JP7398873B2 - サーバシステムおよび動画配信システム - Google Patents

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本発明は、投稿者端末および視聴者端末と通信接続されて動画配信を行うサーバシステム等に関する。
昨今のライブ形式の動画配信の技術として、動画の視聴者が、動画への称賛や、動画の投稿者への応援といった意味合いで、コメントを付加したり投稿者へアイテムを提供するといった視聴者側でのアクションが可能な技術が知られている。特に、視聴者から投稿者へのアイテムの提供は、ストリートパフォーマーへの観客からの寄附にあやかって「投げ銭」と呼ばれたり、「ギフト」などと呼ばれている。以降では、包括して「投げ銭」と呼称する。
特許文献1,2においても、投げ銭に着目した技術が記載されている。
特開2012-120098号公報 特許第6430059号公報
投げ銭は、使用されたアイテムに応じた収入が投稿者に付与される仕組みが知られており、この仕組みによると、投稿者に更なる投稿を促す効果がある。また、視聴者にとっては、称賛や応援など自分の意志や立場を他視聴者に向けて公にする自己表現の喜びをもたらし、投げ銭が投げ銭を呼ぶなどして場を盛り上げる作用効果が期待される。そして、何よりも投稿者と視聴者との共感を高め、同じ動画を介した素晴らしいユーザ体験をもたらしてくれる。それ故、動画配信システムの運用者は勿論のこと、利用者からも投げ銭を利用したサービスの更なる充実が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、ライブ形式の動画配信において、投げ銭を利用した新しい興趣をもたらす技術を提供することである。
上記した課題を解決するための第1の発明は、投稿者端末および視聴者端末と通信接続されて動画配信を行うサーバシステムであって、
前記投稿者端末で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者動画データを、前記投稿者端末から取得する投稿者動画データ取得手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、投稿者動画データ取得制御部210、図20の配信管理データ700、投稿者動画データ710、図22のステップS6)と、
前記視聴者端末からアクション操作入力を受け付けて、当該アクション操作入力に基づいて前記画像空間中に表示体を出現させる表示体出現制御手段(例えば、図6のアイテム8、図13のサーバ処理部200s、表示体出現制御部212、図20のアイテム制御データ738、図23のステップS52)と、
前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記表示体の表示位置を変化させる行動影響制御を行う行動影響制御手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、行動影響制御部214、図23のステップS64)と、
前記投稿者動画データに基づく画像と、前記表示体とを合成した前記画像空間の配信用動画を生成する配信用動画生成手段(例えば、図5の配信用動画22、図13のサーバ処理部200s、配信用動画生成制御部216、画像生成部292s、図20の配信用動画データ744、図22のステップS12)と、
を備えたサーバシステムである。
ここで言う「サーバシステム」は、単数のコンピュータは勿論、複数のコンピュータが連携して構成されるものでもよい。
第1の発明によれば、視聴者が、視聴者端末を使ってアクション操作を入力すると、当該アクション操作に基づく表示体が、投稿者キャラクタが存在する投稿者動画データの画像空間に出現する。そして、投稿者や視聴者は、投稿者キャラクタの行動に応じて、表示体の位置が変化する様子を見ることができる。つまり、視聴者の行動と、投稿者の行動との連係をライブ形式の動画配信にもたらすことができる。よって、第1の発明によれば、投稿者と視聴者との共感を従来よりも高め、同じ動画を介した今までに無い優れたユーザ体験を提供できる。
第2の発明は、前記表示体出現制御手段が、前記アクション操作入力に基づいて前記表示体の投入方向を決定し、当該投入方向に沿って前記表示体を前記画像空間に出現および移動させる投入制御を行う(例えば、図23のステップS54)、第1の発明のサーバシステムである。
第2の発明によれば、従来の「投げ銭」のような表示制御においても、第1の発明と同様の効果をもたらすことができる。
第3の発明は、前記画像空間にイベントエリアを設定するイベントエリア設定手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、行動影響制御部214、イベントエリア設定部218、図20のイベントエリアオブジェクト制御データ735、図22のステップS18)と、
前記イベントエリアに対して前記表示体が所与の位置関係条件を満たしたか否かに基づいて、所与の発動イベントの発動を制御する発動イベント制御手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、発動イベント制御部220、図18の発動イベント定義データ570、図23のステップS72)と、を備えた第2の発明のサーバシステムである。
第3の発明によれば、イベントエリアを設定し、表示体がイベントエリアに対して、接触・通過・接近などの所与の位置関係条件を満たすと発動イベントが発動される。よって、投稿者と視聴者との連携に基づく新しい興趣を提供できる。また、投稿者と視聴者との連携にミニゲーム的な要素を付加できる。
第4の発明は、前記発動イベント制御手段が、前記投稿者端末の投稿者、および/または、前記アクション操作入力を行った視聴者に所与の特典を付与する処理(例えば、図18の発動イベント内容データ573、図23のステップS72)を、前記発動イベントとして前記発動の制御を行う、第3の発明のサーバシステムである。
第4の発明によれば、投稿者と視聴者とが連携することへのインセンティブを与えることができる。
第5の発明は、前記発動イベント制御手段が、前記投稿者キャラクタに定められた属性と、前記表示体、または、前記アクション操作入力を行った視聴者に設定された属性と、の相性に基づいて前記特典を変更して付与する(例えば、図18の属性関係条件572c)、第4の発明のサーバシステムである。
また、第6の発明は、前記発動イベント制御手段が、前記を満たした表示体が、前記行動影響制御によって表示位置が変化した表示体か否かに基づいて異なる特典を付与する(例えば、図18の行動影響条件572d)、第4または第5の発明のサーバシステムである。
また、第7の発明は、前記発動イベント制御手段が、前記投稿者端末の投稿者に付与する特典と、前記アクション操作入力を行った視聴者に付与する特典との比率を、前記行動影響制御の有無に基づいて可変に制御する(例えば、図18の第1付与比率573c、第2付与比率573d)、第4~第6の何れかの発明のサーバシステムである。
第5、第6、第7の発明の何れであっても、特典の付与のあり方に様々なバリエーションを設けることができる。投稿者と視聴者との連携にかかるインセンティブを更に高め、連携に係る興趣を更に高めることができる。
第8の発明は、前記イベントエリア設定手段が、前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記イベントエリアの設定位置を変化させる制御を行う(例えば、図12参照、図22のステップS20)、第3~第7の何れかの発明のサーバシステムである。
また、第9の発明は、前記イベントエリア設定手段が、前記イベントエリアを複数設定し、前記発動イベント制御手段は、前記位置関係条件を満たした前記イベントエリアに応じて、異なる発動イベントを発動し、前記投稿者動画データ取得手段は、前記複数のイベントエリアのうちの特定のイベントエリアを指示するデータを前記投稿者端末から取得し(例えば、図22のステップS30)、前記配信用動画生成手段は、前記配信用動画に前記特定のイベントエリアを報知する画像または音声を含めて生成する、第3~第8の何れかの発明のサーバシステムである。
また、第10の発明は、前記表示体出現制御手段が、前記投稿者キャラクタに定められたパラメータに基づいて前記表示体の飛距離を変化させる、第2~第9の何れかの発明のサーバシステムである。
また、第11の発明は、前記イベントエリアには、所与のエリア属性が設定されており、前記発動イベント制御手段は、前記を満たした前記イベントエリアのエリア属性と、前記移動体に係る属性とに基づいて、発動させる発動イベントを可変に制御する(例えば、図18の属性関係条件572c)、第2~第10の何れかの発明のサーバシステムである。
第12の発明は、前記行動影響制御手段が、前記投稿者キャラクタの行動が前記表示体を運搬する運搬行動条件を満たした場合、前記投稿者キャラクタが前記表示体を所与の運搬先に運搬するように前記表示体の表示位置を変化させる(例えば、図18の行動影響条件572d)、第1~第11の何れかの発明のサーバシステムである。
第8~第12の発明の何れであっても、視聴者と投稿者との連携に係る要素を増やし、連携により生じる事象をより多彩にできる。
第13の発明は、前記行動影響制御手段が、前記投稿者キャラクタに定められたパラメータに基づいて前記行動影響制御の内容を変更する(例えば、図15の発動要件522)、第1~第12の何れかの発明のサーバシステムである。
第13の発明によれば、パラメータ値を適切に設定することで、投稿者キャラクタに係り、行動影響制御の内容に制限を設けたり、行動影響制御を開放するといった仕組みを設けることができる。
第14の発明は、前記配信用動画に対する視聴者評価を集計する評価集計手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、評価集計部222、図20の評価集計データ742、図22のステップS12)と、前記視聴者評価に基づいて前記投稿者キャラクタのパラメータ値を変更するパラメータ値変更制御手段(例えば、図13のサーバ処理部200s、投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部224、図19の投稿者キャラクタパラメータ値612、図23のステップS82)と、
を備えた第1~第13の何れかの発明のサーバシステムである。
第14の発明によれば、投稿者キャラクタのパラメータ値を介在させることで、視聴者評価に基づいて行動影響制御に変化を加える、といったことが可能になる。
第15の発明は、前記投稿者動画データが、前記投稿者端末で操作される複数の投稿者キャラクタのデータを含み、前記配信用動画生成手段は、前記投稿者動画データに基づいて、前記複数の投稿者キャラクタの画像を含めた前記配信用動画を生成する、第1~第14の何れかの発明のサーバシステムである。
第15の発明によれば、複数の投稿者キャラクタの画像を含めた配信用動画を生成できる。
第16の発明は、投稿者端末と、視聴者端末と、前記投稿者端末および前記視聴者端末と通信接続された第1~第15の何れか発明のサーバシステムと、を具備した動画配信システムである。
第16の発明によれば、第1~第15の何れかの発明と同様の効果を奏する動画配信システムを実現できる。
