JP7388060B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、例えばカップ等の容器に飲料を投入した状態で供給する飲料供給装置に関するものである。
従来、例えばカップ等の容器に飲料を投入した状態で供給する飲料供給装置として、搬送機構で搬送した容器の内部に、粉末原料等の飲料原料と、湯や水等の飲料原水とを投入して撹拌機構で撹拌することにより、調理した飲料を供給するものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の飲料供給装置は、まず、飲料原料を収容したキャニスタの位置に、搬送機構によって容器を搬送し、当該容器の内部に飲料原料を投入する。次いで、調理位置に搬送機構によって容器を搬送し、当該容器に飲料原水を投入して、撹拌機構によって容器の内部の飲料原料と飲料原水とを撹拌混合する。その後、搬送機構によって容器を提供位置に搬送することで飲料を供給する。
特開2005-309679号公報
上記飲料供給装置においては、飲料の調理過程で生じた汚れを洗浄するための洗浄水を吐出する、いわゆるリンスバルブと称される洗浄水吐出部材が設けられているのが一般的である。この洗浄水吐出部材は、自身を構成する操作レバーが操作されて開成状態となる場合に、飲料原水を構成する湯を洗浄水として吐出するもので、これにより汚れを洗浄する。
このような洗浄水吐出部材は、予め決められた所定の格納個所に格納されるものであるが、作業者によっては洗浄後に格納個所に格納されないこともあった。かかる洗浄水吐出部材が格納個所に格納されないだけでは不具合は生じないが、例えば操作レバーが押圧されて開成状態になってしまうと、装置本体の内部に湯である洗浄水が吐出されてしまい、飲料原料や、飲料の調理を行う撹拌機構等に不具合が生ずる虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、洗浄水吐出部材が所定の格納個所に格納されないことによる不具合の発生を防止することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、容器に投入された飲料原料及び飲料原水から飲料を調理し、該容器に飲料を投入した状態で供給する飲料供給装置であって、前記飲料の調理過程で生じた汚れを洗浄するための洗浄水を吐出可能な洗浄水吐出部材と、前記洗浄水吐出部材が予め決められた格納個所に格納されているか否かを検知する格納検知手段と、前記格納検知手段により前記洗浄水吐出部材が前記格納個所に格納されていることが検知されない場合に、その旨を報知する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記制御手段は、前記格納検知手段により前記洗浄水吐出部材が前記格納個所に格納されていることが検知されない場合に、前記飲料の調理を規制することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記格納個所に設置され、かつ自身を構成する検知レバーが保持姿勢となる場合に前記洗浄水吐出部材を収納する収納部を備え、前記格納検知手段は、前記検知レバーが保持姿勢となる場合に、前記洗浄水吐出部材が格納されていると検知することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記飲料原料は、前記飲料の粘度を向上させるとろみ成分を含むことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、格納検知手段により洗浄水吐出部材が格納個所に格納されていることが検知されない場合に、その旨を報知するので、該飲料供給装置の管理者に対して、洗浄水吐出部材が所定の格納個所に格納されていないことを認識させることができ、洗浄水吐出部材が所定の格納個所に格納されていないことによる不具合の発生を防止することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図3は、図2に示した選択ユニットを示す正面図である。 図4は、図2に示したとろみ成分供給部を構成する成分検知部の設置例を模式的に示す説明する説明図である。 図5は、図2に示した格納検知部が設置されるリンクバルブ収納部を示す断面図である。 図6は、図5に示したリンスバルブ収納部の収納対象となるリンスバルブを示す斜視図である。 図7は、図2に示した格納検知部が設置されるリンクバルブ収納部を示す断面図である。 