JP7373795B2 - サポート部材、電子機器及びサポート機構 - Google Patents

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本開示は、サポート部材、電子機器及びサポート機構に関する。
特許文献1には、表示部を有する第1ユニットと、入力部を有する第2ユニットと、を備え、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成された電子機器が開示されている。
特開2017-123100号公報
本開示は、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成される電子機器において、第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートすることを目的する。
本開示の一態様のサポート部材は、
第1ユニットと第2ユニットとを着脱可能に構成される電子機器に用いられるサポート部材であって、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、且つ前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を備える。
本開示の一態様の電子機器は、
表示部を有する第1ユニットと、
入力部を有する第2ユニットと、
前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材と、
を備え、
前記第2ユニットは、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有し、
前記1つ又は複数のサポート部材は、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を有し、
前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される。
本開示の一態様のサポート機構は、
第1ユニットと、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有する第2ユニットと、を備える電子機器に用いられるサポート機構であって、
前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材、を備え、
前記1つ又は複数のサポート部材は、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を有し、
前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される。
本開示によれば、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成される電子機器において、第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートすることができる。
本開示に係る実施の形態1の電子機器の一例を示す概略斜視図である。 図1の電子機器において、第1ユニットを第2ユニットから取り外した状態の一例を示す概略斜視図である。 第1ユニットの一例を下から見た概略図である。 第2ユニットのソケットの一例を上から見た概略図である。 第1ユニットがソケットに収容された状態の一例を示す概略断面図である。 サポート部材の一例の概略斜視図である。 図6のサポート部材の正面図である。 図6のサポート部材の背面図である。 図6のサポート部材の左側面図である。 図6のサポート部材の右側面図である。 図6のサポート部材の平面図である。 図6のサポート部材の底面図である。 図7のサポート部材をA-A線で切断した断面図である。 図7のサポート部材をB-B線で切断した断面図である。 図1の電子機器においてサポート部材を取り外した状態の一例を示す概略拡大斜視図である。 図1の電子機器においてサポート部材が取り付けられている状態の一例を示す概略拡大斜視図である。 図1の電子機器においてサポート部材が取り付けられている状態の一例を示す概略拡大図である。 図17の電子機器をC-C線で切断した断面図である。 図17の電子機器をD-D線で切断した断面図である。 図17の電子機器をE-E線で切断した断面図である。 本開示に係る実施の形態1の電子機器においてサポート部材を取り付ける動作の一例を示す模式図である。 本開示に係る実施の形態1の電子機器においてサポート部材を取り付ける動作の一例を示す概略断面図である。 本開示に係る実施の形態1の電子機器においてサポート部材を取り付ける動作の一例を示す概略断面図である。
(本開示に至った経緯)
特許文献1に記載の電子機器のように、表示部を有する第1ユニットと、入力部を有する第2ユニットと、を備え、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成された電子機器、所謂、デタッチャブル型コンピュータが知られている。
このような電子機器において、第2ユニットは、第1ユニットを収容するソケットを有する。第1ユニットは、第2ユニットのソケットに収容されることによって、第2ユニットに装着される。第1ユニットが第2ユニットに装着された状態において、第1ユニットのコネクタと第2ユニットのコネクタとが接続されることによって、第1ユニットと第2ユニットとが接続される。また、第1ユニットの端子と第2ユニットの端子とが接続され、第1ユニットと第2ユニットとの間で種々の信号及び電力の授受を行うことができる。また、第1ユニットは、第2ユニットのソケットから取り外されることによって、第2ユニットから離脱する。
このような電子機器においては、第1ユニットと第2ユニットとの着脱を容易にするため、第1ユニットがソケットに収納された状態において、第1ユニットとソケットとの間に隙間が設けられている。当該隙間は、第1ユニットの外形寸法よりも第1ユニットを収納するソケットの収容空間の寸法を大きく設計することによって形成される。
しかしながら、第1ユニットとソケットとの間に隙間が設けられていると、当該隙間において第1ユニットが動いてしまい、第1ユニットと第2ユニットとの接続が解除されてしまうという問題がある。例えば、第1ユニットが第2ユニットに装着された状態において、第1ユニットの厚み方向に力が加わった場合、第1ユニットが厚み方向に動き、第1ユニットの端子と第2ユニットの端子との接続が解除されてしまう。この場合、第1ユニットと第2ユニットとの間で種々の信号及び電力の授受を行うことができなくなる。
そこで、本発明者らは、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成される電子機器において、第1ユニットが第2ユニットに装着された状態のとき、サポート部材によって第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートする構成を見出し、本開示に至った。
本開示の第1態様のサポート部材は、
第1ユニットと第2ユニットとを着脱可能に構成される電子機器に用いられるサポート部材であって、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を備える。
このような構成により、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成される電子機器において、第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートすることができる。
本開示の第2態様のサポート部材においては、
前記本体部は、
長手方向と短手方向とを有する第1部材と、
前記第1部材の前記短手方向の一端から前記第1主面側に傾斜して延びる第2部材と、
前記第1部材の前記短手方向の他端から前記第1主面側に傾斜して延びる第3部材と、
を備えていてもよい。
このような構成により、サポート部材によって第2ユニットを容易に支持することができる。
本開示の第3態様のサポート部材においては、
