JP7391145B2 - 会計システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、会計システムに関する。
従来、商品の登録処理は店員が登録装置で行って、会計(精算)処理は会計装置にて客が行うセミセルフタイプのチェックアウトシステム(会計システム)がある。このようなセミセルフタイプの会計システムでは、登録装置のオペレータが待機中である会計装置、即ち客の操作中ではなくエラーも発生していない会計装置を目視で確認して、取引データの送信先の会計装置を指定する操作を行う。登録装置は当該操作を受付けると、送信先として指定された会計装置に取引データを送信する。従来技術としては、画面上に設けられた転送先キーの操作に応じてデータ転送先を選択し、取引データを選択された会計装置に送信する技術が開示されている。
このようなセミセルフタイプの会計システムでは、店員が会計処理を行わない分、次の登録処理に手早く移行できるので、客捌きの効率を向上させてレジ待ちの時間短縮を図ることができる。しかしながら依然としてレジ待ちの更なる時間短縮は望まれており、また、キャッシャの操作をより単純化して負担を軽減することが望まれている。即ち、上述したようにデータ転送先を選択する操作を要する場合、キャッシャは会計装置の使用状況やエラー発生の有無を目視で確認した後、再び視線を操作画面に戻してデータ転送先の会計装置を選択しなければならない。
本発明が解決しようとする課題は、セミセルフタイプの会計システムにおいて、キャッシャが登録装置で行う操作を単純化し、キャッシャの負担軽減を図ることができる会計システムを提供することである。
実施形態の会計システムは、登録装置と会計装置とが接続された会計システムであって、前記登録装置は、一取引の登録処理において、販売対象商品の商品情報を登録画面上に表示する表示制御手段と、次取引の登録処理に移行する指示操作を受付ける次取引指示手段と、前記指示操作を受付けると、前記一取引分の登録商品の商品情報と前記登録商品の合計金額とを含む取引データを生成する取引データ生成手段と、前記取引データを記憶手段に格納する格納手段と、前記記憶手段に格納された前記取引データを前記会計装置に転送する転送手段と、前記取引データが前記記憶手段に格納された後、前記登録画面に表示された先の取引分の販売対象商品の商品情報および前記合計金額の表示をクリアする表示クリア手段と、次取引の登録操作を受付けて、次取引の販売対象商品について商品情報を表示クリア後の登録画面上へ表示する処理を開始する次取引開始手段と、を備え、前記会計装置は、前記登録装置から前記取引データを受信する受信手段と、前記取引データに基づいて会計処理を実行する会計手段と、前記受信手段が前記取引データを受信すると、自己の会計装置の状態を新たな会計処理を開始できない会計不可能状態に変更し、前記会計手段による会計処理が終了すると、自己の会計装置の状態を新たな会計処理を開始できる会計可能状態に変更する状態管理手段と、前記受信手段が前記取引データを受信すると、自装置での会計を開始するよう報知する報知手段と、を備え、前記表示制御手段は、未転送の前記取引データを確認可能な操作子の操作に応じて、未転送の前記取引データを示した確認画面を表示し、前記転送手段は、自己の登録装置に接続された前記会計装置の前記状態管理手段が管理する状態に基づき、前記会計装置が新たな会計処理を開始できる会計可能状態であれば、当該会計装置に、前記記憶手段に格納された最も古い取引データを転送する。
図1は、本実施形態に係る会計システムの構成例を示す模式図である。 図2は、登録装置の外観を示した斜視図である。 図3は、会計装置の外観を示した斜視図である。 図4は、会計システムのハードウェア構成を示したブロック図である。 図5は、会計システムの機能構成を示したブロック図である。 図6は、登録装置のオペレータ用表示器に表示される登録画面の構成例を示す図である。 図7は、小計キーの操作後に表示される小計画面の構成例を示す図である。 図8は、次取引キーの操作後に表示される次取引の登録画面の構成例を示す図である。 図9は、登録モジュールの登録部が生成した取引データの構成例を示す図である。 図10は、所定のタイミングで転送データ格納部に格納されている、送信待ちの取引データの例を示した図である。 図11は、転送予約データ確認画面の構成例を示す図である。 図12は、登録装置の登録モジュールが実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。 図13は、登録装置の自動転送モジュールが実行する自動転送処理の手順例を示したフローチャートである。 図14は、会計装置の状態監視モジュールが実行する状態監視処理の手順例を示したフローチャートである。 図15は、会計装置の会計処理モジュールが実行する会計処理の手順例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態では、スーパーマーケット等の店舗で用いられるセミセルフ方式のチェックアウトシステムに本実施形態にかかる会計システムを適用した例について説明する。この適用例により本発明は何ら限定されない。
図1は、本実施形態に係る会計システム1の構成例を示す模式図である。図1に示すように、会計システム1は、登録装置2a、2bと、会計装置3a、3b、3c、3dとを備えている。登録装置2a、2bはそれぞれカウンタ5の上に設置されている。会計装置3a、3b、3c、3dの隣には、商品カゴを置くための載置台4a、4b、4c、4dがそれぞれ設置されている。
店員Oは登録装置2a、2bを操作して販売対象商品の商品情報を登録し、合計金額の算出を行う。登録処理および会計処理の概略的な流れとしては、例えば、登録装置2aは販売対象商品の商品情報と合計金額とを含む取引データを生成する。登録装置2aは、後述する次取引キーの操作をトリガとして、自装置に接続された会計装置3a、3bのうちいずれか一方をデータ転送先として自動的に選択して取引データを転送する。例えば会計装置3aに取引データが転送されると、客Cは登録装置2aの前から会計装置3aの前に移動して、会計装置3aを操作し、会計処理を行う。
登録装置2aは、2台の会計装置3a、3bと接続インタフェース6で接続されている。同様に、登録装置2bは、2台の会計装置3c、3dと接続インタフェース6で接続されている。また、登録装置2a、2bは、LAN(Local Area Network)等のネットワーク7により、店舗のバックヤードに設置されたストアサーバ8と接続されている。
尚、図1では、会計システム1が、2台の登録装置2a、2bと、4台の会計装置3a、3b、3c、3dとを備えた例を示したが、各装置の台数はこの例に限定されない。また、図1では、登録装置2に接続される会計装置3の数を2台としたが、当該台数はこれに限定されず、登録装置2には複数台の会計装置3が接続されていればよい。あるいは、1台の登録装置2に対して1台の会計装置3が接続されたセミセルフタイプの会計システムとしてもよい。
尚、各登録装置2a、2bはそれぞれ同じ構造と機能を備えているので、以下では特に各装置を限定しない場合、これを登録装置2と総称する。また、各会計装置3a、3b、3c、3dについても同様、それぞれ同じ機能構成であるので、以下では特に各装置を限定しない場合、これを会計装置3と総称する。
