JP7396776B2 - ロータ、及びモータ - Google Patents
ロータ、及びモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7396776B2 JP7396776B2 JP2020172525A JP2020172525A JP7396776B2 JP 7396776 B2 JP7396776 B2 JP 7396776B2 JP 2020172525 A JP2020172525 A JP 2020172525A JP 2020172525 A JP2020172525 A JP 2020172525A JP 7396776 B2 JP7396776 B2 JP 7396776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- reinforcing member
- rotor core
- load receiving
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 94
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 30
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 9
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052779 Neodymium Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical group [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000576 Laminated steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Description
<モータ装置>
図1は車両に用いられるモータ装置1の斜視図である。図2は、モータ装置1の図1のII-II線に沿う断面図である。
モータ装置1は、例えば、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる。
図1、図2に示すように、モータ装置1は、モータ2と、モータ2の回転を減速して出力する減速部3と、モータ2の駆動制御を行うコントローラ4と、を備える。
なお、以下の説明において、単に「軸方向」と言う場合は、モータ2の回転軸31の回転軸線方向に沿う方向を意味するものとする。単に「周方向」と言う場合は、回転軸31の回転方向(周方向)を意味するものとする。単に「径方向」と言う場合は、回転軸31の径方向を意味するものとする。また、「軸方向」において、回転軸31の一端部側(図2,図3において矢印がD1を指す側)を「第1方向」と言い、回転軸31の他端部側(図2,図3において矢印がD2を指す側)を「第2方向」と言う。
モータ2は、モータケース5と、モータケース5内に収納された略円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に配置され、ステータ8に対して回転可能に設けられたロータ9と、を備える。本実施形態のモータ2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギヤケース40と接続されるように、当該ギヤケース40と一体成形されている。底部10の径方向略中央には、モータ2の回転軸31を挿通可能な貫通孔が形成されている。なお、本実施形態では、モータケース5とギヤケース40がモータ装置1のケーシングを構成している。
ステータ8は、積層した鋼板(電磁鋼板)からなるステータコア20と、ステータコア20に巻回される複数のコイル24と、を備える。ステータコア20は、円環状のコア本体部21と、コア本体部21の内周部から径方向内側に向かって突出する複数(例えば、6つ)のティース22と、を有する。コア本体部21の内周面と各ティース22は、樹脂製のインシュレータ23によって覆われている。コイル24は、インシュレータ23の上から対応する所定のティース22に巻回されている。各コイル24は、コントローラ4からの給電により、ロータ9を回転させるための磁界を生成する。
ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に配置され、ステータ8の磁界を受けて回転する。ロータ9は、回転軸31と、内周部に回転軸31が圧入固定される略筒状のロータコア32と、ロータコア32の外周部に組付けられた4つの永久磁石33(図3,図5,図6等参照)と、を備える。本実施形態では、回転軸31は、減速部3を構成するウォーム軸44と一体に形成されている。しかし、ウォーム軸44は、これに限るものではなく、回転軸31と別体に形成され、回転軸31の端部に連結されるものであっても良い。
減速部3は、モータケース5と一体化されたギヤケース40と、ギヤケース40内に収納された減速機構41と、を備える。ギヤケース40は、アルミニウム合金等の放熱性に優れた金属材料によって形成されている。ギヤケース40は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されている。ギヤケース40は、減速機構41を内部に収容するギヤ収容部42を有する。また、ギヤケース40の側壁40bには、第1モータケース6が一体形成されている箇所に、第1モータケース6の貫通孔とギヤ収容部42を連通する開口部43が形成されている。
