JP7392072B2 - 通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7392072B2
JP7392072B2 JP2022153610A JP2022153610A JP7392072B2 JP 7392072 B2 JP7392072 B2 JP 7392072B2 JP 2022153610 A JP2022153610 A JP 2022153610A JP 2022153610 A JP2022153610 A JP 2022153610A JP 7392072 B2 JP7392072 B2 JP 7392072B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
information
smartphone
communication
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022153610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022173385A (ja
Inventor
雄資 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2022153610A priority Critical patent/JP7392072B2/ja
Publication of JP2022173385A publication Critical patent/JP2022173385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7392072B2 publication Critical patent/JP7392072B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、通信装置、制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置本体や、撮像装置に接続するレンズやストロボ、リモコンなどの周辺機器は、ソフトウェアが複雑化し、機能の追加や修正等を目的としたファームウェアのアップデートを行うことができるものが発売されてきている。また、これらの機器には通信機能が搭載され、撮像装置と周辺機器とを直接接続したり、電波を用いて無線で接続したりして、連携して動作できるようになってきている。特許文献1には、画像データに付加されている情報から、撮像装置及び周辺機器の情報と、撮影日時を特定し、サーバ上のファームウェアの更新日時と比較し、ファームウェアの更新データを取得する技術が開示されている。また、特許文献2には、データ書換装置が一括して更新データを管理し、種類の異なる複数の周辺装置それぞれが対応する更新データを読み出して、更新を行う技術が開示されている。
特開2010-146327号公報 特開2005-78343号公報
しかしながら、従来技術においては、デジタルカメラ等、通信機能を有する機器やその周辺機器のファームウェアのアップデートのための処理が面倒であるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、通信機能を有する通信機器やその周辺機器のファームウェアのアップデートを簡単に行うことを目的とする。
そこで、本発明は、通信装置であって、外部装置と通信を確立する第一の確立手段と、前記外部装置から、前記外部装置に関する機器情報を受信する受信手段と、携帯電話と通信を確立する第二の確立手段と、前記携帯電話に前記機器情報を送信する送信手段と、を有し、前記外部装置との通信を切断した場合、前記外部装置のファームウェアを更新することが不可能な状態であること通知するための情報を前記携帯電話に送信し、前記外部装置とのペアリングを解除した場合、前記外部装置の機器情報を削除するための情報を前記携帯電話に送信することを特徴とする。
本発明によれば、通信機能を有する通信機器やその周辺機器のファームウェアのアップデートを簡単に行うことができる。
通信システムの全体図である。 カメラ及び周辺機器のハードウェア構成図である。 スマートフォンのハードウェア構成図である。 ペアリング処理を示すフローチャートである。 カメラの表示画面例を示す図である。 スマートフォンの表示画面例を示す図である。 機器情報の一例を示す図である。 機器情報管理処理を示すフローチャートである。 機器情報管理処理を示すフローチャートである。 サーバアクセス処理を示すフローチャートである。 サーバアクセス処理に係る表示画面例を示す図である。 ファームウェアの更新処理を示すフローチャートである。 スマートフォンの表示例を示す図である。 カメラの表示画面例を示す図である。 機器情報管理処理を示すフローチャートである。 カメラの表示画面例を示す図である。 機器情報管理処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る通信システムの全体図である。通信システム100は、カメラ110と、スマートフォン120と、管理サーバ装置130と、を有している。カメラ110は、デジタル一眼カメラであり、外付けの周辺機器を取り付けることができる。カメラ110は、カメラ本体に、交換レンズ111や外付けストロボ112、無線リモコン113等、様々な周辺機器を接続することができる。周辺機器としては、これ以外にも、GPS、バッテリーグリップ、ネットワーク接続アクセサリ等が挙げられる。これにより、カメラ110は、様々な撮影シーン、様々な撮影方法に対応することができる。なお、周辺機器は、特定のカメラの専用ではなく、用途に応じて様々なカメラと組み合わせて使用することも可能である。
交換レンズ111や外付けストロボ112は、レンズマウント、アクセサリシューといった、電気的なインターフェースが一体となった接続部を介して、カメラ110に固定される形で接続される。カメラに電源が投入されると、カメラ110は、取り付けられている交換レンズ111及び外付けストロボ112等の周辺機器を検出し、周辺機器から、識別情報及び管理情報を受信し、これらを機器情報として記憶部へ保存する。ここで、識別情報は、機器を識別する情報であり、機器カテゴリ、モデル名、シリアルNo等を含む。管理情報は、機器に関する情報であり、設定情報やファームウェアのバージョン情報等を含む。
カメラ110は、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)、Zigbee(商標)などの無線通信機能を搭載し、無線リモコン113は、無線通信機能によりカメラ110と通信を行う。また、外付けのGPS装置などは、USB等の汎用インターフェースにUSBケーブルを介して、カメラ110に接続されてもよい。カメラ110と周辺機器との接続に用いられるインターフェースは特に限定されるものではない。
カメラ110はまた、Bluetooth Low Energy(BLE)規格、及び、Wi-Fi規格を用いて、スマートフォン120と無線通信を行う。カメラ110は、周辺機器の機器情報及びカメラ110の機器情報をスマートフォン120に送信する。スマートフォン120は、インターネットを介して管理サーバ装置130と通信を行う。なお、カメラ110は、通信機能を有する通信機器の一例であり、スマートフォン120は、通信装置の一例である。