次に、登録装置2の概略的構成について、図2を用いて説明する。
図2は、登録装置2の外観を示した斜視図である。図2に示すように、カウンタ5の上面に設置された登録装置2は、読取窓112を有する縦型のスキャナ111をベースに構成されている。スキャナ111は、例えば、従来用いられている一般物体認識(オブジェクト認識)を用いて、コードシンボルの撮像画像から商品コード(販売対象コード)を読み取る。なお、スキャナ111は、商品に付されたコードシンボル(例えばバーコード)を走査して受光したレーザ光を解析することで、コードシンボルに含まれている商品コードを読み取るスキャン式のスキャナであってもよい。
また、登録装置2は、スキャナ111の上部にオペレータ用表示器114および操作部115を備えている。オペレータ用表示器114は、販売商品の登録を行う登録画面や小計金額を示す小計画面等を表示する。オペレータ用表示器114の表面には、タッチパネル113が設けられている。タッチパネル113および操作部115は、商品情報の入力を補助するユーザインタフェースとして機能する。
登録装置2の左側には、プリンタ116が設けられている。店員O側から見て登録装置2の右側には、カードリーダ118が設けられている。カードリーダ118は、挿入口118Aから挿入された磁気カードに対して磁気的に情報を読み書きする。また、プリンタ116の発行口とは反対の背面には、その表示面をオペレータ用表示器114の表示面とは反対側に向けられた状態で客用表示器117が設けられている。
客C(図1参照)が購入する商品を入れたカゴをカウンタ5の図2における右側に載置すると、店員O(図1参照)はカゴから商品を取り出して、当該商品に付されている商品コードを読取窓112の正面に翳し、スキャナ111で商品コードを読み取る。あるいは店員Oは商品の画像をスキャナ111で撮像する。
次に、会計装置3の概略的構成について、図3を用いて説明する。
図3は、会計装置3の外観を示した斜視図である。図3に示すように、会計装置3は、第一の筐体10と、第二の筐体11とを備えている。第一の筐体10は、釣銭機34とスキャナ35を備えている。第二の筐体11は、第一の筐体10の上面10aに載置されており、表示器61と、プリンタ9と、カードリーダ38とを備えている。
スキャナ35は、スキャナ111(図2参照)と同様の構造を有する。スキャナ35は、撮像窓の前に翳されたコードシンボルを読み取る。スキャナ35は、読み取ったコードシンボルをデコードした商品コードを制御部150(図4参照)に出力する。
表示器61は、第二の筐体11の上方に取り付けられており、表面にタッチパネル62を備えている。表示器61は、例えば液晶パネルで構成され、会計装置3の動作状態に関する情報を画像や文字で表示する。タッチパネル62は、タッチ位置に基づく情報を制御部50(図4参照)に出力する。
カードリーダ38は、第二の筐体11の左横であって第一の筐体10の上面10aに配されている。カードリーダ38は、カード挿入口38aから挿入されたクレジットカードや会員カード等に対して情報を読み書きする。
釣銭機34は、硬貨投入口46と、紙幣投入口41と、紙幣出金口42と、硬貨出金部43とを備えている。釣銭機34は、紙幣投入口41に投入された紙幣を紙幣収納部(図示せず)に収納する。また、釣銭機34は、硬貨投入口46に投入された硬貨を硬貨収納部(図示せず)に収納する。そして、釣銭機34は、制御部50(図4参照)からの釣銭の払い出し要求に応じて、紙幣の釣銭を紙幣出金口42に払い出す。また釣銭機34は、制御部50からの釣銭の払い出し要求に応じて、硬貨の釣銭を硬貨出金部43に払い出す。
プリンタ9は、第二の筐体11に内蔵された印刷部(印字ヘッド、用紙搬送機構などを含む)と、第二の筐体11の前面11aに設けられたレシート発行口9aとを有している。プリンタ9は、制御部50(図4参照)の制御に従い、レシートあるいはクーポンを印字してレシート発行口9aから発行する。
また、会計装置3は、第一の筐体10の上面10aの後方側に立設された円柱状の表示ポール22を備えている。表示ポール22は、上方の先端部に、青色または赤色に発光する発光部22aを有している。発光部22aは、会計装置3における処理状況に応じて色を変えて発光し、店員に注意喚起をする。なお、発光させる処理状況と、発光色、発光パターンはいずれも適宜設定することができる。
発光部22aは、高さのある表示ポール22の上端に設けられているため、登録装置2のオペレータである店員Oのみならず、他の店員からも目立ち易い。登録装置2の位置からも発光を確認しやすいので、登録装置2の前に立つ客にとっても目視確認しやすい。
また、表示ポール22は、発光部22aの下方に、情報表示部70を有している。情報表示部70は、例えば液晶パネルで構成されて、画像や文字を表示する。情報表示部70は、表示器61と同方向に表示面を向けて設置されている。情報表示部70には、例えば、会計装置3で発生したエラーの内容等を表示する。
客C(図1参照)は、この会計装置3を操作して、現金、クレジットカード、電子マネー等により、商品の代金を支払う処理、即ち、会計処理を行う。
次に、会計システム1のハードウェア構成について説明する。図4は、会計システム1のハードウェア構成を示したブロック図である。
図4に示すように、登録装置2は制御部150を備えている。制御部150は、制御処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、記憶媒体であるROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)(いずれも不図示)等から構成される。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。またRAMは、オペレータ用表示器114に表示する各種の画面表示データを記憶する。
制御部150は、I/O(Input/Output)機器制御部139およびバス138を介して、スキャナ111と、タッチパネル113とに接続される。また制御部150は、I/O機器制御部139およびバス138を介して、オペレータ用表示器114と、キーボード等の操作部115とに接続される。また、制御部150は、I/O機器制御部139およびバス138を介して、プリンタ116と、客用表示器117と、カードリーダ118と、HDD(Hard Disk Drive)136とに接続される。制御部150は、通信I/F140を介して、接続インタフェース6で接続された会計装置3とデータ通信を行う。
操作部115は、取引における商品コードの入力の終了を宣言するための小計キー1151、次取引キー1152等を備えている。小計キー1151は、読み取られた商品情報に基づいて登録商品の合計金額を算出する指示を受付ける操作キーである。次取引キー1152は、一取引を締めて当該取引の取引データを会計装置3に転送する指示を受付ける操作キーである。換言すれば、次取引キー1152は、次取引に移行して次取引の登録処理を開始する指示を受付ける操作キーともいえる。
尚、本実施形態では、小計キー1151および次取引キー1152と同等の機能を有する操作アイコンを、オペレータ用表示器114の表示画面上にも設けている(図6~図8参照)。登録装置2は、当該アイコンに対するタッチパネル113へのタッチ操作に応じて、上述した指示を受付けることができる。
