JP7391689B2 - 変位測定装置、変位測定方法、緊張管理図作成方法 - Google Patents
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Description
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計と、を有する変位測定装置を提供する。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。以下の説明では、同一または対応する要素には同一の符号を付し、それらについて同じ説明は繰り返さない。
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計と、を有する。
前記クランプの前記緊張材または前記ピストンと対向する面が、前記クランプを取り付ける前記緊張材または前記ピストンの外周面に対応した形状となっていてもよい。
前記シリンダーと対向する第1面側に配置された磁石と、
前記第1面と反対側の面である第2面側に配置された、前記レーザー変位計を収容するレーザー変位計収容部と、を備えていても良い。
前記シリンダーに、前記固定治具を固定するためのボルトを挿入するボルト孔と、
前記レーザー変位計を収容するレーザー変位計収容部と、を備えていてもよい。
第1変位測定装置を、前記緊張材の緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記緊張端側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記固定端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程と、を有し、
前記第1変位測定装置は、
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計である第1変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記反射板部材を、前記緊張材の前記緊張端側または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに、前記第1変位計を前記ジャッキのシリンダーにそれぞれ固定し、
前記緊張端変位測定工程では、前記第1変位計により、前記緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定装置は、
支持部材と、第2変位計と、を含み、
前記支持部材は、変位計支持部と、前記支持部材を、前記定着具に設置する設置部と、を備え、前記第2変位計は、前記変位計支持部に設置されており、
前記第2設置工程では、前記設置部により、前記第2変位測定装置を、前記定着具に設置し、
前記固定端変位測定工程では、前記第2変位計により、前記固定端の変位量を測定できる。
第1変位測定装置を、前記緊張材の一方の緊張端の側である、第1緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記第1緊張端、および第2緊張端の両側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第1緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する第1変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第2緊張端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程と、を有し、
前記第1変位測定装置は、
第1反射板と、前記第1反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに取付ける第1取付治具とを備える第1反射板部材と、
前記第1反射板部材にレーザー光を投光する第1投光部と、前記第1反射板部材からの反射光を受光する第1受光部とを備える第1レーザー変位計と、を有し、
前記第2変位測定装置は、
第2反射板と、前記第2反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに取付ける第2取付治具とを備える第2反射板部材と、
前記第2反射板部材にレーザー光を投光する第2投光部と、前記第2反射板部材からの反射光を受光する第2受光部とを備える第2レーザー変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記第1反射板部材を、前記緊張材の前記第1緊張端側、または前記緊張材を牽引する前記第1ジャッキの前記第1ピストンに、前記第1レーザー変位計を前記第1ジャッキの第1シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第2設置工程では、前記第2反射板部材を、前記緊張材の前記第2緊張端側、または前記緊張材を牽引する前記第2ジャッキの前記第2ピストンに、前記第2レーザー変位計を前記第2ジャッキの第2シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第1変位測定工程では前記第1レーザー変位計により、前記第1緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定工程では前記第2レーザー変位計により、前記第2緊張端の変位量を測定できる。
第1変位測定装置を、前記緊張材の緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記緊張端側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記固定端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程と、
前記牽引工程で、前記緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いたジャッキにオイルを供給するポンプの油圧を測定し、前記緊張材に導入した緊張力を算出する緊張力算出工程と、