管理サーバ装置130は、カメラ110やその周辺機器(交換レンズ111、外付けストロボ112、無線リモコン113)の関連情報を管理する。ここで、関連情報は、管理対象の機器(カメラ110、周辺機器)を識別する識別情報と、機器のファームウェアのバージョン情報、機器に関するお知らせ等の通知情報を含む。なお、関連情報は、管理対象の機器に関する情報であればよく、実施形態に限定されるものではない。
図2は、カメラ110及び周辺機器のハードウェア構成図である。図2(a)に示すように、カメラ110は、カメラマイコン200を有し、交換レンズ111は、レンズマイコン220を有し、外付けストロボ112は、ストロボマイコン230を有している。図2(b)に示すように、リモコン113は、リモコンマイコン240を有している。各マイコン200,220,230,249は、CPU、ROM、RAMを有し、ROMからソフトウェアを読み出し、マイコン上でソフトウェアが動作することで、各装置を制御する。なお、後述の処理は、CPUがROMに格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
カメラマイコン200は、レンズマイコン220、ストロボマイコン230及びリモコンマイコンと通信することで、撮影動作を制御する。例えば、カメラマイコン200が被写体の明るさやピントの状態を検出し、検出結果に応じて、ズーム情報、絞り情報及びフォーカス情報をレンズマイコン220に送信する。これに対し、レンズマイコン220は、交換レンズ111が有するズーム221、絞り222及びフォーカス223の駆動を制御してAF動作、AE動作を行う。さらに、交換レンズ111は、レンズ独自の光学補正情報を保持し、これをカメラ110に送信してもよい。これにより、カメラ110は、撮影画像データを画像処理する際、光学補正情報を使って画像の解像度を高めるといった高度な画像処理を行うことができる。
カメラ110は、カメラマイコン200の他、不揮発性メモリ201、カードスロット202、表示装置203、レリーズスイッチ204、アンテナ205、無線通信装置206、電源回路207、電池208、電源スイッチ209、を有する。カメラ110はさらに、モード切替スイッチ210、撮像センサ211、シャッター212、ミラー213を有する。交換レンズ111は、レンズマイコン220の他、ズーム221、絞り222、フォーカス223を有する。外付けストロボ112は、ストロボマイコン230の他、発光装置231を有する。
無線リモコン113は、リモコンマイコン240の他、アンテナ241、LED表示装置242、ブザー243、振動発生装置244、レリーズボタン245、AFボタン246、ZoomWideボタン247、ZoomTeleボタン248、を有している。無線リモコン113はさらに、コイン電池249、電源回路250を有している。
このように、カメラ110の周辺機器は、機能が複雑化、高度化しており、それぞれの機器に搭載しているマイコン上で、高度なソフトウェアを動作させることによって様々な機能を実現する。さらに、このような周辺機器は、特定のカメラだけでなく、複数の種類のカメラに対応している。このため、ソフトウェアは、高度化、複雑化したものとなっている。例えば、無線リモコンでは、Bluetooth(登録商標)での無線接続を実現するだけでも高度なソフトウェアが必要となる。さらに、複数の種類のカメラに対応する無線リモコンでは、カメラそれぞれによって微妙に異なる、カメラの動作タイミングや無線部のハードウェア等の違いを、うまく吸収するようなソフトウェアの作りこみが必要となる。
以上述べたように、カメラ110や周辺機器のソフトウェアは、年々複雑化、高度化してきている。カメラ110はもとより、周辺機器も、ソフトウェアのバージョンアップ(更新)によって、機能を付け加えたり、動作を修正したりできる。本実施形態の通信システムにおいては、カメラ110や周辺機器のソフトウェアの更新を、管理サーバ装置130と通信可能なスマートフォン120を介して行う。
図3は、スマートフォン120のハードウェア構成図である。スマートフォン120は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD304と、表示部305と、入力部306と、通信部307とを有している。CPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD304は、各種データや各種プログラム等を記憶する。なお、後述するスマートフォン120の機能や処理は、CPU301がROM302又はHDD304に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。また、他の例としては、CPU301は、ROM302等に替えて、SDカード等の記録媒体に格納されているプログラムを読み出してもよい。表示部305は、各種情報を表示する。入力部306は、キーボードやマウスを有し、ユーザによる各種操作を受け付ける。通信部307は、ネットワークを介してカメラ110や管理サーバ装置130等の外部装置との通信処理を行う。
本実施形態の通信システムにおいては、スマートフォン120がカメラ110及びその周辺機器の機器情報を管理する。この場合、セキュリティー上の問題のため、カメラ110とスマートフォン120が同一ユーザによって管理されている場合にのみ、スマートフォン120による機器情報の管理を可能とするのが望ましい。そこで、まず、カメラ110とスマートフォン120は、ペアリングを行う。ペアリング処理は、ユーザ操作に従い、カメラ110とスマートフォン120の無線通信を介して行われる。
図4は、カメラ110及びスマートフォン120によるペアリング処理を示すフローチャートである。図5は、ペアリング処理において、カメラ110の表示装置203に表示される画面例を示す図である。図6は、ペアリング処理において、スマートフォン120の表示部305に表示される画面例を示す図である。S400において、カメラ110のカメラマイコン200は、ユーザ操作を受け付けると(S400でYES)、処理をS401へ進める。S401において、カメラマイコン200は、表示装置203に図5(a)に示すペアリング開始画面500を表示する。次に、S402において、カメラマイコン200は、ペアリング開始指示を受け付けたか否かを判定する。ペアリング開始画面500において「はい」が選択されると、カメラマイコン200は、ペアリング開始指示を受け付ける。カメラマイコン200は、ペアリング開始指示を受け付けると(S402でYES)、処理をS403へ進める。
S403において、カメラマイコン200は、ペアリングを行うため、スマートフォン120へのアドバタイズパケットの送信を開始する。これに対し、スマートフォン120のCPU301は、S410において、アドバタイズパケットを受信すると(S410でYES)、処理をS411へ進める。S411において、スマートフォン120のCPU301は、図6に示すペアリング確認画面600を表示部305に表示するよう制御する。次に、S412において、CPU301は、ペアリング指示を受け付けたか否かを判定する。ペアリング確認画面500において、「はい」が選択されると、CPU301は、ペアリング指示を受け付ける。CPU301は、ペアリング指示を受け付けると(S412でYES)、処理をS413へ進める。S413において、CPU301は、カメラ110に応答し、所定のペアリングパケットのやり取りを行う。
