JP7376248B2 - 運行状況記録装置及び運行状況提示システム - Google Patents

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Description

本発明は、運行状況記録装置及び運行状況提示システムに関する。
可燃ごみや不燃ごみといった一般廃棄物は、ごみ収集所に集積され、自治体による管理の下、廃棄物収集車(ごみ収集車)によって収集され、清掃工場に搬入される。このようなごみの収集管理を行うための廃棄物収集管理システムが提案されている(例えば、特許文献1又は2参照。)。また、産業廃棄物について、排出事業者から搬出され中間処理施設を経て最終処分場で処分されるまでの工程を管理する廃棄物管理システムが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2008-155991号公報 特開2004-175556号公報 特開2006-318468号公報
一般廃棄物の収集においては、例えば、ごみ収集所においてごみ収集車がごみを収集した後に新たにごみが置かれた場合に、住民から「ごみが収集されていない」とのクレームが自治体に寄せられることがある。このような場合に備えて、実際にごみを収集したことを示す証拠(エビデンス)を残したいという要望がある。また、ごみ収集車が現在どの辺りを通過しているかといった、ごみ収集車の運行状況を知りたいという要望もある。
特許文献1に記載された廃棄物収集管理システムは、廃棄物の集積場に設置されたICタグを、ごみ収集車両に備えられたハンディターミナルで読み取り、読み取った立ち寄り情報を情報管理センターに送ることで、収集忘れの可能性を把握できる。しかし、特許文献1のシステムにおいては、廃棄物の集積場ごとに、作業員がハンディターミナルでICタグを読み取る必要があるため、手間がかかる。また、作業員が読み取り作業を忘れるおそれがある。
特許文献2に記載された廃棄物収集管理システムは、ごみ種別や世帯情報等の廃棄物管理情報が書き込まれたIDタグをごみ袋に取り付け、ごみ袋の収集後、廃棄物収集ステーションにてIDタグを読み取ることで、地域毎の廃棄物情報の管理を行う。しかし、特許文献2のシステムにおいては、予めIDタグを配布し、IDタグをごみ袋ごとに取り付ける必要があるため、手間がかかる。また、特許文献3に記載された廃棄物管理システムは、まず、排出事業所から搬出された産業廃棄物に一次トラッキングIDを割り当てる。そして、廃棄物管理システムは、中間処理施設における中間処理によって発生した二次生成物に二次トラッキングIDを割り当て、一次トラッキングIDと関連付けて管理する。しかし、特許文献3のシステムは、廃棄物の数量等の情報を含む産業廃棄物管理票によって管理される産業廃棄物に関するものであり、一般廃棄物を対象としておらず、一般のごみ収集のような、個別のごみ収集所の管理には適用できない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両による一般廃棄物等の荷物収集に関する状況を客観的に示すことができる運行状況記録装置及び運行状況提示システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運行状況記録装置及び運行状況提示システムは、下記(1)~()を特徴としている。
(1) 荷物を収集する車両の運行状況を記録する運行状況記録装置であって、
前記車両に搭載されたカメラが撮影した画像に基づいて前記車両の位置を特定する特定部と、
前記車両に積載された荷物の重量を算出する算出部と、
特定した位置、算出した重量、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録する記録部と、
前記特定部が特定した前記車両の位置が、予め登録された地点であるかを判断し、予め登録された地点である場合に報知信号を生成する制御部と、を備え、
前記制御部は、複数の施設をいずれの順序で移動するかを定めたルートであって曜日毎に異なる曜日別のルートを示すルート情報を参照して、前記特定部が特定した前記車両の位置が、該当する曜日の前記ルートに含まれる予め登録された地点であるか否かを判断
日付又は曜日が予め定められた条件を満たすか否かを判断する判断部を備え、
前記条件を満たす場合、前記記録部は、前記算出部に前記荷物の重量を算出させず、前記記録部に、特定した位置、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録させる
