JP7368691B2 - 乗り物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗り物用シートに係り、特に、シートバック及びシートクッションを有するシート本体を着座可能状態から切り替えることが可能な乗り物用シートに関する。
従来、シート本体を構成するシートバック及びシートクッションを着座者が着座可能な着座可能状態から切り替えることが可能な車両用シートは既に知られており、その中には、シートクッションの前方部分に取り付けられ、着座者の脚部を下方から支持することが可能なオットマン装置をさらに備えた車両用シートが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の乗り物用シートでは、着座者が着座可能な着座可能状態と、シート本体を収納フロアに収納させた収納状態と、シート本体を上方に跳ね上げたチップアップ状態との3種類の形態のシートアレンジが可能な、オットマン装置付きのシートである。
具体的には、当該オットマン装置は、シートクッションに補強部材を介して取り付けられるオットマン回動軸(ベースメンバ)と、オットマン回動軸を介して回動可能に取り付けられる脚支持部材(オットマン)と、から主に構成されている。
また乗り物用シートは、シートクッションの前方部分において当該シートクッションよりも前方に張り出すように取り付けられ、シートアレンジのために操作される切り替え用操作レバー(把持部材)を有している。
このとき、オットマン回動軸及び脚支持部材は、切り替え用操作レバーとの干渉を抑制すべく、シートクッション及び切り替え用操作レバーよりもシート前方に張り出すように配置されている。
特開2015-127157号公報
ところで、特許文献1のようなシートアレンジが可能な乗り物用シートでは、比較的複雑な構成となって構成部品数も増加することから、シート全体が大型化してしまい、重量化してしまう虞があった。特に、オットマン装置付きの乗り物用シートでは、当該オットマン装置がシートクッションよりもシート前方に張り出しているため、シート前後方向において大型化してしまう虞があった。
そのため、シンプルな構成によって、オットマン装置を含むシート全体の大型化を抑制することが可能な乗り物用シートが望まれていた。
また、特許文献1のような乗り物用シートでは、シートの小型化を図りながらも、オットマン装置を含む各種装置の取り付け剛性を向上させた乗り物用シートが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シート本体を着座可能状態から切り替え可能なシートにおいて、シンプルな構成でシートの大型化を抑制することが可能なオットマン装置付きの乗り物用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シートの小型化を図りながら、オットマン装置を含む各種装置の取り付け剛性を向上させた乗り物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗り物用シートによれば、シートバック及びシートクッションを有するシート本体を備え、該シート本体を着座者が着座することが可能な着座可能状態と、該着座可能状態から移動させた移動状態との間で切り替え可能な乗り物用シートであって、前記シート本体を前記着座可能状態と前記移動状態の間で切り替えるために操作される切り替え用操作レバーを有し、該切り替え用操作レバーの操作に伴って動作するシート切り替え装置と、前記シートクッションの前方部分にオットマン回動軸を介して回動可能となるように取り付けられ、着座者の脚部を下方から支持するための脚支持部材を有し、該脚支持部材を前記シートクッション側に格納した格納位置と、該格納位置よりもシート前方側に回転移動させた展開位置との間で回動させることが可能なオットマン装置と、を備え、前記切り替え用操作レバーは、前記シートクッションの前方部分に取り付けられ、前記切り替え用操作レバーと、前記オットマン回動軸とが、シート幅方向に並んで配置され、前記シートクッションの骨格となるクッションフレームをさらに備え、前記クッションフレームは、該クッションフレームの前端部分において前記切り替え用操作レバーを取り付けるためのレバー取り付けブラケットを有し、前記シートクッションは、前記クッションフレームの上面にクッションパッドを載置して、表皮材で被覆されて構成され、前記レバー取り付けブラケットは、前記オットマン回動軸よりも上方位置に配置され、前記クッションパッドを下方から支持するための板状のプレート部を有していること、により解決される。
上記のように、シート本体を着座可能状態から切り替え可能なシートにおいて、切り替え用操作レバーと、オットマン回動軸とがシート幅方向に並んで配置されているため、オットマン装置をシート前後方向においてコンパクトに配置し易くなる。
そのため、シンプルな構成でシートの大型化を抑制可能なオットマン装置付きの乗り物用シートを実現することができる。
また上記構成により、シートクッションにおいてクッションパッドを効率良く支持することができるため、着座者の着座感を良好にすることができる。
このとき、前記シート本体が前記着座可能状態のときに、前記切り替え用操作レバーと、前記オットマン回動軸とが、シート前後方向において前記シートクッションの前方端部よりもシート前方に張り出していないと良い。
上記構成により、オットマン装置をシート前後方向において一層コンパクトに配置することができる。
このとき、前記脚支持部材が前記展開位置に移動したときに、前記脚支持部材においてシート前方側に位置する前方脚支持部が、前記オットマン回動軸によって支持されている後方脚支持部よりもシート幅方向において幅広となるように形成されていると良い。
上記構成により、格納位置においては脚支持部材をコンパクトに格納することができ、展開位置においては脚支持部材が着座者の脚部を比較的広い面積で支持することができる。
このとき、前記シート切り替え装置は、前記シートバックに対して前記シートクッションを回動可能に連結するとともに、前記着座可能状態のときに前記シートクッションの回動動作をロックするクッションロック装置であって、車体フロア上に取り付けられ、前記シート本体をシート前後方向に移動可能に支持するとともに、前記シート本体の移動動作をロックするレール装置をさらに備え、該レール装置は、前記シートクッションの前方部分に取り付けられ、前記シート本体のロック状態を解除するために操作されるレール用操作レバーを有し、前記オットマン回動軸は、シート幅方向において前記切り替え用操作レバーとしてのクッション用操作レバーと前記レール用操作レバーの間に配置され、前記オットマン回動軸と、前記クッション用操作レバーと、前記レール用操作レバーとが、シート幅方向に並んで配置されていると良い。
