JP7370742B2 - 光電変換装置、撮像システム、移動体、および、信号処理装置 - Google Patents

光電変換装置、撮像システム、移動体、および、信号処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、光電変換装置、撮像システム、移動体、および、信号処理装置に関する。
画素からの信号を読み出す列回路を冗長に(余分に)設けた光電変換装置が特許文献1に開示されている。特許文献1の光電変換装置(固体撮像装置)は、画素列の数よりも1つ多い列回路を有し、画素信号を隣接する二つの列回路のいずれに出力するかを切り替え可能なスイッチ(マルチプレクサ)を有する。特許文献1の光電変換装置は、列回路の1つに不良が生じたときにスイッチを切り替えることで、不良を救済できる。
特開2009-213012号公報
特許文献1に記載の光電変換装置において、冗長な列回路を二つ以上設けても、これら複数の冗長回路を有効に活用できるような構成ではない。
上記を考慮して、本発明は、冗長な列回路を複数有する光電変換装置において、これら複数の冗長列回路を有効に活用可能とすることを目的とする。
本開示における第一の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群と、
それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
前記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択する第一のマルチプレクサ群と、
を備え、
第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つとを接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部とを接続する第二のスイッチとを有する
光電変換装置である。
本開示における第二の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
前記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第一の信号線を前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第一のマルチプレクサ群と、
前記第二の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第二の信号線を前記第二の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第二のマルチプレクサ群と、
を備え、
第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
前記第一のマルチプレクサ群による選択動作、および、前記第二のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能であり、
前記第一のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
前記第二のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
電変換装置である。
本開示における第三の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
前記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第一の信号線を前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第一のマルチプレクサ群と、
前記第二の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第二の信号線を前記第二の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第二のマルチプレクサ群と、
を備え、
第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
前記第一のマルチプレクサ群による選択動作、および、前記第二のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能であり、
前記第一のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
前記第二のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
光電変換装置である。
本開示における第四の態様は、
2次元状に配置され、各々に光が入射する複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記複数の画素の信号を読み出す、第一の信号線群と、前記複数の画素には接続されない配線と、
それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
第一のマルチプレクサ群と、
を備え、
第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
前記第一のマルチプレクサ群の一つは、前記第一の信号線群の一つと前記配線との一方を選択して前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する、
光電変換装置。
本開示における第の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と
一のマルチプレクサ
備え、
前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つに接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部に接続する第二のスイッチとを有する
光電変換装置である。
本開示における第六の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と、
前記第二の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第二の読み出し回路群と、
前記第一の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第一のマルチプレクサ群と、
前記第二の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第二の
マルチプレクサ群と、
を備え、
前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つと前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つとは、第一の信号線または第二の信号線を、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかに関して、同一の動作を行い、
前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
光電変換装置。
本開示における第七の態様は、
2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と、
前記第二の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第二の読み出し回路群と、
前記第一の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第一のマルチプレクサ群と、
前記第二の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第二のマルチプレクサ群と、
を備え、
前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つと前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つとは、第一の信号線または第二の信号線を、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかに関して、同一の動作を行い、
前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
光電変換装置である。
本開示における第八の態様は、
2次元状に配置され、各々に光が入射する複数の画素を含む画素アレイと、
それぞれが前記複数の画素の信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、前記複数の画素には接続されない配線と、
前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と、
第一のマルチプレクサ群と、
を備え、
前記第一のマルチプレクサ群の一つは、前記第一の信号線群の一つと前記配線との一方を選択して前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する、
光電変換装置である。
本開示における第の態様は、
