JP2011118884A - 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム - Google Patents

通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011118884A
JP2011118884A JP2010242842A JP2010242842A JP2011118884A JP 2011118884 A JP2011118884 A JP 2011118884A JP 2010242842 A JP2010242842 A JP 2010242842A JP 2010242842 A JP2010242842 A JP 2010242842A JP 2011118884 A JP2011118884 A JP 2011118884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
unit
update
memory
version number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010242842A
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 ▲高▼屋敷
Yukio Takayashiki
Takafumi Inomuki
隆文 井向
Fumiyoshi Tomohara
史善 友原
Hideto Ito
秀人 伊藤
Manabu Toyoda
麻名武 豊田
治 ▲浜▼上
Osamu Hamagami
Shinichi Kuranari
真一 倉成
Akira Tokunaga
章 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Broad Solution and Consulting Inc
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Broad Solution and Consulting Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Broad Solution and Consulting Inc filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010242842A priority Critical patent/JP2011118884A/ja
Priority to US12/938,420 priority patent/US20110105029A1/en
Publication of JP2011118884A publication Critical patent/JP2011118884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • H04W8/24Transfer of terminal data
    • H04W8/245Transfer of terminal data from a network towards a terminal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】第1の装置と第2の装置に分離して用いられる通信端末装置に関し、ソフトウェアの取得や更新の利便性を高める。
【解決手段】通信機能を有する第二の装置(親機21)と、第二の装置と接続可能な第一の装置(子機22)とを含み、第一の装置が実行可能なソフトウェアを取得する。第二の装置(親機21)は外部通信機能部及び第二のメモリ10を備える。第二の装置(親機21)は、第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手し、入手されたソフトウェアを第二のメモリ10に格納する。第一の装置(子機22)は、第一のメモリ6と、第一の装置と第二の装置との接続に応じて、第二のメモリ10から読みだされたソフトウェアを第一のメモリ6に格納する手段(記憶制御部)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば、親機と子機とに分離されるセパレート型携帯電話機等、分離状態の親機と子機とを近距離通信により無線接続する通信端末装置のソフトウェア取得、更新等の技術に関する。
このようなセパレート型携帯電話機等の通信端末装置では、分離状態の第一の装置(子機)と、第二の装置(親機)との間が近距離通信技術によって無線接続されるので、両者間の通信や個別の機能を実現するに必要なソフトウェアが搭載されている。このソフトウェアの版数は、親子機間で一致していることが必要である。
このようなセパレート型以外の通信端末装置のソフトウェア更新については、記憶手段にある通信に必要なソフトウェアが管理センタの指令に基づいて更新することが知られている(特許文献1)。
制御プログラムの書換えについては、センターサーバから認証の後、ライセンス鍵を受け、そのライセンス鍵を用いて復号されたバージョンアップ用プログラムによって制御プログラムを書き換えることが知られている(特許文献2)。
また、ファームウェアプログラムの更新では、携帯端末装置にファームウェア更新プログラムが実装され、ファームウェア配信サーバから配信された更新用ファームウェアモジュールの受信により、ファームウェアプログラムを自動更新することが知られている(特許文献3)。
特開平9−190353号公報 特開2002−271261号公報 特開2003−209510号公報
ところで、セパレート型ではない通信端末装置(特許文献1、2、3)では、通信端末装置に搭載されたソフトウェアを更新しているにすぎない。即ち、親機と子機とに分離されない通信端末装置にあっては、親機及び子機の存在はなく、親子機間でソフトウェアの版数差は生じない。
セパレート型の通信端末装置にあっては、例えば、分離された親機と子機との間の近距離通信が行われる。親機が外部より取得した更新ファイルを用いて既存のソフトウェアを更新した場合、同時に子機側のソフトウェアも更新し、両者の版数を一致させることとなる。しかし、親機と子機とを分離し、子機を親機の近距離通信エリア外においた状態で、親機のソフトウェアの更新を行った場合には、親機から子機に対する通信を行うことができない。そのため、子機のソフトウェアの更新が行えず、親機と子機のソフトウェアの版数に差分が生じる。斯かる場合、親機と子機とを接続した際に、動作や機能に支障を生じるおそれがある。
そこで、本開示の通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラムの目的は上記課題に鑑み、ソフトウェアの取得や更新の利便性を高めることにある。
上記目的を達成するため、本開示の通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラムは、通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含み、第一の装置が実行可能なソフトウェアを取得する。
前記第二の装置は外部通信機能部及び第二のメモリを備える。前記第二の装置は、前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手し、入手された前記ソフトウェアを第二のメモリに格納する。
前記第一の装置は、第一のメモリと、前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを前記第一のメモリに格納する手段とを備える。
本開示の通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラムによれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第一の装置で実行可能なソフトウェアを第二の装置で取得し、取得したソフトウェアを第二の装置から第一の装置に提供でき、ソフトウェアの取得や更新の利便性が高められる。
(2) 第二の装置が第一の装置で実行可能なソフトウェアを取得してメモリに保存し、そのソフトウェアを第一の装置と第二の装置の接続に応じて、第二の装置から第一の装置に提供でき、ソフトウェアの取得や更新の利便性が高められる。
(3) ソフトウェアの取得や更新の利便性を高めた通信端末装置を提供できる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る通信端末装置の機能部の一例を示す図である。 ソフトウェア更新の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る通信端末装置の機能部の一例を示す図である。 ソフトウェア更新の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る通信端末装置の機能部の一例を示す図である。 親機の機能部の一例を示す図である。 子機の機能部の一例を示す図である。 セパレート型携帯電話機のハードウェアの一例を示す図である。 セパレート型携帯電話機の一例を示す図である。 子機側をスライドさせたセパレート型携帯電話機を示す図である。 子機側をスライドさせて裏面側から見たセパレート型携帯電話機を示す図である。 子機側をスライドさせて側面側から見たセパレート型携帯電話機を示す図である。 分離状態の親機及び子機を示す図である。 分離状態の親機を裏面側から見て示した図である。 子機側のスライド筐体部をスライドさせて上面側から見た子機を示す図である。 子機側のスライド筐体部をスライドさせて側面側から見た子機を示す図である。 親子機間接点のピンアサインを示す図である。 表示部のメッセージ表示を示す図である。 ソフトウェアの更新機能の一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係るソフトウェアの更新機能の一例を示すフローチャートである。 ソフトウェアの更新機能の他の例を示すフローチャートである。 表示部のメッセージ表示を示す図である。 携帯情報端末機を示す図である。 セパレート型電話機を示す図である。 第5の実施の形態に係る通信端末装置の機能部の一例を示す図である。 ソフトウェアの更新機能の一例を示すフローチャートである。 セパレート型携帯電話機のハードウェアの一例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態は、第二の装置として例えば、親機と、第一の装置として例えば、子機とに着脱可能に分離され、分離状態で近距離通信により無線接続され、また、接合状態で有線接続される通信端末装置の子機側のソフトウェアを自動更新する構成である。なお、本明細書の各実施の形態における“有線接続”とは、端子間接続等の物理的に親機と子機とが接続されている形態の接続を意味し、無線接続以外のこれらの接続を説明の便宜上、“有線接続”というものとする。
この第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、通信端末装置の機能部を示す図である。図1に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この通信端末装置2は、本開示の通信端末装置の一例であって、図1に示すように、第二の装置の一例である親機21と、第一の装置の一例である子機22とに着脱可能に分離される。分離状態では、親機21と子機22とが近距離通信により無線接続され、また、接合状態では、親機21と子機22とが有線接続される。
親機21には主として通信ネットワーク4を介して通信する通信機能や、表示機能等が割り当てられ、また、子機22には主として通話機能や、キー操作機能等が割り当てられている。