HDD136は、制御部150のCPUが実行するプログラム137を格納している。また、HDD136は、PLUファイル141と、売上ファイル142と、転送データ格納部143とを格納している。PLUファイル141は、各商品にユニークに割り当てられた商品コードと、その商品の名称、価格、商品分類等の商品に関する商品情報とを対応付けて格納している。また、登録装置2が商品を一般物体認識(オブジェクト認識)により特定する構成であれば、PLUファイル141は、更に、各商品の特徴量または基準画像を記憶する。尚、特徴量とは、商品の基準画像から読み取られた色合いや表面の凹凸状況等のデータである。売上ファイル142は、登録装置2が販売登録したデータを格納するファイルである。
転送データ格納部143(記憶手段)は、次取引キー1152が操作された際に、制御部150が生成した一取引分の取引データを、会計装置3に転送する転送データとして一時的に格納するためのメモリ領域である。転送が正常に終了すると当該取引データは転送データ格納部143から削除される。すなわち、転送データ格納部143は未転送分の取引データを格納する記憶手段として機能する。
会計装置3は、CPUと、記憶媒体であるROMおよびRAM(いずれも不図示)等から構成されるコンピュータ構成の制御部50を備えている。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものであり、商品の販売記録を示す販売データや、表示器61に表示する各種の画面表示データを記憶する。
制御部50は、I/O機器制御部32およびバス31を介して、タッチパネル62、表示器61、スキャナ35、カードリーダ38、プリンタ9、釣銭機34、発光部22a、情報表示部70、HDD36と接続している。制御部50は、通信I/F40を介して、接続インタフェース6で接続された登録装置2とデータ通信を行う。
カードリーダ38は、カード挿入口38a(図3参照)から挿入されたクレジットカードまたは会員カードから情報を読み取る。プリンタ9は、一連の会計処理の終了時、即ち、現金または電子マネーやクレジットカード等、その他の決済方法による精算後に、レシートを印刷してレシート発行口9a(図3参照)から発行する。釣銭機34は、紙幣投入口41に投入された紙幣、または、硬貨投入口46(ともに図3参照)に投入された硬貨の入金処理を行う。また、釣銭機34は、制御部50からの出金指示に応じて、紙幣出金口42または硬貨出金部43(ともに図3参照)から釣銭を払い出す。
HDD36は、制御部50が実行するプログラム37と、取引ファイル39と、状態管理フラグ510とを格納している。取引ファイル39は、登録装置2から受信した取引データ、および、会計装置3が実行した会計処理の詳細を記録した会計データ等を格納するためのデータファイルである。
状態管理フラグ510は、自装置、即ち、会計装置3の処理状態、エラー状態等を示すフラグ値を記憶する。各処理状態に対するフラグ値としては、一例として以下のように設定する。
0(転送可能):登録装置2から取引データを転送可能である状態
1(受信済み):登録装置2から取引データを受信した状態
2(会計中):受信した取引データに基づく会計処理中である状態
3(エラー):エラー状態。例えば、通信エラーや釣銭切れ等の装置全般に関するエラーが発生している状態
4(会計エラー):会計エラー状態。即ち、取引データを転送後に所定時間が経過しても会計処理が終了しない場合や、取引データ転送後にエラーが発生している状態
フラグ値が0の場合は、会計装置3が新たな会計処理を開始できる会計可能状態である。フラグ値が0以外の場合は、会計装置3が新たな会計処理を開始できない会計不可能状態である。
尚、フラグ値が0となるのは、会計装置3が例えば下記の双方の条件を満たす状態のことである。
・会計装置3に取引データが無い状態。即ち、会計装置3が会計処理中ではなく、会計装置3にいずれの取引データも送信されていない状態。
・会計装置3でエラーが発生しておらず、取引データを転送可能な状態。即ち、会計装置3で会計処理を即、開始できる状態。
このように状態管理フラグ510は、会計装置3が会計処理を即開始できる状態であるか否かをフラグ値により管理する。これにより登録装置2は、自装置に接続されている会計装置3a、3b(図1参照)のそれぞれの状態管理フラグ510を参照することにより、会計装置3a、3bのうちいずれの会計装置3に取引データを転送すべきかを判定できる。
次に、登録装置2が実行するプログラム137、および、会計装置3が実行するプログラム37について説明する。
尚、上述のように、本実施形態の登録装置2が実行するプログラム137は、HDD136等に予め組み込まれて提供される。尚、本実施形態の登録装置2が実行するプログラム137は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の登録装置2が実行するプログラム137を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の登録装置2が実行するプログラム137をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の会計装置3が実行するプログラム37は、HDD36に予め組み込まれて提供される。本実施形態の会計装置3が実行するプログラム37は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の会計装置3が実行するプログラム37を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の会計装置3が実行するプログラム37をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
登録装置2の制御部150が実行するプログラム137は、図4に示すように、登録モジュール151、自動転送モジュール152を含むモジュール構成となっている。制御部150のCPU(プロセッサ)は、HDD136からプログラム137を読み出して主記憶装置上にロードすることにより、上記各モジュールを制御部150の主記憶装置上に生成する。尚、制御部150は、登録モジュール151と自動転送モジュール152とをそれぞれ独立に実行可能であり、各モジュールの処理を並行して実行する。
また、会計装置3の制御部50が実行するプログラム37は、図4に示すように、状態監視モジュール51、会計処理モジュール52を含むモジュール構成となっている。制御部50のCPU(プロセッサ)は、HDD36からプログラム37を読み出して主記憶装置上にロードすることにより、上記各モジュールを制御部50の主記憶装置上に生成する。尚、制御部50は、状態監視モジュール51と会計処理モジュール52とをそれぞれ独立に実行可能であり、各モジュールの処理を並行して実行する。
次に、上記各モジュールが実現する機能について、図5を用いて説明する。
図5は、会計システム1の機能構成を示したブロック図である。登録装置2において、登録モジュール151は、表示制御部1511、入力受付部1512、登録部1513の機能を備えている。また、登録装置2において、自動転送モジュール152は、状態判定部1521、データ転送部1522の機能を備えている。
