JP7388169B2 - エンジンの補機取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの補機取付構造に関する。
従来のエンジンの補機取付構造として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、エンジンの重心位置を下げるため、エアコンのコンプレッサをオイルパンに取付けている。また、オイルパンにはオイルフィルタが取付けられている。特許文献1に記載のエンジンにおいて、オイルパンの上端部にはフランジ部が形成され、このフランジ部がエンジン本体のシリンダブロックに連結されている。また、オイルパンにおけるフランジ部から下方に離れた位置にはボス部が形成され、このボス部にコンプレッサが取付けられている。
特開2007-32410号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエンジンにあっては、コンプレッサが取付けられるボス部は、オイルパンのフランジ部から下方に離れた位置に形成されている。このため、オイルパンよりも剛性の高いシリンダブロックから離れた位置にコンプレッサが取付けられているので、エンジン本体に対するコンプレッサの取付剛性を十分に確保することができないという問題があった。コンプレッサの取付剛性が十分でない場合、コンプレッサの振動がエンジン本体から放射されたり、エンジン本体を介して車内に伝達されたりしてしまい、好ましくない。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、オイルパンに補機を取付ける場合の取付剛性を向上させ、エンジンの振動を低減することができるエンジンの補機取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、エンジン本体と、前記エンジン本体に固定される補機とを備え、前記エンジン本体が、シリンダブロックと、前記シリンダブロックの気筒列方向の端部に連結されるケース部材と、前記シリンダブロックの底部と前記ケース部材の底部とに締結されるフランジ部がその上端部に形成されたオイルパンと、を有し、前記補機が、前記フランジ部の側方であって、前記気筒列方向で前記エンジン本体の中央部より前記ケース部材側に配置されたエンジンの補機取付構造であって、前記補機の上部に、前記補機を前記ケース部材または前記シリンダブロックの少なくとも一方に連結する上側取付片が設けられ、前記補機の下部に、前記補機を前記オイルパンに連結する少なくとも1つの下側取付片が設けられ、前記フランジ部は、前記気筒列方向で前記ケース部材と隣接し、かつ前記気筒列方向と交差する方向で前記補機と隣接する角部を有し、前記オイルパンに、L字状に屈曲する屈曲壁を有するブラケット部が形成され、前記屈曲壁の上端部が前記角部に連結され、前記屈曲壁の下端部が前記角部よりも下方に延び、前記ブラケット部は、前記下側取付片が締結される下側締結ボス部を有し、前記オイルパンは、前記気筒列方向で前記ケース部材側に配置される深底部と、前記深底部よりも深さが浅く形成され、前記気筒列方向で前記深底部に対して前記ケース部材と反対側に配置される浅底部とを有し、前記深底部は、オイルフィルタが下方から取り付けられるオイルフィルタ取付部と、前記補機側に向いた縦壁部とを有し、前記オイルフィルタ取付部は、前記深底部の他の部分よりも深さが浅く形成されており、かつ、前記角部および前記屈曲壁の両方に連結されており、前記補機は、前記補機の上下方向で前記上側取付片と前記下側取付片との間に、前記補機から前記気筒列方向で前記ケース部材とは反対側に突出する中間取付片を有し、前記オイルパンを下方から見た場合、前記縦壁部は、前記オイルフィルタ取付部を囲むようにU字状に湾曲する湾曲部と、前記湾曲部の端部に連結され前記中間取付片の近傍に膨出する膨出部と、を有し、前記中間取付片が締結される中間締結ボス部が前記膨出部に設けられていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、オイルパンに補機を取付ける場合の取付剛性を向上させ、エンジンの振動を低減することができるエンジンの補機取付構造を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンの正面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンの右側面図である。 図3は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンの下部の正面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンの底面図である。 図5は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンのオイルフィルタを取り外した状態の底面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る補機取付構造を備えるエンジンのオイルパンの平面図である。