コントローラ4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62を有する。コントローラ基板62は、磁気検出素子61がウォームホイール45のセンサマグネット(不図示)に対向するように、ギヤケース40の開口部40a内に配置されている。ギヤケース40の開口部40aは、カバー63によって閉塞されている。
Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子からなるパワーモジュール(不図示)や、電圧の平滑化を行うコンデンサ(不図示)等が実装されている。
図3は、ロータ9の縦断面図である。図4は、ロータ9の斜視図である。図5は、ロータ9の分解斜視図である。
図3から図5に示すように、ロータ9は、ウォーム軸44と一体に形成された回転軸31と、回転軸31におけるウォーム軸44とは反対側の一端部に固定され回転軸31と一体回転するロータコア32と、ロータコア32の外周部に配置された複数(第1実施形態では4つ)の永久磁石33と、ロータコア32の軸方向両端側にそれぞれ配置される一対の荷重受けブロック70と、ロータコア32及び永久磁石33と一対の荷重受けブロック70を軸方向及び径方向の外側から覆う金属製のマグネットカバー71と、を備える。
図3、図5、図6に示すように、ロータコア32は、略同形状の複数の鋼板(電磁鋼板)が軸方向に積層されて構成されている。ロータコア32は、略円筒状のコア本体部32Aと、コア本体部32Aの外周から放射方向に突出する4つの突極32Bと、を有する。
すなわち、ロータ9は、ロータコア32から軸方向に永久磁石33の一対の端部33a,33bが突出された、いわゆるオーバハング構造である。永久磁石33の端部33a,33bをロータコア32から突出させることにより、ロータ9の磁気特性を上げてモータ2(図2参照)を小型化できる。
突出側面33cは、周方向へ延び、かつ径方向内側に面するように形成された内周面33eと、周方向に隣接して設けられた永久磁石33に対向する位置で、かつ周方向に形成された一対の対向側面33fと、を有する。
なお、ロータコア32の内周の4つの円弧面72は、回転軸31が嵌合される(挿入状態で固定される)軸芯孔69を構成している。
以下では、一方のフランジ部71cを予め曲げ形成されたフランジ部、他方のフランジ部71bをロータコア32等の装填後にかしめによって形成されたかしめフランジとして説明する。
以下、第1方向側に配置された荷重受けブロック70について詳述し、第2方向側に配置された荷重受けブロック70の詳しい説明を省略する。
図6から図8に示すように、荷重受けブロック70は、例えば、硬質樹脂で形成されたブロック本体81と、ブロック本体81に埋設された補強部材82と、を備える。
ブロック本体81は、ロータコア32のコア本体部32Aの軸方向の端面に重ねて配置される環状部81Aと、環状部81Aの外周面から放射方向に突出して、ロータコア32の各突極32Bの軸方向の端面に重ねて配置される4つの脚部81Bと、環状部81A及び脚部81Bの軸方向外側に一体に連結されて、環状部81Aから径方向外側に張り出す孔開き円板状の端部壁81Cと、を有する。
補強部材82の軸方向長さL3は、例えば、ブロック本体81の軸方向長さL4とほぼ同様に形成されている。補強部材82は、環状部81Aに埋設された4つの環状補強部82aと、4つの脚部81Bにそれぞれ埋設された4つの脚補強部82bと、を有する。補強部材82は、4つの環状補強部82a及び4つの脚補強部82bが一体に形成されている。
脚補強部82bは、隣接する環状補強部82aの端部から脚部81Bに沿って径方向外側へ突出された一対の突出部82cと、一対の突出部82cの径方向外側の端部を連結する湾曲部82dと、を有する。脚補強部82bは、一対の突出部82cと、湾曲部82dと、によりほぼU字状に形成されている。脚補強部82bは、脚部81Bの内部に埋設され、湾曲部82dが脚部81Bの径方向外端部に隣接して配置されている。
ここで、図3中の第1方向側のフランジ部71bがかしめフランジとなり、フランジ部71bのかしめ作業時に、かしめ荷重がフランジ部71b,71cを通して各荷重受けブロック70の脚部81Bによって受け止められる。
外周部に永久磁石33が配置されたロータコア32に対し、荷重受けブロック70が組付けられると、荷重受けブロック70の隣接する脚部81B間に各永久磁石33の端部33a,33bが挿入配置される。このとき、永久磁石33の対向側面(当接面)33fは圧入突起76に当接する。これにより、永久磁石33の周方向の変位が規制される。
荷重受けブロック70に補強部材82を備えた理由についての詳細は、後述する。
ロータ9の組付けに際しては、最初に、ロータコア32の外周部に永久磁石33を配置し、その状態でロータコア32の軸方向の各端面に荷重受けブロック70を仮組みし、その状態でそのアッセンブリをマグネットカバー71内に挿入する。このとき、マグネットカバー71の一方のフランジ部71cは予め屈曲させて形成されている。
次に、この状態からマグネットカバー71の第1方向側の端縁にかしめを行い、塑性変形によってフランジ部71b(かしめフランジ)を形成するとともに、フランジ部71bを荷重受けブロック70の各脚部81Bの端面に圧接させる。この結果、ロータコア32と永久磁石33は、荷重受けブロック70とともにマグネットカバー71の内部に固定される。