一方、S404において、カメラ110のカメラマイコン200は、スマートフォン120から応答を受信すると(S404でYES)、S405において、ペアリングパケットのやり取りを行う。ペアリングパケットのやり取りが完了すると、カメラマイコン200は、図5(b)に示すペアリング完了画面510を表示装置203に表示する。以上で、ペアリングが完了する。ペアリングにおいて、カメラ110及びスマートフォン120双方に、互いの識別情報が保存される。ここで、識別情報は、前述の通り、機器モデル名、シリアル番号等を含む。ペアリングが完了すると、カメラ110とスマートフォン120は、BLEなどの低消費電力の無線通信を用いて、電波が届き、電池残量が続く限りにおいて、常時無線接続が維持することが可能となる。また、カメラ110とスマートフォン120は、1対1のペアとして認証されたものとして、ユーザ情報、暗号キー情報やファームウェア更新情報など、セキュリティー上取扱いに配慮が必要な情報のやり取りが可能となる。
ペアリングが完了すると、S406において、カメラ110のカメラマイコン200は、図5(c)に示す管理確認画面520を表示装置203に表示する。次に、S407において、カメラマイコン200は、管理を行うか否かを判定する。カメラマイコン200は、管理確認画面520において「はい」が選択されたことに応じて管理指示を受け付けた場合に、管理を行うと判定する。カメラマイコン200は、管理を行うと判定した場合に(S407でYES)、処理をS408へ進める。カメラマイコン200は、管理を行わないと判定した場合には(S407でNO)、ペアリング処理を完了する。なお、他の例としては、管理確認画面520は、スマートフォン120の表示部305に表示されるものとしてもよい。
S408において、カメラマイコン200は、セキュアな通信経路を介し、カメラ110の管理情報をスマートフォン120に送信する。これに対応し、S414において、スマートフォン120のCPU301は、カメラ110の管理情報を受信し、続いてS415において、CPU301は、管理情報をカメラ110の識別情報に対応付けて、機器情報としてROM302等の記憶部に保存する。ここで、管理情報は、前述の通り、設定情報やファームウェアのバージョン情報等を含む。なお、カメラ110に周辺機器が接続されている場合には、カメラマイコン200は、S408において、接続されている周辺機器の識別情報及び管理情報もスマートフォン120に送信する。そして、S415において、CPU301は、周辺機器の管理情報を周辺機器の識別情報に対応付けて、周辺機器の機器情報として記憶部に保存する。CPU301は、周辺機器の機器情報については、対応する通信機器であるカメラ110の機器情報に紐付けて保存する。以上で、ペアリング処理が完了する。
以上のように、ペアリング処理により、カメラ110及びその周辺機器の管理情報をスマートフォン120に登録することができる。これにより、スマートフォン120は、カメラ110及びその周辺機器を管理することが可能となる。
図7は、スマートフォン120において管理される機器情報の一例を示す図である。先頭のデータは、データ開始を示すデータであり、続いてカメラ110の機器情報を含んでいる。カメラモデル名及びシリアルNo情報がカメラ110の識別情報として保存され、ファームバージョンNoがカメラ110の管理情報として保存されている。先頭データに続き、カメラ110と紐付けられて、カメラ110から受信した、周辺機器の機器情報が保存されている。カメラ110に接続された周辺機器の数だけ、周辺機器の機器情報が保存される。したがって、データ長は可変となる。周辺機器の機器情報は、周辺機器を識別する番号と、識別情報としての機器カテゴリ、モデル名、シリアルNOと、管理情報としてのファームバージョンNo、ファーム更新可否と、を含んでいる。ここで、ファーム更新可否は、ファームウェアの更新が可能か否かを示す情報であり、周辺機器がカメラ110と通信可能な状態の場合には可能、通信不可能な状態の場合には不可能を示す情報が保存される。
図8は、カメラ110に周辺機器が物理的に接続された場合の、カメラ110及びスマートフォン120による、機器情報管理処理を示すフローチャートである。なお、物理的に接続される周辺機器としては、交換レンズ111や外付けストロボ112が挙げられる。S800において、カメラ110のカメラマイコン200は、周辺機器が接続されたか否かを判定する。カメラマイコン200は、周辺機器が接続されたと判定すると(S800でYES)、処理をS801へ進める。S801において、カメラマイコン200は、接続された周辺機器が、カメラ110に初めて接続したか否かを判定する。カメラ110は、接続された周辺機器の機器情報を保存しており、保存された機器情報を参照することで、接続された周辺機器が初めて接続したか否かを判定する。カメラマイコン200は、初めて接続されたと判定した場合には(S801でYES)、処理をS802へ進める。カメラマイコン200は、過去に既に接続されたと判定した場合には(S801でNO)、処理をS805へ進める。
S802において、カメラマイコン200は、周辺機器から機器情報を受信し、カメラ110の記憶部へ保存する。次に、S803において、カメラマイコン200は、処理時点においてペアリング済みのスマートフォン120と接続中か否か、すなわち通信可能か否かを判定する。カメラマイコン200は、接続中と判定した場合には(S803でYES)、処理をS804へ進める。カメラマイコン200は、接続中でないと判定した場合には(S803でNO)、機器情報管理処理を終了する。S804において、カメラマイコン200は、スマートフォン120へ機器情報を送信する。なお、この時点において、周辺機器はカメラ110に接続し、通信可能な状態である。したがって、カメラマイコン200は、ファームウェアの更新が可能と判断し、更新可能を示すファーム更新可否を含む機器情報を送信する。
これに対し、スマートフォン120では、S810において、CPU301は、カメラ110から周辺機器の機器情報を受信する。次に、S811において、CPU301は、受信した機器情報をカメラ110の識別情報に紐付けて保存する。以上で、機器情報管理処理が終了する。なお、S803において、カメラ110がスマートフォン120と接続中でない場合には、カメラマイコン200は、後にカメラ110がスマートフォン120と接続された時点で、スマートフォン120に周辺機器の機器情報を送信するものとする。
