JP7374454B2 - 遊技情報提供装置及び遊技情報提供システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、遊技情報を機種別及び期間別に集計・出力することが可能な遊技場用システムが開示されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技情報提供システムの全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態の遊技情報提供システムは、各遊技場(店舗)に設置されている遊技機1と、店舗内の遊技機1に関する遊技情報の集計を行うことが可能なホールコンピュータ4と、各店舗のホールコンピュータ4から遊技情報を収集し、蓄積し、集計し、集計結果を出力することが可能なサーバ6と、サーバ6から集計情報を受信し、表示することが可能な端末装置7と、によって構成される。
遊技情報提供システムは、ホールコンピュータ4において、自店舗の遊技情報を所定の集計方法で集計した集計結果を当該ホールコンピュータ4を介して利用者が閲覧できるサービスや、サーバ6において各ホールコンピュータ4から収集した各店舗の遊技情報を所定の集計方法で集計し、当該集計結果を端末装置7を介して利用者が閲覧できるサービスを提供できるようになっている。
店舗は、例えば、サービス(システム)に加盟している店舗を例示することができ、サービスの利用者は、例えば、店舗の管理者を例示することができる。
以下、遊技情報提供装置として主にサーバ6を適用した場合について説明する。
図1に示すように、各店舗には、パチンコ機1a(以下、パチンコとも称する)やスロットマシン1b(以下、スロット又はパチスロとも称する)などの遊技機1が設置されている。
各遊技機1には、遊技者に遊技媒体を貸し出す貸出機2(パチンコ機用2a,スロットマシン用2b)が対応して配置されている。貸出機2は、遊技台と遊技台との間に設置されることから台間機とも呼ばれる。
遊技機1では、以下のような遊技の流れに沿って遊技が行われる。
まず、遊技者は、遊技の開始にあたり、遊技機1に対応して配置されている貸出機2に現金を投入又はプリペイド媒体(ICカード、会員カード、ICコイン)を挿入し、所定の貸出操作を行うことにより遊技媒体(遊技球又はメダル)の貸し出しを行う。
遊技機1は、遊技媒体が投入されることで遊技が可能となる。
パチンコ機1aでは、遊技者が発射ハンドルを操作して遊技球を遊技領域に発射させ、その発射した遊技球が所定の入賞口に入賞することで、所定数の遊技球が払い出される。
スロットマシン1bでは、遊技者がメダルを投入してスタートレバーを操作することにより、所定の絵柄や文字,数字等の図柄を表示した複数(通常は3個)のリールが回転を開始し、各リールに対応した複数(通常は3個)のストップボタンを任意のタイミングで押下することでリールを停止させ、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数のメダルが払い出される。
なお、メダル、遊技球等の現物の遊技媒体を用いることなく、データ形式の擬似遊技媒体を用いてゲームを実行可能な封入式遊技機やメダルレス遊技機にも、本発明を適用することができる。
遊技機1とホールコンピュータ4との間に呼出ランプ(図示省略)などの中継装置を介在させ、遊技機1とホールコンピュータ4との通信を中継装置が中継することもできる。
遊技機1から送信される遊技信号には、遊技機1へ投入された遊技媒体数に対応して出力されるアウト信号、遊技機1から払い出された遊技媒体数に対応して出力されるセーフ信号、ボーナス(大当り)時に出力されるボーナス信号(大当り信号)などがある。
貸出機2から送信される遊技信号には、遊技媒体の貸し出しの代償として投入された投入金額(売上額)を示す売上信号がある。
なお、遊技機10がパチンコ機の場合、アウト信号はパチンコ機に併設されるアウトタンクなどの周辺機器から出力されるが、便宜上、遊技機10から出力されるものとして説明する。
ホールコンピュータ4は、店舗管理者が操作可能な場所、例えば、カウンター奥の管理室などに設置されており、店舗に設置されている各遊技機1の遊技情報を収集・集計する。
ホールコンピュータ4は、図2に示すように操作部41と、通信部42と、表示部43と、記憶部44と、制御部45とによって構成されている。
操作部41は、キーボードやマウスなどの操作手段である。
通信部42は、LANを介して遊技機1や貸出機2との通信を行うほか、公衆回線5を介してサーバ6との通信を行うための通信手段である。
通信部42は、具体的には、遊技機1や貸出機2からは遊技信号を受信し、サーバ6には各種遊技情報を送信する。
表示部43は、液晶ディスプレイなどの表示手段である。
記憶部44は、各種データを記憶するための記憶手段であり、例えば、ハードディスク、SSDなどにより構成される。
制御部45は、CPU、ROM、RAMなどで構成されており、ROMに記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、遊技情報を集計したり、集計結果を出力する。
なお、操作部41や表示部43を備えず、単に遊技情報の集計及び出力のみ実行可能な情報処理装置をホールコンピュータ4として採用することもできる。
また、各種データ(遊技情報)を必ずしも記憶部64に記憶する必要はなく、適時、外部から取得する構成(例えば、機種情報や号機情報を提供しているWeb-APIや外部サーバ等へのアクセスやリムーバブルメディアを介しての取得)とすることもできる。
この場合、記憶部44を備えない情報処理装置をホールコンピュータ4として採用することもできる。
「稼働時間」は、遊技機1の稼働状況を示す稼働情報の一例である。
例えば、アウト信号を継続して受信している期間を「稼働中」とみなし、当該「稼働中」の時間の合計値を「稼働時間」として算出することができる。
「アウト」は、アウト信号により特定される遊技機1にて消費された遊技媒体数である。
「台売上」は、売上玉×貸出レートで算出することができる。「売上玉」は、売上信号により特定される対応する貸出機2にて付与された遊技媒体数である。
「台粗利」は、遊技に応じた遊技場側の営業利益であり、例えば、「売上額-獲得玉×貸出レート×原価率」で算出することができる。「獲得玉」は、売上玉+セーフ-アウトにより算出することができる。
「時間売上」は、1時間あたりの台売上である。
「時間粗利」は、1時間あたりの台粗利である。
「玉単価」は、アウト1あたりの売上額であり、「台売上÷アウト」により算出することができる。スロットマシンについてはメダル単価ともいう。
「玉粗利」は、アウト1当たりの粗利であり、「台粗利÷アウト」により算出することができる。なお、スロットマシンについてはメダル粗利ともいう。
「粗利率」は、売上額に対する粗利の割合であり、「粗利÷売上」により算出される。
「ベース」は、アウトに対するセーフの割合である。
「TO」は、特賞中(例えばボーナス中)のアウト数である、
「TY」は、特賞中の差玉(セーフ-アウト)である。
なお、上記遊技情報は一例であり、他の遊技情報を集計することもできる。
また、上記遊技情報の算出方法も一例であり、他の公知の算出方法を用いることができる。
ホールコンピュータ4は、集計した各種遊技情報(稼働時間、アウト等)を出力することができる。
例えば、ホールコンピュータ4は、集計した各種遊技情報を表示部43に表示したり、記憶部44に記憶することができる。