この通信端末装置2は、第一のメモリ6と、外部通信機能部8と、第二のメモリ10と、ソフトウェア更新部12とを備える。この実施の形態では、子機22側にメモリ6及びソフトウェア更新部12が備えられ、親機21側に外部通信機能部8及びメモリ10が備えられている。
メモリ6は、子機22にあって、子機22が親機21と通信するためのソフトウェアを格納する手段である。
外部通信機能部8は、親機21にあって、既述のソフトウェアに関する更新ファイルを外部より入手する手段である。また、メモリ10は、入手された更新ファイルを格納する手段である。
そして、ソフトウェア更新部12は、親機21に更新ファイルが入手され、且つ親機21と子機22との接続がなされた際に、メモリ10から読み出された更新ファイルに基づいて、既述のソフトウェアの取得及び更新を行う手段の一例である。
次に、このソフトウェア更新の処理手順について、図2を参照する。図2は、ソフトウェア更新の処理手順の一例を示すフローチャートである。
この処理手順は、本開示のソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムの実行例である。この処理手順は、図2に示すように、更新ファイル入手機能(ステップS11)、更新ファイル格納機能(ステップS12)と、接続確認機能(ステップS13)と、ソフトウェア更新機能(ステップS14)とが含まれる。
子機22のメモリ6にはソフトウェア格納機能により親機21と通信するためのソフトウェアが格納されている。親機21は外部通信機能部8によって更新ファイルを外部より入手し(ステップS11)、その更新ファイルをメモリ10に格納する(ステップS12)。
更新ファイルが入手された後、親機21と子機22とが接続されたかが判断され(ステップS13)、親機21と子機22とが接続されていなければ(ステップS13のNO)、接続の監視が継続して行われる。
そして、親機21と子機22とが接続されれば(ステップS13のYES)、更新ファイルがメモリ10から読み出され、その更新ファイルに基づいて、子機22のソフトウェアの更新を行う(ステップS14)。
斯かる構成によれば、ソフトウェアの更新が行われている親機21と、当該ソフトウェアの未更新の子機22とが接合されたことにより、子機22側のソフトウェアの自動更新によって、親機21と子機22とのソフトウェアが一致することになる。即ち、親機21が保持している子機22のソフトウェアの版数と、子機22のソフトウェアの版数が不一致であっても、子機22を親機21に接合すれば、子機22のソフトウェアを更新できる。子機22と分離している状態で親機21のソフトウェア更新を自由に行うことができ、親機21との接合を契機に子機22のソフトウェアを自動更新することができる。子機22のソフトウェア更新に手間取るといった不都合が解消される。
このようなセパレート型の通信端末装置2にあっては、親機と子機とを分離し、子機を親機の近距離通信エリア外においた状態で、親機のソフトウェアの更新を行った場合には、親機から子機に対する通信を行うことができない。そのため、子機のソフトウェアの更新が行えず、親機と子機のソフトウェアの版数に差分が生じるが、このような版数の差分を解消でき、動作や機能に支障を生じるといった不都合を解消できる。従って、セパレート型の通信端末装置2での動作の信頼性を高めることができる。
この第1の実施の形態では次のような効果が得られる。
(1) 子機22(第一の装置)で実行可能なソフトウェアを親機21(第二の装置)で取得し、取得したソフトウェアを親機21から子機22(第一の装置)に提供でき、ソフトウェアの取得や更新の利便性が高められる。
(2) 親機21が子機22で実行可能なソフトウェアを取得してメモリ10に保存し、そのソフトウェアを親子機間の接続に応じて、親機21から子機22に提供でき、ソフトウェアの取得や更新の利便性が高められる。
(3) ソフトウェアの取得や更新の利便性を高めた通信端末装置2を実現し、提供できる。
(4) 子機22と分離している状態で親機21のソフトウェア更新が行われても、子機22を親機21に接合すれば、子機22に更新ファイルが転送され、子機22のソフトウェアを更新できる。
(5) 子機22と分離している状態で親機のソフトウェア更新が行われた場合、親機21と子機22のソフトウェアの版数差分を解消することができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、親機側で子機側のソフトウェアの版数確認、接続確認を経て、子機側のソフトウェアを自動更新する構成である。
この第2の実施の形態について、図3を参照する。図3は、通信端末装置の機能部を示す図である。図3に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この実施の形態においても、親機21と子機22とに分離されて着脱可能に構成され、分離状態では、親機21と子機22とが近距離通信により無線接続され、また、接合状態では、親機21と子機22とが有線接続される。親機21及び子機22の機能割り当ては第1の実施の形態と同様である。
そして、この実施の形態では、親機21には版数確認部5と、接続確認部7とが備えられている。版数確認部5は、子機22のソフトウェアの版数が親機21の保持している版数と相違するかを確認する機能部の一例である。ソフトウェア版数の確認は、版数情報の確認として例えば、親機21が保存している子機22の更新ファイルデータの版数データと、子機22から受信した版数データとを比較し、版数の一致、不一致を判定する。即ち、版数確認部5では、新たに取得したソフトウェアに対応する子機22が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する親機21が保持していた既存ソフトウェアの版数とが比較される。
接続確認部7は、親機21に子機22が接続されているかを確認する機能部の一例である。親機21と子機22とは接合によって有線接続、又は分離によって無線接続されるので、この接合か分離かによって接続を判断すればよい。
また、子機22にはソフトウェア更新部12が備えられている。このソフトウェア更新部12は、親機21に子機22を接続し、子機22のソフトウェアを更新する機能部の一例である。子機22のソフトウェアの版数が親機21のソフトウェアの版数と相違している場合、親機21に子機22が接続された際に、親機21から更新ファイルデータが子機22に提供される。そこで、子機22は、提供を受けた更新ファイルデータによりソフトウェアを更新する。即ち、ソフトウェア更新部12では、版数確認部5による比較結果に応じてソフトウェアの更新が行われる。これにより、子機22側のソフトウェア版数が親機21側のソフトウェア版数に更新される。
次に、このソフトウェア更新の処理手順について、図4を参照する。図4は、ソフトウェア更新の処理手順の一例を示すフローチャートである。
この処理手順は、本開示のソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムの一例である。この処理手順には、図4に示すように、版数確認機能(ステップS21)と、接続確認機能(ステップS22)と、ソフトウェア更新機能(ステップS23)とが含まれる。
版数確認は、子機22のソフトウェアの版数が親機21の保持している版数と相違するかを確認する(ステップS21)。この版数確認に当たっては、親機21と子機22とが接合状態にあれば有線接続により、また、分離状態にあれば無線接続により、親機21が例えば、親機21から子機22に対し版数確認を要請し、子機22から版数データを受ければよい。そこで、ソフトウェアの版数が相違しない即ち、一致している場合には(ステップS21のNO)、ソフトウェアの更新は行われない。また、ソフトウェアの版数が相違している即ち、不一致の場合には(ステップS21のYES)、接続確認(ステップS22)に移行する。
接続確認は、親機21に子機22が接続されているかを確認する(ステップS22)。この場合、ソフトウェアの更新を有線接続で行う場合には、この接続確認は有線接続の確認とすればよい。無線接続でソフトウェアの更新が可能であれば、この接続確認は有線接続又は無線接続の何れでもよい。有線接続の確認は、親機21に子機22が接合されているかをスイッチのオン、オフや電位の検出等で行えばよい。そこで、親機21と子機22とが接続されていない場合には(ステップS22のNO)、ソフトウェアの更新は行われない。また、親機21と子機22とが接続されている場合には(ステップS22のYES)、それを契機にソフトウェア更新(ステップS23)に移行する。
そして、ソフトウェア更新は、子機22のソフトウェアの版数が親機21の保持している版数と相違し、親機21に子機22が接続された際に、子機22のソフトウェアを更新する。
斯かる構成によれば、この実施の形態においても、親機21が保持している子機22のソフトウェアの版数と、子機22のソフトウェアの版数が不一致であっても、子機22を親機21に接合すれば、子機22のソフトウェアを更新できる。子機22と分離している状態で親機21のソフトウェア更新を自由に行うことができ、親機21との接合を契機に子機22のソフトウェアを自動更新することができる。子機22のソフトウェア更新に手間取るといった不都合が解消される。
そして、子機22と分離している状態で親機21のソフトウェア更新が行われた場合、親機21と子機22のソフトウェアの版数差分を解消することができる。この結果、親機21と子機22とのソフトウェアの版数差分による機能障害の発生等を防止でき、親機21と子機22とを分離し又は接合して用いられる通信端末装置2の動作の信頼性を高めることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、親機のソフトウェアが更新された際に、子機との間で版数確認の後、子機との接続を契機に、子機側のソフトウェアを自動更新する構成である。
この第3の実施の形態について、図5を参照する。図5は、セパレート型携帯電話機のソフトウェア更新機能を示す図である。図5に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このセパレート型携帯電話機20は、本開示の通信端末装置の一例であって、親機201と子機202とに分離され、これらは着脱可能である。親機201には主として通信ネットワーク4を介して通信する通信機能や、表示機能等が割り当てられ、また、子機202には主として通話機能や、キー操作機能等が割り当てられている。
この場合、親機201は、通信ネットワーク4に接続され、通信ネットワーク4からソフトウェアの提供を受け、自機のソフトウェアを子機202と無関係に更新することができる。このソフトウェアの更新に伴い、子機202のソフトウェアとの間に版数の相違即ち、版数差分を生じる。
このセパレート型携帯電話機20にあっては、子機202のソフトウェア更新機能が追加され、親機201が受信した子機202の更新ファイルを親機201のデータの一部として保持し、この更新ファイルを子機202のソフトウェア更新に使用する。
この子機ソフトウェア更新機能について、親機201と子機202とが有線接続されると、この有線接続14を契機に子機ソフトウェア更新機能が実行される。この場合、子機202のソフトウェアの版数が親機201の保持している版数と一致していない場合、親機201から子機202に対して更新ファイル転送16が実行される。子機202は、親機201から更新ファイルの転送を受けると、当該更新ファイルを記憶部に格納する。また、子機202はデータ受信完了通知18を生成し、生成したデータ受信完了通知18を親機201に通知する。
子機202は、転送を受けた更新ファイルに基づき、ソフトウェア更新24を実行する。このソフトウェア更新24が完了すると、子機202には更新完了通知26が生成され、親機201に通知される。
