JP7370652B1 - 飲料製造装置 - Google Patents

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Figure 0007370652000001
【課題】本発明は、緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブティー等の茶葉又はコーヒー豆を引いたコーヒー粉などを氷の表面に付着させることにより、うま味成分などが十分抽出されて、水出しや氷出しにより抽出した飲料等とは全く異なる、うま味や甘味が強く、総合的に美味しい飲料を製造できる飲料製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明の飲料製造装置1は、保温容器3の内方に氷収納部5を備える。前記保温容器3は本体部31と蓋部33とを備える。前記氷収納部5は、前記保温容器3の内方に自在に出し入れでき、筒状部51と上端部53と下端部55と開閉自在な投入口63とを備える。前記上端部53又は前記下端部55の少なくとも一方は、前記筒状部51に着脱自在である。前記筒状部51、前記上端部53、及び前記下端部55は、それぞれ網状部57を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、氷を使って茶葉、コーヒー豆等から飲料を抽出するための飲料製造装置及び氷を使用した飲料の製造方法に関する。
緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブティー、コーヒーなどは、湯を用いて抽出するのが一般的であるが、冷水に浸して抽出することもある。高温の湯を用いて抽出すると苦みや渋みのもとになるタンニンやカフェインが溶け出すことが知られている。一方、冷水に浸すと、渋みや苦みが少なく、まろやかなうま味を味わうことができる。
特許文献1は、氷を溶かしながら、その滴下液を茶葉収納室にもたらし、時間を十分にかけながら茶液を抽出する氷出し茶抽出法に対して、該茶液を抽出するに適した氷出し茶抽出器が開示されている。
しかしながら、前記氷出し茶抽出器は、氷が解けて滴下液が茶葉を通過することにより茶液を抽出するものであり、茶葉と低温の滴下液とが接する時間が短く、うま味成分などが十分抽出されないという問題点がある。
実登3134428号
本発明は、緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブティー等の茶葉又はコーヒー豆を引いたコーヒー粉などを氷の表面に付着させることにより、うま味成分などが十分抽出されて、水出しや氷出しにより抽出した飲料等とは全く異なる、うま味や甘味が強く、総合的に美味しい飲料を製造できる飲料製造装置及び氷を使用した飲料の製造方法を提供する。本明細書等の茶葉とは、飲料を製造する原料となる緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブティー等をいう。コーヒー粉とは、飲料としてのコーヒーを製造する原料となるコーヒー豆を挽いた粉をいい、コーヒー豆は焙煎してあるものと焙煎していないものとを含む。
上記課題を解決する本発明は次の内容のものである。
本発明の飲料製造装置は、保温容器の内方に氷収納部を備え、
前記保温容器は本体部と蓋部とを備え、
前記氷収納部は、前記保冷容器の内方に自在に出し入れでき、筒状部と上端部と下端部と開閉自在な投入口とを備え、
前記筒状部、前記上端部、及び、前記下端部は、それぞれ網状部を備える。
前記網状部は、複数の貫通孔を備え、各貫通孔の径は、0.05mm以上10mm以下である。
本発明の飲料製造装置を用いる飲料製造方法は、
前記投入口から前記氷収納部の内方に、氷を投入する氷投入工程と、
前記投入口から前記氷収納部の内方に、茶葉又はコーヒー粉を投入する茶葉又はコーヒー粉投入工程と、
前記茶葉又は前記コーヒー粉と前記氷とが投入された前記氷収納部を、前記保温容器の内方に配設する氷収納部配設工程と、
前記氷収納部が配設された前記保温容器を振動させて、前記氷と前記茶葉又は前記コーヒー粉とを混合する混合工程と、
前記氷収納部内の前記氷が解けて、前記茶葉又は前記コーヒー粉から飲料を抽出する飲料抽出工程と、
を備える。
本発明の飲料製造装置は、茶葉又はコーヒー粉を氷の表面に付着させることができ、うま味成分などを多く抽出することができ、従来とは全く異なる、うま味や甘味が強く、総合的に美味しい飲料を製造できる。