第一の信号線群と
それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と
記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択する第一のマルチプレクサ群と
備え、
第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つに接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部に接続する第二のスイッチとを有する
信号処理装置である。
本発明によれば、複数の冗長列回路を有効に活用可能とすることができる。
実施例1に係る光電変換装置の模式図。 マルチプレクサの回路例を示す図。 実施例1に係る光電変換装置における故障時の制御例を示す図。 実施例1に係る光電変換装置における故障時の別の制御例を示す図。 変形例に係る光電変換装置の模式図。 実施例2に係る光電変換装置の模式図。 実施例3に係る光電変換装置の模式図。 実施例4に係る光電変換装置の模式図。 画素の回路例を示す図。 実施例4における動作波形例を示す図。 実施例4における動作波形例を示す図。 実施例5に係る撮像システムの構成例を表す図。 実施例6に係る撮像システムおよび移動体の構成例を表す図。
以下、実施例に係る光電変換装置について図面を説明しながら説明する。なお、これらの実施例は本発明の説明を目的としたものであり、本発明の範囲をこれら実施例の範囲に限定するものではない。また、各実施例の構成の一部を、他の実施例に適宜組み合わせることができる。
(実施例1)
本実施例の光電変換装置1は、CMOSイメージセンサである。図1は実施例1に係る光電変換装置1の模式図である。
図1において、100は画素、110は画素アレイ、130~133、530は信号線、140~143、240、241は電流源、150~153、250、251はマルチプレクサ(MUX)、160~163、260、261は比較器である。また、200~203は列回路、300、301は冗長列回路、700は制御回路である。
光電変換装置1は、画素アレイ110と、画素アレイ110から信号を読み出して処理する信号処理装置を含む。信号処理装置は、信号線130~133、530、マルチプレクサ150~153,250,251、列回路200~203、冗長列回路300,301、制御回路700を含んで構成される。
画素アレイ110には、入射光量に応じた電荷量の光電荷を発生して内部に蓄積する光電変換素子を有する画素100が2次元状に配置されている。画素アレイ110内の1つの画素列のうち偶数行の画素の信号は、信号線130~133を介してそれぞれマルチプレクサ150~153に入力される。画素アレイ110内の奇数行の画素の信号は、信号線530等を介して不図示のマルチプレクサおよび列回路に入力されて処理される。
マルチプレクサ150~153,250,251は、複数(本実施例では2つ)の入力ノードIN1,IN2を有し、制御信号にしたがっていずれか1つを出力する回路である。マルチプレクサ150~153の入力ノードIN1には対応する信号線130~133が直接接続される。入力ノードIN2には他のマルチプレクサからの出力が接続される。例えば、マルチプレクサ150の入力ノードIN2には、マルチプレクサ152の出力が
接続される。言い換えると、入力ノードIN2には他のマルチプレクサを介してIN1に接続された信号線とは別の信号線が接続される。なお、図1に示すように、冗長のマルチプレクサ250,251については、入力ノードIN1はGNDに接続されている。
比較器160~163,260,261は、画素信号をramp信号と比較する。ramp信号の信号値は時間経過とともにスロープ状あるいはステップ状に変化する。ramp信号と画素信号との大小関係が反転するタイミングで、比較器比較器160~163,260,261は出力信号を反転する。列回路200~203,300,301は、ramp信号と画素信号との大小関係が反転するまでの時間に基づいて、画素信号のアナログデジタル変換を行う。アナログ信号である画素信号をデジタル信号として読み出すための回路が、本実施例における読み出し回路に相当する。
本実施例において、奇数画素列の信号線130,132が第一の信号線群に相当し、偶数画素列の信号線131,133が第二の信号線群に相当する。また、奇数列の信号線130,132が直接接続されるマルチプレクサ150,152が第一のマルチプレクサに相当し、偶数列の信号線131,133が直接接続されるマルチプレクサ151,153が第二のマルチプレクサに相当する。また、第一のマルチプレクサに対応する列回路200,202(比較器160,162)および冗長の列回路300が第一の読み出し回路群に相当する。第二のマルチプレクサに対応する列回路201,203(比較器161,163)および冗長の列回路301が第二の読み出し回路群に相当する。第一の読み出し回路は第一の信号線に対応する読み出し回路と冗長構成の読み出し回路を含むので、第一の読み出し回路の数は第一の信号線の数よりも多い。同様に、第二の読み出し回路の数は、第二の信号線の数よりも多い。
図2は、マルチプレクサ150~153,250,251の回路例を示す図である。図2において、400,410はスイッチである。スイッチ400は制御信号S0~S2によって導通状態が制御され、スイッチ410は制御信号S0B~S2Bによって導通状態が制御される。制御信号S0B~S2Bは、制御信号S0~S2を反転した信号である。そのため、スイッチ400とスイッチ410は互いに相補的に動作する。本実施例では、隣接する画素列に対応する2つのマルチプレクサには、共通の制御信号が入力される。具体的には、マルチプレクサ150と151に制御信号S1,S1Bが入力され、マルチプレクサ152と153に制御信号S2,S2Bが入力され、マルチプレクサ250と251に制御信号S0,S0Bが入力される。制御信号は、制御回路700から供給される。
マルチプレクサ150~153,250,251は、制御信号S0~S2,S0B~S2Bにより動作を切り替え可能である。制御信号S0~S2をハイレベル、制御信号S0B~S2Bをローレベルとした場合は、マルチプレクサの入力IN1に直接接続された信号線を、出力OUT1を介して対応する比較器に接続する。マルチプレクサの入力IN2は、他のマルチプレクサのオフ状態のスイッチ410に接続されている。したがって、この動作は、直接接続された信号線を対応する読み出し回路に接続する動作といえる。一方、制御信号S0~S2をローレベル、制御信号S0B~S2Bをハイレベルとした場合は、マルチプレクサの入力IN1に直接接続された信号線を他の(図1の回路図上では左側の)マルチプレクサに接続する。このとき、マルチプレクサは、さらに他の(図1の回路図上では右側の)マルチプレクサから入力IN2を介して信号線が接続されている場合には、この信号線を対応する比較器に接続する。この動作は、直接接続された信号線を他のマルチプレクサを介して読み出し回路に接続する動作といえる。
通常、制御信号S0~S2がハイレベル、S0B~S2Bがローレベルに設定され、スイッチ400はオン、スイッチ410はオフである。この場合、図1において、マルチプレクサ150~153の入力IN1すなわち直接接続された信号線130~133が、出
力OUT1を介して対応する比較器160~163に接続される。一方、冗長列回路300、301の比較器260、261には、どの信号線も接続されず、GNDが接続される。
ここで、列回路200および201の少なくとも一方が故障している場合について考える。この時、制御回路700は、制御信号S0、S0B、S1、S1Bを反転する。すわなち、制御信号S0~S1がローレベル、S0B~S1Bがハイレベルに設定される。これにより、信号線130を冗長列回路300の比較器260へ接続し、信号線131を冗長列回路301の比較器261へ接続することが可能である。
列回路202および203の少なくとも一方が故障している場合には、制御回路700は、制御信号S0、S0B、S1、S1Bに加えて、制御信号S2、S2Bも反転させる。すわなち、制御信号S0~S2がローレベル、S0B~S2Bがハイレベルに設定される。これにより、信号線130、131、132、133はそれぞれ、冗長列回路300の比較器260、冗長列回路301の比較器261、列回路200の比較器160、列回路201の比較器161へ接続される。
この状態を模式的に示すと、図3のようになる。このように1つの列回路が故障したときに、故障した列回路に対応する列およびそれよりも冗長列回路側の列の画素信号の読み出し先を、マルチプレクサによってシフトさせる。このような構成により、列回路200~203のいずれかに故障があっても、画素アレイ110からの信号を正常に読み出すことが可能となり、光電変換装置の歩留りを向上させることが可能となる。
加えて、本実施例の光電変換装置においては、偶奇列毎に、別の列回路構成、駆動を適用することが可能であり、また、その際の画質劣化を抑制することが可能である。以下で、これらの点について説明する。