前記第2支持部の厚みは、前記第1支持部の厚みより大きくてもよい。
このような構成により、サポート部材の機械的強度を向上させることができる。
本開示の第4態様のサポート部材においては、
前記第2支持部の厚みは、前記第1支持部の厚みの2倍以上であってもよい。
このような構成により、サポート部材の機械的強度を更に向上させることができる。
本開示の第5態様のサポート部材においては、
前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に延びるに従って、厚みが小さくなっていてもよい。
このような構成により、サポート部材を第1ユニットに容易に取り付けることができる。
本開示の第6態様のサポート部材においては、更に、
前記本体部の前記第2側端部に設けられ、且つ前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出し、前記第2支持部と接続される側壁部、を備えていてもよい。
このような構成により、サポート部材の機械的強度を向上させることができる。
本開示の第7態様のサポート部材においては、更に、
前記側壁部に設けられるリブを備えていてもよい。
このような構成により、サポート部材の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
本開示の第8態様のサポート部材においては、
前記本体部は、前記本体部の前記長手方向の前記一端側の前記第1主面に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する突出部を有していてもよい。
このような構成により、サポート部材の取り付けを容易に行うことができる。
本開示の第9態様のサポート部材においては、
前記本体部は、前記第1主面側において、前記本体部の前記長手方向の前記一端に向かうに従い、前記第1主面から前記第2主面へ向かう方向に傾斜する傾斜面を有していてもよい。
このような構成により、サポート部材の取り付けを容易に行うことができる。
本開示の第10態様のサポート部材においては、
前記本体部は、前記本体部の前記長手方向の前記他端側において、前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に湾曲する湾曲部を有していてもよい。
このような構成により、第2ユニットを更に容易に支持することができる。
本開示の第10態様の電子機器は、
表示部を有する第1ユニットと、
入力部を有する第2ユニットと、
前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材と、
を備え、
前記第2ユニットは、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有し、
前記1つ又は複数のサポート部材は、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を有し、
前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される。
このような構成により、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成される電子機器において、第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートすることができる。
本開示の第11態様のサポート機構は、
第1ユニットと、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有する第2ユニットと、を備える電子機器に用いられるサポート機構であって、
前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材、を備え、
前記1つ又は複数のサポート部材は、
第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
を有し、
前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される。
このような構成により、第1ユニットと第2ユニットとの接続をサポートすることができる。
以下、本開示の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
図1は、本開示に係る実施の形態1の電子機器1の一例を示す概略斜視図である。図2は、図1の電子機器1において、第1ユニット10を第2ユニット20から取り外した状態の一例を示す概略斜視図である。なお、図中のX,Y,Z方向は、それぞれ、電子機器1の幅方向、奥行き方向、高さ方向を示す。
図1及び図2に示すように、電子機器1は、ノートブック型のパーソナルコンピュータ(ラップトップPC)である。電子機器1は、第1ユニット10と、第2ユニット20と、複数のサポート部材50A,50Bと、を備える。第1ユニット10と第2ユニット20とは着脱可能である。これにより、電子機器1は、所謂、デタッチャブル型コンピュータとして構成されている。
[第1ユニット]
第1ユニット10は、タブレット型コンピュータである。第1ユニット10は、表示部11を有する。表示部11は、例えば、液晶表示パネルである。また、表示部11は、ユーザのタッチ操作を受付可能なタッチパネルである。第1ユニット10は、中央演算処理装置(CPU)、揮発性記憶装置(RAM)、不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)、バッテリ等を内蔵している。不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)には、オペレーティングシステム(OS)、種々のアプリケーションプログラム、種々のデータ等が格納されている。中央演算処理装置(CPU)は、OS、アプリケーションプログラム、種々のデータを読み込んで演算処理を実行することにより、種々の機能を実現する。
図3は、第1ユニット10の一例を下から見た概略図である。図3は、第1ユニット10において、第2ユニット20に取り付けられる側の端部を示している。図3に示すように、第1ユニット10は、複数の第1コネクタ12と、第1端子13と、を有している。
複数の第1コネクタ12は、後述する第2ユニット20の複数の第2コネクタ(図4の符号32)と接続される。実施の形態1では、第1ユニット10は、間隔を有して配置される2つの第1コネクタ12を有する。
第1端子13は、後述する第2ユニット20の第2端子(図4の符号33)と接続される。第1ユニット10の第1端子13と第2ユニットの第2端子とが接続されることによって、第1ユニットと第2ユニットとの間で種々の信号及び電力の授受を行うことができる。実施の形態1では、第1端子13は2つの第1コネクタ12との間に配置されている。
実施の形態1では、第1ユニット10は、第2ユニット20に取り付けられる側から見て、略矩形状を有している。具体的には、第2ユニット20に取り付けられる側から見て、第1ユニット10の厚み方向(Y方向)の寸法がL1であり、第1ユニット10の幅方向(X方向)の寸法がL2である。ここで、L1<L2である。
実施の形態1では、第1ユニット10の幅方向(X方向)の側端部には、テーパが設けられている。言い換えると、第1ユニット10の幅方向(X方向)の側端部は、端面に向かって厚みが小さくなっている。
本明細書では、第1ユニット10において、表示部11が配置されている側を第1ユニット10の表側、表示部が配置されている側と反対側を第1ユニット10の裏側と定義する。
図2に戻って、第1ユニット10の幅方向(X方向)の両側端部のそれぞれにおいて、複数のサポート部材50A,50Bが取り付けられる挿入孔10aが設けられている。
[第2ユニット]
図1及び図2に戻って、第2ユニット20は、第1ユニット10が着脱可能に取り付けられるステーションである。第2ユニット20は、ユーザが入力処理を行うことが可能な入力部21,22を備える。入力部21,22は、例えば、キーボード21と、タッチパッド22と、を含む。また、第2ユニット20は、ソケット30と、ヒンジ40と、を備える。
