JP7399180B2 - 光素子搭載用パッケージ、電子装置及び電子モジュール - Google Patents

光素子搭載用パッケージ、電子装置及び電子モジュール Download PDF

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Description

本開示は、光素子搭載用パッケージ、電子装置及び電子モジュールに関する。
特開2004-031900号公報には、レーザーチップが搭載されたTO(Transistor Outline)-Can型の半導体レーザーが開示されている。TO-Can型のパッケージは放熱性が低く、高出力のレーザーチップを搭載するには放熱量を確保するために大きなパッケージを採用しなければならない。
本開示に係る光素子搭載用パッケージは、
上面と、該上面に連続し、該上面から離れる方向に下った傾斜面と、前記傾斜面を含む凹部と、を有する基体と、
第1面と、該第1面の反対に位置する第2面とを有する光学部品と、
を備え、
前記光学部品は、少なくとも一部が前記上面より高くに位置し、前記第2面の少なくとも一部が接合材を介して前記傾斜面に接合されており、
前記接合材は、前記第2面と前記傾斜面との間から、前記第2面と前記基体との間における前記上面より高い領域に位置し、
前記基体には、アルミニウム又は銅が用いられ、
前記上面と前記傾斜面との連続する部分の断面形状が凸曲面である。
本開示の係る電子装置は、
上記の光素子搭載用パッケージと、
前記光素子搭載用パッケージに搭載された光素子と、
を備える。
本開示に係る電子モジュールは、
上記の電子装置と、
前記電子装置が搭載されるモジュール用基板と、
を備える。
本開示の実施形態に係る電子装置を示す分解斜視図である。 図1の電子装置の縦断面図である。 実施形態の光学部品の搭載構造を示す拡大図である。 実施形態に係る光学部品の接合材の厚みを説明する拡大図である。 実施形態に係る接合材の端面位置を説明する拡大図である。 段部の形態とその作用を説明する比較例の図である。 段部の形態とその作用を説明する実施形態の図である。 実施形態に係る光学部品の搭載構造の作用を説明する図である。 本開示の実施形態の電子モジュールを示す縦断面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本開示の実施形態に係る電子装置を示す分解斜視図である。図2は、実施形態に係る電子装置を示す縦断面図である。以下では、光素子11の搭載面(サブマウント12の上面)に垂直な方向を鉛直方向、基体2の第1主面Suの側を上方、第2主面Sbの側を下方として各方向の説明を行う。ただし、説明中の各方向は電子装置10が使用される際の方向と一致している必要はない。
本実施形態に係る電子装置10は、光素子搭載用パッケージ10Aと、光素子搭載用パッケージ10Aに搭載される光素子11とを備える。光素子搭載用パッケージ10Aは、第1主面Su、第1主面Suとは反対側の第2主面Sb及び第1主面Suに開口した凹部3を有する基体2と、凹部3内に搭載される光学部品8と、凹部3の開口を塞ぐ蓋体9とを備える。蓋体9は、光を透過する材料(ガラス又は樹脂)から構成され、基体2の第1主面Suに接合材を介して接合される。
基体2は、主に絶縁材料から構成された基体上部2Aと、金属から構成された基体下部2Bと、を有する。基体上部2Aには、上下方向に貫通する貫通孔3a(図1)が設けられている。基体下部2Bには、貫通孔3aと連通する凹穴3b(図1)が設けられている。基体上部2Aと基体下部2Bとは接合され、接合されたときに凹穴3bと貫通孔3aとが連通し、上方に開口した凹部3が構成される。
基体上部2Aの基本的な形状部分は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体又はガラスセラミックス焼結体等のセラミックス材料により構成される。上記の部分は、例えば焼結前のセラミックス材料であるセラミックグリーンシートを、打ち抜き加工又は金型加工などにより所定形状に成形し、焼結することで製造できる。基体上部2Aには、さらに、第1主面Suに配置された電極D1~D4(図1、図2)と、内部に通された配線導体とが含まれる。これらの導体は、焼結前にセラミックグリーンシートの所定位置に導体ペーストを塗布又は充填し、セラミックグリーンシートと一緒に焼結することで形成することができる。なお、基体上部2Aの側面における角部の切欠きは無くてもよい。