親機201は、更新ファイル転送16を契機に、ソフトウェア更新24を実行している状態である子機202がソフトウェア更新モードに移行すると、親機201から子機202への指示を停止し、外部からのイベントを生起させない状態を維持する。子機202のソフトウェア更新は優先処理として実行される。この場合、外部からのイベントを生起させない状態とは例えば、キー入力等の機能処理を停止することである。これにより、ソフトウェア更新の信頼性が高められる。
子機202は、更新完了通知26の生成とともに、ソフトウェア更新モードを解除する。親機201は、子機202から更新完了通知26を受けると、通常モードに移行し、外部からのイベント処理を実行する。
次に、セパレート型携帯電話機の機能について、図6及び図7を参照する。図6は、セパレート型携帯電話機の親機側の機能部の一例を示す図、図7は、その子機側の機能部の一例を示す図である。
このセパレート型携帯電話機20は、親機201でセパレート型携帯電話機20の主として外部通信機能及び表示機能等を実行し、子機202でセパレート型携帯電話機20の主として親機201との通信機能及び通話機能、入力操作機能等を実行する。
そこで、親機201は、図6に示すように、外部通信制御部30と、通話制御部32と、入力制御部34と、接合・分離確認部36と、表示制御部38と、記憶制御部40と、ファイル更新制御部42と、親子通信制御部44と、無線通信制御部46と、有線通信制御部48とを備えている。これらの機能は親機201に搭載されているコンピュータ(プロセッサ70:図8)によって生成され実行される。
外部通信制御部30は、外部通信機能部の一例であって、外部の通信ネットワーク4と無線により接続され、通話やデータ通信を行い、外部から親機201や子機202のソフトウェアの更新データの提供を受ける機能である。通信ネットワーク4には親機201が無線により基地局やサーバに接続されている。親機201及び子機202のソフトウェアの更新データは例えば、データサーバから提供される。
通話制御部32は、親機201の通信機能を用いて通信ネットワーク4を介して相手装置との通話を行う機能部である。
入力制御部34は、表示部76に設置されたタッチパネル部78(図8)からのデータ入力や選択入力を受け、それを認識する機能部である。
接合・分離確認部36は、親機201が子機202に接合又は分離されているかを確認する機能部である。親機201に子機202が接合又は分離されているかの判断は、親機201と子機202との電気的な結合状態の有無によって行えばよい。
表示制御部38は、情報を表示する機能であって、メッセージ表示機能を含む。メッセージ表示機能は、親機201にソフトウェアの更新データが到来し、又は親機201のソフトウェアが更新された場合、それを契機として子機202との接続を促すメッセージを表示する。即ち、この表示制御部38は、メッセージを出力するためのメッセージ出力部の一例である。この場合、子機202のソフトウェアの更新を促すメッセージを表示してもよい。
記憶制御部40はデータ保持手段の一例であって、提供されたソフトウェアやその版数データを記憶する機能部である。この記憶制御部40には、親機201のソフトウェアが記憶によって保持されるとともに、子機202のソフトウェアの版数データが記憶によって保持され、外部から提供された子機202のソフトウェアが一時的に保持される。
ファイル更新制御部42は、親機201側のソフトウェア更新部の一例であって、親機201のソフトウェア更新の機能が含まれる。子機202のソフトウェア更新機能として、版数照合、接続確認、子機202側のソフトウェア更新中の待機等の機能が含まれてもよい。版数照合は、版数確認の一例であって、親機201に対するソフトウェア更新データの提供や、ソフトウェア更新を契機に、版数確認通知を生成し、子機202から転送された版数データと、親機201側に保持されている版数データとを照合する。接続確認は、子機202に対する更新ファイルの送信に先立ち、親機201に子機202が接続されているかの確認である。更新ファイルの送信を有線接続で行う場合には、有線接続であるかを確認する。そして、親機201がデータ転送モードに移行した場合には、外部からのイベントの処理を遮断する。
親子通信制御部44は、親機201側で親子機間の通信形態を制御する制御機能部であって、親子機間が接合状態であれば有線接続とし、親子機間が分離状態であれば無線接続とする。
無線通信制御部46は、電波等の無線媒体で接続する手段であり、無線接続には例えば、Bluetooth 通信を用いればよい。また、有線通信制御部48は、親子機間の接合によって接続する。
また、子機202は、図7に示すように、通話制御部50と、入力制御部52と、接合・分離確認部54と、記憶制御部56と、ファイル更新制御部58と、親子通信制御部60と、無線通信制御部62と、有線通信制御部64とを備えている。これらの機能は子機202に搭載されているコンピュータ(プロセッサ100:図8)によって生成され実行される。
通話制御部50は、親機201の通信機能と、親機201との無線接続機能とを用いて通話を行う機能部である。Bluetooth 通信によって無線接続されている場合、その親機201の通信機能により基地局を介して相手装置と通話が行える。
入力制御部52は、キーパッド部104、106(図8)からの入力を認識する機能部である。
接合・分離確認部54は、子機202が親機201に接合又は分離されているかを確認する機能部である。親機201に子機202が接合又は分離されているかの判断は、既述のように、親機201と子機202との電気的な結合状態の有無によって行えばよい。
記憶制御部56はデータ保持手段の一例であって、ソフトウェアや、親機201から提供された更新ファイル等を記憶する機能部である。
ファイル更新制御部58は、ソフトウェア更新部の一例であって、親機201から更新ファイルの提供を受けた子機202のソフトウェアを更新する機能部である。子機202のソフトウェア更新の機能は、親機201側のデータ転送モードに移行したことを契機に、更新ファイルデータの提供により開始される。このソフトウェア更新には、更新ファイルの受信通知の生成、ソフトウェア更新、ソフトウェア更新完了確認、更新ファイルの削除、ソフトウェア更新完了通知の生成が含まれる。
親子通信制御部60は、子機202側で親子機間の通信形態を制御する制御機能部であって、親子機間が接合状態であれば有線接続とし、親子機間が分離状態であれば無線接続とする。
無線通信制御部62は、電波等の無線媒体で接続する手段であり、無線接続には例えば、Bluetooth 通信を用いればよい。また、有線通信制御部64は、既述のように、親子機間の接合によって接続する。
次に、セパレート型携帯電話機のハードウェアについて、図8を参照する。図8は、セパレート型携帯電話機のハードウェアの一例を示す図である。
セパレート型携帯電話機20は親機201と子機202とを着脱可能に備え、既述の各機能を実現するためのハードウェア構成を備えている。そこで、親機201は、図8に示すように、プロセッサ70と、無線通信部72と、記憶部74と、表示部76と、タッチパネル部78と、音声入出力部80と、近距離無線通信部82と、有線通信部84と、接合・分離検出部86とを備える。
プロセッサ70は、記憶部74にあるプログラムを実行することにより、既述の機能部(図6)を生成させ、各機能を実行する。このプロセッサ70は例えば、CPU(Central Processing Unit )で構成すればよい。
無線通信部72は、外部通信機能部の一例であって、アンテナ88を備え、プロセッサ70の制御により基地局を介して既述の通信ネットワーク4と無線通信により、通話やデータ通信を行う。
記憶部74は、プロセッサ70の制御により、プログラム等の各種のデータを記憶し、保持する記憶手段であって、プログラム記憶部90と、データ記憶部92と、RAM(Random-Access Memory)94とを備える。プログラム記憶部90は、記録媒体で構成され、OS(Operating System)、ファームウェアプログラム、アプリケーションプログラム、ソフトウェア更新プログラム等を格納する。データ記憶部92は、更新ファイルを格納する第二のメモリの一例であって、データの記憶手段である。このデータ記憶部92は、通電を解除しても記憶内容を保持できるメモリである不揮発性メモリで構成される。このデータ記憶部92には、親機201及び子機202側のソフトウェアの版数データや、ソフトウェアの更新ファイル等が格納される。RAM94は、親機201や子機202のソフトウェア更新等の各種データ処理を実行するためのワークエリアを構成する。
表示部76は、メッセージ出力部、情報提示手段の一例であって、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)表示器で構成される。この表示部76は、プロセッサ70の制御により、子機202のソフトウェアの更新を促すメッセージ表示や、子機202の接続を促すメッセージ表示等の各種の表示をする。
タッチパネル部78は、表示部76に積層されて設置された入力手段の一例であって、プロセッサ70の制御により、表示部76の表示に応じてユーザの指やスタイラスペンの接触や押圧により、指示やデータ入力を行うことができる。
音声入出力部80は、音声の入力手段や出力手段の一例であって、マイクロフォン96及びレシーバ98を備える。この音声入出力部80は、プロセッサ70の制御により、マイクロフォン96に入力された音声を電気信号に変換してプロセッサ70に入力し、プロセッサ70の音声出力信号をレシーバ98で音声に再生する。
近距離無線通信部82は、子機202との間を無線により接続する無線接続手段であって、例えば、Bluetooth 通信により通信接続を行う。この近距離無線通信部82は、親機201から子機202が分離されている場合、無線接続を行う。
有線通信部84は、子機202を接合した際に有線接続する有線接続手段であって、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter )接続により有線接続を行う。
接合・分離検出部86は、親機201側にあって、親機201に子機202が接合されているか、親機201から子機202が分離されているかを検出する手段の一例であり、例えば、接合・分離検出デバイスで構成される。この接合又は分離は、例えば、端子間接合の有無を電位によって検出すればよい。この場合、接合・分離検出部86に親機201と子機202との分離状態が検出された場合、近距離無線通信部82の無線接続の契機となる。また、接合・分離検出部86に親機201と子機202との接合状態が検出された場合、有線通信部84の有線接続の契機となる。
次に、子機202は、プロセッサ100と、記憶部102と、キーパッド部104、106と、音声入出力部108と、近距離無線接続部110と、有線通信部112と、接合・分離検出部114とを備える。
プロセッサ100は記憶部102にあるプログラムを実行することにより、既述の機能部(図7)を生成させ、各機能を実行する。このプロセッサ100は親機201側と同様に例えば、CPUで構成すればよい。
記憶部102は、プロセッサ100の制御により、プログラム等の各種のデータを記憶し、保持する記憶手段であって、プログラム記憶部116と、データ記憶部118と、RAM120とを備える。プログラム記憶部116は、記録媒体で構成され、OS、ファームウェアプログラム、アプリケーションプログラム、ソフトウェア更新プログラム等のソフトウェアを格納する。データ記憶部118は、親機201と通信するためのソフトウェアを格納する第一のメモリの一例であって、データの記憶手段である。このデータ記憶部118は、通電を解除しても記憶内容を保持できるメモリである不揮発性メモリで構成される。このデータ記憶部118には、子機202側のソフトウェアの更新ファイル等が格納される。RAM120は、子機202側のソフトウェア更新等の各種データ処理を実行するためのワークエリアを構成する。