ことを特徴する運行状況記録装置。
(2) 前記制御部は、前記特定部が特定した前記車両の位置が、該当する曜日の前記ルートに含まれる予め登録された地点であり且つ予め設定された前記順序に従うものであるか否かを判断する
ことを特徴とする上記(1)に記載の運行状況記録装置。
) 前記算出部は、前記特定部が特定した前記位置における前記荷物の増加分を前記重量として算出する
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の運行状況記録装置。
) 前記カメラが撮影した画像には、施設に設置され前記施設を示す識別情報を記録したコードが含まれ、
前記特定部は、前記画像から前記コードを認識し、前記コードから読み取った前記識別情報が示す前記施設の位置を前記車両の位置として特定する
ことを特徴とする上記(1)~()のいずれか一に記載の運行状況記録装置。
) 上記(1)~()のいずれか一に記載された運行状況記録装置と、
前記運行状況記録装置が記録した内容をリアルタイムで提示する提示装置と、
を備える運行状況提示システム。
上記(1)又は(2)の構成の運行状況記録装置によれば、車両が荷物を収集した位置及び日時、並びに、積載された荷物の重量を関連付けて記録することにより、車両の荷物収集に関する状況を客観的に示すことができる。例えば、ごみ等の廃棄物を収集する廃棄物収集車が廃棄物を収集する際、廃棄物を収集した場所及び日時を、実際に収集した廃棄物の重量と関連付けて記録できる。よって、ごみ収集車のごみ収集業務に関するエビデンスを提示できる。
更に、上記(1)又は(2)の構成の運行状況記録装置によれば、予め登録された地点に車両が到着したことを運転者(作業者)に知らせることができるため、予め登録された地点をうっかり通り過ぎることを防止できる。
更に、上記(又は(2)の構成の運行状況記録装置によれば、ルート情報にしたがった車両の運行が可能となる。
更に、上記(又は(2)の構成の運行状況記録装置によれば、予め定めた日付又は曜日には、荷物の重量を算出せず、車両が荷物を収集した位置及び日時を記録できる。したがって、特定廃棄物を収集する日付や曜日を事前に設定することで、例えばペットボトルなどの軽量なものを収集する際には、積載重量表示をキャンセルできる。よって、演算負荷を低減しつつ必要なエビデンスを残すことができる。
上記()の構成の運行状況記録装置によれば、車両が位置する地点で積載された荷物の重量を直接的に記録できる。
上記()の構成の運行状況記録装置によれば、施設に設置されたコードを撮影した画像からコードを認識することで、コードが示す施設に車両が実際に到着したことを把握できる。例えば、ごみ収集所にQRコード(登録商標)を設置しておき、車両がごみ収集所に到着し、QRコードが撮影されて認識されると、車両がごみ収集所に到着したと判断できる。よって、車載カメラからの出力に対して画像認識を行うことで、容易に車両の到着地を判別できる。
上記()の構成の運行状況提示システムによれば、車両の荷物収集に関する状況をリアルタイムで確認できる。
本発明によれば、車両による一般廃棄物等の荷物収集に関する状況を客観的に示すことができる
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態の運行状況記録装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、荷重センサの構成例を示すブロック図である。 図3(a)、図3(b)、および図3(c)は、それぞれ運行状況記録装置が搭載されたごみ収集車の構成例を表す正面図、右側面図、および底面図である。 図4は、電子制御装置におけるごみ収集に関する設定動作を示すフローチャートである。 図5は、曜日別の収集ルートの設定例を示す図である。 図6は、特定廃棄物の収集日の設定例を示す図である。 図7は、電子制御装置におけるごみ収集所の認識処理を示すフローチャートである。 図8は、ごみ収集所における認識処理のイメージ図である。 図9は、電子制御装置における記録処理を示すフローチャートである。 図10は、通常ごみの収集状況を提示するウェブページのイメージ図である。 図11は、特定廃棄物の収集状況を提示するウェブページのイメージ図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態の運行状況記録装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示した運行状況記録装置は、荷物(廃棄物)を収集する車両(ごみ収集車)の運行状況を記録するものであり、車載器の本体として車両に搭載される電子制御装置10を備えている。また、この電子制御装置10に記録カード21、警報出力部22、車両電源23、無線通信部24、4つの荷重センサ25A~25D、ドライブレコーダー26、および設定用パソコン27が接続されている。
