JP6454060B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転評価を行う車載器に接続された操作装置に関する。
従来、この種の運転評価システムとして、デジタルタコグラフにハンディテンキーが接続されたものがある。デジタルタコグラフは、時計、速度、走行距離、現在位置等のデータを記録する他、省エネ運転支援機能や安全運転評価機能等を有する。一方、ハンディテンキーは、荷積、荷卸、待機、休憩等の作業情報及び伝票等のデータ入力を行う。
ハンディテンキーは、荷積や荷卸等のテンキー入力をデジタルタコグラフに出力し、また、デジタルタコグラフからの情報をもとに安全運転に関する通報(注意情報)を表示する。この注意情報として、例えば急加速等に関する注意喚起を促す通報が表示される。
図10(A)及び図10(B)は従来のハンディテンキーの表示部の画面に表示される通報を示す図である。図10(A)では、注意情報として、ハンディテンキーの表示部101の画面に、「急発進です。注意して下さい。」のメッセージが表示される。図10(B)では、注意情報として、ハンディテンキーの表示部101の画面に、「制限速度を守って下さい」のメッセージが表示される。
また、デジタルタコグラフは、収集した速度、エンジン回転数等のデータをソフトウェアで解析することにより、安全運転評価を行う。この安全運転評価には、最高速度、速度オーバー、急加減速、連続走行時間等の項目が用いられる。
この種の先行技術として、特許文献1には、ドライバに対して省燃費運転の向上意欲を高めさせるために、高速走行か一般走行かの判定を行い、登坂及び降坂の判定を行った後、リアルアドバイスを行うか否かを判定する省燃費運転評価システムが示されている。
また、特許文献2には、運転中、運転状況情報が時系列にデジタルタコグラフに保存され、危険運転状態が発生したと判定された時点の運転状況情報にフラグが付され、運転者以外の管理者等が運転状況情報をフラグと合わせて確認可能な装置が示されている。
特開2006−88820号公報 特開2009−199328号公報
しかしながら、従来の操作装置には、つぎのような問題があった。運転者は、急加速等の直接的な注意情報を得ることができても、ソフトウェア解析の結果である安全運転評価結果をリアルタイムで知ることができなかった。このため、自身の運転評価に対し、現在の運転を良い方向に修正するという認識が希薄となりがちであった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転手がリアルタイムに運転評価を得ることができ、また、運転評価が下がった要因を知ることで、安全運転の認識を高めることができる操作装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る操作装置は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、運転データをもとに運転評価を行う車載器に接続された操作装置であって、
所定時間の経過毎に、前記車載器から、複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果、及び、前記複数の運転評価項目の評価結果に基づく総合評価の結果を含む前記運転評価の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報を記憶する記憶部と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報に含まれる前記複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果を、運転評価項目毎の評価結果をそれぞれ示す複数本の棒グラフで所定時間だけ同時に表示し、その後に前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示する表示部と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、前記記憶部に記憶された前回の前記運転評価の情報と、今回の前記運転評価の情報とを比較する比較手段と、
を備え、
前記表示部は、前記比較の結果、前記総合評価が下がっている場合、警告を表示すると。
(2) 車両に搭載され、運転データをもとに運転評価を行う車載器に接続された操作装置であって、
所定時間の経過毎に、前記車載器から、複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果、及び、前記複数の運転評価項目の評価結果に基づく総合評価の結果を含む前記運転評価の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報を記憶する記憶部と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、前記記憶部に記憶された前回の前記運転評価の情報と、今回の前記運転評価の情報とを比較する比較手段と、