上記構成により、オットマン装置、クッションロック装置及びレール装置の各構成部品が、シートクッションよりもシート前方に張り出すことを抑制することができるため、シート前後方向においてシートの一層の小型化を図ることができる。
このとき、記オットマン装置は、前記脚支持部材を前記シートクッション側に位置させた基準位置と、該基準位置よりもシート前方側に突出させた突出位置との間で前後移動可能となるように支持するオットマンピラーと、前記クッションフレームの前端部分に対して取り付けられ、前記オットマンピラーを支持するピラー支持部材と、を有し、前記クッションフレームは、記オットマン回動軸よりも上方位置又は下方位置に配置され、前記ピラー支持部材及び前記レバー取り付けブラケットを連結するためにシート幅方向に延びている補強部材を有していると良い。
上記構成により、シートの小型化を図りながらも、シンプルな構成、配置によってオットマン装置の各構成部品の取り付け剛性を向上させることができる。
このとき、車体フロアに対して前記シートバックを回動可能に連結するとともに、前記着座可能状態のときに前記シートバックの回動動作をロックするリクライニング装置を備え、該リクライニング装置は、前記シートバックの側方位置に配置され、該シートバックの回動動作をロックするために動作するリクライニング本体を有し、前記切り替え用操作レバーと、前記リクライニング本体とが、シート幅方向において前記シートクッションの外側端部よりも内側に配置され、かつ、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されていると良い。
上記構成により、リクライニング装置の構成部品をコンパクトに配置することができ、シート幅方向においてシートの大型化を抑制することができる。
このとき、前記移動状態とは、前記シート本体を車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納移動させた収納状態であって、前記シートクッションの下端部分には、前記シート本体が前記収納状態に移動したときに前記収納フロアに当接するように配置される弾性のフロア当接部材が取り付けられ、前記切り替え用操作レバーと、前記フロア当接部材とが、シート幅方向において前記シートクッションの外側端部よりも内側に配置され、かつ、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されていると良い。
上記構成により、フロア当接部材をコンパクトに配置することができる。
本発明によれば、シート本体を着座可能状態から切り替え可能なシートにおいて、シンプルな構成でシートの大型化を抑制可能なオットマン装置付きの乗り物用シートを実現することができる。
また本発明によれば、オットマン装置をシート前後方向において一層コンパクトに配置することができる。
また本発明によれば、格納位置においては脚支持部材をコンパクトに格納することができ、展開位置においては脚支持部材が着座者の脚部を広い面積で支持することができる。
また本発明によれば、シート前後方向においてシートの一層の小型化を図ることができる。
また本発明によれば、シートの小型化を図りながらも、シンプルな構成、配置によってオットマン装置の各構成部品の取り付け剛性を向上できる。
また本発明によれば、着座者の着座感を良好にすることができる。
また本発明によれば、リクライニング装置の構成部品をコンパクトに配置することができ、シート幅方向においてシートの大型化を抑制できる。
また本発明によれば、フロア当接部材をコンパクトに配置することができる。
本実施形態の乗り物用シートの斜視図である。 シートクッション及びオットマン装置を示す断面斜視図である。 乗り物用シートの骨格となるシートフレームの斜視図である。 図3の要部拡大図である。 クッションフレーム及びオットマン装置を示す上面図である。 クッションフレーム及びレバー取り付けブラケットを示す要部拡大図である。 別の角度から見たクッションフレーム及びレバー取り付けブラケットを示す要部拡大図である。 シートフレームの側面図であって、リクライニング装置を示す図である。 シートフレームの側面図であって、クッションロック装置を示す図である。 着座可能状態を示す図である。 着座可能状態から収納状態へ移動する動作を説明する図である。 収納状態を示す図である。 チップアップ状態を示す図である。 チップアップ状態から着座可能状態へ復帰する動作を説明する図である。 着座可能状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る乗り物用シートについて、図1-図15を参照しながら説明する。
本実施形態は、シートバック及びシートクッションを有するシート本体を着座可能状態と、収納状態との間で切り替え可能な乗り物用シートであって、シート本体を着座可能状態と収納状態の間で切り替えるために操作されるクッション用操作レバーを有するクッションロック装置と、シートクッションの前方部分にオットマン回動軸を介して回動可能となるように取り付けられ、着座者の脚部を下方から支持するための脚支持部材を有し、脚支持部材を格納位置と展開位置の間で回動させることが可能なオットマン装置と、を備えており、クッション用操作レバーは、シートクッションの前方部分に取り付けられ、クッション用操作レバーとオットマン回動軸とが、シート幅方向に並んで配置されており、かつ、シート前後方向においてシートクッションの前方端部よりもシート前方に張り出していないことを特徴とする乗り物用シートの発明に関するものである。
なお、乗り物用シートのシートバックに対して乗員が着座する側がシート前方側となる。
本実施形態の乗り物用シートSは、例えば車両の後部座席に相当するリアシートである。なお、車両前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシートとしても利用可能である。