また、電子制御装置10は、旋回加速度検出部11、本体メモリ12、外部出力I/F(インタフェース)13、警報出力部14、表示部15、制御部16、電源部17、および入出力I/F18を備えている。
記録カード21は、電子制御装置10に対して着脱自在な不揮発性のメモリカードであり、運転者毎に個別に用意される。この記録カード21は、ごみを収集した位置、ごみの収集量(重量値)及びごみの収集日時に関する情報を含む運行記録情報を記録するために利用できる。
警報出力部22は、ごみ収集作業を行うべきごみ収集所(施設)であることを示す警報を、表示、警報音、文字情報などの形態で自車両の運転手や、ごみ収集作業を行う作業者などに報知するために利用される。
車両電源23は、車両に搭載されているバッテリーなどの電源であり、電子制御装置10等の車載器に対して所定の直流電力を供給することができる。
無線通信部24は、サーバ(図示せず)と無線通信を行い、データを送受信する。
荷重センサ25A、25B、25C、および25Dは、それぞれ、前方左側(FL)、前方右側(FR)、後方左側(RL)、および後方右側(RR)の各位置の車輪を支持するサスペンションに加わる荷重の大きさを計測できるように設置されている。
ドライブレコーダー26は、車両周囲(前方)の画像を撮影するカメラ機能を有し、得られた画像のデータを自動的に記録する車載器である。ドライブレコーダー26は、交通事故発生時の衝撃などの特定のイベントを検知した時にだけ画像を記録する一時記録機能と、イベントの発生とは無関係に常時記録を実行する常時記録機能とを有する。
設定用パソコン27は、電子制御装置10に対して接続可能な汎用コンピュータであり、電子制御装置10に対して、「曜日別のごみ収集ルート」や「ペットボトルなどの特定廃棄物の収集日」を設定するためのものである。
旋回加速度検出部11は、自車両の旋回時に荷物等に加わる水平面内の加速度の方向および大きさを表す電気信号を出力できる。
本体メモリ12は、事前に定めた各種定数データや電子制御装置10の動作に必要なプログラムが書き込まれた不揮発性メモリ(EEPROMなど)と、一時データを保持するためのメモリ(RAM)とを備えている。
外部出力I/F13は、制御部16が記録カード21のデータにアクセスするための信号処理と、警報出力部22への信号出力のための制御を実施する。
警報出力部14は、電子制御装置10に内蔵された警報ランプやブザーなどを用いて異常の発生やごみ収集作業を行うべきごみ収集所であることを運転手に報知するために利用される。
表示部15は、自車両の運転手の位置から視認が容易な状態で配置された平面ディスプレイを備えている。この平面ディスプレイの二次元画面に、カラー画像や文字情報などを必要に応じて表示できる。表示部15は、自車両の現在位置が、ごみ収集作業を行うべきごみ収集所であることを示す情報を表示できる。
制御部16は、マイクロコンピュータを主体とする電子回路により構成され、事前に用意されたプログラムを実行することにより、電子制御装置10に必要とされる各種の制御機能を実現する。
電源部17は、車両電源23から供給される電力に基づいて、安定した直流電力を生成し、この直流電力は電子制御装置10内部の各回路と、荷重センサ25A~25Dへ電源として供給される。
入出力I/F18は、無線通信部24、荷重センサ25A~25D等からの各信号を制御部16に入力するための信号処理を実施する。
荷重センサ25の構成例を図2に示す。図1中に示した荷重センサ25A~25Dのそれぞれが図2の荷重センサ25に相当する。
図2に示すように、この荷重センサ25は歪み検出素子31、専用IC(ASIC)32、V/F変換回路33、MCU(マイクロコントローラ)34、入出力I/F35、および電源回路36を内蔵している。
歪み検出素子31は、これが設置されている箇所に加わる荷重により生じる歪み量を検出する。専用IC32は、歪み検出素子31が検出した歪み量、すなわち荷重に相当する電圧(V)の電気信号を生成する。V/F変換回路33は、専用IC32が出力する信号の電圧変化を周波数(F)の変化に変換する。具体的には、V/F変換回路33が出力するパルス信号の周波数が、歪み検出素子31に加わった荷重に相当する。