前記比較の結果、前記総合評価が上がった場合、前記総合評価が上がったことを示すメッセージを所定時間だけ表示し、その後に今回の前記運転評価の情報に含まれる前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示し、前記総合評価が下がった場合、前記総合評価が下がったことを示すメッセージを所定時間だけ表示し、その後に今回の前記運転評価の情報に含まれる前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示る表示部と、
を備えること。
(3) 上記(1)又は上記(2)の構成の操作装置であって、
前記表示部が運転席側を向くように、前記車両のハンドルの近傍に配置されたこと。
上記(1)〜()の構成の操作装置によれば、前回の運転評価の情報と今回の運転評価の情報とを比較した結果、運転評価が下がっている場合、表示部に警告を表示させる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運転評価システムは、下記(4)を特徴としている。
(4) 車両に搭載され、運転データを収集する車載器と、前記車載器に接続された操作装置とを備えた運転評価システムであって、
前記車載器は、前記収集した運転データをもとに運転評価を行う運転評価手段を備え、
前記操作装置は、
所定時間の経過毎に、前記車載器から、複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果、及び、前記複数の運転評価項目の評価結果に基づく総合評価の結果を含む前記運転評価の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報を記憶する記憶部と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報に含まれる前記複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果を、運転評価項目毎の評価結果をそれぞれ示す複数本の棒グラフで所定時間だけ同時に表示し、その後に前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示する表示部と、
前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、前記記憶部に記憶された前回の前記運転評価の情報と、今回の前記運転評価の情報とを比較する比較手段と、
を備え、
前記表示部は、前記比較の結果、前記総合評価が下がっている場合、警告を表示すると。
上記()の構成の運転評価システムによれば、前回の運転評価の情報と今回の運転評価の情報とを比較した結果、運転評価が下がっている場合、表示部に警告を表示させる。
本発明によれば、前回の運転評価の情報と今回の運転評価の情報とを比較した結果、運転評価が下がっている場合、表示部に警告を表示させるので、運転手がリアルタイムに運転評価を得ることができる。また、運転評価が下がった要因を知ることで、安全運転の認識を高めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1の実施形態における運転評価システム1の外観を示す図である。 図2は、デジタルタコグラフ10及びハンディテンキー40のハードウェア構成を示す図である。 図3は、デジタルタコグラフ10及びハンディテンキー40が設置された車両の運転席付近を示す図である。 図4は、デジタルタコグラフ10における運転評価動作手順を示すフローチャートである。 図5(A)及び図5(B)は、運転評価情報を説明する図である。 図6は、ハンディテンキー40における運転評価動作手順を示すフローチャートである。 図7(A)〜図7(C)は、ハンディテンキー40に搭載された表示部(LCD)44の表示画面を示す図である。 図8は、第2の実施形態における運転評価動作手順を示すフローチャートである。 図9(A)及び図9(B)は、ハンディテンキー40に搭載された表示部(LCD)44の表示画面を示す図である。 図10(A)及び図10(B)は、従来のハンディテンキーの表示部の画面に表示される通報を示す図である。
本発明の実施の形態における操作装置及び運転評価システムについて図面を用いて説明する。本実施形態の操作装置は、車両に搭載され、運転評価を行うデジタルタコグラフに接続されたハンディテンキーに適用される。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態における運転評価システム1の外観を示す図である。運転評価システム1は、デジタルタコグラフ10、及びこれに接続されるハンディテンキー40から構成される。
