JP7401786B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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JP7401786B2 JP2021008426A JP2021008426A JP7401786B2 JP 7401786 B2 JP7401786 B2 JP 7401786B2 JP 2021008426 A JP2021008426 A JP 2021008426A JP 2021008426 A JP2021008426 A JP 2021008426A JP 7401786 B2 JP7401786 B2 JP 7401786B2
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本開示は、空気調和機の室内ユニットに関する。
従来、空気調和機の室内ユニットとしては、前面パネルと前面パネルが取り付けられた底フレームとを有するケーシングを備え、室内の壁面に据付板を介して取り付けられるものがある(例えば、特開平9-324927号公報(特許文献1)参照)。
上記室内ユニットでは、底フレームの上部に設けられた係止部を、壁面に取り付けられた据付板上部の係止片に係止した後、底フレームに設けられた保持片と据付板下部の孔とを係わり合わせることにより、底フレームを据付板に取り付けている。
特開平9-324927号公報(図1,図3(B))
上記室内ユニットでは、底フレームの下側を覆うカバーを上方に押し上げて、カバーと共に保持片を上方に弾性変形させて、底フレームに設けられた保持片と据付板下部の孔との係り合いを解除することによって、底フレームを据付板から取り外し可能にしている。
上記室内ユニットでは、ケーシング本体の下方に障害物があって手が入らない場合、底フレームの下側を覆うカバーを手で押し上げることができず、底フレームの保持片と据付板下部の孔との係り合いを解除することができないという問題がある。
本開示では、前面から底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除できる空気調和機の室内ユニットを提案する。
本開示の空気調和機の室内ユニットは、
係合穴を下部に有する据付板と、
上記据付板に取り付けられた底フレームと
を備え、
上記底フレームは、
上記底フレームの下部かつ後部に設けられ、下方に向かって突出して上記据付板の上記係合穴と係り合う突起と、
上記底フレームの前面かつ下部に設けられた開口と、
上記開口から後面に向かって延びる挿入空間と
を有すると共に、
上記挿入空間の上記開口の周辺部を支点とし、上記挿入空間の上記支点よりも後側を作用点として、上記開口から挿入される棒状部材を用いて、てこの原理により上記底フレームの上記突起と上記据付板の上記係合穴との係り合いを解除可能な構成をしている。
本開示によれば、棒状部材を開口から挿入空間に挿入し、挿入空間の開口の周辺部を支点とし、挿入空間の支点よりも後側を作用点として、てこの原理により底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除するので、本体下方に障害物があっても、前面から底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除することができる。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記底フレームの上記開口から上記挿入空間に挿入された上記棒状部材によって、上記開口の周辺部を上記支点として、上記底フレームの上記作用点がある後側の箇所を持ち上げることにより上記底フレームの上記突起の上方への移動を可能にしている。
本開示によれば、底フレームの開口から挿入空間に棒状部材を挿入し、棒状部材の手元側を押し下げることにより、棒状部材が開口の周辺部の支点を中心に回動して、棒状部材の先端側を押し上げるので、突起が設けられた部分が弾性変形することにより突起が上方へ容易に移動する。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記底フレームの上記挿入空間を形成する上側の部分に上記作用点となる凸部が設けられている。
本開示によれば、底フレームの挿入空間を形成する上側の部分に設けられた凸部を作用点とすることにより、棒状部材を用いたてこの作用点の位置が定まるので、底フレームの突起を繰り返し同じように上方に押し上げる作業ができ、作業性が向上する。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記凸部は、上記底フレームの上記挿入空間の上側かつ後端側に設けられている。
本開示によれば、底フレームの挿入空間の上側かつ後端側に設けられた凸部により作用点の位置が決まるので、棒状部材を用いて底フレームの突起の上方への押し上げ作業が安定してできる。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記底フレームの下側を覆うケーシング部材を更に備え、
