JP7396218B2 - エンジンのオイルパン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、デファレンシャルギアを収容するデフケースと、当該デフケースから車両前後方向の一方側に延びる本体部を有するプロペラシャフトとが搭載された車両に設けられるエンジンのオイルパンの構造に関するものである。
従来、車両に設けられるエンジンには、エンジン本体に供給されるオイルを貯留するオイルパンがエンジン本体の下部に設けられている。エンジン本体の振動がオイルパンに伝わると、オイルパンが振動して騒音が生じるおそれがある。これに対して、特許文献1のように、オイルパンにこれを外方から覆うカバーを設けて遮音することが検討されている。このようにオイルパンにカバーを設ければ、オイルパンの遮音性を高めることができるとともにオイルパンを保温することができる。
特開2009-236091号公報
車両には、デファレンシャルギアを収容するデフケースがオイルパンに固定されて、プロペラシャフトがオイルパンに沿ってデフケースから延びるように配設されるものがある。このような車両においてもオイルパンにカバーを取り付けることが望ましい。しかし、前記のような車両において、単に、デフケースやプロペラシャフトの外方からオイルパンを覆うようにカバーをオイルパンに取り付けただけでは、カバーとオイルパンとの密着性が不十分であることで、遮音性・保温性が低くなる。
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、オイルパンの遮音性・保温性を高くできるエンジンのオイルパン構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、デファレンシャルギアを収容するデフケースと、当該デフケースから車両前後方向の一方側に延びる本体部を有するプロペラシャフトとが搭載された車両に設けられるオイルパンの構造であって、エンジン本体と、当該エンジン本体の下部に取り付けられて当該エンジン本体に供給されるオイルを貯留する貯留室が形成されたオイルパンとを備えるエンジンと、前記オイルパンを覆うカバーとを備え、前記オイルパンは、当該オイルパンの車両前後方向の一方側の部分を構成するデフケース被固定部と、当該オイルパンの車両前後方向の他方側の部分を構成するシャフト対向部とを備え、前記デフケース被固定部は、前記貯留室の底面の一部を構成する第1底壁と、前記デフケースが固定される第1側壁とを備え、前記シャフト対向部は、前記貯留室の底面の一部を構成する第2底壁と、前記プロペラシャフトの本体部と水平方向に対向する第2側壁とを備え、前記カバーは、前記デフケース被固定部を覆う第1カバーと、前記シャフト対向部を覆う第2カバーとを備え、前記第1カバーは、前記第1底壁を覆う第1底壁カバーと、前記第1側壁と前記デフケースとの間に挟み込まれる第1側壁カバーとを備え、前記第2カバーは、前記第2底壁を覆う第2底壁カバーと、前記第2側壁の下部を覆う第2側壁カバーとを備え、前記第1側壁カバーの剛性は、前記第1底壁カバーの剛性よりも低くされており、前記第2側壁と前記第2側壁カバーの一方の部材には、他方の部材に向けて突出して他方の部材と当接する突出部が前記第2側壁カバーの上端に沿って設けられている、ことを特徴とする(請求項1)。
本発明では、オイルパンの第1側壁とデフケースとの間に第1カバーの第1側壁カバーが挟み込まれるようになっているとともに、この第1側壁カバーの剛性が低くされている。そのため、第1側壁カバーをオイルパンの第1側壁に沿うように変形させつつこれを第1側壁に取り付けることができる。従って、第1側壁カバーと第1側壁との密着性を高めて、オイルパンの遮音性・保温性を高めることができる。また、第1底壁カバーの剛性が高くされていることで、第1底壁カバーをデフケース被固定部の下面に安定して取り付けることができる。
また、プロペラシャフトの本体部と水平方向に対向するオイルパンの第2側壁では、その下部が第2側壁カバーによって覆われるようになっている。そのため、プロペラシャフトとオイルパンとの間に配設されるカバーの面積を小さくして、これらの干渉を抑制できる。ただし、このように第2側壁の下部のみを第2側壁カバーで覆う場合、第2側壁カバーを第2側壁の上端部に下方から当接させて第2側壁カバーと第2側壁との間の空間を密閉するという構成が採用できず、遮音性・保温性が低下するおそれがある。これに対して、本発明では、第2側壁カバーの上端と、オイルパンのうちのこれに対応する部分の一方に、他方側に向かって突出して他方の部材と当接する突出部が設けられている。そのため、プロペラシャフトと第2側壁カバーとの干渉を抑制しつつ、第2側壁と第2側壁カバーとを突出部において密着させてオイルパンの遮音性・保温性を確保できる。