動画配信システムの構成例を示す図。 ユーザ端末の構成例を示す正面図。 ライブ配信のための動画投稿について説明するための図。 投稿者端末による投稿者動画データのサーバシステムへアップロードについて説明するための図。 配信用動画の生成と配信について説明するための図。 ミニゲームに係る配信用動画の例を示す図。 投入実行のアクション操作の一例を示す図。 投げ銭に係る特典付与について説明するための図。 投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図(その1)。 投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図(その2)。 投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図(その3)。 投稿者キャラクタによるイベントエリアオブジェクトの設定変更について説明するための図。 サーバシステムの機能構成例を示す機能ブロック図。 サーバ記憶部が記憶するプログラムやデータの例を示す図。 キャラクタ定義データのデータ構成例を示す図。 イベントエリアオブジェクト定義データのデータ構成例を示す図。 アイテム定義データのデータ構成例を示す図。 発動イベント定義データのデータ構成例を示す図。 ユーザ管理データのデータ構成例を示す図。 配信管理データのデータ構成例を示す図。 ユーザ端末1500の機能構成例を示す機能ブロック図。 ライブ配信に係るサーバシステムの処理の流れについて説明するためのフローチャート。 図22より続くフローチャート。 配信用動画の変形例を示す図。 プレイデータのデータ構成例を示す図。 投稿素材データの変形例のデータ構成例を示す図。 配信用動画の生成用の仮想3次元空間に配置するオブジェクト等の例を示す図。
以下、本発明の実施形態の一例を説明するが、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限られないことは勿論である。
図1は、本実施形態の動画配信システム1000の構成例を示す図である。動画配信システム1000は、ネットワーク9を介して相互にデータ通信が可能に接続されたサーバシステム1100と、複数のユーザ端末1500(1500a,1500b)とを含む。
ネットワーク9は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、ネットワーク9とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
サーバシステム1100は、例えば、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140とを有し、本体装置1101には制御基板1150を搭載する。
制御基板1150には、CPU(Central Processing Unit)1151やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1152、通信装置1153が搭載されている。なお、制御基板1150の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)により実現するとしてもよい。
そして、サーバシステム1100は、制御基板1150が所定のプログラムおよびデータに基づいて演算処理することにより、
1)ユーザの登録や、ユーザ別の情報を管理するユーザ管理機能と、
2)投げ銭アイテムのオンラインショッピング機能と、
3)ユーザ端末1500にてオンラインゲームをプレイ可能にするゲーム提供機能と、
4)投稿者となるユーザである投稿ユーザ2aのユーザ端末1500a(視聴者端末)から、投稿動画のデータを取得する投稿機能と、
5)投稿動画のデータに基づいて配信用動画を生成して、視聴者となるユーザである視聴ユーザ2bのユーザ端末1500b(視聴者端末)に配信するライブ配信機能と、
を実現する。
なお、図1では、サーバシステム1100を1台のサーバ装置として描いているが、オンライン接続された複数のサーバ装置が、ユーザ管理機能・オンラインショッピング機能・ゲーム提供機能・投稿機能・ライブ配信機能の1つまたは複数の機能を分担する構成であってもよい。また、サーバシステム1100は、各機能を分担する複数のブレードサーバを搭載して相互に内部バスを介してデータ通信可能に接続した構成であってもよい。離れた場所に設置された独立した複数のサーバ装置を、ネットワーク9を介してデータ通信させることで、全体としてサーバシステム1100として機能させる構成であってもよい。
ユーザ端末1500(1500a,1500b)は、ユーザ2(2a,2b,…)が動画の投稿や動画の視聴のために個別に使用するコンピュータシステムであって、ネットワーク9を介してサーバシステム1100にアクセスできる電子装置(電子機器)である。本実施形態のユーザ端末1500は、いわゆるスマートフォンと呼ばれる装置であるが、携帯型ゲーム装置や、タブレット型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、などでもよい。
なお、図1では、投稿者となるユーザである投稿ユーザ2aのユーザ端末1500a(視聴者端末)と、視聴者となるユーザである視聴ユーザ2bのユーザ端末1500b(視聴者端末)と、をそれぞれ1台ずつ図示しているが、実際の運用に当たっては、複数の投稿ユーザが存在して、それぞれ投稿者端末を使用してサーバシステム1100へアクセスする。同様に、実際の運用に当たっては、複数の視聴ユーザが存在して、それぞれ視聴者端末を使用してサーバシステム1100へアクセスする。
図2は、本実施形態におけるユーザ端末1500の構成例を示す正面図である。
ユーザ端末1500は、方向入力キー1502と、ボタンスイッチ1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、スピーカ1510と、内蔵バッテリー1509と、マイク1512と、カメラ1520と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体であるメモリカード1540からデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542と、を備える。その他、図示されていない電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。また、ゲームプレイ等の対価の支払いが可能なICカード型のクレジットカードやプリペイドカードに対して非接触にデータの読み書きが行えるICカード読取装置などを設けるとしてもよい。
制御基板1550は、1)CPU1551や、GPU,DSPなどの各種マイクロプロセッサ、2)VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552、3)ネットワーク9に接続する携帯電話基地局や無線LAN基地局などと無線通信するための無線通信モジュール1553、4)インターフェース回路1557、などを搭載する。
インターフェース回路1557には、タッチパネル1506のドライバ回路、方向入力キー1502およびボタンスイッチ1504からの信号を受信する回路、スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、マイク1512で集音した音声の信号を生成する入力信号生成回路、カメラ1520で撮影された画像の画像データを入力する回路、メモリカード読取装置1542への信号入出力回路、などが含まれている。
制御基板1550に搭載されているこれらの要素は、バス回路などを介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。なお、制御基板1550の一部または全部をASICやFPGA、SoCにて構成してもよい。そして、制御基板1550は、本実施形態のゲームのユーザ端末としての機能を実現させるためのプログラムや各種データをICメモリ1552に記憶する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末1500はプログラムや各種設定データをサーバシステム1100からダウンロードする構成としているが、別途入手したメモリカード1540などの記憶媒体から読み出す構成としても良い。
図3は、本実施形態におけるライブ配信のための動画投稿について説明するための図である。ライブ配信は、投稿ユーザ2aがユーザ端末1500a(投稿者端末)と、配信日時を登録する。配信日時前になると、投稿ユーザ2aは、投稿者端末(ユーザ端末1500a)でサーバシステム1100へ予約していた投稿ユーザとしてアクセスする。
投稿ユーザ2aは、投稿者端末(ユーザ端末1500a)の無線式のコントローラ3を手に持って、ブルーバックなどの前に立って、ライブ配信における番組ホストである投稿者キャラクタを演じる。
投稿者端末(ユーザ端末1500a)では、所定のプログラムが実行されており、ライブ配信用の投稿モードで作動している。投稿者端末(ユーザ端末1500a)は、三脚等に固定されており、搭載されているカメラ1520で投稿ユーザ2aのライブ映像10を撮影し、搭載されているマイク1512で投稿ユーザ2aのライブ音声12を拾う。
投稿ユーザ2aは、ライブ画像やライブ音声のモニター用として、ヘッドマウントディスプレイやヘッドフォンを装着するとしてもよい。
投稿者端末(ユーザ端末1500a)は、モーションキャプチャー処理を常時実行しており、ライブ映像10からリアルタイムに投稿ユーザ2aの投稿者モーションデータ712を作成する。また、投稿者端末(ユーザ端末1500a)は、音声キャプチャー処理を常時実行しており、リアルタイムにライブ音声12から投稿者音声データ713を作成する。
ライブ配信を拡張現実空間の映像とする場合、言い換えると画像空間を拡張現実空間とする場合は、適宜、ARマーカ5を用意して、カメラ1520で投稿ユーザ2aとともに撮影する。この場合、投稿者モーションデータ712は、ARマーカ5とカメラ1520との相対位置、相対姿勢、撮影画角の各情報と、現実空間の画像データと、を含むことになる。ライブ配信を仮想現実空間の映像とする場合、言い換えると画像空間を仮想空間とする場合は、必ずしもARマーカ5は用いなくてもよい。
図4に示すように、投稿者端末(ユーザ端末1500a)は、ライブ配信の間、常に、投稿者動画データ710をサーバシステム1100へアップロードし続ける。
投稿者動画データ710は、投稿ユーザ2aが投稿する動画に係るデータであって、投稿ユーザ2aの投稿時のアバターに相当する投稿者キャラクタ4を仮想空間画像または拡張現実画像として表示させるためのデータを含む。言い換えると、投稿者動画データ710は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者キャラクに係る最新状態を記述するデータである。
具体的には、投稿者動画データ710は、例えば、投稿者モーションデータ712と、投稿者音声データ713と、投稿素材データ714と、を含む。投稿者モーションデータ712と、投稿者音声データ713と、は、本実施形態ではライブ配信の主素材とし、投稿素材データ714はライブ配信の副素材とする。投稿素材データ714は、例えば、別途録画されたゲームプレイ動画であったり、背景画像、スーパーインポーズ用の素材データ、効果音データ、ライブ配信の画面レイアウト、などである。投稿素材データ714の種類や数は図示の例に限らず、投稿ユーザ2aが自由に決められる。
図5に示すように、サーバシステム1100は、投稿者端末(1500a)から、投稿者動画データ710を受信すると、これに基づいてライブ配信用の配信用動画22を生成する。具体的には、サーバシステム1100は、配信用動画22を生成するための仮想3次元空間を設定し、ここに投稿ユーザ2aが予め登録した投稿者キャラクタ4のオブジェクトを配置し、投稿者モーションデータ712に従ってリアルタイムに動作制御する。また、当該ライブ配信の視聴ユーザ2bが予め登録していた視聴者キャラクタ6のオブジェクトと、仮想3次元空間には画像生成の視点となる仮想カメラと、を配置する。
ライブ配信の配信用動画22を、仮想空間画像のみとする場合、端的に言えば3DCGのみで構成された画像とする場合には、仮想カメラは、所定の初期位置に固定配置される。そして、サーバシステム1100は、その様子を仮想カメラで撮影した画像をレンダリングし、配信用動画のベース画像とする。