乗り物用シートSは、着座者が着座可能な着座可能状態と、シート本体を収納フロアに収納させた収納状態と、シート本体を上方に跳ね上げたチップアップ状態との3種類の形態のシートアレンジが可能なシートである。
具体的には、乗り物用シートSは、図10に示す着座可能状態から、着座者がシート本体の上端部にある第1リクラ用操作レバー54を引っ張ると、シート本体が前倒れして折り畳まれ(図11参照)、収納フロアに収納された図12に示す収納状態に切り替わる。そして、収納状態から、着座者が手動でシート本体を上方に起こすことで図13に示すチップアップ状態に切り替わる。さらに、チップアップ状態から、着座者がシート本体(シートクッション)の前端部にあるクッション用操作レバー64を引っ張ると(図14参照)、シート本体の一部(シートクッション)が下方に回転し、図15に示す着座可能状態に復帰する。詳細は後述する。
乗り物用シートSは、図1-図3に示すように、シートバック1と、シートクッション2と、ヘッドレスト3とを備えるシート本体と、シート本体を下方から支持する支持ベース30と、車体フロアと支持ベース30の間に取り付けられ、シート本体を前後方向に移動可能に支持するとともに、シート本体の移動動作をロックする左右のレール装置40と、から主に構成されている。
また、乗り物用シートSは、図3に示すように、支持ベース30に対してシートバック1を回動可能に連結するとともに、着座可能状態及びチップアップ状態のときにシートバック1の回動動作をロックするリクライニング装置50と、シートバック1に対してシートクッション2を回動可能に連結するとともに、着座可能状態、収納状態及びチップアップ状態のときにシートクッション2の回動動作をロックするクッションロック装置60と、を備えている。
さらに、乗り物用シートSは、シートクッション2の前方部分に対して回動可能となるように取り付けられ、着座者の脚部を下方から支持する脚支持部材80を有し、脚支持部材80をシートクッション2側に格納した図1に示す格納位置と、格納位置よりもシート前方側に回転移動させた図2に示す展開位置との間で回動させることが可能なオットマン装置70と、を備えている。
なお、乗り物用シートSのシート前方側には、車体フロアよりも低位置に形成された凹型の収納フロアが設けられている。
シートバック1は、図1に示すように、乗員の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となる図3に示すバックフレーム10に、クッションパッド1aを載置して、表皮材1bで被覆されて構成されている。
シートクッション2は、乗員を下方から支持する着座部であって、骨格となる図3に示すクッションフレーム20に、クッションパッド2aを載置して、表皮材2bで被覆されて構成されている。
ヘッドレスト3は、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のピラーにクッションパッドを載置して表皮で被覆されて構成されている。
シートクッション2の前端においてシート幅方向の中央部分には、図2に示すように、オットマン装置70(オットマン回動軸71)を格納するための格納凹部2cが形成されている。そして、シートクッション2の外面からオットマン装置70の外面にわたって略一体的な外観となるように構成されている。
また、格納凹部2cは、シートクッション2の前端においてその下方部分がシート後方に凹むように形成されており、シートクッション2の前端部分においてもシートクッション2の着座面(上面)が確保されている。すなわち、シートクッション2の前端部分においてもクッションパッド1aが載置されて表皮材1bで覆われている。
そのため、着座者の着座感を損なうことがない。また、オットマン装置70の各構成部品の間に異物が外部から(上方から)侵入してしまうことを抑制することができる。
バックフレーム10は、図3に示すように、シートバック1の骨格となる矩形状の枠状体からなり、バックフレーム10のシート幅方向の外側面においてその下方部分には、支持ベース30と連結するための左右の連結ブラケット11が取り付けられている。
連結ブラケット11は、上下方向に延出する弓形状の板金部材からなり、連結ブラケット11の上端がバックフレーム10に取り付けられ、その下端が支持ベース30に取り付けられている。
右側の連結ブラケット11の下端部には、支持ベース30に対してバックフレーム10を回動可能に連結するリクライニング装置50(リクライニング本体51)が取り付けられており、左側の連結ブラケット11の下端部には、シート幅方向において支持ベース30に軸支されたバック回動軸52が設けられている。
クッションフレーム20は、図3-図5に示すように、シートクッション2の骨格となる矩形状の枠状体からなり、シート幅方向の側方に配置された左右のサイドフレーム21と、各サイドフレーム21の前方部分を連結する前方フレーム22と、各サイドフレーム21の後方部分を連結するパイプ形状の後方フレーム23と、各サイドフレーム21の中央部分を連結するワイヤ形状の中央フレーム24と、前方フレーム22、後方フレーム23及び中央フレーム24を連結する板状フレームとしてのパンフレーム25と、から主に構成されている。
サイドフレーム21は、シート前後方向に長尺な断面略C字形状の板金部材からなり、具体的には、上下方向に延びているフレーム側壁部21aと、フレーム側壁部21aの上下方向の両端部からそれぞれ屈曲して、シート幅方向の外側に延びているフレーム上壁部21b及びフレーム底壁部21cと、から主に構成されている。
右側のサイドフレーム21の前端部分には、レバー取り付けブラケット27を介してクッション用操作レバー64が取り付けられており、左側のサイドフレームの前端部分には、レバー取り付けブラケット27を介してレール用操作レバー43が取り付けられている。
また、右側のサイドフレーム21(フレーム側壁部21a)のシート幅方向の外側面において前方部分には、オットマン装置70のオットマン用操作レバー76が取り付けられており、当該外側面において中央部分には、リクライニング装置50の第2リクラ用操作レバー55が取り付けられている。そして、左側のサイドフレーム21(フレーム側壁部21a)のシート幅方向の外側面において後端部分には、クッションロック装置60が取り付けられている。