前記構成において、前記突出部は、前記第2側壁に設けられている、のが好ましい(請求項2)。
前記突出部を第2側壁カバーに設ける場合、突出部を第2側壁カバーの内側の側面から第2カバーの内側に向かって形成せねばならず、第2カバーの成形が困難になる。これに対して、前記のように突出部を第2側壁に設ければ、突出部を容易に形成することができる。
前記構成において、好ましくは、前記第1底壁カバーは、樹脂の層とウレタンの層とで形成されており、前記第1側壁カバーは、ウレタンの層のみで形成されている(請求項3)。
この構成によれば、第1カバーに、剛性の高い第1底壁カバーと、剛性の低い第1底壁カバーとを容易に設けることができる。
前記構成において、好ましくは、前記第1側壁カバーのうちの前記第1底壁カバーとの接続部分には、当該接続部分の残余の部分よりも肉厚の小さい薄肉部が設けられている(請求項4)。
この構成によれば、第1側壁カバーを第1底壁カバーに対して回動させることで、第1底壁カバーを第1底壁に密着させつつ第1側壁カバーを第1側壁に密着させることができる。これより、第1側壁カバーを第1側壁およびデフケースの外形に沿った形状としてこれらの密着性を高めつつ、第1側壁カバーと第1底壁カバーとを一体に成形することができる。
以上のように、本発明によれば、オイルパンの遮音性・保温性を高くできるエンジンのオイルパン構造を提供できる。
本発明の一実施形態に係るエンジンのオイルパン構造が適用された車両の概略構成図である。 エンジン周辺を示した概略側面図である。 図2の一部を拡大して示した概略側面図である。 図3に示す状態からデフケースおよびフロントプロペラシャフトを取り外した状態を示した概略側面図である。 図4の反対側を示した概略側面図である。 オイルパンとカバーとを分解して示した概略斜視図である。 オイルパンとカバーとを示した概略斜視図である。 図3のVIII-VIII線における概略断面図である。 図3のIX-IX線における概略断面図である。 図3のX-X線における概略断面図である。 図3のXI-XI線における概略断面図である。 第1カバーの概略上面図である。
以下、本発明の実施形態に係るエンジンのオイルパン構造について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジンのオイルパン構造が適用された車両の構造を模式的に示した図である。本実施形態の車両1は、四輪のエンジン自動車であり、複数(4つ)の車輪2と、車両1の駆動源として機能するエンジン3と、エンジン3の出力を変速するためのトランスミッション4とを備える。エンジン3は、気筒3aが形成されたエンジン本体10を有する。エンジン3は、その出力軸であるクランク軸(不図示)が車両前後方向に延びる姿勢、つまり、縦置きの状態で車両1に搭載されている。トランスミッション4は、エンジン3の後方に配設されている。図1の例では、エンジン本体10は、複数(6つ)の気筒3aを有する多気筒エンジンであり、これら気筒3aは車両前後方向に並んでいる。以下では、車両前後方向(車両1の前後方向)を単に前後方向という。また、車幅方向であって車両前側を見た状態での左右方向を、単に左右方向という。
車両1は、4輪駆動車であり、車両1には、3つのデファレンシャルギア5F、5R、5Cと、前後方向にそれぞれ延びるフロントプロペラシャフト7Fおよびリアプロペラシャフト7Rとが搭載されている。具体的には、車両1には、一対の前輪2からそれぞれ延びるフロントドライブシャフト6Fどうしの間に配設されたフロントデフ(フロントデファレンシャルギア)5Fと、一対の後輪2からそれぞれ延びるリアドライブシャフト6Rどうしの間に配設されたリアデフ(リアデファレンシャルギア)5Rとが搭載されている。車両1には、トランスミッション4の出力軸とフロントデフ5Fとを連結するフロントプロペラシャフト7Fと、トランスミッション4の出力軸とリアデフ5Rとを連結するリアプロペラシャフト7Rとが搭載されている。車両1には、トランスミッション4の出力軸とフロントプロペラシャフト7Fとリアプロペラシャフト7Rとを連結するセンターデフ(センターデファレンシャルギア)5Cが搭載されている。