図1においては奇数列の信号線130、132は奇数列の冗長列回路300、もしくは奇数列の列回路200、202の比較器に接続される。一方、偶数列の信号線131、133は偶数列の冗長列回路301、もしくは偶数列の列回路201、203の比較器に接続される。このように、列回路に偶数列と奇数列のいずれの画素信号が入力されるかは固定されている。換言すると、本実施例の光電変換装置は、奇数列の信号線群(信号線130、132)に接続された第一のマルチプレクサ群(150、152)と、偶数列の信号線群(信号線131、133)に接続された第二のマルチプレクサ群(151、153)との2系統のマルチプレクサ群を備える。回路構成上、第一のマルチプレクサの選択動作は、第二のマルチプレクサの選択動作に対して独立に実行可能である。例えば、第二のマルチプレクサ151が信号線131を比較器161と比較器261のいずれに接続しているかに関わらず、第一のマルチプレクサ150は信号線130を比較器160と比較器260とのいずれに接続することも可能である。同時に、第二のマルチプレクサの選択動作は、第一のマルチプレクサの選択動作に対して独立に実行可能である。上述とは逆に、第一のマルチプレクサ150が信号線130を比較器160と比較器260とのいずれに接続しているかに関わらず、第二のマルチプレクサ151は信号線131を比較器161と比較器261のどちらにも接続することが可能である。このような構成により、複数の信号線の接続先をまとめてシフトすることが可能である。したがって、偶数列と奇数列の画素信号に対して異なる動作をさせる場合であっても、偶数列と奇数列の列回路の動作を切り替える必要がなく、故障時の救済が容易である。
図1においては、冗長列回路300および列回路200、202と、冗長列回路301および列回路201、203とには、異なる制御線が接続され異なる制御信号が入力される。冗長列回路300および列回路200、202には制御信号cont1が入力される
。冗長列回路301および列回路201、203には制御信号cont2が入力されている。よって、cont1/2が消費電流値を制御するバイアス線である場合には、偶奇列別に、電流源140~143、240、241の電流値を異ならせる、あるいは比較器160~163、260、261の電流値を異ならせることが可能となる。電流源あるいは比較器の電流値を異ならせることで、例えば緑色画素のみ電流値を大きくしてノイズの影響の大きい緑色画素のみノイズを低減しつつ全体の消費電力を抑制するといった制御が可能である。cont1/2が動作のオンオフを切り替えるパワーセーブの制御線である場合には、偶奇列別に、電流源140~143、240、241のパワーセーブのタイミングを異ならせることが可能となる。あるいは比較器160~163、260、261のパワーセーブのタイミングを異ならせることが可能となる。また、cont1/2が比較器160~163、260、261のリセット動作を制御する制御線である場合は、偶奇列別に、比較器160~163、260、261のリセットのタイミングを異ならせることが可能となる。パワーセーブやリセットが全ての比較器において同時に行われると電源電圧変動の問題が生じるおそれがあるが、タイミングをずらすことでこの問題を回避できる。
また、本実施例では遠くの画素からのクロストークの発生による画質劣化を抑制している。列回路202もしくは203が故障している場合の図3に対して、別の実施例を図4に示す。列回路203が故障している場合には、図4のように偶数列の信号線131、133の読み出し先のみをシフトすることでも画素信号の読み出しは可能である。また、同時に列回路200、202のいずれかが故障している場合にも対応できる。このような構成により、列回路200~203のいずれかに故障があっても、画素アレイ110からの信号を正常に読み出すことが可能となり、光電変換装置の歩留りを向上させることが可能となる。
しかし、図4においては、信号線130が入力される列回路200の隣の列回路201に、信号線130から離れた位置の信号線133が入力されている。これによって、列回路間にクロストークがある場合に、離れた信号線130と133の間でクロストークが生じてしまう。離れた場所へのクロストークは画像として目立ちやすい。
図3に示した実施例では、偶奇列での同時シフトを行うことにより、クロストークが発生してもその影響は隣接画素列に限定されるので、このような画質劣化の抑制も可能となっている。
なお、本実施例では、信号線や列回路を偶数列と奇数列の2列で1グループとしているが、3列以上で1グループとしても構わない。この場合、この場合、冗長の列回路を3つ以上配置し、かつ、グループ内のいずれかの列回路が故障した場合に全ての信号線をシフトさせる。
(実施例1の変形例1)
実施例1では、隣接する列に対応する2つのマルチプレクサ(例えば150と151)に共通の制御信号が制御回路700から入力され、当該2つのマルチプレクサは同一の動作を行う。しかしながら、制御回路700は、各マルチプレクサに対して個別の制御信号を入力しても構わない。本変形例においても、故障した列回路が1つある場合には、実施例1と同様に偶奇列を同時にシフトさせる(図3)ことで、上記と同様の効果が得られる。もちろん、本変形例において、故障した列回路が1つである場合に、図4のように偶奇列の一方のみをシフトさせてもよい。
さらに、本変形例では、故障した列回路が偶数列と奇数列にそれぞれ1つずつである場合には、偶数列と奇数列をそれぞれ異なるシフトをさせることにより救済が可能である。
例えば、奇数列の列回路200と偶数列の列回路203が故障した場合を考える。このとき、偶数列の信号線131,133の読み出し先をシフトさせて列回路301,201を用いて読み出す。一方、奇数列の信号線に関しては、信号線132の読み出し先はシフトせずに列回路202で読み出し、信号線131の読み出し先をシフトさせて列回路300を用いて読み出す。
上述の制御を可能としているのは、本実施例の光電変換装置は、第一のマルチプレクサ群(150、152)と、第二のマルチプレクサ群(151、153)との2系統のマルチプレクサ群を備える点である。第一のマルチプレクサの選択動作は、第二のマルチプレクサの選択動作に対して独立に行われる。同時に、第二のマルチプレクサの選択動作は、第一のマルチプレクサの選択動作に対して独立に行われる。そのため、一方の系統においてのみ、接続先のシフトを行うことが可能である。
以上、本変形例によれば、2つの列回路が故障した場合でも不良を救済できる可能性が向上し、歩留まり向上の効果が得られる。
(実施例1の変形例2)
図1に示す構成は、一例に過ぎず、上述のような偶奇列での同時シフトが可能であれば、マルチプレクサ150~153、250、251はどのような構成でも構わない。
例えば、図5に、4つの入力から1つを選んで出力につなぐマルチプレクサを用いた光電変換装置を示す。この例では、マルチプレクサ150~153、250、251のそれぞれが、信号線130~133の全部に接続される。マルチプレクサ150~153、250、251のそれぞれが、信号線130~133の1つを選択して、対応する比較器160~163、260、261に接続する。すなわち、各マルチプレクサは、信号線130~133にそれぞれ接続された入力IN1~IN4を備える。また、各マルチプレクサの出力は比較器に接続される。このような構成により、全ての信号線130~133は、全ての冗長列回路300、301およびすべての列回路200~203の比較器に接続可能となっている。したがって、図5に示された光電変換装置は、図3と同じ駆動を行うことも可能となっている。この例では、cont1/2の駆動を揃えて偶奇列で駆動を揃える場合は、奇数列の信号線を偶数列の列回路に、偶数列の信号線を奇数列の列回路に入力することも可能である。
本変形例において、各マルチプレクサは、他のマルチプレクサの選択動作に関わらず、複数の信号線130~133から1つを選択して、当該選択された信号線を対応する比較器に接続することが可能である。すなわち、各マルチプレクサは独立した選択動作を行うことができる。
また、光電変換装置1が有する画素列(信号線)をいくつかのブロックに分割して、ブロックごとに図5に示す構成を採用してもよい。すなわち、ブロックごとに冗長回路を複数用意し、ブロック内の全ての信号線を全てのマルチプレクサに入力して全ての列回路に接続可能としてもよい。必要な冗長回路の数が増えるが、上記と同様の効果が得られる。
また、偶奇列での同時シフトのみを実現する目的であれば、図5のように全てのマルチプレクサに全ての信号線を入力する必要はない。例えば、奇数列のマルチプレクサ200,202,300に奇数列の信号線130,132を入力し、偶数列のマルチプレクサ201,203,301に偶数列の信号線132,133を入力する構成を採用可能である。このような構成によっても、図3と同じ駆動が可能である。
(実施例2)
図6は、実施例2に係る光電変換装置(CMOSイメージセンサ)2の模式図を示す。以下では、実施例1との相違点について主に説明する。ここで言及しない構成については、実施例1の説明がすべて援用される。実施例1では、隣り合う2つの列の信号線に対して、一方の信号線からの信号を入力する列回路をシフトする際に、他方の信号線からの信号を入力する列回路をあわせてシフトする例を示した。本実施例では、同一列の異なる行の画素からの画素信号を読み出す2本の信号線に対して、一方の信号線からの信号が入力される列回路をシフトする際に、他方の信号線からの信号が入力される列回路もあわせてシフトする例を示す。