デジタルタコグラフ10は、時計、速度、走行距離、現在位置等のデータを記録する他、省エネ運転支援機能や安全運転評価機能等を有する。一方、ハンディテンキー40は、荷積、荷卸、待機、休憩等の作業情報及び伝票等のデータ入力を行う。
図2はデジタルタコグラフ10及びハンディテンキー40のハードウェア構成を示す図である。デジタルタコグラフ10は、CPU11、不揮発性メモリ12、揮発性メモリ13、メモリカードI/F14、シャッタSW16、音声I/F17、リアルタイムクロック(RTC)18、EEPROM19及びハンディテンキーI/F20を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10を統括的に制御する。不揮発性メモリ12には、制御プログラムや各種の設定値が格納される。揮発性メモリ13には、デジタルタコグラフ10の各種センサによって得られるデータ等が記憶される。
メモリカードI/F14には、運転手(乗務員)等によって所持されるメモリカード15が挿抜自在に装着される。シャッタSW16は、電磁ロックをオンにすることで、メモリカード15が運転途中で抜けることを防止する。
音声I/F17には、音声を発するスピーカが接続される。リアルタイムクロック(RTC)18は、現在時刻を計時する。EEPROM19は、電気的に書き換え可能なメモリであり、各種のデータを記憶する。ハンディテンキーI/F20には、有線もしくはBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によりハンディテンキー40が接続される。
また、デジタルタコグラフ10は、SW入力部21、LCDコントローラ22、速度/エンジン回転I/F23、速度/エンジン回転警報部24、外部入力I/F25、アナログ入力I/F26、外部出力I/F27及びETCI/F28を有する。
SW入力部21は、実車走行であるか空車走行であるかを切り替えるスイッチ、現在走行中の道路が一般道路であるか高速道路であるかを切り替えるスイッチ、自動車専用道路であることを指示するスイッチ等を含む。LCDコントローラ22は、LCDの画面に、時刻、速度、エンジン回転数等の情報を表示させる。
速度/エンジン回転I/F23には、車速を検出する車速センサやエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ等が接続される。速度/エンジン回転警報部24は、車速センサによって検出される車速や、エンジン回転数センサによって検出されるエンジン回転数がそれぞれ予め設定された閾値に達した場合、スピーカやLCDを介して警報を行う。
外部入力I/F25には、リーダライタやドライブレコーダ等の外部装置が接続される。アナログ入力I/F26には、車両に加わる加速度を検出するGセンサ、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ、車内外の温度を検出する温度センサ等のユニットが接続される。外部出力I/F27には、リーダライタ等の外部装置が接続される。
ETCI/F28には、料金所に取り付けられたアンテナと無線通信を行い、料金情報を交換して料金を支払うETC車載器が接続される。
また、デジタルタコグラフ10は、プリンタI/F29、GPSI/F30、CANI/F31、通信端末I/F32及び電源部33を有する。
プリンタI/F29には、各種センサで計測された値、ETC利用明細、安全運転日報等を印刷するプリンタが接続される。GPSI/F30には、GPS衛星からの信号を受信して現在位置を取得するGPS受信器が接続される。CAN(Controller Area Network)I/F31には、各種の車載機器が接続される。
通信端末I/F32は、事務所に設置された運転データを管理するデータ処理装置(コンピュータ)と通信可能である。電源部33は、+12Vもしくは+24Vのバッテリを電源とし、各部に電力を供給する。
一方、ハンディテンキー40は、CPU41、キーボード42、I/F43、表示部(LCD)44、フラッシュROM45及び通信I/F46を有する。CPU41は、ハンディテンキー40を統括的に制御する。キーボード42は、ハンディテンキー40の筐体前面に配置され、各種のキー入力を行う。表示部(LCD)44は、後述するように、I/F43を介して各種のデータを受信し、表示する。フラッシュROM45(記憶部)は、一括して読み書き可能なメモリであり、後述する制御プログラムや種々のデータを記憶する。通信I/F46は、デジタルタコグラフ10と通信可能にハンディテンキー40を接続する。