また、本実施形態のホールコンピュータ4は、遊技情報をサーバ6に送信する。
具体的には、各ホールコンピュータ4は、自店舗における遊技情報を、遊技機ID、機種ID、貸出レート、店舗ID、及び営業日を特定可能なデータ形式でサーバ6に送信するようにしている。
サーバ6は、各店舗の遊技情報を収集(受信)し、蓄積し、蓄積した各店舗の遊技情報を所定の方法で集計し、当該集計により得られた各種遊技情報を端末装置7に送信する。
サーバ6は、図4に示すように操作部61と、通信部62と、表示部63と、記憶部64と、制御部65とによって構成されている。
操作部61は、キーボードやマウスなどの操作手段である。
通信部62は、公衆回線5を介して、各店舗のホールコンピュータ4や端末装置7と通信を行うための通信手段である。
具体的には、通信部62は、各ホールコンピュータ4からは各店舗の遊技情報を受信し、端末装置7に対しては、各店舗の遊技情報に基づいて集計された各種遊技情報を送信する。
表示部63は、液晶ディスプレイなどの表示手段である。
記憶部64には、遊技情報DB、店舗情報DB、設置台数DBが記憶されている。
遊技情報DBは、各店舗における遊技情報であり、具体的には、図5に示すように、店舗(ID)毎及び営業日毎に、遊技機1の稼働時間、アウト、台売上、台粗利、時間売上、時間粗利、玉単価、玉粗利、粗利率などの遊技情報が、機種ID、貸出レート情報と紐付けられ、これらが全店舗分、及び、過去の所定期間(例えば1年)分、蓄積(記憶)されたデータによって構成されている。店舗毎の交換玉数や貸玉数を遊技情報DBに含めることもできる。
店舗情報DBは、図6に示すように、店舗名、住所(所在地)などの店舗の基本情報であり、店舗IDに紐付けられて構成されている。
設置台数DBは、図7に示すように、スロット/パチンコ別の台数、機種別台数、全台数であり、店舗IDに紐付けられて構成されている。
機種情報は、機種に関する情報であり、図8に示すように、機種ID毎に、機種名、スロット/パチンコの別、タイプ、号機、納品開始日、撤去期限、メーカー名が紐付けられて構成されている。
このうち、「タイプ」(種別)は、遊技性の違いに基づく識別情報であり、例えば、パチンコは、大当り確率や大当りの継続率などの出玉に関するスペックの違いに応じて「ハイミドル」、「ミドル」、「ライトミドル」、「ライト」、「ミニマム」と称されるタイプや、「羽根物」と称されるタイプがあり、スロットは、「ノーマル」、「ART」、「AT」、「RT」、「A+ART」、「30φノーマル」、「30φART他」と称されるタイプがある。
「号機」は、例えば、5号機、5.5号機、5.9号機、6号機がある。
「5号機」は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第20条に定めのあるところにより、国家公安委員会が定めた遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の2004年7月1日付改正以後に指定試験機関によって行われる型式試験に適合したスロットマシンのことをいう。すなわち、「5号機」は、2004年7月1日の規則に基づいて製造された遊技機のことをいう。
なお、型式試験の適合後は、各都道府県の公安委員会に検定申請を行い、この検定を通過することで、その都道府県の店舗にその機種を設置することが可能となる。
「規則」が改正されると、順守すべき内容が変わるとともに、呼称が4号機、5号機、6号機といったように変わるが、規則の他に、当該規則の範囲内での細かい「規制」として各業界団体により内規や取り決めが設けられ、この場合も順守すべき内容が変わるとともに、呼称が5.5号機、5.9号機といったように変わる。なお、本発明において、上記「内規や取り決め」などの「規制」は上記「規則」に含まれるものとする。
「5.5号機」は、2015年7月15日付けの所定規制が加えられた規則に基づき、2015年12月以降の型式試験に適合したスロットマシンのことをいう。すなわち、「5.5号機」は、2015年7月15日の規則に基づいて製造された遊技機のことをいう。
「5.9号機」は、2016年6月16日付けの所定規制が加えられた規則に基づき、2017年10月1日以降の型式試験に適合したスロットマシンのことをいう。すなわち、「5.9号機」は、2016年6月16日の規則に基づいて製造された遊技機のことをいう。
「6号機」は、2018年2月1日付けの所定規制が加えられた規則に基づき、2018年4月1日以降の型式試験に適合したスロットマシンのことをいう。すなわち、「6号機」は、2018年2月1日の規則に基づいて製造された遊技機のことをいう。
なお、パチンコについても同様の規則があり、例えば、2015年の規則に基づいて製造されたものは「2015年基準機」などと呼称される。
上記したすべての日付けは、あくまで例示であり、実際の日付けと異なる場合がある。
このように、遊技機1は、所定の時期に定められた規則に基づいて製造されており、その規則や規制の時期によって異なる呼称が付与されている。
「納品開始日」は、検定通過後、遊技場に最初に設置(納品)された日である。
「撤去期限」は、法律で定められた機種毎の設置期限でもあり、検定通過日(公示日)から最大6年間の期間の満了日が該当する。
「最大6年間」としたのは、まず、検定通過日から最大3年の期間(検定期間)の満了日が撤去期限として定められるが、検定期間の満了前に認定申請を行い、受理されると、その日からさらに最大3年間の期間(認定期間)が延長されるからである。
このため、認定試験を前倒しした場合や認定を受けない場合など、「撤去期限」が「6年間」に満たない場合もある(図10の5.9号機参照)。
また、都道府県毎に、検定通過の時期が異なる場合もあるが、便宜上、全て同じ「撤去期限」とする。ただし、都道府県毎に「撤去期限」を管理してもよい。
例えば、「一撃出玉」は、一回の大当りや連荘により一連の区間で獲得することが可能な遊技媒体数の上限値である。例えば、6号機の「最大2400枚」は、有利区間における獲得枚数(差枚数)の上限値である。
「有利区間」は、5.9号機から導入された概念である。具体的には、ART等、遊技者にとって有利な遊技状態の区間をいい、当該区間の有無が号機情報として管理される。
「有利期間告知義務」は、有利区間中であることをランプ等により告知する義務をいい、当該義務の有無が号機情報として管理される。
なお、図9において、6号機については「条件付きあり」としてある。
6号機は、所定条件を満たした場合(1度でも指示機能(いわゆる押し順ナビなど)を発動した場合であって、有利区間が継続している場合)にはランプ点灯を行うように定められたからであり、その旨の情報が号機情報として管理される。
「純増枚数」は、1ゲームあたりの純増枚数の上限値である。
「ボーナス払出枚数」は、1回のボーナス(大当り)における遊技媒体の払出枚数の上限値である。
「天井ゾーン」は、一定のゲーム数を超えると必ずボーナス(大当り)に当選する設定(天井)の有無や、ボーナス(大当り)当選確率が高い区間の設定(ゾーン)の有無を号機情報として管理するものである。
5.9号機や6号機では、有利区間においては天井を設定可能であるため、その旨の情報が号機情報として管理される。
「押し順ペナルティ」は、押し順ナビに従わない場合に課されるペナルティの有無を号機情報として管理するものである。