図8は、図2に示した制御部が実施する飲料調理制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である飲料供給装置を示すものであり、図1は、外観構成を示す正面図であり、図2は、特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。ここで例示する飲料供給装置は、例えば店舗や介護施設等に設置されるものであり、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面に図示せぬ開口(以下、前面開口ともいう)を有した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット1の前面開口は、該本体キャビネット1の前方側の右側縁部において上下方向に沿って延在する軸部の中心軸回りに揺動可能に設けられた前面扉2により開閉される。
この前面扉2は、開閉扉3を有している。開閉扉3は、前面扉2に形成された開口部4を開閉させる扉体であり、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成してある。この開閉扉3は、左側端部が前面扉2に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉3は、後方に揺動する場合に開口部4を閉成させることが可能であり、前方に揺動する場合に開口部4を開成させることが可能である。
そのような飲料供給装置は、選択ユニット11、表示部12、搬送機構13、飲料原料供給部14、とろみ成分供給部15、飲料原水供給部16、撹拌機構17、扉開閉ロック機構18、格納検知部(格納検知手段)19及び制御部(制御手段)20を備えて構成してある。
選択ユニット11は、前面扉2における開口部4の上方側に設けてあり、飲料選択部(飲料選択手段)111と、とろみ成分選択部(とろみ成分選択手段)112とを有している。飲料選択部111は、図3に示すように、飲料の種類(例えば「緑茶」、「ほうじ茶」、「お湯」)を選択するもので、複数の飲料選択ボタン111aを有している。これら飲料選択ボタン111aは、押下操作された場合に、押下操作された旨を選択信号として制御部20に与えるものである。尚、本実施の形態では、飲料の種類毎にコールド飲料(「つめたい」)を選択するための飲料選択ボタン111aと、ホット飲料(「あたたかい」)を選択するための飲料選択ボタン111aとの計6つが設けてある。
とろみ成分選択部112は、図3に示したように、とろみ成分の有無(例えば、「とろみ無し」、「とろみ有り」)を選択するもので、複数のとろみ成分選択ボタン112aを有している。これらとろみ成分選択ボタン112aは、押下操作された場合に、押下操作された旨を選択信号として制御部20に与えるものである。尚、本実施の形態では、とろみ有りのとろみ成分選択ボタン112aは、とろみ成分の濃度に応じて3つ(例えば「薄い」、「中間」、「濃い」)設けてある。
表示部12は、前面扉2における選択ユニット11の下方であって、開口部4の右方に設けてある。この表示部12は、制御部20から与えられる指令に応じて各種情報を表示するものである。
搬送機構13は、駆動源である搬送モータ(図示せず)が制御部20から与えられる指令により駆動することで、例えばカップ等の容器C(図4参照)を容器収納部から受容して、所定の経路に沿って搬送させるものである。
飲料原料供給部14は、原料キャニスタ141及び原料供給駆動部142を備えている。原料キャニスタ141は、複数設けてあり、左右に並ぶよう設置してある。これら原料キャニスタ141は、それぞれ異なる種類(例えば「緑茶」、「ほうじ茶」)の粉末原料を収納する収容箱である。
原料供給駆動部142は、複数設けてあり、原料キャニスタ141に対応して設けてある。これら原料供給駆動部142は、制御部20から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に、対応する原料キャニスタ141から所定量の粉末原料を吐出し、図示せぬ原料シュータを通じて、搬送機構13により搬送される容器Cに払い出すものである。
とろみ成分供給部15は、とろみ成分キャニスタ151、とろみ成分供給駆動部152及び成分検知部(成分検知手段)153を備えている。とろみ成分キャニスタ151は、原料キャニスタ141の右方側に設置してある。このとろみ成分キャニスタ151は、飲料の粘度を向上させるための例えば澱粉等の粉末状態のとろみ成分を収納する収容箱である。
とろみ成分供給駆動部152は、とろみ成分キャニスタ151に対応して設けてある。このとろみ成分供給駆動部152は、制御部20から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に、とろみ成分キャニスタ151から所定量のとろみ成分を吐出し、とろみ成分シュータ154(図4参照)を通じて、搬送機構13により搬送される容器Cに払い出すものである。