なお、左右のサイドフレーム21は、シート幅方向において左右のレール装置40とは異なる位置、具体的には左右のレール装置40よりも右側にオフセット配置されている。当該オフセット配置によって、左側のサイドフレーム21の外側面においてスペースを確保することができ、当該スペースにおいてクッションロック装置60のほか、図1に示すアームレスト4、シートベルト用のバックル5が取り付けられている。その結果、乗り物用シートSのシート幅方向の大型化を抑制することができる。
前方フレーム22は、図4-図5に示すように、複数の角パイプを組み合わせた複合部材からなり、シート幅方向に延びている。
前方フレーム22は、左右のサイドフレーム21の側面をそれぞれ貫通するように配置された左右のフレームサイド部22aと、左右のフレームサイド部22aのシート幅方向の内側端部を連結するとともに、フレームサイド部22aよりもシート前方に突出するように配置されたフレーム中央部22bと、を有している。
左右のフレームサイド部22aのうち、オットマン用操作レバー76側にあるフレームサイド部22aの内側端部の後面には、オットマンロック部材75が取り付けられている。
また、フレームサイド部22aの内側端部の底面には、オットマンピラー72を支持するためのピラー支持部材73が溶接で取り付けられている。
フレーム中央部22bは、左右のフレームサイド部22aの前面に当接した状態で、フレームサイド部22aに溶接で取り付けられている。
フレーム中央部22bの底面には、シート幅方向に所定の間隔を空けて配置された3本のピラー支持部材73が溶接で取り付けられている。
後方フレーム23は、シート前後方向に間隔を空けて配置された複数のパイプ部材からなり、後方フレーム23のうち、リクライニング装置50及びオットマン装置70が取り付けられた側の側方部分の底面には、着座可能状態のときに支持ベース30(ベースカバー35)に当接するように配置されたベース当接部材26が取り付けられている。
ベース当接部材26は、後方フレーム23に挟まれた状態で溶接で取り付けられているフレーム取り付け部26aと、後方フレーム23の一部及びフレーム取り付け部26aに嵌合し、フレーム取り付け部26aから下方に突出している樹脂製のベース当接部26bと、から構成されている。
上記フレーム構成において、図4に示すように、前方フレーム22のうち、フレームサイド部22a及びフレーム中央部22bが連結されている部分が、左右のピラー支持部材73を支持することになる。
そのため、前方フレーム22による左右のピラー支持部材73の支持面積を確保することができ、クッションフレーム20によるピラー支持部材73の支持剛性を高めることができる。
また上記フレーム構成において、図5に示すように、前方フレーム22のうち、フレームサイド部22a及びフレーム中央部22bが連結されている部分が、パンフレーム25に溶接で取り付けられることになる。
そのため、前方フレーム22によるパンフレーム25の支持剛性を高めることができる。
また上記フレーム構成において、図5に示すように、ベース当接部材26及びパンフレーム25が後方フレーム23に連結されているところ、さらにベース当接部材26が、パンフレーム25の一部と上下方向で重なる位置に配置されている。
そのため、ベース当接部材26及びパンフレーム25の支持剛性を高めることができる。
レバー取り付けブラケット27は、図4-図7に示すように、クッションフレーム20にクッション用操作レバー64及びレール用操作レバー43を取り付けるための部材であって、サイドフレーム21の前端部分に取り付けられており、また、オットマン回動軸よりも上方位置に配置されている。
レバー取り付けブラケット27は、図6、図7に示すように、サイドフレーム21のフレーム上壁部21bに当接した状態で取り付けられ、シート前方に延びている上方プレート部27aと、フレーム側壁部21a及びフレーム底壁部21cに当接した状態で取り付けられ、シート前方に延びている下方プレート部27bと、上方プレート部27a及び下方プレート部27bを連結する連結ワイヤー部27cと、連結ワイヤー部27cに囲まれた状態で取り付けられ、クッション用操作レバー64(レール用操作レバー43)を取り付けるためのレバー取り付け部27dと、から主に構成されている。
上方プレート部27aは、その前方部分が後方部分よりも上方に張り出すように屈曲したクランク形状を有する板状部材であって、シートクッション2(クッションパッド2a)を下方から支持する機能も果たしている。
下方プレート部27bは、その外縁部分が上方に突出するように形成された箱形状を有する板状部材であって、下方プレート部27bの底面には、シート本体が収納状態に移動したときに収納フロアに当接可能なフロア当接部材28が取り付けられている。
連結ワイヤー部27cは、シート前後方向に延びている左右の第1延出部27caと、左右の第1延出部27caの前方端部から連続して屈曲し、下方に延びている左右の第2延出部27cbと、左右の第2延出部27cbの下方端部を連結する第3延出部27ccと、から構成されている。
レバー取り付け部27dは、左右の第2延出部27cb及び第3延出部27ccに囲まれた状態でこれらに溶接で取り付けられている。
なお、レバー取り付け部27dには、クッション用操作レバー64(レール用操作レバー43)を取り付けるための取り付け穴が形成されている。
フロア当接部材28は、図6、図7に示すように、弾性を有する公知な樹脂材料から形成されており、シート幅方向においてシートクッション2(クッションフレーム20)の外側端部よりも内側に配置されている。また、フロア当接部材28と、クッション用操作レバー64(レール用操作レバー43)とが、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されることになる。
上記構成において、図4、図5に示すように、左右のレバー取り付けブラケット27の取り付け剛性を確保すべく、左右のレバー取り付けブラケット27及び前方フレーム22を連結するための補強ワイヤー29が設けられている。
具体的には、補強ワイヤー29は、左右のレバー取り付けブラケット27(上方プレート部27a)を連結する略U字形状の第1補強ワイヤー29aと、第1補強ワイヤー29aのシート幅方向の中央部分と、前方フレーム22(フレーム中央部22b)とに架け渡される略逆U字形状の第2補強ワイヤー29bと、を有している。
補強ワイヤー29は、オットマン回動軸よりも上方位置に配置されている。