ソケット30は、第2ユニット20を形成する筐体の奥行き方向(Y方向)の端部側に配置されている。ソケット30は、第2ユニット20を形成する筐体と、ヒンジ40を介して接続されている。
ヒンジ40は、電子機器1の幅方向(X方向)に平行な回転軸心を有する。ヒンジ40は、第2ユニット20の筐体に対して、回転軸心を中心にしてソケット30を回動させる。ヒンジ40は、例えば、ソケット30を様々な角度で回動させて、保持することができる。例えば、図1に示すように、ヒンジ40は、ソケット30を筐体に対して90度の角度で回動し、保持することができる。これにより、第1ユニット10が第2ユニット20に対して90度の角度をなして開いた状態となる。ヒンジ40は、第1ユニット10を第2ユニット20に対して閉じた状態とすることもできる。「閉じた状態」とは、ソケット30を筐体に対して0度の角度をなすように保持した状態である。即ち、「閉じた状態」とは、第1ユニット10と第2ユニット20とが近接して対向し、ほぼ平行となる状態である。
ソケット30は、第1ユニット10を着脱可能に収容する。ソケット30には、第1ユニット10を収容する収容空間31が設けられている。具体的には、ソケット30は、凹状に形成されている。収容空間31は、第1ユニット10の形状に対応して形成されている。実施の形態1では、収容空間31は、第1ユニット10が取り付けられる側から見て、略矩形状に形成されている。
図4は、第2ユニット20のソケット30の一例を上から見た概略図である。図4は、第1ユニット10が取り付けられる側から見たソケット30の一例を示している。図4に示すように、ソケット30は、複数の第2コネクタ32と、第2端子33と、を有する。複数の第2コネクタ32及び第2端子33は、収容空間31内に配置されている。
複数の第2コネクタ32は、第1ユニット10の複数の第1コネクタ12と接続される。具体的には、第1ユニット10が収容空間31に収容された状態において、第2ユニットの複数の第2コネクタ32と第1ユニット10の複数の第1コネクタ12とが接続される。複数の第2コネクタ32は、第1ユニット10の複数の第2コネクタ32に対応する位置に配置されている。実施の形態1では、第2ユニット20は、間隔を有して配置される2つの第2コネクタ32を有する。2つの第2コネクタ32の間隔は、2つの第1コネクタ12の間隔と等しい。
第2端子33は、第1ユニット10の第1端子13と接続される。具体的には、第2ユニットの複数の第2コネクタ32と第1ユニット10の複数の第1コネクタ12とが接続された状態において、第1端子13と第2端子33とが電気的に接続される。第2端子33は、第1ユニット10第1端子13に対応する位置に配置されている。実施の形態1では、第2端子33は2つの第2コネクタ32との間に配置されている。
実施の形態1では、ソケット30は、第1ユニット10が取り付けられる側から見て、略矩形状の収容空間31を有している。具体的には、第1ユニット10が取り付けられる側から見て、収容空間31の奥行き方向(Y方向)の寸法がL3であり、収容空間31の幅方向(X方向)の寸法がL4である。ここで、L3<L4である。なお、収容空間31の奥行き方向(Y方向)の寸法L3及び収容空間31の幅方向(X方向)の寸法L4は、ソケット30を構成する筐体の内部寸法に対応する。
ソケット30の形状は、第1ユニット10の形状に応じて形成されている。また、ソケット30の幅方向(X方向)の側端部には、テーパが設けられている。例えば、ソケット30の幅方向(X方向)の側端部は、端面に向かってソケット30の奥行き方向(Y方向)の外形寸法が小さくなっている。
ソケット30の収容空間31の奥行き方向(Y方向)の寸法L3は、第1ユニット10の端部の厚み方向(Y方向)の寸法L1より大きい。ソケット30の収容空間31の幅方向(X方向)の寸法L4は、第1ユニット10の端部の幅方向(X方向)の寸法L2より大きい。例えば、収容空間31の寸法L3は、第1ユニット10の寸法L1より0.2mm~1.5mm程度大きい。収容空間31の寸法L4は、第1ユニット10の寸法より0.1mm~1.0mm程度大きい。なお、収容空間31と第1ユニット10とのこの大きさの違いは、全体で一様である必要はなく、局所的に寸法差が小さい部分や大きい部分を設けるものであってもよい。このような構成により、第1ユニット10をソケット30に取り付け易くなると共に、取り外ししやすくなる。
図5は、第1ユニット10がソケット30に収容された状態の一例を示す概略断面図である。図5は、第1ユニット10がソケット30に収容された状態の電子機器1をYZ平面で切断した概略断面を示している。図5に示すように、第1ユニット10がソケット30に収容された状態においては、第1ユニット10とソケット30との間に隙間60が形成されている。この隙間60により、第1ユニット10の取り付け及び取り外しが容易となる。
なお、図5に示す例では、電子機器1の奥行き方向(Y方向)において、第1ユニット10の表側と裏側の両方に隙間60が形成されている例について説明したが、これに限定されない。隙間60は、電子機器1の奥行き方向(Y方向)において第1ユニット10の表側と裏側のうちいずれか一方に形成されていればよい。
図2に戻って、第2ユニット20のソケット30の幅方向(X方向)の両側端部のそれぞれには、ソケット30の外周から内側に向かって窪む凹部30aが設けられている。具体的には、凹部30aは、ソケット30のコーナー部分に設けられている。
[サポート部材]
複数のサポート部材50A,50Bは、第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられる。複数のサポート部材50A,50Bは、第1ユニット10が第2ユニット20に装着された状態で、第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートする。
複数のサポート部材50A,50Bは、例えば、樹脂で形成されている。
図1に戻って、複数のサポート部材50A,50Bは、電子機器1の幅方向(X方向)の両側に取り付けられる。具体的には、複数のサポート部材50A,50Bは、第1ユニット10と第2ユニット20のソケット30とに取り付けられる。
本明細書では、電子機器1の幅方向(X方向)の一方の端部に取り付けられるサポート部材50Aを第1サポート部材50Aと称し、電子機器1の幅方向(X方向)の他方の端部に取り付けられるサポート部材50Bを第2サポート部材50Bと称する場合がある。
第1サポート部材50Aと第2サポート部材50Bとは、互いに左右対称な形状を有している。本明細書では、第1サポート部材50Aについて詳細に説明し、第2サポート部材50Bの詳細な説明を省略する。
図7は、サポート部材50Aの一例の概略斜視図である。図8は、図7のサポート部材50Aの正面図である。図9は、図7のサポート部材50Aの背面図である。図10は、図7のサポート部材50Aの左側面図である。図11は、図7のサポート部材50Aの右側面図である。図12は、図7のサポート部材50Aの平面図である。図13は、図7のサポート部材50Aの底面図である。図14は、図8のサポート部材50AをA-A線で切断した断面図である。図15は、図8のサポート部材50AをB-B線で切断した断面図である。
図7-図15に示すように、サポート部材50Aは、本体部51と、第1支持部52と、第2支持部53と、第3支持部54と、を備える。
<本体部>
本体部51は、長手方向D1と短手方向D2とを有する板状に形成されている。本体部51は、第1主面PS1と、第1主面PS1と反対側の第2主面PS2を有する。本体部51は、第1部材51aと、第2部材51bと、第3部材51cと、湾曲部51dと、を有する。
第1部材51aは、長手方向D1と短手方向D2とを有する板状部材である。