センターデフ5Cは、トランスミッション4の後方に配設されており、リアプロペラシャフト7Rはセンターデフ5Cから後方に延び、フロントプロペラシャフト7Fはセンターデフ5Cから前方に延びている。図1に示すように、フロントデフ5Fは、エンジン3の側方に設けられており、フロントプロペラシャフト7Fは、エンジン3の側方を通ってフロントデフ5Fおよび後述するデフケース150から後方に延びている。なお、本実施形態では、フロントプロペラシャフト7Fが請求項の「プロペラシャフト」に相当し、フロントデフ5Fが請求項の「デファレンシャルギア」に相当する。
(オイルパン・カバーの構成)
図2は、エンジン3の周辺を示した概略側面図である。図3は、図2の一部拡大図である。図4は、図3の状態から後述するデフケース150が取り除かれた状態を左方から見た概略側面図である。図5は、図4の反対側を示した概略側面図、つまり、図3の状態から後述するデフケース150が取り除かれた状態を右方から見た概略側面図である。図6は、後述するオイルパン20とカバー50とを示した概略斜視図である。図7は、オイルパン20とカバー50とを分解して示した概略斜視図である。図8~図11は、それぞれ、図3のVIII-VIII線、IX-IX線、X-X線、XI-XI線における概略断面図である。
図2に示すように、エンジン3は、エンジン本体10に加えて、エンジン本体10の下部に取り付けられたオイルパン20と、オイルパン20を覆うカバー50を有する。
(オイルパン)
図6に示すように、オイルパン20は、上方に開口する箱状を有し、その内側には、エンジン本体10の各部に供給される潤滑用のオイル(以下、エンジンオイルという)を貯留する貯留室20Aが区画されている。本実施形態では、貯留室20Aの深さが前後方向で異なっており、オイルパン20は、貯留室20Aの深さが浅い浅部20Fと、浅部20Fよりも後側の部分を構成して貯留室20Aの深さが浅部20Fよりも深い深部20Rとを有する。深部20R内には、貯留室20A内のオイルの液面レベルを検出するためのオイルレベルセンサ20Sが設けられている。
図2に示すように、フロントデフ5Fは、オイルパン20の側方に配設されている。本実施形態では、フロントデフ5Fはオイルパン20の左方に配設されている。オイルパン20には、これを左右に貫通するシャフト貫通孔28が形成されている。右側のフロントドライブシャフト6Fは、シャフト貫通孔28を通ってフロントデフ5Fから右方に延びている。
フロントデフ5Fは、複数の歯車で構成されたデフ本体と、これを収容するデフケース150とを有する。
デフケース150の内側には、フロントプロペラシャフト7Fの前端部であってドライブピニオンギア(不図示)が形成された部分が収容されており、フロントプロペラシャフト7Fは、デフケース150に収容される前端部と、この前端部から後方に延びる本体部とを有する。詳細には、フロントプロペラシャフト7Fは、先端にドライブピニオンギアが形成された比較的短い第1シャフト80Aと、第1シャフト80Aにこれと一体に回転可能に連結された第2シャフト80Bと、CVJ89(等速ジョイント、Constant-velocity joint)を介して第2シャフト80Bに連結された第3シャフト80Cとを備えている。デフケース150の内側には、第1シャフト80Aの前側部分が収容されており、第1シャフト80Aの後側部分、第2シャフト80B、CVJおよび第3シャフト80Cがフロントプロペラシャフト7Fの本体部を構成している。以下では、適宜、フロントプロペラシャフト7Fの本体部であって、デフケース150から後方に延びる部分を、ペラシャフト本体82という。
フロントデフ5Fは、デフケース150がオイルパン20の左側の側面に固定されることでオイルパン20の左方に保持されている。
デフケース150は、オイルパン20の前側部分に固定されており、ペラシャフト本体82は、オイルパン20の左側の側面に沿ってデフケース150から後方に延びている。つまり、オイルパン20は、オイルパン20の前側部分を構成してデフケース150が固定されるデフケース被固定部30と、オイルパン20の後側部分を構成してペラシャフト本体82と水平方向に対向するシャフト対向部40とを有する。詳細には、ペラシャフト本体82のうちその前端からCVJ89よりもわずかに後側の位置までの部分が、シャフト対向部40と対向している。
