JP7368757B2 - ゲームプログラムおよびゲームシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ゲームプログラムおよびゲームシステムに関する。
従来、ゲーム内において使用されるアイテムなどを抽選し、抽選されたアイテムをユーザに付与するゲームが知られている。このようなゲームでは、ユーザの満足度を高める試みがなされている。例えば、特許文献1には、カードを抽選する際に、前回抽選されたカードのレア度よりも高いレア度のカードを抽選するゲームが記載されている。
特開2016-187627号公報
しかしながら、所望のアイテムが抽選されるまで何度もアイテムなどのゲーム媒体を抽選することは、ユーザに思考が必要とされずに、単調な作業となりがちである。
特許文献1に記載の技術では、ユーザがよりレア度の高いアイテムを求めて、何度もカードの抽選を行う際に、特段の思考が必要とされない。このため、特許文献1に記載のゲームでは、アイテムを抽選するゲームの興趣性を十分に高めることができなかった。
本開示は、ゲーム媒体を抽選するゲームの興趣性を高めることが可能なゲームプログラム、サーバ装置およびゲームシステムを提供する。
第1の側面は、コンピュータを、
ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段と、
前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示手段と、
前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果が前記結果提示手段により提示されたあとに、前記第1抽選条件の少なくとも一部を引き継ぐ第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第2抽選要求と、前記第1抽選条件を引き継がない第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第3抽選要求と、のいずれかの抽選要求を選択するユーザの操作に応じて、前記第2抽選条件または前記第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第2抽選手段と、
として機能させるゲームプログラムである。
また、第1の側面において、コンピュータを、抽選されたゲーム媒体をユーザに付与する付与手段、としてさらに機能させ、前記付与手段は、前記第2抽選要求が選択された場合には、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体をユーザに付与し、前記第3抽選要求が選択された場合には、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体をユーザに付与しないことができる。
また、第1の側面において、コンピュータを、複数の抽選リストを記憶する記憶手段、としてさらに機能させ、前記複数の抽選リストのそれぞれは、複数のゲーム媒体および前記複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録したリストであり、前記第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、前記複数の抽選リストから抽選される第1抽選リストに基づくゲーム媒体抽選であり、前記第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、前記複数の抽選リストから選択される第2抽選リストに基づくゲーム媒体抽選であり、前記第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、前記複数の抽選リストから抽選される第3抽選リストに基づくゲーム媒体抽選であることができる。
また、第1の側面において、前記第2抽選リストは、前記第1抽選リストと同一の抽選リストであることができる。
また、第1の側面において、前記第3抽選リストは、前記第1抽選リストと異なる抽選リストであることができる。
また、第1の側面において、前記第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、前記第1抽選リストに基づく複数回のゲーム媒体抽選であることができる。
また、第1の側面において、コンピュータを、複数の抽選リストを記憶する記憶手段、としてさらに機能させ、前記複数の抽選リストのそれぞれは、複数のゲーム媒体と前記複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録したリストであり、前記第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選では、複数回のゲーム媒体抽選が行われ、1回のゲーム媒体抽選が行われる度に、ゲーム媒体抽選に用いられる抽選リストが前記複数の抽選リストから抽選され、抽選された抽選リストに基づきゲーム媒体抽選が行われることができる。
また、第1の側面において、前記結果提示手段は、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体を抽選されたゲーム媒体に対応する抽選リストとともにユーザに提示することができる。
また、第1の側面において、前記記憶手段は、前記複数の抽選リストのそれぞれを互いに区別する区別情報を、対応する抽選リストに関連付けてさらに記憶し、前記結果提示手段は、抽選されたゲーム媒体と、対応する抽選リストの前記区別情報とを関連付けてユーザに提示することができる。
また、第1の側面において、前記区別情報は、前記抽選リストに含まれる前記ゲーム媒体に関する情報と対応するゲーム媒体の抽選確率との関係を特定する情報を含まないことができる。
また、第1の側面において、コンピュータを、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の終了要求に応じて、前記記憶手段において記憶されている抽選リストと前記区別情報との対応関係を変更する変更手段、としてさらに機能させることができる。
また、第1の側面において、前記第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選に用いられた抽選リストからユーザの操作により選択された第2抽選リストに基づくゲーム媒体抽選であることができる。
また、第1の側面において、コンピュータを、抽選要求が行われる前に、前記抽選リストに記録されている、前記複数のゲーム媒体とそれぞれに対応する抽選確率とをユーザに提示するリスト提示手段、としてさらに機能させることができる。
第2の側面は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選部と、
前記第1抽選部によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示部と、
前記第1抽選部によるゲーム媒体抽選の結果が前記結果提示部により提示されたあとに、前記第1抽選条件の少なくとも一部を引き継ぐ第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第2抽選要求と、前記第1抽選条件を引き継がない第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第3抽選要求と、のいずれかの抽選要求を選択するユーザの操作に応じて、前記第2抽選条件または前記第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第2抽選部と、
を備えるサーバ装置である。
第3の側面は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選部と、
前記第1抽選部によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示部と、
前記第1抽選部によるゲーム媒体抽選の結果が前記結果提示部により提示されたあとに、前記第1抽選条件の少なくとも一部を引き継ぐ第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第2抽選要求と、前記第1抽選条件を引き継がない第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第3抽選要求と、のいずれかの抽選要求を選択するユーザの操作に応じて、前記第2抽選条件または前記第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第2抽選部と、
を備えるゲームシステムである。