一方で、S805において、カメラ110のカメラマイコン200は、処理時点においてスマートフォン120と接続中か否かを判定する。カメラマイコン200は、接続中と判定した場合には(S805でYES)、処理をS806へ進める。カメラマイコン200は、接続中でないと判定した場合には(S805でNO)、機器情報管理処理を終了する。S806において、カメラマイコン200は、ファーム更新可否を更新不可能から更新可能に変更するよう指示する更新可能情報をスマートフォン120へ送信する。これに対し、スマートフォン120では、S820において、CPU301は、更新可能情報を受信する。次に、S821において、CPU301は、更新可能情報に基づいて、周辺機器のファーム更新可否を更新不可能から更新可能に更新する。以上で、機器情報管理処理が終了する。
なお、S805において、カメラ110がスマートフォン120と接続中でない場合には、カメラ110は、後にスマートフォン120と接続された時点で、スマートフォン120に更新可能情報を送信するものとする。また、他の例としては、カメラ110のカメラマイコン200は、スマートフォン120と接続された時点で、周辺機器が接続されているかを再度確認し、接続されている場合に、更新可能情報を送信することとしてもよい。
図9は、カメラ110から周辺機器との接続が解除された場合の、カメラ110及びスマートフォン120による、機器情報管理処理を示すフローチャートである。S900において、カメラ110のカメラマイコン200は、周辺機器との接続が解除されたか否かを判定する。カメラマイコン200は、周辺機器との接続が解除されたと判定した場合には(S900でYES)、処理をS901へ進める。S901において、カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中か否かを判定する。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中の場合には(S901でYES)、処理をS902へ進める。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中でない場合には(S901でNO)、機器情報更新処理を終了する。S902において、カメラマイコン200は、周辺機器のファーム更新可否を更新可能から更新不可能に変更するよう指示する更新不可情報をスマートフォン120へ送信する。
これに対し、スマートフォン120では、S910において、CPU301は、更新不可情報を受信する。次に、S911において、CPU301は、更新不可情報に基づいて、周辺機器のファーム更新可否を更新可能から更新不可能に更新する。なお、S901において、カメラ110がスマートフォン120と接続中でない場合には、カメラ110は、後にスマートフォン120と接続された時点で、スマートフォン120に更新不可情報を送信するものとする。また、他の例としては、カメラ110のカメラマイコン200は、スマートフォン120に接続された時点で、周辺機器が接続されているかを再度確認し、接続されていない場合に、更新不可情報を送信することとしてもよい。
周辺機器は、取り付けや取り外しが繰り返し行われる場合がある。そこで、周辺機器との接続が解除された場合でも、スマートフォン120は、ファーム更新可否を更新するのみとし、機器情報の削除は行わないようにする。なお、周辺機器によっては、一度接続が解除されると、再び接続されることがないようなものもある。このような周辺機器の場合には、接続が解除された場合に、スマートフォン120は、接続が解除された周辺機器の機器情報を削除してもよい。
さらに、スマートフォン120は、周辺機器の種類毎に、接続が解除された場合の処理を定めてもよい。例えば、スマートフォン120は、第1の種類の周辺機器との接続が解除された場合には、ファーム更新可否を更新し、第2の種類の周辺機器との接続が解除された場合には、機器情報自体を削除することとしてもよい。
以上の処理により、スマートフォン120は、ペアリングを行ったカメラ110及びその周辺機器の機器情報を保存する。そして、スマートフォン120は、カメラ110と周辺機器との接続状態が変化する毎に、その情報を更新し、最新情報を保つようにする。さらに、スマートフォン120におけるユーザ操作に応じて、機器情報の更新、削除といった編集を可能としてもよい。
スマートフォン120は、基本的には常時インターネットにアクセス可能であり、スマートフォン120上で動作するアプリケーションソフトウェアで対応することによって、管理サーバ装置130との間で、定期的な情報のやり取りが可能である。スマートフォン120は、管理サーバ装置130に管理される情報と、自装置で管理する機器情報とに基づいて、通信システムを使用するユーザに対し様々なサービスを提供する。例えば、管理サーバ装置130は、カメラ110やその周辺機器の最新バージョンのファームウェアを記憶しており、スマートフォン120は、これをダウンロードすることができる。また、管理サーバ装置130は、カメラ110やその周辺機器に対応したお知らせ等の通知情報を記憶しており、スマートフォン120は、これをダウンロードすることができる。
スマートフォン120は、管理サーバ装置130に定期的にアクセスし、スマートフォン120が管理する機器の関連情報を確認する。図10は、サーバアクセス処理を示すフローチャートである。図10に示すS1000において、スマートフォン120のCPU301は、自装置が有するタイマーを用いて、管理サーバ装置130との通信タイミングになったか否かを判定する。CPU301は、通信タイミングになったと判定すると(S1000でYES)、処理をS1001へ進める。
S1001において、CPU301は、管理サーバ装置130へカメラ110の機器情報を送信する。管理サーバ装置130は、様々な種類(モデル)のカメラ及びその周辺機器の関連情報を記憶している。ここで、関連情報は、最新バージョンのファームウェアや、通知情報等である。管理サーバ装置130は、機器情報を受信すると、機器情報により特定される機器に関する関連情報の有無を確認する。そして、管理サーバ装置130は、カメラ110に関する案内情報をスマートフォン120に送信する。案内情報は、スマートフォン120がダウンロードしていない通知情報やファームウェアの有無を示す情報である。スマートフォン120から送信される機器情報には、ファームバージョンNoが含まれているので、管理サーバ装置130は、機器のファームウェアが最新バージョンか否かを確認することができる。
次に、S1002において、CPU301は、管理サーバ装置130からカメラ110に関する案内情報を受信する。次に、CPU301は、S1003において、管理サーバ装置130へ周辺機器の機器情報を送信し、S1004において、返答として、周辺機器に関する案内情報を受信する。CPU301は、管理対象のすべての機器についてS1003及びS1004の処理を行うと(S1005でYES)、処理をS1006へ進める。S1006において、CPU301は、管理サーバ装置130との通信を終了する。
スマートフォン120は、サーバアクセス処理により案内情報を受信すると、図11(a)に示す案内画面1100を表示部305に表示する。図11(a)に示す案内画面1100は、交換レンズのファームウェアの更新ファイルが存在する旨の案内情報を示すものである。これにより、ユーザは、スマートフォン120が更新ファイルをダウンロードする前に、更新ファイルの有無を確認することができる。ユーザは、更新ファイルのダウンロードを希望する場合には、「はい」を選択する。「はい」が選択されると、スマートフォン120は、管理サーバ装置130から更新ファイルをダウンロードする。一方、「いいえ」が選択された場合には、スマートフォン120は、更新ファイルのダウンロードを行わない。