MCU34は、V/F変換回路33が出力するパルス信号の周波数に基づいて、検出された荷重の大きさを表すデータを生成する。MCU34が生成した荷重の検出データは、入出力I/F35を経由して電子制御装置10に入力される。電源回路36は、荷重センサ25内の各部に電源を供給する。
図3は、図1に示した運行状況記録装置が搭載されたごみ収集車(以下、単に「車両」と称する。)車両41の構成例を示す。図3(a)、図3(b)、および図3(c)は、それぞれ車両41の正面図、右側面図、および底面図である。
図3(a)に示した例では、車両41の運転席の近傍に電子制御装置10が設置されている。電子制御装置10に接続された4つの荷重センサ25A、25B、25C、および25Dは、それぞれ、左前方の車輪44A、右前方の車輪44B、左後方の車輪44C、および右後方の車輪44Dの近傍に設置されている。荷重センサ25A及び25Bは車軸43Aに設置され、荷重センサ25C及び25Dは車軸43Bに設置される。
車両41の荷台42の内部空間には、曜日又は日によって種別の異なる種々のごみ、すなわち、可燃ごみや不燃ごみ等の一般廃棄物及びペットボトルなどの特定廃棄物が積載される。ごみの積載が開始されると、各荷重センサ25A~25Dから各車輪44A~44Dに加わる荷重データが電子制御装置10に送られる。
図4は、電子制御装置10におけるごみ収集に関する設定動作を示すフローチャートである。車両41によるごみ収集業務の事前準備として、図4に示す設定動作を電子制御装置10の制御部16が実行する。
制御部16は、曜日別のごみ収集ルートを設定する(ステップS11)。図5は、曜日別の収集ルートの設定例を示す図である。図5の例では、月曜日の収集ルートは、初めにa収集所、二番目にb収集所、三番目にc収集所、・・・と設定されている。このように、各曜日の収集ルートには、複数のごみ収集所が含まれ、複数のごみ収集所をいずれの順序で移動するかが定められている。図5の例ではごみ収集所の名称が示されているが、収集ルートの情報として、ごみ収集所(施設)の名称に加えて又は代えて、ごみ収集所の住所や電話番号等といった、地点を特定するための識別情報を含んでもよい。
次に、制御部16は、ペットボトルなどの特定廃棄物の収集日を設定する(ステップS12)。図6は、特定廃棄物の収集日の設定例を示す図である。図6の例では、ペットボトルなどの特定廃棄物の収集日として、4月1日、4月10日、4月20日、・・・と設定されているが、特定の月日に代えて、毎週火曜日又は第一及び第三火曜日のように、曜日を設定してもよい。図4に示す設定動作は、電子制御装置10に対して、(1)設定用パソコン27を接続、(2)記録カード21によるローディング、又は、(3)無線通信部24を介したサーバとの通信、のいずれかを実施することにより行われる。設定された「曜日別のごみ収集ルート」及び「ペットボトルなどの特定廃棄物の収集日」の情報は、本体メモリ12に記憶される。以上のように、設定動作が行われる。
図7は、電子制御装置10におけるごみ収集所の認識処理を示すフローチャートである。車両41が走行を開始すると、電子制御装置10の制御部16は、図7に示すごみ収集所自動認識処理を実行する。この処理は、車両41の走行中すなわち車両41によるごみ収集業務中、所定の間隔で繰り返し実行される。
制御部16は、ドライブレコーダー26からの映像(画像)が入力されると(ステップS21)、映像に含まれるQRコード(登録商標)を認識し、解析する(ステップS22、S23)。制御部16は、解析した結果、QRコードが、設定されたごみ収集所を示す識別情報を含むものであるか否かを判断する(ステップS24)。具体的には制御部16は、本体メモリ12に記憶される「曜日別のごみ収集ルート」の情報を参照して、QRコードに含まれる識別情報が、該当する曜日のごみ収集ルートに含まれるごみ収集所を示すかを判断する。設定されたごみ収集所でなければ制御部16はステップS21の処理に戻る。設定されたごみ収集所であれば、制御部16は、車両41の現在位置を示す情報として、このごみ収集所名を本体メモリ12に保存する(ステップS25)。そして、制御部16は、報知信号を生成し、この報知信号に基づいて、車両41の現在位置が、ごみ収集作業を行うべきごみ収集所であることを示す警報(ごみ収集の警報)を警報出力部14に出力させて(ステップS26)、処理を終了する。尚、ステップS25において、QRコードに含まれる識別情報が、該当する曜日のごみ収集ルートに含まれるごみ収集所を示すことに加え、そのごみ収集所が設定された順序に従うものか否かを判断してもよい。これにより、ごみ収集ルートに示された順序に従った車両41の運行が可能となる。また、あるごみ収集所のQRコードが読み取れなかった場合には、作業者の操作によりごみ収集所名が選択又は入力される構成としてもよい。