表示制御部1511は、オペレータ用表示器114、客用表示器117(ともに図2、図4参照)に出力する表示データを生成し、これら表示器における表示処理を制御する。例えば、表示制御部1511は、商品登録処理を行うための登録画面81、83(図6、図8参照)をオペレータ用表示器114に表示する。表示制御部1511(表示制御手段)は、一取引の登録処理において、販売対象商品の商品情報を登録画面上に表示する。画面構成例および表示遷移例については図6~図8を用いて後述する。
入力受付部1512は、スキャナ111、タッチパネル113、操作部115、カードリーダ118、通信I/F140を介して、ユーザからの操作入力、データ入力を受付ける。例えば、入力受付部1512は、スキャナ111から商品コードのコード情報の入力を受付ける。あるいは、入力受付部1512は、商品コードの撮像画像、商品の撮像画像などのデータの入力を受付ける。より詳細には、入力受付部1512は、スキャナ111に撮像オン信号を出力して、スキャナ111に画像取込の開始を指示する。入力受付部1512は、スキャナ111から所定の撮像レートで撮像されたフレーム画像の入力を受付けて、制御部150のワークメモリ上に読み込む。なお、入力受付部1512は、タッチパネル113や操作部115のキーボードからの入力や音声入力を介して商品名や商品コードの入力を受付けてもよい。
入力受付部1512は、小計キー1151(図4参照)が操作された場合に、一取引分の商品の読取を終了し、合計金額を算出する指示(指示操作)を受付ける。
また、入力受付部1512(次取引指示手段)は、次取引キー1152(図4参照)が操作された場合に、次取引の登録処理に移行する指示(指示操作)を受付ける。
登録部1513は、入力受付部1512が商品コードを受付けると、当該商品コードに対応付けられた商品情報をPLUファイル141から読み込み、販売対象の商品情報として仮登録する。
あるいは、登録部1513は、入力受付部1512がスキャナ111の撮像画像(フレーム画像)を受付けると、当該当該フレーム画像からコードシンボルまたは商品の画像領域を抽出して、商品の特定処理を行う。
コードシンボルが抽出された場合には、当該コードシンボルから商品コードをデコードして、当該商品コードに対応付けられた商品情報をPLUファイル141から読み込み、販売対象商品の商品情報として仮登録する。
商品の画像領域が抽出された場合には、当該画像領域に対してオブジェクト認識を行って商品を特定する。そして、登録部1513は、特定した商品の商品情報をPLUファイル141から読み込んで、販売対象商品の商品情報として仮登録する。尚、商品の特定まで自動的に行わずに、撮像画像と類似する商品候補を複数抽出して、当該商品候補を表示し、オペレータの選択操作を介して商品を特定するとしてもよい。
また、登録部1513は、入力受付部1512が小計キー1151(図4参照)の操作を受付けると、仮登録した一取引分の販売対象商品について合計金額を算出する。
ここで、表示制御部1511がオペレータ用表示器114に表示する登録画面の構成例と表示動作例について、図6~図8を用いて説明する。
図6は、登録装置2のオペレータ用表示器114に表示される登録画面81の構成例を示す図である。図6に示すように、登録画面81には、入力受付部1512が直近に受付けた商品に関する表示欄70aが設けられ、登録部1513がPLUファイル141から読み込んだ商品名や単価、入力受付部1512が受付けた数量等が表示される。また、登録画面81には、今回の取引において登録部1513が仮登録した販売対象商品について、商品名、数量、単価、金額等の仮登録情報70bが商品ごとに表示される。また、登録画面81には、仮登録された販売対象商品の合計点数70cが表示される。また、登録画面81には、税抜合計金額70dおよび税込の合計金額70eが表示される。
登録画面81には、転送データ格納部143(図4、図5参照)が格納する取引データ(転送予約データ)を確認できる転送予約データ確認画面84(図11参照)を表示するための操作アイコンとして、転送予約データアイコン90が設けられている。なお、転送予約データ確認画面84については後述する。また、登録画面81には、操作部115の小計キー1151と同様の機能の小計キー701が設けられている。入力受付部1512が小計キー701または操作部115の小計キー1151の操作を受付けると、表示制御部1511は、オペレータ用表示器114の表示を図6から図7に示すような小計画面82に切替える。尚、登録画面81上に設けられた小計キー701と、操作部115の小計キー1151とは同様の機能であるので、以降では、小計キー701または小計キー1151に対する操作について、単に小計キー701の操作を受付けると記載する。
図7は、小計キー701の操作後に表示される小計画面82の構成例を示す図である。表示制御部1511は、小計キー701の操作前に登録画面81にて仮登録された販売対象商品の合計点数と、合計金額とを、小計画面82の表示欄71aに表示する。また、小計画面82には、戻るキー71cが設けられている。入力受付部1512が戻るキー71cの操作を受付けると、表示制御部1511はオペレータ用表示器114の表示を、図7の小計画面82から図6に示すような登録画面81に切替える。入力受付部1512、登録部1513は今回分の取引の商品登録を再開し、登録装置2は商品の読取が可能な状態となる。
図7に示すように、小計画面82には、今回の取引を終了して次の取引に移行するための次取引キー711が設けられている。尚、次取引キー711は、操作部115の次取引キー1152と同様の機能を有する。以降では、次取引キー711または次取引キー1152に対する操作について、単に次取引キー1152の操作を受付けると単に記載する。
次取引キー711の表示形態としては、図7に示すように、「次取引」あるいは「次取引に移行」などのテキストを表示し、次の取引に移行することを明示してもよいし、その他の表示形態としてもよい。その他の表示形態としては、「会計装置へ転送」「データ転送」「取引データ転送」「自動転送」などのテキストを表示し、取引データを会計装置3へ自動転送することを示してもよい。あるいは、「転送予約」などのテキストを表示し、会計装置3へのデータ転送が即時行えなくともデータ転送を予約できることを表示しておいてもよい。
また、次取引キー711にはテキスト表示だけではなくイラストを表示してもよい。例えば、次取引キー711には、次の取引の登録に移行することを示したイラストや、登録装置2から会計装置3へ取引データを転送することを示したイラストを表示してもよい。
また、小計画面82には、「次取引キーを操作して下さい。取引データは自動的に転送されます。」などと次取引キー711の操作に関して補助的に説明したメッセージ71bが表示される。あるいはメッセージ71bとして、「次取引キーを操作して下さい。データは転送予約扱いとなり、自動的に転送されます。」などのテキストを表示してもよい。メッセージ71bの内容は、図7に示した例に限定されず、次取引キー711の表示形態によって適宜変更すればよい。