キーパッド部104は、第1のキー入力部であって、子機202の固定筐体部130(図10)側に設置され、記号キー、カーソルキー、決定キー等が備えられている。また、キーパッド部106は、第2のキー入力部であって、親機201から子機202が分離した際に、子機202側にあるスライド筐体部132(図13)に設置され、キーパッド部104に積層されてキー入力に用いられる。
音声入出力部108は、音声の入力手段や出力手段の一例であって、マイクロフォン122及びレシーバ124を備える。子機202が親機201から分離された際、この音声入出力部108は、プロセッサ100の制御により、マイクロフォン122に入力された音声を電気信号に変換してプロセッサ100に入力し、プロセッサ100の音声出力信号をレシーバ124で音声に再生する。
近距離無線通信部110は、親機201の近距離無線通信部82との間で無線により接続する無線接続手段であって、例えば、Bluetooth 通信により通信接続を行う。この近距離無線通信部110は、子機202が親機201から分離されている場合、無線接続を行う。
有線通信部112は、親機201に接合した際に有線接続する有線接続手段であって、既述のUART接続により有線接続を行う。
接合・分離検出部114は、子機202側にあって、子機202が親機201に接合されているか、子機202が親機201から分離されているかを検出する手段の一例であり、既述の通り、例えば、接合・分離検出デバイスで構成される。この接合又は分離は、例えば、端子間接合の有無を電位によって検出すればよい。親機201側と同様に、接合・分離検出部114に親機201と子機202との分離状態が検出された場合、近距離無線通信部110の無線接続の契機となる。また、接合・分離検出部114に親機201と子機202との接合状態が検出された場合、有線通信部112の有線接続の契機となる。
次に、セパレート型携帯電話機について、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15及び図16を参照する。図9は、セパレート型携帯電話機の一例を示す図、図10は、子機側をスライドさせたセパレート型携帯電話機を示す図、図11は、子機側をスライドさせて裏面側から見たセパレート型携帯電話機を示す図、図12は、子機側をスライドさせて側面側から見たセパレート型携帯電話機を示す図、図13は、分離状態の親機及び子機を示す図、図14は、分離状態の親機を裏面側から見て示した図、図15は、子機側のスライド筐体部をスライドさせて上面側から見た子機を示す図、図16は、子機側のスライド筐体部をスライドさせて側面側から見た子機を示す図である。
セパレート型携帯電話機20は、図9に示すように、固定筐体部130と、スライド筐体部132と、可動筐体部134とが備えられている。この場合、固定筐体部130及びスライド筐体部132は子機202に用いられ、可動筐体部134は親機201に用いられている。
固定筐体部130には、図10〜図13に示すように、スライド筐体部132がスライド機構によって固定筐体部130の長手方向にスライド可能に設置されている。スライド筐体部132には、可動筐体部134が着脱機構によって着脱される。従って、可動筐体部134がスライド筐体部132に設置された場合、スライド筐体部132によって固定筐体部130の長手方向にスライド可能である。図10、図11及び図12は、可動筐体部134がスライド筐体部132とともにスライドし、固定筐体部130から突出した状態である。この場合、可動筐体部134の背面側にはカメラ部135が設置され、このカメラ部135がスライド筐体部132にある窓部136から露出している。
また、スライド筐体部132を固定筐体部130に一致させた際に、図13及び図14に示すように、固定筐体部130と可動筐体部134を接合又は分離させることができる。図14は可動筐体部134の背面側を示している。そして、可動筐体部134(親機201)を固定筐体部130から分離させると、固定筐体部130の上面はスライド筐体部132によって覆われ、また、図15及び図16に示すように、固定筐体部130からスライド筐体部132を長手方向にスライドさせてずらすことができる。
斯かる構成により、セパレート型携帯電話機20には、着脱かつスライド可能な親機201と、子機202とが備えられ、親機201と子機202とが接合された場合、上面側に親機201、その下面側に子機202が配置される。可動筐体部134には表示部76及びタッチパネル部78が設置されているとともに、マイクロフォン96及びレシーバ98が設置されている。
固定筐体部130には、子機202側のキーパッド部104が設置されるとともにマイクロフォン122が配置されている。また、スライド筐体部132には、キーパッド部106が設置されるとともにレシーバ124が配置されている。
接合状態において、図10に示すように、可動筐体部134は、スライド筐体部132と協動してスライドし、可動筐体部134即ち、親機201をスライドさせた場合、子機202のキーパッド部104が露出し、キー入力操作が可能である。キーパッド部104には記号キー138、カーソルキー140、決定キー142等が設置されている。
可動筐体部134が固定筐体部130から分離されると、図13に示すように、固定筐体部130上にスライド筐体部132のキーパッド部106、レシーバ124が露出する。このキーパッド部106からキー入力操作を行うことができるとともに、Bluetooth 通信により親機201を介して子機202側での通話が可能である。
そして、固定筐体部130には図13に示すように、有線通信部112の接続端子部144A、144Bが設置され、また、可動筐体部134には図14に示すように、有線通信部84の接続端子部146A、146Bが設置されている。親機201と子機202とが接合状態にある場合、これら接続端子部144A−146A、144B−146Bを介して電気的に接続されるので、この接合状態は接合・分離検出部86、114によって検出される。接続端子部144A−146A、144B−146Bは、複数のピンPG1、PG2、PG3・・・PG8で構成されている。
次に、親子機間接点のピンアサインについて、図17を参照する。図17は、親子機間接点のピンアサインテーブルの一例を示す図である。
このピンアサインテーブル150には、ピン番号欄152、親機側機能欄154及び子機側機能欄156が設定され、データ記憶部92、118に格納されている。
この場合、ピン番号欄152には、接続端子部144A、144B、146A、146Bを構成するピンに対応し、ピン番号としてPG1、PG2、PG3・・・PG8の8ピン構成の番号が格納されている。この場合、ピンPG1は、親機201及び子機202ともに接地(GND)に割り当てられている。
ピンPG2は、親子機間有線通信に割り当てられ、親機201側には送信側を表すUART−TX、子機202側には受信側を表すUART−RXが設定されている。ピンPG3は、親子機間有線通信に割り当てられ、親機201側には受信側を表すUART−RX、子機202側には送信側を表すUART−TXが設定されている。
ピンPG4、PG5はともに接合検出に割り当てられ、ピンPG4は、親機201側には接合検出、子機202側には接地(GND)が割り当てられ、また、ピンPG5は、親機201側には接地(GND)、子機202側には接合検出が割り当てられている。
ピンPG6、PG7は割り当てなしであり、PG8は親機201及び子機202のそれぞれに電源が割り当てられている。
次に、メッセージ表示について、図18を参照する。図18は、分離状態にある場合のメッセージ表示を示す図である。
親機201側のソフトウェア更新等により、子機202側のソフトウェアの版数と親機201側で保持するソフトウェアの版数との間に不一致が生じた場合のメッセージ表示である。この場合、分離状態にある親機201の表示部76に、図18に示すように、子機202との接続を促すメッセージ表示148を生成させる。このメッセージ表示148は、例えば、「ソフトウェア更新のため、子機を接合して下さい」と表示すればよい。
このメッセージ表示148により、親機201に子機202を接合すれば、その表示を解除することができる。そして、接合を契機に、データ転送モード(図19)に移行すれば、接合に応じて子機202のソフトウェア更新を迅速に行うことができる。
次に、子機のソフトウェア更新について、図19を参照する。図19は、ソフトウェアの更新機能の一例を示すフローチャートである。
このソフトウェア更新機能の処理手順は、本開示のソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムの一例であって、図19に示すように、ソフトウェア版数の確認機能F1と、有線接続の確認機能F2と、ソフトウェア更新機能F3とが含まれる。
親機201は、通信ネットワーク4上のサーバから送信されたソフトウェア更新データを受信する(ステップS101)。親機201は、受信したソフトウェア更新データにより、自機内のソフトウェアを更新する。このとき、子機202のソフトウェアを更新するための更新ファイルをデータ記憶部92に格納する。
ソフトウェア更新を実行した親機201は、ソフトウェアの版数を確認するための版数確認通知を生成し、その版数確認通知を子機202に送信する(ステップS102)。この版数確認通知を受けた子機202は版数データ転送処理を実行し(ステップS103)、その版数データ160が親機201に転送される。
親機201は、版数データ160を受けると、データ記憶部92(不揮発性メモリ)に記憶させる。次に、親機201は有線接続の確認を行う(ステップS104)。この有線接続確認は、子機202が有線接続されているかについて判定する処理である。
親機201に子機202が有線接続されていなければ(ステップS104のNO)、親機201は、子機202との接続を促すメッセージ表示を行う(ステップS105)。このメッセージ表示148(図18)は、親機202の表示部76に行ってもよいし、表示部76とは異なるメッセージ表示部を設けて行ってもよい。親機201に子機202が有線接続されていれば(ステップS104のYES)、メッセージ表示を行うことなく、ステップS106に移行する。
このメッセージ表示の後、親機201に子機202を接合すれば、親機201に子機202が有線接続される。この有線接続の後又は有線接続確認で有線接続が確認されていれば(ステップS104のYES)、親機201は、ソフトウェアの版数照合を行う(ステップS106)。この版数照合は、親機201が保持している子機202の更新ファイルデータの版数と子機202から受信した版数データ160とを比較し、一致しているか不一致かの判定、即ち、版数に差分が生じているかを判定する処理である。
ソフトウェアの版数が不一致であれば(ステップS106の不一致)、親機201はデータ転送モードに移行する(ステップS107)。データ転送モードでは、データ記憶部92から読み出した更新ファイルの送信を行い(ステップS108)、更新ファイルデータ162を子機202に転送する。
更新ファイルデータ162を受信した子機202は、当該更新ファイルデータ162をデータ記憶部118に格納し、更新ファイル受信通知を生成して親機201に送信する(ステップS109)。そして、当該更新ファイルデータ162に基づいてソフトウェア更新を実行する(ステップS110)。この場合、親機201は子機202のソフトウェア更新を優先させ、子機202に対するイベント処理を停止する。