前記緊張端変位測定工程で測定した前記緊張端の変位量、および前記固定端変位測定工程で測定した前記固定端の変位量から算出した前記緊張材の伸び量と、前記緊張力算出工程で算出した前記緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程とを有し、
前記第1変位測定装置は、
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計である第1変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記反射板部材を、前記緊張材の前記緊張端側または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに、前記第1変位計を前記ジャッキのシリンダーにそれぞれ固定し、
前記緊張端変位測定工程では、前記第1変位計により、前記緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定装置は、
支持部材と、第2変位計と、を含み、
前記支持部材は、変位計支持部と、前記支持部材を、前記定着具に設置する設置部と、を備え、前記第2変位計は、前記変位計支持部に設置されており、
前記第2設置工程では、前記設置部により、前記第2変位測定装置を、前記定着具に設置し、
前記固定端変位測定工程では、前記第2変位計により、前記固定端の変位量を測定できる。
第1変位測定装置を、前記緊張材の一方の緊張端の側である、第1緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記第1緊張端、および第2緊張端の両側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第1緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する第1変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第2緊張端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程と、
前記牽引工程で、前記第1緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いた第1ジャッキにオイルを供給する第1ポンプの油圧、および前記第2緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いた第2ジャッキにオイルを供給する第2ポンプの油圧、を測定し、前記緊張材に導入した緊張力を算出する緊張力算出工程と、
前記第1変位測定工程で測定した前記第1緊張端の変位量、および前記第2変位測定工程で測定した前記第2緊張端の変位量から算出した前記緊張材の伸び量と、前記緊張力算出工程で算出した前記緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程とを有し、
前記第1変位測定装置は、
第1反射板と、前記第1反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに取付ける第1取付治具とを備える第1反射板部材と、
前記第1反射板部材にレーザー光を投光する第1投光部と、前記第1反射板部材からの反射光を受光する第1受光部とを備える第1レーザー変位計と、を有し、
前記第2変位測定装置は、
第2反射板と、前記第2反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに取付ける第2取付治具とを備える第2反射板部材と、
前記第2反射板部材にレーザー光を投光する第2投光部と、前記第2反射板部材からの反射光を受光する第2受光部とを備える第2レーザー変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記第1反射板部材を、前記緊張材の前記第1緊張端側、または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに、前記第1レーザー変位計を前記第1ジャッキの第1シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第2設置工程では、前記第2反射板部材を、前記緊張材の前記第2緊張端側、または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに、前記第2レーザー変位計を前記第2ジャッキの第2シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第1変位測定工程では前記第1レーザー変位計により、前記第1緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定工程では前記第2レーザー変位計により、前記第2緊張端の変位量を測定できる。
本開示の一実施形態(以下「本実施形態」と記す)に係る変位測定装置、変位測定方法、緊張管理図作成方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許の請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本実施形態の変位測定装置を説明する前に、本実施形態の変位測定装置により変位量を測定する緊張材の緊張端や、緊張作業について、図1~図3を用いて説明する。
[変位測定装置]
図4~図8を用いて、本実施形態の変位測定装置について説明する。
(反射板部材)
反射板部材は、反射板と、反射板を緊張材または緊張材を牽引するジャッキのピストンを取り付ける取付治具とを備えることができる。
(レーザー変位計)
図4に示すように、レーザー変位計44は、反射板部材43にレーザー光を投光する投光部441と、反射板部材43からの反射光を受光する受光部442とを備えることができる。