本発明の一実施の形態に係るエンジンの補機取付構造は、エンジン本体と、エンジン本体に固定される補機とを備え、エンジン本体が、シリンダブロックと、シリンダブロックの気筒列方向の端部に連結されるケース部材と、シリンダブロックの底部とケース部材の底部とに締結されるフランジ部がその上端部に形成されたオイルパンと、を有し、補機が、フランジ部の側方であって、気筒列方向でエンジン本体の中央部よりケース部材側に配置されたエンジンの補機取付構造であって、補機の上部に、補機をケース部材またはシリンダブロックの少なくとも一方に連結する上側取付片が設けられ、補機の下部に、補機をオイルパンに連結する少なくとも1つの下側取付片が設けられ、フランジ部は、気筒列方向でケース部材と隣接し、かつ気筒列方向と交差する方向で補機と隣接する角部を有し、オイルパンに、L字状に屈曲する屈曲壁を有するブラケット部が形成され、屈曲壁の上端部が角部に連結され、屈曲壁の下端部が角部よりも下方に延び、ブラケット部は、下側取付片が締結される下側締結ボス部を有することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係るエンジンの補機取付構造は、オイルパンに補機を取付ける場合の取付剛性を向上させ、エンジンの振動を低減することができる。
以下、本発明の一実施例に係るエンジンの補機取付構造について、図面を用いて説明する。図1から図6は、本発明の一実施例に係るエンジンの補機取付構造を示す図である。図1から図6において、上下前後左右方向は、車両に設置された状態のエンジンの上下前後左右方向とし、前後方向に対して直交する方向が左右方向、エンジンの高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。図1、図2において、エンジン1はエンジン本体1Aと、このエンジン本体1Aに固定される補機25とを備えている。エンジン本体1Aは、シリンダブロック3と、シリンダブロック3の上部に連結されたシリンダヘッド2と、シリンダヘッド2の上部に設けられたヘッドカバー4と、シリンダブロック3の下部に連結されたオイルパン5とを備えている。補機25は、エアコンのコンプレッサからなり、図示しないベルトを介してクランク軸によって駆動される。オイルパン5は、アルミ合金等をダイキャストまたは鋳型等によって成形したものからなる。
シリンダブロック3には、図示しないピストンを上下動自在に収容する複数(3つ)の気筒が気筒列方向(本実施例では左右方向)に並べて形成されている。シリンダブロック3には、ピストンの上下運動を回転運動に変換する図示しないクランク軸が収容されており、クランク軸は左右方向に延びている。気筒は、クランク軸の延伸する左右方向に並んで配置されている。
シリンダヘッド2の前面には排気ガスを排出する排気出口30が形成されている。シリンダヘッド2の内部には、3つの気筒から排気ガスを集合させて1つの排気出口30に導く排気マニホールドが一体的に形成されている。エンジン本体1Aの後方には触媒ケース10が設けられており、触媒ケース10はシリンダヘッド2の排気出口30に連結されている。排気出口30から排出された排気ガスは、触媒ケース10内の触媒によって浄化される。触媒ケース10は、エンジン本体1Aの前面の左端部寄りの部位に、排気出口30から下方に延びる姿勢で配置されている。
図1、図2において、シリンダブロック3の気筒列方向の端部(右端部)にはケース部材21が連結されている。ケース部材21とシリンダブロック3の右端部との間には、図示しないタイミングチェーンが収容されている。
図1、図2、図3において、オイルパン5の上端部には、フランジ部51が形成されている。フランジ部51は、シリンダブロック3の底部とケース部材21の底部とに締結されている。
補機25は、フランジ部51の側方であって、気筒列方向でエンジン本体1Aの中央部よりケース部材21側に配置されている。
