JP7374407B2 - 気密性棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents

気密性棒状化粧料繰り出し容器 Download PDF

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Description

本発明は、口紅などの棒状化粧料を繰り出し可能に収納した繰り出し容器に於いて、揮発性成分を含有した棒状化粧料を収納可能とする、気密機構に関するものである。
従来、口紅などの棒状化粧料を繰り出し可能に収納した棒状化粧料繰り出し容器に、揮発性成分を含有した棒状化粧料を収納可能とするためには、容器内の揮発成分を外部に揮散させない気密機構が必須であった。この気密機構としては、容器本体とキャップの間にパッキンを配置し、キャップを容器本体に嵌合した際、パッキンによって容器内及びキャップ内を密閉させる手法が知られている。この手法の場合、パッキン1か所で容器本体及びキャップ内部を密閉できた。
また、このパッキンの密閉手法としては、容器の端部をパッキンに当接させて密閉する手法が一般的である。しかしこの手法の場合、容器本体を当接させて密閉を得ている関係上、キャップの嵌合方向の端部の容器本体との間に、ある程度の隙間が必要であった。この隙間は、美観を重要視する口紅容器などの棒状化粧料容器にとっては、好ましいものではなかった。
そこで、特許3153992号公報(以下、特許文献1と称する)に於いて、本体の嵌合部とキャップのパッキンを嵌合させ、嵌合部外周とパッキン内周で気密を得る手法が提案されている。この手法の場合、容器の径方向で気密を得ているため、前述のようなキャップの端部と容器本体の間の隙間が必要なく、見栄え良くできた。
しかし、特許文献1の手法は、嵌合部とパッキンの気密開始から嵌合終了まで、ある程度のストロークが必要となっていた。その結果、キャッピングの過程(気密開始から嵌合終了まで)でピストン作用により、容器及びキャップ内の内圧が上昇してしまった。この状態で容器内の温度上昇、揮発性成分の揮発、雰囲気の気圧降下などの理由により、雰囲気と容器内の相対的な気圧差が大きくなり、その圧力差がキャップ嵌合力を上回ってしまうと、容器内圧がキャップを押し上げ、キャップが浮き上がり、気密状態が破綻してしまった。
この問題は、実全昭62-159809号(以下、特許文献2と称する)に記載のように、キャップと容器本体の嵌合をネジ螺合とすれば、容器内の相対的内圧上昇によるキャップの浮き上がりが原因の気密状態破綻を防ぐことができた。
特許第3153992号公報 実開昭62-159809号公報
しかし、キャップを外すため、キャップを回転させて容器本体との螺合を解除すると、螺合により抑えられた内部圧力が急に噴出して驚かせたり、キャップが吹き飛ばされたりする危険性があった。
本発明の気密性棒状化粧料繰り出し容器は、回転繰り出し機構191,192と本体筒291,292とキャップ301,302とより成る。この回転繰り出し機構191,192は、少なくともスリーブ221,222と紅皿201,202と回転筒211,212とから成る。この紅皿201,202は、棒状化粧料231,232の下端を収嵌保持する。このスリーブ221,222は、前記紅皿201,202を摺動自在に内装する。この回転筒211,212は、前記スリーブ221,222下端に回動自在に連結する。この回転繰り出し機構191,192は、前記スリーブ221,222と前記回転筒211,212を相対回転することにより、前記紅皿201,202を繰り上げ下げする機能を有する。前記本体筒291,292の先端部外周壁には、前記キャップ301,302と着脱可能に嵌合する嵌合部351,352を設け、この嵌合部351,352の下端には、肩部361,362を設けている。この本体筒291,292には、前記嵌合部351,352の上端より前記回転繰り出し機構191,192のスリーブ221,222が突出した状態で、回転繰り出し機構191,192の下端の回転筒211,212を前記本体筒291,292内に回動不能に係合して、回転繰り出し機構191,192を連結保持する。
前記本体筒191,292の嵌合部351,352にネジ嵌合部381,382と密閉嵌合部371,372を上下に配置して設ける。このネジ嵌合部381,382の外壁には、ネジ突部391,392を突設する。前記キャップ301,302口元内壁には、前記本体筒291,292の嵌合部351,352の嵌合時、嵌合部351,352のネジ突部391,392と螺合するネジ溝431,432と、嵌合部351,352の密閉嵌合部371,372の外周に密着するパッキン用リブ421,422を上下に配置して設ける。