なお、他の例としては、スマートフォン120に替えてカメラ110が案内画面を表示することとしてもよい。図11(b)は、カメラ110が表示する案内画面1110を示す図である。なお、この場合には、スマートフォン120は、管理サーバ装置130から受信した案内情報をカメラ110へ送信するものとする。
図12は、スマートフォン120によるファームウェアの更新処理を示すフローチャートである。更新処理は、図11(a)に示す案内画面1100において「はい」が選択され、更新ファイルのダウンロード指示を受け付けた場合に実行される。S1200において、スマートフォン120のCPU301は、更新対象の機器の機器情報を管理サーバ装置130に送信する。管理サーバ装置130は、機器情報に基づいて、更新対象の機器のファームウェアの更新ファイルを特定し、これをスマートフォン120に送信する。なお、S1200において送信する機器情報は、少なくとも機器の識別情報と、ファームバージョンNoとを含めばよい。これに対し、S1201において、CPU301は、管理サーバ装置130から更新対象の機器のファームウェアの更新ファイルを受信する。CPU301は、スマートフォン120がカメラ110と無線通信接続が確立しているか否かに関わらず、更新ファイルを受信する。
次に、S1202において、CPU301は、カメラ110と通信可能か否かを判定する。CPU301は、カメラ110と通信可能と判定した場合には(S1202でYES)、処理をS1205へ進める。CPU301は、カメラ110と通信不可と判定した場合には(S1202でNO)、処理をS1203へ進める。S1203において、CPU301は、カメラ110との接続を促すメッセージを表示部305に表示するよう制御する。本処理は、表示制御処理の一例である。図13(a)は、S1203において表示されるメッセージの表示例を示す図である。ユーザは、メッセージを見ることで、カメラ110をスマートフォン120と接続することができる。次に、S1204において、CPU301は、再びカメラ110と通信可能か否かを判定する。CPU301は、カメラ110と通信可能と判定した場合には(S1204でYES)、処理をS1205へ進める。CPU301は、通信不可と判定した場合には(S1204でNO)、更新処理を終了する。
S1205において、CPU301は、更新対象の機器と通信可能か否かを判定する。更新対象の機器が周辺機器の場合には、CPU301は、周辺機器とカメラ110とが接続されている場合に、更新対象の機器と通信可能と判定する。CPU301は、機器情報のうち、ファーム更新可否を参照することで、カメラ110と更新対象の周辺機器とが通信可能か否かを判定することができる。
CPU301は、更新対象の機器と通信可能と判定した場合には(S1205でYES)、処理をS1208へ進める。CPU301は、更新対象の機器と通信不可と判定した場合には(S1205でNO)、処理をS1206へ進める。S1206において、CPU301は、更新対象の周辺機器とカメラ110との接続を促すメッセージを表示部305に表示する。図13(b)は、S1206において表示されるメッセージの表示例を示す図である。ユーザは、メッセージを見ることで、更新対象の周辺機器をカメラ110へ接続することができる。次に、S1207において、CPU301は、再び、更新対象の機器と通信可能か否かを判定する。CPU301は、更新対象の機器と通信可能と判定した場合には(S1207でYES)、処理をS1208へ進める。CPU301は、更新対象の機器と通信不可と判定した場合には(S1207でNO)、更新処理を終了する。S1208において、CPU301は、更新対象の機器のファームウェアの更新ファイルをカメラ110へ送信する。以上で、更新処理が終了する。
カメラ110は、更新ファイルを受信すると、自装置が備えるSDカードやCFカードなどのカードメディアにダウンロードする。なお、ファームウェアの更新ファイルの容量が大きい場合は、スマートフォン120は、BLEによる常時接続からWi-Fiによる接続に切り替えた上で、更新ファイルを送信してもよい。カメラ110は、カードメディアに更新ファイルが格納されると、カメラ110と更新対象の周辺機器の通信経路を用いて、更新ファイルをカードメディアから周辺機器に送信する。周辺機器は、更新ファイルを受信すると、ファームウェアの更新を行う。
さらに、スマートフォン120は、管理サーバ装置130に新たな通知情報が格納されている場合には、通知情報を受信し、これを表示装置203に表示してもよい。さらに、他の例としては、通知情報の表示は、カメラ110が行うこととしてもよい。この場合は、スマートフォン120は、通知情報を受信し、これをカメラ110に送信する。カメラ110は、受信した通知情報を表示部305に表示する。
次に、無線インターフェースによってカメラ110に接続する周辺機器の機器情報に係る処理について説明する。無線インターフェースによって接続する周辺機器としては、無線リモコン113の他、不図示の無線ストロボやGPS装置等が挙げられる。例えば、無線ストロボは、単に1台のストロボを無線化して離れた場所で使えるようにするだけでなく、無線化することによって10台以上のストロボを同時に発光させることも可能である。さらに、無線インターフェースでカメラ110と接続する周辺機器は、カメラ110を経由し無線インターフェースを用いてファームウェアを更新できる。このため、例えば、無線ストロボが複数台あるような場合であっても、比較的容易にファームウェアの更新作業が可能である。
無線リモコン113をカメラ110で利用する場合、予め両者をお互いに通信相手として登録するペアリング操作が必要になる。図14(a)は、ペアリングの指示を受け付けるためのペアリング開始画面1400を示す図である。ペアリング開始画面1400は、カメラ110の表示装置203に表示される。ここで、「はい」が選択されると、カメラ110は、ペアリングモードに入る。無線リモコン113においても、ペアリング用のボタン操作をすることによってペアリングモードに入る。そして、カメラ110及び無線リモコン113は、双方でペアリング専用のパケットを送受信することによって、お互いの機器の識別情報をやり取りする。ペアリングが完了すると、カメラ110の表示部203には、図14(b)に示すペアリング完了画面1410が表示される。ペアリングが完了すると、無線リモコン113は、ペアリングを行ったカメラ110のみに対して各種指示を送信可能になる。つまり、ペアリングを行ってない、別のカメラが近くに存在する場合でも、ペアリング情報を用いてお互いに個体識別を行うので、それぞれのカメラが誤動作することがない。したがって、ペアリングしたカメラ110と無線リモコン113とは、機器情報のようなセキュリティー上取扱いに配慮が必要な情報をやり取することができる。