上記底フレームの上記凸部の下端と上記ケーシング部材との間に上記棒状部材を挿入可能な空間が設けられている。
本開示によれば、底フレームの凸部の下端とケーシング部材との間に棒状部材を挿入可能な空間が設けられているので、該空間に挿入される棒状部材の先端の位置が決まる。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記底フレームは、上記挿入空間の上面を形成する天部を有し、
上記凸部は、上記天部から下方に向かって延びる壁面を有する。
本開示によれば、天部から下方に向かって延びる壁面に沿って棒状部材の先端が案内されて、底フレームの凸部の下端とケーシング部材との間の空間に棒状部材の先端が挿入されるので、棒状部材の先端の位置が容易に決まる。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記壁面は、上記天部から斜め後方に向かって傾斜している。
本開示によれば、天部から斜め後方に向かって傾斜している壁面に沿って棒状部材の先端が案内されることによって、底フレームの凸部の下端とケーシング部材との間の空間に棒状部材の先端がスムーズに挿入される。
また、本開示の1つの態様に係る空気調和機の室内ユニットでは、
上記底フレームは、上記支点となる部分を有する第1部材と、上記作用点となる部分を有する第2部材とを有する。
本開示によれば、支点となる部分を有する第1部材と、作用点となる部分を有する第2部材とを底フレームが有することによって、第1部材と第2部材とが一体化された底フレームに比べて第1部材とは別体の第2部材の弾性変形がしやすくなるので、底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除しやすくなり、作業性が向上する。
本開示の第1実施形態の空気調和機の室内ユニットとして室内ユニットを前方かつ斜め下方から見た外観図である。 第1実施形態の室内ユニットと据付板を後方かつ斜め上方から見た外観図である。 第1実施形態の室内ユニットの分解斜視図である。 図1のIV-IV線から見た断面図である。 図4の要部の拡大図である。 第1実施形態の室内ユニットの要部の正面図である。 第1実施形態の室内ユニットのカバーを外した状態の要部の正面図である。 第1実施形態の室内ユニットの底フレーム後部の要部を後方かつ斜め下方から見た外観図である。 第1実施形態の据付板を前方かつ斜め上方から見た外観図である。 第1実施形態の底フレームに据付板を取り付けた状態の要部を後方かつ斜め下方から見た外観図である。 第1実施形態の室内ユニットにおいて、底フレームの挿入空間に棒状部材を挿入した状態を示す断面図である。 第1実施形態の室内ユニットにおいて、底フレームの挿入空間に挿入された棒状部材を用いて、てこの原理により底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除する図である。 本開示の第2実施形態の空気調和機の室内ユニットの要部の断面図である。 第2実施形態の室内ユニットにおいて、底フレームの挿入空間に棒状部材を挿入した状態を示す断面図である。 第2実施形態の室内ユニットにおいて、底フレームの挿入空間に挿入された棒状部材を用いて、てこの原理により底フレームの突起と据付板の係合穴との係り合いを解除する図である。
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。図面において、左右方向をx軸方向、前後方向をy軸方向、上下方向をz軸方向とする。
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の空気調和機の室内ユニット1を前方かつ斜め下方から見た外観図である。
この室内ユニット1は、図1に示すように、グリル10と、グリル10の前面を覆う前面パネル11とを有する。グリル10の上側に吸込口10aを有し、グリル10の前面かつ下側に吹出口10bを有する。図1において、60はカバーである。
この室内ユニット1は、室内ユニット1の下方に障害物、例えばカーテンレールやタンスなどが近接して配置されている場合に特に適している。ここで、近接しているとは、室内ユニット1の下面と障害物との距離が20mm以下の場合である
図2は、室内ユニット1と据付板100を後方かつ斜め上方から見た外観図であり、図3は、室内ユニット1の分解斜視図である。
室内ユニット1は、図2,図3に示すように、送風ファン30と熱交換器40とが取り付けられた底フレーム20を備えている。底フレーム20は、後面側を除いてグリル10に覆われている。
図4は、図1のIV-IV線から見た断面図である。
底フレーム20は、図4に示すように、前ドレンパン21aを有する底フレーム前部21と、後ドレンパン22aを有する底フレーム後部22とを有する。底フレーム前部21は、第1部材の一例であり、底フレーム後部22は第2部材の一例である。
底フレーム前部21と底フレーム後部22との間に送風ファン30を配置している。底フレーム前部21と底フレーム後部22との間に、送風ファン30からの吹出空気を吹出口10bに案内する吹出通路PAを形成している。