「出玉率」は、出玉率の上限値である。出玉率の下限値を号機情報として管理することもできる。
「改正日」は、規則の改正日である。上述したように、5号機の改正日は2004年7月1日であり、5.5号機の改正日は2015年7月15日であり、「5.9号機」の改正日は2016年6月16日であり、「6号機」の改正日は、2018年2月1日である。
「撤去期限(期間)」は、遊技機1の「撤去期限」の期間である。
前記「撤去期限」(図8)は、検定通過日の違いや認定の有無等によって撤去期限の「日」が異なるため機種によって変動するが、号機毎に撤去期限の「期間」を特定することができる。
つまり、同じ号機であっても、撤去期限が最も早い機種と、撤去期限が最も遅い機種が存在するため、その最早の日と最遅の日に基づいて、その号機の「撤去期限(期間)」を特定することができる。
例えば、図10に示すように、5号機の「最早」の撤去期限が「2018年4月5日」であり「最遅」の撤去期限が「2019年3月2日」である場合、5号機の「撤去期限(期間)」は、「2018年4月5日~2019年3月2日」となり、5.9号機の「最早」の撤去期限が「2021年3月12日」であり「最遅」の撤去期限が「2021年9月10日」である場合、5.9号機の「撤去期限(期間)」は、「2021年3月12日~2021年9月10日」となる。
なお、便宜上、5.5号機及び6号機の撤去期限(期間)の説明は省略する。
「設置期間」は、号機毎に異なる遊技機の設置期間である。
例えば、5号機の「最早」の検定通過日が「2013年4月6日」であり「最遅」の撤去期限が「2019年3月2日」である場合、5号機の「設置期間」は、「2013年4月6日~2019年3月2日」となり、5.9号機の「最早」の検定通過日が「2018年3月13日」であり「最遅」の撤去期限が「2021年9月10日」である場合、5.9号機の「設置期間」は、「2018年3月13日~2021年9月10日」となる。
なお、便宜上、5.5号機の設置期間は2018年1月13日~2021年1月31日とし、6号機の設置期間の説明は省略する。
上記したすべての日付けや期間は、あくまで例示であり、実際の日付けと異なる場合がある。
その他、図9に示す各号機情報は、あくまで参考情報であり、実際と異なる場合がある。
例えば、サーバ6(制御部65)は、端末装置7から所定の要求を受け付けると、所定の集計方法に基づいて遊技情報の集計を行い、集計結果としての各種遊技情報を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、各種遊技情報を表示させることができる。
また、遊技情報DB(図5)、店舗情報DB(図6)、設置台数DB(図7)、機種情報(図8)、号機情報(図9)は、必ずしも記憶部64に記憶する必要はなく、適時、外部から取得する構成(例えば、これらの情報を提供しているWeb-APIや外部サーバ等へのアクセスやリムーバブルメディアを介しての取得)とすることもできる。
この場合、記憶部64を備えない情報処理装置をサーバ6として採用することもできる。
また、機種情報(図8)及び号機情報(図9)において、5号機、5.5号機、5.9号機、6号機に限らず、他の号機(4号機以前や6号機以降の号機)や基準機に関する情報を含めることもできる。
端末装置7は、表示部(表示手段)71を備えた通信端末装置であり、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどが相当する。
端末装置7は、例えば、ブラウザを備えており、ブラウザの機能を介してサーバ6の間でデータの送受信を行うことができる。
例えば、所定の操作を行うことで、サーバ6に対し所定の要求を行い、サーバ6から、当該要求に対応した集計方法で集計された各種遊技情報を受信すると、当該各種遊技情報を表示部71に表示することができる。
「集計方法」には、「レート別集計」、「機種別集計」、「地区別集計」などがあり、所定の操作によって任意の集計方法を選択することができる。
[レート別集計]
集計方法としてレート別集計が選択された場合について説明する。
図11は、「レート別集計」が選択された場合に表示部71に表示されるレート別集計画面の一例である。
図11に示すように、レート別集計画面は、操作領域である領域r1と、主たる表示領域である領域r2と、補助的な表示領域である領域r3とによって構成される。
なお、図11では、画面中央に大きく領域r2が配置され、画面右部に領域r1が配置され、画面上部に領域r3が配置されているが、このような構成に限定されず、様々な大きさ・配置であってもよい。
領域r1には、「区分」、「期間」、「平日・休日表示」、「タイプ別表示」のメニューが設けられている。
「区分」は、集計対象を各種条件(期間を除く)で絞り込む場合に用いられる。
具体的には、「区分」を選択すると、地区(全国、北海道地区、東北地区、関東地区、中国地区、四国地区、九州地区)、ホールランク(1点~10点)、種別ランク(1点~10点)、設置台数(1台~200台、201台~300台、・・・)、号機(5号機、5.5号機、5.9号機、6号機)の各項目のプルダウンメニューが表示され、この中から任意の項目を選択して指定することができる。
「期間」は、集計対象を期間で絞り込む場合に用いられる。
「期間」欄内のカレンダーアイコンを選択すると、図12に示す年・月・日のカレンダーがポップアップ表示されるため、これらのカレンダーにおいて任意の期間(年、月、週、日)を指定することができる。
「平日・休日表示」は、集計結果を、平日と休日とに分けて表示する(ON)か、平日と休日に分けずに表示する(OFF)か、を選択するためのメニューである。
「タイプ別表示」は、集計結果を、タイプ別に表示する(ON)か、タイプ別に表示しない(OFF)か、を選択するためのメニューである。
以下、初期値として、「区分:全国」、「期間:2019年2月18日~2019年2月20日」、「平日・休日表示:OFF」、「タイプ別表示:ON」が指定されている場合(図11参照)について説明する。なお、「期間」は、具体的には、当日の直前の3日間を初期値としており、上記期間は、当日が2019年2月21日であることを示している。
この場合、サーバ6は、「区分」に基づき、遊技情報DBから「全国」の店舗の遊技情報を絞り込み、さらに、これを、「期間」(指定期間ともいう)で指定された「2019年2月18日~2019年2月20日」の遊技情報に絞り込む。
次に、サーバ6は、絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」に集計し、さらに、これを「タイプ別」に集計する。
具体的には、スロットについては、貸出レートである「20円」と「5円」とで、それぞれタイプ(ハイミドル、ミドル、ライトミドル、ライト、ミニマム、羽根物、レート全体、スロット全体)毎に、各種遊技情報(稼働時間、アウト、台売上、台粗利、時間売上、時間粗利、玉単価、玉粗利等)を集計する。
パチンコについては、貸出レートである「4円」と「1円」とで、それぞれタイプ(ノーマル、ART、AT、RT、A+ART、30φノーマル、30φART他、レート全体、パチンコ全体)毎に、各種遊技情報を集計する。
そして、サーバ6は、「貸出レート別」、かつ、「タイプ別」の集計情報である各種遊技情報を、端末装置7に送信する。
なお、上記集計情報には、上記各種遊技情報以外の集計情報を含めることもできる。