図6において、1つの画素列に対して信号線を4本有しており、4行分の画素100の信号を同時に読み出すことが可能となっている。例えば、1つの画素列の偶数行の画素信号は1つおきに信号線130,131を介してマルチプレクサ150,151に入力される。例えば、図6において一番上の行を1行目とすると、4行目、8行目、12行目の画素信号は、信号線130を介して、マルチプレクサ150に入力される。また、2行目、6行目、10行目の画素信号は、信号線130を介して、マルチプレクサ150に入力される。ここで、マルチプレクサ150,151は同一の制御信号S1,S1Bによって制御される。その他の画素列の信号も同様に、信号線132~137を介してマルチプレクサ152~157に入力される。同一の画素列に対応する2つのマルチプレクサは同一の制御信号S2~S4,S2B~S4Bによって制御される。本実施例においても、各マルチプレクサには図2に示された回路例が適用される。
また、本実施例では、偶数列および奇数列に対応する列回路は、共通の制御を行うことを想定する。したがって、全ての列回路200~203および冗長列回路300に入力される制御信号contは同一である。図1のように、偶数列および奇数列に対応する列回路に対して、互いに異なる制御を行ってもよい。
なお、図6においては、図1等とは異なり、列回路がマルチプレクサを含むように記載しているが、マルチプレクサが列回路に含まれると捉えてもよいし列回路に含まれないと捉えてもよい。図1では列回路がマルチプレクサを含まないと捉えており、図6では列回路がマルチプレクサと読み出し回路を含んで構成されると捉えている。
本実施例において、各画素列の信号線130,132,134,136が第一の信号線群に相当し、信号線132,133,135,137が第二の信号線群に相当する。このように、本実施例では、第一の信号線と第二の信号線は、同一画素列の異なる行の画素の信号を読み出す信号線である。また、第一の信号線130,132,134,136が直接接続されるマルチプレクサ150,152,154,156が第一のマルチプレクサに相当する。第二の信号線131,133,135,137が直接接続されるマルチプレクサ151,153,155,157が第二のマルチプレクサに相当する。また、第一のマルチプレクサ150,152,154,156に対応する比較器160,162,164,166、および冗長の列回路300に含まれる比較器が第一の読み出し回路群に相当する。第二のマルチプレクサ151,153に対応する比較器161,163,165,167および冗長の列回路301に含まれる比較器が第二の読み出し回路群に相当する。第一の読み出し回路は第一の信号線に対応する読み出し回路と冗長構成の読み出し回路を含むので、第一の読み出し回路の数は第一の信号線の数よりも多い。同様に、第二の読み出し回路の数は、第二の信号線の数よりも多い。
通常、制御信号S0~S4がハイレベル、S0B~S4Bがローレベルに設定され、スイッチ400はオン、スイッチ410はオフである。この場合、図1において、マルチプレクサ150~157の入力IN1、すなわち、直接接続された信号線130~137が、それぞれ、出力OUT1を介して対応する比較器160~167に接続される。一方、
冗長列回路30の比較器260、261には、どの信号線も接続されず、GNDが接続される。
ここで、列回路200中の比較器160が故障している場合について考える。この時、制御回路700は、制御信号S0,S0B,S1,S1Bを反転する。すなわち、制御信号S0~S1がローレベル、S0B~S1Bがハイレベルに設定される。これにより、信号線130を冗長列回路300の比較器260へ接続することが可能である。したがって、画素アレイ110からの信号を正常に読み出すことが可能となり、光電変換装置の歩留りを向上させることが可能となる。
本実施例では、故障している比較器160に対応する信号線130が冗長列回路300の比較器261に接続される。加えて、信号線130に関連する(ペアとなっている)信号線131も冗長列回路300の比較器261に接続される。すなわち、1つの画素列の複数の信号線が同時にシフトされる。こうすることにより、以下に示すように、画質劣化を抑制することが可能となる。仮に、信号線130のみを冗長列回路300の比較器260へ接続する場合には、冗長列回路300と列回路200中では、それぞれ1つの比較器のみが信号線と接続され、比較動作を行うことになる。これは、列回路201、202、203と異なる動作となり、画像に段差を生じる要因となりうる。本実施例では、このような画像劣化を抑制することが可能となっている。
本実施形態では、1つの列回路に2つの読み出し回路を備える構成を示しているが、1つの列回路に3つ以上の読み出し回路が備えられていてもよい。
(実施例3)
図7は、実施例3に係る光電変換装置(CMOSイメージセンサ)3の模式図を示す。以下では、実施例2との相違点について主に説明する。ここで言及しない構成については、実施例1または実施例2の説明がすべて援用される。図7においては、1つの画素列に対して信号線を12本有しており、12行分の画素100の信号を同時に読み出すことが可能となっている。1つの画素列の12本の信号線のうち、1行おきの6個の画素に接続された6本の信号線130~135が、列回路200のマルチプレクサ150~155に接続される。他の6本の信号線530~535は不図示のマルチプレクサに入力される。また、画素の図示を省略しているが、同じ行の別の6個の画素に接続された6本の別の信号線が、列回路201のマルチプレクサに接続される。
本実施例において、奇数列の画素列の信号線130~135が第一の信号線群に相当し、偶数列の画素列の信号線が第二の信号線群に相当する。また、奇数列の信号線130~135が直接接続されるマルチプレクサ150~155が第一のマルチプレクサに相当し、偶数列の信号線が直接接続されるマルチプレクサ(例えば列回路201のマルチプレクサ)が第二のマルチプレクサに相当する。また、第一のマルチプレクサ150~155に対応する比較器160~165が第一の読み出し回路群に相当し、第二のマルチプレクサに対応する比較器が第二の読み出し回路群に相当する。
なお、本実施例において、実施例2と同様に、例えば、信号線130と同じ行の各画素列の信号線が第一の信号線群に相当し、信号線131と同じ行の各画素列の信号線が第二の信号線群に相当すると捉えることもできる。このような捉え方をした場合、マルチプレクサ150が第一のマルチプレクサに相当し、マルチプレクサ151が第二のマルチプレクサに相当する。また、比較器160が第一の読み出し回路に相当し、比較器161が第二の読み出し回路に相当する。
また、本実施例において、信号線130と同じ行の奇数画素列の信号線が第一の信号線
群に相当し、信号線131と同じ行の奇数画素列の信号線が第二の信号線群に相当すると捉えることができる。また、信号線130と同じ行の偶数画素列の信号線が第三の信号線群に相当し、信号線131と同じ行の偶数画素列の信号線が第四の信号線群に相当すると捉えることができる。このような捉え方をした場合、マルチプレクサ150が第一のマルチプレクサに相当し、マルチプレクサ151が第二のマルチプレクサに相当する。マルチプレクサ150’が第三のマルチプレクサに相当し、マルチプレクサ151’が第四のマルチプレクサに相当する。また、比較器160が第一の読み出し回路に相当し、比較器161が第二の読み出し回路に相当し、比較器160’が第三の読み出し回路に相当し、比較器161’が第四の読み出し回路に相当する。
本実施例では、実施例1と同様に、偶奇列の列回路で個別の制御信号cont1,cont2を使用している。また、隣接する画素列に対応する2つの列回路200と201内の全てのマルチプレクサに対して、共通の制御信号S0,S0Bが制御回路700から入力される。同様に、2つの列回路202,203内の全てのマルチプレクサに対して、共通の制御信号S1,S1Bが入力され、冗長列回路300,301内の全てのマルチプレクサに対して、共通の制御信号S0,S0Bが入力される。
ここで、列回路200中の比較器160が故障している場合について考える。この時、制御回路700は、制御信号S0,S0B,S1,S1Bを反転する。すなわち、制御信号S0~S1がローレベル、S0B~S1Bがハイレベルに設定される。これにより、信号線130を冗長列回路300の比較器260へ接続することが可能である。これにより、画素アレイ110からの信号を正常に読み出すことが可能となり、光電変換装置の歩留りを向上させることが可能となる。
本実施例では、信号線131~135も冗長列回路300の比較器261~265へ接続することで、実施例2と同様に、列回路中で動作する比較器の数を揃えることにより、画質劣化を抑制することが可能となる。また、信号線130~135をシフトして冗長列回路300中の比較器へ接続すると同時に、列回路201のマルチプレクサに接続された信号線群もシフトして、冗長列回路301中の比較器へと接続される。このように、隣接する画素列に対応する複数の信号線、言い換えると隣接する列回路に入力される複数の信号線、をまとめてシフトする。これにより、実施例1と同様に、離れた場所へのクロストークを抑制し、画質劣化を抑制することが可能となる。また、偶数列と奇数列の画素列に対して異なる処理を実施することが容易となる。
(実施例4)