ソフトウェア更新を実行中、子機202はソフトウェア更新を監視し、ソフトウェア更新完了確認を行う(ステップS111)。このソフトウェア更新完了確認は、データ記憶部118(不揮発メモリ)にある版数データ160と更新完了したソフトウェアの版数とを比較し、同一であれば更新完了と判断する処理である。
ソフトウェア更新は、その完了確認ができるまでソフトウェア更新モードを継続し、ソフトウェア更新完了確認ができた場合(ステップS111のYES)、データ記憶部118にある更新ファイルを削除する(ステップS112)。この更新ファイルの削除の後、子機202は、ソフトウェア更新完了通知を生成し、このソフトウェア更新完了通知を親機201に送信し(ステップS113)、ソフトウェア更新処理を終了する。
ソフトウェア更新完了通知を受けた親機201は、通常モードに移行する(ステップS114)。版数照合(ステップS106)において、子機202のソフトウェアの版数が親機201と一致している場合には(ステップS106の一致)、ステップS107からステップS114の処理は実行されず、この処理を終了する。
以上述べた第3の実施の形態の利点や効果について、以下に列挙する。
(1) セパレート型携帯電話機20では、親機201と子機202とに分離しているので、ソフトウェアの版数同期が得られず、版数に差分が発生する場合がある。このような不都合は、上記実施の形態によって解消される。
(2) 親機201と子機202とが分離している状態で親機201のソフトウェア更新が行われた場合、親機201の表示部76のメッセージ表示により、子機202のソフトウェア更新を促し、その更新を行うことで、親子機間のソフトウェアの版数差分を解消できる。
(3) セパレート型携帯電話機20には、子機ソフトウェア更新機能が追加され、親機201が受信した子機202の更新ファイルが親機201のデータの一部として保持されるので、その更新ファイルは子機202のソフトウェア更新に使用される。
(4) 親機201と子機202との間の通信によって子機202のソフトウェアの版数が親機201に通知された際に、親機201側で版数の相違(一致か不一致か)を確認する。ソフトウェア版数に相違があれば(不一致)、有線接続された場合に、子機202のソフトウェア更新を行うかを確認するメッセージ表示を生成してもよい。また、分離している場合は接続を促すメッセージを事前に表示してもよい。
(5) 親機201は子機202へのデータ転送モードとして、外部からのイベントが起こらない状態に維持し、子機202に対する更新ファイルの転送及び更新処理を優先する。斯かる構成とすれば、ソフトウェア更新処理の信頼性を高めることができる。
(6) 子機202への更新ファイルデータの転送が完了した時点で、子機202から親機201に対してデータ受信完了通知、ソフトウェア更新完了通知を送信することにより、処理手順の推移を確認できる。
(7) 子機202は受信した更新ファイルを一時的に保持するデータ保持部として例えば、データ記憶部118(不揮発性メモリ)に保持し、子機202のみでその更新ファイルを使用し、子機202自身の版数を変更する。即ち、ソフトウェアの自動更新が行われる。
(8) ソフトウェア更新が完了したら、保持した更新ファイルを削除し、親機201に対して更新完了を通知するので、これを契機に通常処理に移行させることができる。
(9) 電池抜き等のイベントによって正常にソフトウェア更新が完了しなかった場合は、子機202の起動時にデータ記憶部118にある更新ファイルを利用すればよい。この場合、そのファイルの有無を確認し、更新ファイルが存在していれば、自発的に子機202のソフトウェア更新を自動的に実行することができる。
(10) 親機201はソフトウェア更新完了通知を子機202から受信した場合、通常モードに戻る。この場合、子機202からのその通知がなく、分離した場合には、ソフトウェア更新の失敗とすればよい。この場合、フェールセーフを考慮し、ソフトウェア更新完了通知を親機が受信するまで、再接続時に再度更新ファイルを転送すればよい。子機202の自立状態で更新ファイルを使用して子機202のみで版数更新をすればよい。この場合、親子機間の通信開始時に版数差分が解消され、版数更新が必要ないことを親機201で知ることができる。
(11) 以上の処理手順により、親機201と子機202とが分離状態で親機201のソフトウェア更新が行われても、親機201から子機202へ更新ファイルを転送するのみで子機202のソフトウェア更新が行われ、親子機間のソフトウェアの版数差分を解消することができる。
(12) セパレート型携帯電話機20において、既述の子機ソフトウェア更新機能の追加により、親機201のソフトウェア更新が行われた場合、親機201との接続以外に外部との通信機能を有していない子機202のソフトウェア更新を自動的に行うことができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、版数確認の後、有線接続を行い、子機202のソフトウェア更新では更新完了後の再起動を実行させる構成である。
この第4の実施の形態について、図20及び図21を参照する。図20は、第4の実施の形態に係るソフトウェアの更新機能の一例を示すフローチャート、図21は、ソフトウェアの更新機能の他の例を示すフローチャートである。図20及び図21において、図19と同一部分には同一符号を付してある。
この第4の実施の形態においても、第3の実施の形態と同様の構成(図5〜図18)を用いるものである。第3の実施の形態においては、ソフトウェア版数の確認機能F1の途上で有線接続の確認機能F2を実現しているが、この第4の実施の形態では、確認機能F1の実行後、有線接続の確認機能F2を実行させている。また、ソフトウェア更新機能F3には、ソフトウェア更新の後、更新完了後の子機202の再起動処理を行う構成である。
そこで、この処理手順では、図20に示すように、確認機能F1の実行後、有線接続(ステップS201)が実行され、この有線接続の後、データ転送モードに移行する(ステップS107)。更新ファイル送信(ステップS108)、更新ファイル受信通知(ステップS109)、ソフトウェア更新(ステップS110)の各処理の後、子機202を更新完了後の再起動を行わせる(ステップS202)。この再起動は、ソフトウェア更新の完了を契機に、子機202の通電を解除した後、通電を再開することにより、起動させる動作である。
このソフトウェア更新の処理手順について、有線接続(ステップS201)は、図21に示すように、有線接続の確認を行い(ステップS2011)、有線接続が行われていなければ(ステップS2011のNO)、子機202との接続を促すメッセージ表示148(図18)を行い、有線接続の確認を続行する。斯かる構成とすれば、ソフトウェア更新への移行手続を確実に行える。
そして、有線接続が確認できれば(ステップS2011のYES)、既述のソフトウェア更新機能F3に移行する。このソフトウェア更新機能は既述の処理手順(図20)と同様である。
(1) 上記実施の形態では、ソフトウェア更新前に親子機間の接続を促す表示を行ったが、これに限定されない。親機201のソフトウェアが更新された場合には、子機202のソフトウェア更新を促すメッセージ表示164を行ってもよく、その更新を行うか否かのメッセージを表示してもよい。ソフトウェア更新を促すメッセージ表示164として例えば、図22に示すように、「子機のソフトウェア更新を行って下さい」と表示してもよい。
(2) 上記実施の形態では、親機と子機とに分離される通信端末装置としてセパレート型携帯電話機20を例示したが、これに限定されない。例えば、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)300(図23)でもよいし、セパレート型電話機400(図24)であってもよい。
PDA300では、図23に示すように、親機301と子機302とに分離し、上記実施の形態と同様に構成すれば、子機302側のソフトウェア更新等の機能を実現することができる。図23において、上記実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
また、セパレート型電話機400では、図24に示すように、親機401と子機402とに分離し、上記実施の形態と同様に構成すれば、子機402側のソフトウェア更新等の機能を実現することができる。図24において、上記実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。この例では、子機402に表示部404が備えられている。親機401側には送受器406が備えられている。
(3) 上記実施の形態では、無線接続を近距離通信接続としてBluetooth 通信を利用しているが、無線接続は、Bluetooth 通信接続に限定されない。他の通信規格や無線媒体を利用してもよい。
(4) 上記実施の形態では、ソフトウェア版数の確認を子機202に対して版数確認通知を発し、子機202から版数データの転送を受け、版数確認を行っているが、これに限定されない。また、上記実施の形態では、版数確認部5、接続確認部7を親機21が備える例を説明したが、これに限定されない。これらの構成を子機22に備え、子機22主導で実行してもよい。
(5) 上記実施の形態では、ソフトウェア更新を親機201と子機202とが有線接続された際に実行しているが、無線接続状態でソフトウェア更新を行う構成としてもよい。その場合、更新ファイルの大きさに応じて接続状態を有線接続か無線接続かに切り替え、更新ファイルが大きい場合に有線接続で更新する構成としてもよい。
(6) 上記実施の形態の子機202(図13、図15、図16)では、表示部を設置していないが、子機202側にも表示部を設置してもよい。
(7) 上記実施の形態では、子機202のソフトウェアの更新を行うためのファイル更新制御部58を子機202に備える例を説明したが、このファイル更新制御部を親機201に備える構成としてもよい。
(8) 上記実施の形態では、子機202に更新ファイルを格納するメモリとしてデータ記憶部118に格納しているが、これに限定されない。データ記憶部118又は記憶部102に第三のメモリとして更新ファイル格納部を設定し、この更新ファイル格納部に更新ファイルを格納し、この第三のメモリから読み出された更新ファイルに基づいて、ソフトウェアの更新を行ってもよい。第三のメモリは、子機202に着脱される外部メモリであってもよい。
〔第5の実施の形態〕
第5の実施の形態は、親機と子機とが無線接続された場合に、子機側のソフトウェアを自動更新する構成である。
この第5の実施の形態について、図25を参照する。図25は、通信端末装置の機能部を示す図である。図25に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この通信端末装置2は、本開示の通信端末装置の一例である。図1に示す通信端末装置2は、第二の装置である親機21と、第一の装置である子機22とに着脱可能に分離される。本実施の形態における接合状態とは、親機21と子機22とが、無線により通信可能に接続されている状態を言う。また分離状態とは、親機21と子機22とが離れていたり、いずれかの電源が入っていなかったりといった、両者間の無線通信ができない状態を言う。
そして、ソフトウェア更新部12は、親機21に更新ファイルが入手され、且つ親機21と子機22とが無線接続状態となった際に、メモリ10から読みだされた更新ファイルに基づいてソフトウェア更新を行う。なお、これ以外の点については図1と同様であるため、説明は割愛する。
次に、このソフトウェア更新の処理手順について、図26を参照する。図26は、ソフトウェア更新の処理手順の一例を示すフローチャートである。
この処理手順は、本開示のソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムの実行例である。この処理手順は、図26に示すように、更新ファイル入手機能(ステップS11)、更新ファイル格納機能(ステップS12)と、接続確認機能(ステップS13)と、ソフトウェア更新機能(ステップS14)とが含まれる。