第2部材51bは、第1部材51aの短手方向D2の一端から第1主面PS1側に傾斜して延びる板状部材である。図14に示すように、本体部51の第1主面PS1側において、第1部材51aと第2部材51bとのなす角度θ1は、例えば、90度より大きく180度より小さい。好ましくは、第1部材51aと第2部材51bとのなす角度θ1は、145度より大きく170度より小さい。本実施形態で示す例では、150度より大きく160度より小さいケースを例示している。
第3部材51cは、第1部材51aの短手方向D2の他端から第1主面PS1側に傾斜して延びる板状部材である。図14に示すように、本体部51の第1主面PS1側において、第1部材51aと第3部材51cとのなす角度θ2は、例えば、90度より大きく180度より小さい。好ましくは、第1部材51aと第3部材51cとのなす角度θ2は、145度より大きく170度より小さい。本実施形態で示す例では、150度より大きく160度より小さいケースを例示している。
湾曲部51dは、本体部51の長手方向D1の他端E2側に設けられている。具体的には、湾曲部51dは本体部51の長手方向D1の他端E2側において、第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に湾曲している。例えば、湾曲部51dにおいては、連続的に曲率が変化している。
本体部51は、第1主面PS1に設けられた突出部55を有する。突出部55は、本体部51の長手方向D1の一端E1側の第1主面PS1に設けられている。また、突出部55は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。
実施の形態1では、突出部55は、第1支持部52と第2支持部53との間に設けられている。また、突出部55の先端の突出面は、本体部51の長手方向D1の一端E1に向かうに従い、第1主面PS1から第2主面PS2へ向かう方向に傾斜している。
サポート部材50Aを第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付ける際に、突出部55は、後述する第1ユニット10の側端部に設けられた挿入孔(図15の符号10a)に挿入される。これにより、サポート部材50Aの位置決めを容易に行うことができる。
本体部51は、第1主面PS1に傾斜面56を有する。傾斜面56は、本体部51の長手方向D1の一端E1に向かうに従い、第1主面PS1から第2主面PS2へ向かう方向に傾斜している。
実施の形態1では、傾斜面56は、第1支持部52と第2支持部53との間に設けられている。突出部55は、傾斜面56に設けられている。また、突出部55は、本体部51の短手方向D2において中央に設けられている。
サポート部材50Aを第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付ける際に、傾斜面56を第1ユニット10の側端部に接触させることができる。これにより、サポート部材50Aを第1ユニット10と第2ユニット20とに容易に取り付けることができる。
<第1支持部>
第1支持部52は、第1ユニット10の側端部において第1ユニット10の表側を支持する。第1支持部52は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において本体部51の短手方向D2の第1側端部E3側に設けられている。第1支持部52は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。
第1支持部52は、板状に形成されている。例えば、第1支持部52は、電子機器1の幅方向(X方向)に長手方向を有し、電子機器1の高さ方向(Z方向)に短手方向を有し、電子機器1の奥行き方向(Y方向)に厚み方向を有する。
第1支持部52には、テーパが設けられている。具体的には、第1支持部52の厚みは、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って小さくなっている。
<第2支持部>
第2支持部53は、第1ユニット10の側端部において第1ユニット10の裏側を支持する。第2支持部53は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において第1側端部E3と反対側の第2側端部E4側に設けられている。第2支持部53は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。
第2支持部53は、板状に形成されている。例えば、第2支持部53は、電子機器1の幅方向(X方向)に長手方向を有し、電子機器1の高さ方向(Z方向)に短手方向を有し、電子機器1の奥行き方向(Y方向)に厚み方向を有する。
第2支持部53には、テーパが設けられている。具体的には、第2支持部53の厚みは、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って小さくなっている。
実施の形態1では、第1支持部52は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において、本体部51の短手方向D2の第1側端部E3に設けられている。第2支持部53は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において、本体部51の短手方向D2の第2側端部E4に設けられている。即ち、第1支持部52と第2支持部53とは、間隔を有して対向している。
サポート部材50Aが第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられた状態においては、第1支持部52と第2支持部53との間に、第1ユニット10の側端部が配置される。この状態で、第1支持部52が第1ユニット10の側端部において第1ユニット10の表側に接触し、第1ユニット10の表側を支持する。第2支持部53が第1ユニット10の側端部において第1ユニット10の裏側に接触し、第1ユニット10の裏側を支持する。これにより、第1支持部52と第2支持部53とが第1ユニット10の厚み方向(Y方向)への動きを抑制している。
第2支持部53の厚みは、第1支持部52の厚みより大きい。サポート部材50Aが第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられた状態においては、第1支持部52は、第1ユニット10の表側に配置される。このため、第1支持部52は、電子機器1を閉じた状態にしたときに、第1ユニット10と第2ユニットとの間の隙間よりも小さいことが好ましい。このため、第2支持部53の厚みを第1支持部52の厚みよりも大きくすることによって、サポート部材50Aの機械強度を向上させることができる。なお、第2支持部53の先端の厚みt2は、第1支持部52の先端の厚みt1よりも大きければよい。
第2支持部53の厚みt2は、第1支持部52の厚みt1の2倍以上である。好ましくは、第2支持部53の厚みt2は、第1支持部52の厚みt1の4倍以上である。
第1支持部52及び第2支持部53は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って、厚みが小さくなっている。これにより、第1ユニット10の側端部にサポート部材50Aを容易に取り付けることができる。
<第3支持部>
第3支持部54は、第2ユニット20のソケット30を支持する。第3支持部54は、本体部51の第1主面PS1において本体部51の長手方向D1の中央CL1よりも他端E2側に設けられている。第3支持部54は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。実施の形態1では、第3支持部54は、本体部51の第1主面PS1において、本体部51の短手方向D2の中央に配置されている。
第3支持部54は、板状に形成されている。例えば、第3支持部54は、電子機器1の幅方向(X方向)に長手方向を有し、電子機器1の奥行き方向(Y方向)に短手方向を有し、電子機器1の高さ方向(Z方向)に厚み方向を有する。実施の形態1では、第3支持部54の先端は、円形状に形成されている。