ライブ配信の配信用動画22を拡張現実画像とする場合には、仮想カメラは、ARマーカ5と投稿者端末(1500a)との相対位置・相対姿勢を再現し、カメラ1520の撮影画角を再現して配置する。そして、サーバシステム1100は、仮想カメラで撮影した投稿者キャラクタ4や、視聴者キャラクタ6をレンダリングし、投稿者動画データ710に含まれている現実空間の画像に合成して、配信用動画22のベース画像とする。
そして、サーバシステム1100は、ベース画像へ、投稿素材データ714を画像合成し、投稿者音声データ713を音声合成して配信用動画22を生成する。そして、視聴者端末(ユーザ端末1500b)へライブ配信する。
なお、ライブ配信なので、配信用動画22は、モニター用として投稿者端末(ユーザ端末1500a)にも配信される。
さて、動画配信システム1000は、投稿者と視聴者とが画像空間内で連携できるように構成されている。具体的には、画像空間内で、投稿者が設定したイベントエリアを標的として視聴者が投げ銭をして、玉入れ的ミニゲームをプレイできるようになっている。
図6は、ミニゲームに係る配信用動画22の例を示す図であって、(1)イベントエリアが設定される前の画像の例、(2)イベントエリアが設定され、ミニゲームがプレイ中の画像の例、をそれぞれ示している。
サーバシステム1100は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)から、所定のイベントエリア設定リクエストを受け付けると、仮想3次元空間に配置されている仮想カメラの位置や画面内のレイアウトを、投稿者キャラクタ4から離すように自動変更、或いは撮影画角の設定を広角側へ自動変更して、配信用動画22の中でミニゲームがプレイできるだけのスペースを作る。
次に、サーバシステム1100は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)にて、イベントエリアオブジェクト30の選択肢を提示し、投稿ユーザ2aによるイベントエリア選択操作と配置操作(例えば、メニューからのドラッグ&ドロップ操作)に応じて、仮想3次元空間内にイベントエリアオブジェクト30(30a,30b,…)を配置してイベントエリアを設定する。
イベントエリアオブジェクト30は、イベントエリアを規定するオブジェクトである。イベントエリアオブジェクト30には、様々な形状、大きさ、動作が異なる複数種類が用意されている。図6の例では、イベントエリアオブジェクト30は、玉入れのカゴとして機能するが開口方向を変えるように回転するリング型や、カップ型、をしている。勿論、ミニゲームの内容に応じて、その形状は適宜設定可能である。
投稿ユーザ2aが、声で或いはテロップの挿入などによって、視聴ユーザ2bへ向けて、ミニゲームのプレイを促すと、視聴ユーザ2bは、これに応えてイベントエリアオブジェクト30を目がけて「投げ銭」を開始する。
サーバシステム1100は、視聴者端末(ユーザ端末1500b)にて、所定の投げ銭リクエスト操作の入力を検出すると、当該端末の視聴ユーザ2bが所有するアイテム8の一覧を提示し、その中から投げ銭に使用するアイテムの選択を受け付ける。そして、視聴者端末(ユーザ端末1500b)にて、投入を実行する所定のアクション操作入力を受け付ける。
投入実行のアクション操作は、適宜設定可能である。
例えば図7は、投入実行のアクション操作の一例を示す図である。なお、操作の理解を容易にするために、アクション操作に関連するモノ以外は破線で示している。投入実行のアクション操作は、例えば、配信用動画22内の視聴者キャラクタ6を起点とし、イベントエリアオブジェクト30に向けて行うフリック操作(図7中の網掛け矢印)とされる。
サーバシステム1100は、射出点を視聴者キャラクタ6とし、移動経路を擬似放物線とする。フリック操作の向きは投入方向で決定し、射出速度または射出力は、フリックの速さまたはフリックされている長さで決定する。その際、射出速度または射出力は、投稿者キャラクタ4に定められたパラメータの値(例えば、キャラクタレベルなど)に基づいて決定し、アイテム8(表示体)の飛距離(移動距離)を変化させる。
勿論、投入実行のアクション操作は、フリック操作に限らない。タッチパネル1506が、押圧検出が可能なタイプであれば、視聴者キャラクタ6の表示位置とタッチ位置との相対位置で投入方向を決定し、押圧力で射出速度または射出力を決定するとしてもよい。
サーバシステム1100は、投入実行のアクション操作の入力を検出すると、選択されたアイテム8を仮想3次元空間の視聴者キャラクタ6付近に出現させ、アクション操作に基づいて決定された投入諸元で、擬似物理演算処理により擬似放物運動をさせる。
図8は、投げ銭に係る特典付与について説明するための図である。
仮想3次元空間内に出現したアイテム8は、所定時間すると仮想3次元空間内から消去される。つまり、イベントエリア(イベントエリアオブジェクト30の開口部など)に入らなかったと見なされたアイテム8は、仮想3次元空間内にて、暫く床に置かれたままとなり、やがて消える。
しかし、アイテム8が何れかのイベントエリアオブジェクト30と、所定の位置関係条件を満たすと(具体的には、イベントエリアオブジェクト30に入れば)、サーバシステム1100は、当該アイテム8と当該イベントエリアオブジェクト30とに基づいて、発動イベントを発動させる。本実施形態では、発動イベントとして、投稿ユーザ2aと、当該アイテム8を用いて投げ銭をした視聴ユーザ2bとの一方または両方に特典を付与する。
図8の例では、サーバシステム1100は、イベントエリアオブジェクト30別に設定されているポイントを付与することで、特典付与としている。このポイントは、ユーザ別に累積管理され、後に特典との引き換えに使用される。勿論、投入されたアイテム8がイベントエリアオブジェクト30に入ったタイミングで、特典用のアイテムを付与するとしてもよい。
サーバシステム1100は、特典内容をその都度、変更・設定して付与する。
具体的には、サーバシステム1100は、位置関係条件を満たしたアイテム8と、それが入ったイベントエリアオブジェクト30の組み合わせに基づいて、特典を変更・設定する。当該アイテム8の大きさや形状から、見た目的に入れることが難しいイベントエリアオブジェクト30ほど、同じ数の投げ銭であっても、より高評価となるように設定されている。本実施形態では、1つの投げ銭に対してより高いポイントが付与されることでこれを実現する。
また、サーバシステム1100は、投稿者キャラクタ4に定められた属性と、位置関係条件を満たしたアイテム8に係り設定された属性(アイテム8に設定されている属性、当該アイテム8の投げ銭を行った視聴ユーザ2bまたは当該視聴ユーザ2bの視聴者キャラクタ6に設定された属性、の何れかまたは両方)と、の相性に基づいて特典を変更・設定する。本実施形態では、付与されるポイントを増減することでこれを実現する。
また、サーバシステム1100は、イベントエリアオブジェクト30に設定されているエリア属性と、位置関係条件を満たしたアイテム8に係り設定された属性とに基づいて、特典を変更・設定する。
また、サーバシステム1100は、投稿ユーザ2aが、複数のイベントエリアオブジェクト30のなかから指定操作した特定のイベントエリアオブジェクト30について、位置関係条件が満たされた場合には、特典が加増する。
図8(1)が、投稿ユーザ2aが指定したイベントエリアオブジェクト30にアイテム8が入った場合の例を示し、図8(2)では、投稿ユーザ2aが指定したイベントエリアオブジェクト30以外にアイテム8が入った場合の例を示している。前者の方では付与されるポイントに特別加算がされている。
なお、どのイベントエリアオブジェクト30が特定のイベントエリアオブジェクト30であるかは、投稿ユーザ2aが、声で示すとしても良いし、投稿者キャラクタ4の動作で示すとしてもよい。当該オブジェクトを明滅させるなどの表示形態の変化で、視聴ユーザ2bへ知らせるとしてもよい。本実施形態では後者とする。
さて、イベントエリアが設定されている間、つまり本実施形態で言う所のミニゲームがプレイ可能になっている間、投稿ユーザ2aが投稿者キャラクタ4を介して仮想3次元空間内で行う行動は、ミニゲームに影響を与え、投稿者と視聴者との連携を生み出す。
図9は、投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図であって、投稿者キャラクタ4がイベントエリアオブジェクト30に入らなかったアイテム8をイベントエリアオブジェクト30へ運搬する行動の例を示している。
サーバシステム1100は、投稿ユーザ2aにより特別行動操作が入力されると、投稿者キャラクタ4を、当該特別行動操作に対応づけられている行動をするように動作制御する。
図9(1)の例では、投稿ユーザ2aは、運搬行動の開始操作に対応づけられているアクションを実行している。このアクションは、投稿者端末(ユーザ端末1500a)が投稿者モーションデータ712に変換し、サーバシステム1100へ提供する。サーバシステム1100は、投稿者モーションデータ712からこのアクションを検出すると、運搬行動の開始の操作入力有りと判定し、投稿者キャラクタ4に「拾い行動」をさせる。「拾い行動」とは、投稿ユーザ2aの正面方向Dfに対応する方向である投稿者キャラクタ4の前方方向に自動的に移動しながら、投稿者キャラクタ4の前方に落ちているアイテム8を拾い上げる行動である。
図9(2)の例では、投稿ユーザ2aは運搬行動の終了操作に対応づけられているアクションを実行している。サーバシステム1100は、投稿者モーションデータ712からこのアクションを検出すると、投稿者キャラクタ4に「投入行動」をさせる。「投入行動」とは、「拾い行動」で拾ったアイテム8を最寄りのイベントエリアオブジェクト30に入れ、運搬行動の開始操作時点の位置P0に自動帰還する行動である。
そして、運搬行動により、アイテム8がイベントエリアオブジェクト30に入ったならば、当該アイテム8を投入した視聴ユーザ2bと投稿ユーザ2aとの一方または両方へ、当該運搬行動に基づく特典を付与する(図9中の評価ポイントの記述がこれに該当)。
なお、サーバシステム1100は、運搬行動の開始操作の入力を検出すると、運搬行動の終了操作の入力を検出するまで、または所定時間が経過するまで、他の操作入力を受け付けないものとする。また、運搬行動の開始操作並びに終了操作は、図9に示す様な投稿ユーザ2aのモーション入力方式に限らず、コントローラ3を用いたコマンド入力方式としてもよい。運搬行動の他の操作も同様に、投稿者キャラクタ4に係る操作入力は、モーション入力方式に限らずコマンド入力方式としてもよい。
図10は、投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図であって、投稿者キャラクタ4がアイテム8の移動を変更する例を示している。
図10(1)の例では、視聴ユーザ2bが投げ銭を実行して、アイテム8が移動している。ここで、サーバシステム1100は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)に「アタック行動」に対応づけられている特別行動操作が入力されると、投稿者キャラクタ4に「アタック行動」をさせる。「アタック行動」とは、投稿ユーザ2aの正面方向Dfに対応する投稿者キャラクタ4の前方方向に投稿者キャラクタ4が自動的に移動しながら、投稿者キャラクタ4の近くに飛んできたものを手で弾く行動である。
サーバシステム1100は、仮想3次元空間に配置されている各オブジェクト間のヒット(衝突)を常時監視している。そして、図10(2)に示すように、「アタック行動」によって投稿者キャラクタ4の手とアイテム8が衝突すると、サーバシステム1100は、アイテム8の移動方向および移動速度を変更する。変更後の移動方向および移動速度は、擬似物理演算によって物理現象的に決定するとしてよいし、変更前の移動方向および移動速度から所定範囲内でランダムに決定するとしてもよい。