このキャップ301,302のネジ溝431,432が前記本体筒291,292のネジ突部391,392と螺合して、前記キャップ301,302の下端が前記本体筒291,292の肩部361,362に当接した時点で、このキャップ301,302のパッキン用リブ421,422が前記本体筒291,292の密閉嵌合部371,372密着して容器内を密閉する。
上記構成に於いて、前記本体筒291,292のネジ突部391,392とキャップ301,302のネジ溝431,432が螺合してから、前記キャップ301,302の下端前記本体筒291,292の肩部361,362に当接するまでの長さを螺合長さL1,L2とする。前記キャップ301,302のパッキン用リブ421,422が前記本体筒291,292の密閉嵌合部371,372先端に当接してから、前記キャップ301,302の下端前記本体筒291,292の肩部361,362に当接するまでの長さを密閉ストロークS1,S2とする。この密閉ストロークS1,S2を前記螺合長さL1,L2よりも短くする。これにより、前記本体筒291,292と前記キャップ301,302の嵌合を解除する際、前記パッキン用リブ421,422と前記密閉嵌合部371,372の密閉解除した時点でも、前記ネジ突部391,392と前記ネジ溝431,432が螺合している。

本発明は以上のように、前記キャップ301,302のネジ溝431,432に本体筒191,292のネジ突部391,392が螺合してからキャップ301,302先端が本体筒291,292の肩部361,362に当接するまでの螺合長さL1,L2よりも、前記キャップ301,302のパッキン用リブ421,422が本体筒291,292の密閉嵌合部371,372先端に当接してからキャップ301,302先端が本体筒291,292の肩部361,362に当接するまでの密閉ストロークS1,S2を短くする事によって、前記キャップ301,302を抜脱するためにキャップ201,302を回転させて前記キャップ301,302のパッキン用リブ421,422と本体筒291,292の密閉嵌合部371,372の密閉が解除された時点でも、前記キャップ301,302のネジ溝431,432と本体筒291,292のネジ突部391,392の螺合が維持されているため、キャップ301,302を回転させて本体筒291,292との螺合を解除するより先に、容器内の密閉が解除されるため、内圧の急激な噴出や、それに伴うキャップ301,302の吹き飛びを防ぐことができる。
本発明実施例1の気密性棒状化粧料繰出し容器の正面断面図である。 図1に於けるA矢視部の部分拡大断面図である。 本発明実施例1の気密性棒状化粧料繰出し容器の、キャップを密閉解除状態まで抜脱した状態の正面断面図である。 図3に於けるB矢視部の部分拡大断面図である。 本発明実施例2の気密性棒状化粧料繰出し容器の正面断面図である。 図5に於けるC矢視部の部分拡大断面図である。 本発明実施例2の気密性棒状化粧料繰出し容器の、キャップを密閉解除状態まで抜脱した状態の正面断面図である。 図7に於けるD矢視部の部分拡大断面図である。
本発明実施例1を、図によって説明する。本発明実施例1の回転繰り出し機構191は、紅皿201、中間ネジ筒1、回転筒211、及びスリーブ221より成っている。
棒状化粧料231を収嵌保持する紅皿201は、外側壁に回動防止片2を突設し、スリーブ221内に摺動可能に内装されている。この紅皿201の下端よりは、ネジ棒3が垂下している。このネジ棒3の外周には、第1雄ネジ4を螺設している。この第1雄ネジ4は下端が閉じている。このネジ棒3は、中間ネジ筒1に挿入されている。
この中間ネジ筒1の内壁には、前記ネジ棒3の第1雄ネジ4が螺合する突起状の第1雌ネジ5を設けている。このネジ棒3と中間ネジ筒1は、第1雌ネジ5が第1雄ネジ4の端部に当接して脱落しないようになっている。中間ネジ筒1の外壁には、第2雄ネジ6を螺設している。この第2雄ネジ6も第1雄ネジ4と同様に、下端が閉じている。この中間ネジ筒1は、回転筒211に挿入されている。