本開示によれば、ゲーム媒体を抽選するゲームの興趣性を高めることが可能なゲームプログラム、サーバ装置およびゲームシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るゲームシステムの構成を示すブロック図である。 通常の抽選リストを示す図である。 当たりの抽選リストを示す図である。 ゲーム装置のディスプレイに表示される、ユーザがガチャを引くための画面を示す図である。 抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を表示する画面を示す図である。 サーバ装置が、ゲーム媒体抽選の要求を受け付けてから、ゲーム媒体抽選を終了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 ステップst113の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るサーバ装置が備える制御部の機能を説明するための機能ブロック図である。 抽選されたアイテムと対応する抽選リストのマークとが表示された画面を示す図である。 ユーザが次のゲーム媒体抽選において用いられる抽選リストを選択するための選択画面を示す図である。 第2実施形態に係るサーバ装置が、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求を受け付けてから、ゲーム媒体抽選を終了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 ステップst319の処理を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
本開示の実施形態に係るゲームシステム1について、図面を参照して説明する。なお、以下では、符号に付されるアルファベットを特に区別しないとき、アルファベットを省略する場合がある。例えば、アイテム画像620aとアイテム画像620bとを区別しないとき、これらをまとめて単にアイテム画像620と称する。
<ゲームの説明>
図1に示すゲームシステム1では、サーバ装置2および複数のゲーム装置5が通信ネットワーク6を介して互いに通信可能に接続され、ゲーム装置5においてゲームが実行される。
本実施形態に係るゲームは、ゲームシステム1にて実行されるオンラインのアクションゲームである。このゲームでは、ゲーム装置5のユーザは、1または複数のプレイヤキャラクタ(オブジェクトに相当)を仮想ゲーム空間で活動させたり、プレイヤキャラクタを、ノンプレイヤキャラクタである敵キャラクタと対戦させたりする。
また、本実施形態に係るゲームでは、ユーザはガチャ(ゲーム媒体抽選)を行い、ゲーム内において使用可能なアイテムおよびキャラクタなどを取得することができる。
このようなゲームは、プレイステーション(登録商標)などの家庭用ゲーム機、ニンテンドースイッチ(登録商標)などの携帯用ゲーム機、もしくは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットなどの電子機器であるゲーム装置5、を用いて実行される。以下では、ゲーム装置5がスマートフォンである場合を例示する。
<ゲームシステム1の概要>
ゲームシステム1は、サーバ装置2および複数のゲーム装置5にて構成される。サーバ装置2は、ゲームプログラムおよびゲームデータを記憶しており、ゲーム装置5の(下記のアカウント情報毎の)ゲームデータの管理を行う。
ゲーム装置5は、ユーザの操作に基づいて所定のゲームを実行する。そのために、ゲーム装置5は、通信ネットワーク6を介して、サーバ装置2からゲームプログラムおよびゲームデータを受信(具体的にはダウンロードおよびインストール)する。各ユーザには、ゲーム装置5に対応づけて、識別情報およびパスワードを含むアカウント情報が、ユーザ毎に割り当てられている。このアカウント情報は、ログイン時、ゲーム装置5からサーバ装置2に送信され、サーバ装置2におけるユーザ認証に利用される。
ユーザ認証を経て、サーバ装置2とゲーム装置5との相互通信が可能となる。ログイン後、ゲーム装置5は、ゲーム進行に必要なデータ(ゲーム進行状況に関するデータ)をサーバ装置2から受信すると、ユーザの操作に基づいてゲーム画像や音声をディスプレイ61およびスピーカ62に出力しながら、ゲームを進行させる。
<ゲームシステム1の構成>
以下、図1を参照して、サーバ装置2およびゲーム装置5の各ハードウェア構成について説明する。なお、複数のゲーム装置5それぞれは、互いに同じ構成を有する。
<サーバ装置2の構成>
図1に示すように、サーバ装置2は、ネットワークインターフェース21、記憶部22および制御部23を有する。ネットワークインターフェース21および記憶部22は、バス29を介して制御部23と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース21は、インターネットおよびLANなどの通信ネットワーク6を介して各ゲーム装置5と通信可能に接続されている。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)およびSSD(Solid State Drive)などで構成される。記憶部22には、本実施形態に係るゲームプログラムの一部を含む各種プログラムの他、ユーザDB221および抽選リストDB222などの各種データなどが記憶されている。
ユーザDB221には、ゲームをプレイするユーザの識別番号毎に、ユーザが操作するプレイヤキャラクタに関する情報(ステータスなど)、仮想ゲーム空間内にて使用可能な消費媒体の額などが、対応づけて記憶されている。
ここで、消費媒体は、仮想ゲーム空間内で使用可能な通貨やポイントなどであって、ゲームを進めるにあたりゲーム内で消費される媒体である。消費媒体は、クエストのクリア報酬として、また、現実社会での課金により、ユーザに付与される。
ゲーム媒体抽選(ガチャ)とは、サーバ装置2にて、抽選リストに基づきゲーム媒体を抽選する方法である。選択された任意のゲーム媒体は、ユーザのゲーム装置5に付与される。“ゲーム媒体抽選で選択したゲーム媒体を、ユーザに付与する/ユーザが所有する”とは、「抽選処理で選択されたゲーム媒体を、ユーザを示す識別情報と関連づける/関連づけられている」ことと同義である。
抽選リストDB222には、複数の抽選リストが格納されている。ここで、抽選リストは、ゲーム媒体抽選を第1抽選手段234および第2抽選手段235(後述)が行う際に用いられるものであって、選択対象となるゲーム媒体に関する情報を複数含む。
本実施形態では、抽選リストDB222には、複数の通常の抽選リストと、1つの当たりの抽選リストとが格納されている。ここで、通常の抽選リストとは、レアリティの抽選確率の分布が通常の分布となっている抽選リストである。複数の通常の抽選リストのそれぞれは特徴を有する。例えば、通常の抽選リストは、特定のタイプのキャラクタ(例えば、炎タイプのキャラクタ)の抽選確率が高い、特定の能力を有するキャラクタ(例えば、高い攻撃力を有するキャラクタ)の抽選確率が高い、特定の特徴を有するキャラクタ(例えば、女性のキャラクタ)の抽選確率が高い、などの特徴を有する。
図2は、通常の抽選リスト224を示す図である。抽選リストは、ゲーム媒体のレアリティ(例えば、S、A、BおよびCなど)のそれぞれに抽選確率を規定している。ここで、レアリティにおいて、一般的には、S、A、B及びCの順でレアリティが高く、レアリティが高いほど抽選確率が低くなっている。また、レアリティが高いほど、ユーザにとって有利なアイテムになっている。図2に示すように、通常の抽選リスト224では、レアリティSの抽選確率は5%であり、レアリティAの抽選確率は20%となっている。
抽選リストは、レアリティのそれぞれに少なくとも1つのゲーム媒体を対応付けている。さらに、抽選リストは、ゲーム媒体(例えば、アイテムA~D)のそれぞれに抽選確率を規定している。例えば、図2に示す通常の抽選リスト224では、アイテムAの抽選確率は0.5%であり、アイテムCの抽選確率は2.0%となっている。なお、レアリティSのゲーム媒体の抽選確率の総和がレアリティSの抽選確率であり、レアリティAのゲーム媒体の抽選確率の総和がレアリティAの抽選確率であるものとする。
一方、当たりの抽選リストは、通常の抽選リストよりも高いレアリティ(例えばレアリティS)のアイテムが抽選されるように、アイテムの抽選確率を規定した抽選リストである。
図3は、当たりの抽選リスト226を示す図である。当たりの抽選リスト226では、通常の抽選リスト224と同様に、レアリティと抽選確率とが対応付けられ、ゲーム媒体と抽選確率とが対応付けられている。
当たりの抽選リスト226におけるレアリティの抽選確率およびゲーム媒体の抽選確率は、通常の抽選リスト224におけるレアリティの抽選確率およびゲーム媒体の抽選確率と異なっている。具体的には、当たりの抽選リスト226における最も高いレアリティ(すなわちレアリティS)の抽選確率(10%)が、通常の抽選リスト224におけるレアリティSの抽選確率(5%)よりも高くなっている。このため、当たりの抽選リスト226を用いたゲーム媒体抽選では、通常の抽選リスト224を用いたゲーム媒体抽選よりも、高い確率でレアリティSのアイテムが抽選される。