図15は、無線インターフェースによって接続する周辺機器とカメラ110のペアリングが行われた場合に実行される、機器情報管理処理を示すフローチャートである。S1500において、カメラ110のカメラマイコン200は、無線インターフェースによって接続する周辺機器とペアリングされているか否かを判定する。カメラマイコン200は、ペアリングされていると判定した場合には(S1500でYES)、処理をS1501へ進める。S1501において、カメラマイコン200は、周辺機器から機器情報を受信する。カメラ110は、交換レンズ111のように物理的に接続される周辺機器の場合には、接続されたこと(取り付けられたこと)をトリガとしてカメラ110の管理下に置かれたとみなす。一方で、カメラ110は、無線リモコン113のように、無線インターフェースによって接続される周辺機器の場合には、ペアリングされたことをトリガとしてカメラ110の管理下に置かれたとみなす。なお、S1501においては、周辺機器が初めて接続されたものか否かの判定は行わない。
次に、S1502において、カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中か否かを判定する。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中と判定した場合には(S1502でYES)、処理をS1503へ進める。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中でないと判定した場合には(S1502でNO)、機器情報管理処理を終了する。S1503において、カメラマイコン200は、スマートフォン120に周辺機器の機器情報を送信する。これに対し、スマートフォン120では、S1510において、CPU301は、カメラ110から周辺機器の機器情報を受信する。次に、S1511において、CPU301は、受信した機器情報をカメラ110の識別情報に紐付けて保存する。以上で、機器情報管理処理が終了する。なお、S1502において、スマートフォン120と接続中でない場合には、カメラマイコン200は、後にカメラ110がスマートフォン120と接続された時点で、スマートフォン120に周辺機器の機器情報を送信する。
図16(a)は、ペアリングの解除指示を受け付けるための解除画面1600を示す図である。ここで、「はい」が選択されると、カメラ110は、ペアリングを解除し、図16(b)に示す解除完了画面1610を表示する。図17は、無線インターフェースによって接続する周辺機器とカメラ110のペアリングが解除された場合に実行される、機器情報管理処理を示すフローチャートである。S1700において、カメラ110のカメラマイコン200は、周辺機器とのペアリングが解除されたか否かを判定する。カメラマイコン200は、ペアリングが解除されたと判定した場合には(S1700でYES)、処理をS1701へ進める。
S1701において、カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中か否かを判定する。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中の場合には(S1701でYES)、処理をS1702へ進める。カメラマイコン200は、スマートフォン120と接続中でない場合には(S1701でNO)、機器情報管理処理を終了する。S1702において、カメラマイコン200は、周辺機器とのペアリングが解除された旨を示す解除情報をスマートフォン120に送信する。解除情報には、周辺機器の識別情報が含まれるものとする。
これに対し、スマートフォン120では、S1710において、CPU301は、カメラ110から解除情報を受信する。次に、S1711において、CPU301は、解除情報により周辺機器を特定し、特定した周辺機器の機器情報を記憶部から削除する。周辺機器が物理的に接続される周辺機器の場合にはファーム更新可否を更新するのみであったのに対し、無線インターフェースを利用する周辺機器の場合には、このように、機器情報を削除する。これは、ペアリングを解除する場合には、以降、解除された周辺機器を使用しない可能性が高いことに対応したものである。
本実施形態の通信システムにおいては、このように、周辺機器の機器カテゴリに応じて、スマートフォン120で管理している機器情報の管理方法を異ならせる。これにより、周辺機器の使い方や特性に応じた管理が可能となり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
以上のように、本実施形態の通信システムにおいては、スマートフォン120は、カメラ110からカメラ110及び周辺機器の識別情報及び管理情報を受信する。そして、スマートフォン120は、これらの情報に基づいて、管理サーバ装置130からファームウェアの更新情報や通知情報をダウンロードし、カメラ110に送信することができる。
従来、カメラのソフトウェアのバージョンアップの方法としては、次のように行っていた。すなわち、ユーザはパーソナルコンピュータを用いて、インターネット上で、メーカーのホームページから更新されたソフトウェアをダウンロードする。次に、更新されたソフトウェアを、パーソナルコンピュータに接続された、CFカードやSDカード等の着脱可能な記録媒体に記録する。さらに、記録した記録媒体を、カメラのカードスロットに差し込んでカメラに更新されたソフトウェアを読み込ませることによって、バージョンアップをする。といった具合である。
カメラの周辺機器に関しても、カメラと同様の方法でバージョンアップが行われていた。すなわち、ユーザがホームページ上から対象の周辺機器の更新ソフトウェアをダウンロードし、更新ソフトウェアを記録した記録媒体をカメラのカードスロットに差し込み、カメラ経由で周辺機器と通信することによって、バージョンアップを行っていた。
しかしながらこの方法は、ユーザが所有している機器を把握し、それに応じたファームウェアの更新状況をチェックしたり、パーソナルコンピュータを扱えないといけなかったりと、ユーザにとって利便性が良いものではなかった。特に、高齢者や、デジタルネイティブと言われる若年層は、パーソナルコンピュータの扱いは不慣れな人が多く、こういった人たちにとっては親切な方法とは言えなかった。
これに対し、本実施形態に係る通信システムにおいては、信機能を有する通信機器やその周辺機器のファームウェアのアップデートを簡単に行うことができる。
なお、第1の変形例としては、スマートフォン120は、管理サーバ装置130にダウンロードしていない更新ファイルが存在する場合には、ユーザからダウンロードの指示を受け付けることなく、自動的に更新ファイルをダウンロードしてもよい。この場合、スマートフォン120はさらに、ユーザからダウンロードの指示を受け付けることなく、ダウンロードした更新ファイルをカメラ110に送信してもよい。また、他の例としては、スマートフォン120は、ユーザからのダウンロード指示を受け付けた場合に、更新ファイルをカメラ110に送信することとしてもよい。また、他の例としては、スマートフォン120は、管理サーバ装置130からの更新ファイルのダウンロードに際し、ユーザからのダウンロードの指示を要するか否かを設定可能としてもよい。また、スマートフォン120は、カメラ110への更新ファイルの送信に際し、ユーザからのダウンロードの指示を要するか否か、を設定可能としてもよい。さらに、これらユーザ操作に応じたカスタマイズは、機器毎、機器カテゴリ毎に設定可能としてもよい。