なお、底フレーム後部22の上部の後面に取付凹部22bが設けられており、取付凹部22bに据付板100の係止片102が挿入される。
図5は、図4の要部の拡大図である。図5に示すように、底フレーム後部22の下部には、後方(図5において右方向)に向かって延びる筒部23が設けられている。筒部23は、天部23aと、左右両側に設けられた側壁部23b(図5にでは一方のみを示す)とを有する。天部23aに下方に向かって突出する凸部24が設けられている。凸部24は、天部23aから斜め下方に向かって延びる壁面24aを有する。
また、天部23aの後端に下方に向かって延びる壁部25が設けられている。さらに、筒部23の壁部25から後方に向かって延びかつ先端が下方に突出する突起26が設けられている。この突起26が据付板100の係合穴112に係り合う。
筒部23の下方は、底フレーム前部21とグリル10により覆われている。筒部23と底フレーム前部21およびグリル10で挿入空間S1が形成されている。
底フレーム22の前面かつ下部に設けられた開口として、底フレーム前部21に開口21bが設けられている。開口21bから後面に向かって挿入空間S1が延びている。また、開口21bをカバー60により覆っている。カバー60は、底フレーム前部21に着脱可能に取り付けられている。
図6は、室内ユニット1の要部の正面図を示し、カバー60は、吹出通路PA(図4に示す)を形成するスクロール面Sc(図4に示す)の一部である。
図7は、室内ユニット1のカバー60を外した状態の要部の正面図を示し、底フレーム前部21は、挿入空間S1に連なる開口21bと、挿入空間S2に連なる開口21cとを有する。ここで、挿入空間S2は、ネジにより底フレーム20を据付板100に固定するためにドライバーを挿入する空間である。
なお、室内ユニット1の底フレーム22には、左右対称の位置に開口21bと開口21cが設けられ、開口21bに連なる挿入空間S1が形成されていると共に、開口21cに連なる挿入空間S2が形成されている。
図8は、底フレーム後部22の要部を後方かつ斜め下方から見た外観図であり、図1のIV-IV線から見た底フレーム後部22の断面を示している。図8に示すように、底フレーム22には、左右対称の位置に筒部23,凸部24(図5に示す),壁部25,突起26が夫々設けられている。
同様に、底フレーム22には、筒部23間かつ左右対称の位置に枠部27が夫々設けられている。枠部27は、後端の壁部28に長穴形状のネジ用の穴28aが設けられている。
図9は、据付板100を前方かつ斜め上方から見た外観図である。図9に示すように、据付板100は、長方形状の基部101と、基部101の上辺に間隔をあけて設けられた係止片102と、基部101の下辺の一方から下方に延びる延長部103と、基部101の下辺の他方から下方に延びる延長部104とを有する。
また、据付板100は、延長部103の下端から前方かつ斜め下方に延びる傾斜部111と、延長部103の下端から前方に延びて下方に屈曲する屈曲部113とを有する。傾斜部111に矩形状の係合穴112を設けている。屈曲部113に左右方向に間隔をあけて2つのネジ穴114が設けられている。
また、据付板100は、延長部104の下端から前方かつ斜め下方に延びる傾斜部121と、延長部104の下端から前方に延びて下方に屈曲する屈曲部123とを有する。傾斜部121に矩形状の係合穴122を設けている。屈曲部123に左右方向に間隔をあけて2つのネジ穴124が設けられている。
図10は、底フレーム20に据付板100を取り付けられた状態の要部を後方かつ斜め下方から見た外観図である。底フレーム20の突起26は、据付板100の係合穴112,122と係り合っている。ここで、据付板100の係止片102(図9に示す)は、底フレーム20の上部かつ後面に設けられた取付凹部22b(図4に示す)に挿入される。
図11は、室内ユニット1において、底フレーム20の挿入空間S1に棒状部材50(例えばドライバー)を挿入した状態を示す断面図である。棒状部材50は、カバー60が外された底フレーム前部21の開口21bから挿入空間S1に挿入される。棒状部材50の先端は、凸部24よりも後側に位置する。
図11の状態から、図12に示すように、底フレーム20の凸部24の下端を作用点P2とし、開口21bの周辺部を支点P1にして、てこの原理により棒状部材50を用いて底フレーム20の筒部23と共に突起26を上方に押し上げる。これにより、底フレーム20の突起26と据付板100の係合穴112との係り合いを解除できる。
なお、同様に、底フレーム20のもう一方の突起26と据付板100の係合穴122(図9に示す)との係り合いも解除できる。
上記構成の空気調和機の室内ユニット1によれば、棒状部材50を開口21bから挿入空間S1に挿入し、挿入空間S1の開口21bの周辺部を支点P1とし、挿入空間S1の支点P1よりも後側を作用点P2として、てこの原理により底フレーム20の突起26と据付板100の係合穴112,122との係り合いを解除可能な構成をしているので、室内ユニット1下方に障害物があっても、前面から底フレーム20の突起26と据付板100の係合穴112,122との係り合いを解除することができる。