本実施形態では、抽選リストDB222に格納されている抽選リストは、第1抽選手段234および第2抽選手段235により抽選される。第1抽選手段234および第2抽選手段235は、抽選した抽選リストに基づきゲーム媒体を抽選することができる。
また、本実施形態では、ユーザは何度も続けてゲーム媒体抽選を行うことができるが、抽選リストのそれぞれには回数制限が設定されている。具体的には、抽選リストが所定回数だけ抽選されると、その抽選リストがゲーム媒体抽選で用いられなくなる。なお、この回数制限は、例えば、ゲーム媒体抽選が終了した際にリセットされてもよい。
制御部23は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置2の動作を制御する。
制御部23は、各種プログラムを実行することにより、情報処理手段231、照合手段232、リスト提示手段233、第1抽選手段234、第2抽選手段235、結果提示手段236、付与手段237および通知手段238として機能する。以下では、第1抽選手段234および第2抽選手段235を区別しないときは、これらをまとめて単に抽選手段と称する場合がある。
―情報処理手段―
情報処理手段231は、各ゲーム装置5との間で各種データを送受信する。情報処理手段231が受信する主なデータとしては、ゲームプログラムのダウンロード要求情報、ユーザの操作に応じた抽選要求、抽選リストの提示要求、抽選リストの選択要求、クエスト実行要求およびアカウント情報などが挙げられる。情報処理手段231が送信する主なデータとしては、ゲームプログラムをゲーム装置5が受信したことを確認するための情報などが挙げられる。
ここで、ゲーム媒体とは、ゲームに関する要素を表した電子データであって、プレイヤキャラクタとして使用するキャラクタの名称、プレイヤキャラクタが仮想ゲーム空間内にて使用するアイテム(武器、防具、道具)などが含まれる。ユーザは、ゲーム媒体を、課金による直接購入やクエストクリアの他、ガチャと呼ばれる抽選方法によって入手することができる。本実施形態では、ユーザは、ガチャによってゲーム媒体を入手するものとして説明する。入手したゲーム媒体は、そのゲーム媒体を所有することとなったユーザの識別情報と対応づけて、前記ユーザDB221に記憶され管理される。
-照合手段―
照合手段232は、ゲーム装置5から受信したユーザの識別情報を用いて、ユーザアカウントの認証を行う。
―リスト提示手段―
リスト提示手段233は、ユーザの操作に基づく抽選リストの提示要求が行われると、抽選リストDB222に格納されている抽選リストの内容を提示する。抽選リストの内容は、例えば、図2および図3を参照して説明した、レアリティ毎の抽選確率およびゲーム媒体毎の抽選確率を含む。
リスト提示手段233は、抽選リストの内容に関する情報を、通信ネットワーク6を介して、ゲーム装置5に送信することで、抽選リストの内容をユーザに提示する。これにより、ユーザは、ゲーム媒体抽選の要求のために操作を行う前に、抽選リストの内容を確認することができる。また、ユーザは、複数の抽選リストの中に当たりの抽選リストが含まれていることを確認できるため、ゲーム媒体抽選の結果が提示される度に、ゲーム媒体抽選に用いられた抽選リストが当たりであるか否かを推測することができる。
―第1抽選手段―
第1抽選手段234は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求(第1抽選要求)に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う。第1抽選要求は、例えば、特定のアイテムを使用する操作、またはユーザによる課金操作に基づき行われる。
また、本実施形態では、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、抽選リストDB222に格納されている複数の抽選リストから抽選される抽選リスト(第1抽選リスト)に基づくゲーム媒体抽選である。具体的には、第1抽選手段234は、抽選リストDB222に格納されている複数の抽選リストから1つの抽選リストを抽選し、抽選した抽選リストに基づいてゲーム媒体を抽選する。より具体的には、第1抽選手段234は、抽選した抽選リストおいて規定されているゲーム媒体毎の抽選確率に基づいてゲーム媒体を抽選する。
また、第1抽選手段234は、抽選した抽選リストに基づいて、複数回のゲーム媒体抽選を行う。本実施形態では、第1抽選手段234は、抽選した抽選リストに基づいて、ゲーム媒体抽選を10回行うものとする。すなわち、第1抽選手段234は、抽選した抽選リストに基づいて、10個のアイテムを抽選する。以下では、10回のゲーム媒体抽選を「10連ガチャ」ともいう。
―結果提示手段―
結果提示手段236は、抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する。具体的には、結果提示手段236は、抽選手段により抽選されたゲーム媒体に関する情報を、通信ネットワーク6を介してゲーム装置5に送信する。これにより、ゲーム装置5のディスプレイには、抽選されたゲーム媒体を表すオブジェクトなどが表示される。
―第2抽選手段―
第2抽選手段235は、第1抽選手段234によるゲーム媒体抽選の結果が結果提示手段236により提示されたあとに、ユーザの操作に基づく抽選要求に応じてゲーム媒体抽選を行う。
例えば、第2抽選手段235は、第2抽選要求に応じて、ゲーム媒体抽選を行うことができる。ここで、第2抽選要求は、第1抽選条件の少なくとも一部を引き継ぐ第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である。ここで、第2抽選要求は、例えば、特定のアイテムを使用する操作、またはユーザによる課金操作に基づき行われる。
また、第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、抽選リストDB222に格納されている複数の抽選リストから選択される抽選リスト(第2抽選リスト)に基づくゲーム媒体抽選である。本実施形態では、選択される抽選リストは、第1抽選手段234により抽選された抽選リストと同一である。すなわち、本実施形態では、第2抽選条件は、第1抽選条件にて用いられた抽選リストを引き継いでいる。
また、本実施形態では、第2抽選手段235は、第3抽選要求に応じて、ゲーム媒体抽選を行うことができる。ここで、第3抽選要求は、第1抽選条件を引き継がない第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である。第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、抽選リストDB222に格納されている複数の抽選リストから抽選される抽選リスト(第3抽選リスト)に基づくゲーム媒体抽選である。
具体的には、第2抽選手段235は、抽選リストDB222に格納されている複数の抽選リストから1つの抽選リストを抽選し、抽選した抽選リストに基づきゲーム媒体抽選を行う。このとき、第2抽選手段235は、第1抽選手段234により抽選された抽選リストを抽選対象から除いて、抽選リストを抽選することができる。これにより、第2抽選手段235は、確実に、第1抽選手段234により用いられた抽選リストと異なる抽選リストに基づき、ゲーム媒体抽選を行うことができる。なお、第2抽選手段235は、第1抽選手段234により抽選された抽選リストを除外せずに、抽選リストを抽選してもよい。この場合、第2抽選手段235は、第1抽選手段234により用いられた抽選リストに基づきゲーム媒体抽選を行うこともある。
本実施形態では、第2抽選手段235は、上述した第2抽選要求または第3抽選要求のいずれかを選択するユーザの操作に応じて、ゲーム媒体抽選を行う。すなわち、第2抽選手段235は、第2抽選条件または第3抽選条件に基づき、ゲーム媒体抽選を行う。
―付与手段―
付与手段237は、抽選手段により抽選されたゲーム媒体をユーザに付与する。より具体的には、付与手段237は、抽選されたゲーム媒体を、抽選要求の送信元となる操作を行ったユーザの識別情報とユーザDB221にて関連付けることで、ゲーム媒体をユーザに付与する。例えば、第1抽選手段234によりゲーム媒体抽選が行われたあとに、第2抽選要求が行われると、付与手段237は、第1抽選手段234により抽選されたゲーム媒体をユーザに付与する。
また、付与手段237は、抽選されたゲーム媒体を必ずしもユーザに付与しなくてもよい。本実施形態では、第1抽選手段234によりゲーム媒体抽選が行われたあとに、第3抽選要求が行われた場合には、付与手段237は、第1抽選手段234により抽選されたゲーム媒体をユーザに付与しない。これにより、不要なゲーム媒体がユーザに付与されることが抑制される。
―通知手段―
通知手段238は、ユーザに各種の情報を通知する。通知手段238は、例えば、当たりの抽選リストが所定回数だけ抽選されると、ユーザに当たりの抽選リストがそれ以降抽選されなくなることを表す情報をユーザに通知してもよい。このとき、通知手段238は、抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果と併せて、抽選リストがそれ以降抽選されなくなることを表す情報をユーザに通知してもよい。