図3はデジタルタコグラフ10及びハンディテンキー40が設置された運転席付近を示す図である。デジタルタコグラフ10は、車両(自動車)5のダッシュボード70に収納された状態で配置される。ハンディテンキー40は、その表示部44が運転席側を向くように、ハンドル75の近傍のダッシュボード70にフックで引っ掛けた状態で配置される。
このような配置により、運転手は、ハンディテンキー40を操作し易くなる。また、デジタルタコグラフの表示部が小さくて見づらい場合や無い場合でも、ハンディテンキー40の表示部44によって運転手(乗務員)への報知が可能となる。また、運転中でも表示部(LCD)44の画面が見やすい位置となる。また、車載器を足元や頭上に取り付けた場合、無理に車載器を見ようとすると、運転中に姿勢を崩すことになり、危険を伴うが、このような事態は回避される。
上記構成を有する運転評価システム1の動作を示す。図4はデジタルタコグラフ10における運転評価動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、デジタルタコグラフ10内の不揮発性メモリ12に格納されており、CPU11によって実行される。なお、デジタルタコグラフ10内の揮発性メモリ13には、CPU11の割込み処理により、車速センサによって検出された車速、エンジン回転数センサによって検出されたエンジン回転数、RTC18による時刻、GPS位置等の運転データが周期的に記録される。また、このとき、SW入力部21のスイッチ情報(空車、実車等)等も運転データとして記録される。
起動後、デジタルタコグラフ10内のCPU11は、RTC18が一定時間を経過するまで待つ(ステップS11)。一定時間が経過すると、CPU11は、揮発性メモリ13に記録された車速、エンジン回転数、時刻、GPS位置(現在位置)等の運転データを読み出す(ステップS12)。そして、CPU11は、これらの運転データを解析して運転評価を行う(ステップS13)。
図5(A)及び図5(B)は運転評価を説明する図である。図5(A)に示すタイミングチャートでは、時刻5:00〜21:00間の速度やエンジン回転数の時間変化が示されている。また、この時系列に対応する各種スイッチの状態が示されている。
運転評価を行う際、デジタルタコグラフ10は、最高速度を取得する。この最高速度の取得は、スイッチ(SW)入力部21に含まれるスイッチの設定に従い、一般道路と高速道路と専用道路とに分けて行われる。なお、GPS位置情報をもとに、一般道路と高速道路と専用道路とを識別してもよい。
また、デジタルタコグラフ10は、GPS位置情報から得られる区間の制限速度と、速度センサから得られる車速とを比較し、単位時間当たりの速度オーバー回数及び速度オーバー時間を取得する。
また、デジタルタコグラフ10は、エンジン回転数の変化から単位時間当たりの急発進回数を取得する。また、デジタルタコグラフ10は、車速の変化から単位時間当たりの急加速回数及び急減速回数を取得する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度センサから得られる車速を時間積分し、連続走行距離を求める。
デジタルタコグラフ10は、これら各項目の実測値をそれぞれ予め登録された各設定値と比較することで、項目毎に点数化して評価し、さらに総合評価を行う。例えば、速度オーバーや急発進回数等の評価項目が発生することなく、走行時間が延びている場合、運転評価が上がることなる。
CPU11は、運転評価を行った結果、図5(B)に示すような運転評価情報を作成する(ステップS14)。運転評価情報には、項目毎に実測値、点数、評価及びコメントが含まれている。CPU11は、この作成した運転評価情報を揮発性メモリ13及びメモリカード15に記録する(ステップS15)。この後、CPU11はステップS11の処理に戻る。
図6はハンディテンキー40における運転評価動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、ハンディテンキー40のCPU41内のROMに格納されており、CPU41によって一定時間(例えば1時間)毎に実行される。まず、CPU41は、通信I/F46を介してデジタルタコグラフ10と通信を行い、デジタルタコグラフ10から運転評価情報を取得する(ステップS1)。
ハンディテンキー40のCPU41は、ステップS1で運転評価情報を取得すると、これをフラッシュROM45に記憶する(ステップS2)。さらに、CPU41は、運転評価情報を表示部(LCD)44に表示する(ステップS3)。
図7(A)〜図7(C)はハンディテンキー40に搭載された表示部(LCD)44の表示画面を示す図である。図7(A)は項目毎の運転評価を示す棒グラフである。LCD44の表示画面には、速度オーバー(回数もしくは時間)、急発進回数、急加速回数、及び急減速回数が棒グラフで視認し易く表示されている。