図8は、実施例4に係る光電変換装置の模式図を示す。以下では、実施例1との相違点について主に説明する。ここで言及しない構成については、実施例1から実施例3の説明がすべて援用される。図8の光電変換装置は、スイッチ450、451を有する。スイッチ450,451は、それぞれ隣接する2つの信号線を接続する。具体的には、スイッチ450は信号線130と131を接続し、スイッチ451は信号線132と133を接続する。スイッチ450,451の接続状態は、制御信号addによって制御される。
本実施例では、スイッチ450,451を備えることにより、異なる画素列間での信号の加算をすることが可能となる。また、該加算動作は、冗長列回路300、301の使用か不使用かによって変化しないため、容易に加算動作を実現することが可能である。
図9に画素100の回路の一例を示す。また、加算時と非加算時の画素100の動作波形例を図10に示す。図9において、10はフローティングディフュージョン、20はフォトダイオード、21はソースフォロワトランジスタ、22は選択トランジスタ、23はリセットトランジスタ、24は転送トランジスタである。選択トランジスタ22のゲート
には制御信号SELの配線が接続されている。該配線は同一の画素行で共通となる。また、リセットトランジスタ23のゲートには制御信号RESの配線が接続されている。該配線は同一の画素行で共通となる。また、転送トランジスタ24のゲートには制御信号TXの配線が接続されている。該配線は同一の画素行で共通となる。
図10において、時刻t0に制御信号SELはハイレベルとなっている。信号出力を行う画素行では、これにより、選択トランジスタ22が導通状態となる。よって、ソースフォロワトランジスタ21は、列回路中の電流源とソースフォロワを構成する。この状態でリセットトランジスタ23をオンオフ(時刻t0~t1)することにより、フローティングディフュージョン10がリセットされ、画素100はリセットレベルの出力状態となる。図10において、「信号線130」、「信号線131」で示す波形が非加算時の各信号線の動作波形例である。リセットレベルに差があるのは、主に、ソースフォロワトランジスタ21の閾値の差などの固定パターンノイズやリセット時のランダムノイズによるものである。一方、「加算時」で示す波形は、スイッチ450をオンすることにより、両信号線を接続する際の波形例である。加算により、リセットレベルは両者の平均的な値となる。時刻t2からRAMP信号がスロープダウンする。RAMP信号のレベルが信号線のリセットレベルとほぼ等しくなるまでの時間、すなわち図中で2つの波形が交差するまでの時間を図8の列回路中の比較器とカウンタ(不図示)で計測することにより、リセットレベルのAD変換を行う。その後、転送トランジスタ24をオンオフ(時刻t4~t5)することにより、フォトダイオード20に蓄積された負電荷がフローティングディフュージョン10へ転送され、電荷量に応じて、フローティングディフュージョン10の電位が低下する。これに応じて、信号線の電位が低下する。図10では信号線130の信号の波形は、ダークの場合(入射光による電子が生じていない場合)の例を表しており、時刻t4~t5に電位の変化はない。これに対して、信号線131の信号の波形は、明時(入射光によりある量の電子が生じている場合)の例を示しており、時刻t4~t5にかけて電位が低下している。加算時には、両者の平均的な信号が得られる。時刻t6~t7にかけて再度、RAMPがスロープダウンすることにより、信号レベルのAD変換を行う。尚、信号レベルとリセットレベルのAD変換結果の差分を行うことにより、ソースフォロワトランジスタ21の閾値ばらつきなどに起因するノイズは除去されうる。
以上のように、スイッチ450をオン状態とすると、信号線130に接続される画素100の信号と信号線131に接続される画素100の信号が、平均化されて信号線130および131上に現れる。列回路200、201中に故障が無い場合は、該信号は比較器160、161に入力される。列回路200、201中に故障がある場合は、S0、S0B、S1、S1Bを反転させることで、該信号は比較器260、261に入力される。いずれの場合も同様なスイッチ450の動作により、加算を行うことが可能となっている。よって、図8に示す加算の方式は容易に実装することが可能であるというメリットがある。
尚、スイッチ450の動作により算を行うときは、2つのマルチプレクサ150、151に同じ信号が入力される。そこで、cont1/2を列回路200~203、冗長列回路300、301のパワーセーブを制御する信号とし、偶奇列のどちらかをパワーセーブ状態とし、消費電力を低減することも可能である。本実施例のようにマルチプレクサを制御することにより、偶奇列が同時にシフトされる。そのため、シフトの有無にかかわらず同じパワーセーブ制御を行えばよいため、パワーセーブの制御が容易である。
また、スイッチ450、451はパルス的にオンオフを変化させて使用することも可能である。この時も、冗長列回路300、301の使用か不使用かにより動作を変更することなく実施可能である。そのような動作の波形例を図11に示す。例えば、図11のように時刻t0~t1のRESのハイにする期間のみスイッチ450、451をオンとするよ
うに制御信号ADDをハイレベルとしても構わない。
複数の画素のソースフォロワトランジスタ21で信号線を駆動できるため、高速化が見込める。例えば、前の画素信号の読み出し時に、図10で説明したように信号線130の電位が低くなっている場合がある。リセットレベルの信号を信号線130に出力するため、信号線130に接続された画素のソースフォロワトランジスタ21が信号線130に電流を供給する。ここで、スイッチ450がオンであることにより、信号線131に接続された画素のソースフォロワトランジスタ21からの電流も信号線130に供給される。結果、信号線130の充放電が高速化され、信号線130の電位は早期にリセットレベルにセトリングする。この場合、スイッチ450がオフとなる時刻t1では、垂直線130、131の電位は同電位であるが、時刻t1以降で各々のリセットレベルへとセトリングしていく。
(実施例5)
本発明の実施例5による撮像システムについて、図12を用いて説明する。図12は、本実施例による撮像システムの概略構成を示すブロック図である。
上記実施例1~4で述べた光電変換装置(CMOSイメージセンサ)は、種々の撮像システムに適用可能である。適用可能な撮像システムとしては、特に限定されるものではないが、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、監視カメラ、複写機、ファックス、携帯電話、車載カメラ、観測衛星、医療用カメラなどの各種の機器が挙げられる。また、レンズなどの光学系と固体撮像装置(光電変換装置)とを備えるカメラモジュールも、撮像システムに含まれる。図12にはこれらのうちの一例として、デジタルスチルカメラのブロック図を例示している。
撮像システム2000は、図12に示すように、撮像装置2001、撮像光学系2002、CPU2010、レンズ制御部2012、撮像装置制御部2014、画像処理部2016、絞りシャッター制御部2018を備える。撮像システム2000は、また、表示部2020、操作スイッチ2022、記録媒体2024を備える。
撮像光学系2002は、被写体の光学像を形成するための光学系であり、レンズ群、絞り2004等を含む。絞り2004は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行なう機能を備えるほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッターとしての機能も備える。レンズ群及び絞り2004は、光軸方向に沿って進退可能に保持されており、これらの連動した動作によって変倍機能(ズーム機能)や焦点調節機能を実現する。撮像光学系2002は、撮像システムに一体化されていてもよいし、撮像システムへの装着が可能な撮像レンズでもよい。
撮像光学系2002の像空間には、その撮像面が位置するように撮像装置2001が配置されている。撮像装置2001は、実施例1~4で説明した固体撮像装置(光電変換装置)であり、CMOSセンサ(画素部)とその周辺回路(周辺回路領域)とを含んで構成される。撮像装置2001は、複数の光電変換部を有する画素が2次元配置され、これらの画素に対してカラーフィルタが配置されることで、2次元単板カラーセンサを構成している。撮像装置2001は、撮像光学系2002により結像された被写体像を光電変換し、画像信号や焦点検出信号として出力する。
レンズ制御部2012は、撮像光学系2002のレンズ群の進退駆動を制御して変倍操作や焦点調節を行うためのものであり、その機能を実現するように構成された回路や処理装置により構成されている。絞りシャッター制御部2018は、絞り2004の開口径を変化して(絞り値を可変として)撮影光量を調節するためのものであり、その機能を実現
するように構成された回路や処理装置により構成される。
CPU2010は、カメラ本体の種々の制御を司るカメラ内の制御装置であり、演算部、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を含む。CPU2010は、ROM等に記憶されたコンピュータプログラムに従ってカメラ内の各部の動作を制御し、撮像光学系2002の焦点状態の検出(焦点検出)を含むAF、撮像、画像処理、記録等の一連の撮影動作を実行する。CPU2010は、信号処理部でもある。