また、通知手段238は、当たりの抽選リストが抽選され、レアリティSのアイテムが抽選された場合に、ユーザが引き直し要求(第3抽選要求)を選択したときにユーザに警告をする情報を通知してもよい。例えば、通知手段238は、「本当に引き直しをしていいの?」というテキスト情報をユーザに通知してもよい。ここで、引き直し要求とは、抽選されたアイテムを獲得せずに、新たに抽選された抽選リストによるゲーム媒体抽選を要求することである。
<ゲーム装置5の構成>
ゲーム装置5には、ディスプレイ61、スピーカ62およびタッチパッド63が外部接続または内蔵される。また、ゲーム装置5は、ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54、記憶部55および制御部56を有する。ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54および記憶部55は、バス59を介して制御部56と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース51は、ゲーム装置5とサーバ装置2との間で各種データを送受信するために、通信ネットワーク6に通信可能に接続される。
グラフィック処理部52は、制御部56から出力されるゲーム画像情報に従って、キャラクタおよび仮想ゲーム空間に関する各種オブジェクトを含むゲーム画像を、動画形式で描画する。グラフィック処理部52は、例えば液晶型であるディスプレイ61と接続されており、動画形式に描画されたゲーム画像は、ゲーム画面としてディスプレイ61上に表示される。
オーディオ処理部53は、スピーカ62と接続され、制御部56の指示に従ってゲーム音声を再生および合成すると、これをスピーカ62から出力させる。
操作部54は、タッチパッド63と接続され、操作入力に関するデータをタッチパッド63との間で送受信する。ユーザは、タッチパッド63をタッチすることで、ゲーム装置5に操作信号を入力する。
記憶部55は、HDD、SSD、RAMおよびROMなどで構成される。記憶部55には、サーバ装置2からダウンロードしたゲームデータ、ゲームプログラムの一部を含む各種プログラム、自装置5のアカウント情報などが格納されている。
制御部56は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置5の動作を制御する。
制御部56は、各種プログラムを実行することにより、通信手段561、ゲーム実行手段562および報知制御手段563として機能する。
―通信手段561―
通信手段561は、ネットワークインターフェース51を介してサーバ装置2との通信を行う機能である。
通信手段561は、操作部54がタッチパッド63から受信した各種操作信号に応じて、サーバ装置2が把握可能な情報を生成して送信する。例えば、通信手段561は、アカウント情報、新たなゲームデータのダウンロード要求情報、ゲーム媒体抽選の要求、抽選リストの提示要求、抽選リストの選択要求またはクエスト実行要求などをサーバ装置2に送信する。また、通信手段561は、ダウンロード要求情報に応じてサーバ装置2から送られてきた新たなゲームデータ、抽選処理により選択されたゲーム媒体に関する情報などを、サーバ装置2から受信する。
―ゲーム実行手段-
ゲーム実行手段562は、自装置5のユーザによるタッチパッド63の操作に従って、ゲームデータに含まれる仮想ゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを記憶部55から読み出すかまたはサーバ装置2から受信したデータを用いて、ゲームプログラムを実行しつつ、2次元または3次元のゲーム画像情報を生成する。ゲーム画像情報がグラフィック処理部52によって処理されることにより、ディスプレイ61には処理後のゲーム画像が逐次表示される。
そして、ゲーム実行手段562は、ゲーム画像上に、自装置5のユーザの操作に従ってキャラクタを配置させ、そのユーザの操作およびゲームの進行状況に応じて仮想ゲーム空間におけるキャラクタの行動を制御する。例えば、ゲーム実行手段562は、ユーザのタッチパッド63を介し介した操作に応じて、ゲームにおいてクエストを実行させる。
―報知制御手段-
報知制御手段563は、ゲームの実行にあたり、自装置5のユーザの操作などに応じてディスプレイ61の表示制御およびスピーカ62の音声出力制御を行う。報知制御手段563は、各種の画面をディスプレイ61に表示させる。
図4は、ゲーム装置5のディスプレイ61に表示される、ユーザがガチャを引くための画面sc1を示す図である。画面sc1には、「10連ガチャが引けるよ!」というテキストと、抽選要求(第1抽選要求)を行うための抽選要求画像610と、抽選リストの提示を要求するためのリスト要求画像612とが含まれている。
ユーザが「ガチャを引く」というテキストを含む抽選要求画像610をタッチすると、抽選要求がサーバ装置2に送信される。これにより、サーバ装置2においてゲーム媒体抽選が行われる。また、ユーザが「抽選リストの表示」というテキストを含むリスト要求画像612をタッチすると、抽選リストの提示要求がサーバ装置2に送信される。これにより、抽選リストに関する情報がサーバ装置2からゲーム装置5に送信され、ディスプレイ61に抽選リストの内容(例えば、図2および図3を参照して説明した内容など)が表示される。
図5は、抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を表示する画面sc2を示す図である。画面sc2には、抽選された10個のアイテムを示すアイテム画像620、引き直し要求画像622、連続抽選要求画像624および終了要求画像626が含まれている。
アイテム画像620a~jは、抽選手段により抽選されたアイテムを示す画像である。図5では、アイテム画像620a~jのそれぞれは無地の四角で表示されているが、四角の内側には抽選されたアイテムを示す情報(アイテムの名称およびアイテムの画像など)が含まれているものとする。ユーザは、アイテム画像620a~jを参照することにより、抽選されたアイテムを確認することができる。
ユーザが「引き直す」の引き直し要求画像622をタッチすると、引き直し要求(第3抽選要求)がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。すると、サーバ装置2は、引き直し要求に応じてゲーム媒体抽選を行う。
また、ユーザが連続抽選要求画像624をタッチし、例えば課金操作を行うと、「続けて引く」の連続抽選要求(第2抽選要求)がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。すると、サーバ装置2は、連続抽選要求に応じてゲーム媒体抽選を行う。ここで、連続抽選要求は、抽選されたアイテムを獲得したうえで、さらにゲーム媒体抽選の要求を行うことである。
さらに、ユーザが「もうやめる」の終了要求画像626をタッチすると、終了要求がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。すると、サーバ装置2はゲーム媒体抽選を終了し、ゲーム媒体抽選が終了したことを表す情報をゲーム装置5に送信する。なお、本実施形態では、引き直し要求、連続抽選要求および終了要求を行う操作について説明したが、ユーザが行うことができる要求および操作はこれらに限定されるものではない。
<ゲームシステム1の動作の流れ>
図6は、サーバ装置2が、ゲーム媒体抽選の要求を受け付けてから、ゲーム媒体抽選を終了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1抽選手段234は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求(第1抽選要求)を受け付ける(ステップst101)。
次いで、第1抽選手段234は、抽選リストDB222から抽選リストを抽選する(ステップst103)。次いで、第1抽選手段234は、ステップS103において抽選した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う(ステップst105)。ここでは、第1抽選手段234は、ゲーム媒体抽選を10回行い、10個のアイテムを抽選するものとする。
次いで、結果提示手段236は、ステップst105における第1抽選手段234によるゲーム媒体の抽選結果を提示する(ステップst107)。ここでは、結果提示手段236は、ステップst105において抽選された10個のアイテムに関する情報をゲーム装置5に送信する。これにより、ゲーム装置5のディスプレイ61には、抽選された10個のアイテムに関する情報が表示される。例えば、ゲーム装置5のディスプレイ61には、図5を参照して説明した画面sc2が表示される。