第3支持部54には、テーパが設けられている。具体的には、第3支持部54の短手方向(Y方向)の寸法は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って小さくなっている。
サポート部材50Aが第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられた状態においては、第3支持部54は、ソケット30に設けられた凹部30aに配置される。即ち、第3支持部54は、ソケット30の凹部30aの凹面に接触することによって、第2ユニット20を支持する。
本体部51の短手方向(Y方向)の第1側端部E3側において、第1支持部52と湾曲部51dとの間には空間52aが設けられている。本体部51の短手方向(Y方向)の第1側端部E3側は、第1ユニット10の表側に配置される。空間52aには、第1ユニット10の表側が露出している。このように、空間52aを設けることによって、電子機器1を閉じた状態にしたとき、サポート部材50Aが第1ユニット10と第2ユニット20とに干渉することを抑制することができる。
本体部51は、本体部51の短手方向(Y方向)の第2側端部E4側に側壁部53aを有している。側壁部53aは、本体部51の第2側端部E4に設けられている。側壁部53aは、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向に突出し、第2支持部53と接続されている。実施の形態1では、側壁部53aは、第1部材51aの第2側端部E4において、第2支持部53と湾曲部51dとを接続している。これにより、サポート部材50Aの機械的強度を更に向上させることができる。
本体部51は、側壁部53aに設けられるリブ53bを有している。リブ53bは、側壁部53aの外周面から突出している。これにより、ユーザはリブ53bを把持することによって、サポート部材50Aを第1ユニット10と第2ユニット20とに容易に取り付け及び取り外すことができる。
実施の形態1では、本体部51、第1支持部52、第2支持部53、第3支持部54、側壁部53a及びリブ53bは、一体で形成されている。
図15は、図1の電子機器1においてサポート部材50Aを取り外した状態の一例を示す概略拡大斜視図である。図16は、図1の電子機器1においてサポート部材50Aを取り付けた状態の一例を示す概略拡大斜視図である。
図15に示すように、第1ユニット10が第2ユニット20のソケット30に取り付けられた状態においては、第1ユニット10の側端部に設けられた挿入孔10aがソケット30から露出している。また、挿入孔10aの下方には、ソケット30のコーナー部に設けられた凹部30aが配置されている。
図16に示すように、サポート部材50Aは、突出部55を第1ユニット10の挿入孔10aに挿入することによって位置決めされる。そして、サポート部材50Aが第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられると、第1支持部52が第1ユニット10の表側に接触し、支持する。第2支持部53が第1ユニット10の裏側に接触し、支持する。図示されていないが、第3支持部54がソケット30の凹部30aに配置され、凹部30aの凹面に接触し、支持する。
このように、サポート部材50Aは、第1支持部52、第2支持部53及び第3支持部54によって、第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートしている。なお、実施の形態1では、サポート部材50Aにおいて、本体部51がソケット30の幅方向(X方向)の側端部にも接触し、ソケット30を支持している。
[サポート機構]
次に、サポート部材50Aを用いたサポート機構について説明する。
図17は、図1の電子機器1においてサポート部材50Aが取り付けられている状態の一例を示す概略拡大図である。図18は、図17の電子機器1をC-C線で切断した断面図である。図19は、図17の電子機器1をD-D線で切断した断面図である。図20は、図17の電子機器1をE-E線で切断した断面図である。
図17-20に示すように、サポート機構は、第1ユニット10と、第1ユニット10を着脱可能に収容するソケット30を有する第2ユニット20と、を備える電子機器1に用いられる。具体的には、サポート機構は、第1ユニット10が第2ユニット20のソケット30に収納された状態において、サポート部材50Aが取り付けられることによって実現される。サポート機構において、第1ユニット10は、サポート部材50Aの第1支持部52と第2支持部53とによって支持されている。第2ユニット20のソケット30は、サポート部材50Aの第3支持部54によって支持されている。
より具体的に説明すると、ソケット30は、第1支持部52の下面52b及び第2支持部53の下面53cで、ソケット30の上縁部分を支持している。第1支持部52の下面52b及び第2支持部53の下面53cとは、第3支持部54が設けられている側の面を意味する。また、第1支持部52の内側側面52cと第2支持部53の内側側面53dとで第1ユニット10を挟み込んでいる。第1支持部52の内側側面52cと第2支持部53の内側側面53dとは、互いに対向している。このように、第1支持部52及び第2支持部53を構成する面又は部分によって支持する対象が異なる。このような構成により、第1ユニット10と第2ユニット20との接続をより強固にサポートすることができる。
図17-図19に示すように、サポート部材50Aが取り付けられている状態では、サポート部材50Aの突出部55が第1ユニット10の挿入孔10aに挿入されている。サポート部材50Aの第3支持部54がソケット30の凹部30aに配置されている。これにより、第1ユニット10がソケット30から抜け出す方向に動くことを抑制することができる。
なお、突出部55は、第2ユニット20を支持してもよい。言い換えると、第2ユニット20は第1支持部52の下面52b、第2支持部53の下面53c、第3支持部54及び突出部55によって支持されてもよい。このような構成により、第1ユニット10がソケット30から外れることを抑制することができる。
図19に示すように、第1ユニット10の側端部は、第1支持部52と第2支持部53との間に配置されている。この状態で、第1支持部52は第1ユニット10の表側に接触し、第2支持部53は第1ユニット10の裏側に接触している。これにより、第1支持部52及び第2支持部53は、第1ユニット10が電子機器1の奥行き方向(Y方向)に動くことを抑制している。
図20に示すように、サポート部材50Aの本体部51においては、第1部材51a、第2部材51b及び第3部材51cは、ソケット30の側端部と接触している。これにより、サポート部材50Aをソケット30に対して強固に固定することができる。また、本体部51を第1部材51a、第2部材51b及び第3部材51cによって形成することによって、ソケット30の側端部に接触する面積を増やすことができる。
[サポート部材の取付動作]
次に、サポート部材50Aの取付動作の一例について説明する。
図21は、本開示に係る実施の形態1の電子機器1においてサポート部材50Aを取り付ける動作の一例を示す模式図である。図22は、本開示に係る実施の形態1の電子機器1においてサポート部材50Aを取り付ける動作の一例を示す概略断面図である。図23は、本開示に係る実施の形態1の電子機器1においてサポート部材50Aを取り付ける動作の一例を示す概略断面図である。なお、図22は、サポート部材50Aの突出部55においてXZ平面で電子機器1を切断した概略断面図である。図22は、サポート部材50Aの本体部51に設けられた傾斜面56においてXZ平面で電子機器1を切断した概略断面図である。
図21-図23に示すように、サポート部材50Aを取り付ける際には、サポート部材50Aの突出部55を第1ユニット10の挿入孔10aに挿入する。また、突出部55を挿入孔10aに挿入する際に、サポート部材50Aの本体部51の第1主面PS1側に設けられた傾斜面56を第1ユニット10の側端部に接触させる。これにより、サポート部材50Aの位置決めを行うことができる。この状態においては、第1ユニット10の側端部は、第1支持部52と第2支持部53との間に配置される。即ち、第1ユニット10は、第1支持部52と第2支持部53とによって支持される。