例えば、次取引キー711に「会計装置へ転送」「データ転送」「取引データ転送」「自動転送」などと表示した場合には、メッセージ71bとして、「データを転送後、次取引を開始して下さい。」などのテキストを表示すればよい。あるいは、次取引キー711に「転送予約」などと表示した場合には、メッセージ71bとして、「転送予約後、次取引を開始して下さい。」などのテキストを表示すればよい。
ここで、小計キー701が操作された際の各部の動作について説明する。入力受付部1512が次取引キー711の操作を受付けると、表示制御部1511は、オペレータ用表示器114の表示を図7から図8に示すような新たな登録画面83に切替える。
図8は、次取引キー711の操作後に表示される次取引の登録画面83の構成例を示す図である。即ち、表示制御部1511は、次取引キー711が操作されると、先の取引の登録画面81(図6参照)の表示をクリアし、新たな取引用の登録画面83に表示をリフレッシュする。つまり、表示制御部1511(表示クリア手段)は、自動転送モジュール152による取引データの転送状況に関わらず、先の取引分の販売対象商品について登録画面81(図6参照)に表示された、販売対象商品の商品情報(即ち、図6に示した仮登録情報70b)、表示欄70a、合計点数70c、税抜合計金額70dおよび税込の合計金額70eの表示を全てクリアする。表示制御部1511は、表示をクリアした後の新たな登録画面83において、次取引の販売対象商品に関する表示処理を開始する。
そして、入力受付部1512は、自動転送モジュール152による取引データの転送状況に関わらず、新たな登録画面83を介して次取引の登録操作を受付けて、スキャナ111から商品コードまたは商品の撮像画像などの入力を受付ける。登録部1513は、自動転送モジュール152による取引データの転送状況に関わらず、次取引の登録処理を開始する。
このように、表示制御部1511と入力受付部1512と登録部1513とは、自動転送モジュール152による取引データの転送状況に関わらず、次取引の登録操作を受付けて、次取引の販売対象商品について商品情報を表示クリア後の登録画面上へ表示する処理を開始する次取引開始手段として機能する。
登録部1513(取引データ生成手段)は、入力受付部1512が次取引キー711の操作を受付けると、今回分の取引の取引データを生成する。
図9は、登録モジュールの登録部1513が生成した取引データの構成例を示す図である。取引データは、図9に示すように、取引日時、レシート番号、合計金額、合計点数、商品情報などを含む。取引日時とするタイミングは特に限定されないが、例えば、次取引キーが操作された日時、あるいは、取引データを生成した日時を取引日時として用いればよい。レシート番号は、登録装置2が生成する取引データに含めてもよいし、会計装置3におけるレシート発行時に各会計装置3の管理下で付番されてもよい。合計金額および合計点数は、今回分の取引にかかる販売対象商品の合計金額および合計点数である。商品情報は、上述のように仮登録された今回取引分の販売対象商品の商品情報であり、商品名、商品コード、単価、数量等である。
なお、取引データには、各取引を特定できるよう登録装置2の識別情報、入力を担当したオペレータの識別情報、店舗情報などの情報を含めてもよい。
登録部1513(データ格納手段)は、生成した取引データを生成順に転送データ格納部143(図4、図5参照)に格納する。
図5に戻って、自動転送モジュール152の機能について説明する。
状態判定部1521は、自装置に接続された会計装置3の状態管理フラグ510に基づいて、会計可能状態である会計装置3を判定する。状態判定部1521は、フラグ値が0であれば当該会計装置3は会計可能状態であると判定し、フラグ値が0以外であれば当該会計装置3は会計不可能状態であると判定する。
データ転送部1522(データ転送手段)は、状態判定部1521の判定結果に基づいて、データ転送先である会計装置3に転送データ格納部143に格納された取引データを転送する。即ち、データ転送部1522は、会計可能状態である会計装置3に取引データを転送する。また、データ転送部1522は、会計不可能状態から会計可能状態に移行した会計装置3があれば、転送データ格納部143に格納されている未送信の取引データをデータ生成順に(即ち、図9の取引日時の順で)当該会計装置3に転送する。
会計システム1において、1台の登録装置2に対して複数の会計装置3が接続されている場合には、データ転送部1522は、複数の会計装置3が会計可能状態であれば、予め定められた優先順位に従って1台の会計装置3を選択し、選択した会計装置3に取引データを転送する。データ転送部1522は、取引データを転送可能な会計装置3が1つもない状態であれば、先に会計可能状態となった会計装置3に取引データを転送する。
会計システム1において、1台の登録装置2に対して会計装置3が1台のみ接続されている場合であれば、データ転送部1522は、自装置に接続された会計装置3が新たな会計処理を開始できる会計可能状態であれば、当該会計装置3に取引データを転送する。また、当該会計装置3が新たな会計処理を開始できない会計不可能状態であれば、データ転送部1522は当該会計装置3が会計可能状態になってから当該会計装置3に取引データを転送する。
尚、取引データの生成時に、状態判定部1521がいずれか1つの会計装置3に即時、当該取引データを転送可能であると判定した場合には、登録部1513が当該取引データを転送データ格納部143に格納することなく、データ転送部1522が即時、会計可能状態である会計装置3に当該取引データを転送してもよい。言い換えれば、登録部1513(データ格納手段)は、登録部1513が上述のように生成した取引データであって、自動転送モジュール152のデータ転送部1522によりいずれかの会計装置3に送信されていない未送信の取引データを、転送データ格納部143に格納してもよい。
図10は、所定のタイミングで転送データ格納部143に格納されている、送信待ちの取引データの例を示した図である。例えば、図9のように登録部1513が順次、取引データを生成したとする。また、取引データを転送する際の優先順位として、会計装置3aを優先順位1番目とし、会計装置3bを優先順位2番目とする。1行目の取引データ(取引日時:2018/04/01 15:00)の生成時に、会計装置3aが会計可能状態(状態管理フラグ510のフラグ値:0)であれば、自動転送モジュール152は、当該取引データを会計装置3aに転送する。次に、図9の2行目の取引データ(取引日時:2018/04/01 15:03)の生成時に、会計装置3aは会計中(フラグ値:2)であって会計不可能状態であるが、会計装置3bが会計可能状態(フラグ値:0)であれば、自動転送モジュール152は、当該取引データを会計装置3bに転送する。
次に、双方の会計装置3a、3bが会計中(フラグ値:2)であって双方とも会計不可能状態である場合、自動転送モジュール152は、当該取引データを会計装置3a、3bのいずれにも転送できないので、当該取引データは転送データ格納部143に格納されたままとなる。自動転送モジュール152は、いずれかの会計装置3a、3bの状態管理フラグ510が0となるのを待って、転送データ格納部143にストックされた取引データを送信する。
ここで、転送データ格納部143が格納している未転送の取引データについては、オペレータ用表示器114上に表示出力し、未転送の取引データを随時確認できるようにしてもよい。例えば、登録画面81、83(図6、図8参照)または小計画面82(図7参照)に、転送予約データアイコン90を設けておく。そして、登録装置2の表示制御部1511は、転送予約データアイコン90の操作に応じて、図11に示すような転送予約データ確認画面84をオペレータ用表示器114に表示する。