支持ベース30は、図3に示すように、シート本体を支持する部材であって、シート幅方向の側方部分に設けられ、左右のレール装置40に沿って配置される左右のサイドベース部31と、各サイドベース部31の前方部分を連結する前方ベース連結部32と、各サイドベース部31の後方部分を連結する後方ベース連結部33と、各サイドベース部31の上面に取り付けられる左右の補強ベース部34と、を備えている。
前方ベース連結部32、後方ベース連結部33それぞれの左右両端部は、サイドベース部31と補強ベース部34とで挟まれて連結されている。
支持ベース30は、ベースカバー35によって上方から覆われている。
ベースカバー35は、図1、図2に示すように、支持ベース30全体及びレール装置40を上方から覆う樹脂成形品である。
ベースカバー35は、支持ベース30及びレール装置40を外部から保護する機能のほか、シート本体が着座可能状態から収納状態に切り替わるときにシート本体(シートクッション2)の移動をガイドする機能を備えている。
ベースカバー35は、シート幅方向の側方部分に設けられ、シートクッション2に向かって上方に突出するように形成される左右のカバー突出部35aと、左右のカバー突出部35aの間に設けられ、カバー突出部35aよりも下方に窪むように形成され、収容物を収容するためのカバー収容凹部35bと、を主に備えている。
カバー突出部35aは、そのシート前後方向の中央部分が最も高い上面を有しており、シート前方にある傾斜面の延長線上には、収納フロアが配置されている。
カバー突出部35aは、シート本体が着座可能状態から収納状態へ移動するときに、図9に示すように、シートクッション2の下端部に設けられたをベース当接部材26と当接し、ベース当接部材26を収納フロア側へ摺動させる(滑走させる)機能を有している。つまり、シートクッション2がベースカバー35によってガイドされて収納フロアへ円滑に向かうように構成されている。
レール装置40は、図3に示すように、上下方向においてシート本体と車体フロアとの間に配設されており、車体フロアに固定され、シート前後方向に延びる左右のロアレール41と、ロアレール41に沿って摺動可能に支持される左右のアッパレール42と、ロアレール41に対してアッパレール42を摺動不能にロックする不図示のロック部材と、当該ロック部材のロック状態を解除するために操作されるレール用操作レバー43と、から主に構成されている。
左右のアッパレール42の上面には、支持ベース30が架設されている。
レール用操作レバー43は、左側のサイドフレーム21の前端部分においてレバー取り付けブラケット27を介して取り付けられている。
リクライニング装置50は、図3、図8に示すように、シート幅方向において右側の連結ブラケット11の内側面に配置されており、シート幅方向においてクッションフレーム20との干渉を抑制している。
リクライニング装置50は、バックフレーム10を回動させるときに駆動するリクライニング本体51と、バック回動軸52と、バックフレーム10をバック回動軸52を中心として前方回転させるように付勢する渦巻きバネ53と、バックフレーム10のロック状態を解除するために操作される図1に示す第1リクラ用操作レバー54及び図5に示す第2リクラ用操作レバー55と、第1リクラ用操作レバー54及びリクライニング本体51を連結する第1リクラ用ケーブル56と、第2リクラ用操作レバー55及びリクライニング本体51を連結する第2リクラ用ケーブル57と、から主に構成されている。
リクライニング本体51は、公知なロック機構を有し、バックフレーム10の状態を、支持ベース30に対して固定されたロック状態と、支持ベース30に対して回動可能なロック解除状態との間で切り替えることが可能である。
バック回動軸52は、シート幅方向においてバックフレーム10側と支持ベース30側とに軸支されており、渦巻きバネ53は、その一端がバックフレーム10側に係止され、他端が支持ベース30側に係止されている。
第1リクラ用ケーブル56は、第1リクラ用操作レバー54の操作に牽引されてシートバック1をロック状態からロック解除状態へ切り替えるように作用する。
また、第2リクラ用ケーブル57は、第2リクラ用操作レバー55の操作に牽引されてシートバック1をロック状態からロック解除状態へ切り替えるように作用する。
上記構成において、リクライニング装置50は、バックフレーム10を図10の起立姿勢にロックし、第1リクラ用操作レバー54(第2リクラ用操作レバー55)が操作されることでロック状態を解除し、渦巻きバネ53の付勢力によってバックフレーム10を前方側に回転させて車体フロア側に折り畳むことができる(図12参照)。
クッションロック装置60は、図3、図9に示すように、シート幅方向において左側のサイドフレーム21の外側面に配置されている。
クッションロック装置60は、クッションフレーム20の回動動作をロックするためのロック本体61と、クッション回動軸62と、クッションフレーム20をクッション回動軸62を中心として下方側に付勢する渦巻きバネ63と、クッションフレーム20のロック状態を解除するために操作されるクッション用操作レバー64と、上述の第1リクラ用操作レバー54とロック本体61を連結する第1クッション用ケーブル65と、クッション用操作レバー64とロック本体61を連結する第2クッション用ケーブル66と、から主に構成されている。
クッション回動軸62は、シート幅方向においてバックフレーム10側とクッションフレーム20側とに軸支され、渦巻きバネ63は、その一端がバックフレーム10側に係止され、他端がクッションフレーム20側に係止されている。なお、渦巻きバネ63を不要の構成としても良い。
クッション用操作レバー64は、クッションフレーム20の前端部分に取り付けられており、かつ、クッションフレーム20の右側端部、言い換えれば乗り物用シートSにおける車両ドア側の端部に配置されている。そのため、車両ドアを開いた状態で車外から乗員がクッション用操作レバー64を操作することが可能である。
第1クッション用ケーブル65は、バックフレーム10の外側面に沿って上下方向に延びており、第1リクラ用操作レバー54の操作に牽引されてクッションフレーム20をロック状態からロック解除状態へ切り替えるように作用する。
また、第2クッション用ケーブル66は、クッションフレーム20の外側面に沿ってシート前後方向に延びており、クッション用操作レバー64の操作に牽引されてクッションフレーム20をロック状態からロック解除状態へ切り替えるように作用する。