図8は、ごみ収集所における認識処理のイメージ図である。図8に示すように、aごみ収集所には、QRコード50が掲示されている。車両41がaごみ収集所に接近し、ドライブレコーダー26の撮影画像にQRコード50が含まれ、認識された場合、電子制御装置10は、QRコード50に含まれる識別情報が、設定された曜日別のごみ収集ルート上のごみ収集所を示すか否かの判定を行う。そしてQRコード50が設定されたaごみ収集所を示すと判定した電子制御装置10は、ごみ収集の警報を出力する。この警報により、運転者(作業者)は、車両41が、予め登録されたごみ収集所に到着したことを認識できるため、収集作業を行うべきごみ収集所をうっかり通り過ぎることを防止できる。
図9は、電子制御装置10における記録処理を示すフローチャートである。ごみ収集ルートに設定されたごみ収集所に車両41が到着すると、電子制御装置10の制御部16は、図9に示すごみ種別判定及び重量演算処理を実行する。この処理は、図7に示したごみ収集所自動認識処理に続いて実行される。
制御部16は、車両41によるごみの収集が開始されたか、すなわち、運転者(作業者)によるボタン操作等により、収集開始を示す信号が電子制御装置10に入力されたか否かを判断する(ステップS31)。ごみ収集が開始されると(ステップS31でYes)、制御部16は、現在の日付が、ペットボトルなどの特定廃棄物回収日として設定された日に該当するか否かを判断する(ステップS32)。該当しなければ、制御部16は、収集重量の演算を行う(ステップS33)。車両41に対するごみの積載が開始されると、各荷重センサ25A~25Dから各車輪44A~44Dに加わる荷重のデータが電子制御装置10に送られる。制御部16は、荷重センサ25A~25Dから送られた、各車輪44A~44Dに加わる荷重のデータから、各車軸43A,43Bにかかる荷重を計算し、すべての合算値を廃棄物収集量(重量値)として算出する。
制御部16は、ごみ収集が終了したか、すなわち、ボタン操作等により、収集終了を示す信号が電子制御装置10に入力されたか否かを判断する(ステップS34)。ごみ収集が終了すると(ステップS34でYes)、制御部16は、廃棄物収集量(収集重量)を固定する(ステップS35)。そして、制御部16は、車両41がごみを収集した日時、収集重量、及びごみ収集所名(車両41がごみを収集した位置)を紐付けしたデータを、本体メモリ12に記録する(ステップS36)。さらに、制御部16は、この紐付けしたデータを、記録カード21に記録し(ステップS37)、無線通信部24を介してサーバへ送信して(ステップS38)、処理を終了する。尚、特定廃棄物の取集日が設定されていない場合には、ステップS32の処理を行わず、制御部16はステップS31の処理後、ステップS33の処理に進む。この場合、後述するステップS39及びS40の処理は不要となる。
一方、ステップS32において、特定廃棄物回収日に該当する場合、制御部16は、ステップS34と同様に、ごみ収集が終了したかを判断して(ステップS39)、収集重量を空白とする(ステップS40)。ペットボトルなどの特定廃棄物の場合、収集した廃棄物の重量がその体積に対して小さいため、収集重量の計算を行わない。したがって、特定廃棄物の場合は、ステップS36~S38において、特定廃棄物を収集した日時及びごみ収集所名を紐づけしたデータが記録又は送信される。
図9のステップS38において紐付けしたデータを受信したサーバは、車両41の現在位置とごみ収集状況(各ごみ収集所の通過時間及び収集重量)をリアルタイムでウェブページ上に表示させる。このサーバと図1に示した運行状況記録装置(電子制御装置10)とは、運行状況提示システムを構成する。図10は、通常ごみ(特定廃棄物以外の一般廃棄物)の収集状況を提示するウェブページのイメージ図であり、図11は、特定廃棄物の収集状況を提示するウェブページのイメージ図である。図10及び図11において、地図上に各ごみ収集所の位置が表示され、その近傍に、ごみ収集所名(車両41がごみを収集した位置)及び車両41がごみを収集した時刻、並びに、車両41に積載されたごみの重量(収集重量)が一連のデータとして表示される。