例えば、所定の遊技情報(例えば、稼働時間、アウト、台売上、台粗利など)の「増減」(例えば、昨年における指定期間と同期間における遊技情報の集計値との差異)を集計情報に含めることができる。
また、所定の遊技情報(例えば、稼働時間、台売上、台粗利など)の「パチンコ/スロット別」の集計値を集計情報に含めることができる。
端末装置7は、サーバ6から、集計情報を受信すると、当該集計情報により構成されたレート別集計画面を表示部71に表示する(図11参照)。
具体的には、「貸出レート別」、かつ、「タイプ別」の集計情報の図表が領域r2に表示される。
より具体的には、大分類としてスロットとパチンコ、中分類としてそれぞれの貸出レート、小分類としてタイプに区分し、小区分毎に各種遊技情報を対応付けた図表が領域r2に表示される。
集計情報に基づいて、上記「増減」を図表に含めて表示することもできる(領域r1参照)。
集計情報に基づいて、「パチンコ/スロット別」の集計値をグラフで表示することもできる(領域r3参照)。
「区分」において「号機」が選択(指定)された場合について説明する。
この場合、サーバ6は、指定された号機の遊技情報に集計対象を絞り込む。
例えば、図13に示すように、「区分」において「6号機」が指定された場合、サーバ6は、記憶部64に記憶してある、又は、外部から取得した機種情報(図8)を参照して「6号機」の機種(機種ID)を特定し、当該機種IDをキーとして「6号機」機種の遊技情報を遊技情報DB(図5参照)から絞り込む。
そして、サーバ6は、絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」かつ「タイプ別」に集計した各種遊技情報等からなる集計情報を端末装置7に送信する。
これにより、図14に示すように、端末装置7の表示部71において、「6号機」に関する各種遊技情報を表示させることができる(領域r2参照)。
つまり、遊技情報を号機別に集計し、その集計結果を表示させることができる。
このような号機別の集計によれば、どの号機の稼働時間が長いかなど、号機と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
また、各号機の遊技情報を切り替えて表示させることで、各号機の遊技傾向を容易に比較することができる。
また、レート別、タイプ別、及び号機別に集計・表示することで、利用者は、各種遊技情報を貸出レート毎、タイプ毎、及び号機毎に把握することができる。
このため、利用者は、どの貸出レートのどのタイプのどの号機の稼働時間が長いかなど、貸出レートとタイプと号機と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
すなわち、サーバ6は、特定の号機(例えば、6号機。特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機)の遊技情報と特定の号機と異なる号機(例えば、5号機。特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機)の遊技情報とを表示させるための制御(第1の制御)と、特定の号機(例えば、6号機。特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機)の遊技情報を表示させるための制御(第2の制御)とを、実行可能にしてある(第1の制御は図11参照、第2の制御は図14参照。)。
また、サーバ6は、特定の号機(例えば6号機)の遊技情報を遊技性の違いに基づく複数のタイプ(区分)毎に分類して表示させるための制御(第2の制御)を実行可能である(図14参照)。
また、サーバ6は、第1の制御及び第2の制御を、複数の遊技場にそれぞれ設置される遊技機の遊技情報を対象として実行可能である(図11,14参照)。
このため、号機が混在する店舗においては、それぞれの号機の設置バランスや運用方法を号機別の集計画面等を参考にして検討することができる。
例えば、図10の例において、2018年3月13日~2019年3月2日は、5号機と5.5号機と5.9号機とが混在し得る期間を有するが、このような混在期間においてどの号機に比重を置いて設置するかなどの検討を行うことができる。
区分において、特定の「地区」(例えば北海道地区)が選択(指定)された場合、サーバ6は、店舗情報DB(図6)を参照して当該地区に該当する「住所」の店舗(店舗ID)を特定し、当該店舗(店舗ID)の遊技情報を遊技情報DB(図5)から絞り込み、当該絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」及び「タイプ別」に集計した各種遊技情報等を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、指定した「地区」を所在地とする店舗における各種遊技情報を表示させることができる(図示省略)。
「ホールランク」は、店舗に設置されている遊技機1の1台あたりの平均稼働時間に基づいて、各店舗に1点~10点のポイントを付してランク付けするものである。
ポイントは、具体的には、遊技情報DB(図5)に含まれる各店舗の平均稼働時間(指定期間中の店舗の1日1台あたりの稼働時間)から、その最上値と最下値を特定し、最上値を100%、最下値を0%としたときのパーセントの範囲によって決定する。
平均稼働時間が、0%~9%の店舗は1点、10%~19%の店舗は2点、20%~29%の店舗は3点、30%~39%の店舗は4点、40%~49%の店舗は5点、50%~59%の店舗は6点、60%~69%の店舗は7点、70%~79%の店舗は8点、80%~89%の店舗は9点、90%~100%の店舗は10点が付される。
このため、「区分」において、例えば「ホールランク5点」が指定された場合、サーバ6は、店舗毎に上述のポイント付けを行い、「ホールランク5点」の店舗の店舗IDをキーとして当該店舗の遊技情報を遊技情報DB(図5)から絞り込み、当該絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」及び「タイプ別」に集計し、当該集計した各種遊技情報等を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、「ホールランク5点」の店舗における各種遊技情報を表示させることができる(図示省略)。
「種別ランク」は、店舗に設置されている遊技機1のタイプ別の平均稼働時間に基づいて、各店舗に1点~10点のポイントを付してランク付けするものである。
例えば、「ハイミドル」については、ハイミドルの機種IDを機種情報(図8)を参照して特定し、当該機種IDの店舗毎の平均稼働時間を遊技情報DB(図5)を参照して算出し、その最上値を100%、最下値を0%としたときのパーセントの範囲によって各店舗にポイント付けを行う。
パチンコについては、このようなポイント付けを、ハイミドル、ミドル、ライトミドル、ライト、ミニマム、羽根物、その他、レート全体、パチンコ全体について行う。
スロットについても、同様のポイント付けを、ノーマル、ART、AT、RT、A+ART、30φノーマル、30φART、レート全体、スロット全体について行う。
平均稼働時間が、0%~9%の店舗は1点、10%~19%の店舗は2点、20%~29%の店舗は3点、30%~39%の店舗は4点、40%~49%の店舗は5点、50%~59%の店舗は6点、60%~69%の店舗は7点、70%~79%の店舗は8点、80%~89%の店舗は9点、90%~100%の店舗は10点が付される。