デフケース被固定部30は、貯留室20Aの底面の一部(前側部分)を構成する第1底壁31と、第1底壁31の前側の縁から上方に延びる第1前壁32と、第1底壁31の右側の縁から上方に延びる第1右壁33と、第1底壁31の左側の縁から上方に延びる第1左壁34とを有する。第1底壁31の前側部分であって浅部20Fの底面を構成する部分の高さは、第1底壁31の後側部分であって深部20Rの底面を構成する部分よりも高く、第1底壁31の前後方向の中間部分には、上下方向に延びてこれらをつなぐ立壁部31eが形成されている。
デフケース150は、第1左壁34のうちの立壁部31eから後側の部分であって、深部20Rの前側部分の左側壁を構成する部分に固定されている。以下では、適宜、この第1左壁34のうちの立壁部31eから後側の部分をデフケース被固定壁35という。図9等に示すように、デフケース被固定壁35は、デフケース150の外形に沿ってオイルパン20の内側に向かって凹む形状を有する。デフケース被固定壁35には、シャフト貫通孔28が開口している。デフケース被固定壁35は、請求項の「第1側壁」に相当する。
シャフト対向部40は、貯留室20Aの底面の一部(後側部分)を構成する第2底壁41と、第2底壁41の後側の縁から上方に延びる第2後壁42と、第2底壁41の右側の縁から上方に延びる第2右壁43と、第2底壁41の左側の縁から上方に延びる第2左壁44とを有する。第2左壁44は、請求項の「第2側壁」に相当する。
ペラシャフト本体82は、第2左壁44と対向している。図3に示すように、ペラシャフト本体82の上下方向の寸法は、第2左壁44の上下方向の寸法よりも小さい。また、側面視で、ペラシャフト本体82の中心軸X1は、第2左壁44の上下方向の略中央付近を通っている。これより、ペラシャフト本体82は、第2左壁44の上下方向の中央付近の領域と対向している。
図10および図11に示すように、ペラシャフト本体82は、第2左壁44と隙間をあけて対向している。ペラシャフト本体82のうち第1シャフト80AとCVJ89の径は、他の部分の径よりも大きく、第1シャフト80AおよびCVJ89と第2左壁44との間の各隙間は、他の部分と第2左壁44との間の隙間よりも小さくなっている。
(カバー)
カバー50は、エンジンオイルを保温するため、および、エンジン本体10の振動がオイルパン20に伝わることでオイルパン20から発せられる騒音を抑制するための部材であり、オイルパン20を外方から覆うようにオイルパン20に取り付けられている。
カバー50は、デフケース被固定部30を覆う第1カバー60と、これとは別体で形成されてシャフト対向部40を覆う第2カバー70とを有する。第1カバー60と第2カバー70とは、前後方向にわずかに重複する状態でそれぞれオイルパン20に固定されている。
(第1カバー)
第1カバー60は、第1底壁31を下方から覆う第1底カバー61と、第1底カバー61の右縁から上方に延びる第1右カバー62と、第1底カバー61の左縁から上方に延びる(オイルパン20に取り付けられた後の状態において)第1左カバー63とを備える。前記の第1底カバー61は請求項の「第1底壁カバー」に相当し、第1左カバー63は請求項の「第1側壁カバー」に相当する。
第1底カバー61は、第1底壁31の全体を下方から覆っており、第1底壁31に沿って階段状を有している。
図8に示すように、第1底カバー61のうちオイルレベルセンサ20Sと対向する部分は第1底壁31から下方に離間しているが、図9に示すように、第1底カバー61の残余の部分は第1底壁31と面接触している。
図5に示すように、第1右カバー62は、第1右壁33のうち深部20Rに対応する部分の下部を覆っている。第1右壁33から右方にはフロントドライブシャフト6Fが挿通されるフランジ38が突出しており、第1右カバー62の一部はこのフランジ38に下方から当接している。また、第1右カバー62のうち図5の鎖線で示す位置には、オイルパン20側に突出するカバー側突出部Zが設けられており、カバー側突出部Zと第1右壁33とが当接する状態で第1右カバー62はオイルパン20に取り付けられている。
図4に示すように、第1左カバー63は、デフケース被固定壁35を覆っている。図8、図9に示すように、第1左カバー63は、デフケース被固定壁35の右側面に沿う形状を有しており、デフケース被固定壁35のほぼ全体を左方から覆っている。