これら各機能については、図2の説明と略同様であるため説明は割愛するが、接続確認機能(ステップS13)については、本実施の形態においては親機21と子機22とが無線接続されたか否かを監視する処理となる。そして、親機21と子機22とが無線接続された際には、図2の説明と同様に、ソフトウェア更新部12が子機22のファイルを更新する(ステップS14)。
次に、本実施の形態の通信端末装置のハードウェア構成について、図27を参照する。図8に示したハードウェア構成と略同様であるが、図8に存在した接合・分離検出部86及び114が存在しない点で異なる。
図8で説明した実施の形態においては、親機201と子機202とが接合状態であるか、または分離状態であるかを、両者間の物理的な結合状態の有無によって判断していた。これに対し、本実施の形態においては、親機201と子機202とが接合状態であるか、または分離状態であるかを、両者間の無線接続の有無によって判断する。例えば、プロセッサ70が近距離無線通信部82の状態を監視することにより、親機201と子機202との接合状態を判断する。
〔他の実施の形態〕
上述の各実施の形態においては、親機と子機とに分離されるセパレート型携帯電話機等を例に説明したが、本発明を適用する装置はこれに限られない。
例えば、携帯電話網に接続することができる携帯電話機を第二の装置とし、当該第二の装置以外の外部の装置との通信機能を持たないプロジェクタ装置やカーナビゲーションシステム等を第一の装置とする。携帯電話機に接続されることで当該携帯電話機から情報を受信し、受信した情報を投影するプロジェクタ装置や、携帯電話機に接続されることでセンタサーバから最新の地図情報を入手するカーナビゲーションシステム等が当該第一の装置に該当する。このような装置は、携帯電話機を接続させて通信を行うインタフェースは備えるが、携帯電話網等に直接接続する手段を持たないものが多い。この場合、携帯電話機が当該第一の装置で実行されるソフトウェアの更新プログラムを携帯電話網を介して管理センタサーバからダウンロードして記憶しておき、当該第一の装置が携帯電話機と接続状態になった際に、当該第一の装置が当該更新プログラムを使用してソフトウェアの更新を行うことができる。
プロジェクタ装置やカーナビゲーションシステムは、これらが備えるプロセッサがメモリに格納されているプログラムを読みだして実行することで様々な機能を実現している。従って、携帯電話機同様、プログラムやデータの更新が容易に実現できることが望ましい。しかし、携帯電話の子機と同様に、自らが外部の装置と通信するための機能を備えていないため、更新データを入手することが困難である。このような装置に対して本発明を適用した場合、本発明における親機となる携帯電話機にこれらの装置を接続するだけで、自動的に更新データを取得することが可能となるため、利用者に余計な操作を強いることなく、簡易な自動更新の仕組みを構築することが可能となる。
なお、プロジェクタの場合、携帯電話機とのデータ送受信を行うことから、双方で実行されるソフトウェアの整合性が非常に重要である。例えば双方のソフトウェアに版数の差異があった場合には、データ送受信に不具合が発生してしまう可能性がある。また、カーナビゲーションシステムの場合、経路案内中に、次に表示すべき位置に対応する最新の地図情報をセンタサーバから入手することが考えられる。その際、カーナビゲーションシステムから携帯電話機に対して次に表示すべき位置の情報を送信し、携帯電話機がセンタサーバから入手した地図情報をカーナビゲーションシステムに送信するという双方間のデータ送受信が行われる。従って、この場合であっても、やはり双方で実行されるソフトウェアの整合性が非常に重要である。このように、上述の場合のような、双方で実行されるソフトウェアが互いに連携して処理を遂行する形態のソフトウェアにおいては、特に本発明を適用することの利点があると言える。
このように、例えば、外部との通信機能を備える第二の装置と、当該第二の装置に接続される第一の装置があり、当該第一の装置が当該第二の装置以外の外部の装置との通信機能を備えないものであれば、本発明を適用することが可能である。
また、上述の各実施の形態においては、子機の保持するソフトウェアを更新する例を説明したが、本発明はこのような更新処理に限定されるものではない。例えば、子機側のソフトウェアに機能を追加すべく、新たなプログラムモジュールを追加することが考えられる。また、子機側に新たなソフトウェアをインストールすることも考えられる。
このような場合には、親機がソフトウェア配信サーバ等から新たなプログラムモジュールやソフトウェアを取得し、親機内のメモリに格納する。そして、子機と親機とが接続された際に、子機がこの新たなプログラムモジュールやソフトウェアを子機内のメモリに格納したり、子機にインストールしたりする。これにより、子機がこれらのプログラムモジュールやソフトウェアを実行することが可能となる。
次に、以上述べた実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置であって、
前記第二の装置は、
前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手する外部通信機能部と、
入手された前記ソフトウェアを格納する第二のメモリと、
を備え、
前記第一の装置は、
第一のメモリと、
前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを前記第一のメモリに格納する手段と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。
(付記2) 前記第一の装置が、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行うソフトウェア更新部を備えることを特徴とする付記1に記載の通信端末装置。
(付記3)前記第二の装置は、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較する版数確認部を備え、
前記ソフトウェア更新部は、前記版数確認部による比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする付記2に記載の通信端末装置。
(付記4) 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置により実行されるソフトウェア取得方法であって、
前記第二の装置が、
前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手し、
入手された前記ソフトウェアを第二のメモリに格納し、
前記第一の装置が、
前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを、前記第一の装置が備える第一のメモリに格納する
ことを特徴とするソフトウェア取得方法。
(付記5) 前記第一の装置が、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする付記4に記載のソフトウェア取得方法。
(付記6) 前記第二の装置が、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較し、
前記比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする付記5に記載のソフトウェア取得方法。
(付記7) 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置により実行されるソフトウェア取得プログラムであって、
前記第二の装置に、
前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手する機能と、
入手された前記ソフトウェアを第二のメモリに格納する機能と、
を実行させ、
前記第一の装置に、
前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを、前記第一の装置が備える第一のメモリに格納する機能を実行させることを特徴とするソフトウェア取得プログラム。
(付記8) 前記第一の装置に、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行わせることを特徴とする付記7に記載のソフトウェア取得プログラム。
(付記9) 前記第二の装置に、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較させ、
前記比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行わせることを特徴とする付記8に記載のソフトウェア取得プログラム。
(付記10) 親機と子機とに着脱可能に分離され、分離状態の前記親機と前記子機とが近距離通信により無線接続される通信端末装置であって、
前記子機は、前記親機と通信するためのソフトウェアを格納する第一のメモリを有し、 前記親機は、前記ソフトウェアに関する更新ファイルを外部より入手する外部通信機能部と、前記更新ファイルを格納する第二のメモリと、を有し、
前記更新ファイルが入手され且つ前記親機と前記子機との接続がなされた際に、前記第二のメモリから読み出された前記更新ファイルに基づいて、前記ソフトウェアの更新を行うソフトウェア更新部を備えたことを特徴とする通信端末装置。
(付記11) 前記外部通信機能部により前記更新ファイルの入手があった際に、前記親機と前記子機との接続を促すメッセージを出力するメッセージ出力部を備えることを特徴とする付記10記載の通信端末装置。
(付記12) 前記ソフトウェア更新部は、前記子機のソフトウェアの更新の際、有線接続状態にある前記子機をデータ転送モードに設定し、該データ転送モードを優先処理とすることを特徴とする付記10又は11記載の通信端末装置。
(付記13) 前記子機は、前記更新ファイルを格納する第三のメモリを有し、
前記ソフトウェア更新部は、前記第三のメモリから読み出された前記更新ファイルに基づいて、前記ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする、付記10ないし付記12のいずれかに記載の通信端末装置。
(付記14) 親機と子機とに着脱可能に分離され、分離状態の前記親機と前記子機とが近距離通信により無線接続される通信端末装置によって実行されるソフトウェア更新方法であって、
前記親機と通信するための前記ソフトウェアに関する更新ファイルを外部より入手するステップと、
前記更新ファイルをメモリに格納するステップと、
前記更新ファイルが入手され且つ前記親機と前記子機との接続がなされた際に、前記メモリから読み出された前記更新ファイルに基づいて、前記ソフトウェアの更新を行うステップと、
を含むことを特徴とするソフトウェア更新方法。
(付記15) 親機と子機とに着脱可能に分離され、分離状態の前記親機と前記子機とが近距離通信により無線接続される通信端末装置に実行させるソフトウェア更新プログラムであって、
前記子機の第一のメモリに前記親機と通信するためのソフトウェアを格納する機能と、
前記ソフトウェアに関する更新ファイルを外部より入手する機能と、
前記親機の第二のメモリに前記更新ファイルを格納する機能と、
前記更新ファイルが入手され且つ前記親機と前記子機との接続がなされた際に、前記第二のメモリから読み出された前記更新ファイルに基づいて、前記ソフトウェアの更新を行う機能と、
を前記通信端末装置に実行させることを特徴とするソフトウェア更新プログラム。