レーザー変位計は、上述のように、ジャッキ41のシリンダー412等、緊張材12に緊張力を導入した際に、緊張材12と共に変位しない部材に固定しておくことが好ましい。このため、本実施形態の変位測定装置は、例えばレーザー変位計を、ジャッキのシリンダーに固定する固定治具をさらに備えることもできる。
本実施形態の変位測定装置は、レーザー変位計を保護する保護カバーをさらに有することが好ましい。本実施形態の変位測定装置は、緊張材に緊張力を導入した際の緊張材の変位量を測定するものであり、通常、橋梁等の建築物の工事現場で使用される。このため、本実施形態の変位測定装置を使用する場面ではレーザー変位計に衝撃等が加わる場合も想定される。そこで、例えば図4に示したように、本実施形態の変位測定装置は、レーザー変位計の少なくとも一部を覆い、保護する保護カバー45をさらに有することが好ましい。
[変位測定方法]
1.第1の実施形態
次に、本実施形態の変位測定方法の一構成例について説明する。
第2変位測定装置を、緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程。
緊張材の緊張端側から、緊張材を牽引する牽引工程。
牽引工程による、緊張材の緊張端の変位量を、第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程。
牽引工程による、緊張材の固定端の変位量を、第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程。
(1)第2変位測定装置
図9は、第2変位測定装置90の斜視図であり、図10は、図9に示した第2変位測定装置90を、緊張材の固定端へ設置した状態図である。図10は、緊張材の中心軸を通る面での断面図を示している。図10中、第2変位測定装置90を設置する、緊張材12等の部材については図1を用いて既に説明したため、同じ番号を付して説明を省略する。図11、図12は、第2変位測定装置の他の構成例の斜視図となる。図13はキャップの説明図となる。
(支持部材)
支持部材91は、第2変位測定装置90の一方の端部である第1端部91A側に配置された変位計支持部911と、第1端部91Aと反対側の端部である第2端部91B側に配置された設置部912とを備えることができる。
(第2変位計)
第2変位測定装置90は、第2変位計92を有することができる。
(2)変位測定方法
以下、各工程について図14に示したフローチャートを参照しながら、説明する。
(第1設置工程)
第1設置工程S11では、緊張材の緊張端側に第1変位測定装置を設置できる。
(第2設置工程)
第2設置工程S12では、緊張端の固定端側に第2変位測定装置を設置できる。
(牽引工程)
牽引工程S13では、図1を用いて説明したように、緊張材12の長手方向において、固定端12Aとは反対側に位置する緊張端12B側をジャッキ16により引っ張り、緊張材12に緊張力を導入できる。
(緊張端変位測定工程)
牽引工程S13で、緊張材12を牽引し、緊張力を導入することで、緊張材12の固定端12A、および緊張端12Bの位置が変位する。このため、緊張端変位測定工程S14では、第1変位測定装置を用いて、緊張端の変位量を測定できる。
(固定端変位測定工程)
牽引工程S13で、緊張材12を牽引し、緊張力を導入することで、緊張材12の固定端12Aの位置が変位する。このため、固定端変位測定工程S15では、第2変位測定装置90の第2変位計92を用いて、固定端の変位量を測定できる。
2.第2の実施形態
次に、本実施形態の変位測定方法の他の構成例について説明する。
第2変位測定装置を、緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程。
緊張材の第1緊張端、および第2緊張端の両側から、緊張材を牽引する牽引工程。
牽引工程による、緊張材の第2緊張端の変位量を、第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程。
(第1設置工程)
第1設置工程S21では、緊張材の第1緊張端側に第1変位測定装置を設置できる。
(第2設置工程)
第2設置工程S22では、緊張材の第2緊張端側に第2変位測定装置を設置できる。
(牽引工程)
牽引工程S23では、図3を用いて説明したように、緊張材12の長手方向において、第1緊張端32A、および第2緊張端32B側を、それぞれ第1ジャッキ36A、第2ジャッキ36Bにより引っ張り、緊張材12に緊張力を導入できる。
(第1変位測定工程)
牽引工程S23で、緊張材12を牽引し、緊張力を導入することで、緊張材12の第1緊張端32A、および第2緊張端32Bの位置が変位する。このため、第1変位測定工程S24では、第1変位測定装置を用いて、第1緊張端の変位量を測定できる。
(第2変位測定工程)
第2変位測定工程S25では、第2変位測定装置を用いて、第2緊張端の変位量を測定できる。測定は第1変位測定工程S24の場合と同様に実施できるため、ここでは説明を省略する。
[緊張管理図作成方法]
1.第1の実施形態
次に、本実施形態の緊張管理図作成方法の一構成例について説明する。本実施形態の緊張管理図作成方法は、コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材の緊張端側を牽引した際の、緊張材の伸び量と、前記緊張材に導入した緊張力とを用いて緊張管理図を作成する緊張管理図作成方法に関する。
第2変位測定装置を、緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程。
緊張材の前記緊張端側から、前記緊張材を牽引する牽引工程。
牽引工程による、緊張材の前記緊張端の変位量を、第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程。
牽引工程による、緊張材の固定端の変位量を、第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程。