クッションロック装置60は、クッションフレーム20を図10の水平姿勢にロックし、第1リクラ用操作レバー54が操作されることでバックフレーム10と連動してロック状態を解除し、渦巻きバネ63の付勢力によってクッションフレーム20を前方側に付勢しながら車体フロア側に折り畳むことができる(図12参照)。
また、クッションロック装置60は、着座可能状態においてクッション用操作レバー64が操作されることで、クッションフレーム20のロック状態を解除し、渦巻きバネ63の付勢力に抗してクッションフレーム20を上方に起こすことで、図13に示すチップアップ状態に移動させることができる。そして、チップアップ状態においてクッション用操作レバー64が再度操作されることで(図14参照)、渦巻きバネ63の付勢力によってバックフレーム10に対しクッションフレーム20を下方側に回転させて図15に示す着座可能状態に復帰させることができる。
上記構成において、図3に示すように、リクライニング装置50がシート本体のシート幅方向の右側に配置される一方で、クッションロック装置60がシート本体の左側に配置されている。そのため、比較的大型な構成部品をバランス良く配置することとなり、シート本体全体のバランスが良くなる。
また上記構成において、図5に示すように、クッション用操作レバー64と、リクライニング本体51とが、シート幅方向においてシートクッション2の外側端部よりも内側に配置されており、かつ、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されている。
そのため、クッションロック装置60及びリクライニング装置50の構成部品をコンパクトに配置することができる。
オットマン装置70は、図2-図5に示すように、シートクッション2の前端部分に取り付けられており、シート幅方向においてクッション用操作レバー64とレール用操作レバー43の間に配置されている。
オットマン装置70は、シート幅方向に延びて、クッションフレーム20(前方フレーム22)に対して軸支されているオットマン回動軸71と、クッションフレーム20に対してオットマン回動軸71を回動中心として回動する脚支持部材80と、を備え、脚支持部材80を図1に示す格納位置と、格納位置よりもシート前方側に回転移動させた図2に示す展開位置との間で回動させることが可能な装置である。
また、オットマン装置70は、オットマン回動軸71の後端に取り付けられ、脚支持部材80を前後移動可能に支持するオットマンピラー72と、オットマンピラー72を支持するために、前方フレーム22の底面に取り付けられるピラー支持部材73と、ピラー支持部材73の内部に収納された状態で取り付けられ、オットマンピラー72をガイドするピラーガイド74と、前方フレーム22の後面に取り付けられ、脚支持部材80の前後動作をロックするオットマンロック部材75と、オットマンロック部材75のロック状態を解除するために操作されるオットマン用操作レバー76と、をさらに備えている。
すなわち、オットマン装置70は、着座者の脚部を支持すべく、脚支持部材80をシートクッション2側に格納した図1に示す格納位置と、格納位置よりもシート前方側に回転移動させた図2、図3に示す展開位置との間で回動させる機能を有している。
また、オットマン装置70は、着座者の体格に合わせて脚部を支持すべく、脚支持部材80をシートクッション2側に位置させた図1、図2に示す基準位置と、基準位置よりもシート前方側に突出させた図3に示す突出位置との間で前後移動させる機能も有してる。
オットマン回動軸71は、図2に示すように、シート幅方向に延びている縦断面円形状のパイプ部材からなり、当該パイプ部材をオットマンパッド71aで囲むようにし、当該パイプ部材及びオットマンパッド71aを表皮材71bで被覆して構成されている。
オットマン回動軸71は、図1、図2に示すように、シート幅方向においてクッション用操作レバー64とレール用操作レバー43の間に配置されており、オットマン回動軸71と、クッション用操作レバー64と、レール用操作レバー43とが、シート幅方向に並んで配置されている。
また、オットマン回動軸71と、クッション用操作レバー64と、レール用操作レバー43とが、シート前後方向においてシートクッション2の前方端部よりもシート前方に張り出さないように配置されている。
オットマン回動軸71のシート幅方向の両端部は、脚支持部材80(脚支持フレーム81)を貫通している。また、オットマン回動軸71の後端には、シート幅方向に所定の間隔を空けて複数配置され、複数のオットマンピラー72をそれぞれ取り付けるための取り付け穴71cが形成されている。
オットマンピラー72は、図2、図4、図5に示すように、シートクッション2に対して脚支持部材80及びオットマン回動軸71をシート前後方向に移動させるための縦断面円形状のパイプ部材であって、シート前後方向に延びている。
オットマンピラー72の前端部がオットマン回動軸71の取り付け穴71cに嵌め込まれており、オットマンピラー72の後方部分がピラー支持部材73の内部に挿入されている。
詳しく述べると、脚支持部材80が突出位置にいるときには、オットマンピラー72の後方部分がピラー支持部材73によって支持される一方で、脚支持部材80が基準位置にいるときには、オットマンピラー72の前方部分がピラー支持部材73によって支持されるとともに、その後方部分がピラー支持部材73よりもシート後方に突出した状態となる。
すなわち、脚支持部材80が基準位置にいるときには、オットマンピラー72と、ピラー支持部材73に収納されたピラーガイド74とが当接した状態となる。
ピラー支持部材73は、シート前後方向に長尺な縦断面矩形状のパイプ部材であって、シート幅方向に間隔を空けて複数配置されている。
左右のピラー支持部材73は、前方フレーム22のうち、フレームサイド部22a及びフレーム中央部22bに取り付けられており、中央のピラー支持部材73は、フレーム中央部22bのみに取り付けられている。
ピラーガイド74は、図4、図5に示すように、縦断面矩形状からなる中空棒状体からなり、オットマンピラー72を内部空間に挿入させて支持する部材であって、ピラーガイド74自身は、ピラー支持部材73の内部空間にシート前方側から挿入されて取り付けられている。
詳しく述べると、ピラーガイド74がピラー支持部材73の内部空間の奥まで収納されたときに、ピラーガイド74の前端フランジ74a、後端フランジ74bが、それぞれピラー支持部材73の前端及び後端に当接した状態となる。言い換えれば、前端フランジ74a及び後端フランジ74bがピラー支持部材73を間に挟み込んだ状態となる。