この回転筒211の内壁には、前記中間ネジ筒1の第2雄ネジ6が螺合する突起状の第2雌ネジ7を設けている。この中間ネジ筒1と回転筒211は、第2雌ネジ7が第2雄ネジ6の端部に当接して脱落しないようになっている。この回転筒211の上部は、外径が縮小した連結部8となっており、この連結部8の外側壁には、連結溝241を刻設している。この連結部8下方外壁には、抜け止め段部9及び回転止めローレット251を設けている。この回転筒211の連結部8は、スリーブ221の下端に挿入されている。
このスリーブ221の内壁には、前記紅皿201の回動防止片2が係合して回動不能に摺動自在に案内する案内溝261を刻設している。また、スリーブ221下端内側壁には、前記連結部8の連結溝241に係合してスリーブ221と回転筒211を回動自在に脱落不能に連結する連結凸部271を突設している。
本発明実施例1の回転繰り出し機構191は以上であり、スリーブ221と回転筒211を相対回転すると、スリーブ221の案内溝261に回動防止片2が係合した紅皿201も同期回転する。その結果、紅皿201の第1雄ネジ4と螺合する第1雌ネジ5を有した中間ネジ筒1の第2雄ネジ6が回転筒211の第2雌ネジ7に螺合しているため、螺合作用により紅皿201及び中間ネジ筒1が上下摺動するようになっている。この回転繰り出し機構191は、外装体281内に内装されている。
この外装体281は、本体筒291及びキャップ301から成っている。そして本体筒291は、外筒311と嵌合筒10とより成り、キャップ301は、外キャップ321と内キャップ331から成り、それぞれが脱落不能に組付けられている。次にこの外装体281について説明する。
本体筒291は、有底筒状であり、前記嵌合筒10側面に突出した鍔部341と外筒311先端部が超音波溶着により一体に組み付けられている。この嵌合筒10下部内側壁には、前記回転繰り出し機構191の回転筒211に設けられた抜け止め段部9、回転止めローレット251それぞれに係合して回転繰り出し機構191と本体筒291を回転不能に脱落困難に固定する抜け止め凸部11及び回転止めリブ121を設けている。
嵌合筒10の先端部分は、外筒311より上方に突出してキャップ301が抜脱可能に嵌合する嵌合部351になり、外筒311の先端部分に肩部361を構成している。この嵌合部351の先端部分は小径の密閉嵌合部371となり、この密閉嵌合部371の下方は大径のネジ嵌合部381になっている。このネジ嵌合部381の外側壁には、ネジ突部391を突設している。
キャップ301は、外キャップ321内に軟質樹脂製のコップ状の内キャップ331を接着により一体に組み付けている。内キャップ331の長さは、外キャップ321よりも短く設定されており、外キャップ下部内壁411が露出している。そして、キャップ301が本体筒291の嵌合部351に嵌合した際、内キャップ下部内壁401が嵌合部351の密閉嵌合部371と、外キャップ下部内壁411が嵌合部351のネジ嵌合部381とそれぞれ相対するようになっている。
この内キャップ下部内壁401には、パッキン用リブ421を周設している。このパッキン用リブ421は、本体筒291の密閉嵌合部371の外側壁に密着する。この密着により本体筒291内を密閉する。また、外キャップ下部内壁411には、ネジ溝431を螺設している。このネジ溝431は外キャップ321下端に開溝しており、本体筒291のネジ嵌合部381に設けられたネジ突部391が抜脱自在に螺合するようになっており、内キャップ331内の密閉を維持する。
なお、このネジ溝431とネジ突部391が螺合してからキャップ301下端が本体筒291の肩部361に当接するまでの螺合長さL1よりも、前記パッキン用リブ421が密閉嵌合部371先端に当接してからキャップ301下端が本体筒291の肩部361に当接するまでの密閉ストロークS1の方が短く設定している。その結果、前記パッキン用リブ421と密閉嵌合部371の密閉が解除された時点でも、前記ネジ突部391とネジ溝431が螺合している。
本発明実施例1は、前述した回転繰り出し機構191に限定されるものではなく、スリーブ221外径に対して回転筒211の外径が同径かそれ以下の径の回転繰り出し機構であれば、実施可能である。
本発明実施例2を図によって説明する。本発明実施例2の回転繰り出し機構192は、紅皿202、回転筒212、及びスリーブ222より成っている。
棒状化粧料232を収嵌保持する紅皿202は、下端より脚筒13が垂下している。この脚筒13の下部側壁には、螺合凸部14を突設している。この紅皿202はスリーブ222内に摺動可能に収納されている。