図11は、転送予約データ確認画面84の構成例を示す図である。図11に示すように、転送予約データ確認画面84には、転送データ格納部143が格納している未転送の取引データ(図10参照)について、取引日時、レシート番号、合計金額、合計点数等が、取引データごとに表示される。また、各行の取引データに対しては、レジ担当者、登録商品の商品情報などその他詳細な情報を更に表示するための詳細アイコン841が設けられている。詳細アイコン841の操作に応じて、表示制御部1511は上述の詳細な情報をオペレータ用表示器114に表示する。表示制御部1511は、転送予約データ確認画面84に設けられた戻るアイコン842の操作を受付けると、転送予約データ確認画面84の表示を終了して、登録画面(例えば、図8参照)に表示を戻す。
次に、会計装置3の機能構成について説明する。
図5に示すように、会計装置3において、状態監視モジュール51は、状態管理部511、通信制御部512の機能を備えている。また、会計装置3において、会計処理モジュール52は、表示制御部521、入力受付部522、会計処理部523の機能を備えている。
まず、状態監視モジュール51の機能について説明する。
状態管理部511は、状態管理フラグ510を用いて、会計装置3の処理状態、および、エラー状態を管理する。状態管理フラグ510の初期値は0である。状態管理部511は、会計装置3に取引データが無い状態、且つ、エラーが発生していない状態であれば、状態管理フラグ510のフラグ値を0とする。状態管理部511は、会計装置3が登録装置2から取引データを受信すると、フラグ値を1に変更する。また、状態管理部511は、会計装置3が会計処理を開始すると、フラグ値を2に変更し、会計処理が正常に終了すると、フラグ値を初期値の0に変更する。また、状態管理部511は、会計装置3において通信エラーや釣銭切れ等の装置全般に関するエラーが発生すると、フラグ値を3に変更する。また、状態管理部511は、会計処理中にエラーが発生すると、フラグ値を4に変更する。
通信制御部512は、通信I/F40および接続インタフェース6(ともに図4参照)を介して接続されている登録装置2との間のデータ通信を制御し、登録装置2から取引データを受信する。
次に、会計処理モジュール52の機能について説明する。
表示制御部521は、表示器61における表示動作、情報表示部70における表示動作、および、発光部22a(ともに図3、図4参照)の発光動作を制御する。表示制御部521(報知手段)は、登録装置2から取引データを受信すると、表示器61、情報表示部70、発光部22aの動作を制御して、自装置での会計を開始するよう報知する。報知内容としては、会計開始をすすめるメッセージに限定されず、取引データを受信したことや、データ転送が正常に終了したことを報知するメッセージを表示してもよい。
例えば、表示制御部521は表示器61(図3、図4参照)に、「お会計はこちらです」あるいは「データ受信完了」等のメッセージを表示する。尚、メッセージとともに、取引データに含まれる合計金額を表示してもよい。また、表示制御部521は情報表示部70に「会計開始」あるいは「データ受信」などのテキストを表示する。また、表示制御部521は、発光部22aを、待機状態とは異なる発光状態で発光させて、取引データの受信を報知する。発光制御方法は特に限定されないが、待機状態では発光部22aを青色の連続点灯で発光させ、取引データを受信すると、発光部22aを赤色で点滅発光させ、会計処理が開始すると赤色の連続点灯などとすればよい。
尚、報知方法は上述した例に限定されない。会計装置3がスピーカを有する構成であれば、会計装置3の制御部50は当該スピーカを用いて、自装置での会計を開始するよう報知するメッセージを音声出力してもよい。音声出力による報知とともに上述した報知方法と組み合わせればより効果的に報知できる。例えば、会計装置3の制御部50は、登録装置2から取引データを受信した際に、スピーカから上述のメッセージを音声出力するとともに、発光部22aを上述のように特定の発光色で点滅発光させて報知を行ってもよい。
入力受付部522は、タッチパネル62、スキャナ35、カードリーダ38、釣銭機34(ともに図3、図4参照)からの入力を受付ける。例えば、入力受付部522はタッチパネル62へのタッチ操作を介して、支払方法の選択操作を受付ける。支払方法としては例えば、現金支払い、クレジット決済、電子マネー決済等を選択することができる。また、入力受付部522は、カードリーダ38を介してクレジットカードのカード情報の入力を受付ける。
会計処理部523は、登録装置2から受信した取引データと、オペレータ(客)により選択された支払方法などの情報とに基づいて会計処理(精算処理)を実行する。現金支払いであれば、会計処理部523は、釣銭機34の入金動作、出金動作を制御して、客からの預り金を計上し、合計金額に基づいて釣銭を算出し、釣銭機34から釣銭を出金する処理を行う。クレジット決済であれば、会計処理部523は、カードリーダ38が受付けたカード情報に基づいてクレジットカード会社の管理サーバに問合せを行い、決済データを送受信して決済処理を行う。電子マネー決済であれば、会計処理部523は、電子マネー用の無線通信部(不図示)を介して電子マネー媒体との間で決済データを送受信して電子マネー決済処理を行う。
また、会計処理部523は、いずれかの支払方法による決済が終了すると、合計金額、支払額、釣銭額、販売対象商品の商品情報、店舗名、会計装置3の識別情報等を含むレシートデータを生成し、プリンタ9からレシートを出力する。尚、出力方法は紙媒体への印字に限定されず、上述したレシートデータを構造化データあるいは画像データなどの他のデータ形式に変換して、電子レシートとして客の携帯端末または電子レシートサーバ等にデータ出力してもよい。
また、会計処理部523は、決済が終了した取引データと、決済方法や決済に関する情報とを含めて会計データを生成し、取引ファイル39(図4参照)に格納する。
以上のように、登録モジュール151は次取引キー711が操作された時点で、取引データを転送データ格納部143に格納して、転送処理を自動転送モジュール152に移管する。これにより、登録モジュール151は、転送状況すなわち会計装置3の状態によらず、次取引の登録を即座に開始することができる。そして、自動転送モジュール152は、会計装置3の転送可能状況を自動的に判定し、会計可能状態である会計装置3に自動的に転送する。これにより、登録装置2のオペレータ(即ち、キャッシャ)は登録作業に集中することができ、登録作業の効率向上を図ることができる。
次に、登録装置2および会計装置3の各モジュールが独立並行して実行する処理の手順例について説明する。尚ここでは、図1に示したように1台の登録装置2(2a)に対して2台の会計装置3(3a、3b)が接続されている場合について説明する。