また、第2の変形例としては、機器情報の管理をスマートフォン120に替えて、カメラ110や管理サーバ装置130が行うこととしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 通信システム
110 カメラ
120 スマートフォン
130 管理サーバ装置

Claims (11)

  1. 外部装置と通信を確立する第一の確立手段と、
    前記外部装置から、前記外部装置に関する機器情報を受信する受信手段と、
    携帯電話と通信を確立する第二の確立手段と、
    前記携帯電話に前記機器情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記外部装置との通信を切断した場合、前記外部装置のファームウェアを更新することが不可能な状態であること通知するための情報を前記携帯電話に送信し、
    前記外部装置とのペアリングを解除した場合、前記外部装置の機器情報を削除するための情報を前記携帯電話に送信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記機器情報は、前記外部装置を特定するための情報および前記外部装置のファームウェアのバージョンに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記携帯電話と無線通信を確立した場合、自身の機器情報も前記携帯電話に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記第二の確立手段は、アドバタイズパケットを送信することによって前記携帯電話とペアリングすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記携帯電話から、ファームウェアの更新ファイルを受信し、該更新ファイルを対応する外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 外部装置と通信を確立する第一の確立ステップと、
    前記外部装置から、前記外部装置に関する機器情報を受信する受信ステップと、
    携帯電話と通信を確立する第二の確立ステップと、
    前記携帯電話に前記機器情報を送信する送信ステップと、を有し、
    前記外部装置との通信を切断した場合、前記外部装置のファームウェアを更新することが不可能な状態であること通知するための情報を前記携帯電話に送信し、
    前記外部装置とのペアリングを解除した場合、前記外部装置の機器情報を削除するための情報を前記携帯電話に送信することを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 前記機器情報は、前記外部装置を特定するための情報および前記外部装置のファームウェアのバージョンに関する情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の通信装置の制御方法。
  8. 前記携帯電話と無線通信を確立した場合、自身の機器情報も前記携帯電話に送信することを特徴とする請求項6に記載の通信装置の制御方法。
  9. 前記第二の確立ステップでは、アドバタイズパケットを送信することによって前記携帯電話とペアリングすることを特徴とする請求項6に記載の通信装置の制御方法。
  10. 前記携帯電話から、ファームウェアの更新ファイルを受信し、該更新ファイルを対応する外部装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の通信装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
JP2022153610A 2018-02-26 2022-09-27 通信装置、制御方法及びプログラム Active JP7392072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022153610A JP7392072B2 (ja) 2018-02-26 2022-09-27 通信装置、制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018031920A JP2019148883A (ja) 2018-02-26 2018-02-26 通信装置、制御方法及びプログラム
JP2022153610A JP7392072B2 (ja) 2018-02-26 2022-09-27 通信装置、制御方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018031920A Division JP2019148883A (ja) 2018-02-26 2018-02-26 通信装置、制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022173385A JP2022173385A (ja) 2022-11-18
JP7392072B2 true JP7392072B2 (ja) 2023-12-05

Family

ID=67850602

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018031920A Pending JP2019148883A (ja) 2018-02-26 2018-02-26 通信装置、制御方法及びプログラム
JP2022153610A Active JP7392072B2 (ja) 2018-02-26 2022-09-27 通信装置、制御方法及びプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018031920A Pending JP2019148883A (ja) 2018-02-26 2018-02-26 通信装置、制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2019148883A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297389A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Minolta Co Ltd 画像形成装置、インストールプログラム、インストールプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびインストール方法
JP2003202989A (ja) 2002-01-08 2003-07-18 Fuji Photo Film Co Ltd 電子機器の機能更新方法
JP2011019093A (ja) 2009-07-09 2011-01-27 Olympus Imaging Corp デジタルカメラ、デジタルカメラシステム、およびプログラム更新方法
JP2015115063A (ja) 2014-11-26 2015-06-22 株式会社小松製作所 作業機械、管理システム及び管理方法