また、底フレーム20の開口21bから挿入空間S1に挿入された棒状部材50によって、開口21bの周辺部を支点P1として、底フレーム20の作用点P2がある後側の箇所を持ち上げることにより底フレーム20の突起26の上方への移動を可能にしている。これにより、底フレーム20の開口21bから挿入空間S1に棒状部材50を挿入し、棒状部材50の手元側を押し下げることにより、棒状部材50が開口21bの周辺部の支点P1を中心に回動して、棒状部材50の先端側を押し上げるので、突起26が設けられた部分が弾性変形することにより突起26が上方へ容易に移動する。
また、底フレーム20の挿入空間S1を形成する上側の部分に設けられた凸部24を作用点P2とすることにより、棒状部材50を用いたてこの作用点P2の位置が定まるので、作業のたびに底フレーム20の突起26を繰り返し同じように上方に押し上げる作業ができ、作業性が向上する。
また、天部23aから斜め後方に向かって傾斜している壁面24aに沿って棒状部材50の先端が案内されることによって、底フレーム20の凸部24の下端とグリル10(ケーシング部材)との間に棒状部材50の先端がスムーズに挿入される。
また、支点P1となる部分を有する底フレーム前部21(第1部材)と、作用点P2となる部分を有する底フレーム後部22(第2部材)とを底フレーム20が有することによって、底フレーム前部と底フレーム後部とが一体化された底フレームに比べて底フレーム前部21(第1部材)とは別体の底フレーム後部22(第2部材)の弾性変形がしやすくなるので、底フレーム20の突起26と据付板100の係合穴112,122との係り合いを解除しやすくなり、作業性が向上する。
〔第2実施形態〕
図13は、本開示の第2実施形態の空気調和機の室内ユニット1の要部の断面図である。
この第2実施形態の室内ユニット1において、底フレーム220は、図13に示すように、底フレーム前部221と底フレーム後部222とを有する。
底フレーム後部222の下部には、後方(図13において右方向)に向かって延びる筒部223が設けられている。筒部223は、天部223aと、左右両側に設けられた側壁部223b(図13にでは一方のみを示す)とを有する。天部223aの後端に下方に向かって延びる凸部224が設けられている。さらに、筒部223の凸部224から後方に向かって延びかつ先端が下方に突出する突起226が設けられている。この突起226が据付板100の係合穴112,122(図9に示す)に係り合う。
筒部223の下方は、底フレーム前部221とグリル10により覆われている。筒部223と底フレーム前部221およびグリル10で挿入空間S1が形成されている。グリル10は、ケーシング部材の一例である。
底フレーム222の前面かつ下部に設けられた開口として、底フレーム前部221に開口221bが設けられている。開口221bから後面に向かって挿入空間S1が延びている。なお、図13では、開口221bを覆うカバー60は、外されている。
底フレーム222の凸部224の下端とグリル10との間に棒状部材50を挿入可能な空間S11が設けられている。
図14は、室内ユニット1において、底フレーム220の挿入空間S1,S11に棒状部材50を挿入した状態を示す断面図である。棒状部材50は、底フレーム前部221の開口221bから挿入空間S1に挿入される。棒状部材50は、先端が凸部224とグリル10との間に位置する。
図14の状態から、図15に示すように、底フレーム220の凸部224の下端を作用点P2とし、開口221bの周辺部を支点P1にして、てこの原理により棒状部材50を用いて底フレーム220の突起226を上方に押し上げる。これにより、底フレーム220の突起226と据付板100の係合穴112との係り合いを解除できる。
なお、同様に、底フレーム220のもう一方の突起226と据付板100の係合穴122(図9に示す)との係り合いも解除できる。
上記第2実施形態の空気調和機の室内ユニット1は、第1実施形態の空気調和機の室内ユニット1と同様の効果を有する。
また、上記空気調和機の室内ユニット1では、底フレーム220の挿入空間S1の上側かつ後端側に設けられた凸部224により作用点P2の位置が決まるので、棒状部材50を用いて底フレーム220の突起226の上方への押し上げ作業が安定してできる。
また、底フレーム220の凸部224の下端とグリル10(ケーシング部材)との間に棒状部材50を挿入可能な空間が設けられているので、該空間に挿入される棒状部材50の先端の位置が決まる。
また、底フレーム220は、挿入空間S1の上面を形成する天部223aを有し、天部223aから下方に向かって延びる壁面224aに沿って棒状部材50の先端が案内されて、底フレーム220の凸部224の下端とグリル10(ケーシング部材)との間の空間に棒状部材50の先端が挿入されるので、棒状部材50の先端の位置が容易に決まる。
また、天部223aから斜め後方に向かって傾斜している壁面224aに沿って棒状部材50の先端が案内されることによって、底フレーム220の凸部224の下端とグリル10(ケーシング部材)との間の空間に棒状部材50の先端がスムーズに挿入される。