図1、図2において、補機25の上部には上側取付片26が設けられている。上側取付片26は、ケース部材21のボス部21Aに連結されている。なお、ボス部21Aをケース部材21ではなくシリンダブロック3に設け、シリンダブロック3に上側取付片26を連結するようにしてもよい。
オイルパン5にはブラケット部53が形成されており、ブラケット部53は、L字状に屈曲する屈曲壁52を有している。屈曲壁52の上端部は角部51Aに連結されている。屈曲壁52の下端部は角部51Aよりも下方に延びている。
ブラケット部53は、下側取付片27が締結される下側締結ボス部53Aを有している。補機25の下部には下側取付片27が設けられている。下側取付片27は、オイルパン5の下側締結ボス部53Aに連結されている。本実施例ではオイルパン5は1つの下側締結ボス部53Aを有しているが、オイルパン5に複数の下側締結ボス部53Aを設けてもよい。
フランジ部51は角部51Aを有しており、この角部51Aは、気筒列方向でケース部材21と隣接し、かつ気筒列方向と交差する方向(本実施例では前後方向)で補機25と隣接している。
図3、図4において、オイルパン5は、気筒列方向でケース部材21側に配置される深底部55と、深底部55よりも深さが浅く形成され、気筒列方向で深底部55に対してケース部材21と反対側に配置される浅底部54とを有している。本実施例では、オイルパン5のうち、概ね右側半分が深底部55からなり、概ね左側半分が浅底部54からなる。
図3において、深底部55は、オイルフィルタ11が下方から取り付けられるオイルフィルタ取付部56を有している。オイルフィルタ取付部56は、深底部55の他の部分よりも深さが浅く形成されている。詳しくは、オイルフィルタ取付部56は、図3、図4に示すように、深底部55の一部を上方に窪ませた部位からなる。オイルフィルタ取付部56のオイルフィルタ11の取付面は、環状に形成されている。オイルフィルタ取付部56のオイルフィルタ11の取付面は、ねじ込みにより固定されるオイルフィルタ11からの荷重を受けるために、十分な厚みを有している。
図6において、オイルフィルタ取付部56は、角部51Aおよび屈曲壁52の両方に連結されている。言い換えれば、オイルフィルタ取付部56は、オイルパン5の前側かつ右側の隅部に設けられている。
図1において、補機25は、補機25から気筒列方向でケース部材21とは反対側に突出する中間取付片28を有している。中間取付片28は、補機25の上下方向で上側取付片26と下側取付片27との間に設けられている。
図3において、深底部55は、補機25側に向いた縦壁部57を有している。
図4、図5において、オイルパン5を下方から見た場合、縦壁部57は、オイルフィルタ取付部56を囲むようにU字状に湾曲する湾曲部58と、湾曲部58の端部に連結され中間取付片28の近傍に膨出する膨出部59と、を有している。
図3、図4、図5において、膨出部59には、中間取付片28が締結される中間締結ボス部59Aが設けられている。中間締結ボス部59Aは、膨出部59における湾曲部58側の端部に、オイルフィルタ取付部56に隣接して配置されている。
図6において、屈曲壁52は、角部51Aから気筒列方向と交差する方向に延びる第1壁部52Aと、角部51Aから気筒列方向に延びる第2壁部52Bと、を有している。第1壁部52Aは、気筒列方向におけるオイルフィルタ取付部56の端部および深底部55の端部に連結されている。第2壁部52Bは、下側締結ボス部53Aと中間締結ボス部59Aとを相互に連結している。
以上説明したように、本実施例では、補機25の上部に、補機25をケース部材21またはシリンダブロック3の少なくとも一方に連結する上側取付片26が設けられ、補機25の下部に、補機25をオイルパン5に連結する少なくとも1つの下側取付片27が設けられている。また、フランジ部51は、気筒列方向でケース部材21と隣接し、かつ気筒列方向と交差する方向で補機25と隣接する角部51Aを有し、オイルパン5に、L字状に屈曲する屈曲壁52を有するブラケット部53が形成されている。また、屈曲壁52の上端部が角部51Aに連結され、屈曲壁52の下端部が角部51Aよりも下方に延び、ブラケット部53は、下側取付片27が締結される下側締結ボス部53Aを有している。
このように、フランジ部51の角部51Aは、気筒列方向でケース部材21と隣接し、かつ気筒列方向と交差する方向で補機25と隣接しているため、フランジ部51の他の部位より剛性が高い。