上記構成において、図4、図5に示すように、オットマンピラー72の外周面のうち、ピラーガイド74の内部に挿入される部分には、ピラーガイド74の内周面に設けられた不図示の係合爪と着脱可能となるように係合する不図示の係合切り欠きが形成されている。当該係合切り欠きは、シート前後方向に所定の間隔を空けて複数形成されている。
そのため、オットマンピラー72が、ピラー支持部材73及びピラーガイド74に対してシート前後方向に段階的に移動することができ、オットマンピラー72を所定の前後位置で固定させることができる。
また上記構成において、図4に示すように、オットマンピラー72、ピラー支持部材73及びピラーガイド74は、前方フレーム22よりも下方位置に配置されている。
そのため、着座者が着座したときの違和感を抑制することができる。
オットマンロック部材75は、図4、図5に示すように、公知なロック部材からなり、オットマンピラー72の前後動作をロックし、オットマン用操作レバー76が操作されることでロック状態を解除することができる。
具体的には、オットマンロック部材75は、通常時において右側のオットマンピラー72の前後動作をロックしている。そして、オットマン用操作レバー76が押し込み操作されることで、オットマン用操作レバー76に接続された不図示の押出しロッドがオットマンロック部材75に対して作用する。その結果、オットマンロック部材75が、右側のオットマンピラー72のロック状態を解除することとなる。
すなわち、オットマン用操作レバー76が操作されている間、オットマンロック部材75がオットマンピラー72のロック状態を解除し続けることになる。
脚支持部材80は、図2に示すように、骨格となる矩形枠状の脚支持フレーム81に脚支持パッド82を載置して表皮材83で被覆されて構成されている。
脚支持部材は80は、図2、図5に示すように、オットマン回動軸71によって支持されている後方脚支持部80aと、後方脚支持部80aよりもシート前方に位置し、後方脚支持部80aよりもシート幅方向において幅広となるように形成されている前方脚支持部80bと、を有している。
脚支持フレーム81は、図2に示すように、シート幅方向の側方に配置され、オットマン回動軸71が取り付けられる不図示の左右の脚サイドフレームと、各脚サイドフレームの前方部分を連結する脚連結フレーム81aと、各脚サイドフレームの中央部分を連結する脚連結補助フレーム81bと、から主に構成されている。
上記構成において、脚支持部材80は、オットマン回動軸71に対して回転切り替え可能なラチェット機構を介して取り付けられている。
そのため、脚支持部材80が、オットマン回動軸71に対してシート前方側に段階的に回転移動することができ、脚支持部材80を格納位置から展開移動させて所定の回転位置で固定させることができる。
また、脚支持部材80が、オットマン回動軸71に対してシート後方側に段階的に回転移動することができ、脚支持部材80を展開位置から格納移動させて所定の回転位置で固定させることもできる。
<シート収納動作>
次に、図10-図12に基づいてシート本体を着座可能状態から収納状態へ移動させる動作を説明する。なお、図10-図12において、リクライニング装置50及びクッションロック装置60は、黒丸で図示されるときにロック状態を示し、白丸で図示されるときにロック解除状態を示すものとする。図13-図15も同様である。
乗り物用シートSが図10に示す着座可能状態にあるとき、シートバック1は、支持ベース30によって支持され、リクライニング装置50によって起立姿勢にロックされている。また、シートバック1に連結されたシートクッション2は、ベースカバー35(支持ベース30)によって下方から支持されている。
このとき、シートクッション2の下端に設けられたベース当接部26bが、ベースカバー35(カバー突出部35a)の表面に当接している。
乗り物用シートSを着座可能状態から収納状態へ移動させるときには、シートバック1上面に設けられた第1リクラ用操作レバー54(又は第2リクラ用操作レバー55)を操作する。
着座者が第1リクラ用操作レバー54を操作することで、第1リクラ用ケーブル56及び第1クッション用ケーブル65がそれぞれ牽引され、図11に示すように、リクライニング装置50及びクッションロック装置60のロック状態が解除される。
そして、シートバック1は、渦巻きバネ53の付勢力によって、シートクッション2を収納フロアまで移動させるようにバック回動軸52を中心としてシート前方側に回転を開始する。
そして、図12に示すように、シートバック1及びシートクッション2が収納フロアに到達したときに、シートクッション2に設けられたフロア当接部材28が収納フロアの表面に当接可能となっている。
また、シートバック1及びシートクッション2が収納フロアに到達したときに、第1リクラ用操作レバー54の操作を終了することで、シートクッション2がクッションロック装置60によって再びロックされることになる。
なお、リクライニング装置50については、シートバック1が車体フロアに対して所定の角度までシート前方に回転したときに、リクライニング装置50のロック解除状態が維持される公知なロック解除キャンセラー機構を有している。そのため、第1リクラ用操作レバー54の操作を終えた後も、シートバック1が車体フロアに対して回動可能となっている。
上記一連の動作によって、シート本体が収納フロアに収納され、乗り物用シートSが収納状態に切り替わる。
<シートチップアップ動作>
次に、図12、図13に基づいてシート本体を収納状態からチップアップ状態へ移動させる動作を説明する。
乗り物用シートSが図12に示す収納状態にあるときに、例えば、乗員が手動でシート本体を上方に起こすことで図13に示すチップアップ状態に切り替わる。
このとき、クッションロック装置60がシートクッション2の回動動作をロックしているため、シートバック1を上方に起こすことでシートクッション2も一体的に上方に起こすことができる。
なお、チップアップ状態のときに、乗員がレール用操作レバー43を操作し、アッパレール42をロアレール41に対してシート後方側に摺動させることによって、シート前方側に一層広い荷室スペースを確保することができる。