以上説明したように、通信端末装置、ソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムの実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本開示の通信端末装置、ソフトウェア取得方法又はソフトウェア取得プログラムは、親機と子機とに分離され、親機側でソフトウェア取得を行い、子機側のソフトウェアとの版数差分の発生をソフトウェアの自動更新で解消でき、子機に新たな機能追加をできる等、親子機に分離される電子機器に広く利用でき、有用である。
2 通信端末装置
6 第一のメモリ
8 外部通信機能部
10 第二のメモリ
12 ソフトウェア更新部
20 セパレート型携帯電話機
21、201 親機(第二の装置)
22、202 子機(第一の装置)

Claims (9)

  1. 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置であって、
    前記第二の装置は、
    前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手する外部通信機能部と、
    入手された前記ソフトウェアを格納する第二のメモリと、
    を備え、
    前記第一の装置は、
    第一のメモリと、
    前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを前記第一のメモリに格納する手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記第一の装置が、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行うソフトウェア更新部を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記第二の装置は、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較する版数確認部を備え、
    前記ソフトウェア更新部は、前記版数確認部による比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置により実行されるソフトウェア取得方法であって、
    前記第二の装置が、
    前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手し、
    入手された前記ソフトウェアを第二のメモリに格納し、
    前記第一の装置が、
    前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを、前記第一の装置が備える第一のメモリに格納する
    ことを特徴とするソフトウェア取得方法。
  5. 前記第一の装置が、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア取得方法。
  6. 前記第二の装置が、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較し、
    前記比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行うことを特徴とする請求項5に記載のソフトウェア取得方法。
  7. 通信機能を有する第二の装置と、前記第二の装置と接続可能な第一の装置とを含む通信端末装置により実行されるソフトウェア取得プログラムであって、
    前記第二の装置に、
    前記第一の装置が実行可能なソフトウェアを外部より入手する機能と、
    入手された前記ソフトウェアを第二のメモリに格納する機能と、
    を実行させ、
    前記第一の装置に、
    前記第一の装置と前記第二の装置との接続に応じて、前記第二のメモリから読みだされた前記ソフトウェアを、前記第一の装置が備える第一のメモリに格納する機能を実行させることを特徴とするソフトウェア取得プログラム。
  8. 前記第一の装置に、格納された前記ソフトウェアを用いて、前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの更新を行わせることを特徴とする請求項7に記載のソフトウェア取得プログラム。
  9. 前記第二の装置に、前記ソフトウェアに対応する前記第一の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアに対応する前記第二の装置が保持していた既存ソフトウェアの版数とを比較させ、
    前記比較の結果に応じて前記ソフトウェアの更新を行わせることを特徴とする請求項8に記載のソフトウェア取得プログラム。
JP2010242842A 2009-11-04 2010-10-28 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム Pending JP2011118884A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010242842A JP2011118884A (ja) 2009-11-04 2010-10-28 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム
US12/938,420 US20110105029A1 (en) 2009-11-04 2010-11-03 Communication terminal apparatus, software acquiring method, and recording medium

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253511 2009-11-04
JP2009253511 2009-11-04
JP2010242842A JP2011118884A (ja) 2009-11-04 2010-10-28 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011118884A true JP2011118884A (ja) 2011-06-16

Family

ID=43925941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010242842A Pending JP2011118884A (ja) 2009-11-04 2010-10-28 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110105029A1 (ja)
JP (1) JP2011118884A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043346A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Denso Corp 車載通信システム
JP2013137647A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Brother Ind Ltd コンテンツ処理プログラム、コンテンツ情報処理方法、記録媒体
JP2014002713A (ja) * 2012-05-23 2014-01-09 Denso Corp アプリケーション更新システム、通信機器、携帯通信端末、及び、アプリケーション更新プログラム
JP2014099083A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Nintendo Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理方法
JP2014197310A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 通信システムおよびコンピュータプログラム
JP2014209330A (ja) * 2013-03-26 2014-11-06 株式会社リコー 端末、端末システム及びプログラム
JP2015179465A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動車用電子制御装置及びその検証方法
JP2016054334A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置、通信システム、通信方法およびプログラム
JP2017041818A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 無線通信装置、制御方法、及び無線通信システム
JP2017535859A (ja) * 2014-10-31 2017-11-30 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 端末間でアプリケーションデータを移行するための方法、装置、およびシステム
JP2018528507A (ja) * 2015-06-29 2018-09-27 フェイスブック,インク. 近距離通信を介してアプリケーションバージョンをインストールする方法およびシステム
JP2019105993A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社東芝 通信中継システム、プログラム更新方法、プログラム、親局装置、子局装置、中継装置、監視装置
JP2019148883A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法及びプログラム
JP2021119078A (ja) * 2016-05-17 2021-08-12 株式会社ユピテル 機器及びプログラム

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10171974B2 (en) * 2012-08-16 2019-01-01 Schlage Lock Company Llc System and method for using an electronic lock with a smartphone
US9398397B2 (en) 2014-01-09 2016-07-19 Ford Global Technologies, Llc Secure manipulation of embedded modem connection settings through short messaging service communication
US9524156B2 (en) 2014-01-09 2016-12-20 Ford Global Technologies, Llc Flexible feature deployment strategy
US9766874B2 (en) 2014-01-09 2017-09-19 Ford Global Technologies, Llc Autonomous global software update
CN105848913B (zh) * 2014-01-24 2017-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
US9323546B2 (en) 2014-03-31 2016-04-26 Ford Global Technologies, Llc Targeted vehicle remote feature updates
US9716762B2 (en) 2014-03-31 2017-07-25 Ford Global Technologies Llc Remote vehicle connection status