一方、ロータコア32から軸方向に永久磁石33の端部33a,33bが突出されている場合、マグネットカバー71の第1方向側の端縁のかしめに伴うかしめ荷重で永久磁石33に損傷や劣化が生じるおそれがある。
このように、マグネットカバー71の第1方向側の端縁のかしめ時に、マグネットカバー71からかかるかしめ荷重を荷重受けブロック70で緩和することができ、永久磁石33の損傷や劣化を防ぐことができる。
加えて、補強部材82は一体に形成されている。よって、荷重受けブロック70の強度を好適に高めることができる。
上述のように構成されたロータ9は、図2に示すように、ロータコア32の軸芯孔69に回転軸31のウォーム軸44側と逆側の端部(一端部)が嵌合され、それによって回転軸31と一体に固定される。回転軸31は、ウォーム軸44側の端部(他端部)がロータコア32から第2方向に突出した状態で、ロータコア32に固定される。また、回転軸31は、ロータコア32を貫通して第1方向に突出されている。回転軸31は、ロータコア32と一体に回転する。回転軸31は、他端部に装着された軸受46,47によりギヤケース40に固定される。
図3、図6、図7に示すように、第1実施形態のロータ9は、ロータコア32から軸方向に永久磁石33の端部33a,33bが突出されている。このため、ロータコア32に対し突出した永久磁石33の端部33a,33bから磁束が軸方向に漏れて永久磁石33の有効磁束を使いきれないおそれがあり、モータ特性を十分に発揮することが難しかった。
そこで、第1実施形態のロータ9において、永久磁石33の端部33a,33bのうち、ロータコア32に接触する突出側面33c,33dに沿わせて補強部材(すなわち、磁性部材)82を設けた。よって、突出側面33c,33dの磁束を、補強部材82を経てロータコア32に導くことができ、突出側面33c,33dから軸方向に漏れる磁束を抑制できる。以下、突出側面33cから軸方向に漏れる磁束を抑制する例について詳述する。
図9は、縦軸を永久磁石33の有効磁束(μWb)とし、横軸を永久磁石33のロータコア32からの突出量(mm)としたときの永久磁石33の有効磁束の変化を示すグラフである。図9中、グラフG1は、第1実施形態のロータ9を示すグラフである。グラフG2は、比較例のロータを示すグラフである。
このため、永久磁石33の端部33aの磁束を、脚補強部82bを経てロータコア32に導くことができる。これにより、突出側面33cの一対の対向側面33fから漏れる磁束を良好に抑制できる。
加えて、脚補強部82bは、隣接する一対の突出部82cが湾曲部82dにより連結されている(図8参照)。このため、永久磁石33の端部33aの磁束を、湾曲部82dを経てロータコア32に導くことができる。これにより、突出側面33cの対向側面33fから漏れる磁束を一層良好に抑制できる。
図10は、変形例のロータ90を永久磁石33の端部33aの位置で破断した断面図である。図11は、補強部材92の斜視図である。
変形例のロータ90は、第1実施形態の補強部材82を補強部材92に代えたもので、その他の構成は第1実施形態のロータ9と同様である。
補強部材92は、第1実施形態の補強部材82から湾曲部82dを除去したもので、その他の構成は補強部材82と同様である。すなわち、補強部材92は、環状補強部82aの両端に一対の突出部82cが形成された4つの補強部93に分割されている。
ロータ90によれば、補強部材92を備えることにより第1実施形態のロータ9と同様の作用、効果を奏することができる。
まず、図12から図17に基づいて、第2実施形態のロータ100を説明する。
図12は、ロータ100の縦断面図であり、図13は、図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。図14は、荷重受けブロック102の斜視図である。図15は、補強部材103の斜視図である。図16は、図12のXVI-XVIに沿う断面での拡大断面図である。
荷重受けブロック102は、ブロック本体81と、補強部材103と、を備える。補強部材103は、例えば、金属材料で形成され、樹脂材に比べて強度の高い非磁性部材である。補強部材103は、ブロック本体81のうち端部壁81Cに、例えばインサート成形により一体に埋設されている。樹脂製のブロック本体81に金属製の補強部材103を埋設することにより、端部壁81C(すなわち、荷重受けブロック102)の強度が高められている。
以下、第1方向側に配置された荷重受けブロック102について詳述し、第2方向側に配置された荷重受けブロック102の詳しい説明を省略する。
ここで、ロータコア32から軸方向に永久磁石33の端部33a,33bが突出されている場合、マグネットカバー71の第1方向側の端縁(すなわち、フランジ部71b)のかしめに伴うかしめ荷重で永久磁石33に損傷や劣化が生じるおそれがある。
そこで、ブロック本体81に強度の高い補強部材103を埋設することにより、荷重受けブロック102の強度を高く保つようにした。
このように、マグネットカバー71の第1方向側の端縁のかしめ時に、マグネットカバー71からかかるかしめ荷重を荷重受けブロック102で緩和することができ、永久磁石33の損傷や劣化を防ぐことができる。