基体下部2Bは、例えば銅、アルミなどの熱伝導性の高い金属材料から構成され、例えばプレス成形等により形成することができる。基体下部2Bの凹穴3bには、光素子11がサブマウント12を介して搭載される第1搭載部4と、光学部品8が搭載される第2搭載部5と、第2搭載部5の第1搭載部4とは反対側に位置する段部6が含まれる。なお、基体下部2Bは、基体上部2Aと同様のセラミックス材料により構成されてもよい。基体下部2Bがセラミックス材料により構成される場合、金型加工等により形成することができる。また、基体上部2A及び基体下部2Bは、同じ焼結体とする場合には、一体に形成されてもよい。
光素子11は、例えばレーザーダイオード(半導体レーザー)である。光素子11は、指向性を有する発光素子であればよい。光素子11はサブマウント12の上面に接合材を介して接合され、サブマウント12が第1搭載部4の上面に接合材を介して接合されている。光素子11の光の出射方向は、第1搭載部4の上面又はサブマウント12の上面に沿った方向(例えば水平方向)であり、第2搭載部5の方を向く。光素子11は、ボンディングワイヤE1、E2及びサブマウント12の配線導体を介して基体上部2Aの凹部3内の電極D3、D4と電気的に接続される。凹部3内の電極は、凹部3外の電極D1、D2と、配線導体を介して接続されており、電極D1、D2を介して電力が入力されることで光素子11が駆動する。
光学部品8は、第1面8aと、第1面8aとは反対側の第2面8bとを有する平板ミラーであり、光素子11から入射された光を、上方に反射する。第1面8aは反射面又は反射コーティング面であってもよい。第2面8bは接合面と呼んでもよい。反射された光は、蓋体9を介して電子装置10の上方へ出射される。光学部品8は、平板状の基材と、基材の一面に形成された反射膜とを含んでいてもよい。基材は、例えばガラス、Al、Ag、Siなどの金属、又は有機材料から構成される。基材が金属から構成される場合、反射膜は省略されてもよい。反射面は平面形状であってよい。反射膜は、その表面が反射面として機能する。反射膜は、Ag、Al、Au、Pt、Crなどの金属膜、TiO、Ta、Nbなどの誘電体膜であり、蒸着、スパッタ、めっきなどの薄膜製造技術によって成形されてもよい。
第1搭載部4は、例えば水平方向に拡がる平面状の上面を有し、上面にサブマウント12を介して光素子11が接合される。平面状とは、厳密な平面、並びに、小さな凹凸を無視すれば平面と見なせる面を含む概念である。
第2搭載部5は、水平方向に対する傾斜面5aを有し、傾斜面5aに接合材13を介して光学部品8が接合される。傾斜面5aは、段部上面6aから第1搭載部4側へ下る方向に傾斜している。段部上面6aは、本開示に係る上面の一例に相当する。
段部6は、第2搭載部5を挟んで、第1搭載部4よりも一段上がった段状部分に相当する。段部上面6aは傾斜面5aに連続している。段部上面6aは、第2搭載部5の上面と平行な平面状の面であってもよいし、第2搭載部5の上面と非平行な面であってもよい。段部上面6aは、基体下部2Bの上面の一部でかつ基体上部2Aと重ならない領域であってもよい。
<光学部品の搭載構造>
図3は、本実施形態に係る光学部品の搭載構造を示す拡大図である。
光学部品8は、第1面8aの裏側に第2面8bを有し、第2面8bの少なくとも一部が接合材13を介して傾斜面5aに接合される。第2面8bは平面状であってもよい。接合材13は、SnAgCu、AuSu等の半田材、Au、Ag、Cu等を主成分とする金属ナノ粒子焼結材、並びに、アルミナ、ジルコニア等を主成分とする無機接着剤などであってもよい。
光学部品8の第2面8bの上端P2は、段部上面6aよりも高くに位置する。接合材13は、第2面8bと傾斜面5aとの間から、第2面8bと基体2との間における段部上面6aよりも高い領域に位置する。接合材13は、傾斜面5aと第2面8bとの間の領域W1から、第2面8bの段部上面6aよりも高い位置から段部上面6aに渡る領域W2まで、存在していてもよい。段部上面6aよりも高い位置とは、光素子11の搭載面を水平方向として、段部上面6aから延ばした水平線H1よりも上方の位置を示す。段部上面6aが水平でない場合には、上記の水平線H1は、傾斜面5aに最も近い段部上面6aから水平に延ばした線を意味する。
図4は、本実施形態に係る光学部品の接合材の厚みを説明する拡大図である。
光学部品8の第2面8bと段部6との間の接合材13は、図4に示すように、傾斜面5aと段部上面6aとが連続する範囲L1において、傾斜面5a側から段部上面6a側にかけて漸次厚みが増している。
図5は、本実施形態に係る接合材の端面位置を説明する拡大図である。
図5に示すように、接合材13は、光学部品8における第1面8aの上端P1を通る仮想鉛直線(光素子11の搭載面に垂直な線)V1よりも、第1面8aから離れる方向に位置する。具体的には、傾斜面5aに垂直な縦断面において、接合材13の露出端面13Sは、仮想鉛直線V1よりも、第1面8aから離れる方向に位置してもよい。加えて、露出端面13Sは、段部上面6aよりも高い位置(水平線H1以上の位置)に存在してもよい。図5において、接合材13の露出端面13Sを太線で表わす。