このスリーブ222の下部側壁には、紅皿202の螺合凸部14が貫通して紅皿202をスリーブ222内で回動不能に上下摺動自在に案内するスリット状の案内溝262を穿設している。このスリーブ222の案内溝262上方外側壁には、連結凸部272を周設している。このスリーブ222の連結凸部272より下方は、回転筒212内に挿入されている。
この回転筒212の上部内壁には、スリーブ222の連結凸部272に回動自在に係合、連結する連結溝242を刻設している。この連結溝242の下方内壁には、前記スリーブ222の案内溝262を貫通した螺合凸部14が螺合する螺旋溝15を螺設している。この回転筒212の外側壁には、回転止めローレット252を設けている。
本発明実施例2の回転繰り出し機構192は以上であり、スリーブ222と回転筒212を相対回転すると、案内溝262を貫通してスリーブ222と同期回転する紅皿202の脚筒13に設けられた螺合凸部14が回転筒212の螺旋溝15に螺合しているため、螺合作用により紅皿202が上下摺動するようになっている。この回転繰り出し機構192は、外装体282内に内装されている。
この外装体282は、本体筒292及びキャップ302から成っている。そして本体筒292は、外筒312と尾栓16とより成っている。キャップ302は、外キャップ322と内キャップ332から成り、脱落不能に組付けられている。次にこの外装体282について説明する。
本体筒292の外筒312は、両端に開口したパイプ状をしており、上部にキャップ302が抜脱可能に嵌合する嵌合部352を設け、この嵌合部352の根元部分に肩部362を構成している。この嵌合部352の先端部分は小径の密閉嵌合部372となり、この密閉嵌合部372の下方は大径のネジ嵌合部382になっている。このネジ嵌合部382の外側壁には、ネジ突部392を突設している。
この外筒312には、回転繰り出し機構192が下方より挿入され、スリーブ222が嵌合部352より突出している。この外筒312内壁には、前記回転繰り出し機構192の回転筒212外壁に設けられた回転止めローレット252に係合して回転筒212を外筒312内で回動不能に保持する回転止めリブ122を設けている。この外筒311下部には尾栓16が止着され、回転繰り出し機構192を外筒311内に脱落不能に保持している。なおこの回転繰り出し機構192のスリーブ222は、回動可能に外筒311より突出しており、スリーブ222と外筒311が相対回転可能になっている。
なお、本発明実施例2に於いては、外筒311と回転筒212とは、前記回転止めローレット252と回転止めリブ122により回り止め係合させているが、この手法に限定されるものではなく、図示しないが、回転筒212に切欠きを設け、外筒312に回り止め係合させてもよい。
この尾栓16の下端部には、径方向に鍔部342が突出しており、この鍔部342と外筒312下端部が超音波溶着により一体に組み付けられている。この鍔部342上方外周壁には、受け溝17が刻設され、この受け溝17にOリング18が巻着している。このOリング18は、外筒312に尾栓16を組み付けた際、外筒312内側壁と密着し、外筒312-尾栓16間を密閉している。
キャップ302は、外キャップ322内に軟質樹脂製のコップ状の内キャップ332を接着により一体に組み付けている。内キャップ332の長さは、外キャップ322よりも短く設定されており、外キャップ下部内壁412が露出している。そして、キャップ302が本体筒292の嵌合部352に嵌合した際、内キャップ下部内壁402が嵌合部352の密閉嵌合部372と、外キャップ下部内壁412が嵌合部352のネジ嵌合部382とそれぞれ相対するようになっている。
この内キャップ下部内側壁402には、パッキン用リブ422を周設している。このパッキン用リブ422は、本体筒292の密閉嵌合部372の外側壁に密着して内キャップ332内を密閉する。また、外キャップ下部内壁412には、ネジ溝432を螺設している。このネジ溝432は外キャップ322下端に開溝しており、本体筒292のネジ嵌合部382に設けられたネジ突部392が抜脱自在に螺合するようになっており、内キャップ332内の密閉を維持する。
なお、このネジ溝432とネジ突部392が螺合してからキャップ302下端が本体筒292の肩部362に当接するまでの螺合長さL2よりも、前記パッキン用リブ422が密閉嵌合部372先端に当接してからキャップ302下端が本体筒292の肩部362に当接するまでの密閉ストロークS2の方が短く設定している。その結果、前記パッキン用リブ422と密閉嵌合部372の密閉が解除された時点でも、前記ネジ突部392とネジ溝432が螺合している。