第1底カバー61と第1右カバー62と第1左カバー63とは、一体成型されている。ただし、図8および図9に示すように、第1底カバー61と第1右カバー62とは、ウレタンの層Uと樹脂の層Rとを有する一方、第1左カバー63は、樹脂の層Rを有しておらずウレタンの層Uのみで形成されている。例えば、第1カバー60の型のうち第1底カバー61と第1右カバー62を形成する箇所に板状の樹脂Rが配設される一方、第1左カバー63を形成する箇所に樹脂が配設されない状態で、この型に発泡ウレタンが注入されることで、前記のように樹脂の層Rを有する第1底カバー61と樹脂の層Rを有しない第1左カバー63とが一体に成型される。なお、第1底カバー61と第1右カバー62においても樹脂の層Rを有しない部分も存在するが、この部分はわずかであり、第1底カバー61と第1右カバー62のほとんどの部分は樹脂の層Rを含んでいる。
第1底カバー61と第1右カバー62に設けられた樹脂の層Rは、ウレタンの層Uよりも高い剛性を有している。これより、樹脂の層Rを有しない第1左カバー63の剛性は、樹脂の層Rを有する第1底カバー61および第1右カバー62の剛性よりも低くなっている。
ここで、前記のように、デフケース被固定壁35はオイルパン20の内側に向かって膨出する形状を有している。また、デフケース被固定壁35の外側面には、図6に示すように、オイルパン20の内側(右側)に向かって凹む凹み部30Xであって型抜きができないアンダーカット形状を呈する部分がある。そのため、第1左カバー63をデフケース被固定壁35の外側面に沿わせつつ第1底カバー61の左縁から上方に延びるようにこれと一体成型するのは困難である。これに対して、本実施形態では、第1左カバー63が、第1底カバー61に対して回動可能となっている。これにより、本実施形態では、第1底カバー61と第1左カバー63とを一体成型しつつ第1左カバー63をデフケース被固定壁35に沿わせることが可能となっている。
具体的には、第1左カバー63は、図7の破線に示すように第1底カバー61に沿って延びる姿勢と、図7の実線に示すように第1底カバー61から上方に延びる姿勢との間で回動可能となっており、第1左カバー63は、図7の破線で示す状態つまり図6に示す状態で成形された後、回動されることでデフケース被固定壁35に沿う姿勢とされる。
前記の回動を実現するべく、本実施形態では、第1底カバー61のうち第1左カバー63との接続部分63aに肉厚の薄い薄肉部63bが形成されて、この接続部分63aにヒンジ構造が実現されている。具体的には、図12に示すように、第1左カバー63と第1底カバー61との接続部分63aは、前後方向に延びる略長方形状を呈している。接続部分63aには、その前後方向の全体にわたってオイルパン20の内側(回動後の状態で)に凹む溝が形成されており、この溝の形成された部分が薄肉部63bとなっている。第1左カバー63は、この薄肉部63bを起点として容易に折り曲げられるようになっている。
第1左カバー63は、デフケース被固定壁35に仮止めされる。その後、第1左カバー63の外方(左方)からデフケース150がデフケース被固定壁35に取り付けられることで、デフケース被固定壁35とデフケース150との間に挟み込まれる。図3に示すように、デフケース150はデフケース被固定壁35に、ボルト200によって固定される。本実施形態では、第1左カバー63は、これらボルト200を避ける形状を有しており、デフケース150はデフケース被固定壁35に直接固定される。
前記のように、第1左カバー63の剛性は弱くされている。これより、デフケース150がデフケース被固定壁35に固定されるのに伴って、第1左カバー63はデフケース150の左側面151によってデフケース被固定壁35側に押し付けられてデフケース被固定壁35に密着する。本実施形態では、図8および図9に示すように、第1左カバー63は、そのほぼ全体がデフケース被固定壁35に密着する。
(第2カバー)
第2カバー70は、シャフト対向部40の第2底壁41を下方から覆う第2底カバー71と、第2底カバー71の右縁から上方に延びる第2右カバー72と、第2底カバー71の左縁から上方に延びる第2左カバー73とを備える。前記の第2底カバー71は請求項の「第2底壁カバー」に相当し、第2左カバー73は請求項の「第2側壁カバー」に相当する。