次いで、第2抽選手段235は、ユーザの操作に応じたゲーム媒体抽選の要求を受け付ける(ステップst109)。具体的には、第2抽選手段235は、図5を参照して説明した引き直し要求、連続抽選要求または終了要求を受け付ける。
次いで、第2抽選手段235は、ゲーム媒体抽選を続けるか否かを決定する(ステップst111)。第2抽選手段235は、ステップst109において終了要求を受け付けた場合には、ゲーム媒体抽選をやめることを決定する(ステップst111:NO)。これにより、図6の処理が終了する。一方、第2抽選手段235がステップst109において終了要求以外の要求(具体的には、引き直し要求または連続抽選要求)を受け付けた場合には、ゲーム媒体抽選を続けることを決定し(ステップst111:YES)、ステップst113に進む。
ステップst111においてYESと判定されると、第2抽選手段235は、抽選要求に応じて、新たなゲーム媒体抽選を行う(ステップst113)。ここで、図7を参照して、ステップst113の処理についてより詳細に説明する。
まず、第2抽選手段235は、引き直しを行うか否かを決定する(ステップst201)。第2抽選手段235は、ステップst109において引き直し要求(第3抽選要求)を受け付けていた場合には、引き直しを行うことを決定し(ステップst201:YES)、ステップst205に進む。
一方、第2抽選手段235は、ステップst109において連続抽選要求(第2抽選要求)を受け付けていた場合には、第2抽選手段235は、引き直しを行わないことを決定し(ステップst201:NO)、ステップst203に進む。以下では、まずステップst201においてNOと判定された場合の処理を説明したあとに、ステップst201においてYESと判定された場合の処理を説明する。
ステップst201においてNOと判定されると、付与手段237は、前回のゲーム媒体抽選において抽選された10個のアイテムをユーザに付与する(ステップst203)。次いで、第2抽選手段235は、前回のゲーム媒体抽選において抽選手段により用いられた抽選リストと同一の抽選リストに基づき、ゲーム媒体抽選を行う(ステップst205)。例えば、前回のゲーム媒体抽選がステップst105におけるゲーム媒体抽選である場合には、第2抽選手段235は、ステップst103において抽選された抽選リストと同一の抽選リストに基づきゲーム媒体抽選を行う。ここでは、第2抽選手段235がゲーム媒体抽選を10回行うものとし、2抽選手段234がゲーム媒体抽選を10回行うと、図7に示す処理が終了する。
次に、ステップst201においてYESと判定された場合の処理について説明する。ステップst201においてYESと判定されると、第2抽選手段235は、抽選リストDB222から抽選リストを抽選する(ステップst207)。次いで、第2抽選手段235は、ステップst207において抽選した抽選リストに基づき、ゲーム媒体抽選を行う(ステップst209)。ここでは、ステップst205と同様に、第2抽選手段235がゲーム媒体抽選を10回行うものとし、第2抽選手段235がゲーム媒体抽選を10回行うと、図7に示す処理が終了する。
図7に示す処理が終了すると、図6に戻って、ステップst113の処理が終了する。すると、結果提示手段236は、第2抽選手段235によるゲーム媒体抽選の結果を提示する(ステップst115)。これにより、ユーザは、抽選された10個のアイテムを確認することができる。以下、ユーザの操作に基づく終了要求が行われるまで、ステップst109~st115の処理が繰り返し行われる。
以上をまとめると、本実施形態のプログラムは、サーバ装置2の制御部23(コンピュータ)を、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段234と、第1抽選手段234によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示手段236と、第1抽選手段234によるゲーム媒体抽選の結果が結果提示手段236により提示されたあとに、ユーザの操作に基づき、第1抽選条件の少なくとも一部を引き継ぐ第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第2抽選要求と、第1抽選条件を引き継がない第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選の要求である第3抽選要求とのいずれかの抽選要求に応じて、第2抽選条件または第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う第2抽選手段235と、として機能させるものである。
<効果>
本実施形態によれば、ゲーム媒体を抽選するゲームの興趣性を高めることを可能となる。具体的には、ユーザは、抽選結果を確認して、次にどのようなガチャを行うのかを考えることができる。例えば、ユーザは、抽選結果を確認して、当たりの抽選リストが抽選されたと予測できた場合には、レアリティの高いアイテムが多く抽選されることを期待して、前回と同じ抽選リストを用いたガチャを行うことができる。これにより、ユーザは、課金をするタイミングを見極めて、所望のアイテムを一挙に獲得できる。
一方、ユーザは、抽選結果を確認して、所望でない抽選リストが抽選されたと予測した場合には、引き直しを行い、新たな抽選リストでガチャを行うことができる。本実施形態では、引き直しが行われる場合には、前回の抽選リストとは異なる抽選リストによりガチャが行われるため、ユーザはガチャを飽きずに行うことができる。もちろん、ユーザが抽選リストの良し悪しの判断を誤ることもありうるが、このような判断の誤りも興趣性を高める要素の一つである。このように、本実施形態によれば、ユーザは漫然とガチャを引くのではなく、抽選結果を確認して引きどころを定めたうえでガチャを引くことができる。これにより、ユーザの満足感が高められる。
また、本実施形態によれば、1つの抽選リストに基づき複数回(本実施形態では10回)のゲーム媒体抽選が行われるため、ユーザは1つの抽選リストに関する情報を多く取得でき、抽選結果を次のゲーム媒体抽選の選択に活かしやすくなる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、主に、第1実施形態と異なる点について説明し、第1実施形態と共通する点については必要に応じて省略する。第1実施形態では、1回の10連ガチャにおいて、1つの抽選リストを用いて10回のゲーム媒体抽選が行われるものとして説明した。第2実施形態では、10連ガチャにおいて、1つのゲーム媒体が抽選される度に抽選リストが抽選され、抽選された抽選リストに基づきゲーム媒体抽選が行われる。
また、第2実施形態では、抽選リストDB222において、ユーザの識別情報毎に、複数の抽選リストのそれぞれは、抽選リストのそれぞれを区別する区別情報が対応付けられた状態で格納されている。区別情報は、抽選リストに含まれるゲーム媒体に関する情報と対応するゲーム媒体の抽選確率との関係を特定する情報を含まないものとする。区別情報は、結果提示手段246によりゲーム媒体抽選の結果が提示される際に用いられる。
図8は、第2実施形態に係るサーバ装置が備える制御部24の機能を説明するための機能ブロック図である。ここでは、主に、制御部24が備える第1抽選手段244、第2抽選手段245、結果提示手段246および変更手段249について説明する。
第2実施形態に係る第1抽選手段244は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求(第1抽選要求)に応じて、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う。本実施形態において、第1抽選条件に基づくゲーム媒体抽選では、複数回のゲーム媒体抽選が行われ、1回のゲーム媒体抽選が行われる度に、ゲーム媒体抽選に用いられる抽選リスト(第1抽選リスト)が前記複数の抽選リストから抽選され、抽選された抽選リストに基づきゲーム媒体抽選が行われる。
第2抽選手段245は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求に応じて、ゲーム媒体抽選を行う。例えば、第2抽選手段245は、引き直し要求(第3抽選要求)に応じて、第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行う。ここで、本実施形態において、第3抽選条件に基づくゲーム媒体抽選では、複数回(本実施形態では10回)のゲーム媒体抽選が行われ、1回のゲーム媒体抽選が行われる度に、ゲーム媒体抽選に用いられる抽選リスト(第3抽選リスト)が前記複数の抽選リストから抽選され、抽選された抽選リストに基づきゲーム媒体抽選が行われる。
また、本実施形態に係る第2抽選手段245は、ユーザの操作に基づく選択要求(第2抽選要求)に基づき、第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選を行うことができる。ここで、選択要求は、ユーザが選択した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選の要求である。