撮像装置制御部2014は、撮像装置2001の動作を制御するとともに、撮像装置2001から出力された信号をA/D変換してCPU2010に送信するためのものであり、それら機能を実現するように構成された回路や制御装置により構成される。A/D変換機能は、撮像装置2001が備えていてもかまわない。画像処理部2016は、A/D変換された信号に対してγ変換やカラー補間等の画像処理を行って画像信号を生成する処理装置であり、その機能を実現するように構成された回路や制御装置により構成される。表示部2020は、液晶表示装置(LCD)等の表示装置であり、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像、撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態等を表示する。操作スイッチ2022は、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。記録媒体2024は、撮影済み画像等を記録するためのものであり、撮像システムに内蔵されたものでもよいし、メモリカード等の着脱可能なものでもよい。
このようにして、実施形態1,2による撮像装置2001を適用した撮像システム2000を構成することにより、高性能の撮像システムを実現することができる。
(実施例6)
本発明の実施例6による撮像システム及び移動体について、図13A及び図13Bを用いて説明する。図13A及び図13Bは、本実施例による撮像システム及び移動体の構成を示す図である。
図13Aは、車載カメラに関する撮像システム2100の一例を示したものである。撮像システム2100は、撮像装置2110を有する。撮像装置2110は、上述の実施形態1,2に記載の固体撮像装置(光電変換装置)のいずれかである。撮像システム2100は、画像処理部2112と視差取得部2114を有する。画像処理部2112は、撮像装置2110により取得された複数の画像データに対し、画像処理を行う処理装置である。視差取得部2114は、撮像装置2110により取得された複数の画像データから視差(視差画像の位相差)の算出を行う処理装置である。また、撮像システム2100は、算出された視差に基づいて対象物までの距離を算出する処理装置である距離取得部2116と、算出された距離に基づいて衝突可能性があるか否かを判定する処理装置である衝突判定部2118と、を有する。ここで、視差取得部2114や距離取得部2116は、対象物までの距離情報等の情報を取得する情報取得手段の一例である。すなわち、距離情報とは、視差、デフォーカス量、対象物までの距離等に関する情報である。衝突判定部2118はこれらの距離情報のいずれかを用いて、衝突可能性を判定してもよい。上述の処理装置は、専用に設計されたハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアモジュールに基づいて演算を行う汎用のハードウェアによって実現されてもよい。また、処理装置はFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって実現されてもよいし、これらの組合せによって実現されてもよい。
撮像システム2100は、車両情報取得装置2120と接続されており、車速、ヨーレ
ート、舵角などの車両情報を取得することができる。また、撮像システム2100は、衝突判定部2118での判定結果に基づいて、車両に対して制動力を発生させる制御信号を出力する制御装置である制御ECU2130が接続されている。すなわち、制御ECU2130は、距離情報に基づいて移動体を制御する移動体制御手段の一例である。また、撮像システム2100は、衝突判定部2118での判定結果に基づいて、ドライバーへ警報を発する警報装置2140とも接続されている。例えば、衝突判定部2118の判定結果として衝突可能性が高い場合、制御ECU2130はブレーキをかける、アクセルを戻す、エンジン出力を抑制するなどして衝突を回避、被害を軽減する車両制御を行う。警報装置2140は音等の警報を鳴らす、カーナビゲーションシステムなどの画面に警報情報を表示する、シートベルトやステアリングに振動を与えるなどしてユーザに警告を行う。
本実施形態では、車両の周囲、例えば前方又は後方を撮像システム2100で撮像する。図13Bに、車両前方(撮像範囲2150)を撮像する場合の撮像システム2100を示した。車両情報取得装置2120は、撮像システム2100を動作させ撮像を実行させるように指示を送る。上述の実施形態1,2の撮像装置を撮像装置2110として用いることにより、本実施形態の撮像システム2100は、測距の精度をより向上させることができる。
以上の説明では、他の車両と衝突しないように制御する例を述べたが、他の車両に追従して自動運転する制御、車線からはみ出さないように自動運転する制御等にも適用可能である。更に、撮像システムは、自動車等の車両に限らず、例えば、船舶、航空機あるいは産業用ロボットなどの移動体(輸送機器)に適用することができる。移動体(輸送機器)における移動装置はエンジン、モーター、車輪、プロペラなどの各種の駆動源である。加えて、移動体に限らず、高度道路交通システム(ITS)等、広く物体認識を利用する機器に適用することができる。
110:画素アレイ 130~133,530:信号線
150~154,250,251:マルチプレクサ
200~203:列回路 300,301:冗長列回路

Claims (37)

  1. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群と
    それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と
    記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択する第一のマルチプレクサ群と
    備え、
    第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
    前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つとを接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部とを接続する第二のスイッチとを有する
    光電変換装置。
  2. それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す第二の信号線群と、
    それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
    前記第二の信号線群の少なくとも二つから一つを選択する第二のマルチプレクサ群と、
    を備え、
    第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
    前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第二の信号線群の一つと前記第二の読み出し回路群の一つとを接続する第三のスイッチと、前記第二の信号線群の前記一つと前記第二のマルチプレクサ群のうちの別の一つの第二のマルチプレクサの入力部とを接続する第四のスイッチとを有する
    請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記第一のマルチプレクサ群による選択動作、および、前記第二のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能であり、
    前記第一のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
    前記第二のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御される、
    請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
    請求項3に記載の光電変換装置。
  5. 前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
    前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
    請求項3または4に記載の光電変換装置。
  6. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
    それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
    それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
    前記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第一の信号線を前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第一のマルチプレクサ群と、
    前記第二の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第二の信号線を前記第二の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第二のマルチプレクサ群と、