サーバシステム1100は、アタック行動に伴って移動が変更されたアイテム8についても、消去されるまでの間、それまでと同様に擬似物理演算により移動するように制御する。その結果、当該アイテム8がイベントエリアオブジェクト30に入ったならば、サーバシステム1100は、当該アイテム8を投入した視聴ユーザ2bと投稿ユーザ2aとの一方または両方へ、当該アタック行動に基づく特典を付与する(図10中の評価ポイントの記述がこれに該当)。
図11は、投稿者と視聴者との連携の一例について説明するための図であって、投稿者キャラクタ4が、停止して消えずに残っているアイテム8について「投げ返し行動」をする例を示している。
サーバシステム1100は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)に「投げ返し行動」に対応づけられている特別行動操作が入力されると、投稿者キャラクタ4に「投げ返し行動」を取らせる。「投げ返し行動」とは、投稿ユーザ2aの正面方向Dfに対応する投稿者キャラクタ4の前方に投稿者キャラクタ4が自動的に移動しながら、投稿者キャラクタ4の近傍に停止した状態で消えずに残っているアイテム8を拾い上げて、当該アイテム8を投入した視聴ユーザ2bの視聴者キャラクタ6へ向けて投擲する行動である。
サーバシステム1100は、「投げ返し行動」の制御中に拾い上げたアイテム8に代えて、当該アイテム8よりも高価値とされる別アイテム8nに置き換える表示制御を行う。そして、投稿者キャラクタ4の投擲による別アイテム8nの移動制御を、擬似物理演算により放物運動するように移動制御する。別アイテム8nが視聴者キャラクタ6の近傍に到達すると仮想3次元空間から消去する。そして、サーバシステム1100は、消去された別アイテム8nを、投げ返しの先とされる視聴者キャラクタ6の視聴ユーザ2bへ付与する。
そして、サーバシステム1100は、当該アイテム8を投入した視聴ユーザ2bの一方または両方へ、当該投げ返し行動に基づく特典を付与する(図11中の「特典ポイント」の記述がこれに該当)。
なお、投げ返しの際、別アイテム8nに置き換える制御は、適宜省略できる。また、別アイテム8nは、予め設定された候補アイテムの中からランダムに選択するとしてもよい。
図12は、投稿者キャラクタ4によるイベントエリアオブジェクト30の設定変更について説明するための図である。
図12(1)に示すように、サーバシステム1100は、投稿者キャラクタ4がイベントエリアオブジェクト30に接触すると、当該イベントエリアオブジェクト30の設定位置を変更する。具体的には、イベントエリアオブジェクト30の位置を、投稿者キャラクタ4により押されて移動するように位置を変更する。なお、イベントエリアオブジェクト30の種類によって、こうした接触に伴う移動の可否を設定するとしてもよい。
なお、投稿者キャラクタ4やイベントエリアオブジェクト30には、仮想3次元空間における移動限界が設定されている。すなわち、投稿者キャラクタ4の移動可能範囲は制限されており、サーバシステム1100は、投稿者キャラクタ4が移動可能範囲の境界に達すると自動的に向きを反転させるなど、他の向きに変更する。
次に、動画配信システム1000の機能構成について説明する。
図13は、サーバシステム1100の機能構成例を示す機能ブロック図である。サーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、音出力部390sと、画像表示部392sと、通信部394sと、サーバ記憶部500sとを備える。
操作入力部100sは、サーバの管理のための各種操作を入力するための手段である。図1のキーボード1106がこれに該当する。
サーバ処理部200sは、例えばCPUやGPU、ASIC、FPGA等の演算回路となるプロセッサの他、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100sやサーバ記憶部500sを含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100sからの操作入力信号、ユーザ端末1500などから受信したデータ、等に基づいて各種の演算処理を実行して、サーバシステム1100の動作を統合的に制御する。
そして、サーバ処理部200sは、ユーザ管理部202と、オンラインショッピング管理部204と、ゲーム管理部206と、投稿者動画データ取得制御部210と、表示体出現制御部212と、行動影響制御部214と、配信用動画生成制御部216と、イベントエリア設定部218と、発動イベント制御部220と、評価集計部222と、投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部224と、計時部280sと、音生成部290sと、画像生成部292sと、通信制御部294sとを含む。勿論、これら以外の機能部も適宜含めることができる。
ユーザ管理部202は、ユーザ登録手続きに係る処理及びユーザアカウントに紐付けられる各ユーザのデータの管理を行う。本実施形態では、ユーザ管理部202は、1)登録ユーザへの固有のユーザアカウントの付与と、2)ユーザアカウント別に個人情報(例えば、アカウント名)を登録管理する登録情報管理と、3)課金要素(本実施形態ではオンラインショッピングなど)の支払いで消費される電子決済媒体の帳簿管理と、4)利用履歴管理と、の各機能を有する。勿論、これら以外のアカウントに紐付けられる他のデータの管理機能も適宜含めることができる。
オンラインショッピング管理部204は、オンラインショッピングに関する制御を担う。公知のオンラインショッピング技術を適宜利用して実現できる。本実施形態では、ユーザは、オンラインショッピングによって、投げ銭とするアイテム8を購入することができる。勿論、オンラインショッピングにおける販売対象は、これら以外にも適宜設定可能である。
ゲーム管理部206は、ユーザ端末1500にてオンラインゲームを実行するための各種制御を行う。
投稿者動画データ取得制御部210は、投稿者端末で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者動画データ710を、投稿者端末から取得する制御を行う(図4参照)。また、投稿者動画データ取得制御部210は、複数のイベントエリアのうちの特定のイベントエリアを指示するデータを投稿者端末から取得する。本実施形態では、イベントエリアオブジェクト30が複数配置される場合に、何れのイベントエリアオブジェクト30を特定イベントエリアとするかの指定操作を受け付ける(図8参照)。
表示体出現制御部212は、視聴者端末からアクション操作入力を受け付けて、当該アクション操作入力に基づいて画像空間中に表示体を出現させる制御を行う。そして、表示体出現制御部212は、アクション操作入力に基づいて表示体の投入方向を決定し、当該投入方向に沿って表示体を前記画像空間に出現および移動させる投入制御を行う。
本実施形態で言う所の、アイテム8を用いた「投げ銭」に係る制御である。仮想3次元空間へのアイテム8の新たな配置制御ならびに当該アイテム8の移動制御がこれに該当する(図6参照)。
行動影響制御部214は、投稿者キャラクタの画像空間中の行動に基づいて、表示体の表示位置を変化させる行動影響制御を行う。また、行動影響制御部214は、投稿者キャラクタの行動が表示体を運搬する運搬行動条件を満たした場合、投稿者キャラクタが表示体を所与の運搬先に運搬するように表示体の表示位置を変化させる。そして、行動影響制御部214は、投稿者キャラクタに定められたパラメータに基づいて行動影響制御の内容を変更する。
本実施形態で言う所の、「運搬行動」に係り、拾われたアイテム8の表示位置を変化させる制御がこれに該当する(図9参照)。また、投稿者キャラクタ4の「アタック行動」により、移動中のアイテム8が、投稿者キャラクタ4に弾かれることで移動方向が変化するのに伴う表示位置の変化制御がこれに該当する(図10参照)。また、投稿者キャラクタ4の「投げ返し行動」により、停止して残存しているアイテム8が、投稿者キャラクタ4によって投げ返されるのに伴う表示位置の変化制御がこれに該当する(図11参照)。
配信用動画生成制御部216は、投稿者動画データ710に基づく画像と、表示体とを合成した画像空間の配信用動画22を生成する制御を行う(図5参照)。また、配信用動画生成制御部216は、配信用動画22に、複数のイベントエリアのうちの特定のイベントエリアを報知する画像または音声を含めて生成する。
イベントエリア設定部218は、画像空間に、それぞれエリア属性が設定された単数または複数のイベントエリアを設定する。本実施形態で言う所の、投稿者端末からの所定のイベントエリア設定リクエスト、並びにイベントエリア選択操作および配置操作に基づいて、仮想3次元空間へイベントエリアオブジェクト30を配置する制御がこれに該当する(図6参照)。
また、イベントエリア設定部218は、投稿者キャラクタの画像空間中の行動に基づいて、イベントエリアの設定位置を変化させる制御を行う。本実施形態で言う所の投稿者キャラクタ4がイベントエリアオブジェクト30を押して移動させる制御がこれに該当する(図12参照)。
発動イベント制御部220は、イベントエリアに対して表示体が所与の位置関係条件を満たしたか否か判定し、位置関係条件を満たしたイベントエリアに応じて、異なる発動イベントの発動を制御する。そして、発動イベント制御部220は、投稿者端末の投稿者、および/または、アクション操作入力を行った視聴者に所与の特典を付与する処理を、発動イベントとして発動の制御を行う。
「位置関係条件」は、イベントエリアへの表示体の接近・到達・接触・通過のうちの1つまたは複数をANDやORで組み合わせて記述できる。本実施形態で言う所の、イベントエリアオブジェクト30にアイテム8が入ることが、位置関係条件を満たしたことに該当する(図8参照)。そして、特典の付与が、発動イベントの発動に該当する。
より具体的には、発動イベント制御部220は、1)投稿者キャラクタに定められた属性と、2)表示体に設定された属性、または、アクション操作入力を行った視聴者に設定された属性と、の相性に基づいて特典を変更して付与する。
また、発動イベント制御部220は、位置関係条件を満たした表示体が、行動影響制御によって表示位置が変化した表示体か否かに基づいて異なる特典を付与する。本実施形態で言う所の、投稿者キャラクタ4の「運搬行動」「アタック行動」「投げ返し行動」によりアイテム8が移動されたことに伴い、特典とされるポイントがそれ以外の場合よりも多く付与されることがこれに該当する(図9、図10、図11参照)。
また、発動イベント制御部220は、位置関係条件を満たしたイベントエリアのエリア属性と、アイテム8(移動体)に係る属性とに基づいて、発動させる発動イベントを可変に制御する。本実施形態で言う所の、それら属性の組み合わせにより付与される特典が変わることが、これに該当する。
評価集計部222は、配信用動画に対する視聴者評価を集計する。
投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部224は、視聴者評価に基づいて投稿者キャラクタのパラメータ値を変更する。具体的には、投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部224は、視聴者評価が高いほど、投稿者キャラクタのパラメータ値を高い値に変更する。
計時部280sは、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