上記第1,第2実施形態では、天部23a,223aに設けた凸部24,224を作用点P2としたが、作用点は凸部でなく天部などの他の部分でもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…室内ユニット
10…グリル
10a…吸込口
10b…吹出口
11…前面パネル
20,220…底フレーム
21,221…底フレーム前部(第1部材)
21a,221a…前ドレンパン
21b,221b…開口
21c…開口
22,222…底フレーム後部(第2部材)
22a…後ドレンパン
22b…取付凹部
23,223…筒部
23a,223a…天部
23b,223b…側壁部
24,224…凸部
24a,224a…壁面
25…壁部
26,226…突起
27…枠部
28…壁部
28a…ネジ用の穴
30…送風ファン
40…熱交換器
50…棒状部材
60…カバー
100…据付板
101…長方形状の基部
102…係止片
103,104…延長部
111,121…傾斜部
112,122…係合穴
113,123…屈曲部
114,124…ネジ穴
P1…支点
P2…作用点
PA…吹出通路
S1,S2…挿入空間
Sc…スクロール面

Claims (7)

  1. 係合穴(112,122)を下部に有する据付板(100)と、
    上記据付板(100)に取り付けられた底フレーム(20)と
    を備え、
    上記底フレーム(20)は、
    上記底フレーム(20)の下部かつ後部に設けられ、下方に向かって突出して上記据付板(100)の上記係合穴(112,122)と係り合う突起(26,226)と、
    上記底フレーム(20)の前面かつ下部に設けられた開口(21b,221b)と、
    上記開口(21b,221b)から後面に向かって延びる挿入空間(S1)と
    を有すると共に、
    上記挿入空間(S1)の上記開口(21b,221b)の周辺部を支点(P1)とし、上記挿入空間(S1)の上記支点(P1)よりも後側を作用点(P2)として、上記開口(21b,221b)から挿入される棒状部材(50)を用いて、てこの原理により上記底フレーム(20)の上記突起(26,226)と上記据付板(100)の上記係合穴(112,122)との係り合いを解除可能な構成をしており、
    上記底フレーム(20)は、
    上記挿入空間(S1)の上面を形成する天部(23a)と、
    上記天部(23a)の後端から下方に向かって延びる壁部(25)とを有し、
    上記壁部(25)は、上記天部(23a)から上記据付板(100)より前側において上記据付板(100)より下方に延びている、空気調和機の室内ユニット。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記底フレーム(20)の上記開口(21b,221b)から上記挿入空間(S1)に挿入された上記棒状部材(50)によって、上記開口(21b,221b)の周辺部を上記支点(P1)として、上記底フレーム(20)の上記作用点(P2)がある後側の箇所を持ち上げることにより上記底フレーム(20)の上記突起(26,226)の上方への移動を可能にしている、空気調和機の室内ユニット。
  3. 請求項1または2に記載された空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記底フレーム(20)の上記挿入空間(S1)を形成する上側の部分に上記作用点(P2)となる凸部(24,224)が設けられている、空気調和機の室内ユニット。
  4. 請求項3に記載された空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記凸部(224)は、上記底フレーム(20)の上記挿入空間(S1)の上側かつ後端側に設けられている、空気調和機の室内ユニット。
  5. 請求項3または4に記載された空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記底フレーム(20)は、上記挿入空間(S1)の上面を形成する天部(23a,223a)を有し、
    上記凸部(24,224)は、上記天部(23a,223a)から下方に向かって延びる壁面(24a,224a)を有する、空気調和機の室内ユニット。
  6. 請求項に記載された空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記壁面(24a,224a)は、上記天部(23a,223a)から斜め後方に向かって傾斜している、空気調和機の室内ユニット。
  7. 請求項1からまでのいずれか1つに記載された空気調和機の室内ユニットにおいて、
    上記底フレーム(20)は、上記支点(P1)となる部分を有する第1部材(21)と、上記作用点(P2)となる部分を有する第2部材(22)とを有する、空気調和機の室内ユニット。
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