本発明の飲料製造装置の一例を示す正面一部断面図である。 本発明の飲料製造装置の一例を示す平面図である。 本発明の飲料製造装置の保温容器の内部の氷収納部の状態の一例を示す正面一部断面図である。 本発明の飲料製造装置の一例を示すA-A断面図である。 本発明の飲料製造装置の一例を示すB-B断面図である。 本発明の飲料製造装置の一例を示すC-C断面図である。 本発明の飲料製造装置の使用状態の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態の例について図を参照しながら説明する。尚、本発明は、以下の形態の例に限定されるものではない。
本発明の飲料製造装置1は、保温容器3の内方に氷収納部5を備える。前記保温容器3は本体部31と蓋部33とを備える。前記氷収納部5は、前記保温容器3の内方に自在に出し入れでき、筒状部51と上端部53と下端部55と開閉自在な投入口63とを備える。前記上端部53又は前記下端部55の少なくとも一方は、前記筒状部51に着脱自在である。前記筒状部51、前記上端部53、及び前記下端部55は、それぞれ網状部57を備える(図1~6)。
(保温容器)
保温容器3は、保温容器の内部の温度を保てる機能を備えれば、特に限定はない。氷収納部5を出し入れ自在にするため、一例として、保温容器3は、本体部31と蓋部33を備える。保温容器3の内径及び内部の高さは、氷収納部5が内方に収納できる大きさであれば、特に限定はない。一例として、氷収納部5の外面と保温容器3の内面との間隔Xは、0.1mm以上100mm以下とし、好ましくは、0.1mm以上20mm以下する(図4)。
本発明の飲料製造装置1は、茶葉9又はコーヒー粉と氷7とを収納した氷収納部5を、保温容器の内方に配設した後、上下、左右に振るなどして振動させて使用することがあるので、保温容器3には内部から氷収納部5が繰り返し衝突することがある。そのため、一例として、保温容器3は、氷収納部5の衝突に耐えられる強度を備えさせる。
前述のとおり、飲料製造装置1は、上下、左右に振るなどして振動させて使用する場合もあることから、一例として、保温容器3の本体部31と蓋部35とは密閉できるようにし、内部の飲料がこぼれるのを防止する。保温容器3は、一例として、市販されている保温ボトルなどを用いる。
氷収納部5は、筒状部51と上端部53と下端部55と開閉自在な投入口63とを備える。投入口63は、内方に茶葉9又はコーヒー粉と氷7とを投入するための開口部であるので、茶葉9又はコーヒー粉と氷7とが投入できる大きさとする。
開閉自在な投入口63を備える手段は、特に限定はなく、一例として、上端部53又は下端部55の少なくとも一方を、前記筒状部51に着脱自在に、上端部53又は下端部55を外した際の筒状部51の開口部を投入口63とする(図4)。上端部53又は下端部55を着脱自在とする手段は、特に限定はなく、一例として上端部53又は下端部55を筒状部51の端部に嵌合させ、爪部61で固定するなどする(図4)。その他の例としては、上端部53又は下端部55を筒状部51の端部に螺合させるなどする。上端部53及び下端部55を着脱自在にすることにより、氷収納部の洗浄は容易となる。
氷収納部5の大きさは、特に限定はなく、氷及び飲料の原料となる茶葉又はコーヒー粉を収納できる大きさであればよい。一例として、氷収納部の容積は、50ml以上2000ml以下とし、好ましくは50ml以上500ml以下する。
前記筒状部51、前記上端部53、及び前記下端部55は、それぞれ網状部57を備える。網状部57は複数の貫通孔59を備える。筒状部51、上端部53、下端部55における網状部57の占める割合は、特に限定はなく、一例として、筒状部51、上端部53及び下端部55の全てを網状にしてもよい。好ましくは、筒状部51における網状部57の占める割合は3割以上、上端部53における網状部57の占める割合は3割以上、下端部55における網状部57の占める割合は3割以上とする。
筒状部51、上端部53、下端部55の一部を網状部57にする手段は、特に限定はない。一例として、筒状部51の場合、筒状部51の端部531aと端部513bとを連結する支持部515を備えさせ、端部531aと支持部515と端部531bとで囲まれる部分を網状部57とする。上端部53の場合は上面部531の一部を網状部57にし、下端部55の場合は下面部551の一部を網状部57にするなどする。
本発明の飲料製造装置1は、茶葉9又はコーヒー粉と氷7とを収納した氷収納部5を、保温容器の内方に配設した後(図7)、上下、左右に振って使用する場合がある。氷収納部5は、内部からの氷の衝突に耐えうる強度を持たせる。一例として、氷収納部5の引張強度は20Mpa以上とする。
網状部57を備えさせる手段は、特に限定はない。筒状部51の場合、一例として、筒状部51の両端部513及び支持部515と一体にする。他の例としては、両端部513a、bと支持部515で囲まれた部分に、両端部513a、bや支持部515とは異なる素材の網状の素材を固着するなどしてもよい。一例として、上端部53や下端部55と網状部57は一体にしてもよいし、網状部57は端部53や下端部55と異なる素材の網状の素材を固着するなどしてもよい(図4)。