さらに、図7(A)の画面が所定時間表示された後、図7(B)に示すように、簡易な安全運転評価の画面が引き続いて表示される。この簡易な安全運転評価の画面には、例えば「現在の運転評価は『A』です。今後も余裕を持って運転して下さい。」のメッセージが表示される。図7(B)では、このメッセージの主要な部分のみが表示されている。
ハンディテンキー40のCPU41は、フラッシュROM45に記憶された前回のデータ、つまり運転評価情報を取り出し、今回のデータと比較する(ステップS4)。そして、CPU41は、運転評価が減少中であるか否かを判別する(ステップS5)。
運転評価が減少中である場合、CPU41は、通報処理を行う(ステップS6)。即ち、CPU41は、LCD44の表示画面に、安全運転評価の警告画面を表示する。この警告画面には、例えば図7(C)に示すように、「急発進が*回を超えました。あと1回で運転評価が下がります。」のメッセージが表示される。このように、警告画面には、運転評価が下がった要因が併せて表示される。
一方、ステップS5で運転評価が減少中でない場合、CPU41は、通報処理を停止し、LCD44の表示画面を待機画面にする(ステップS7)。ステップS6、S7の処理後、CPU41はステップS1の処理に戻る。
第1の実施形態の運転評価システムによれば、運転手がリアルタイムに運転評価を得ることができる。また、運転評価が下がった要因を知ることで、安全運転の認識を高めることができる。さらに、運転評価が下がったことに限らず、上がったこと、あるいは良い状態に維持されていることを画面に表示することでも、運転者に対し、安全運転への意識を持続させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、一定時間(例えば1時間)毎に運転評価情報を取得した結果、運転評価が変化している場合を示す。なお、前記第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図8は第2の実施形態における運転評価動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、ハンディテンキー40のCPU41内のROMに格納されており、CPU41によって一定時間(例えば1時間)毎に実行される。まず、CPU41は、通信I/F46を介してデジタルタコグラフ10と通信を行い、デジタルタコグラフ10から運転評価情報を取得する(ステップS21)。
ハンディテンキー40のCPU41は、ステップS21で運転評価情報を取得すると、これをフラッシュROM45に記憶する(ステップS22)。
CPU41は、ステップS22で今回の運転評価情報をフラッシュROM45に記憶した後、前回の運転評価情報をフラッシュROM45から取り出す(ステップS23)。
そして、CPU41は、運転評価情報に変化があったか否かを判別する(ステップS24)。今回の運転評価が上がった場合、CPU41は、運転評価の上がり情報を表示する(ステップS25)。
図9(A)及び図9(B)はハンディテンキー40に搭載されたLCD44の表示画面を示す図である。安全運転評価が上がった場合、図9(A)に示すように、LCD44の表示画面には、「安全運転評価が上がりました。」が表示される。さらに、この表示が所定時間行われた後、LCD44の表示画面には、「現在の運転評価は『A』です。今後も余裕を持って運転して下さい。」のメッセージが表示される。
一方、CPU41は、ステップS24で今回の運転評価が下がった場合、CPU41は、運転評価の下がり情報を表示する(ステップS26)。図9(B)に示すように、LCD44の表示画面には、「安全運転評価が下がりました。」さらに、この表示が所定時間行われた後、LCD44の表示画面には、「現在の運転評価は『D』です。安全運転目標を再認識して下さい。」のメッセージが表示される。さらに、CPU41は、運転評価が下がった要因(速度オーバー回数、急加速回数等)を示す警告画面をLCD44に表示する(ステップS27)。この警告画面の表示では、前述した図7(C)と同様、例えば「急発進回数が*回を超えました。」のメッセージが表示される。
一方、CPU41は、ステップS24で運転評価情報に変化がなかった場合、LCD44の表示画面を待機画面とする(ステップS28)。ステップS25、S27、S28の処理後、CPU41はステップS21の処理に戻る。