さらに、第2面8bにおける接合材13の縁(上側の縁)は、光学部品8における第2面8bの上端P2を通る仮想鉛直線(光素子11の搭載面に垂直な線)V2よりも、第1面8aに近い方向に位置する。具体的には、図5の縦断面において、接合材13の露出端面13Sの少なくとも一部は、仮想鉛直線V2よりも、第1面8aに近い方に位置してもよい。
図6Aは、段部の形態とその作用を説明する比較例の図である。図6Bは、段部の形態とその作用を説明する実施形態の図である。
図6Bに示すように、本実施形態の基体2に備わる段部6は、縦断面において、傾斜面5aと段部上面6aとの連続部に、勾配がなだらかに連続する凸曲面L11を含む。凸曲面L11は傾斜面5aに含まれるものと定義する。
<光学部品の搭載構造の作用>
図7は、実施形態に係る光学部品の搭載構造の作用を説明する図である。電子装置10が高温になった場合、基体下部2Bと光学部品8との熱膨張係数の差に基づき、接合材13には、基体下部2Bが水平方向へ広がる方向A1の応力が加わる。また、電子装置10の実装工程等において電子装置10が把持される際には、接合材13には、基体下部2Bが水平方向へ縮む方向A2の応力が加わる。
ここでは、水平方向A1、A2の応力を、接合材13の厚み方向(傾斜面5aに対する垂直方向)の成分と、接合材13の広がり方向の成分とに分解した場合を検討する。応力の方向に対して分解成分の方向が斜めであるため、応力の各成分はゼロにならず、接合材13の厚み方向にも応力が生じる。接合材13に厚み方向の応力が加わると、接合材13の薄い部分で応力を吸収することになる。
本実施形態では、図3に示したように、接合材13が、段部上面6aより高い領域W2で、光学部品8の第2面8bと段部上面6aとの間に存在している。したがって、上記の部分で接合材13の厚みが確保され、接合材13の強度の向上を図れる。接合材13の強度の向上により、水平方向A1、A2の応力が接合材13に加わっても、応力に起因して光学部品8が位置ずれし難くできる。
さらに、本実施形態では、図4に示したように、傾斜面5aと段部上面6aとの連続する範囲L1において、接合材13が傾斜面5a側から段部上面6a側にかけて漸次厚みが増している。したがって、露出端面13S側に接合材13の厚みを確保するにしても、接合材13の厚みに急激な不連続点が生じない。急激な不連続点があると、急激な不連続点に応力集中が生じて接合材13の応力耐性が低くなる可能性があるが、漸次厚みを増す形態により、上記の可能性を低減できる。
さらに、本実施形態では、図5に示したように、接合材13が、仮想鉛直線V1よりも、第1面8aから離れる方向で、かつ、段部上面6aより高い位置に存在する。光学部品8へは、接合材13の接合端部(接合材13の露出端面13S)に近い位置から、最も大きな応力が加わる。しかし、上記の接合材13の配置により、応力が第1面8aに影響し難くし、応力により第1面8aに歪みが生じ難くできる。
さらに、本実施形態では、図5に示したように、第2面8bにおける接合材13の縁が、仮想鉛直線V2よりも第1面8aに近い側にあり、かつ、段部上面6aよりも高い位置に存在する。光学部品8の第2面8bに接合材13から加わる応力は、接合部中心からの距離に比例して大きくなる。さらに、光学部品8の第2面8bはエッジに近づくほど強度が低下する。しかし、上記の接合材13の配置により、接合材13から第2面8bのエッジの近傍に加わる応力が低減し、光学部品8の一部が接合材13からの応力により変形し難くできる。
さらに、本実施形態では、図6Bに示したように、傾斜面5aと段部上面6aとの連続部に凸曲面L11を含む。図6Aの比較例の段部86のように、仮に、傾斜面85aと段部上面86aとの連続部に勾配の不連続点P11があり、上記の部分に接合材13を介して光学部品8が接合されたとする。この場合、不連続点P11に応力集中が生じ、不連続点P11に集中した応力が接合材13を介して光学部品8に伝わり、光学部品8に歪みを発生させる恐れがある。しかしながら、本実施形態の段部6では、傾斜面5aと段部上面6aとが連続する部分に、凸曲面L11が介在し、勾配の不連続さが少ない。したがって、傾斜面5aと第2面8bの間だけでなく、段部上面6aと第2面8bとの間にも接合材13が存在していても、傾斜面5aと段部上面6aとの連続部において応力が集中しない。よって、段部上面6aからの応力が接合材13を介して光学部品8に伝わっても、応力は分散し、光学部品8に歪みを発生し難くできる。