次に、サポート部材50Aの他端E2をソケット30のコーナー部に向かって移動させる。これにより、ソケット30の凹部30aに第3支持部54が配置され、第3支持部54によって凹部30aの凹面が支持される。
このように、突出部55及び傾斜面56を用いて、サポート部材50Aを第1ユニット10と第2ユニット20とに容易に取り付けることができる。
なお、サポート部材50Aを取り外すときは、サポート部材50Aの取付動作と反対の動作を行えばよい。
[効果]
実施の形態1のサポート部材50A、電子機器1及びサポート機構によれば、以下の効果を奏することができる。
サポート部材50Aは、第1ユニット10と第2ユニット20とを着脱可能に構成される電子機器1に用いられる。サポート部材50Aは、本体部51と、第1支持部52と、第2支持部53と、第3支持部54と、を備える。本体部51は、第1主面PS1と、第1主面PS1と反対側の第2主面PS2を有し、且つ長手方向D1と短手方向D2とを有する板状に形成されている。第1支持部52は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において本体部51の短手方向D2の第1側端部E3側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第2支持部53は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において第1側端部E3と反対側の第2側端部E4側に設けられ、且つ本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第3支持部54は、本体部51の第1主面PS1において本体部51の長手方向D1の中央CL1よりも他端E2側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。
このような構成により、第1ユニット10と第2ユニット20とが着脱可能に構成される電子機器1において、第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートすることができる。
電子機器1においては、第1ユニット10と第2ユニット20との着脱を容易にするために、第1ユニット10が第2ユニット20に装着された状態で、第1ユニット10と第2ユニット20との間に隙間が形成されている。このため、第1ユニット10に力が加わると、第1ユニット10が第2ユニット20に対して動いてしまい、第1ユニット10と第2ユニット20との接続が解除されてしまう恐れがある。サポート部材50Aによれば、第1ユニット10の動きを抑制することができるため、第1ユニット10と第2ユニット20との接続が解除されることを抑制することができる。
具体的には、第1ユニット10が第2ユニット20に装着された状態では、第1ユニット10が電子機器1の奥行き方向(Y方向)に動きやすい。サポート部材50Aは、第1支持部52、第2支持部53及び第3支持部54によって、第1ユニット10を第2ユニット20に強固に固定することができる。これにより、第1ユニット10が第2ユニット20に対して動くことを抑制することができる。
例えば、第1ユニットが第2ユニットに装着された状態において、第1ユニットの厚み方向に力が加わった場合でも、サポート部材50Aによって第1ユニットが厚み方向に動くことを抑制することができる。これにより、第1ユニット10の第1端子13と第2ユニット20の第2端子23との接続が解除されてしまうことを抑制することができる。
このように、サポート部材50Aによって第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートしているため、第1ユニット10に力が加わったとしても、第1ユニット10と第2ユニット20との接続が解除されることを抑制することができる。
本体部51は、第1部材51aと、第2部材51bと、第3部材51cと、を備える。第1部材51aは、長手方向D1と短手方向D2とを有する。第2部材51bは、第1部材51aの短手方向D2の一端から第1主面PS1側に傾斜して延びる。第3部材51cは、第1部材51aの短手方向D2の他端から第1主面PS1側に傾斜して延びる。このような構成により、サポート部材50Aによって第2ユニット20を容易に支持することができる。例えば、第1ユニット10の幅方向(X方向)における側端部にテーパが設けられている場合、本体部51が第2ユニット20との接触面積を増やすことができる。これにより、サポート部材50Aによって第2ユニット20を支持しやすくなる。
第2支持部53の厚みt2は、第1支持部52の厚みt1より大きい。第2支持部53の厚みt2は、第1支持部52の厚みt1の2倍以上である。このような構成により、サポート部材50Aの機械的強度を向上させることができる。
第1支持部52及び第2支持部53は、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って、厚みが小さくなる。このような構成により、サポート部材50Aを第1ユニット10に容易に取り付けることができる。
サポート部材50Aは、本体部51の第2側端部E4に設けられ、且つ本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出し、第2支持部53と接続される側壁部53aを備える。このような構成により、サポート部材50Aの機械的強度を向上させることができる。
サポート部材50Aは、側壁部53aに設けられるリブ53bを備える。このような構成により、ユーザがリブ53bを把持してサポート部材50Aの取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
本体部51は、本体部51の長手方向D1の一端E1側の第1主面PS1に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出する突出部55を有する。このような構成により、サポート部材50Aを取り付ける際に、突出部55によって位置決めを行うことができる。これにより、サポート部材50Aを容易に取り付けることができる。また、突出部55を第1ユニット10の挿入孔10aに挿入することによって、第1ユニット10が第2ユニット20から抜け出すのを抑制することができる。
本体部51は、第1主面PS1側において、本体部51の長手方向D1の一端E1に向かうに従い、第1主面PS1から第2主面PS2へ向かう方向に傾斜する傾斜面56を有する。このような構成により、傾斜面56を第1ユニット10の側端部に接触させながら、サポート部材50Aを取り付けることができる。これにより、サポート部材50Aを容易に取り付けることができる。
本体部51は、本体部51の長手方向D1の他端E2側において、第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に湾曲する湾曲部51dを有する。このような構成により、湾曲部51dが第2ユニット20のソケット30のコーナー部分に接触するため、接触面積を増やすことができる。これにより、サポート部材50Aが第2ユニット20を支持しやすくなる。