    を備え、
    第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
    第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
    前記第一のマルチプレクサ群による選択動作、および、前記第二のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能であり、
    前記第一のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
    前記第二のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
    前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
    電変換装置。
  7. 前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
    前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
    請求項に記載の光電変換装置。
  8. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
    それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と、
    それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
    前記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第一の信号線を前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第一のマルチプレクサ群と、
    前記第二の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第二の信号線を前記第二の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第二のマルチプレクサ群と、
    を備え、
    第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
    第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
    前記第一のマルチプレクサ群による選択動作、および、前記第二のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能であり、
    前記第一のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
    前記第二のマルチプレクサ群の選択動作は一括して制御され、
    前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
    前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である
    電変換装置。
  9. 2次元状に配置され、各々に光が入射する複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記複数の画素の信号を読み出す、第一の信号線群と前記複数の画素には接続されない配線と、
    それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と
    一のマルチプレクサ群と
    備え、
    第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く
    前記第一のマルチプレクサ群の一つは、前記第一の信号線群の一つと前記配線との一方を選択して前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する、
    光電変換装置。
  10. 前記配線には電源電圧が与えられている、
    請求項9に記載の光電変換装置。
  11. 前記電源電圧がグラウンド電圧である、
    請求項10に記載の光電変換装置。
  12. それぞれが前記複数の画素の信号を読み出す、第二の信号線群と
    それぞれが前記第二の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第二の読み出し回路群と、
    第二のマルチプレクサ群と、
    を備え、
    第二の読み出し回路の数は第二の信号線よりも多く、
    前記第二のマルチプレクサ群の一つは、前記第二の信号線群の一つと前記配線との一方を選択して前記第二の読み出し回路群のいずれか一つに接続する、
    請求項9から11のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  13. 前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
    請求項12に記載の光電変換装置。
  14. 前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
    前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
    請求項12または13に記載の光電変換装置。
  15. 1つの画素列に、前記第一の信号線群の一つに接続された画素と、前記第二の信号線群の一つに接続された画素とが含まれる、
    請求項2~8、12~14のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  16. それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第三の信号線群および第四の信号線群と、
    それぞれが前記第三の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第三の読み出し回路群と、
    それぞれが前記第四の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第四の読み出し回路群と、
    前記第三の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第三の信号線を前記第三の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第三のマルチプレクサ群と、
    前記第四の信号線群の少なくとも二つから一つを選択し、当該選択した第四の信号線を前記第四の読み出し回路群のいずれか一つに接続する第四のマルチプレクサ群と、
    をさらに備え、
    前記画素アレイは、互いに隣り合う第一の画素列と第二の画素列を含み、
    前記第一の画素列に、前記第一の信号線群の一つに接続された画素と、前記第二の信号線群の一つに接続された画素とが含まれ、
    前記第二の画素列に、前記第三の信号線群の一つに接続された画素と、前記第四の信号線群の一つに接続された画素とが含まれ、
    前記第一乃至第四のマルチプレクサ群による選択動作は、互いに独立に実行可能である、
    請求項2~8、12~14のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  17. 記第一の信号線群の一つに接続された画素と前記第二の信号線群の一つに接続された画素とは同一画素列に配置されている、
    請求項2~8、12~14のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  18. 前記第一の信号線と前記第二の信号線は、同一の画素列の異なる行の画素の信号を読み出す信号線である、
    請求項17に記載の光電変換装置。
  19. 前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の対応する一つを前記第一の読み出し回路群の対応する一つに接続する動作と、前記第一のマルチプレクサ群のうちの他の一つを前記第一の読み出し回路群の前記対応する一つに接続し、かつ、前記第一の信号線群の前記対応する一つを前記第一のマルチプレクサ群のうちのさらに他の一つに接続する動作と、を切り替え可能であり、
    前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第二の信号線群の対応する一つを前記第二の読み出し回路群の対応する一つに接続する動作と、前記第二のマルチプレクサ群のうちの他の一つを前記第二の読み出し回路群の前記対応する一つに接続し、かつ、前記第二の信号線群の前記対応する一つを前記第二のマルチプレクサ群のうちのさらに他の一つに接続する動作を切り替え可能である、