音生成部290sは、音声データの生成やデコードをするICやソフトウェアの実行により実現され、サーバシステム1100のシステム管理、動画視聴等に係る操作音やBGMなどの音声データを生成或いはデコードする。また、音生成部290sは、複数の音声を重畳合成する音声合成処理を実行する。そして、システム管理に関する音声信号は音出力部390sへ出力する。
音出力部390sは、入力された音声信号で放音する。図1の例では本体装置やタッチパネル1108が備えるスピーカ(不図示)がこれに該当する。
画像生成部292sは、画像の生成、画像の合成、画像表示部392sにそれらを表示させる画像信号の出力を行う。本実施形態では、サーバシステム1100のシステム管理に関する画像などの各種の画像・映像を生成する機能の一部を担う。また、画像生成部292sは、仮想3次元空間に設置された仮想カメラで撮影した画像のレンダリング、画像合成処理などを行って、配信用動画22を生成する。
通信制御部294sは、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394sを介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
通信部394sは、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。図1の例では通信装置1153が該当する。
サーバ記憶部500sは、サーバ処理部200sにサーバシステム1100を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや各種データ等を記憶する。また、サーバ処理部200sの作業領域として用いられ、サーバ処理部200sが各種プログラムに従って実行した演算結果などを一時的に記憶する。この機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスク、オンラインストレージなどによって実現される。図1の例では本体装置が搭載するICメモリ1152やハードディスクなどの記憶媒体、及びストレージ1140がこれに該当する。
図14は、本実施形態におけるサーバ記憶部500sが記憶するプログラムやデータの例を示す図である。本実施形態におけるサーバ記憶部500sは、サーバプログラム501と、配信用クライアントプログラム503と、キャラクタ定義データ510と、イベントエリアオブジェクト定義データ530と、特定イベントエリア報知オブジェクトデータ540と、アイテム定義データ550と、発動イベント定義データ570と、を記憶する。
また、サーバ記憶部500sは、逐次生成・管理されるデータとして、ユーザ管理データ600と、配信管理データ700と、現在日時800と、を記憶する。勿論、サーバ記憶部500sは、その他のプログラムやデータ(例えばタイマや、カウンタ、各種フラグなど)も適宜記憶できる。
サーバプログラム501は、サーバ処理部200sが読み出して実行することで、ユーザ管理部202~投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部224(図13参照)としての機能を実現させるためのプログラムである。
配信用クライアントプログラム503は、ユーザ端末1500へ提供されるクライアントプログラムのオリジナルである。本実施形態では、1つの配信用クライアントプログラム503に、ユーザ端末1500を投稿者末として機能させるための配信用投稿クライアントプログラム503bと、ユーザ端末1500を視聴者端末として機能させるための配信用視聴クライアントプログラム503cと、を含む。これらは、別々にユーザ端末1500へ配信されるとしてもよい。
キャラクタ定義データ510は、投稿ユーザ2aが自らのアバターに相当する投稿者キャラクタ4として選択できるキャラクタ毎に用意され、当該キャラクタに係る各種の初期設定データを格納する。1つのキャラクタ定義データ510は、例えば図15に示すように、固有のキャラクタ種類511と、キャラクタ属性513と、モデルデータ515と、能力パラメータ値517と、動作パターン定義データ520と、を含む。
モデルデータ515は、投稿ユーザ2aが用意したモデルデータを用いるとしてもよい。
動作パターン定義データ520は、当該投稿者キャラクタで実行可能な動作毎に用意され、当該動作に係る各種データを格納する。1つの動作パターン定義データ520は、固有の動作種類521と、発動要件522と、発動コマンド定義データ523と、モーションデータ524と、動作制限種類525と、動作制限値決定関数526と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
発動要件522は、当該動作パターンが適用される条件である。例えば、投稿ユーザ2aまたは投稿者キャラクタ4に設定されているパラメータ値(例えば、投稿者レベル、投稿者キャラクタレベル、など)に関する条件である。
発動コマンド定義データ523は、当該動作パターンを発動させるための操作入力を定義する。本実施形態では、投稿ユーザ2aのモーションで投稿者キャラクタ4を操作するので、特定のモーションを認識するためのモーション辞書データが設定される。勿論、コントローラ3の特定のボタンスイッチを用いて入力するコマンド入力方式の場合は、対応するボタンスイッチの種類や、その組み合わせが設定される。
動作制限種類525は、動作パターンを実行中に適用される制限の種類を定義する。例えば、移動距離、制限時間、「運搬行動」であれば運搬できるアイテムの総数、「アタック行動」であれば弾く上限回数、などを設定する。
動作制限値決定関数526は、動作制限種類525が示す制限の閾値や上限値を決定する関数またはテーブルデータである。変数としては、投稿ユーザ2aまたは投稿者キャラクタ4に設定されているパラメータ値(例えば、投稿者レベル、投稿者キャラクタレベル、など)、ライブ配信の視聴者数、などを用いることができる。
図14に戻って、イベントエリアオブジェクト定義データ530は、イベントエリアオブジェクト30の種類毎に用意され、当該オブジェクトについての各種初期設定データを格納する。
1つのイベントエリアオブジェクト定義データ530は、例えば図16に示すように、固有のイベントエリア種類531と、イベントエリア属性533と、オブジェクトモデルデータ535と、イベントエリアオブジェクト30の自動動作(例えば、最初に決定された配置位置から、ランダムに移動する運動、往復運動、回転運動、拡大/縮小を繰り返す形状変動、など)の内容を定義するイベントエリア動作データ537と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
図14に戻って、特定イベントエリア報知オブジェクトデータ540は、投稿ユーザ2aが複数設定したイベントエリアオブジェクト30のうち、当該視聴ユーザが指定した特定イベントエリアを視聴ユーザ2bへ報知するために付属表示されるオブジェクトの定義データである。
アイテム定義データ550は、アイテム8の種類毎に用意され、当該アイテムに係る各種初期設定データを格納する。1つのアイテム定義データ550は、例えば図17に示すように、固有のアイテム種類551と、アイテム属性552と、アイテム8を配信画像内に表示するためのアイテム表示体データ553と、当該アイテム8の配信画像内における動作パターンを定義するアイテム動作パターン制御データ555と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
発動イベント定義データ570は、イベントエリアオブジェクト30に対してアイテム8(表示体)が所与の位置関係条件を満たした場合に発動される発動イベントの種類毎に用意され、当該発動イベントに係る各種初期設定データを格納する。
1つの発動イベント定義データ570は、例えば図18に示すように、固有の発動イベントID571と、発動要件572と、発動イベント内容データ573と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
発動要件572は、当該発動イベントが発動されるために満たすべき条件を示す。発動要件572は、位置関係条件572a、組み合わせ条件572b、属性関係条件572c、行動影響条件572d、の1つ、または複数をANDやORで組み合わせることで記述される。
組み合わせ条件572bは、投稿者キャラクタ4の種類と、イベントエリアオブジェクト30の種類と、アイテム8の種類の組み合わせについての条件である。ここで言う「種類」には「設定なし」「全種類」を含む。
属性関係条件572cは、1)イベントエリアオブジェクト30のイベントエリア属性533(図16参照)とアイテム8のアイテム属性552(図17参照)との組み合わせについての条件と、2)イベントエリアオブジェクト30のイベントエリア属性533(図16参照)と発動要件572の判定対象とされているアイテム8(表示体)のアイテム属性552(図17参照)との組み合わせと、のうちの一方または両方についての条件である。
行動影響条件572dは、アイテム8が受けた行動影響についての条件である。
例えば、「運搬行動」の行動影響を受けたアイテム8であることを発動要件572に含めたい場合には、停止状態にあったアイテム8が、イベントエリアオブジェクト30の何れかに移動されたことを条件とすればよい。「アタック行動」の行動影響を受けたアイテムであるであることを発動要件572に含めたい場合には、投稿者キャラクタ4との接触と、接触前後の速度変化とを条件とすればよい。勿論、投稿者キャラクタ4との接触の有無のみを条件としてもよい。
なお、位置関係条件572a、組み合わせ条件572b、属性関係条件572c、行動影響条件572d、については「設定なし」とすることもできる。
発動イベント内容データ573は、発動イベントの内容であり、当該発動イベントを実行するためのデータを格納する。本実施形態では、発動イベントは、ユーザへの特典の付与である。よって、発動イベント内容データ573は、特典種類573aと、特典付与数573bと、第1付与比率573cと、第2付与比率573dと、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
本実施形態では、特典としてポイントを付与する。よって、特典種類573aは「ポイント」に設定され、特典付与数573bが、当該発動イベントにて付与されるポイントの総数を規定する。
第1付与比率573cと第2付与比率573dは、ともに特典付与数573bが示すポイントを、投稿ユーザ2aと、発動イベントに係るアイテム8を投入した視聴ユーザ2bと、で分配する比率を定義している。
図14に戻って、ユーザ管理データ600は、動画配信システム1000の登録ユーザ毎に用意され、当該ユーザに関する各種データを格納する。
1つのユーザ管理データ600は、例えば図19に示すように、固有のユーザアカウント601と、所有アイテム管理データ602と、ユーザ属性603と、累積特典ポイント604と、ユーザレベル606と、ゲームセーブデータ607と、投稿者キャラクタ設定データ610と、視聴者キャラクタ設定データ615と、を格納する。勿論、これら以外のデータも適宜格納するとしてもよい。
所有アイテム管理データ602は、所有する(使用権を有していると同義)アイテム8の種類毎に用意され、それぞれアイテム種類と、所有残数と、を格納する。
ユーザ属性603は、当該ユーザがユーザ登録の際に選択した属性である。ユーザが選択可能な属性は、キャラクタ属性513(図15参照)やアイテム属性552(図17参照)に設定可能な複数種類の属性と同じとすると好適である。ユーザ属性603は、当該ユーザが投稿ユーザ2aの場合には投稿ユーザ属性と見なされ、当該ユーザが視聴ユーザ2bの場合には視聴ユーザ属性と見なされる。
ゲームセーブデータ607は、当該ユーザによるゲームプレイのセーブデータである。ゲームセーブデータ607は、プレイ毎の進捗状況を記録したプレイ履歴データ608を含む。