通常ごみの場合は、図10に示すように、地図上の各ごみ収集所の位置近傍において、ごみ収集所名、車両41がそのごみ収集所を通過した(ごみ収集を完了した)時刻、及びそのごみ収集所で車両41が収集したごみの重量(収集重量)が表示される。ペットボトルなどの特定廃棄物の場合は、図11に示すように、地図上の各ごみ収集所の位置近傍において、ごみ収集所名、車両41がそのごみ収集所を通過した時刻、及び「特定廃棄物」との表示がなされる。また、図10及び図11において、ごみ収集ルートに含まれ、車両41が到着する予定のごみ収集所については、地図上に、その位置とごみ収集所名が表示され、時刻と収集重量(「特定廃棄物」の表示)の欄は空白となっている。さらに、地図上において、車両41が直近に通過したごみ収集所の位置と次に到着すべきごみ収集所の位置との間に、破線と車両のイメージとが表示される。この表示により、車両41がどの辺りを通過しているかを把握しやすくなる。
このように、ごみ収集車(車両)の現在位置とごみ収集状況をサーバがウェブページ上に公開することで、ごみ収集を委託している自治体職員や住民は、このウェブページを閲覧して、リアルタイムにごみ収集車の現在位置やごみ収集状況を確認できる。したがって、住民のごみ収集業務に対する信頼度向上が期待できる。また、GPS受信機や地図データを車載器に搭載することなく、車両の移動経路を記録できるため、システムのコストダウンが可能となる。尚、ごみ収集状況を開示するウェブページに、日付を表示させてもよい。
以上説明したように、本実施形態の運行状況記録装置及び運行状況提示システムによれば、車両41が廃棄物を収集した場所及び日時、並びに車両41に積載された廃棄物の重量を紐付けして記録することにより、車両41のごみ収集状況を客観的に示すことができる。よって、車両41(ごみ収集車)のごみ収集業務に関するエビデンスを提示できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、前述した実施形態では、運行状況記録装置が車両41に搭載される電子制御装置10として構成される例を示したが、運行状況記録装置は車両に搭載されなくてもよい。例えば、車両を管理する事務所PCに、ドライブレコーダー26及び荷重センサ25からのデータを入力し、ごみ収集所自動認識処理(図7)及びごみ種別判定及び重量演算処理(図9)を実行してもよい。
また、前述した実施形態では、ごみ収集車が廃棄物を収集する例を示したが、本発明は、廃棄物に限らず種々の荷物を車両に積載する場合に適用可能である。さらに、前述した実施形態では、QRコード(登録商標)を認識して車両41の位置を特定したが、QRコードに限らず、施設を示す識別情報を記録した他のコードを認識してもよい。また、ドライブレコーダー26の画像に対する文字認識により、直接的に住所や施設名等を把握して、車両の位置を特定してもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る運行状況記録装置及び運行状況提示システムの特徴をそれぞれ以下[1]~[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 荷物を収集する車両(41)の運行状況を記録する運行状況記録装置(電子制御装置10)であって、
前記車両に搭載されたカメラ(ドライブレコーダー26)が撮影した画像に基づいて前記車両の位置を特定する特定部(制御部16)と、
前記車両に積載された荷物の重量を算出する算出部(制御部16)と、
特定した位置、算出した重量、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録する記録部(制御部16)と、を備える
ことを特徴する運行状況記録装置。
[2] 前記特定部が特定した前記車両の位置が、予め登録された地点であるかを判断し、予め登録された地点である場合に報知信号を生成する制御部(16)を備える
ことを特徴とする上記[1]に記載の運行状況記録装置。
[3] 前記制御部は、複数の施設をいずれの順序で移動するかを定めたルートを示すルート情報を参照して、前記特定部が特定した前記車両の位置が、予め登録された地点であるか否かを判断する
ことを特徴とする上記[2]に記載の運行状況記録装置。
[4] 日付又は曜日が予め定められた条件を満たすか否かを判断する判断部(制御部16)を備え、