第2底カバー71は、第2底壁41の全体を下方から覆っている。図10および図11に示すように、第2底カバー71は第2底壁41のほぼ全体に下方から当接している。
図5に示すように、本実施形態では、第2右カバー72は、第2右壁43のうちの後端部とドレン口300に対応する部分とを除く領域全体に配設されている。ドレン口300は、オイルパン20からエンジンオイルを抜くための部分であり、第2右壁43の下端部に設けられている。第2右カバー72には、ドレン口300を囲む切り欠きが形成されている。第2右カバー72は、第2底カバー71の右縁からオイルパン20の上端まで延びている。オイルパン20の上端には、外方に突出するフランジ29が形成されている。第2底カバー71の上端部には、このフランジ29に対応する段部が形成されており、第2底カバー71の上端部はオイルパン20の上端のフランジ29に下方から当接している。また、第2右カバー72の図5に鎖線で示した部分には、第1右カバー62と同様に、オイルパン20側に突出するカバー側突出部Zが形成されており、第2右カバー72とオイルパン20とはこのカバー側突出部Zにおいても当接している。
(第2左カバー)
第2左カバー73は、前後方向について、第2左壁44の前端から後端にわたって延びる形状を有する。一方、第2左カバー73は、第2左壁44の下部のみを覆っている。つまり、第2左カバー73は、第2左壁44の上端よりも下方の位置と第2底カバー71の左縁との間で上下方向に延びている。図3に示すように、本実施形態では、第2左カバー73は、第2左壁44のうち、これと対向するペラシャフト本体82の中心軸X1よりも下側の部分を覆っている。詳細には、第2シャフト80Bの径は、第1シャフト80AおよびCVJ89よりも小さい。第2左カバー73のうち、この径の小さい第2シャフト80Bに対向する部分は、第2シャフト80Bの中心軸X1と略同じ高さ位置から下方に延びている。一方、第2左カバー73の他の部分は、ペラシャフト本体82の下端の高さ位置と略同じ高さ位置から下方に延びている。
図6、図10および図11に示すように、第2左壁44のうち第2左カバー73の上端に対向する部分には、左方つまり第2左カバー73に向かって突出するオイルパン側突出部49が形成されている。第2左カバー73は、その上端部においてこのオイルパン側突出部49と当接している。オイルパン側突出部49は、前後方向について、第2左壁44のうち第2左カバー73の上端に対向する部分の全体にわたって形成されており、第2左カバー73の上端部は、その前後方向全体にわたってオイルパン側突出部49つまり第2左壁44と当接している。本実施形態では、オイルパン側突出部49は、第2左カバー73よりも前方の位置まで延びており、第1カバー60の第1左カバー63の後端部とも当接している。前記のオイルパン側突出部49は、請求項の「突出部」に相当する。
前記のように構成された第2底カバー71、第2右カバー72および第2左カバー73は、一体成型されている。本実施形態では、これら第2底カバー71、第2右カバー72および第2左カバー73、つまり、第2カバー70の全体が、ウレタンの層Uと樹脂の層Rとを有している。
(作用等)
以上のように、本実施形態では、オイルパン20のデフケース被固定壁35とデフケース150との間に第1カバー60の第1左カバー63が挟み込まれるようになっているとともに、第1左カバー63の剛性が、第1カバー60の他の部分(第1底カバー61および第1右カバー62)よりも低くされている。そのため、デフケース150によって第1左カバー63をデフケース被固定壁35に押し付けることで、第1左カバー63を容易にデフケース被固定壁35に沿うように変形させることができる。従って、第1左カバー63とデフケース被固定壁35との密着性を高めてオイルパン20の遮音性・保温性を高めることができる。また、第1底カバー61および第1右カバー62の剛性が高くされていることで、これらを第1底壁31および第1右壁33にそれぞれ安定して密着させることができる。
また、ペラシャフト本体82と水平方向に対向するオイルパン20の第2左壁44では、その下部が第2左カバー73によって覆われるようになっている。そのため、ペラシャフト本体82と第2左カバー73との間に配設される第2カバー70の面積を小さく抑えて、ペラシャフト本体82と第2左カバー73との干渉を抑制できる。