投稿者キャラクタ設定データ610は、当該ユーザが投稿をする際に使用する投稿者キャラクタ4の設定データである。例えば、投稿者キャラクタ種類611と、投稿者キャラクタ4に設定されている各種パラメータ値を格納する投稿者キャラクタパラメータ値612と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
視聴者キャラクタ設定データ615は、当該ユーザが視聴をする際に使用する視聴者キャラクタ6の設定データである。例えば、視聴者キャラクタ種類616と、視聴者キャラクタ6に設定されている各種パラメータ値を格納する視聴者キャラクタパラメータ値617と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
図14に戻って、配信管理データ700は、ライブ配信毎に作成され、当該配信の最新状態を記述する各種データを格納する。
1つの配信管理データ700は、例えば図20に示すように、固有の投稿ID701と、投稿ユーザアカウント702と、視聴ユーザアカウントリスト703と、投稿者動画データ710と、画像空間管理データ730と、特典履歴データ740と、評価集計データ742と、配信用動画データ744と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
投稿者動画データ710は、投稿ユーザアカウント711と、投稿者モーションデータ712と、投稿者音声データ713と、投稿素材データ714と、を含む。
画像空間管理データ730は、ライブ配信用動画を生成するための仮想空間または拡張現実空間の状態を記述する各種データを格納する。本実施形態では、ライブ配信用動画は、3DCGの映像とされるので、画像空間管理データ730は、仮想3次元空間の管理データと同義となる。
画像空間管理データ730は、固有の画像空間ID731と、ライブ配信のベースとなる投稿を示すベース投稿ID732と、投稿者キャラクタ4毎に作成される投稿者キャラクタ制御データ733と、仮想カメラ制御データ734と、イベントエリアの設定毎に作成されるイベントエリアオブジェクト制御データ735と、特定イベントエリアID736と、視聴ユーザ2b毎に作成される視聴者キャラクタ制御データ737と、投げ銭が行われる毎に作成されるアイテム制御データ738と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
投稿者キャラクタ制御データ733は、投稿ユーザアカウントと、仮想3次元空間における投稿者キャラクタ4の状態を表すデータ(例えば、位置座標、姿勢、移動速度、動作制御データなど)と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
仮想カメラ制御データ734は、ライブ配信用動画の映像をレンダリングする際の視点となる位置・姿勢・画角などの情報を格納する。
イベントエリアオブジェクト制御データ735は、イベントエリアIDと、イベントエリアオブジェクト種類と、仮想3次元空間における状態を表すデータ(例えば、位置座標、姿勢、移動速度、動作制御データなど)と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
視聴者キャラクタ制御データ737は、キャラクタIDと、視聴ユーザアカウントと、仮想3次元空間における視聴者キャラクタ6の状態を表すデータ(例えば、位置座標、姿勢、移動速度、動作制御データなど)と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
アイテム制御データ738は、視聴者端末からアクション操作入力を受け付けて、当該アクション操作入力に基づいて画像空間中に出現された表示体の制御データである。本実施形態では、投げ銭とされたアイテム8の制御データである。具体的には、アイテム制御データ738は、固有のアイテムIDと、使用者アカウント(当該アイテムを使用した視聴ユーザアカウント)と、出現日時と、仮想3次元空間における位置座標履歴、速度履歴、ヒットした他オブジェクトの履歴、などを含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
特典履歴データ740は、当該ライブ配信に係り付与された特典と付与先との情報を対応づけて時系列に格納したデータである。
評価集計データ742は、当該ライブ配信に対する視聴者評価を集計したデータである。初期値は「0」である。視聴ユーザ2bが視聴中に行った所定の評価操作入力がカウントされる。配信用動画データ744は、配信用動画22(図5参照)に関するデータである。
図21は、本実施形態におけるユーザ端末1500の機能構成例を示す機能ブロック図である。ユーザ端末1500は、操作入力部100と、音声入力部102と、撮像部104と、端末処理部200と、音出力部390と、画像表示部392と、通信部394と、端末記憶部500とを備える。
操作入力部100は、プレーヤによってなされた各種の操作入力に応じた操作入力信号を端末処理部200に出力する。例えば、プッシュスイッチや、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボール、加速度センサ、ジャイロ、CCDモジュール、などによって実現できる。図2の方向入力キー1502や、ボタンスイッチ1504、タッチパネル1506、カメラ1520、がこれに該当する。
音声入力部102は、ユーザが発する音声(ユーザ音声)や環境音を集音し、音声信号を端末処理部200へ出力する。図2の例では、マイク1512がこれに該当する。
撮像部104は、撮影対象からの光を受光して電気信号に変換し、デジタル画像データを生成し、端末処理部200へ出力する。例えば、レンズ、メカシャッター、シャッタードライバ、CCDイメージセンサモジュールやCMOSイメージセンサモジュールといった光電変換素子、光電変換素子から電荷量を読み出し画像データを生成するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ICメモリなどで実現される。図2のカメラ1520がこれに該当する。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100や端末記憶部500を含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、ユーザ端末1500の動作を制御する。図2の制御基板1550がこれに該当する。そして、本実施形態における端末処理部200は、クライアント制御部260と、計時部280と、音生成部290と、画像生成部292と、通信制御部294と、を備える。
クライアント制御部260は、投稿端末装置、視聴端末装置としての機能を実現する。
具体的には、ユーザのモード選択操作入力に応じて、投稿端末装置または視聴端末装置の何れかのモードで起動し、サーバシステム1100へアクセスしてログイン手続きの処理をする。
投稿端末モードで起動した場合、クライアント制御部260は、投稿クライアント制御部261として機能する。投稿クライアント制御部261は、投稿者端末としての機能を実現するための各種処理を行う。具体的には、投稿者動画データ生成部262を有し、投稿者動画データ710の生成と提供に係る各種処理を実行する(図3、図4参照)。また、投稿クライアント制御部261は、イベントエリアの設定リクエストに係る処理を実行する(図6参照)。
視聴者端末モードで起動した場合、クライアント制御部260は、視聴クライアント制御部263として機能する。視聴クライアント制御部263は、視聴者端末としての機能を実現するための各種処理と、投げ銭の実行に係る処理を実行する(図6、図7参照)。
音生成部290は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成ICなどのプロセッサ、音声ファイル再生可能なオーディオコーデック等によって実現され、効果音や操作音、BGMなどの音信号を生成し、音出力部390に出力する。
音出力部390は、音生成部290から入力される音信号に基づいて音出力する装置によって実現される。図2のスピーカ1510がこれに該当する。
画像生成部292は、各種画像データの生成および画像表示部392にそれらの画像を表示させるための画像信号の生成出力などの制御を行う。
画像表示部392は、画像生成部292から入力される画像信号に基づいて各種画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。本実施形態では、図2のタッチパネル1506がこれに該当する。
通信制御部294は、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394を介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。通信部394は、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現され、図2の無線通信モジュール1553がこれに該当する。
端末記憶部500は、端末処理部200にユーザ端末1500を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや、各種データ等を記憶する。また、端末処理部200の作業領域として用いられ、端末処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2の制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。オンラインストレージを利用する構成も可能である。
本実施形態の端末記憶部500は、クライアントプログラム502と、オリジナルの投稿者動画データ710と、ライブ配信されている映像と音声を視聴するためのデータであるライブ配信データ582と、を記憶する。勿論、これら以外のプログラムやデータも適宜記憶することができる。
クライアントプログラム502は、端末処理部200が読み出して実行することによってクライアント制御部260としての機能を実現させるためのアプリケーションソフトウェアである。本実施形態では、クライアントプログラム502は、サーバシステム1100から提供される配信用クライアントプログラム503(図14参照)のコピーである。なお、クライアントプログラム502は、専用のクライアントプログラムであってもよいし、ウェブブラウザプログラム及びインタラクティブな画像表示を実現するプラグインなどにより構成するとしても良い。
次に、本実施形態の動画配信システム1000の動作について説明する。
図22~図23は、ライブ配信に係るサーバシステム1100の処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
図22に示すように、先ず、サーバシステム1100は、配信管理データ700(図20参照)を用意して、投稿者端末からの投稿者動画データ710の取得を開始する(ステップS6)。
次いで、サーバシステム1100は、取得した投稿者動画データ710に基づいて、仮想3次元空間に投稿者キャラクタ4と仮想カメラを配置し(ステップS8)、投稿者端末からの投稿者キャラクタ4の操作制御を開始する(ステップS10)。そして、ライブ配信用の配信用動画22の生成およびライブ配信と、当該ライブ配信に係る視聴者の評価集計とを開始する(ステップS12)。
投稿ユーザ2aが、イベントを実施したいと思ったならば、投稿者端末にて所定のイベントエリア設定リクエスト操作を入力する。投稿者端末は、当該入力をもってサーバシステム1100へイベントエリア設定リクエストを送信する。