また、本実施形態に係る第2抽選条件に基づくゲーム媒体抽選は、第1抽選手段244によるゲーム媒体抽選に用いられた抽選リストからユーザの操作により選択された抽選リスト(第2抽選リスト)に基づくゲーム媒体抽選である。第1抽選手段244により複数の種類の抽選リストが第1抽選リストとして用いられた場合には、第2抽選リストは、複数の種類の抽選リストのうちの1つの抽選リストとなる。すなわち、第2抽選条件は、第1抽選条件の一部を引き継ぐことになる。
結果提示手段246は、抽選手段により抽選されたアイテムと、抽選されたアイテムに対応する抽選リストとを関連付けてユーザに提示する。本実施形態では、上述のように、抽選リストDB222には、複数の抽選リストのそれぞれを区別する区別情報が格納されている。結果提示手段246は、抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する際に、抽選されたアイテムに関する情報と併せて、区別情報をゲーム装置5に送信する。これにより、抽選されたアイテムと対応する区別情報とが関連付けられた状態でユーザに提示される。
図9は、抽選されたアイテムと対応する抽選リストのマークとが表示された画面sc3を示す図である。画面sc3には、無地の丸印で表された第1マーク636とともに表示されている2つのアイテム画像630、斜線の付された丸印で表された第2マーク638とともに表示されている3つのアイテム画像632、および点の付された丸印で表された第3マーク640とともに表示されている5つのアイテム画像634が含まれている。第1マーク636、第2マーク638および第3マーク640は、互いに異なる抽選リストに対応付けられている区別情報である。
このように、区別情報には、抽選リストに含まれるゲーム媒体に関する情報と対応するゲーム媒体の抽選確率との関係を特定する情報を含まれない。このため、ユーザは区別情報に基づき抽選リストを容易には特定することができない。ユーザは、区別情報に基づき、いずれの区別情報に対応する抽選リストが当たりの抽選リストであるのかを推測しながら次のゲーム媒体抽選を選択することができる。
例えば、第3マーク640に関連付けられて表示されている5つのアイテム画像634には、Sレアリティのアイテムが、通常の抽選確率に比べて高い割合で含まれているとする。この場合、ユーザは、第3マーク640に対応する抽選リストが当たりの抽選リストであると推測することができる。ユーザが、「抽選リストを選択して、続けて引く」の選択要求画像642をタッチすると、抽選リストの選択要求がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。すると、サーバ装置2から抽選リストを選択するための情報がゲーム装置5に送信される。これにより、抽選リストを選択するための画面がゲーム装置5のディスプレイ61に表示される。
図10は、ユーザが次のゲーム媒体抽選において用いられる抽選リストを選択するための選択画面sc4を示す図である。選択画面sc4には、無地の四角で表された第1選択画像650、斜線の付された四角で表された第2選択画像652、および点の付された四角で表された第3選択画像654が含まれている。第1選択画像650、第2選択画像652および第3選択画像654のそれぞれは、第1マーク636、第2マーク638および第3マーク640に関連付けられている。
ユーザが選択画像をタッチすると、タッチされた選択画像に関連付けられているマークに対応する抽選リストが選択され、選択された抽選リストに基づくゲーム媒体抽選の要求が、ゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。例えば、ユーザが第1選択画像650をタッチすると、第1マーク636に対応する抽選リストに基づくゲーム媒体抽選の要求がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。
また、図9に示した画面sc3の「引き直す」の引き直し要求画像641がタッチされると、新たに抽選された抽選リストに基づくゲーム媒体抽選の要求がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。このとき、前回のゲーム媒体抽選において抽選されたアイテムは、付与手段237によりユーザに付与されない。
また、「もうやめる」の終了要求画像644がタッチされると、終了要求がゲーム装置5からサーバ装置2に送信される。
変更手段249は、ユーザがゲーム媒体抽選を終了する各種の操作に基づき、抽選リストDB222に格納されている、抽選リストと区別情報との対応関係を変更する。本実施形態では、ユーザが「もうやめる」の終了要求画像644をタッチすると、終了要求がサーバ装置2に送信される。変更手段249は、終了要求に応じて、抽選リストと区別情報との対応関係を変更する。
<ゲームシステムの動作の流れ>
図11は、第2実施形態に係るサーバ装置が、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求を受け付けてから、ゲーム媒体抽選を終了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1抽選手段244は、ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求を受け付ける(ステップst301)。次いで、第1抽選手段244は、カウントを0にする(ステップst303)。次いで、第1抽選手段244は、抽選リストDB222から抽選リストを抽選し(ステップst305)、抽選した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う(ステップst307)。次いで、第1抽選手段244は、カウントを1加算する(ステップst309)。
次いで、第1抽選手段244は、カウントが10以上である否かを判定する(ステップst311)。カウントが10以上であることが判定された場合(ステップst311:YES)、ステップst313に進む。一方、カウントが10未満であることが判定された場合(ステップst311:NO)、ステップst305に戻る。以下、カウントが10以上になるまで、ステップst305~st311の処理が繰り返し実施される。すなわち、抽選リストを抽選する処理と、抽選した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う処理が10回繰り返される。
ステップst311においてYESと判定されると、結果提示手段246は、第1抽選手段244によるゲーム媒体抽選の結果を提示する(ステップst313)。このとき、抽選されたアイテムが、対応する抽選リストの区別情報(本実施形態ではマーク)とともに、ユーザに提示される。ここでは、図9を参照して説明した画面sc3が、ゲーム装置5のディスプレイ61に表示されるものとする。ユーザは、画面sc3に表示されたゲーム媒体抽選の結果を確認して選択を行う。
次いで、第2抽選手段245は、ユーザの操作に応じた要求を受け付ける(ステップst315)。ここでは、第2抽選手段245は、引き直し要求、選択要求または終了要求を受け付ける。
第2抽選手段245は、ゲーム媒体抽選を続けるか否かを決定する(ステップst317)。本実施形態では、第2抽選手段245は、ステップst315において終了要求を受け付けていた場合には、ゲーム媒体抽選を終了することを決定し(ステップst317:NO)、ステップst323に進む。一方、第2抽選手段245は、ステップst315において引き直し要求または選択要求を受け付けていた場合には、ゲーム媒体抽選を続けることを決定し(ステップst317:YES)、ステップst319に進む。以下では、ステップst317においてYESと判定された場合の処理を説明したあとに、ステップst317においてNOと判定された場合の処理を説明する。
ステップst317においてYESと判定されると、サーバ装置2は、新たなゲーム媒体抽選を行う(ステップst319)。図12を参照して、ステップst319の処理を詳細に説明する。
まず、第2抽選手段245は、引き直しを行うか否かを決定する(ステップst401)。ここでは、第2抽選手段245は、ステップst315において引き直し要求を受け付けていた場合には、引き直しを行うことを決定し(ステップst401:YES)、ステップst409に進む。一方、第2抽選手段245は、ステップst315において選択要求を受け付けていた場合には、引き直しを行わずに連続抽選を行うことを決定し(ステップst401:NO)、ステップst403に進む。以下では、ステップst401においてNOと判定された場合の処理を説明したあとに、ステップst401においてYESと判定された場合の処理を説明する。
ステップst401においてNOと判定されると、付与手段237は、前回の10回のゲーム媒体抽選において抽選された、合計10個のアイテムをユーザに付与する(ステップst403)。