図17は、第2実施形態の荷重受けブロック102の軸方向への変位量を比較例と比べたグラフである。図17において、縦軸は荷重受けブロックの変位量(mm)を示す。グラフG3は、第2実施形態の荷重受けブロック102の軸方向の変位量を示すグラフである。グラフG4は、比較例の荷重受けブロックの軸方向の変位量を示すグラフである。
そこで、荷重受けブロック102の端部壁81Cに非磁性部材の補強部材103を埋設して、突出端面33gに沿わせて補強部材103を設けた。このため、図16に示すように、永久磁石33の端部33aから発生した磁束の流れを非磁性部材の補強部材103で遮ることにより、磁束がロータ100で閉ループを形成することを防止できる。これにより、永久磁石33の端部33aから漏れる磁束を抑制でき、モータ特性の劣化を防止できる。
次に、第3実施形態の荷重受けブロックについて説明する。
第3実施形態の荷重受けブロックは、ブロック本体81と、第3実施形態の補強部材と、を備える。
第3実施形態の補強部材は、永久磁石33の突出側面33cに沿って設けられる第1実施形態の補強部材82と、永久磁石33の突出端面33gに沿って設けられる第2実施形態の補強部材103と、を備える。以下、第1実施形態の補強部材82を「第2補強部材(請求項における第2補強部材)82」、第2実施形態の補強部材103を「第1補強部材(請求項における第1補強部材)103」として説明する。
すなわち、第3実施形態の荷重受けブロックは、ブロック本体81に第2補強部材82及び第1補強部材103が、例えばインサート成形により一体に埋設されている。
第3実施形態の構成によれば、永久磁石33の端部33aのうち、ロータコア32に接触する突出側面33cに沿って磁性部材の第2補強部材82を設けた。このため、突出側面33cの磁束を、第2補強部材82を経てロータコア32に導くことができる。これにより、突出側面33cから軸方向に漏れる磁束を抑制でき、有効磁束を向上させてモータ2を小型化することができる。
例えば、上述の実施形態では、モータ装置1は、車両のワイパー装置の駆動源として用いられる場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、さまざまな電動機器に、上述のモータ装置1を適用することができる。
Claims (6)
- ステータの磁界を受けて回転するロータであって、
モータの回転軸と一体に回転するロータコアと、
前記ロータコアの外周部に配置され、前記ロータコアから軸方向へ端部が突出された複数の永久磁石と、
前記ロータコアと複数の前記永久磁石の外側を覆い、軸方向の少なくとも一方の端部に径方向内側に曲げられたかしめフランジを有する筒状のマグネットカバーと、
前記ロータコアの回転軸線に沿う方向の端面と前記かしめフランジの間に配置され、前記かしめフランジと前記ロータコアとに当接して前記かしめフランジのかしめ荷重を受け止める荷重受けブロックと、
を備え、
前記荷重受けブロックは、前記荷重受けブロックに埋設される補強部材を備える
ことを特徴とするロータ。 - 前記補強部材は、
前記永久磁石の軸方向の端部のうち、周方向へ延び、かつ径方向内側に面する内周面に沿って設けられた磁性部材である
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。 - 前記補強部材は、
前記永久磁石の軸方向の端部のうち、周方向に隣接して設けられた前記永久磁石同士で対向する周方向の対向側面に沿って設けられた磁性部材である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロータ。 - 前記補強部材は、
前記永久磁石の軸方向の端部のうち、前記かしめフランジと軸方向で対向する突出端面に沿って設けられた非磁性部材である
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。 - 前記補強部材は、
非磁性部材で形成され、前記永久磁石の軸方向の端部のうち、前記かしめフランジと軸方向で対向する突出端面に沿って設けられた第1補強部材と、
磁性部材で形成され、前記永久磁石の軸方向の端部のうち、前記突出端面を除いた突出側面に沿って設けられた第2補強部材と、
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。 - 前記請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のロータと、
前記ロータの外周に沿って配置され、磁界を発生するステータと、
を備える
ことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172525A JP7396776B2 (ja) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | ロータ、及びモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172525A JP7396776B2 (ja) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | ロータ、及びモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022064036A JP2022064036A (ja) | 2022-04-25 |
JP7396776B2 true JP7396776B2 (ja) | 2023-12-12 |
Family
