JP7370749B2 - 発熱面の温度制御方法及び発熱体 - Google Patents
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Description
(1.1)温度制御方法
本実施形態に係る温度制御方法は、例えば、図1に示すような発熱体1の発熱面6の温度分布を制御する方法である。この発熱体1は、発熱材料4(図2)と、発熱材料4を封入して発熱面6となる面を有する袋体2と、を備える。
本実施形態に係る発熱体1は、発熱材料4が発熱することで、袋体2に接触する身体の一部に対して熱を与えることができ、これによって、身体に対して温熱効果を与え得る。本実施形態に係る発熱体1は、発熱材料4に酸化反応が起こるときに生じる反応熱を熱源とした、例えば、使い捨てカイロである。本実施形態に係る発熱体1は、例えば、使用前には、空気を通さない気密性を有する外袋(不図示)に収容されている。ただし、本開示に係る発熱体1は、使い捨てカイロに限らず、例えば、発熱体1に対して、電子レンジ等でマイクロ波の照射を行うことで、発熱材料4が熱を持つ温熱器具であってもよい。
発熱材料4は、発熱し得る材料であり、本実施形態では、空気と接触することで発熱する粉状の材料である。発熱材料4は、袋体2に封入されている。
袋体2は、袋状に形成されており、発熱材料4を収める収納空間を内部に有する。本実施形態に係る袋体2は、図2に示すように、扁平に形成されており、表側シート部21と、裏側シート部22と、を備える。袋体2は、表側シート部21と裏側シート部22とが接合部3によって接合されることで、内部に収納空間が形成される。
表側シート部21は、図2に示すように、袋体2の一面を形成するシート状をなす部分である。本実施形態に係る表側シート部21は、一のシート材で構成されている。本実施形態に係る表側シート部21は、可とう性を有する。これによって、ユーザは、発熱体1を手で揉みほぐしたり、身体に沿ってフィットさせたりすることができる。
裏側シート部22は、袋体2において、表側シート部21とは反対側の面を形成するシート状をなす部分である。本実施形態に係る裏側シート部22は、一のシート材で構成されている。本実施形態に係る裏側シート部22は、表側シート部21と同様、可とう性を有する。
接合部3は、表側シート部21と裏側シート部22とが接合された部分である。本実施形態に係る接合部3は、表側シート部21の一部と、裏側シート部22の一部とが溶着(ヒートシール)されて構成されている。ただし、接合部3は、溶着でなくてもよく、例えば、接着、縫合、圧着等で実現されてもよいし、これらの組み合わせで実現されてもよい。接合部3は、図1に示すように、縁部31と、中間部32と、を備える。
発熱材排除部5は、発熱面6を正面から見て発熱材料4が排除された部分である。本実施形態に係る発熱材排除部5は、袋体2の縁部31よりも内側において、発熱材料4が存在しない部分である。本実施形態に係る発熱材排除部5は、上述の通り、中間部32によって構成されている。発熱材排除部5の外周部が区画部51をなし、区画部51の存在により、発熱体1において、発熱面6の温度分布を制御することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る発熱面6の温度制御方法及び発熱体1は、正面から見て、発熱面6の図心7から外れた一範囲を囲むように区画部51を設けて、区画部51の外側から区画部51の内側(内側部51)に向かう熱の伝導を妨げている。
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されない。
2 袋体
21 表側シート部
22 裏側シート部
32 縁部(外周部)
4 発熱材料
51 区画部
52 内側部(区画部の内側の部分)
6 発熱面
7 図心
Claims (3)
- 発熱材料と、
表側シート部と裏側シート部とを縁部で接合することで袋状に形成され、前記発熱材料を封入し、少なくとも一面に発熱面となる面を有する袋体と、
を備えた発熱体において、前記発熱面の温度分布を制御するための温度制御方法であって、
前記発熱面の図心から外れた一範囲において、前記表側シート部と前記裏側シート部とを接合することで形成された非貫通の発熱材排除部を備え、
前記発熱材排除部は、前記縁部よりも内側でかつ前記縁部から離れており、前記縁部と前記発熱材排除部との間には、前記発熱材排除部の全周にわたって前記発熱材料が充填されており、
前記発熱面の所望の温度分布に応じて、前記発熱材排除部の位置を設定する、
発熱面の温度制御方法。 - 所望の温度分布に応じて、前記発熱材排除部の位置に加え、大きさ又は形状を設定する、
請求項1に記載の発熱面の温度制御方法。 - 発熱材料と、
表側シート部と裏側シート部とを縁部で接合することで袋状に形成され、前記発熱材料を封入し、一面に発熱面を有する袋体と、
を備え、
前記袋体は、前記発熱面の図心から外れた一範囲において、前記表側シート部と前記裏側シート部とを接合することで形成された非貫通の発熱材排除部を有し、
前記発熱材排除部は、前記縁部よりも内側でかつ前記縁部から離れており、前記縁部と前記発熱材排除部との間には、前記発熱材排除部の全周にわたって前記発熱材料が充填されている、
発熱体。
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JP2019128480A JP7370749B2 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | 発熱面の温度制御方法及び発熱体 |
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JP2021013454A JP2021013454A (ja) | 2021-02-12 |
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US20120232621A1 (en) | 2011-03-10 | 2012-09-13 | Kriksunov Leo B | Thermal treatment device with variable heat distribution |
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