電子機器1は、第1ユニット10と、第2ユニット20と、複数のサポート部材50A,50Bと、を備える。第1ユニット10は、表示部11を有する。第2ユニット20は、入力部21,22を有する。複数のサポート部材50A,50Bは、第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられる。第2ユニット20は、第1ユニット10を着脱可能に収容するソケット30を有する。複数のサポート部材50A、50Bのそれぞれは、本体部51と、第1支持部52と、第2支持部53と、第3支持部54と、を備える。本体部51は、第1主面PS1と、第1主面PS1と反対側の第2主面PS2を有し、且つ長手方向D1と短手方向D2とを有する板状に形成されている。第1支持部52は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において本体部51の短手方向D2の第1側端部E3側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第2支持部53は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において第1側端部E3と反対側の第2側端部E4側に設けられ、且つ本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第3支持部54は、本体部51の第1主面PS1において本体部51の長手方向D1の中央CL1よりも他端E2側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第1ユニット10が第2ユニット20のソケット30に収容された状態において、第1ユニット10は、複数のサポート部材50A、50Bの第1支持部52と第2支持部53とによって支持される。第2ユニット20のソケット30は、複数のサポート部材50A、50Bの第3支持部54によって支持される。
このような構成により、第1ユニット10と第2ユニット20とが着脱可能に構成される電子機器1において、複数のサポート部材50A,50Bによって第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートすることができる。これにより、第1ユニット10がソケット30に収容された状態で、第1ユニット10が動くことを抑制し、第1ユニット10と第2ユニット20との接続が解除されることを抑制することができる。
サポート機構は、第1ユニット10と、第1ユニット10を着脱可能に収容するソケット30を有する第2ユニット20と、を備える電子機器1に用いられる複数のサポート部材50A,50Bである。複数のサポート部材50A、50Bは、第1ユニット10と第2ユニット20とに取り付けられる。複数のサポート部材50A、50Bのそれぞれは、本体部51と、第1支持部52と、第2支持部53と、第3支持部54と、を備える。本体部51は、第1主面PS1と、第1主面PS1と反対側の第2主面PS2を有し、且つ長手方向D1と短手方向D2とを有する板状に形成されている。第1支持部52は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において本体部51の短手方向D2の第1側端部E3側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第2支持部53は、本体部51の長手方向D1の一端E1側において第1側端部E3と反対側の第2側端部E4側に設けられ、且つ本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第3支持部54は、本体部51の第1主面PS1において本体部51の長手方向D1の中央CL1よりも他端E2側に設けられ、本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に突出している。第1ユニット10が第2ユニット20のソケット30に収容された状態において、第1ユニット10は、複数のサポート部材50A、50Bの第1支持部52と第2支持部53とによって支持される。第2ユニット20のソケット30は、複数のサポート部材50A、50Bの第3支持部54によって支持される。
このような構成により、複数のサポート部材50A,50Bによって第1ユニット10と第2ユニット20との接続をサポートすることができる。これにより、第1ユニット10がソケット30に収容された状態で、第1ユニット10が動くことを抑制し、第1ユニット10と第2ユニット20との接続が解除されることを抑制することができる。
なお、実施の形態1では、電子機器1及びサポート機構が複数のサポート部材50A,50Bを備える例について説明したが、これに限定されない。電子機器1及びサポート機構は、1つ又は複数のサポート部材を有していればよい。例えば、電子機器1及びサポート機構は、1つのサポート部材50Aを有していてもよい。この場合、第1ユニット10と第2ユニット20との幅方向(X方向)における片側の側端部に、1つのサポート部材50Aが取り付けられてもよい。
実施の形態1では、サポート部材50Aの本体部51が第1部材51a、第2部材51b及び第3部材51cを有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、本体部51は、第2部材51b及び/又は第3部材51cを有していなくてもよい。
実施の形態1では、本体部51が湾曲部51dを有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、本体部51は湾曲部51dを有していなくてもよい。
実施の形態1では、湾曲部51dにおいて連続的に曲率が変化している例について説明したが、これに限定されない。例えば、湾曲部51dは断続的に曲率が変化していてもよい。
実施の形態1では、第2支持部53の厚みt2が第1支持部52の厚みt1より大きい例について説明したが、これに限定されない。例えば、第2支持部53の厚みt2は、第1支持部52の厚みt1と等しくてもよい。
実施の形態1では、第1支持部52及び第2支持部53が本体部51の第2主面PS2から第1主面PS1へ向かう方向(X方向)に延びるに従って厚みが小さくなる例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1支持部52の厚みt1及び第2支持部53の厚みt2は、一定であってもよい。
実施の形態1では、サポート部材50Aが側壁部53a及びリブ53bを有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、サポート部材50Aは、側壁部53aを有していなくてもよい。あるいは、サポート部材50Aは、リブ53bを有していなくてもよい。
実施の形態1では、本体部51が突出部55及び傾斜面56を有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、本体部51は突出部55を有していなくてもよい。あるいは、本体部51は傾斜面56を有していなくてもよい。
実施の形態1では、本体部51の短手方向(Y方向)の第1側端部E3側において、第1支持部52と湾曲部51dとの間には空間52aが設けられている例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1支持部52と湾曲部51dとの間には空間52aが設けられていなくてもよい。
実施の形態1では、サポート部材50Aが1つの第1支持部52、1つの第2支持部53及び1つの第3支持部を有する例について説明したが、これに限定されない。サポート部材50Aは、1つ又は複数の第1支持部52、1つ又は複数の第2支持部53、1つ又は複数の第3支持部54を有していてもよい。
実施の形態1では、第3支持部54が本体部51の第1主面PS1において、本体部51の短手方向D2の中央に配置されている例について説明したが、これに限定されない。第3支持部54は、本体部51の長手方向D1に中央CL1よりも他端E2側に設けられていればよい。
実施の形態1では、第1ユニット10が表示部11を備える例について説明したが、これに限定されない。第1ユニット10は、表示部11以外の構成要素を備えていてもよい。例えば、第1ユニット10は1つ又は複数の操作ボタンを備えていてもよい。
実施の形態1では、第1ユニット10の幅方向(X方向)における側端部にテーパが設けられている例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1ユニット10の幅方向(X方向)における側端部には、テーパが設けられていなくてもよい。