具体的には、ペラシャフト本体82は、第1左壁34に取り付けられたデフケース150から後方に延びており、第1左壁34につながる第2左壁44とペラシャフト本体82との離間距離は小さい。特に、図11に示すように、ペラシャフト本体82のうち径の大きい第2シャフト80BとCVJ89と第2左壁44との間の離間距離は小さい。そのため、仮に、第2左カバー73を第2左壁44の上下方向全体にわたるように設けた場合には、第2左カバー73とペラシャフト本体82との離間距離が非常に小さくなり、これらが干渉するおそれがある。これに対して、本実施形態では、第2左カバー73を第2左壁44の下部のみに設けていることで、前記の干渉を抑制できる。
特に、本実施形態では、前記のように、第2左カバー73のうち径の小さい第2シャフト80Bに対向する部分は、第2シャフト80Bの中心軸X1と略同じ高さ位置から下方に延びるように構成する一方、第2左カバー73の他の部分であって径の大きい第2シャフト80BとCVJ89と対向する部分は、ペラシャフト本体82の下端の高さ位置と略同じ高さ位置から下方に延びるように構成している。つまり、第2左カバー73と、径の大きい第2シャフト80BおよびCVJ89とが、側面視で重複しないように構成されている。そのため、ペラシャフト本体82と第2左カバー73との干渉を確実に抑制できる。
ただし、このように第2左壁44の下部のみを第2左カバー73で覆う構成では、第2右カバー72で採用した構成であって、第2左壁44の上端のフランジ29に第2左カバー73の上端を当接させるという構成が採用できない。そのため、第2左壁44と第2左カバー73との間の空間を密閉できずオイルパン20の遮音性・保温性が低下するおそれがある。この問題に対して、例えば、第2底カバー71の左右方向の寸法と第2底壁41の左右方向の寸法との差を小さくし、これにより第2左カバー73を第2左壁44に密着させることが考えられる。しかし、この場合は、製造誤差等によって第2底カバー71の左右方向の寸法が第2底壁41の左右方向の寸法よりも小さくなると、第2カバー70をオイルパン20に取り付けた際に第2左カバー73が上開きに(上側ほど外方に位置するように)なってしまい、第2左カバー73の上部とペラシャフト本体82とが干渉しやすくなる。
これに対して、本実施形態では、第2左壁44のうち第2左カバー73の上端に対向する部分に、左方つまり第2左カバー73に向かって突出するオイルパン側突出部49が形成されている。そして、第2左カバー73が、その上端部においてこのオイルパン側突出部49と当接して、オイルパン側突出部49によって、第2左カバー73とオイルパン側突出部49との間の空間が塞がれている。これより、第2左カバー73とペラシャフト本体82との干渉を確実に抑制しつつ、第2左カバー73と第2左壁44との間の空間を密閉して、オイルパン20の遮音性・保温性を高めることができる。
また、本実施形態では、第2左壁44にオイルパン側突出部49が設けられている。つまり、第2左カバー73と第2左壁44との間の空間を密閉するための突出部が、第2左カバー73ではなく第2左壁44に設けられている。そのため、この突出部を容易に設けることができる。
具体的には、第2左カバー73の上端に第2左壁44に向かって突出する突出部を形成して、この突出部と第2左壁44とを当接させた構成によっても、前記の空間を密閉することはできる。しかし、第2左カバー73に突出部を設ける場合、突出部を第2左カバー73の内側面から第2カバー70の内側に向かって突出するように形成せねばならない。そのため、第2左カバー73の成型が困難になる。これに対して、本実施形態では、オイルパン20の外方に向かって突出するように前記の突出部つまりオイルパン側突出部49を設ければよいため、オイルパン側突出部49を有するオイルパン20を容易に成型できる。
また、本実施形態では、第1底カバー61を樹脂の層Rとウレタンの層Uとで形成し、第1左カバー63をウレタンの層Uのみで形成することで、第1左カバー63の剛性を第1底カバー61の剛性よりも低くしており、これらの剛性の違いを容易に実現できる。
また、本実施形態では、第1底カバー61のうち第1左カバー63との接続部分63aに肉厚の薄い薄肉部63bが形成されて、ヒンジ構造が実現されている。そして、これに伴って、第1左カバー63を第1底カバー61に対して容易に回動できるようになっている。そのため、第1左カバー63をデフケース被固定壁35に沿う形状として第1左カバー63をデフケース被固定壁35に沿うように配設可能としつつ、第1左カバー63と第1底カバー61とを一体に形成することができる。従って、第1左カバー63とデフケース被固定壁35との密着性を高めつつ、部品点数を削減できる。部品点数の削減はコスト面で有利となる。