    請求項2~8、12~17のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  20. 前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の対応する一つに接続される入力ノードと、前記第一の信号線群の別の一つに接続される入力ノードと、を有し、
    前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第二の信号線群の対応する一つに接続される入力ノードと、前記第二の信号線群の別の一つに接続される入力ノードと、を有する、
    請求項2~8、12~19のいずれか1項のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  21. 隣接する第一のマルチプレクサ群のうちの一つと第二のマルチプレクサ群のうちの一つに対して、共通の制御信号を供給する制御回路をさらに備える、
    請求項2~8、12~20のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  22. 隣接する第一のマルチプレクサ群のうちの一つと第二のマルチプレクサ群のうちの一つに対して、互いに独立した制御信号を供給する制御回路をさらに備える、
    請求項2~8、12~20のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  23. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
    前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と
    一のマルチプレクサ
    備え、
    前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つに接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部に接続する第二のスイッチとを有する
    光電変換装置。
  24. 記第二の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第二の読み出し回路群と
    記第二の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第二のマルチプレクサと、
    を備え、
    前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第二の信号線群の一つと前記第二の読み出し回路群の一つに接続する第三のスイッチと、前記第二の信号線群の前記一つと前記第二のマルチプレクサ群の別の一つの第二のマルチプレクサの入力部に接続する第四のスイッチとを有する
    請求項23に記載の光電変換装置。
  25. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
    前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と、
    前記第二の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第二の読み出し回路群と、
    前記第一の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第一のマルチプレクサと、
    前記第二の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第二のマルチプレクサと、
    を備え、
    前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つと前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つとは、第一の信号線または第二の信号線を、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかに関して、同一の動作を

    前記第二の信号線群の一つに接続された画素列は、前記第一の信号線群の二つにそれぞれ接続された二つの画素列の間に配置される、
    光電変換装置。
  26. 2次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記画素アレイの信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、
    前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と、
    前記第二の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第二の読み出し回路群と、
    前記第一の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第一のマルチプレクサと、
    前記第二の信号線群の少なくとも一つを、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかを切り替え可能な第二のマルチプレクサと、
    を備え、
    前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つと前記第二のマルチプレクサ群のうちの一つとは、第一の信号線または第二の信号線を、対応する読み出し回路に接続するか、または前記対応する読み出し回路とは異なる読み出し回路に接続するかに関して、同一の動作を行い、
    前記第一の信号線群のそれぞれは、奇数列の画素列の信号を読み出す信号線であり、
    前記第二の信号線群のそれぞれは、偶数列の画素列の信号を読み出す信号線である、
    光電変換装置。
  27. 2次元状に配置され、各々に光が入射する複数の画素を含む画素アレイと、
    それぞれが前記複数の画素の信号を読み出す、第一の信号線群および第二の信号線群と、前記複数の画素には接続されない配線と、
    前記第一の信号線群のそれぞれと対応する読み出し回路と、前記第一の信号線群および前記第二の信号線群に対して冗長に配された読み出し回路とを含む、第一の読み出し回路群と
    一のマルチプレクサ
    備え、
    前記第一のマルチプレクサ群の一つは、前記第一の信号線群の一つと前記配線との一方を選択して前記第一の読み出し回路群のいずれか一つに接続する、
    光電変換装置。
  28. 前記配線には電源電圧が与えられている、
    請求項27に記載の光電変換装置。
  29. 前記電源電圧がグラウンド電圧である、
    請求項28に記載の光電変換装置。
  30. 前記第一の読み出し回路群と前記第二の読み出し回路群とには、互いに独立した制御線が接続されている、
    請求項2~8、12~22、25、26のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  31. 前記制御線は、消費電流値を制御するバイアス線である、
    請求項30に記載の光電変換装置。
  32. 前記制御線は、各読み出し回路の動作のオンオフを切り替える制御線である、
    請求項30に記載の光電変換装置。
  33. 前記第一の読み出し回路群のそれぞれ、および、前記第二の読み出し回路群のそれぞれは、比較器を含み、
    前記制御線は、前記比較器のリセット動作を制御する制御線である、
    請求項30に記載の光電変換装置。
  34. 前記第一の読み出し回路群の前記比較器をリセットするタイミングと、前記第二の読み出し回路群の前記比較器をリセットするタイミングとが異なる、
    請求項33に記載の光電変換装置。
  35. 請求項1から34のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号を処理する信号処理部と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
  36. 移動体であって、
    請求項1から34のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    移動装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号から情報を取得する処理装置と、
    前記情報に基づいて前記移動装置を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする移動体。
  37. 第一の信号線群と
    それぞれが前記第一の信号線群の少なくとも一つからの信号を読み出す第一の読み出し回路群と
    記第一の信号線群の少なくとも二つから一つを選択する第一のマルチプレクサ群と
    備え、
    第一の読み出し回路の数は第一の信号線よりも多く、
    前記第一のマルチプレクサ群のうちの一つは、前記第一の信号線群の一つと前記第一の読み出し回路群の一つに接続する第一のスイッチと、前記第一の信号線群の前記一つと前記第一のマルチプレクサ群の別の一つの第一のマルチプレクサの入力部に接続する第二のスイッチとを有する
    信号処理装置。
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