このため、区分において、例えば「種別ランク5点」が指定された場合、サーバ6は、店舗毎に上述のポイント付けを行い、タイプ別に「種別ランク5点」が付された店舗の店舗IDをキーとして当該店舗の遊技情報を遊技情報DB(図5)から絞り込み、当該絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」及び「タイプ別」に集計し、当該集計した各種遊技情報等を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、タイプ別に「種別ランク5点」の店舗における各種遊技情報を表示させることができる(図示省略)。
「損益分岐割数」は、「交換玉数÷貸玉数」により算出することができる。
例えば、店舗において、800円の景品に必要な玉数(交換玉数)を300玉と設定しており、800円で貸し出される遊技媒体数の数(貸出数)が200玉と設定している場合、その店舗の損益分岐割数は15割となる。
このため、区分において、例えば「損益分岐割数15割」が指定された場合、サーバ6は、店舗毎の交換玉数及び貸玉数に基づいて各店舗の損益分岐割数を算出し、損益分岐割数が15割の店舗の遊技情報を遊技情報DB(図5)から絞り込み、当該絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」及び「タイプ別」に集計し、当該集計した各種遊技情報を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、「損益分岐割数15割」の店舗における遊技情報を表示させることができる(図示省略)。
区分において、例えば、「設置台数1台~200台」が指定された場合、サーバ6は、設置台数1台~200台の店舗(店舗ID)を設置台数DB(図7)から特定し、当該特定した店舗(店舗ID)の遊技情報を遊技情報DB(図5)から絞り込み、当該絞り込んだ遊技情報を「貸出レート別」及び「タイプ別」に集計し、当該集計した各種遊技情報を端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、「設置台数1台~200台」の店舗における遊技情報を表示させることができる。
このようにすることで、それぞれの区分において指定した条件を掛け合わせて集計を行うこともできる。
例えば、第1の区分では、地区、ホールランク、種別ランク、損益分岐割数、設置台数のいずれかを指定し、第2の区分に号機を指定することで、「地区別・号機別」、「ホールランク別・号機別」、「種別ランク別・号機別」、「損益分岐割数別・号機別」、「設置台数別・号機別」に集計・表示を行うことができる。
このため、利用者は、どの地区のどの号機の稼働時間が長いか、どのホールランクのどの号機の稼働時間が長いか、どの種別(タイプ)のどの号機の稼働時間が長いか、どの損益分岐割数の店舗のどの号機の稼働時間が長いか、どのような設置台数のどの号機の稼働時間が長いか、など、号機を含む複数の条件と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
集計方法として機種別集計が選択された場合について説明する。
図15は、「機種別集計」が選択された場合に表示部71に表示される機種別集計画面の一例である。
機種別集計画面は、レート別集計画面(図11等)と同様、操作領域である領域r1と、表示領域である領域r2及び領域r3とによって構成される。
領域r1には、「区分」、「期間」、「平日・休日表示」、「パチンコ・スロット」、「レート」、「納品開始日」、「タイプ」、「メーカー」、「号機」のメニューが設けられている。
「パチンコ・スロット」では、「パチンコ」と「スロット」のいずれかを選択することができる。
「レート」では、貸出レートを選択することができる。具体的には、「パチンコ・スロット」において「パチンコ」が選択された場合は、「4円」か「1円」を選択することができ、「スロット」が選択された場合は、「20円」か「1円」を選択することができる。
「納品開始日」は、納品開始日又は納品開始日を含む期間に絞って集計結果を表示する場合に用いられる。
「納品開始日」欄内のカレンダーアイコンを選択すると、図12と同様の年・月・日のカレンダーがポップアップ表示される。これらのカレンダーにおいて納品開始日又は納品開始日を含む期間を指定することができる。
「タイプ」は、特定のタイプ(種別)に絞って集計結果を表示する場合に用いられ、任意のタイプ(種別)を指定することができる。絞り込みを行わない場合は、「すべて」を選択することができる。
「メーカー」では、遊技機メーカーに絞って集計結果を表示する場合に用いられ、任意のメーカー名を入力又は選択することができる。絞り込みを行わない場合は、「すべて」を選択することができる。
なお、「区分」、「期間」、「平日・休日表示」、「号機」は、前述したレート別集計画面のメニューと同じであるため、説明を省略する。
この場合、サーバ6は、「区分」及び「期間」に基づき、「全国」の店舗の「2019年2月18日~2019年2月20日」の遊技情報を集計対象として絞り込む。
また、サーバ6は、当該絞り込んだ遊技情報を、さらに、「納品開始日」が「2019年」の機種の遊技情報に絞り込む。
具体的には、機種情報(図8)を参照して「納品開始日」が2019年の機種の機種IDを特定し、当該機種IDをキーにして「納品開始日」が2019年の機種の遊技情報だけを絞り込む。
次に、サーバ6は、絞り込んだ遊技情報を「機種別」に集計する。
例えば、パチスロAについては、当該機種の機種IDを、機種情報(図8)を参照して特定し、当該機種IDごとに各種遊技情報の集計を行う。
スロットについては、同様の集計を、すべての機種(パチスロA、パチスロB、・・・)について行い、パチンコについても、同様の集計を、すべての機種(パチンコA、パチンコB、・・・)について行う。
機種別集計において、サーバ6は、機種毎の稼働時間、アウト等に加え、設置台数、平均設置台数、設置比率の集計・算出も行う。
具体的には、設置台数DB(図7)から機種毎の「設置台数」を抽出して集計し、当該設置台数の1店舗あたりの台数を「平均設置台数」として算出し、全台数あたりの機種の全台数(又は、店舗の全台数平均あたりの「平均設置台数」)を「設置比率」として算出する。
そして、サーバ6は、機種別に集計した各種遊技情報(機種毎の設置台数、平均設置台数、設置比率、稼働時間、アウト等)を端末装置7に送信する。
これにより、図15に示すように、端末装置7の表示部71において、機種別の各種遊技情報(納品開始日を含む)を表示させることができる。
具体的には、機種別の設置台数、平均設置台数、設置比率、稼働時間、アウト数等の各種遊技情報を表示部71に表示させることができる(領域2参照)。
なお、所定のタイプや機種の遊技情報(例えば、20円スロット、20円AT、パチスロAにおけるアウト、台売上、台粗利、メダル単価、メダル粗利)の集計値をグラフで表示することもできる(領域r3参照)。
以上のように、サーバ6は、遊技情報を機種別に表示させるための制御を実行可能である。
このため、利用者は、どの機種の稼働時間が長いかなど、機種と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
例えば、図15に示すように、「6号機」が指定された場合について説明する。