(変形例)
前記のように、第2左カバー73と第2左壁44との間の空間を密閉するための突出部は、第2左カバー73に設けられてもよい。つまり、第2左カバー73の上端部に、第2左壁44側に突出する突出部を設けて、この突出部と第2左壁44とを当接させてもよい。ただし、前記のように、突出部をオイルパン20に設けたほうが、突出部を容易に形成できる。
前記実施形態では、第1底カバー61を、ウレタンの層Uと樹脂の層Rとを有するように構成する一方、第1左カバー63を、ウレタンの層Uのみを有するように構成することで、第1左カバー63の剛性を第1底カバー61の剛性よりも低くした場合を説明したが、第1左カバー63の剛性を第1底カバー61の剛性よりも低くするための具体的な構成はこれに限らない。
3 エンジン
7F フロントプロペラシャフト(プロペラシャフト)
10 エンジン本体
20 オイルパン
30 デフケース被固定部
31 第1底壁
35 デフケース被固定壁(第1側壁)
40 シャフト対向部
41 第2底壁
44 第2左壁(第2側壁)
49 オイルパン側突出部(突出部)
50 カバー
60 第1カバー
61 第1底カバー(第1底壁カバー)
63 第1左カバー(第1側壁カバー)
70 第2カバー
71 第2底カバー(第2底壁カバー)
73 第2左カバー(第2側壁カバー)
82 ペラシャフト本体(ペラシャフトの本体部)
150 デフケース

Claims (4)

  1. デファレンシャルギアを収容するデフケースと、当該デフケースから車両前後方向の一方側に延びる本体部を有するプロペラシャフトとが搭載された車両に設けられるオイルパンの構造であって、
    エンジン本体と、当該エンジン本体の下部に取り付けられて当該エンジン本体に供給されるオイルを貯留する貯留室が形成されたオイルパンとを備えるエンジンと、
    前記オイルパンを覆うカバーとを備え、
    前記オイルパンは、当該オイルパンの車両前後方向の一方側の部分を構成するデフケース被固定部と、当該オイルパンの車両前後方向の他方側の部分を構成するシャフト対向部とを備え、
    前記デフケース被固定部は、前記貯留室の底面の一部を構成する第1底壁と、前記デフケースが固定される第1側壁とを備え、
    前記シャフト対向部は、前記貯留室の底面の一部を構成する第2底壁と、前記プロペラシャフトの本体部と水平方向に対向する第2側壁とを備え、
    前記カバーは、前記デフケース被固定部を覆う第1カバーと、前記シャフト対向部を覆う第2カバーとを備え、
    前記第1カバーは、前記第1底壁を覆う第1底壁カバーと、前記第1側壁と前記デフケースとの間に挟み込まれる第1側壁カバーとを備え、
    前記第2カバーは、前記第2底壁を覆う第2底壁カバーと、前記第2側壁の下部を覆う第2側壁カバーとを備え、
    前記第1側壁カバーの剛性は、前記第1底壁カバーの剛性よりも低くされており、
    前記第2側壁と前記第2側壁カバーの一方の部材には、他方の部材に向けて突出して他方の部材と当接する突出部が前記第2側壁カバーの上端に沿って設けられている、ことを特徴とするエンジンのオイルパン構造。
  2. 請求項1に記載のエンジンのオイルパン構造において、
    前記突出部は、前記第2側壁に設けられている、ことを特徴とするエンジンのオイルパン構造。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンのオイルパン構造において、
    前記第1底壁カバーは、樹脂の層とウレタンの層とで形成されており、
    前記第1側壁カバーは、ウレタンの層のみで形成されている、ことを特徴とするエンジンのオイルパン構造。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のエンジンのオイルパン構造において、
    前記第1側壁カバーのうちの前記第1底壁カバーとの接続部分には、当該接続部分の残余の部分よりも肉厚の小さい薄肉部が設けられている、ことを特徴とするエンジンのオイルパン構造。
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