第1変位測定工程で測定した緊張端の変位量、および第2変位測定工程で測定した固定端の変位量から算出した緊張材の伸び量と、緊張力算出工程で算出した緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程。
(緊張力算出工程)
緊張力算出工程S36では、牽引工程S33で、緊張端側から緊張材を牽引する際に用いたジャッキにオイルを供給するポンプの油圧を測定することができる。そして、測定したポンプの油圧から、緊張材に導入した緊張力を算出できる。
(作図工程)
作図工程S37では、緊張管理図を作図することができる。
牽引工程S33と、緊張端変位測定工程S34と、固定端変位測定工程S35と、緊張力算出工程S36とは、緊張材に導入する緊張力が目標値に達するまでは繰り返し実施することもできる。このため、作図工程S37の後、さらに緊張力判定工程S38を実施し、導入した緊張力が目標値に達したかを判定することができる。
2.第2の実施形態
次に、本実施形態の緊張管理図作成方法の他の構成例について説明する。本実施形態の緊張管理図作成方法は、コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材の緊張端側を牽引した際の、緊張材の伸び量と、前記緊張材に導入した緊張力とを用いて緊張管理図を作成する緊張管理図作成方法に関する。
第2変位測定装置を、緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程。
牽引工程による、緊張材の第1緊張端の変位量を、第1変位測定装置で測定する第1変位測定工程。
牽引工程による、緊張材の第2緊張端の変位量を、第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程。
牽引工程で、第1緊張端側から緊張材を牽引する際に用いた第1ジャッキにオイルを供給する第1ポンプの油圧、および第2緊張端側から緊張材を牽引する際に用いた第2ジャッキにオイルを供給する第2ポンプの油圧、を測定し、緊張材に導入した緊張力を算出する緊張力算出工程。
第1変位測定工程で測定した第1緊張端の変位量、および第2変位測定工程で測定した第2緊張端の変位量から算出した緊張材の伸び量と、緊張力算出工程で算出した緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程。
(緊張力算出工程)
緊張力算出工程S46では、牽引工程S43で、第1緊張端側から緊張材を牽引する際に用いた第1ジャッキにオイルを供給する第1ポンプの油圧を測定することができる。また、牽引工程S43で、第2緊張端側から緊張材を牽引する際に用いた第2ジャッキにオイルを供給する第2ポンプの油圧を測定することができる。そして、測定した第1ポンプ、第2ポンプの油圧から、緊張材に導入した緊張力を算出できる。
(作図工程)
作図工程S47では、緊張管理図を作図することができる。
牽引工程S43と、第1変位測定工程S44と、第2変位測定工程S45と、緊張力算出工程S46とは、緊張材に導入する緊張力が目標値に達するまでは繰り返し実施することもできる。このため、作図工程S47の後、さらに緊張力判定工程S48を実施し、導入した緊張力が目標値に達したかを判定することができる。
12 緊張材
12A 固定端
12B 緊張端
32A 第1緊張端
32B 第2緊張端
13 シース
14 支圧プレート
15 定着具
151 メスコーン
151A 貫通孔(第2貫通孔)
152 オスコーン
152A 貫通孔(第3貫通孔)
1521、1522、1523 オスコーン部材
16、41 ジャッキ
161、412 シリンダー
162、411 ピストン
17 ポンプ
171 油圧ホース
36A 第1ジャッキ
36B 第2ジャッキ
361A 第1シリンダー
361B 第2シリンダー
362A 第1ピストン
362B 第2ピストン
37A 第1ポンプ
37B 第2ポンプ
371A 第1油圧ホース
371B 第2油圧ホース
42 変位測定装置
43 反射板部材
431、531、631 反射板
4311 反射板
431A 反射面
432、532、632 取付治具
44 レーザー変位計
441 投光部
442 受光部
443 表示部
444 インターフェース
45 保護カバー
53、63 反射板部材
5321 クランプ
5321A 面
5322 締め付けねじ
6321 筒部
6322 固定ねじ
70、80 固定治具
70A 第1面
70B 第2面
71 磁石
711 溝
72、82 レーザー変位計収容部
721、821 切欠き
81 ボルト孔
90、110、120 第2変位測定装置
91、111、121 支持部材
91A、111A、121A 第1端部
91B、111B、121B 第2端部
911、1111、1211 変位計支持部
912、1112、1212 設置部
9121、11121 貫通孔
9121A、11121A 第1開口部
9121B、11121B 第2開口部
92 第2変位計
921 表示部
922 インターフェース
93 固定機構
931、1331 ねじ孔
932 ねじ
94、114、124 第3開口部
95、115、125 調整機構
1151 第1スリット
1152 第2スリット
1153 ねじ
12121 磁石
12122 溝
131 キャップ
1311 凹部
131A 一方の端部
131B 他方の端部
131C 側面
133 キャップ固定部材
1332 固定用ねじ
A 一点鎖線
D15 最大径
D9121 直径
P1 プロット
L1 直線
L2 直線
S0 キャップ設置工程
S11、S21、S31、S41 第1設置工程
S12、S22、S32、S42 第2設置工程
S13、S23、S33、S43 牽引工程
S14、S34 緊張端変位測定工程
S15、S35 固定端変位測定工程
S24、S44 第1変位測定工程
S25、S45 第2変位測定工程
S36、S46 緊張力算出工程
S37、S47 作図工程
S38、S48 緊張力判定工程
W 最大幅
θ431 角度
Claims (11)
- コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材の変位量を測定する変位測定装置であって、