次いで、第2抽選手段245は、ユーザに抽選リストの選択画面を提示する(ステップst405)。具体的には、第2抽選手段245は、前回の10回のゲーム媒体抽選において用いられた抽選リストに対応する選択画像を、ゲーム装置5のディスプレイ61に表示させる。ユーザは、表示された選択画像をタッチすることで、次のゲーム媒体抽選に用いられる抽選リストを選択することができる。
次いで、第2抽選手段245は、ユーザによる選択操作により選択された選択画像に対応する抽選リストに基づき、10回のゲーム媒体抽選を行い(ステップst407)、図12に示す処理は終了する。
次に、ステップst401においてYESと判定された場合の処理について説明する。第2抽選手段245は、ステップst409からステップst417の処理を行うが、第2抽選手段245が行うステップst409からステップst417の処理は、図11を参照して説明した、第1抽選手段244が行うステップst303からステップst311の処理と実質的に同一であるため、ここでは説明を省略する。ステップst417においてYESと判定されると、図12に示す処理は終了する。
図12に示す処理が終了すると、図11に戻って、ステップst319の処理が終了する。すると、結果提示手段246は、ゲーム媒体抽選の結果をユーザに提示する(ステップst321)。具体的には、結果提示手段246は、ステップst307およびステップst319において抽選されたアイテムと、それぞれのアイテムに対応する抽選リストの区別情報とを関連付けてユーザに提示する。以下、ユーザによる終了要求が行われるまで、ステップst315からステップst321の処理が繰り返し行われる。
ステップst317においてNOと判定されると、変更手段249は、抽選リストDB222において、終了要求の送信元となる操作を行ったユーザに対応する、抽選リストと区別情報との対応関係を変更する(ステップst323)。抽選リストと区別情報との対応関係が変更されると、図11に示す処理は終了する。
<効果>
本実施形態によれば、ユーザは、抽選されたアイテムと対応する抽選リストの区別情報を確認できる。このため、ユーザは、どの区別情報に対応する抽選リストが当たりの抽選リストであるかを推測しながらガチャを行うことができる。
また、区別情報には、抽選リストに含まれるアイテムと、そのアイテムに対応する抽選確率との関係を特定する情報が含まれていない。このため、ユーザは、容易には抽選リストの内容を特定することができず、抽選リストの内容を考えながらガチャを行うことができる。
さらに、ゲーム媒体抽選が終了すると、抽選リストと区別情報との関係が変更される。このため、ユーザが抽選リストと区別情報との対応関係を特定できたとしても、ガチャが終了して新たにガチャを行う場合には、改めて抽選リストと区別情報との対応関係を推測する必要がある。これにより、容易にユーザが所望するアイテムが容易に抽選されることが抑制される。
[他の実施形態]
前記実施形態において説明した各種制御手段および処理手順は一例であり、本発明、その適用物、またはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。各種制御手段および処理手順は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
第1実施形態では、連続抽選が行われる際に、前回のゲーム媒体抽選において用いられた抽選リストと同一の抽選リストが用いられるものとして説明した。これに限らず、連続抽選が行われる際には、前回のゲーム媒体抽選において用いられた抽選リストよりも、良いアイテム(例えば、レアリティの高いアイテム)の抽選確率が高くなるように抽選確率を規定した抽選リストが用いられてもよい。
第2実施形態では、第2抽選手段245は、引き直し要求に応じて、新たに抽選した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行うことができるものとして説明した。これに限らず、第2抽選手段245は、引き直し要求に応じたゲーム媒体抽選ができなくてもよい。この場合、第2抽選手段245は、例えば、ユーザによる選択操作に基づき、終了要求に基づくゲーム媒体抽選の終了または選択要求に基づき選択した抽選リストに基づくゲーム媒体抽選のどちらかを行うことができる。
第2実施形態では、結果提示手段246は、10回分のゲーム媒体抽選の結果を提示するものとして説明したが、結果提示手段246が提示するゲーム媒体抽選の結果の数はこれに限定されるものでない。例えば、結果提示手段246は、過去30回分のゲーム媒体抽選により抽選された30個のアイテムと、対応する区別情報とを関連付けてユーザに提示してもよい。これにより、ユーザは、より多くの抽選リストに関する情報を確認したうえで抽選リストを選択することができるようになる。
第2実施形態では、主に、区別情報が丸印のマークであり、マークの模様により抽選リストが区別されるものとして説明した。これに限らず、抽選リストは、色によって区別されてもよい。例えば、複数の抽選リストのそれぞれには、各種の色(例えば、青色、赤色及び黄色など)の色が区別情報として対応付けられる。結果提示手段246は、抽選されたアイテムに対応する抽選リストの色のマークを、抽選されたアイテムに関連付けて提示してもよい。
上記実施形態では、ゲーム装置5がスマートフォンである場合を例示したが、ゲーム装置5は、ゲームセンターなどに提供されるアミューズメント機器であってもよい。
上記実施形態では、ゲームがアクションゲームである場合を例示したが、これに限定されない。ゲームは、シューティングゲーム、ロールプレイングゲーム、シミュレーションゲーム、ボードゲーム、およびパズルゲームなど、様々な種類のゲームに適用することができる。
例えば、ゲームがカードゲームである場合、プレイヤキャラクタが描写された当該プレイヤキャラクタに対応するカードオブジェクトが、仮想空間上のデッキに設定され、そのカードオブジェクトに対応するプレイヤキャラクタが敵キャラクタと対戦する。
上記実施形態では、ゲーム媒体抽選では、主にゲーム内で使用されるアイテムが抽選されるものとして説明した。これに限らず、ゲーム媒体抽選では、ゲーム内で使用されるキャラクタなどであってもよい。
上記実施形態では、抽選リストに含まれる情報として、ゲーム媒体のレアリティ、ゲーム媒体の名称及びゲーム媒体の抽選確率を含むものとして説明した。抽選リストに含まれる情報はこれらの情報に限られず、抽選リストには、キャラクタの能力パラメータおよびレベルなどの各種の情報が含まれてよい。
上記実施形態では、引き直しには特に制限がないものとして説明したが、引き直しには、回数制限または時間制限などが設けられてもよい。例えば、引き直しが所定回数だけ実施された場合には、ゲーム媒体抽選が終了するまでは引き直しができないものとしてよい。
また、上記実施形態では、抽選リストを連続して用いることができる回数に制限があるものとして説明した。これに限らず、抽選リストを連続して用いることができる時間に制限を設けてもよい。また、当たりの抽選リストの回数制限および制限時間を、通常の抽選リストの回数制限および制限時間よりも厳しくしてもよい。すなわち、当たりの抽選リストを連続して用いることができる回数を、通常の抽選リストを連続して用いることができる回数よりも少なくしてよい。例えば、当たりの抽選リストを連続して用いることができる回数は1回(合計2回)としてもよい。また、当たりの抽選リストを用いることができる時間を、通常の抽選リストを用いることができる時間よりも短くしてよい。
上記実施形態では、引き直しまたは連続抽選等の選択及び抽選リストの選択において、時間に制約がないものとして説明した。これらの選択には、制限時間が設けられてもよい。例えば、数十秒程度の短い選択時間の間に、ユーザが、引き直しを行うか連続抽選を行うかの選択しなければならないようにしてもよい。
上記実施形態では、リスト提示手段233は、抽選リストの内容を事前に提示するものとして説明した。これに限らず、リスト提示手段233は、さらに、上述した引き直しの回数制限、時間制限、当たりの抽選リストの制限、引き直しまたは連続抽選の選択時間などの各種の条件を予めユーザに提示してもよい。
上記実施形態では、主に、抽選手段が一度に10回のゲーム媒体抽選を行うものとして説明した。これに限らず、抽選手段は、一度に1回のゲーム媒体抽選を行ってもよいし、2回~9回のゲーム媒体抽選を行ってもよいし、11回以上のゲーム媒体抽選を行ってもよい。
上記実施形態では、引き直しが行われた回数とは関係なく、ゲーム媒体抽選が行われるものとして説明した。これに限らず、引き直しが行われた回数に応じて、ユーザに特典が付与されてもよい。より具体的には、引き直しが行われた回数が少ないほど、ユーザによい特典が付与されてもよい。例えば、抽選手段は、引き直しが行われた回数が少ないほど、少ない金額の課金または少ないアイテムの使用に基づき、ゲーム媒体抽選を行ってよい。