本発明実施例2は、前述した回転繰り出し機構192に限定されるものではなく、スリーブ222の外径よりも回転筒212の外径の方が大径の回転繰り出し機構であれば、実施可能である。
191,192 回転繰り出し機構
201,202 紅皿
211,212 回転筒
221,222 スリーブ
231,232 棒状化粧料
291,292 本体筒
301,302 キャップ
351,352 嵌合部
361,362 肩部
371,372 密閉嵌合部
381,382 ネジ嵌合部
391,392 ネジ突部
421,422 パッキン用リブ
431,432 ネジ溝
L1,L2 螺合長さ
S1,S2 密閉ストローク

Claims (1)

  1. 回転繰り出し機構(191,192)と本体筒(291,292)とキャップ(301,302)とより成り、該回転繰り出し機構(191,192)は少なくともスリーブ(221,222)と紅皿(201,202)と回転筒(211,212)とから成り、該紅皿(201,202)は棒状化粧料(231,232)の下端を収嵌保持し、該スリーブ(221,222)は前記紅皿(201,202)を摺動自在に内装し、該回転筒(211,212)は前記スリーブ(221,222)下端に回動自在に連結しており、前記スリーブ(221,222)と前記回転筒(211,212)を相対回転することにより、前記紅皿(201,202)を繰り上げ下げする機能を有し、前記本体筒(291,292)上端部外周壁には前記キャップ(301,302)と着脱可能に嵌合する嵌合部(351,352)を設け、該嵌合部(351,352)下端に肩部(361,362)を設けており、該嵌合部(351,352)上端より、前記回転繰り出し機構(191,192)のスリーブ(221,222)が突出した状態で、前記回転繰り出し機構(191,192)の回転筒(211,212)を前記本体筒(291,292)内に回動不能に係合し、前記回転繰り出し機構(191,192)と前記本体筒(291,292)を連結保持し、
    前記本体筒(291,292)の嵌合部(351,352)は、ネジ嵌合部(381,382)と密閉嵌合部(371,372)を上下に配置し、該ネジ嵌合部(381,382)の外壁には、ネジ突部(391,392)を突設し、前記キャップ(301,302)口元内壁には、前記本体筒(291,292)の嵌合部(351,352)の嵌合時、ネジ嵌合部(381,382)のネジ突部(391,392)と螺合するネジ溝(431,432)と、前記密閉嵌合部(371,372)の外周に密着するパッキン用リブ(421,422)を上下に配置し、
    該キャップ(301,302)のネジ溝(431,432)が前記本体筒(291,292)のネジ突部(391,392)と螺合して、前記キャップ(301,302)の下端前記本体筒(291,292)の肩部(361,362)に当接した時点で、キャップ(301,302)のパッキン用リブ(421,422)が前記本体筒(291,292)の密閉嵌合部(371,372)に密着して容器内を密閉する構成に於いて、
    前記本体筒(291,292)のネジ突部(391,392)と前記キャップ(301,302)のネジ溝(431,432)が螺合してから、前記キャップ(301,302)下端前記本体筒(291,292)の肩部(361,362)に当接するまでの長さを螺合長さ(L1,L2)とし、前記キャップ(301,302)のパッキン用リブ(421,422)が前記本体筒(291,292)の密閉嵌合部(371,372)の上端に当接してから、前記キャップ(301,302)下端前記本体筒(291,292)の肩部(361,362)に当接するまでの長さを密閉ストローク(S1,S2)とし、該密閉ストローク(S1,S2)を前記螺合長さ(L1,L2)よりも短くし、
    前記本体筒(291,292)と前記キャップ(301,302)の嵌合を解除する際、前記パッキン用リブ(421,422)と前記密閉嵌合部(371,372)の密閉解除した時点でも、前記ネジ突部(391,392)と前記ネジ溝(431,432)が螺合していることを特徴とする気密性棒状化粧料繰り出し容器。
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