この場合、サーバ6は、機種情報(図8)から「6号機」の機種(機種ID)を特定し、当該機種IDをキーとして「6号機」の各種遊技情報を機種毎に集計して端末装置7に送信する。
これにより、端末装置7の表示部71において、「6号機」の各種遊技情報(設置台数、平均設置台数、設置比率、稼働時間、アウト等)を機種毎に表示させることができる(図示省略)。
すなわち、サーバ6は、機種別及び号機別に遊技情報を集計し、各種遊技情報の表示制御を実行することができる。
これにより、利用者は、どの号機のどの機種の稼働時間が長いかなど、号機と機種と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
また、サーバ6は、号機の設置比率を表示させるための制御を実行可能であるため、利用者は、どの号機の設置比率が高いか(低いか)、どの号機のどの機種の設置比率が高いか(低いか)など、号機と設置比率と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
集計方法として地区別集計が選択された場合について説明する。
図16は、「地区別集計」が選択された場合に表示部71に表示される地区別集計画面の一例である。
地区別集計画面は、レート別集計画面(図11等)や機種別集計画面(図15)と同様、操作領域である領域r1と、表示領域である領域r2及び領域r3とによって構成される。
以下、初期値として、「区分:全国」、「期間:2019年2月18日~2019年2月20日」、「平日・休日表示:OFF」、「パチンコ・スロット:スロット」、「レート:20円」、「納品開始日:年間2019年」、「タイプ:すべて」、「メーカー:すべて」、「号機:6号機」がそれぞれ指定されている場合(図16参照)について説明する。
この場合、サーバ6は、「区分」及び「期間」に基づき、「全国」の店舗の「2019年2月18日~2019年2月20日」の遊技情報を集計対象として絞り込む。
また、サーバ6は、「区分」及び「期間」で絞り込んだ遊技情報を、さらに、「納品開始日」が「2019年」の機種の遊技情報に絞り込む。
さらに、サーバ6は、「納品開始日」で絞り込んだ遊技情報を、さらに、「レート」が「20円」の「スロット」の遊技情報に絞り込む。
加えて、サーバ6は、「レート」等で絞り込んだ遊技情報を、さらに「6号機」の遊技情報に絞り込む。
次に、サーバ6は、絞り込んだ遊技情報を「地区別」に集計する。
具体的には、絞り込んだ遊技情報を、北海道地区、東北地区、関東地区、中部地区、近畿地区、中国地区、四国地区、九州地区に分けて集計する。
例えば、店舗情報(図6)から北海道地区の店舗(店舗ID)を特定し、当該店舗IDをキーとして絞り込んだ遊技情報に基づいて北海道地区の店舗における遊技情報の集計を行う。これを、すべての地区について行う。
地域別集計においては、サーバ6は、地区毎の稼働時間、アウト等に加え、設置台数、平均設置台数、設置比率の集計・算出も行う。
そして、サーバ6は、地区別に集計した各種遊技情報(地区毎の設置台数、平均設置台数、設置比率、稼働時間、アウト等)を端末装置7に送信する。
これにより、図16に示すように、端末装置7の表示部71において、貸出レートが20円の6号機のスロットの地域別の各種遊技情報(納品開始日を含む)を表示させることができる(領域r2参照)。
また、同図に示すように、機種別の設置台数DB(図7)を参照して、設置台数、平均設置台数、設置比率(全台数に占める機種の比率)の地域毎の集計値を遊技情報として表示することもできる。
なお、所定の地区の遊技情報(例えば、全国平均及び北海道地区におけるアウト、台売上、台粗利、メダル単価、メダル粗利)の集計値をグラフで表示することもできる(領域r3参照)。
以上のように、サーバ6は、特定の号機の遊技情報を複数の地区毎に表示させるための制御(第2の制御)を実行可能である。
これにより、利用者は、どの地区のどの号機の稼働時間が長いかなど、地区と号機と遊技情報との相関関係や遊技傾向を分析することができる。
以下、応用例について説明する。
(号機に関するヘルプ情報の表示)
サーバ6は、号機に関するヘルプ情報を表示部71に表示させることができる。
例えば、図17に示すように、「6号機」の項目にカーソルを配置したときに、機種情報(図8)や号機情報(図9)から、6号機に関するヘルプ情報として、撤去期限や改正日(その号機がいつ改正の規則に基づいて製造された遊技機なのか)を抽出し、ツールチップ表示することができる。
また、図18に示すように、6号機の主な改正点、前号機(5.9号機)の改正点などをツールチップ表示することもできる。
これにより、これまでは個別に調べる必要があった号機に関する様々な情報を、容易に把握することができる。
また、各種集計情報を見ながら、適時、閲覧できるので、例えば、遊技機1の入れ替えの検討の際に、稼働時間やその増減などの遊技傾向に加え、撤去期限を参考にして検討することができる。
また、撤去期限の間近な号機の遊技傾向を効率よく把握でき、同じ遊技傾向の遊技機1を入れ替え候補とする際に、当該候補を探し易くできる。
「撤去期限」によって集計対象を絞り込むこともできる。
具体的には、領域r1等に、「撤去期限」の日や期間を入力できる欄を設ける。
例えば、「撤去期限」として「日」が指定された場合、機種情報(図8)を参照して当該「日」が撤去期限である機種(機種ID)を特定し、遊技情報DB(図5)から当該機種の遊技情報だけを絞り込んで各種集計や表示を行わせることができる。
なお、号機情報(図9)を参照して当該「日」を「撤去期限(期間)」に含む号機を特定し、遊技情報DB(図5)から当該号機の機種の遊技情報だけを絞り込んで各種集計や表示を行わせることもできる。
また、「撤去期限」として「期間」が指定された場合、機種情報(図8)を参照して当該「期間」に含まれる撤去期限の機種(機種ID)を特定し、遊技情報DB(図5)から当該機種の遊技情報だけを絞り込んで各種集計や表示を行わせることができる。
なお、号機情報(図9)を参照して当該「期間」を「撤去期限(期間)」に含む号機や当該「期間」の一部と重複する「撤去期限(期間)」の機種を特定し、遊技情報DB(図5)から当該号機の機種の遊技情報だけを絞り込んで各種集計や表示を行わせることもできる。
これにより、例えば、撤去期限が間近な遊技機の遊技傾向を分析することができる。
特定の機種を指定することで、当該指定機種と遊技傾向やスペックが類似する他の機種を類似機種として特定して表示させることもできる。
例えば、平均稼働時間が近い機種や、稼働時間について時系列比較など公知の分析手法を用いて類似する機種や、タイプが同じ機種を類似機種として特定することができる。
これにより、撤去期限が間近な機種を指定することで、当該機種と遊技傾向やスペックが類似する他の機種を入れ替え候補として参照することができる。
なお、予め撤去期限が間近な機種(例えば、撤去期限から3月経過した機種)を抽出して表示させ、その中から任意の機種を指定することで当該指定した機種と類似機種を表示させることもできる。
さらに、指定機種と類似する機種を指定機種の号機より新しい号機の機種の中から特定することもできる。
これにより、店舗の管理者等は、撤去期限を迎える機種(例えば5号機)の代替として類似機種(例えば5.5号機)の導入やその検討を効率よく行うことができる。
「号機が混ざり得る期間」と、「単独の号機しか存在し得ない期間」とで、遊技情報を分けて集計したり表示させることもできる。