上記実施形態では、サーバ装置2および複数のゲーム装置5が一体となってプログラムを機能させる場合を例示したが、これに限定されない。プログラムのすべての手段、すなわち、リスト提示手段233、第1抽選手段234,244、第2抽選手段235,245、結果提示手段236,246、付与手段237、通知手段238および変更手段249などが、サーバ装置単体、ゲーム装置5単体、サーバ装置およびゲーム装置5とは別の通信端末単体、これらのうち組み合わせられる2つの装置、に備えられていてもよい。また、サーバ装置、ゲーム装置、通信端末を一体となって機能させる場合、どの手段をどの装置にて機能させるかも、適宜変更が可能である。
図6、図7、図11および図12に示したフローチャートの処理は、必ずしも上記実施形態において説明した順番で実施されなくてもよい。論理的に矛盾のない範囲で、順序を入れ替えて実施されてもよいし、並列的に実施されてもよい。例えば、ステップst203において付与手段237がユーザにアイテムを付与する処理は、図6の処理が終了する際に実施されてもよい。
上記実施形態では、主に、第1抽選手段が上述したゲーム媒体抽選を行う前に、抽選手段によりゲーム媒体抽選が行われていないものとして説明した。これに限らず、第1抽選手段が上述したゲーム媒体抽選を行う前に抽選手段によりゲーム媒体抽選が行われていてもよい。
これらの他の実施形態を採用した場合においても、本実施形態の作用効果は発揮される。また、本実施形態と他の実施形態、および他の実施形態同士を適宜組み合わせることも可能である。
1・・・ゲームシステム
2・・・サーバ装置
5・・・ゲーム装置
22・・・記憶部
23,24・・・制御部
222・・・抽選リストDB
224・・・通常の抽選リスト
226・・・当たりの抽選リスト
233・・・リスト提示手段
234,244・・・第1抽選手段
235,245・・・第2抽選手段
236,246・・・結果提示手段
630,632,634・・・アイテム画像
636・・・第1マーク
638・・・第2マーク
640・・・第3マーク

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    それぞれが複数のゲーム媒体と当該複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録した複数の抽選リストと、当該複数の抽選リストのそれぞれに関連付けられた区別情報と、を記憶する記憶手段であって、前記区別情報は、前記複数の抽選リストのそれぞれを互いに区別する情報である、記憶手段と、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、前記複数の抽選リストのうちのいずれかの前記抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段であって、前記第1抽選要求は、それぞれが複数のゲーム媒体抽選を行う複数回の抽選要求を含む、第1抽選手段と、
    前記第1抽選要求における前記複数回の抽選要求について、前記複数の抽選リストのうち共通の抽選リストに基づいて抽選されたゲーム媒体を、前記共通の抽選リスト又は当該共通の抽選リストであることを示す前記区別情報と関連付けてユーザに提示する結果提示手段と、として機能させ
    ことを特徴とするゲームプログラム。
  2. コンピュータを、
    それぞれが複数のゲーム媒体と前記複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録した複数の抽選リストを記憶する記憶手段と、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、前記複数の抽選リストのうちのいずれかの前記抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段と、
    前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示手段と、として機能させ、
    前記記憶手段は、前記複数の抽選リストのそれぞれを互いに区別する区別情報を、対応する抽選リストに関連付けてさらに記憶し、
    前記結果提示手段は、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体を、当該ゲーム媒体に対応する抽選リスト又は当該抽選リストであることを示す前記区別情報と関連付けてユーザに提示し、
    前記区別情報は、前記抽選リストに含まれる前記ゲーム媒体に関する情報と対応するゲーム媒体の抽選確率との関係を特定する情報を含まない、ことを特徴とする、ゲームプログラム。
  3. コンピュータを、
    それぞれが複数のゲーム媒体と前記複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録した複数の抽選リストを記憶する記憶手段と、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、前記複数の抽選リストのうちのいずれかの前記抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段と、
    前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示手段と、として機能させ、
    前記記憶手段は、前記複数の抽選リストのそれぞれを互いに区別する区別情報を、対応する抽選リストに関連付けてさらに記憶し、
    前記結果提示手段は、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体を、当該ゲーム媒体に対応する抽選リスト又は当該抽選リストであることを示す前記区別情報と関連付けてユーザに提示し、
    前記コンピュータを、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の終了要求に応じて、前記記憶手段において記憶されている抽選リストと前記区別情報との対応関係を変更する変更手段、としてさらに機能させることを特徴とする、ゲームプログラム。
  4. コンピュータを、
    それぞれが複数のゲーム媒体と前記複数のゲーム媒体のそれぞれに対応する抽選確率を記録した複数の抽選リストを記憶する記憶手段と、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第1抽選要求に応じて、前記複数の抽選リストのうちのいずれかの前記抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う第1抽選手段と、
    前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選の結果を提示する結果提示手段と、として機能させ、
    前記記憶手段は、前記複数の抽選リストのそれぞれを互いに区別する区別情報を、対応する抽選リストに関連付けてさらに記憶し、
    前記結果提示手段は、前記第1抽選手段により抽選されたゲーム媒体を、当該ゲーム媒体に対応する抽選リスト又は当該抽選リストであることを示す前記区別情報と関連付けてユーザに提示し、
    前記第1抽選手段によるゲーム媒体抽選では、複数回のゲーム媒体抽選が行われ、1回のゲーム媒体抽選が行われる度に、ゲーム媒体抽選に用いられる抽選リストが前記複数の抽選リストから抽選され、抽選された抽選リストに基づきゲーム媒体抽選が行われる、ことを特徴とする、ゲームプログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    ユーザの操作に基づくゲーム媒体抽選の要求である第2抽選要求に応じて、前記結果提示手段によって提示された抽選リストからユーザの操作により選択された抽選リストに基づくゲーム媒体抽選を行う第2抽選手段、としてさらに機能させることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のゲームプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    抽選要求が行われる前に、前記抽選リストに記録されている、前記複数のゲーム媒体とそれぞれに対応する抽選確率とをユーザに提示するリスト提示手段、としてさらに機能させることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のゲームプログラム。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載のゲームプログラムを記憶する記憶部と、
    前記ゲームプログラムを実行する制御部と、を備えることを特徴とする、サーバ装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載のゲームプログラムを記憶する記憶部と、
    前記ゲームプログラムを実行する制御部と、
    を備えることを特徴とする、ゲームシステム。
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