US9325650B2 (en) 2014-04-02 2016-04-26 Ford Global Technologies, Llc Vehicle telematics data exchange
US10140110B2 (en) 2014-04-02 2018-11-27 Ford Global Technologies, Llc Multiple chunk software updates
JP6720613B2 (ja) * 2016-03-23 2020-07-08 富士ゼロックス株式会社 情報処理システム及び情報処理プログラム
JP6718483B2 (ja) * 2018-06-29 2020-07-08 株式会社Subaru 車両

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1165827A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Tec Corp 携帯端末システム
JP2001309027A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Nec Corp 移動体通信端末
JP2007092621A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Aisin Seiki Co Ltd 電子制御装置
JP2007122601A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sony Corp 分離型処理装置及びそのソフトウエアの版更新方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6308061B1 (en) * 1996-08-07 2001-10-23 Telxon Corporation Wireless software upgrades with version control
US6324692B1 (en) * 1999-07-28 2001-11-27 Data General Corporation Upgrade of a program
JP3879376B2 (ja) * 2000-08-07 2007-02-14 富士通株式会社 情報機器システム
KR100371189B1 (ko) * 2001-02-20 2003-02-06 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 멀티-다운로드 구조 및 방법
US7092734B2 (en) * 2001-08-06 2006-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. IOTA software download via auxiliary device
KR20040067665A (ko) * 2003-01-24 2004-07-30 삼성전자주식회사 휴대용 컴퓨터의 도킹 스테이션
US7953225B2 (en) * 2005-10-21 2011-05-31 Harris Corporation Mobile wireless communications device with software installation and verification features and related methods
US8634342B2 (en) * 2006-10-05 2014-01-21 Cisco Technology, Inc. Upgrading mesh access points in a wireless mesh network

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1165827A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Tec Corp 携帯端末システム
JP2001309027A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Nec Corp 移動体通信端末
JP2007092621A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Aisin Seiki Co Ltd 電子制御装置
JP2007122601A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sony Corp 分離型処理装置及びそのソフトウエアの版更新方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043346A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Denso Corp 車載通信システム
JP2013137647A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Brother Ind Ltd コンテンツ処理プログラム、コンテンツ情報処理方法、記録媒体
JP2014002713A (ja) * 2012-05-23 2014-01-09 Denso Corp アプリケーション更新システム、通信機器、携帯通信端末、及び、アプリケーション更新プログラム
JP2014099083A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Nintendo Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理方法
US9928053B2 (en) 2012-11-15 2018-03-27 Nintendo Co., Ltd. Joint acquisition of update software for multiple devices
JP2014209330A (ja) * 2013-03-26 2014-11-06 株式会社リコー 端末、端末システム及びプログラム
JP2014197310A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 通信システムおよびコンピュータプログラム
JP2015179465A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動車用電子制御装置及びその検証方法
JP2016054334A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置、通信システム、通信方法およびプログラム
US10587728B2 (en) 2014-10-31 2020-03-10 Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited Method, apparatus and non-transitory computer storage medium for migrating application data between terminals
JP2017535859A (ja) * 2014-10-31 2017-11-30 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 端末間でアプリケーションデータを移行するための方法、装置、およびシステム
JP2018528507A (ja) * 2015-06-29 2018-09-27 フェイスブック,インク. 近距離通信を介してアプリケーションバージョンをインストールする方法およびシステム
JP2017041818A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 無線通信装置、制御方法、及び無線通信システム
JP2021119078A (ja) * 2016-05-17 2021-08-12 株式会社ユピテル 機器及びプログラム
JP7204242B2 (ja) 2016-05-17 2023-01-16 株式会社ユピテル 機器及びプログラム
JP2019105993A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社東芝 通信中継システム、プログラム更新方法、プログラム、親局装置、子局装置、中継装置、監視装置
JP2019148883A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20110105029A1 (en) 2011-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011118884A (ja) 通信端末装置、ソフトウェア取得方法及びソフトウェア取得プログラム
JP4927941B2 (ja) 近距離場通信タグを電子電話帳に記憶するためのシステム及び方法
US11562074B2 (en) Firmware upgrade method and device, and storage medium
JP6316536B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理方法
JP4855212B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
JP2005222171A (ja) 携帯電話機
US20150339079A1 (en) Message-based identification of an electronic device
WO2015074435A1 (zh) 移动终端固件更新方法及装置
JP2006253848A (ja) 携帯端末、それを含む通信システム、その通信方法ならびに制御プログラム
US20030140129A1 (en) Installing communication protocol in a handheld device
JP5770422B2 (ja) 通信端末装置及び通信情報設定方法
CN114143906A (zh) 一种电子设备连接方法及电子设备
CN112486733B (zh) 系统还原方法、装置、终端及存储介质
KR20120080823A (ko) 클라이언트 장치를 이용한 호스트 장치의 파일 정보 시스템 편집 방법 및 시스템
KR102527896B1 (ko) 알림을 제어하기 위한 방법 및 그 전자 장치
CN107635213B (zh) 控制个人信息传输的装置、方法、介质及系统
JP2009543422A (ja) 携帯電話に連結される統合インタフェース情報を内蔵する通信環境設定装置及びその設定方法
KR102297797B1 (ko) 전자 장치간 트리거 동작 방법 및 장치 그리고, 이를 지원하는 잭 액세서리
JP2015216598A (ja) 情報表示装置、及び車載機並びにデータ更新方法
US20120322423A1 (en) Hands-Free Device for Mobile-Phone Handset and Phone Book Registration Method
JP6827243B1 (ja) ハンズフリー装置、データ転送方法、およびプログラム
JP6132693B2 (ja) 無線通信装置及びデータ更新デバイス
JP7554028B2 (ja) 車載ハンズフリー装置及び通信制御方法
WO2014171232A1 (ja) 情報通信装置、情報通信方法及び情報通信プログラム
JP4257242B2 (ja) アダプタカード装置およびアダプタカード装置へのデータのダウンロード方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141021