以上のように、本実施形態の電子装置10によれば、基体2と蓋体9とを含んだパッケージに、光素子11と光学部品8とが搭載されるので、光学部品8により光の出射方向を変えることができ、光素子11の向きの自由度が増す。よって、光素子11を光の出射方向に対して垂直な向きに配置することが可能となり、パッケージとして、放熱性能の高い凹部3を有する形態の基体2を採用できる。したがって、高出力の光素子11が採用されても、基体2の高い放熱特性により、電子装置10の小型化を図ることができる。本実施形態では、前述したように、光学部品8の接合構造の改善によって、光学部品8の接合強度が向上できる。
<電子モジュール>
図8は、本開示の実施形態に係る電子モジュールを示す縦断面図である。
本開示の実施形態に係る電子モジュール100は、モジュール用基板110に電子装置10を実装して構成される。モジュール用基板110には、電子装置10に加えて、他の電子装置、電子素子及び電気素子などが実装されていてもよい。モジュール用基板110には、電極パッド111、112が設けられ、電子装置10は、電極パッド111に半田等の接合材113を介して接合されてもよい。また、電子装置10の電極D1、D2が、モジュール用基板110の電極パッド112とボンディングワイヤE11、E12を介して接続され、これらを介してモジュール用基板110から電子装置10へ信号が出力されてもよい。
本実施形態の電子モジュール100によれば、放熱性能が高く、光学部品の接合強度の向上された電子装置10を含むことで、高い信頼性を得ることができる。
以上、本開示の実施形態について説明した。しかし、本開示の光素子搭載用パッケージ、電子装置及び電子モジュールは上記実施形態に限られるものでない。例えば、上記実施形態においては、光素子がレーザーダイオードである構成を一例として説明した。しかし、光素子としては、例えば発光ダイオードなど指向性を有する様々な発光素子が採用されてもよい。また、上記実施形態では、光学部品が板形状の反射ミラーである構成を一例として説明した。しかし、光学部品としては、例えば、第1面と第2面とが非平行な形態の反射ミラーであってもよいし、プリズムなどの導光部材であってもよい。その他、基体の形状、光素子及び光学部品の封止構造なども適宜変更可能である。
本開示は、光素子搭載用パッケージ、電子装置及び電子モジュールに利用できる。
2 基体
2A 基体上部
2B 基体下部
3 凹部
4 第1搭載部
5 第2搭載部
5a 傾斜面
6 段部
6a 段部上面(上面)
8 光学部品
8a 第1面
8b 第2面
9 蓋体
10 電子装置
10A 光素子搭載用パッケージ
11 光素子
12 サブマウント
13 接合材
H1 段部上面の高さの水平線
W1、W2 接合材が存在する領域
L1 傾斜面と段部上面との連続部の周辺範囲
L11 凸曲面
P1 第1面の上端
P2 第2面の上端
V1、V2 仮想鉛直線

Claims (6)

  1. 上面と、該上面に連続し、該上面から離れる方向に下った傾斜面と、前記傾斜面を含む凹部と、を有する基体と、
    第1面と、該第1面の反対に位置する第2面とを有する光学部品と、
    を備え、
    前記光学部品は、少なくとも一部が前記上面より高くに位置し、前記第2面の少なくとも一部が接合材を介して前記傾斜面に接合されており、
    前記接合材は、前記第2面と前記傾斜面との間から、前記第2面と前記基体との間における前記上面より高い領域に位置し、
    前記基体には、アルミニウム又は銅が用いられ、
    前記上面と前記傾斜面との連続する部分の断面形状が凸曲面である、
    光素子搭載用パッケージ。
  2. 前記傾斜面側から前記上面側にかけて前記接合材が漸次厚くなる、
    請求項1記載の光素子搭載用パッケージ。
  3. 前記光学部品は反射ミラーであり、
    前記接合材は、前記光学部品における前記第1面の上端を通る仮想鉛直線よりも、前記第1面から離れる方向に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の光素子搭載用パッケージ。
  4. 前記光学部品は反射ミラーであり、
    前記第2面における前記接合材の縁は、前記光学部品における前記第2面の上端を通る仮想鉛直線よりも、前記第1面に近い方向に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の光素子搭載用パッケージ。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の光素子搭載用パッケージと、
    前記光素子搭載用パッケージに搭載された光素子と、
    を備える電子装置。
  6. 請求項記載の電子装置と、
    前記電子装置が搭載されるモジュール用基板と、
    を備える電子モジュール。
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