また、オイルパン5のブラケット部53は、L字状に屈曲する屈曲壁52を有していること、およびその上端部が剛性の高い角部51Aに連結されていることにより、剛性が高い。
そして、ブラケット部53の屈曲壁52の上端部は、シリンダブロック3の底部とケース部材21の底部とにフランジ部51を介して連結されているため、エンジン本体1Aに対するブラケット部53の連結剛性を向上させることができる。
また、補機25の下側取付片27を締結するための下側締結ボス部53Aがブラケット部53に配置されているため、エンジン本体1Aに対する補機25の結合剛性を向上させることができる。このため、補機25の振動を抑制できる。
この結果、オイルパン5に補機25を取付ける場合の取付剛性を向上させ、エンジン1の振動を低減することができる。
本実施例では、オイルパン5は、気筒列方向でケース部材21側に配置される深底部55と、深底部55よりも深さが浅く形成され、気筒列方向で深底部55に対してケース部材21と反対側に配置される浅底部54とを有している。
深底部55は、オイルフィルタが下方から取り付けられるオイルフィルタ取付部56を有している。
オイルフィルタ取付部56は、深底部55の他の部分よりも深さが浅く形成されており、かつ、角部51Aおよび屈曲壁52の両方に連結されている。
ここで、オイルパン5の深底部55は、浅底部54と比較して、内部空間が大きくなる一方で外壁の剛性が低くなるため、振動し易い。そこで、本実施例では、深底部55に、他の部分より肉厚が厚く剛性が高いオイルフィルタ取付部56を配置したことで、深底部55の剛性を向上させることができる。
また、オイルフィルタ取付部56は、角部51Aと屈曲壁52の両方に連結されるため、オイルフィルタ取付部56によってブラケット部53の振動を低減することができる。
本実施例では、補機25は、補機25の上下方向で上側取付片26と下側取付片27との間に、補機25から気筒列方向でケース部材21とは反対側に突出する中間取付片28を有している。
また、深底部55は、補機25側に向いた縦壁部57を有しており、オイルパン5を下方から見た場合、縦壁部57は、オイルフィルタ取付部56を囲むようにU字状に湾曲する湾曲部58と、湾曲部58の端部に連結され中間取付片28の近傍に膨出する膨出部59と、を有している。そして、中間取付片28が締結される中間締結ボス部59Aが膨出部59に設けられている。
このように、中間取付片28は、上下方向で上側取付片26および下側取付片27の間であって、気筒列方向で上側取付片26および下側取付片27から離れた位置に配置される。そして、中間取付片28は、上側取付片26および下側取付片27に加えて、中間取付片28によってもオイルパン5に固定されている。このため、エンジン本体1Aに対する補機25の取付位置の間隔を拡大することができ、エンジン本体1Aに対する補機25の結合剛性を向上させることができる。
また、中間取付片28を連結する中間締結ボス部59Aが、オイルフィルタ取付部56の側方に位置する膨出部に配置されているため、オイルパン5に対する中間取付片28の結合剛性を向上させることができる。
本実施例では、屈曲壁52は、角部51Aから気筒列方向と交差する方向に延びる第1壁部52Aと、角部51Aから気筒列方向に延びる第2壁部52Bと、を有している。第1壁部52Aは、気筒列方向におけるオイルフィルタ取付部56の端部および深底部55の端部に連結されている。第2壁部52Bは、下側締結ボス部53Aと中間締結ボス部59Aとを相互に連結している。
これにより、第1壁部52Aによってオイルフィルタ取付部56の端部と深底部55の端部とが連結され、第2壁部52Bによって下側締結ボス部53Aと中間締結ボス部59Aとが連結されるので、深底部55の剛性を向上させることができ、かつ、エンジン本体1Aに対する補機25の結合剛性を向上させることができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン、1A...エンジン本体、2...シリンダヘッド、3...シリンダブロック、5...オイルパン、11...オイルフィルタ、21...ケース部材、25...補機、26...上側取付片、27...下側取付片、28...中間取付片、51...フランジ部、51A...角部、52...屈曲壁、52A...第1壁部、52B...第2壁部、53...ブラケット部、53A...下側締結ボス部、54...浅底部、55...深底部、56...オイルフィルタ取付部、57...縦壁部、58...湾曲部、59...膨出部、59A...中間締結ボス部