成分検知部153は、図4に示すように、とろみ成分シュータ154の近傍に設置してあり、該とろみ成分シュータ154でのとろみ成分の通過を検知することにより、容器Cにとろみ成分が投入されたか否かを検知するものである。この成分検知部153は、検知結果を検知信号として制御部20に与えるものである。
飲料原水供給部16は、湯や水等の飲料原水を供給するためのもので、水供給弁161及び湯供給弁162を備えている。水供給弁161は、制御部20から与えられる指令に応じて開閉する弁体である。この水供給弁161は、開状態となる場合には、水を貯留する水タンク163の水を所定の調理位置に設置された吐出本体部(図示せず)に向けて送出するものであり、閉状態となる場合には、水の送出を規制するものである。湯供給弁162は、制御部20から与えられる指令に応じて開閉する弁体である。この湯供給弁162は、開状態となる場合には、湯を貯留する湯タンク164の湯を吐出本体部に向けて送出するものであり、閉状態となる場合には、湯の送出を規制するものである。
撹拌機構17は、吐出本体部に設置してあり、パドル部材171及びパドル駆動部172を備えている。パドル部材171は、上下方向に沿って延在するロッドの下端部に撹拌羽根が取り付けられた従来公知のものである。パドル駆動部172は、制御部20から与えられる指令に応じて駆動するもので、駆動する場合に、パドル部材171を下方に向けて変位させた後に、ロッドの中心軸回りに回転させるものである。
扉開閉ロック機構18は、開口部4の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構18は、開口部4を閉成する開閉扉3が閉となる状態を保持させて該開閉扉3が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該開閉扉3が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。かかる扉開閉ロック機構18の切り替えは、制御部20から与えられる指令に応じて行われる。
格納検知部19は、図5に示すように、リンスバルブ収納部22に設けてある。このリンスバルブ収納部22は、本体キャビネット1の内部における予め決められた格納個所に設けてあり、図6に示すようなリンスバルブ23を収納対象とするものである。リンスバルブ23は、湯タンク164に接続された可撓性の管状体24の先端部分に取り付けてあり、自身に設けられた操作レバー231が操作されて開状態となる場合に、湯を洗浄水として吐出する洗浄水吐出部材である。このようなリンスバルブ23は、後述する飲料の調理過程で生じた汚れを洗浄するためのものである。
リンスバルブ収納部22は、板金等を加工して形成した収納部本体221と、この収納部本体221に対して近接離反する態様で揺動可能に設けられたカバー222とを備えている。収納部本体221は、カバー222を収納部本体221から離隔する態様で揺動させた後に進入するリンスバルブ23を係止保持することで格納するものである(図7参照)。
この収納部本体221には、検知レバー221aが設けてある。検知レバー221aは、図5に示したようにリンスバルブ23が格納されていない場合には、上下方向に沿って延在した基準姿勢となる一方、図7に示すようにリンスバルブ23が格納される場合には、傾斜延在した保持姿勢となるものである。そして、格納検知部19は、収納部本体221に設けてあり、保持姿勢となる検知レバー221aに押圧されることで、リンスバルブ収納部22にリンスバルブ23が格納されていることを検知するもので、その検知結果を制御部20に与えるものである。一方、格納検知部19は、検知レバー221aが基準姿勢となる場合には、該検知レバー221aに押圧されず、リンスバルブ収納部22にリンスバルブ23が格納されていないことを検知するもので、その検知結果を制御部20に与えるものである。
制御部20は、上述した選択ユニット11、表示部12、搬送機構13、飲料原料供給部14、とろみ成分供給部15、飲料原水供給部16、撹拌機構17、扉開閉ロック機構18及び格納検知部19に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部21に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