貫通孔57の径は、特に限定はなく、飲料の原料となる茶葉又はコーヒー粉が貫通しない大きさとする。一例として、貫通孔57の径は、0.05mm以上10mm以下とし、好ましくは、0.05mm以上2mm以下する。
本発明飲料製造装置1に用いる飲料の原料となる茶葉は、緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブなどを用いることができる。コーヒー粉は、市販されているコーヒー豆を焙煎して挽いたものや、焙煎しないコーヒー豆を挽いたもの等を用いる。
次に、本発明の飲料製造装置1を用いた飲料の製造方法について説明する(図7)。
氷投入工程は、投入口63から氷収納部5の内方に、氷7を投入する工程である。一例として、下端部55を備えた筒状部51は、上端部53を外し、筒状部51の開口部である投入口63から、氷7を投入する。使用する氷7は特に限定はなく、一例として、冷凍庫で作った氷、購入した氷を使用する。氷7は、氷収納部5に投入できる大きさとする。
茶葉又はコーヒー粉投入工程は、投入口63から氷収納部5の内方に、茶葉9又はコーヒー粉を投入する工程である。一例として、下端部55を備えた筒状部51は、上端部53を外し、筒状部51の開口部である投入口63から氷収納部5の内方に、茶葉9又はコーヒー粉を投入する。使用する茶葉9は特に限定はなく、一例として緑茶、半発酵茶、発酵茶、花茶、ハーブなどを用いる。使用するコーヒー粉は、コーヒー豆を挽いた粉であり、一例として、市販されているコーヒー豆を焙煎して挽いたものや、焙煎しないコーヒー豆を挽いたもの等を用いる。氷収納部5の貫通孔57の径は、茶葉9又はコーヒー粉が貫通しない大きさを使用する。
氷収納部配設工程は、茶葉9又はコーヒー粉と氷7とが投入された氷収納部5を、保温容器3の本体部31の内方に配設する工程である。氷収納部5の内方には茶葉9又はコーヒー粉と氷7とが投入されているので、投入口63は閉める。一例として、下端部55を備える筒状部5の内方には茶葉9又はコーヒー粉と氷7とが投入した場合、筒状部5に上端部51を備えさせた後、氷収納部5を、保温容器3に配設する。氷収納部5を配設する方向は、上端部51が上方となっても、下端部53が上方となってもよい。一例として、氷投入工程の後に茶葉又はコーヒー粉投入工程を行う場合は、上端部51を上方にすることにより、茶葉又はコーヒー粉と氷が均一に混ざりやすくなる。他の例として、茶葉又はコーヒー粉投入工程の後に氷投入工程を行う場合は、下端部53を上方することにより、茶葉又はコーヒー粉と氷が均一に混ざりやすくなる。
混合工程は、保温容器3の内方に氷収納部5が配設された飲料製造装置1を振動させて、氷7と茶葉9又はコーヒー粉とを混合である。保温容器3は、蓋部33を閉めた後、振動させる。飲料製造装置1を振動させることにより、氷収納部5の内方の氷7と茶葉9又はコーヒー粉とが混合され、氷7の表面に茶葉9又はコーヒー粉粉が付着する。飲料製造装置1を振動する方法、振動速度、振動回数は、特に限定はない。一例として、飲料製造装置1を手で上下左右に振るなどする。振動させる回数は、一例として1回以上50回以下とし、好ましくは、3回以上20回以下とする。
飲料抽出工程は、氷収納部5に投入した氷7が解けて、茶葉9又はコーヒー粉から飲料を抽出する工程である。氷7と茶葉9又はコーヒー粉粉が入った飲料製造装置1を一定時間放置する。一例として、飲料抽出工程の途中で飲料製造装置1を振動する。飲料製造装置1を振動する方法、振動速度、振動回数は、特に限定はない。一例として、飲料製造装置1を手で上下左右に振るなどする。
氷7は、保温容器3の中で時間をかけて溶けるため、時間をかけて、茶葉9又はコーヒー粉粉から飲料を抽出する。茶葉9又はコーヒー粉は、氷7の表面に付着していることから、0℃に近い低温の水で抽出され、うま味や甘味が強く、総合的に美味しい飲料を製造できる
次に実施例、比較例を挙げ、本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら制約されるものではない。
まず、比較例及び実施例に使用した茶葉の種類及び使用量を表1にまとめた。
Figure 0007370652000002
次に、比較例及び実施例の方法について説明する。
比較例1、4、7、10、13は、茶葉をお湯で抽出した飲料である。茶葉に沸騰したお湯100mlを加えて放置した飲料である。放置時間は、緑茶、烏龍茶、紅茶、ジャスミン茶(比較例1、4、7、10、13)は1分、ハーブティー(比較例16)は3分とした。
比較例2、5、8、11、14は、茶葉を冷水に浸漬した飲料である。冷蔵庫で冷やした冷水100mlに、茶葉を加え、12時間放置した飲料である。