具体的には、号機情報(図9)を参照して各号機の「設置期間」が重複する期間を「号機が混ざり得る期間」として特定し、重複しない期間を「単独の号機しか存在し得ない期間」として特定する。
例えば、5.5号機の設置期間は、2018年1月13日~2021年1月31日であり、5.9号機の設置期間は、2018年3月13日~2021年9月10日であるため、少なくとも「2018年3月13日~2021年1月31日」は「5.5号機と5.9号機とが混じり得る期間(号機混在期間)」と特定することができ、「2021年1月31日」以降は「5.9号機しか存在し得ない期間(号機単独期間)」と特定することができる。
サーバ6は、このような号機混在期間や号機単独期間を、機種情報(図8)を参照して特定することができる。
そして、サーバ6は、遊技情報を、「号機混在期間」と「号機単独期間」とに分けて集計を行い、それぞれの集計結果を分けて表示する制御ができる。
例えば、集計結果に、「号機混在期間」における遊技情報と「号機単独期間」における遊技情報とが含まれる場合は、図19に示すように、「号機混在期間」の集計情報と、「号機単独期間」の集計情報とで表示領域を分けることもできる(領域r2参照)。
これにより、例えば、特定の号機しか存在し得ない期間における稼働時間の多少を、当該特定の号機と他の号機とが混ざり得る期間における稼働時間と対比できるため、当該特定の号機や他の号機の人気度を相対的に把握することができる。
「特定の号機と特定の号機とは異なる他の号機とがいずれも設置されている店舗」と、「特定の号機だけが設置されているが他の号機は設置されていない店舗」とで、遊技情報を分けて収集したり表示させることもできる。
具体的には、サーバは、遊技情報DB(図5)と機種情報(図8)とに基づいて、店舗毎に「号機が混在して設置されている店舗(号機混在店舗)」と「単独の号機しか設置されていない店舗(号機単独店舗)」を特定することができる。
そして、サーバ6は、集計情報を、「号機混在店舗」と「号機単独店舗」とに分けて集計を行い、それぞれの集計結果を分けて表示する制御ができる。
例えば、集計結果に、「号機混在店舗」における遊技情報と「号機単独店舗」における遊技情報とが含まれる場合は、図20に示すように、「号機混在店舗」の集計情報と、「号機単独店舗」の集計情報とで表示領域を分けることもできる(領域r2参照)。
これにより、例えば、特定の号機しか設置されていない店舗における稼働時間の多少を、当該特定の号機と他の号機とが入り混じる店舗における稼働時間と対比できるため、当該特定の号機や他の号機の人気度を相対的に把握することができる。
特定の号機と他の号機との人気の偏りから、特定の号機の稼働時間が他の号機の稼働時間よりも長い(稼働率が高い)ことが予め分かっているときは、特定の号機又は他の号機の稼働時間に所定の係数を掛けて表示することもできる。
例えば、6号機の平均稼働時間と5号機の平均稼働時間とを算出し、6号機の平均稼働時間が5号機の平均稼働時間より2割少ない場合には、5号機の平均稼働時間に係数「0.8」を掛けて表示するか、6号機の平均稼働時間に係数「1.2」を掛けて表示する。
これにより、利用者が、号機を跨いで遊技情報を比較する場合にも、号機の異同に関係なく適切に遊技情報を比較することができる。
例えば、図11等の集計画面のように、6号機の遊技情報と5号機の遊技情報とが混在し得る場合でも、各集計値を適切に比較・分析することができる。
ホールコンピュータ4を、遊技情報提供装置として適用した場合について説明する。
ホールコンピュータ4は、自店舗における遊技情報に基づいて各種遊技情報の集計・表示制御を行うことができ(図3参照)、この点において、複数の店舗における遊技情報に基づいて各種遊技情報の集計・表示制御を行うサーバ6と異なる。
このため、ホールコンピュータ4は、設置台数DB(図7)、機種情報(図8)、号機情報(図9)を参照可能な構成を備えることで、制御部45が、サーバ6と同様の以下の制御を実行することができる。
例えば、自店舗における遊技情報(図3)を、貸出レート別・タイプ別に集計し、その集計結果として、図11と同様の集計画面を表示させることができる。
また、自店舗における遊技情報(図3)を、号機別に集計し、その集計結果として、図14と同様の集計画面を表示させることができる。
また、自店舗における遊技情報(図3)を、機種別に集計し、その集計結果として、図15と同様の集計画面を表示させることができる。
また、自店舗における号機別の設置比率を集計し、表示させることができる(図15,16参照)。
なお、ホールコンピュータ4においては、以下の応用例を実施することもできる。
例えば、ホールコンピュータ4において、号機情報(図9参照)などを呼出ランプなどに送信するようにし、呼出ランプ等において、ホールコンピュータ4から受信した号機情報を表示するようにできる。
具体的には、ホールコンピュータ4は、例えば、5号機の遊技機1に対応して設置されている呼出ランプに対しては、5号機の号機情報を送信し、6号機の遊技機1に対応して設置されている呼出ランプに対しては、6号機の号機情報を送信するようにする。
これにより、呼出ランプにおいて、例えば、機種のスペックを表示する画面に、対応する遊技機1の号機に関する号機情報を表示することができる。
このようにすると、遊技者は、呼出ランプを介して自身が遊技を行う遊技機の号機情報を得ることができる。
また、ホールコンピュータ4において、他の店舗の遊技情報を取得可能な構成を備えることで、サーバ6と同様に、複数の店舗における遊技情報に基づいて号機別集計などの集計を行ったり、その集計結果を表示させる制御を行うことができる。
また、遊技情報提供システムとして、所定の表示手段(端末装置7の表示部71)と、遊技情報を前記表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段(サーバ6)とを備え、制御手段は、特定の号機の遊技情報と特定の号機とは異なる他の号機の遊技情報を表示するための第1制御と、特定の号機の遊技情報を表示させるための第2の制御とを実行可能にしている。
このような遊技情報提供装置や遊技情報提供システムによれば、号機別に遊技情報を集計可能としているため、どのような規則に合わせて製造された遊技機かを加味して遊技情報を比較したり、分析することができる。
例えば、号機が混在する店舗においては、それぞれの号機の設置バランスや運用方法を号機別の集計画面等を参考にして検討することができる。
これに対し、従来の技術は、機種別や単純なスペック別に集計することはできても、どのような規則に合わせて製造された遊技機かを加味して遊技情報を比較したり、分析することが困難であった。
本発明によれば、このような従来の技術における問題の一部又は全部を解決することができる。
例えば、ホールコンピュータ4を端末装置7としてもよく、例えば、店舗管理者は、ホールコンピュータ4を介して各種集計画面を閲覧することができる。
2 貸出機
3 LAN
4 ホールコンピュータ
43 表示部
5 公衆回線
6 サーバ
7 端末装置
71 表示部
Claims (8)
- 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供装置において、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記表示手段において前記遊技情報を表示する画面として、第1画面と、前記第1画面とは異なる第2画面と、を制御可能であり、
