では、図2に示すように、このダイ押圧部114の押圧位置は、左右方向の中央であって、かつ、図5に示すように、前後方向においてはバックアップロール12の回転軸18の中心Oの真下の位置としている。なぜ、バックアップロール12の回転軸18の中心Oの真下の位置を押圧するかを説明する。上記したように、バックアップロール12の回転軸18の中心Oの真下の位置に対応する第1塗工刃先34の上面の前部とバックアップロール12の下周面との間隔が最も接近し、この接近した位置が最も塗工圧がかかる。そのため、前後方向においてはこの部分で湾曲が最も発生しやすくなる。そこで本実施形態では、前後方向においてバックアップロール12の回転軸18の中心O(第1塗工刃先34の上面の前部)の真下の位置を押圧して、湾曲を防止している。
また、基部20と第1本体22をベンドさせると、第1本体22に固定された中間本体、第2本体も同時にベンドさせることができる。
(6)塗工装置10の動作状態
塗工装置10の動作状態について説明する。図1においてウエブWがバックアップロール12の下周面を前進(図1において右から左に走行)させる。
まず、第1液溜め部32には、第1供給口36から第1塗工液が供給される。また、第2液溜め部62には第2供給口66から第2塗工液が供給される。
次に、第2液溜め部62から第2液通路124、第2吐出口126を通って第2塗工液が吐出され、前進するウエブWに塗工される。
次に、第1液溜め部32から第1液通路120を通って第1吐出口122から第1塗工液が吐出される。そして、さらに前進するウエブWに塗工された第2塗工液の上に第1塗工液が積層され塗工される。
(7)効果
本実施形態によれば、第1本体22の基部20の上方に中間本体24を配し、基部20に支持部材28を固定し、この支持部材の上に第2本体26を配し、第1本体22、中間本体24、第2本体26を第1シム70と第2シム80を挟んだ状態で一体に固定することにより、異なる塗工液を塗工できる積層ダイ14を簡単に組み立てることができる。
また、基部20と第1本体22とを一体に形成しているため、基部20の下面をベンド装置16のダイ押圧部114で押圧することにより、積層ダイ14をベンドさせることができる。このとき、第1本体22は、基部20の前部から立設されているため、図1に示すように、第1塗工刃先34の前部の真下の位置(バックアップロール12の回転軸18の中心軸Oの真下の位置)にダイ押圧部114の中心を配することができ、左右方向及び前後方向において最も塗工圧が掛かる部分をベンドさせることができる。
また、第1本体22、中間本体24、第2本体26とは第1締結ボルト90と第2締結ボルト100によって一体に固定されているため、第1本体22をベンドさせることにより、中間本体24、第2本体26を同時にベンドできる。
変更例
ベンド装置16のダイ押圧部114を押圧する構造に関しては、本実施形態のコッターに限らず他の構造でもよい。例えば、上下動部112がモータ、アクチュエータなどを有し、ダイ押圧部114を上下動させてもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・塗工装置、12・・・バックアップロール、14・・・積層ダイ、16・・・ベンド装置、18・・・回転軸、20・・・基部、22・・・第1本体、24・・・中間本体、26・・・第2本体、28・・・支持部材、34・・・第1塗工刃先、40・・・中間塗工刃先、64・・・第2塗工刃先、70・・・第1シム、80・・・第2シム

Claims (10)

  1. ウエブが前後方向に下周面を走行するバックアップロールと、
    前記バックアップロールの下方に配され、前記ウエブに第1塗工液と第2塗工液とを積層して塗工する積層ダイと、
    を有した塗工装置において、
    前記積層ダイは、
    左右方向に延びた基部と、
    前記基部の後部に設けられた支持部材と、
    前記基部の上面の前部から一体に立設された第1本体と、
    前記基部の上面の後部に支持されつつ、前記第1本体の後面に組み合わさり、縦断面三角形に形成された中間本体と、
    前記支持部材の上方に支持され、前記中間本体の後面に組み合わさる第2本体と、
    前記第1本体の後面に設けられた前記第1塗工液の第1液溜め部と、
    前記第1液溜め部から前記第1本体と前記中間本体の間にある前記第1塗工液の第1液通路と、
    前記第1液通路の上端にあるスリット状の前記第1塗工液の第1吐出口と、
    前記第1本体と前記中間本体に挟まれた第1シムと、
    前記第2本体の前面に設けられた前記第2塗工液の第2液溜め部と、
    前記第2液溜め部から前記中間本体と前記第2本体の間にある前記第2塗工液の第2液通路と、
    前記第2液通路の上端にあるスリット状の前記第2塗工液の第2吐出口と、
    前記中間本体と前記第2本体に挟まれた第2シムと、
    を有する塗工装置。
  2. 前記支持部材は、前記基部に対し着脱自在であり、かつ、前記基部の左右方向に沿って所定間隔毎に複数設けられている、
    請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記基部には、第1押圧ボルトが上下方向に貫通し、
    前記第1押圧ボルトの上端部が、前記中間本体を支持する、
    請求項1に記載の塗工装置。
  4. 前記支持部材には、第2押圧ボルトが上下方向に貫通し、
    前記第2押圧ボルトの上端部が、前記第2本体を支持する、
    請求項1に記載の塗工装置。
  5. 前記第1本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第1塗工刃先が形成され、
    前記中間本体の上部の先端部に、上面が平面形状の中間塗工刃先が形成され、
    前記第2本体の上部の先端部に、上面が平面形状の第2塗工刃先が形成され、
    前記第1塗工刃先と前記第2塗工刃先の間に、前記中間塗工刃先が配されている、
    請求項1に記載の塗工装置。
  6. 前記第1塗工刃先の前記上面、前記中間塗工刃先の前記上面、前記第2塗工刃先の前記上面が同じ高さである、
    請求項5に記載の塗工装置。
  7. 前記バックアップロールの回転軸の中心からの垂線が、前記第1塗工刃先の前部を通る、
    請求項6に記載の塗工装置。
  8. 前記積層ダイの下方にベンド装置が配され、
    前記ベンド装置からダイ押圧部が突出し、
    前記ダイ押圧部が、前記積層ダイの下面における左右方向の中心を上方に押圧する、
    請求項7に記載の塗工装置。
  9. 前記垂線が、前記ダイ押圧部の中心を通る、
    請求項8に記載の塗工装置。
  10. 前記第1本体の左右両側面から左右一対の支持軸がそれぞれ突出し、
    左右一対の前記支持軸が、前記ベンド装置から立設された左右一対の腕部に支持されている、
    請求項に記載の塗工装置。
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