Claims (3)

  1. エンジン本体と、前記エンジン本体に固定される補機とを備え、
    前記エンジン本体が、
    シリンダブロックと、
    前記シリンダブロックの気筒列方向の端部に連結されるケース部材と、
    前記シリンダブロックの底部と前記ケース部材の底部とに締結されるフランジ部がその上端部に形成されたオイルパンと、を有し、
    前記補機が、前記フランジ部の側方であって、前記気筒列方向で前記エンジン本体の中央部より前記ケース部材側に配置されたエンジンの補機取付構造であって、
    前記補機の上部に、前記補機を前記ケース部材または前記シリンダブロックの少なくとも一方に連結する上側取付片が設けられ、
    前記補機の下部に、前記補機を前記オイルパンに連結する少なくとも1つの下側取付片が設けられ、
    前記フランジ部は、前記気筒列方向で前記ケース部材と隣接し、かつ前記気筒列方向と交差する方向で前記補機と隣接する角部を有し、
    前記オイルパンに、L字状に屈曲する屈曲壁を有するブラケット部が形成され、
    前記屈曲壁の上端部が前記角部に連結され、前記屈曲壁の下端部が前記角部よりも下方に延び、
    前記ブラケット部は、前記下側取付片が締結される下側締結ボス部を有し、
    前記オイルパンは、前記気筒列方向で前記ケース部材側に配置される深底部と、前記深底部よりも深さが浅く形成され、前記気筒列方向で前記深底部に対して前記ケース部材と反対側に配置される浅底部とを有し、
    前記深底部は、オイルフィルタが下方から取り付けられるオイルフィルタ取付部と、前記補機側に向いた縦壁部とを有し、
    前記オイルフィルタ取付部は、前記深底部の他の部分よりも深さが浅く形成されており、かつ、前記角部および前記屈曲壁の両方に連結されており、
    前記補機は、前記補機の上下方向で前記上側取付片と前記下側取付片との間に、前記補機から前記気筒列方向で前記ケース部材とは反対側に突出する中間取付片を有し、
    前記オイルパンを下方から見た場合、前記縦壁部は、前記オイルフィルタ取付部を囲むようにU字状に湾曲する湾曲部と、前記湾曲部の端部に連結され前記中間取付片の近傍に膨出する膨出部と、を有し、
    前記中間取付片が締結される中間締結ボス部が前記膨出部に設けられていることを特徴とするエンジンの補機取付構造。
  2. 前記屈曲壁は、前記角部から前記気筒列方向と交差する方向に延びる第1壁部と、前記角部から前記気筒列方向に延びる第2壁部と、を有し、
    前記第1壁部は、前記気筒列方向における前記オイルフィルタ取付部の端部および前記深底部の端部に連結され、
    前記第2壁部は、前記下側締結ボス部と前記中間締結ボス部とを相互に連結していることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの補機取付構造。
  3. エンジン本体と、前記エンジン本体に固定される補機とを備え、
    前記エンジン本体が、
    シリンダブロックと、
    前記シリンダブロックの気筒列方向の端部に連結されるケース部材と、
    前記シリンダブロックの底部と前記ケース部材の底部とに締結されるフランジ部がその上端部に形成されたオイルパンと、を有し、
    前記補機が、前記フランジ部の側方であって、前記気筒列方向で前記エンジン本体の中央部より前記ケース部材側に配置されたエンジンの補機取付構造であって、
    前記補機の上部に、前記補機を前記ケース部材または前記シリンダブロックの少なくとも一方に連結する上側取付片が設けられ、
    前記補機の下部に、前記補機を前記オイルパンに連結する少なくとも1つの下側取付片が設けられ、
    前記フランジ部は、前記気筒列方向で前記ケース部材と隣接し、かつ前記気筒列方向と交差する方向で前記補機と隣接する角部を有し、
    L字状に屈曲する屈曲壁を有するブラケット部が、前記オイルパンに一体に形成され、
    前記屈曲壁は、前記角部から前記気筒列方向と交差する方向に延びる第1壁部と、前記角部から前記気筒列方向に延びる第2壁部と、を有し、
    前記屈曲壁の上端部が前記角部に連結され、前記屈曲壁の下端部が前記角部よりも下方に延び、
    前記ブラケット部は、前記下側取付片が締結される下側締結ボス部を前記屈曲壁の前記第2壁部の下端部に有することを特徴とするエンジンの補機取付構造。
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