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計と、
前記レーザー変位計を前記ジャッキのシリンダーに固定する固定治具と、を有する変位測定装置。 - 前記取付治具はクランプを備え、
前記クランプの前記緊張材または前記ピストンと対向する面が、前記クランプを取り付ける前記緊張材または前記ピストンの外周面に対応した形状となっている請求項1に記載の変位測定装置。 - 前記固定治具は、
前記シリンダーと対向する第1面側に配置された磁石と、
前記第1面と反対側の面である第2面側に配置された、前記レーザー変位計を収容するレーザー変位計収容部と、を備える請求項1または請求項2に記載の変位測定装置。 - 前記磁石は、前記シリンダーと対向する面に溝を備える請求項3に記載の変位測定装置。
- 前記固定治具は、
前記シリンダーに、前記固定治具を固定するためのボルトを挿入するボルト孔と、
前記レーザー変位計を収容するレーザー変位計収容部と、を備える請求項1または請求項2に記載の変位測定装置。 - 前記レーザー変位計を保護する保護カバーをさらに有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の変位測定装置。
- 前記レーザー変位計が、測定した変位量のデータを外部機器に出力するインターフェースを有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の変位測定装置。
- コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材の変位量を測定する変位測定方法であって、
第1変位測定装置を、前記緊張材の緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記緊張端側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記固定端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程と、を有し、
前記第1変位測定装置は、
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計である第1変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記反射板部材を、前記緊張材の前記緊張端側または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに、前記第1変位計を前記ジャッキのシリンダーにそれぞれ固定し、
前記緊張端変位測定工程では、前記第1変位計により、前記緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定装置は、
支持部材と、第2変位計と、を含み、
前記支持部材は、変位計支持部と、前記支持部材を、前記定着具に設置する設置部と、を備え、前記第2変位計は、前記変位計支持部に設置されており、
前記第2設置工程では、前記設置部により、前記第2変位測定装置を、前記定着具に設置し、
前記固定端変位測定工程では、前記第2変位計により、前記固定端の変位量を測定する変位測定方法。 - コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材の変位量を測定する変位測定方法であって、
第1変位測定装置を、前記緊張材の一方の緊張端の側である、第1緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記第1緊張端、および第2緊張端の両側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第1緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する第1変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第2緊張端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程と、を有し、
前記第1変位測定装置は、
第1反射板と、前記第1反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに取付ける第1取付治具とを備える第1反射板部材と、
前記第1反射板部材にレーザー光を投光する第1投光部と、前記第1反射板部材からの反射光を受光する第1受光部とを備える第1レーザー変位計と、を有し、
前記第2変位測定装置は、
第2反射板と、前記第2反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに取付ける第2取付治具とを備える第2反射板部材と、
前記第2反射板部材にレーザー光を投光する第2投光部と、前記第2反射板部材からの反射光を受光する第2受光部とを備える第2レーザー変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記第1反射板部材を、前記緊張材の前記第1緊張端側、または前記緊張材を牽引する前記第1ジャッキの前記第1ピストンに、前記第1レーザー変位計を前記第1ジャッキの第1シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第2設置工程では、前記第2反射板部材を、前記緊張材の前記第2緊張端側、または前記緊張材を牽引する前記第2ジャッキの前記第2ピストンに、前記第2レーザー変位計を前記第2ジャッキの第2シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第1変位測定工程では前記第1レーザー変位計により、前記第1緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定工程では前記第2レーザー変位計により、前記第2緊張端の変位量を測定する変位測定方法。 - コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材を牽引した際の、前記緊張材の伸び量と、前記緊張材に導入した緊張力とを用いて緊張管理図を作成する緊張管理図作成方法であって、