前記条件を満たす場合、前記記録部は、前記算出部に前記荷物の重量を算出させず、前記記録部に、特定した位置、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録させる
ことを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか一に記載の運行状況記録装置。
[5] 前記算出部は、前記特定部が特定した前記位置における前記荷物の増加分を前記重量として算出する
ことを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか一に記載の運行状況記録装置。
[6] 前記カメラが撮影した画像には、施設に設置され前記施設を示す識別情報を記録したコード(QRコード)が含まれ、
前記特定部は、前記画像から前記コードを認識し、前記コードから読み取った前記識別情報が示す前記施設の位置を前記車両の位置として特定する
ことを特徴とする上記[1]~[5]のいずれか一に記載の運行状況記録装置。
[7] 上記[1]~[6]のいずれか一に記載された運行状況記録装置と、
前記運行状況記録装置が記録した内容をリアルタイムで提示する提示装置と、
を備える運行状況提示システム。
10 電子制御装置
11 旋回加速度検出部
12 本体メモリ
13 外部出力I/F
14 警報出力部
15 表示部
16 制御部
17 電源部
21 記録カード
22 警報出力部
23 車両電源
24 無線通信部
25,25A~25D 荷重センサ
26 ドライブレコーダー
27 設定用パソコン
31 検出素子
32 専用IC(AISC)
33 V/F変換回路
34 MCU
35 入出力I/F
36 電源回路
41 車両
42 荷台
43A,43B 車軸
44A~44D 車輪
50 QRコード(登録商標)

Claims (5)

  1. 荷物を収集する車両の運行状況を記録する運行状況記録装置であって、
    前記車両に搭載されたカメラが撮影した画像に基づいて前記車両の位置を特定する特定部と、
    前記車両に積載された荷物の重量を算出する算出部と、
    特定した位置、算出した重量、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録する記録部と、
    前記特定部が特定した前記車両の位置が、予め登録された地点であるかを判断し、予め登録された地点である場合に報知信号を生成する制御部と、を備え、
    前記制御部は、複数の施設をいずれの順序で移動するかを定めたルートであって曜日毎に異なる曜日別のルートを示すルート情報を参照して、前記特定部が特定した前記車両の位置が、該当する曜日の前記ルートに含まれる予め登録された地点であるか否かを判断
    日付又は曜日が予め定められた条件を満たすか否かを判断する判断部を備え、
    前記条件を満たす場合、前記記録部は、前記算出部に前記荷物の重量を算出させず、前記記録部に、特定した位置、及び前記荷物が積載された日時を、互いに関連付けて記録させる
    ことを特徴する運行状況記録装置。
  2. 前記制御部は、前記特定部が特定した前記車両の位置が、該当する曜日の前記ルートに含まれる予め登録された地点であり且つ予め設定された前記順序に従うものであるか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運行状況記録装置。
  3. 前記算出部は、前記特定部が特定した前記位置における前記荷物の増加分を前記重量として算出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の運行状況記録装置。
  4. 前記カメラが撮影した画像には、施設に設置され前記施設を示す識別情報を記録したコードが含まれ、
    前記特定部は、前記画像から前記コードを認識し、前記コードから読み取った前記識別情報が示す前記施設の位置を前記車両の位置として特定する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の運行状況記録装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載された運行状況記録装置と、
    前記運行状況記録装置が記録した内容をリアルタイムで提示する提示装置と、
    を備える運行状況提示システム。
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