図12は、登録装置2の登録モジュール151が実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。入力受付部1512は、スキャナ111から撮像画像の取り込みを開始する。撮像画像から商品コードの画像領域が検出されると、登録部1513は当該画像領域から商品コードを読み取って商品を特定する(ステップS1:Yes)。登録部1513は、読み取った商品コードに対応する商品情報をPLUファイル141から読み込んで、販売対象商品の商品情報として仮登録する(ステップS2)。
また、撮像画像から商品の撮像画像領域が検出されると、登録部1513は当該画像領域にオブジェクト認識を行って商品を特定する(ステップS1:Yes)。登録部1513は、特定した商品に対応する商品情報をPLUファイル141から読み込んで、販売対象商品の商品情報として仮登録する(ステップS2)。尚、商品コードを介する商品特定とオブジェクト認識による商品特定とは並列して行ってもよいし、いずれかを優先して行ってもよい。商品が特定されない間(ステップS1:No)は、入力受付部1512は撮像画像の取り込みを続行し、商品の特定を待つ(ステップS1)。
尚、表示制御部1511は、登録部1513がPLUファイル141から読み取った商品情報を登録画面81(図6参照)に表示する(ステップS2)。入力受付部1512は、登録画面81を介して小計キー701(あるいは、操作部115の小計キー1151。以下も同様。)の操作を受付けたか判定する(ステップS3)。小計キー701の操作を受付けない間(ステップS3:No)は、ステップS1に戻って商品の仮登録を続行する。小計キー701の操作を受付けると(ステップS3:Yes)、表示制御部1511は、オペレータ用表示器114の表示を小計画面82(図7参照)に切替えて、当該小計画面82に仮登録された販売対象商品の合計金額を表示する(ステップS4)。
入力受付部1512は、小計画面82において次取引キー711(あるいは、操作部115の次取引キー1152。以下も同様。)の操作を受付けたか判定する(ステップS5)。次取引キー711の操作を受付けない間(ステップS5:No)は、操作を待つ。次取引キー711の操作を受付けると(ステップS5:Yes)、登録部1513は今回取引に係る取引データを生成し(ステップS6)、転送データ格納部143に格納する(ステップS7)。表示制御部1511は、オペレータ用表示器114の表示を小計画面82から登録画面に切替えるとともに、先の登録画面81(図6参照)の表示をすべてクリアして(ステップS8)、オペレータ用表示器114に新たな取引の登録画面83(図8参照)を表示する。その後、ステップS1に戻り、次取引について上述と同様の手順を繰り返す。
図13は、登録装置2の自動転送モジュール152が実行する自動転送処理の手順例を示したフローチャートである。状態判定部1521は、転送データ格納部143に取引データが格納されているか否かを判定する(ステップS11)。取引データが格納されていなければ(ステップS11:No)、ステップS11に戻る。取引データが格納されていれば(ステップS11:Yes)、自装置に接続された会計装置3a、3bについて、優先順位の高い順に状態管理フラグ510のフラグ値を読み込み、当該会計装置3の処理状態を判定する。
まず、状態判定部1521は、優先順位が1番目の会計装置3aの状態管理フラグ510を参照し、会計装置3aが会計可能状態であるか判定する(ステップS12)。会計装置3aの状態管理フラグ510のフラグ値が0であり、会計装置3aが会計可能状態であれば(ステップS12:Yes)、データ転送部1522は、転送データ格納部143に格納されている取引データのうち、最も先に生成された、即ち、取引日時の最も古い取引データを、会計装置3aに送信する(ステップS13)。その後、データ転送部1522は、送信済みの取引データを転送データ格納部143から削除し(ステップS14)、ステップS11に移行する。
会計装置3aの状態管理フラグ510のフラグ値が0以外であり、会計装置3aが会計不可能状態であれば(ステップS12:No)、ステップS15に移行する。そして、状態判定部1521は、優先順位が2番目の会計装置3bの状態管理フラグ510を参照し、会計装置3bが会計可能状態であるか判定する(ステップS15)。会計装置3bの状態管理フラグ510のフラグ値が0であり、会計装置3bが会計可能状態であれば(ステップS15:Yes)、データ転送部1522は、転送データ格納部143に格納されている取引データのうち、最も先に生成された、即ち、取引日時の最も古い取引データを、会計装置3bに送信する(ステップS16)。その後、データ転送部1522は、送信済みの取引データを転送データ格納部143から削除し(ステップS17)、ステップS11に移行する。
会計装置3bの状態管理フラグ510のフラグ値が0以外であり、会計装置3bが会計不可能状態であれば(ステップS15:No)、ステップS18に移行する。状態判定部1521は、フラグ値が0以外から0に変更された会計装置3を検出したか否かを判定する(ステップS18)。フラグ値が0に変更され、会計可能状態となった会計装置3があれば(ステップS18:Yes)、当該会計装置3に、転送データ格納部143において最も先に生成された取引データを当該会計装置3に送信する(ステップS19)。その後、データ転送部1522は、送信済みの取引データを転送データ格納部143から削除し(ステップS20)、ステップS11に移行する。フラグ値が0に変更された会計装置3を検出しない間(ステップS18:No)は、検出を待つ(ステップS18)。
図14は、会計装置3の状態監視モジュール51が実行する状態監視処理の手順例を示したフローチャートである。状態監視モジュール51の状態管理部511は、通信制御部512が登録装置2から取引データを受信したか否かを判定する(ステップS31)。通信制御部512が取引データを受信すると(ステップS31:Yes)、状態管理部511は、状態管理フラグ510のフラグ値を初期値の0から1:受信済みに変更する(ステップS32)。状態管理部511は、会計処理モジュール52が会計処理を開始したか否かを判定する(ステップS33)。
会計処理が開始せずに所定時間が経過した場合には、状態管理部511は、状態管理フラグ510のフラグ値を1から4:会計エラーに変更する(ステップS34)。エラーが解消されたことを検出すると(ステップS35:Yes)、状態管理部511は状態管理フラグ510のフラグ値を4から0:転送可能に変更し(ステップS36)、その後ステップS31に移行する。エラー解消を検出しない間(ステップS35:No)は、ステップS35にて待機する。
一方、会計処理の開始を検出すると(ステップS33:Yes)、状態管理部511は、状態管理フラグ510のフラグ値を1から2:会計中に変更する(ステップS37)。その後、会計処理が正常に終了したことを検出すると(ステップS38:Yes)、状態管理部511は状態管理フラグ510のフラグ値を2から0:転送可能に変更し(ステップS39)、その後ステップS31に移行する。
フラグ値が2となった後(ステップS37)、所定時間が経過しても会計処理が終了しない場合(ステップS38:No)には、ステップS40に移行する。状態管理部511は、状態管理フラグ510のフラグ値を2から4:会計エラーに変更する(ステップS40)。会計エラーが解消されたことを検出すると(ステップS41:Yes)、状態管理部511は状態管理フラグ510のフラグ値を4から2:会計中に変更し(ステップS42)、ステップS38に移行する。会計エラーの解消を検出しない間(ステップS41:No)はステップS41にて待機する。