第1変位測定装置を、前記緊張材の緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の固定端側を把持する定着具に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記緊張端側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する緊張端変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記固定端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する固定端変位測定工程と、
前記牽引工程で、前記緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いたジャッキにオイルを供給するポンプの油圧を測定し、前記緊張材に導入した緊張力を算出する緊張力算出工程と、
前記緊張端変位測定工程で測定した前記緊張端の変位量、および前記固定端変位測定工程で測定した前記固定端の変位量から算出した前記緊張材の伸び量と、前記緊張力算出工程で算出した前記緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程とを有し、
前記第1変位測定装置は、
反射板と、前記反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに取付ける取付治具とを備える反射板部材と、
前記反射板部材にレーザー光を投光する投光部と、前記反射板部材からの反射光を受光する受光部とを備えるレーザー変位計である第1変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記反射板部材を、前記緊張材の前記緊張端側または前記緊張材を牽引するジャッキのピストンに、前記第1変位計を前記ジャッキのシリンダーにそれぞれ固定し、
前記緊張端変位測定工程では、前記第1変位計により、前記緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定装置は、
支持部材と、第2変位計と、を含み、
前記支持部材は、変位計支持部と、前記支持部材を、前記定着具に設置する設置部と、を備え、前記第2変位計は、前記変位計支持部に設置されており、
前記第2設置工程では、前記設置部により、前記第2変位測定装置を、前記定着具に設置し、
前記固定端変位測定工程では、前記第2変位計により、前記固定端の変位量を測定する緊張管理図作成方法。 - コンクリート構造物に圧縮力を加える緊張材を牽引した際の、前記緊張材の伸び量と、前記緊張材に導入した緊張力とを用いて緊張管理図を作成する緊張管理図作成方法であって、
第1変位測定装置を、前記緊張材の一方の緊張端の側である、第1緊張端側に設置する第1設置工程と、
第2変位測定装置を、前記緊張材の他方の緊張端の側である、第2緊張端側に設置する第2設置工程と、
前記緊張材の前記第1緊張端、および第2緊張端の両側から、前記緊張材を牽引する牽引工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第1緊張端の変位量を、前記第1変位測定装置で測定する第1変位測定工程と、
前記牽引工程による、前記緊張材の前記第2緊張端の変位量を、前記第2変位測定装置で測定する第2変位測定工程と、
前記牽引工程で、前記第1緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いた第1ジャッキにオイルを供給する第1ポンプの油圧、および前記第2緊張端側から前記緊張材を牽引する際に用いた第2ジャッキにオイルを供給する第2ポンプの油圧、を測定し、前記緊張材に導入した緊張力を算出する緊張力算出工程と、
前記第1変位測定工程で測定した前記第1緊張端の変位量、および前記第2変位測定工程で測定した前記第2緊張端の変位量から算出した前記緊張材の伸び量と、前記緊張力算出工程で算出した前記緊張材に導入した緊張力と、を用いて緊張管理図を作成する作図工程とを有し、
前記第1変位測定装置は、
第1反射板と、前記第1反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに取付ける第1取付治具とを備える第1反射板部材と、
前記第1反射板部材にレーザー光を投光する第1投光部と、前記第1反射板部材からの反射光を受光する第1受光部とを備える第1レーザー変位計と、を有し、
前記第2変位測定装置は、
第2反射板と、前記第2反射板を前記緊張材または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに取付ける第2取付治具とを備える第2反射板部材と、
前記第2反射板部材にレーザー光を投光する第2投光部と、前記第2反射板部材からの反射光を受光する第2受光部とを備える第2レーザー変位計と、を有し、
前記第1設置工程では、前記第1反射板部材を、前記緊張材の前記第1緊張端側、または前記緊張材を牽引する第1ジャッキの第1ピストンに、前記第1レーザー変位計を前記第1ジャッキの第1シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第2設置工程では、前記第2反射板部材を、前記緊張材の前記第2緊張端側、または前記緊張材を牽引する第2ジャッキの第2ピストンに、前記第2レーザー変位計を前記第2ジャッキの第2シリンダーにそれぞれ固定し、
前記第1変位測定工程では前記第1レーザー変位計により、前記第1緊張端の変位量を測定し、
前記第2変位測定工程では前記第2レーザー変位計により、前記第2緊張端の変位量を測定する緊張管理図作成方法。
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