JP7368719B2 - クランクシャフト用トリミング型及びクランクシャフトのトリミング方法 - Google Patents
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Description
上記クランクシャフトの外形状に沿って打ち抜き穴を有すると共に、該打ち抜き穴の内周上端にバリ取り刃を設けた下型と、
上記クランクシャフトに当接して該クランクシャフトを相対的に押圧して上記バリを上記バリ取り刃に当接させる上型とを有し、
上記下型の上記バリ取り刃は、
上記クランクシャフトの軸方向輪郭に沿った縦切断刃と上記クランクシャフトの軸方向に交差する方向の横方向輪郭に沿った横切断刃とが連なるコーナー切断刃部の少なくとも一部において、
上記縦切断刃と上記横切断刃のうち、一方は、上記クランクシャフトの輪郭から上記バリのみの部分まで延長された延長切断刃を有し、他方は、上記延長切断刃よりも下方にずれた位置に時間差切断刃として配置されており、
少なくとも、上記クランクシャフトのフロント軸の側面に対応する両側の上記縦切断刃からそれぞれ延長された一対の上記延長切断刃が設けられ、上記フロント軸の先端面に対応する上記横切断刃が上記時間差切断刃として上記延長切断刃よりも下方にずれて配置されており、
トリミング時においては、上記フロント軸の側面の上記縦切断刃およびその延長上の上記延長切断刃によるバリの切断が行われ、その後、時間差をもって上記フロント軸の先端面に対応する上記時間差切断刃としての上記横切断刃によるバリの切断が行われるように構成されている、クランクシャフト用トリミング型にある。
上記のクランクシャフト用トリミング型における上記下型と上記上型との間に上記バリを備えた上記クランクシャフトを配置し、
上記下型と上記上型とを相対的に接近させて上記バリを分離除去する際に、上記延長切断刃及び上記時間差切断刃を有する上記コーナー切断刃部においては、上記延長切断刃による上記バリの切断の後に、上記時間差切断刃によるバリの切断を行う、クランクシャフトのトリミング方法にある。
本願のクランクシャフト用トリミング型及びクランクシャフトのトリミング方法に係る実施例につき図を用いて説明する。
本例のトリミング型1は、図1及び図2に示すごとく、周囲にバリ89を備えたクランクシャフト8からバリ89を分離除去するためのトリミング型である。トリミング型1は、図3に示すように、クランクシャフト8の外形状に沿って打ち抜き穴20を有すると共に、打ち抜き穴20の内周上端にバリ取り刃3を設けた下型2と、クランクシャフト8に当接してクランクシャフト8を相対的に押圧してバリ89をバリ取り刃3に当接させる上型4(図11)とを有する。
以下、さらに詳説する。
2 下型
3 バリ取り刃
3c コーナー切断刃部
31 縦切断刃
32 横切断刃
35 延長切断刃
36 時間差切断刃
4 上型
8 クランクシャフト
89 バリ
Claims (3)
- 周囲にバリを備えたクランクシャフトから上記バリを分離除去するためのトリミング型であって、
上記クランクシャフトの外形状に沿って打ち抜き穴を有すると共に、該打ち抜き穴の内周上端にバリ取り刃を設けた下型と、
上記クランクシャフトに当接して該クランクシャフトを相対的に押圧して上記バリを上記バリ取り刃に当接させる上型とを有し、
上記下型の上記バリ取り刃は、
上記クランクシャフトの軸方向輪郭に沿った縦切断刃と上記クランクシャフトの軸方向に交差する方向の横方向輪郭に沿った横切断刃とが連なるコーナー切断刃部の少なくとも一部において、
上記縦切断刃と上記横切断刃のうち、一方は、上記クランクシャフトの輪郭から上記バリのみの部分まで延長された延長切断刃を有し、他方は、上記延長切断刃よりも下方にずれた位置に時間差切断刃として配置されており、
少なくとも、上記クランクシャフトのフロント軸の側面に対応する両側の上記縦切断刃からそれぞれ延長された一対の上記延長切断刃が設けられ、上記フロント軸の先端面に対応する上記横切断刃が上記時間差切断刃として上記延長切断刃よりも下方にずれて配置されており、
トリミング時においては、上記フロント軸の側面の上記縦切断刃およびその延長上の上記延長切断刃によるバリの切断が行われ、その後、時間差をもって上記フロント軸の先端面に対応する上記時間差切断刃としての上記横切断刃によるバリの切断が行われるように構成されている、クランクシャフト用トリミング型。 - 上記クランクシャフトのクランクアーム及びカウンターウエイトに対応する上記コーナー切断刃部の少なくとも一部において、上記横切断刃から延長された上記延長切断刃を有するとともに、上記縦切断刃が上記時間差切断刃として配置されている、請求項1に記載のクランクシャフト用トリミング型。
- 周囲にバリを備えたクランクシャフトから上記バリを分離除去するクランクシャフトのトリミング方法であって、
請求項1又は2に記載のクランクシャフト用トリミング型における上記下型と上記上型との間に上記バリを備えた上記クランクシャフトを配置し、
上記下型と上記上型とを相対的に接近させて上記バリを分離除去する際に、上記延長切断刃及び上記時間差切断刃を有する上記コーナー切断刃部においては、上記延長切断刃による上記バリの切断の後に、上記時間差切断刃によるバリの切断を行う、クランクシャフトのトリミング方法。
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