図8は、図2に示した制御部20が実施する飲料調理制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料調理制御処理を説明しながら飲料供給装置の動作について説明する。尚、説明の前提として、扉開閉ロック機構18は、ロック状態になっているものとする。
この飲料調理制御処理において制御部20は、格納検知部19がリンスバルブ23の格納を検知しているか否かを判断する(ステップS101)。格納検知部19がリンスバルブ23の格納を検知しない場合(ステップS101:No)、制御部20は、選択ユニット11を無効化させる(ステップS102)。選択ユニット11の無効化は、飲料選択ボタン111a及びとろみ成分選択ボタン112aのいずれかが押下操作されても、選択信号を制御部20が受け付けない状態にすることである。
このように選択ユニット11を無効化した制御部20は、表示部12にリンスバルブ23が格納されていないことを示すエラーコード等を表示させ(ステップS103)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、飲料供給装置の管理者に対して、リンスバルブ23が所定の格納個所に格納されていないことを認識させることができる。
一方、格納検知部19がリンスバルブ23の格納を検知した場合(ステップS101:Yes)、制御部20は、選択ユニット11を有効化させ(ステップS104)、いずれかの飲料選択ボタン111aが押下操作されたか否かを選択信号の入力の有無で判断する(ステップS105)。飲料選択ボタン111aが押下操作されたことが判断できない場合(ステップS105:No)、制御部20は、かかる処理を繰り返し、飲料選択ボタン111aが押下操作されることを待つ。
いずれかの飲料選択ボタン111aが押下操作されたことを判断した場合(ステップS105:Yes)、制御部20は、予め決められた所定時間が経過するまでにとろみ成分選択ボタン112aが押下操作されたか否かを選択信号の入力の有無で判断する(ステップS106,ステップS107)。
とろみ成分選択ボタン112aが押下操作されたことを判断することなく所定時間が経過した場合(ステップS106:No,ステップS107:Yes)、制御部20は、後述する処理を実施することなく、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
所定時間が経過するまでにとろみ成分選択ボタン112aが押下操作されたことを判断した場合(ステップS106:Yes,ステップS107:No)、制御部20は、飲料の調理を行う(ステップS108)。飲料の調理は次のようにして行われる。尚、ステップS105においては、緑茶のホット飲料の飲料選択ボタン111aが押下操作されるとともに、ステップS106においては、とろみ有りのとろみ成分選択ボタン112a(「中間」)が押下操作されたものとする。
制御部20は、搬送機構13を駆動させて容器収納部から受容した容器Cを、緑茶の飲料原料を収納する原料キャニスタ141の下方域に搬送する。この制御部20は、該当する原料供給駆動部142を駆動させて所定量の飲料原料を容器Cに投入させる。次に制御部20は、搬送機構13を駆動させて容器Cを、とろみ成分キャニスタ151の下方域に搬送する。制御部20は、とろみ成分供給駆動部152を駆動させて所定量のとろみ成分を容器Cに投入させる。
かかるとろみ成分の容器Cへの投入においては、制御部20は、成分検知部153からの検知信号の入力の有無により、とろみ成分が容器Cに投入されたか否かを判断する。とろみ成分が容器Cに投入されていないと判断した場合、制御部20は、飲料の調理を停止し、表示部12にとろみ成分が投入されないことを示すエラーコード等を表示させる。
一方、とろみ成分が容器Cに投入されていると判断した場合、制御部20は、搬送機構13を駆動させて容器Cを、吐出本体部の下方域に搬送する。制御部20は、パドル駆動部172を駆動させてパドル部材171を下方に向けて変位させて撹拌羽根を容器Cの内部に配置しつつ、湯供給弁162を所定時間開状態にさせることで、原水(湯)を投入させる。原水を投入させた制御部20は、パドル駆動部172を駆動させてパドル部材171を回転させることで、容器Cに投入された粉末原料、とろみ成分及び原水を撹拌させる。その後、制御部20は、パドル駆動部172を駆動させてパドル部材171を上方に変位させ、搬送機構13を駆動させて容器Cを提供位置に移動させて飲料の調理を終了する。
このように飲料の調理を行った制御部20は、扉開閉ロック機構18による開閉扉3の閉状態のロックを解除し(ステップS109)、その後に手順をリターンして今回の終了する。