JP2016115285A (ja) 2014-12-17 2016-06-23 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2018006997A (ja) 2016-06-30 2018-01-11 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、システム、プログラム並びに記憶媒体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4391781B2 (ja) * 2003-08-29 2009-12-24 オリンパス株式会社 データ書換装置及びデータ書換方法
JP2005092330A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Olympus Corp ソフトウエア更新プログラム
JP2008250521A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Canon Inc 周辺機器管理システム、情報処理装置、及び周辺機器管理方法
JP2011118884A (ja) * 2009-11-04 2011-06-16 Fujitsu Ltd 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム
JP6737047B2 (ja) * 2016-08-02 2020-08-05 カシオ計算機株式会社 撮像装置、撮影モード制御方法、及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297389A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Minolta Co Ltd 画像形成装置、インストールプログラム、インストールプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびインストール方法
JP2003202989A (ja) 2002-01-08 2003-07-18 Fuji Photo Film Co Ltd 電子機器の機能更新方法
JP2011019093A (ja) 2009-07-09 2011-01-27 Olympus Imaging Corp デジタルカメラ、デジタルカメラシステム、およびプログラム更新方法
JP2015115063A (ja) 2014-11-26 2015-06-22 株式会社小松製作所 作業機械、管理システム及び管理方法
JP2016115285A (ja) 2014-12-17 2016-06-23 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2018006997A (ja) 2016-06-30 2018-01-11 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、システム、プログラム並びに記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022173385A (ja) 2022-11-18
JP2019148883A (ja) 2019-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3182670B1 (en) Device binding method, server and recording medium
KR101759306B1 (ko) 스마트 기기의 바인딩 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
US9961214B2 (en) Image shooting apparatus for adding information to image
RU2641257C2 (ru) Способ и аппаратура для управления устройствами
CN112187845A (zh) 信息处理装置及方法、远程监控机器人、据点控制系统
US8788564B2 (en) Information processing apparatus, storage medium, information processing method, and information processing system
JP2006020298A (ja) 機能設定システム、撮像装置、データ処理装置、機能設定方法および機能設定プログラム
KR20140092675A (ko) 서버 장치 및 서버의 제어 방법
US9398241B2 (en) Electronic device, control method therefor and recording medium
JP6433265B2 (ja) 情報処理装置、電子機器およびそれらの制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP7392072B2 (ja) 通信装置、制御方法及びプログラム
JP2016534473A (ja) ルータ・プラグ・インを制御するための方法およびデバイス
US10285032B2 (en) Communication apparatus and control method thereof
JP2015142183A (ja) 制御装置、撮像システム、撮像制御方法、およびプログラム
JP2014211665A (ja) 光学機器およびプログラム更新システム
JP6904806B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム
WO2015173907A1 (ja) データ授受システム、表示装置、携帯情報端末、データ授受方法、及びプログラム
JP5319813B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、データ処理方法、及びプログラム
JP2020155034A (ja) 撮影スポットに設置されたカメラを利用して寄付金付き写真撮影サービスを提供するためのシステムおよび方法
JP4960910B2 (ja) 情報処理装置及び当該情報処理装置と撮像装置とを有する情報処理システム、及び前記情報処理装置におけるデータ処理方法、プログラム、記憶媒体
JP5257049B2 (ja) 更新データ取得装置及び撮像装置
JP2012058473A (ja) 位置情報取得装置、撮像装置及びそれらの制御方法
JP7163740B2 (ja) 携帯端末、サーバ、プリント注文システム、プログラム
JP2005354623A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4332489B2 (ja) 撮像システム及び撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7392072

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151