投稿者端末からイベントエリア設定リクエストを受信することをもって当該リクエストを受け付けると(ステップS14のYES)、サーバシステム1100は、イベントスペースを確保すべく仮想カメラのアングルを所定値へ変更し(ステップS16)、イベントエリアオブジェクト30を仮想3次元空間に追加配置する(ステップS18)。これ以降、追加配置されたイベントエリアオブジェクト30に動作パターンが設定されていれば、サーバシステム1100は、その動作の自動制御を開始する。
また、サーバシステム1100は、追加配置されたイベントエリアオブジェクト30について、投稿者キャラクタ4の行動に基づいて、当該オブジェクト(イベントエリア)の設定位置を変化させる制御を開始する(ステップS20;図12参照)。
更に、投稿ユーザ2aが、複数のイベントエリアオブジェクト30のうち、何れかを特定イベントエリアに設定したいと思ったならば、投稿者端末にて所定の指定操作を入力する。投稿者端末は、当該入力をもってサーバシステム1100へ指定リクエストを送信する。
サーバシステム1100は、投稿者端末から指定リクエストを受信することをもって当該リクエストを受け付けると(ステップS30のYES)、指定されたイベントエリアオブジェクト30を、特定イベントエリアとして設定し(ステップS32)、仮想3次元空間に特定イベントエリアを報知するオブジェクトを配置する(ステップS34)。
サーバシステム1100は、視聴リクエストを受信すると(ステップS40のYES)、当該リクエストを送信してきた視聴者端末のユーザを、視聴ユーザとして登録(ステップS42)するともに、当該視聴ユーザの視聴者キャラクタ6を仮想3次元空間に配置する(ステップS44)。
視聴中に、視聴ユーザが、投げ銭をしたいと思ったならば、視聴者端末にて投げ銭に対応づけられたアクション操作を入力する。視聴者端末は、当該アクション操作を検出すると、サーバシステム1100へアクション操作に応じたアクションリクエストを送信する。本実施形態では、投げ銭として使用するアイテム8のアイテム種類の情報とともに、投げ銭リクエストを送信する。
サーバシステム1100は、視聴者端末から投げ銭リクエストを受信することをもって当該リクエストを受け付けると(ステップS50のYES)、投げ銭として使用するアイテム8を、仮想3次元空間に追加配置して出現させ(ステップS52)、出現させたアイテム8の移動制御を開始する(ステップS54)。
サーバシステム1100は、投稿者端末にて特別行動操作の入力を検出すると(ステップS60のYES)、投稿者キャラクタ4を当該特別行動操作に応じた動作を行うように動作制御を開始し(ステップS62;図9,図10,図11参照)、出現済のアイテム8の行動影響制御を開始する(ステップS64)。
また、サーバシステム1100は、出現済のアイテム8のなかに発動要件572(図18参照)を満たすアイテム8が有るならば(ステップS70のYES)、当該発動要件572の発動イベント定義データ570の発動イベント内容データ573に従って特典ポイントの付与を行う(ステップS72)。
そして、サーバシステム1100は、仮想3次元空間に出現済のアイテム8のうち、出現日時から所定時間経過したアイテム8を消去する(ステップS74)。
ステップS14~ステップS74は、ライブ配信が終了するまで繰り返される(ステップS80のNO)。そして、ライブ配信が終了したならば(ステップS80のYES)、サーバシステム1100は、今回のライブ配信についての視聴者評価である評価集計データ742に基づいて投稿ユーザ2aのレベルや、投稿者キャラクタ4のパラメータ値を変更する(ステップS82)。例えば、評価が高ければ投稿ユーザ2aのユーザレベル606や投稿者キャラクタ4の投稿者キャラクタパラメータ値612に含まれるキャラクタのレベルを上げる。
そして、サーバシステム1100は、一連の処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、ライブ形式の動画配信において、投げ銭を利用した新しいサービスをもたらすことできる。
すなわち、視聴者端末で投げ銭を実行するアクション操作を入力すれば、ライブ配信されている動画内に投げ銭を表す表示体が出現し、投入されたかのように移動表示される。
しかも、本実施形態によれば、投稿者キャラクタ4の存在する仮想3次元空間に視聴者キャラクタ6が追加配置され、更に投げ銭のアイテム8(表示体)も同仮想3次元空間に追加配置される。そして、アイテム8に至っては、投稿者キャラクタ4の行動の影響を受けて、位置が変化し得る。つまり、視聴者の行動と、投稿者の行動との連係をライブ形式の動画配信にもたらすことができる。
よって、本実施形態によれば、投稿者と視聴者との共感を従来よりも高め、同じ動画を介した今までに無い新しいユーザ体験(興趣)が提供できる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記形態に限定されるものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[変形例その1]
例えば、上記実施形態では、1つのライブ配信における投稿ユーザ2aを1名として図示・説明してきたが、1つのライブ配信には複数の投稿ユーザ2aが存在してもよい。
すなわち、投稿者動画データ710が、投稿者端末(ユーザ端末1500a)で操作される複数の投稿者キャラクタ4のデータを含み、配信用動画生成制御部216(図13参照)が、投稿者動画データ710に基づいて、複数の投稿者キャラクタ4の画像を含めた配信用動画22を生成する構成も可能である。
具体的には、例えば、ライブ配信する配信用動画22を仮想空間画像に限定するならば、サーバシステム1100が、投稿者端末のユーザの認証手続きに係り、当該ユーザが予め投稿ユーザとなることを予約手続きして獲得した固有のライブ配信IDの入力を要求することする。そして、サーバシステム1100が、同じライブ配信IDで認証した投稿者端末のユーザは、全て投稿ユーザとして扱うようにすればよい。
また、ライブ配信する配信用動画22を拡張現実画像とする構成の場合は、投稿者端末(ユーザ端末1500a)で複数人の投稿ユーザを1度に撮影して、各人についてモーションキャプチャー処理を実行して、各人について投稿者モーションデータ712を生成する。それに先立ち、ARマーカ5に対する相対位置関係(例えば、ARマーカ5に対して右側/左側、など)と、投稿ユーザとを対応づける設定情報を、投稿者動画データ710に含めるものとする。サーバシステム1100は、当該設定情報に基づいて、どの投稿者モーションデータ712が誰のデータであるかを識別する。そして、サーバシステム1100が、各人それぞれについての投稿者キャラクタ4を仮想3次元空間に配置し、各人の投稿者モーションデータ712に基づいて動作制御すればよい。
そして、図24に示すように、複数の投稿ユーザと複数の視聴ユーザとで混成する複数のチームを設定し(図24の例では、投稿ユーザ2aと視聴ユーザ2bのREDチームと、投稿ユーザ2cと視聴ユーザ2dとのBLUEチーム)、投げ銭を用いた玉入れチーム対戦ゲームを実行し、勝ちチームに限定して発動イベントを発動させる(特典を付与する)としてもよい。
[変形例その2]
また、上記実施形態では、配信用動画22を、投稿素材データ714に投稿者キャラクタ4の映像を合成することにより作成したが、投稿素材データ714をゲームプレイ動画とする場合には、別の手法で作成することができる。
具体的には、サーバシステム1100は、ゲームプレイ毎に図25に示すような、プレイデータ770を記憶管理する。プレイデータ770は、当該ゲームプレイの進行状況を記述するデータや、ゲーム画面を表示するためのデータなどを格納する。そして、プレイデータ770に、プレーヤアカウント771と、当該ゲームプレイに係る仮想3次元空間の一切の事象を再現することができるオリジナルプレイ再現データ772を含める。オリジナルプレイ再現データ772には、例えば、ゲームオブジェクト制御履歴データ773、仮想カメラ制御履歴データ774、操作入力履歴データ775、が含まれる。
オリジナルプレイ再現データ772は、ゲームプレイ終了時に別途保存されて、プレーヤが利用可能になる。具体的には、サーバシステム1100は、ユーザ端末1500からの所与のリクエストに応じて、再現用に仮想3次元空間を用意し、そこにオリジナルプレイ再現データ772に基づいてゲームオブジェクト等を配置する。そして、サーバシステム1100は、配置したゲームオブジェクトにオリジナルプレイでの動きを再現させ、オリジナルプレイで使用された仮想カメラを視点としてレンダリングすることで、オリジナルプレイのプレイ動画を作成する。そして、サーバシステム1100は、当該ユーザ端末にてプレイ動画を表示させプレーヤに見せる。
図26は、当該構成における投稿素材データ714のデータ構成例を示す図である。
上述のように再現されたプレイ動画を適宜編集することで、ゲームプレイ動画の投稿素材データ714を作成できる。具体的には、サーバシステム1100は、ユーザ端末1500へ動画編集画面を表示させて、再現されたプレイ動画(全ゲームプレイの動画)のうち、どの時間範囲をどの順番で接続して1本の動画としているかの編集情報715を作成する。例えば、編集情報715は、動画のカット順に、オリジナルプレイにおける時間経過のどこからどこまでを各カットに採用しているかの時間範囲の情報を格納する。
よって、編集情報715と、プレイデータ770からコピーされたオリジナルプレイ再現データ(写)716と、をもって、ゲームプレイ動画の投稿素材データ714とすることができる。再現用に仮想3次元空間を用意して、編集情報715に従って、カットの順にオリジナルプレイ再現データ(写)716から当該カットの時間範囲分の情報を読み出し、読み出した情報に基づいてゲームオブジェクトやオリジナル仮想カメラを配置する。そして、当該カットの時間範囲分だけ、動作制御とレンダリングを行う。これを、全カットに渡り連続的に実行することで、投稿素材データ714からゲームプレイ動画が生まれる。
なお、投稿素材データ714には、適宜、素材提供者アカウント717を含めることとすると、投稿素材の出自に関する情報を参照可能になるので好適である。
図27に示すように、配信用動画22の配信を行う際は、サーバシステム1100は、配信用動画22の生成用に用意された仮想3次元空間に、投稿素材データ714の編集情報715と、オリジナルプレイ再現データ(写)716とに基づいて、ゲームオブジェクト(図27の例では、プレーヤキャラクタ40や敵キャラクタ42のキャラクタオブジェクト)や、オリジナル仮想カメラCM0を配置して動作制御する。
それとともに、サーバシステム1100は、投稿ユーザ2aのユーザ端末1500から送信される投稿者動画データ710(図4参照)に基づいて、当該仮想3次元空間に、投稿者キャラクタ4のキャラクタオブジェクトや、実況ユーザのテキストコメントを表示するコメントオブジェクト44、追加仮想カメラCM1、など実況に係る新たなオブジェクト(実況オブジェクト)を追加配置し、オリジナルゲームプレイに係るオブジェクトと一緒に制御する。また、サーバシステム1100は、投稿ユーザ2aのユーザ端末1500から送信されるイベントエリア設定リクエスト等に従って、イベントエリアオブジェクト30を当該仮想3次元空間に追加配置して制御する。
そして、サーバシステム1100は、配信用動画22を、オリジナル仮想カメラCM0や追加仮想カメラCM1を使って仮想3次元空間の様子をレンダリングして作成する。なお、音声については、オリジナルゲームプレイの音声に、実況音声が音声重畳される。
更には、配信用動画22を配信する際、視聴ユーザの視聴者キャラクタ6と、アイテム8のオブジェクトを、配信用動画22の生成用の仮想3次元空間に配置するとしてもよい。
この構成で配信用動画22を生成し配信する場合、オリジナルのゲームプレイのゲーム世界に、投稿者キャラクタ4や、イベントエリアオブジェクト30などが登場し、視聴ユーザの視聴者キャラクタ6やアイテム8も登場するので、あたかも投稿者キャラクタ4がゲームプレイの現場から実況しているかのような、そして、視聴者もゲームプレイの現場でミニゲームをプレイしているかのような従来に無い動画の見せ方が可能となる。