ステップS31にて、取引データの受信を検出しなければ(ステップS31:No)、ステップS43に移行する。状態管理部511は通信エラーや釣銭切れ等の装置全般に関するエラーを検出しなければ(ステップS43:No)、ステップS31に戻る。一方、装置全般に関するエラーを検出すると(ステップS43:Yes)、状態管理部511は状態管理フラグ510のフラグ値を初期値の0から3:エラーに変更する(ステップS44)。その後、エラーが解消されたことを検出すると(ステップS45:Yes)、状態管理部511は、状態管理フラグ510のフラグ値を3から0:転送可能に変更して(ステップS46)、ステップS31に移行する。エラー解消を検出しない間(ステップS45:No)は、ステップS45にて待機する。
図15は、会計装置3の会計処理モジュール52が実行する会計処理の手順例を示したフローチャートである。登録装置2から取引データを受信すると(ステップS51:Yes)、会計処理モジュール52の表示制御部521は表示器61、情報表示部70、発光部22aを上述のように制御してデータ受信を報知する(ステップS52)。また、表示制御部521は、表示器61に会計画面を表示して、受信した取引データに含まれる合計金額を表示し、支払方法を選択する選択アイコン等を当該会計画面に表示する。取引データを受信しない間(ステップS51:No)は、ステップS51にて待機する。
入力受付部522が、タッチパネル62、スキャナ35、カードリーダ38あるいは図示しない人感センサ等に対する入力を受付けない場合(ステップS53:No)には、ステップS57に移行する。入力受付部522がいずれかのインタフェースを介して入力を受付けると(ステップS53:Yes)、会計処理部523は会計処理を開始する(ステップS54)。
即ち、会計処理部523は、受信した取引データと、選択された支払方法などの情報に基づいて、上述したような会計処理(精算処理)を実行する(ステップS54)。会計処理が正常に終了すれば(ステップS55:Yes)、表示制御部521は表示器61の表示を会計画面から待ち画面に切替えて表示し(ステップS56)、ステップS51に移行する。
会計処理が正常に終了しない場合(ステップS55:No)には、表示制御部521は表示器61にエラーメッセージを表示し、情報表示部70にエラー状態を示すテキストを表示する。また、表示制御部521は、発光部22aを赤色に点滅発光させて、エラー状態をオペレータ(客)またはアテンダント店員等に報知するエラー処理を行う(ステップS60)。エラーが解除されない間(ステップS61:No)は待機し(ステップS61)、エラーが解除されれば(ステップS61:Yes)、ステップS51に移行する。
一方、入力を受付けなければ(ステップS53:No)、ステップS57に移行し、所定時間が経過しない間は(ステップS57:No)、所定時間待機する。所定時間が経過すると(ステップS53:Yes)、表示制御部521は表示器61にエラーメッセージを表示し、情報表示部70にエラー状態を示すテキストを表示する。また、表示制御部521は、発光部22aを赤色に点滅発光させて、エラー状態をオペレータ(客)またはアテンダント店員等に報知するエラー処理を行う(ステップS58)。エラーが解除されない間(ステップS59:No)は待機し(ステップS59)、エラーが解除されれば(ステップS59:Yes)、ステップS51に移行する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上のように、上記実施形態の登録装置2は、次取引の登録処理に移行する指示操作を受付けると、会計装置3の状況に応じて取引データを自動的に転送する一方で、取引データの転送状況に関わらず、次取引分の登録操作の受付を開始する。従って、上記実施形態によれば、セミセルフタイプの会計システムにおいて、キャッシャが登録装置で行う操作を単純化し、キャッシャの負担軽減を図ることができる登録装置、会計装置およびプログラムを提供することができる。
1 会計システム
2(2a、2b) 登録装置
3(3a~3d) 会計装置
51 状態監視モジュール
52 会計処理モジュール
81、83 登録画面
82 小計画面
114 オペレータ用表示器
143 転送データ格納部
151 登録モジュール
152 自動転送モジュール
510 状態管理フラグ
511 状態管理部
512 通信制御部
521 表示制御部
522 入力受付部
523 会計処理部
701、1151 小計キー
711、1152 次取引キー
1511 表示制御部
1512 入力受付部
1513 登録部
1521 状態判定部
1522 データ転送部
特開2017-091165号公報

Claims (3)

  1. 登録装置と会計装置とが接続された会計システムであって、
    前記登録装置は、
    一取引の登録処理において、販売対象商品の商品情報を登録画面上に表示する表示制御手段と、
    次取引の登録処理に移行する指示操作を受付ける次取引指示手段と、
    前記指示操作を受付けると、前記一取引分の登録商品の商品情報と前記登録商品の合計金額とを含む取引データを生成する取引データ生成手段と、
    前記取引データを記憶手段に格納する格納手段と、
    前記記憶手段に格納された前記取引データを前記会計装置に転送する転送手段と、
    前記取引データが前記記憶手段に格納された後、前記登録画面に表示された先の取引分の販売対象商品の商品情報および前記合計金額の表示をクリアする表示クリア手段と、
    次取引の登録操作を受付けて、次取引の販売対象商品について商品情報を表示クリア後の登録画面上へ表示する処理を開始する次取引開始手段と、を備え、
    前記会計装置は、
    前記登録装置から前記取引データを受信する受信手段と、
    前記取引データに基づいて会計処理を実行する会計手段と、
    前記受信手段が前記取引データを受信すると、自己の会計装置の状態を新たな会計処理を開始できない会計不可能状態に変更し、前記会計手段による会計処理が終了すると、自己の会計装置の状態を新たな会計処理を開始できる会計可能状態に変更する状態管理手段と、
    前記受信手段が前記取引データを受信すると、自装置での会計を開始するよう報知する報知手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、未転送の前記取引データを確認可能な操作子の操作に応じて、未転送の前記取引データを示した確認画面を表示し、
    前記転送手段は、自己の登録装置に接続された前記会計装置の前記状態管理手段が管理する状態に基づき、前記会計装置が新たな会計処理を開始できる会計可能状態であれば、当該会計装置に、前記記憶手段に格納された最も古い取引データを転送する、会計システム。
  2. 前記表示制御手段は、前記操作子を含んだ前記登録画面を表示する、請求項1に記載の会計システム。
  3. 前記状態管理手段は、自己の会計装置にエラーが発生すると、前記会計不可能状態に変更する、請求項1に記載の会計システム。
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