実施の形態1では、第2ユニット20が入力部21,22、ソケット30及びヒンジ40を備える例について説明したが、これに限定されない。第2ユニット20は、入力部21,22、ソケット30及びヒンジ40以外の構成要素を備えていてもよい。例えば、第2ユニット20は1つ又は複数の操作ボタンを備えていてもよい。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示は、第1ユニットと第2ユニットとが着脱可能に構成された電子機器に有用である。
1 電子機器
10 第1ユニット
10a 挿入孔
11 表示部
12 第1コネクタ
13 第1端子
20 第2ユニット
21 キーボード
22 タッチパッド
30 ソケット
30a 凹部
31 収容空間
32 第2コネクタ
33 第2端子
40 ヒンジ
50A,50B サポート部材
51 本体部
51a 第1部材
51b 第2部材
51c 第3部材
51d 湾曲部
52 第1支持部
52a 空間
52b 下面
52c 内側側面
53 第2支持部
53a 側壁部
53b リブ
53c 下面
53d 内側側面
54 第3支持部
55 突出部
56 傾斜面
60 隙間
CL1 中央
D1 長手方向
D2 短手方向
E1 一端
E2 他端
E3 第1側端部
E4 第2側端部
PS1 第1主面
PS2 第2主

Claims (12)

  1. 第1ユニットと、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有する第2ユニットと、を備える電子機器に用いられ、前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられるサポート部材であって、
    第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
    前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
    前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
    前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
    を備え
    前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
    前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記第1ユニットを支持し、
    前記第3支持部は、前記第2ユニットの前記ソケットを支持する、
    サポート部材。
  2. 前記本体部は、
    長手方向と短手方向とを有する第1部材と、
    前記第1部材の前記短手方向の一端から前記第1主面側に傾斜して延びる第2部材と、
    前記第1部材の前記短手方向の他端から前記第1主面側に傾斜して延びる第3部材と、
    を備える、
    請求項1に記載のサポート部材。
  3. 前記第2支持部の厚みは、前記第1支持部の厚みより大きい、
    請求項1又は2に記載のサポート部材。
  4. 前記第2支持部の厚みは、前記第1支持部の厚みの2倍以上である、
    請求項3に記載のサポート部材。
  5. 前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に延びるに従って、厚みが小さくなる、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のサポート部材。
  6. 更に、
    前記本体部の前記第2側端部に設けられ、且つ前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出し、前記第2支持部と接続される側壁部、を備える
    請求項1~5のいずれか一項に記載のサポート部材。
  7. 更に、
    前記側壁部に設けられるリブを備える、
    請求項6に記載のサポート部材。
  8. 前記本体部は、前記本体部の前記長手方向の前記一端側の前記第1主面に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する突出部を有する、
    請求項1~7のいずれか一項に記載のサポート部材。
  9. 前記本体部は、前記第1主面側において、前記本体部の前記長手方向の前記一端に向かうに従い、前記第1主面から前記第2主面へ向かう方向に傾斜する傾斜面を有する、
    請求項1~8のいずれか一項に記載のサポート部材。
  10. 前記本体部は、前記本体部の前記長手方向の前記他端側において、前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に湾曲する湾曲部を有する、
    請求項1~9のいずれか一項に記載のサポート部材。
  11. 表示部を有する第1ユニットと、
    入力部を有する第2ユニットと、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材と、
    を備え、
    前記第2ユニットは、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有し、
    前記1つ又は複数のサポート部材は、
    第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
    前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
    前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
    前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
    を有し、
    前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
    前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
    前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される、
    電子機器。
  12. 第1ユニットと、前記第1ユニットを着脱可能に収容するソケットを有する第2ユニットと、を備える電子機器に用いられるサポート機構であって、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットとに取り付けられる1つ又は複数のサポート部材、を備え、
    前記1つ又は複数のサポート部材は、
    第1主面と、前記第1主面と反対側の第2主面を有し、且つ長手方向と短手方向とを有する板状の本体部と、
    前記本体部の前記長手方向の一端側において前記本体部の前記短手方向の第1側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第1支持部と、
    前記本体部の前記長手方向の前記一端側において前記第1側端部と反対側の第2側端部側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第2支持部と、
    前記本体部の前記第1主面において前記本体部の前記長手方向の中央よりも他端側に設けられ、前記本体部の前記第2主面から前記第1主面へ向かう方向に突出する第3支持部と、
    を有し、
    前記第1ユニットが前記第2ユニットの前記ソケットに収容された状態において、
    前記第1ユニットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持され、
    前記第2ユニットの前記ソケットは、前記1つ又は複数のサポート部材の前記第3支持部によって支持される、
    サポート機構。
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