[変形例その3]
変形例その2を前提として、サーバシステム1100が、配信管理データ700の記憶制御に係り、例えば、
1)投稿者モーションデータ712を、配信中の投稿ユーザの全モーションデータを時系列に保存する履歴形式で記録し、
2)投稿者音声データ713を、配信中の投稿ユーザの全音声を時系列に保存する履歴形式で記憶し、
3)視聴キャラクタ制御データ737を、当該視聴キャラクタの配信中の全制御データを時系列に保存する履歴形式で記憶し、
4)配信中に使用されたアイテムのアイテム制御データ738は消去せずに保存し、
5)配信終了時に配信管理データ700(図20参照)を保存する、
構成とするならば、当該配信が視聴ユーザに与えた影響を分析可能になる。
すなわち、サーバシステム1100は、保存された配信管理データ700を参照することで、配信後に、どのオリジナルプレイ(投稿素材データ714から判明)に、誰が(投稿ユーザアカウント702から判明)、どのような実況を行ったか(投稿者モーションデータ712と、投稿者音声データ713の音声解析と、から判明)、を分析できる。
そして、サーバシステム1100は、視聴者キャラクタ制御データ737と、アイテム制御データ738と、を参照することで、当該配信を視聴した視聴ユーザを識別し、当該視聴ユーザのゲームセーブデータ607(図19参照)を参照することで、どの視聴ユーザが、配信用動画22を視聴した後にどのような行動をしたか(プレイ履歴データ608から判明)を知ることができる。言い換えると、サーバシステム1100は、配信用動画22の視聴が、視聴ユーザの行動に与えた影響を推測することができる。
2…ユーザ
2a…投稿ユーザ
2b…視聴ユーザ
4…投稿者キャラクタ
6…視聴者キャラクタ
8…アイテム
22…配信用動画
30…イベントエリアオブジェクト
200s…サーバ処理部
210…投稿者動画データ取得制御部
212…表示体出現制御部
214…行動影響制御部
216…配信用動画生成制御部
218…イベントエリア設定部
220…発動イベント制御部
222…評価集計部
224…投稿者キャラクタパラメータ値変更制御部
500s…サーバ記憶部
501…サーバプログラム
503…配信用クライアントプログラム
510…キャラクタ定義データ
513…キャラクタ属性
520…動作パターン定義データ
530…イベントエリアオブジェクト定義データ
533…イベントエリア属性
540…特定イベントエリア報知オブジェクトデータ
550…アイテム定義データ
552…アイテム属性
553…アイテム表示体データ
570…発動イベント定義データ
572…発動要件
572a…位置関係条件
572b…組み合わせ条件
572c…属性関係条件
572d…行動影響条件
573…発動イベント内容データ
573a…特典種類
573c…第1付与比率
573d…第2付与比率
582…ライブ配信データ
600…ユーザ管理データ
602…所有アイテム管理データ
603…ユーザ属性
604…累積特典ポイント
606…ユーザレベル
610…投稿者キャラクタ設定データ
612…投稿者キャラクタパラメータ値
700…配信管理データ
702…投稿ユーザアカウント
703…視聴ユーザアカウントリスト
710…投稿者動画データ
730…画像空間管理データ
733…投稿者キャラクタ制御データ
734…仮想カメラ制御データ
735…イベントエリアオブジェクト制御データ
736…特定イベントエリアID
737…視聴者キャラクタ制御データ
738…アイテム制御データ
742…評価集計データ
744…配信用動画データ
1000…動画配信システム
1100…サーバシステム
1500…ユーザ端末
1500a…ユーザ端末(投稿者端末)
1500b…ユーザ端末(視聴者端末)

Claims (18)

  1. 投稿者端末および視聴者端末と通信接続されて動画配信を行うサーバシステムであって、
    前記投稿者端末で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者動画データを、前記投稿者端末から取得する投稿者動画データ取得手段と、
    配信中の動画を視聴している視聴者による前記視聴者端末からの投げ銭の投入操作を受け付けて、当該投入操作に基づいて前記画像空間中に当該投げ銭の表示体を所与の方向に所与の速度で移動するように出現させる表示体出現制御手段と、
    前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記出現した前記表示体の移動に影響を与える行動影響制御を行う行動影響制御手段と、
    前記投稿者動画データに基づく画像と、前記表示体とを合成した前記画像空間の配信用動画を生成する配信用動画生成手段と、
    を備えたサーバシステム。
  2. 投稿者端末および視聴者端末と通信接続されて動画配信を行うサーバシステムであって、
    前記投稿者端末で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者動画データを、前記投稿者端末から取得する投稿者動画データ取得手段と、
    配信中の動画を視聴している視聴者による前記視聴者端末からの投げ銭の投入操作を受け付けて、当該投入操作に基づいて前記画像空間中に当該投げ銭の表示体を出現させる表示体出現制御手段と、
    前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記表示体の表示位置を変化させる行動影響制御を行う行動影響制御手段と、
    前記投稿者動画データに基づく画像と、前記表示体とを合成した前記画像空間の配信用動画を生成する配信用動画生成手段と、
    を備え
    前記表示体出現制御手段は、前記投入操作に基づいて前記表示体の投入方向を決定し、当該投入方向に沿って前記表示体を前記画像空間に出現および移動させる投入制御を行う、
    サーバシステム。
  3. 前記画像空間にイベントエリアを設定するイベントエリア設定手段と、
    前記イベントエリアに対して前記表示体が所与の位置関係条件を満たしたか否かに基づいて、所与の発動イベントの発動を制御する発動イベント制御手段と、
    を備えた請求項に記載のサーバシステム。
  4. 前記発動イベント制御手段は、前記投稿者端末の投稿者、および/または、前記投入操作を行った視聴者に所与の特典を付与する処理を、前記発動イベントとして前記発動の制御を行う、
    請求項に記載のサーバシステム。
  5. 前記発動イベント制御手段は、前記投稿者キャラクタに定められた属性と、前記表示体、または、前記投入操作を行った視聴者に設定された属性と、の相性に基づいて前記特典を変更して付与する、
    請求項に記載のサーバシステム。
  6. 前記発動イベント制御手段は、前記位置関係条件を満たした表示体が、前記行動影響制御によって表示位置が変化した表示体か否かに基づいて異なる特典を付与する、
    請求項またはに記載のサーバシステム。
  7. 前記発動イベント制御手段は、前記投稿者端末の投稿者に付与する特典と、前記投入操作を行った視聴者に付与する特典との比率を、前記行動影響制御の有無に基づいて可変に制御する、
    請求項の何れか一項に記載のサーバシステム。
  8. 前記イベントエリア設定手段は、前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記イベントエリアの設定位置を変化させる制御を行う、
    請求項の何れか一項に記載のサーバシステム。
  9. 投稿者端末および視聴者端末と通信接続されて動画配信を行うサーバシステムであって、
    前記投稿者端末で操作される投稿者キャラクタが行動可能な仮想空間または拡張現実空間である画像空間の投稿者動画データを、前記投稿者端末から取得する投稿者動画データ取得手段と、
    前記画像空間にイベントエリアを設定するイベントエリア設定手段と、
    前記視聴者端末からアクション操作入力を受け付けて、当該アクション操作入力に基づいて投入方向を決定し、当該投入方向に沿って前記画像空間中に表示体を出現および移動させる投入制御を行う表示体出現制御手段と、
    前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記表示体の表示位置を変化させる行動影響制御を行う行動影響制御手段と、
    前記イベントエリアに対して前記表示体が所与の位置関係条件を満たしたか否かに基づいて、所与の発動イベントの発動を制御する発動イベント制御手段と、
    前記投稿者動画データに基づく画像と、前記表示体とを合成した前記画像空間の配信用動画を生成する配信用動画生成手段と、
    を備え、
    前記イベントエリア設定手段は、前記画像空間に既に設定された前記イベントエリアの設定位置を変化させる制御を行う、
    サーバシステム。
  10. 前記イベントエリア設定手段は、前記投稿者キャラクタの前記画像空間中の行動に基づいて、前記イベントエリアの設定位置を変化させる制御を行う、
    請求項に記載のサーバシステム。
  11. 前記イベントエリア設定手段は、前記イベントエリアを複数設定し、
    前記発動イベント制御手段は、前記位置関係条件を満たした前記イベントエリアに応じて、異なる発動イベントを発動し、
    前記投稿者動画データ取得手段は、前記複数のイベントエリアのうちの特定のイベントエリアを指示するデータを前記投稿者端末から取得し、
    前記配信用動画生成手段は、前記配信用動画に前記特定のイベントエリアを報知する画像または音声を含めて生成する、
    請求項10の何れか一項に記載のサーバシステム。
  12. 前記表示体出現制御手段は、前記投稿者キャラクタに定められたパラメータに基づいて前記表示体の飛距離を変化させる、
    請求項11の何れか一項に記載のサーバシステム。
  13. 前記イベントエリアには、所与のエリア属性が設定されており、
    前記発動イベント制御手段は、前記位置関係条件を満たした前記イベントエリアのエリア属性と、前記表示体に係る属性とに基づいて、発動させる発動イベントを可変に制御する、
    請求項11の何れか一項に記載のサーバシステム。
  14. 前記行動影響制御手段は、前記投稿者キャラクタの行動が前記表示体を運搬する運搬行動条件を満たした場合、前記投稿者キャラクタが前記表示体を所与の運搬先に運搬するように前記表示体の表示位置を変化させる、
    請求項1~13の何れか一項に記載のサーバシステム。
  15. 前記行動影響制御手段は、前記投稿者キャラクタに定められたパラメータに基づいて前記行動影響制御の内容を変更する、
    請求項1~14の何れか一項に記載のサーバシステム。
  16. 前記配信用動画に対する視聴者評価を集計する評価集計手段と、
    前記視聴者評価に基づいて前記投稿者キャラクタのパラメータ値を変更するパラメータ値変更制御手段と、
    を備えた請求項1~15の何れか一項に記載のサーバシステム。
  17. 前記投稿者動画データは、前記投稿者端末で操作される複数の投稿者キャラクタのデータを含み、
    前記配信用動画生成手段は、前記投稿者動画データに基づいて、前記複数の投稿者キャラクタの画像を含めた前記配信用動画を生成する、
    請求項1~16の何れか一項に記載のサーバシステム。
  18. 投稿者端末と、
    視聴者端末と、
    前記投稿者端末および前記視聴者端末と通信接続された請求項1~17の何れか一項に記載のサーバシステムと、
    を具備した動画配信システム。
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