ID=81378568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020172525A Active JP7396776B2 (ja) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | ロータ、及びモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7396776B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139034A (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Mitsuba Corp | モータ用ブラケット、および電動モータ |
JP2019149912A (ja) | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 日本電産株式会社 | モータ |
WO2020105479A1 (ja) | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 株式会社ミツバ | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2673708B2 (ja) * | 1988-08-05 | 1997-11-05 | アイチーエマソン電機株式会社 | 永久磁石型回転子 |
-
2020
- 2020-10-13 JP JP2020172525A patent/JP7396776B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139034A (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Mitsuba Corp | モータ用ブラケット、および電動モータ |
JP2019149912A (ja) | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 日本電産株式会社 | モータ |
WO2020105479A1 (ja) | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 株式会社ミツバ | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022064036A (ja) | 2022-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007129847A (ja) | 電動機およびそれを用いた燃料ポンプ | |
JP7194750B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
JP5138489B2 (ja) | レゾルバロータの固定構造及びブラシレスモータ | |
JP7080805B2 (ja) | ロータ、及び、モータ | |
JP7396776B2 (ja) | ロータ、及びモータ | |
JP6870989B2 (ja) | ロータおよび電動モータ | |
US11916439B2 (en) | Rotor, motor, and wiper motor having a structure for fixing a magnet to a rotor core | |
CN110771014B (zh) | 电动机以及电动机的组装方法 | |
CN110957820A (zh) | 旋转电机 | |
JP7383560B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
JP7436273B2 (ja) | モータ装置 | |
JP7383561B2 (ja) | ロータ、モータ、及び、ロータの製造方法 | |
JP7330011B2 (ja) | ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ | |
JP7437565B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP7464505B2 (ja) | ロータ、モータ、及びロータの組立方法 | |
JP2023060598A (ja) | ロータ、及び、モータ | |
JP2023173549A (ja) | 電動モータ | |
JP2023046761A (ja) | ロータ、電動モータ、及びロータの組み立て方法 | |
JP2023049370A (ja) | 電動モータ | |
JP2007124828A (ja) | 回転電機 | |
JP7194631B2 (ja) | ステータ、モータ、及びワイパモータ | |
JP2022146185A (ja) | ロータ及びモータ | |
JP4811707B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2023060533A (ja) | ロータ、及び、モータ | |
JP2023161321A (ja) | 電動モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7396776 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |