JP7369024B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
しかし、可動ハウジングをシールドするための部分を移動可能に構成すると、バネ部を設けること等が必要となり、シールドの構造が複雑化してしまう。その結果、十分なノイズ対策を実現する設計が容易でない。
このため、可動ハウジングが固定ハウジングに対して上側に突出する場合は、延長シールド部は、可動ハウジングをシールドすることとなり、可動ハウジングが固定ハウジングに対して上側に突出しない場合は、延長シールド部は、コネクタに対して上側から接続相手をシールドすることとなる。よって、シールドが延長シールド部を有さず、可動ハウジングや接続相手がシールドされない態様と比較して、ノイズ対策が向上する。
また、延長シールド部は、可動ハウジングとこれに嵌合した接続相手との移動を許容するように形成される。このため、コネクタのフローティング機能が確保される。
また、後述の実施形態では、延長シールド部が、固定ハウジングシールド部との間に曲部等を介さずに形成され、延長シールド部と固定ハウジングシールド部とが同一平面上に形成される例を説明するが、上記態様はこれに限定されない。延長シールド部は、固定ハウジングシールド部との間に曲部等を介して形成されてもよい。
前記基板に接地する基板接地部と、前記接続相手に接地する接続相手接地部と、を有する。
なお、後述の実施形態では、接続相手接地部として、接続相手が備える基板に接地する第二基板接地部65を説明するが、接続相手接地部はこれに限定されない。接続相手接地部は、接続相手が備える相手コネクタの一部に接地するものであってもよい。
なお、後述の実施形態では、弾性支持部は、接続相手接地部を上下方向に変位可能に支持する例を説明するが、上記態様はこれに限定されない。弾性支持部は、接続相手接地部を前後方向や幅方向に変位可能に支持してもよい。
図1~図5に示すように、コネクタ対1,9は、第一コネクタ1と、第二コネクタ9と、から構成される。第一コネクタ1と第二コネクタ9とは、上下方向を接続方向として互いに接続可能に構成される。第一コネクタ1は第一基板P1に実装され、第二コネクタ9は第二基板P2に実装される。第一コネクタ1と第二コネクタ9とが接続した状態では、第一基板P1と第二基板P2とは、コネクタ対1,9を挟んで互いに平行に配置される。
第一コネクタ1の概略構成について説明する。
第二コネクタ9の概略構成について説明する。
すなわち、第二コネクタ9の第二ハウジング7は、嵌合ハウジング7Bと実装ハウジング7Aとを備えるが、嵌合ハウジング7B及び実装ハウジング7Aは、互いに相対変位させるために設けられるものではない。
但し、上記説明は、嵌合ハウジング7B及び実装ハウジング7Aが僅かに相対変位する第二コネクタ9を本開示の範囲から排除するものではない。実際のところ、本実施形態の第二コネクタ9は、嵌合ハウジング7B及び実装ハウジング7Aが僅かに相対変位し得る。
第一コネクタ1の詳細構造について説明する。
複数の第一端子4は、それぞれ同一形状である。第一端子4は、板材に対し、打ち抜き加工及び曲げ加工等を施すことで製造される。複数の第一端子4は、幅方向(列間方向)一方側で前後方向(ピッチ方向)に配列された複数の第一端子4と、幅方向(列間方向)他方側で前後方向(ピッチ方向)に配列された複数の第一端子4と、から構成される。幅方向一方側の第一端子4及び幅方向他方側の第一端子4は、互いの接触部46同士を対向させるように配置される。
第一曲部43Aは、固定側被保持部42よりも他端側の部分が板厚方向に曲げられることで形成される。直線部43Bは、下方向に向かって幅方向内側に傾斜した方向に直線状に延びる。第二曲部43Cは、直線部43Bよりも他端側の部分が板厚方向に曲げられることで形成される。第二曲部43Cは、直線部43Bと可動側被保持部44とを接続する。直線部43Bは、幅拡大部43B1を有する。幅拡大部43B1の幅寸法(配列方向であるコネクタ前後方向の寸法)は、第一曲部43A及び第二曲部43Cの幅寸法よりも大きい。
第三端子5は、板材に対し、打ち抜き加工及び曲げ加工等を施すことで製造される。
複数の第三端子5は、前後方向一方側の一対の第三端子5と、前後方向他方側の一対の第三端子5と、から構成される。
また、中間弾性部53は、第二曲部53Dを有する。第二曲部53Dは、第二直線部53Cと可動側被保持部54とを接続する。
中間弾性部53は、板厚方向をピッチ方向に向ける。つまり、中間弾性部53の曲部(第一曲部53B及び第二曲部53D)は、折り曲げ加工により形成されるではなく、打ち抜き加工により形成される。
図8、図9は、固定ハウジング2の斜視図である。
図3に示すように、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53は、可動ハウジング3の幅方向外側に配置されるので、保護壁26は、幅方向部23に形成される。保護壁26は、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53を幅方向外側から保護する側壁26Aと、第一端子4の中間弾性部43及び第三端子5の中間弾性部53を上側から保護する天壁26Bと、を有する。天壁26Bは、側壁26Aの上端から幅方向内側へ延びる。
補強部26Cは、保護壁26の延在方向であるコネクタ前後方向の両端部に形成される。補強部26Cは、保護壁26の延在方向の両端部において、天壁26Bと側壁26Aとを接続する。補強部26Cは、下方向に対して幅方向内側に傾いた方向を向く面26C1を有し、この面26C1は、側壁26Aの幅方向内側面と天壁26Bの幅方向内側面とを斜めに接続する。
なお、第一端子4の中間弾性部43と、第三端子5の中間弾性部53とは、高さが略一致する。第三端子5の中間弾性部53の第一曲部53Bは、第一端子4の中間弾性部43の第一曲部43Aよりも幅方向内側に位置する。天壁26Bは、第一端子4の中間弾性部43の第一曲部43Aの全部を上側から覆い、第三端子5の中間弾性部53の第一曲部53Bの一部を上側から覆う。
シールド保持部27は、複数(図では4つ)設けられる。4つのシールド保持部27は、固定ハウジング2の幅方向部23と前後方向部22との境界位置に形成される。シールド保持部27は、シールド6の固定側被保持部63が上側から圧入されるシールド保持溝27Aを有する。シールド保持部27は、幅方向外側へ突出形成され、シールド保持部27の幅方向外側面27Bは、幅方向部23の幅方向外側面よりも幅方向外側に位置する。
図10は、可動ハウジングの斜視図である。
以下、可動ハウジング3の本体部3Aうち挿入空間31が形成されている部分を筒状部3Uといい、挿入空間31が形成されていない部分(換言すると、挿入空間31の底面31C(図2参照)よりも下側の部分)を底部3Lということがある。
第一端子配置部34は、幅方向壁33の幅方向内側面に形成された端子配置溝34Bと、可動ハウジング3の底部3Lに形成された上下方向に貫通する端子配置孔34Aと、から構成される。端子配置孔34Aには、第一端子4の可動側被保持部44が圧入保持された状態で配置され、端子配置溝34Bには、第一端子4の先端弾性部45及び接触部46が配置される。
第三端子配置溝38は、本体部3Aの前後方向外側面3A1に形成された溝である。第三端子配置溝38は、前後方向内側を深さ方向とし、上下方向を延在方向として形成される。第三端子配置溝38は、可動ハウジング3の前後方向前側に2つ、前後方向後側に2つ形成される。
突出ガイド部35は、本体部3Aに対して上方へ突出する。突出ガイド部35は、前後に一対形成される。突出ガイド部35は、挿入空間31に対して前後方向外側の位置に形成され、挿入空間31と前後方向で重なる位置には形成されない。一方、突出ガイド部35は、挿入空間31と幅方向で重なる位置だけでなく、挿入空間31に対して幅方向外側の位置にまで形成される。突出ガイド部35の幅寸法は、可動ハウジング3の本体部3Aの幅寸法と一致する。突出ガイド部35は、上方を向く天面35Aと、可動ハウジング3の本体部3Aの側面3A1,3A2,3A3と接続される傾斜面35Bと、を有する。
前後突出部36は、可動ハウジング3の下端部に形成される。前後突出部36は、可動ハウジング3の本体部3Aの前後方向外側面3A1に対し、前後方向外側に向けて突出する。前後突出部36は、固定ハウジング2の拘束凹部24に配置される。
前後突出部36には、第三端子配置溝38に対応する位置に、上下方向に貫通する端子通過孔36Aが形成される。端子通過孔36Aは、第三端子5を可動ハウジング3に取り付ける際、第三端子5の接触部56が通過可能に構成される。
幅方向凸部37は、可動ハウジング3の本体部3Aの幅方向外側面3A2から、幅方向外側に突出する。幅方向凸部37は、第一端子4の中間弾性部43に近づくように突出することで、第一端子4の中間弾性部43のインピーダンスを下げるように機能する。
幅方向凸部37は、第一端子4の中間弾性部43と対向する対向面37Aを有する。対向面37Aは、法線方向を幅方向外側に向けた面である上部37A1と、法線方向を幅方向外側に対し若干下側に傾いた方向に向けた面である下部37A2と、から構成される。これにより、幅方向凸部37の上部の突出量(幅方向外側への突出量)は、上下方向において一定であり、幅方向凸部37の下部の突出量は、下方に向かうに従い次第に小さくなる。幅方向凸部37の幅方向外側には、第一端子4の中間弾性部43の直線部43Bが位置する。
図11は、シールド6の斜視図である。
幅方向平板部61Aは、固定ハウジング2のシールド保持部27の幅方向外側面27Bよりも幅方向外側に位置する。このため、幅方向平板部61Aは、第一端子4の基板固定部41及び第三端子5の基板固定部51の幅方向外側端よりも幅方向外側に位置する。
テール被覆部61Bが第一端子4の基板固定部41や第三端子5の基板固定部51から離れるように幅方向外側へ斜めに延出されることで、固定ハウジング2の幅方向部23の幅方向外側面よりも外側(幅方向外側)に突出する基板固定部41,51にシールド6が近接することが抑制される。これにより、端子4,5のインピーダンスが調整されている。
固定側被保持部63は、幅方向部61の幅方向平板部61Aよりも幅方向内側に位置する。固定側被保持部63は、連結部63Aによって、幅方向部61の幅方向平板部61Aと連結される。連結部63Aは、固定側被保持部63の上端と、幅方向平板部61Aとを連結する。
第二基板接地部65は、上に凸となるように湾曲形状とされる。第二基板接地部65は、その板面で第二基板P2に接触する。
弾性支持部66は、前後方向部62と第二基板接地部65とを接続する。
弾性支持部66は、前後方向部62側から、第一曲部66Aと、前後方向内側へ延びる第一伸長部66Bと、第二曲部66Cと、第二伸長部66Dと、をこの順に有する。
第一曲部66Aは、前後方向平板部62Aの上部と、第一伸長部66Bとを接続する。第一曲部66Aは、前後方向平板部62Aよりも上側の部分が前後方向内側へ曲げられることで形成される。
第一伸長部66Bは、板厚方向を上下方向に向け、前後方向内側へ延びる。
第二曲部66Cは、第一伸長部66Bよりも先端側の部分が上方向へ曲げられることで形成される。
第二伸長部66Dは、板厚方向を前後方向に向け、上側へ延びる。第二伸長部66Dの先端側には第二基板接地部65が接続される。
これにより、第二基板接地部65及び弾性支持部66は、幅方向部61よりも幅方向内側、かつ、前後方向部62よりも前後方向内側に位置する。
保護部67は、幅方向部61の幅方向平板部61Aと接続される。
保護部67は、弾性支持部66を幅方向外側から保護する外側保護部67Aと、弾性支持部66を上側から保護する上側保護部67Bと、弾性支持部66を幅方向内側から保護する内側保護部67Cと、を有する。
つまり、保護部67は、第一伸長部66Bの伸長方向である前後方向に垂直な方向から、第一伸長部66Bを保護する。
外側保護部67Aは、幅方向平板部61Aと同一平面上に形成され、幅方向平板部61Aとの間に曲部が形成されない。
上側保護部67Bは、外側保護部67Aよりも上側の部分が幅方向内側(内側)に曲げられることで形成される。
内側保護部67Cは、上側保護部67Bよりも幅方向内側の部分が下側へ曲げられることで形成される。
外側保護部67A、上側保護部67B及び内側保護部67Cは、第一伸長部66Bの延在方向である前後方向寸法が何れも同一寸法とされる。第一伸長部66Bの伸長方向寸法は、保護部67の前後方向寸法と略同一である。
第一上側延長部61Dは、前後一対の保護部67の間に形成される。第一上側延長部61Dは、幅方向平板部61Aと同一平面上に形成され、幅方向平板部61Aとの間に曲部が形成されない。第一上側延長部61Dの上端は、第二基板接地部65の上端よりも下側に位置し、保護部67の上端(上側保護部67Bの上側面)よりも上側に位置する。第一上側延長部61Dの上端は、前後方向に直線状に延在する。
第二上側延長部62Dは、幅方向一対の弾性支持部66の間に形成される。第二上側延長部62Dは、前後方向平板部62Aと同一平面上に形成され、前後方向平板部62Aとの間に曲部が形成されない。第二上側延長部62Dの上端は、第二基板接地部65の上端よりも下側に位置し、保護部67の上端(上側保護部67Bの上側面)よりも上側に位置する。第二上側延長部62Dの上端は、幅方向に直線状に延在する。第二上側延長部62Dの上端は、第一上側延長部61Dの上端と上下方向の位置が一致する。
第二コネクタ9の詳細構成について説明する。
ガイド凸部72は、連結壁73よりも高く形成される。連結壁73は、一対のガイド凸部72の上部同士を連結する。ガイド凸部72の高さは突出壁74よりも高く、連結壁73の高さは突出壁74よりも低い。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
このため、本実施形態のように、可動ハウジング3が固定ハウジング2に対して上側に突出する場合は、延長シールド部6Bは、可動ハウジング3をシールドすることとなる。よって、シールド6が延長シールド部6Bを有さず、可動ハウジング3がシールドされない態様と比較して、ノイズ対策が向上する。
また、延長シールド部6Bは、可動ハウジング3とこれに嵌合した第二コネクタ9との移動を許容するように形成される。このため、第一コネクタ1のフローティング機能が確保される。
このため、シールド6によって第一基板P1と第二基板P2とを電気的に接続することができる。
特に、本実施形態では、弾性支持部66は、第二基板接地部65を上下方向に変位可能に支持するので、第一コネクタ1と第二コネクタ9との嵌合深さのばらつきに対応することができる。
なお、上記実施形態では、シールド6が、角筒状のシールド本体部61,62を備え、固定ハウジングシールド部6Aが、固定ハウジング2を前後方向及び幅方向で包囲し、延長シールド部6Bが、可動ハウジング3又は第二コネクタ9を前後方向及び幅方向で包囲する例を説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、シールドは、一対の前後方向部62を備えず、ハウジング2,3に対して前後方向にシールド部が形成されていなくてもよい。また例えば、固定ハウジングシールド部は、前後方向及び幅方向で固定ハウジングを包囲すると共に、延長シールド部は、可動ハウジング3や第二コネクタ9に対して前後方向にシールド部が形成されていなくてもよい。
1 第一コネクタ(コネクタ)
7 第二ハウジング
8A 第二端子(接続相手が備える複数の端子)
8B 第四端子
2 固定ハウジング
3 可動ハウジング
3T 突出部
4 第一端子
5 第三端子
6 シールド
6A 固定ハウジングシールド部
6B 延長シールド部
6B1 突出部シールド部
6B2 接続相手シールド部
61,62 シールド本体部
61 幅方向部
61D 第一上側延長部(基板近接シールド部)
62 前後方向部
63 固定側被保持部
64 第一基板接続部(基板接地部)
65 第二基板接地部(接続相手接地部)
66 弾性支持部
67 当接案内部(保護部)
9 第二コネクタ(接続相手)
P1 第一基板(基板)
P2 第二基板(接続相手)
Claims (19)
- 基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備えるコネクタであって、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手の移動を許容するように形成され、
前記シールドは、前記接続相手に接地する接続相手接地部を有する、
コネクタ。 - 前記接続相手接地部は、前記接続相手側に凸となる形状を有する、
請求項1に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、前記基板に接地する基板接地部を有する、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。 - 基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備えるコネクタであって、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手の移動を許容するように形成され、
前記シールドは、前記可動ハウジングよりも前記接続相手側に位置する基板近接シールド部であって、前記接続相手が備える基板に近接して位置可能な前記基板近接シールド部を有する、
コネクタ。 - 基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備えるコネクタであって、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手の移動を許容するように形成され、
前記シールドは、前記基板に保持され、前記固定ハウジングに保持されない、
コネクタ。 - 基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備えるコネクタであって、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手の移動を許容するように形成され、
前記可動ハウジングは、前記固定ハウジングに対して上側に突出する突出部を有し、
前記延長シールド部は、前記突出部をシールドする突出部シールド部を含み、
前記突出部シールド部は、前記突出部の上下方向の全体をシールドする、
コネクタ。 - 基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備えるコネクタであって、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手の移動を許容するように形成され、
前記シールドは、板材から形成され、
前記シールドは、前記接続相手に対して板面で接触することで当該接続相手を案内する当接案内部を有する、
コネクタ。 - 前記可動ハウジングは、前記固定ハウジングに対して上側に突出する突出部を有し、
前記延長シールド部は、前記突出部をシールドする突出部シールド部を含む、
請求項1~請求項7の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記突出部シールド部は、前記突出部の上下方向の全体をシールドする、
請求項8に記載のコネクタ。 - 前記延長シールド部は、前記接続相手をシールドする接続相手シールド部を含む、
請求項8又は請求項9に記載のコネクタ。 - 前記固定ハウジングシールド部は、前記固定ハウジングを前後方向及び幅方向で包囲し、
前記延長シールド部は、前記可動ハウジング又は前記接続相手を前後方向及び幅方向で包囲する、
請求項1~請求項10の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、
前記基板に接地する基板接地部と、
前記接続相手に接地する接続相手接地部と、を有する、
請求項1~請求項11の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、前記接続相手接地部を変位可能に支持する弾性支持部を有する、
請求項12に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、板材から形成され、
前記シールドは、前記接続相手に対して板面で接触することで当該接続相手を案内する当接案内部を有する、
請求項1~請求項13の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、板材から形成され、
前記シールドは、
前記接続相手接地部を変位可能に支持する弾性支持部と、
前記接続相手に対して板面で接触することで当該接続相手を案内する当接案内部と、を有し、
前記当接案内部は、前記弾性支持部を保護する保護部としても機能する、
請求項12に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、
前記接続相手が備える複数の端子の配列方向である前後方向に延在すると共に、前記接続相手が備える基板に近接して位置可能な基板近接シールド部を有する、
請求項1~請求項15の何れか一項に記載のコネクタ。 - 前記シールドは、板材から形成され、
前記シールドは、
前記接続相手接地部を変位可能に支持する弾性支持部と、
前記接続相手に対して板面で接触することで当該接続相手を案内する当接案内部と、
前記接続相手が備える複数の端子が配列する方向と同じ方向に延在すると共に、前記接続相手が備える基板に近接して配置可能な基板近接シールド部と、を有し、
前記基板近接シールド部の上端は、上下方向で、前記接続相手接地部と前記当接案内部との間に位置する、
請求項12に記載のコネクタ。 - 前記接続相手接地部は、前後方向及び幅方向で、前記延長シールド部の内側に位置する、
請求項12に記載のコネクタ。 - 第一コネクタと第二コネクタとを備えるコネクタ対であって、
前記第一コネクタは、
基板に対して位置が固定される固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能である可動ハウジングと、
前記基板に対して位置が固定されるシールドと、を備え、
前記シールドは、
前記固定ハウジングをシールドする固定ハウジングシールド部と、
前記固定ハウジングシールド部が延長されて形成された延長シールド部と、を有し、
前記延長シールド部は、前記基板に対して位置が固定されると共に、前記可動ハウジング及び嵌合した接続相手である前記第二コネクタの移動を許容するように形成され、
前記延長シールド部は、前記接続相手をシールドする接続相手シールド部を含み、
前記第二コネクタは、シールドを備えない、
コネクタ対。
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