これによれば、開閉扉3を前方に向けて揺動させた利用者に対して、容器Cに飲料を投入した状態で供給することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である飲料供給装置によれば、成分検知部153が容器Cにとろみ成分が投入されたか否かを検知するので、とろみ成分を含む飲料が選択された場合に、供給する飲料にとろみ成分が含まれない事態を回避することができ、誤嚥の危険性を低減させることができる。
上記飲料供給装置によれば、制御部20が、飲料選択部111により飲料の種類が選択された後、とろみ成分選択部112によりとろみ成分の有無が選択された場合に飲料を調理するので、とろみ成分の有無を確認事項として選択することが可能となり、とろみ成分の選択の有無を明確にすることで、誤嚥の危険性を低減させることができる。
上記飲料供給装置によれば、制御部20が、格納検知部19によりリンスバルブ23がリンスバルブ収納部22に格納されていることが検知されない場合に、表示部12にその旨を表示して報知するので、該飲料供給装置の管理者に対して、リンスバルブ23が所定の格納個所に格納されていないことを認識させることができ、リンスバルブ23が所定の格納個所に格納されていないことによる不具合の発生を防止することができる。特に、制御部20が、格納検知部19によりリンスバルブ23がリンスバルブ収納部22に格納されていることが検知されない場合に、選択ユニット11を無効化させて飲料の調理を規制するので、リンスバルブ23が所定の格納個所に格納されていないことによる不具合の発生をより確実に防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、成分検知部153が、とろみ成分シュータ154の近傍に設置してあり、該とろみ成分シュータ154でのとろみ成分の通過を検知することにより、容器Cにとろみ成分が投入されたか否かを検知するものであったが、本発明においては、成分検知手段はこれに限定されず、パドル部材の撹拌時の抵抗値によりとろみ成分が投入されたか否かを検知してもよい。つまり、容器にとろみ成分が投入されたか否かを検知することができれば、その手法は特に限定されるものではない。
上述した実施の形態では、格納検知部19が、保持姿勢となる検知レバー221aに押圧されることで、リンスバルブ収納部22にリンスバルブ23が格納されていることを検知するものであったが、本発明においては、格納検知手段はこれに限定されず、例えば光センサ等により構成されることで、洗浄水吐出部材が所定の格納個所に格納されているか否かを検知してもよい。つまり、格納個所に洗浄水吐出部材が格納されたか否かを検知することができれば、その手法は特に限定されるものではない。
1…本体キャビネット、2…前面扉、3…開閉扉、4…開口部、11…選択ユニット、111…飲料選択部、112…とろみ成分選択部、12…表示部、13…搬送機構、14…飲料原料供給部、15…とろみ成分供給部、153…成分検知部、16…飲料原水供給部、17…撹拌機構、18…扉開閉ロック機構、19…格納検知部、20…制御部、22…リンスバルブ収納部、221a…検知レバー、C…容器。

Claims (3)

  1. 容器に投入された飲料原料及び飲料原水から飲料を調理し、該容器に飲料を投入した状態で供給する飲料供給装置であって、
    前記飲料の調理過程で生じた汚れを洗浄するための洗浄水を吐出可能な洗浄水吐出部材と、
    前記洗浄水吐出部材が予め決められた格納個所に格納されているか否かを検知する格納検知手段と、
    前記格納検知手段により前記洗浄水吐出部材が前記格納個所に格納されていることが検知されない場合に、その旨を報知する制御手段と
    を備え
    前記制御手段は、前記格納検知手段により前記洗浄水吐出部材が前記格納個所に格納されていることが検知されない場合に、前記飲料の調理を規制することを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記格納個所に設置され、かつ自身を構成する検知レバーが保持姿勢となる場合に前記洗浄水吐出部材を収納する収納部を備え、
    前記格納検知手段は、前記検知レバーが保持姿勢となる場合に、前記洗浄水吐出部材が格納されていると検知することを特徴とする請求項に記載の飲料供給装置。
  3. 前記飲料原料は、前記飲料の粘度を向上させるとろみ成分を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料供給装置。
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