前記第1画面において前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、前記第2画面において前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、を異ならせた
ことを特徴とする遊技情報提供装置。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供装置において、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記表示手段を、表示内容に特定の遊技情報を含む第1表示モードと、表示内容に前記特定の遊技情報を含まない第2表示モードと、に制御可能であり、
前記第1表示モードにおいて前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、前記第2表示モードにおいて前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、を異ならせた
ことを特徴とする遊技情報提供装置。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供装置において、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記遊技情報の表示対象となる遊技機の種類を選択するために操作可能な操作メニューが配置される第1表示領域と、選択された遊技機の種類に対応する前記遊技情報が表示される第2表示領域と、を備え、
前記第1表示領域には、遊技機の種類を選択するときに前記特定の時期の規則に対応する名称として特定情報が表示され、
前記第2表示領域には、前記遊技情報の表示対象となる遊技機の種類として前記特定の時期の規則に対応する遊技機の種類が選択された場合に、前記遊技機の種類を示す表示情報は表示される一方、前記特定情報は表示されない
ことを特徴とする遊技情報提供装置。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供装置において、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段を備え、
前記遊技場には、複数の遊技場が含まれ、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記第1の制御及び前記第2の制御を、複数の遊技場にそれぞれ設置される遊技機の前記遊技情報を対象として実行可能であり、
前記複数の遊技場のうち、前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機とがいずれも設置されている遊技場と、前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機が設置され、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機が設置されていない遊技場と、で区分けして前記遊技情報を表示させるための制御を実行可能である
ことを特徴とする遊技情報提供装置。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供システムにおいて、
所定の表示手段と、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記表示手段において前記遊技情報を表示する画面として、第1画面と、前記第1画面とは異なる第2画面と、を制御可能であり、
前記第1画面において前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、前記第2画面において前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、を異ならせた
ことを特徴とする遊技情報提供システム。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供システムにおいて、
所定の表示手段と、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記表示手段を、表示内容に特定の遊技情報を含む第1表示モードと、表示内容に前記特定の遊技情報を含まない第2表示モードと、に制御可能であり、
前記第1表示モードにおいて前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、前記第2表示モードにおいて前記第1の制御に基づく表示状態から前記第2の制御に基づく表示状態に変化させるときの操作手順と、を異ならせた
ことを特徴とする遊技情報提供システム。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供システムにおいて、
所定の表示手段と、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記遊技情報の表示対象となる遊技機の種類を選択するために操作可能な操作メニューが配置される第1表示領域と、選択された遊技機の種類に対応する前記遊技情報が表示される第2表示領域と、を備え、
前記第1表示領域には、遊技機の種類を選択するときに前記特定の時期の規則に対応する名称として特定情報が表示され、
前記第2表示領域には、前記遊技情報の表示対象となる遊技機の種類として前記特定の時期の規則に対応する遊技機の種類が選択された場合に、前記遊技機の種類を示す表示情報は表示される一方、前記特定情報は表示されない
ことを特徴とする遊技情報提供システム。 - 遊技場に設置される遊技機の遊技情報であって、遊技機の稼動状況を示す稼動情報を含む遊技情報を提供可能な遊技情報提供システムにおいて、
所定の表示手段と、
前記遊技情報を表示手段に表示させるための制御を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記遊技場には、複数の遊技場が含まれ、
前記制御手段は、
特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報とを表示させるための第1の制御と、
前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させ、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機の前記遊技情報を表示させないための第2の制御と、
を実行可能であり、さらに、
前記第1の制御及び前記第2の制御を、複数の遊技場にそれぞれ設置される遊技機の前記遊技情報を対象として実行可能であり、
前記複数の遊技場のうち、前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機と前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機とがいずれも設置されている遊技場と、前記特定の時期の規則に基づいて製造された遊技機が設置され、前記特定の時期とは異なる時期の規則に基づいて製造された遊技機が設置されていない遊技場と、で区分けして前記遊技情報を表示させるための制御を実行可能である
ことを特徴とする遊技情報提供システム。
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