第2の実施形態の運転評価システムによれば、運転評価に変化があったことをリアルタイムに知ることができ、安全運転の認識を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、車載器としてデジタルタコグラフ、操作装置としてハンディテンキーを用いた場合を示したが、これに限られない。例えば、ハンディテンキーの代わりに、ダッシュボードに埋め込まれたディスプレイや表示器等に運転評価を表示するようにしてもよい。また、表示と共に、スピーカから音声を発してもよい。また、車載器としては、必要なデータを収集あるいは取得して運転評価を算出可能な装置であればよく、デジタルタコグラフに限られず、ドライブレコーダやタクシーメータ等であってもよい。
また、安全運転評価の項目として、急発進回数等は、単位時間として1時間当たりの値に換算して用いているが、任意の時間で評価してもよいことは勿論である。
また、上記実施形態では、運転評価情報は、一定時間ごとに、あるいは運転評価に変化があった場合、作成されたが、運転手が手動でボタンを押下することにより任意のタイミングで作成されるようにしてもよい。
また、安全運転評価の項目は、上記実施形態に挙げたものに限られない。例えば、方向指示器のオン/オフや舵角センサの信号に基づく右折あるいは左折のタイミング、坂道センサの信号を用いて道路の勾配を検出した際の坂道の走行等を挙げてもよい。
本発明は、運転手がリアルタイムに運転評価を得ることができ、また、運転評価が下がった要因を知ることで、安全運転の認識を高めることができ、有用である。
1 安全運転評価システム
5 車両
10 デジタルタコグラフ
11、41 CPU
12 揮発性メモリ
13 不揮発性メモリ
14 メモリカードI/F
15 メモリカード
23 速度/エンジン回転I/F
24 速度/エンジン回転警報部
40 ハンディテンキー
42 キーボード
44 表示部(LCD)
45 フラッシュROM
46 通信I/F
70 ダッシュボード
75 ハンドル

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、運転データをもとに運転評価を行う車載器に接続された操作装置であって、
    所定時間の経過毎に、前記車載器から、複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果、及び、前記複数の運転評価項目の評価結果に基づく総合評価の結果を含む前記運転評価の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報を記憶する記憶部と、
    前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報に含まれる前記複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果を、運転評価項目毎の評価結果をそれぞれ示す複数本の棒グラフで所定時間だけ同時に表示し、その後に前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示する表示部と、
    前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、前記記憶部に記憶された前回の前記運転評価の情報と、今回の前記運転評価の情報とを比較する比較手段と、
    を備え、
    前記表示部は、前記比較の結果、前記総合評価が下がっている場合、警告を表示するとを特徴とする操作装置。
  2. 車両に搭載され、運転データをもとに運転評価を行う車載器に接続された操作装置であって、
    所定時間の経過毎に、前記車載器から、複数の運転評価項目のそれぞれの評価結果、及び、前記複数の運転評価項目の評価結果に基づく総合評価の結果を含む前記運転評価の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、今回の前記運転評価の情報を記憶する記憶部と、
    前記取得手段が前記運転評価の情報を取得する毎に、前記記憶部に記憶された前回の前記運転評価の情報と、今回の前記運転評価の情報とを比較する比較手段と、
    前記比較の結果、前記総合評価が上がった場合、前記総合評価が上がったことを示すメッセージを所定時間だけ表示し、その後に今回の前記運転評価の情報に含まれる前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示し、前記総合評価が下がった場合、前記総合評価が下がったことを示すメッセージを所定時間だけ表示し、その後に今回の前記運転評価の情報に含まれる前記総合評価の結果を、複数レベルのうちの1つのレベルを示すアルファベット一文字で表示る表示部と、
    を備えることを特徴とする操作装置。
  3. 前記表示部が運転席側を向くように、前記車両のハンドルの近傍に配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作装置。
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