比較例3、6、9、12、15は、茶葉を氷が溶けた水で抽出した飲料である。網の上に茶葉を入れ、その上に氷100gを載せ、冷蔵庫の中で12時間放置した飲料である。
実施例1、2、3、4、5は、本発明の飲料製造装置1を用いて製造した飲料である。飲料製造装置1から氷収納部5を取り出し、茶葉と氷100gを入れる。茶葉と氷の入った氷収納部5を、保温容器3内に配設し、蓋部35を閉める。飲料製造装置1を手で上下に約10回振った後、室温で12時間放置する。抽出した飲料を一旦、グラスに移す。飲料がなくなった飲料製造装置1に、冷水を加え、保温容器3の蓋部35を閉めた後、飲料製造装置1を手で上下に約4回振った後、先に抽出した飲料の入ったグラスに移して混合した飲料である。加える冷水の量は、緑茶(実施例1)は約40ml、烏龍茶(実施例2)は約35ml、紅茶、ジャスミン茶(実施例3、4)は約20ml、ハーブティー(実施例5)は約50mlとした。氷収納部5の網状部57は、各貫通孔59の径が約1mmとした。
比較例1~15及び実施例1~5につき、5名による官能評価を行った。評価項目は、うま味、甘味、渋み、苦み、香り、色、味の濃さ、総合的な美味しさ、とし、5段階評価をした。総合的な美味しさは、うま味や甘味が強く、渋みや苦みが弱く、味が適度に濃く、良い香りが強いものを、高く評価するものとした。
緑茶の官能評価の結果(比較例1~3、実施例1)を表2にまとめた。
Figure 0007370652000003
緑茶について本発明品を使用した場合、比較例1~3と比べ、うま味と甘味が強く、色も良好であった。渋みと苦みが少なく、総合的な美味しさは最も高い評価であった。
烏龍茶の官能評価の結果(比較例4~6、実施例2)を表3にまとめた。
Figure 0007370652000004
烏龍茶について本発明品を使用した場合、比較例4~6と比べ、うま味と甘味はとても強くなった。渋みと苦みは、冷水に浸漬した場合(比較例5)より低かった。低温で抽出したにも拘らず、香りが良く、総合的な美味しさは最も高い評価であった。
紅茶の官能評価の結果(比較例7~9、実施例3)を表4にまとめた。
Figure 0007370652000005
紅茶について本発明品を使用した場合、比較例7~9と比べ、うま味と甘味が強かった。色の評価が高く、色を楽しむ紅茶には非常に好ましい結果であった。総合的な美味しさは最も高い評価であった。
ジャスミン茶の官能評価の結果(比較例10~12、実施例4)を表5にまとめた。
Figure 0007370652000006
ジャスミン茶について本発明品を使用した場合、比較例10~12と比べ、うま味と甘味がとても強く、色も良好であった。渋みと苦みが少なく、総合的な美味しさは最も高い評価であった。
ハーブティーの官能評価の結果(比較例13~15、実施例5)を表6にまとめた。
Figure 0007370652000007
ハーブティーについて本発明品を使用した場合、比較例14~15と比べ、うま味と甘味が強く、色も良好であった。低温で抽出したにも拘らず、香りの評価が高く、香りを楽しむハーブティーには非常に好ましい結果であった。
1 飲料製造装置
3 保温容器
31 本体部
33 蓋部
5 氷収納部
51 筒状部
513 両端部
515 支持部
53 上端部
531上面部
55 下端部
551 下面部
57網状部
59 貫通孔
61 爪部
63 投入口
7 氷
9 茶葉
X 間隔

Claims (3)

  1. 保温容器の内方に氷収納部を備える飲料製造装置であって、
    前記保温容器は本体部と蓋部とを備え、
    前記氷収納部は、前記保温容器の内方に自在に出し入れでき、前記保温容器内で自在に移動し、筒状部と上端部と下端部と開閉自在な投入口とを備え、
    前記筒状部、前記上端部、及び、前記下端部は、それぞれ網状部を備える、
    飲料製造装置
  2. 前記網状部は、複数の貫通孔を備え、各貫通孔の径は、0.05mm以上10mm以下である
    請求項1に記載の飲料製造装置
  3. 請求項1又は請求項2に記載の飲料製造装置を用いる飲料製造方法であって、
    前記投入口から前記氷収納部の内方に、氷を投入する氷投入工程と、
    前記投入口から前記氷収納部の内方に、茶葉又はコーヒー粉を投入する茶葉又はコーヒー粉投入工程と、
    前記茶葉又は前記コーヒー粉と前記氷とが投入された前記氷収納部を前記保温容器の内方に配設する氷収納部配設工程と、
    前記氷収納部が配設された前記保温容器を振動させて、前記氷と前記茶葉又は前記コーヒー粉とを混合する混合工程と、
    前記氷収納部内の前記氷が解けて、前記茶葉又は前記コーヒー粉から飲料を抽出する飲料抽出工程と、
    を備える飲料製造方法。

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