乗り物用シートSが図13に示すチップアップ状態に切り替わったとき、シートバック1は、着座可能状態の位置と同じ位置に復帰し、リクライニング装置50によって起立姿勢でロックされることになる。
最後に、乗り物用シートSをチップアップ状態から着座可能状態へ移動させるときには、図14に示すクッション用操作レバー64を引く操作をすることで、第2クッション用ケーブル66が牽引され、図14に示すように、クッションロック装置60のロック状態が解除される。
シートクッション2は、クッションロック装置60の解除に伴い、渦巻きバネ63の付勢力によって、シートバック1に対して下方側に回転する。
なお、渦巻きバネ63を不要の構成とした場合には、例えば、乗員が手動でシートクッション2を下方側に回転させると良い。
上記一連の動作により、乗り物用シートSが図15に示す着座可能状態に復帰する。
なお、上記切り替え操作のほか、乗り物用シートSを着座可能状態からチップアップ状態へ移動させることもできる。
具体的には、着座者がクッション用操作レバー64を操作することで、第2クッション用ケーブル66が牽引され、クッションロック装置60のロック状態が解除される。
そして、シートバック1に対してシートクッション2を渦巻きバネ63の付勢力に抗して上方側に回転させることで、チップアップ状態へ直接移動させることができる。
このとき、リクライニング装置50によるシートバック1のロック状態は維持されたままとなる。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、乗り物用シートSのシート前方に収納フロアが形成されているが、特に限定されることなく、乗り物用シートSの後方に収納フロアが形成されていても良い。
その場合、シート本体が収納フロアに収納されたときにシートバック1とシートクッション2の上下方向の位置関係が逆の配置になることが望ましい。
上記実施形態において、シート本体の収納状態とは、特許請求の範囲の移動状態に相当するものとして説明されたが、特に限定されることなく、本実施形態のチップアップ状態等が移動状態に相当するものとしても勿論良い。
そのほか、シート本体が、レール装置40によって図1に示す通常位置から所定のシート前方位置(所定のシート後方位置)まで移動した状態を移動状態に相当するものとしても良い。
上記実施形態において、図2に示すように、支持ベース30がレール装置40を介して車体フロアに固定されているが、特に限定されることなく、レール装置40を不要として直接車体フロアに固定される等、適宜変更しても良い。
または、車体フロア上に固定された不図示の支持ブラケット(支持部材)を支持ベース30の代わりとして採用しても良い。
上記実施形態において、図4に示すように、補強ワイヤー29が、オットマン回動軸71よりも上方位置に配置されているが、特に限定されることなくオットマン回動軸71よりも下方位置に配置されていても良い。
上記実施形態では、具体例として自動車に用いられる収納可能な乗り物用シートについて説明したが、特に限定されることなく、電車、バス等の乗り物用シートのほか、飛行機、船等の乗り物用シートとしても利用することができる。
本実施形態では、主として本発明に係る乗り物用シートに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S 乗り物用シート
1 シートバック
1a、2a クッションパッド
1b、2b 表皮材
2 シートクッション
2c 格納凹部
3 ヘッドレスト
4 アームレスト
5 バックル
10 バックフレーム
11 連結ブラケット
20 クッションフレーム
21 サイドフレーム
21a フレーム側壁部
21b フレーム上壁部
21c フレーム底壁部
22 前方フレーム
22a フレームサイド部
22b フレーム中央部
23 後方フレーム
24 中央フレーム
25 パンフレーム
26 ベース当接部材
26a フレーム取り付け部
26b ベース当接部
27 レバー取り付けブラケット
27a 上方プレート部(プレート部)
27b 下方プレート部
27c 連結ワイヤー部
27ca 第1延出部
27cb 第2延出部
27cc 第3延出部
27d レバー取り付け部
28 フロア当接部材
29 補強ワイヤー(補強部材)
29a 第1補強ワイヤー
29b 第2補強ワイヤー
30 支持ベース
31 サイドベース部
32 前方ベース連結部
33 後方ベース連結部
34 補強ベース部
35 ベースカバー
35a カバー突出部
35b カバー収容凹部
40 レール装置
41 ロアレール
42 アッパレール
43 レール用操作レバー
50 リクライニング装置
51 リクライニング本体
52 バック回動軸
53 渦巻きバネ
54 第1リクラ用操作レバー
55 第2リクラ用操作レバー
56 第1リクラ用ケーブル
57 第2リクラ用ケーブル
60 クッションロック装置(シート切り替え装置)
61 クッションロック本体
62 クッション回動軸
63 渦巻きバネ
64 クッション用操作レバー(切り替え用操作レバー)
65 第1クッション用ケーブル
66 第2クッション用ケーブル
70 オットマン装置
71 オットマン回動軸
71a オットマンパッド
71b 表皮材
71c 取り付け穴
72 オットマンピラー
73 ピラー支持部材
74 ピラーガイド
74a 前端フランジ
74b 後端フランジ
75 オットマンロック部材
76 オットマン用操作レバー
80 脚支持部材
80a 後方脚支持部
80b 前方脚支持部
81 脚支持フレーム
81a 脚連結フレーム部
81b 脚連結補助フレーム部
82 脚支持パッド
83 表皮材

Claims (7)

  1. シートバック及びシートクッションを有するシート本体を備え、
    該シート本体を着座者が着座することが可能な着座可能状態と、該着座可能状態から移動させた移動状態との間で切り替え可能な乗り物用シートであって、
    前記シート本体を前記着座可能状態と前記移動状態の間で切り替えるために操作される切り替え用操作レバーを有し、該切り替え用操作レバーの操作に伴って動作するシート切り替え装置と、
    前記シートクッションの前方部分にオットマン回動軸を介して回動可能となるように取り付けられ、着座者の脚部を下方から支持するための脚支持部材を有し、該脚支持部材を前記シートクッション側に格納した格納位置と、該格納位置よりもシート前方側に回転移動させた展開位置との間で回動させることが可能なオットマン装置と、を備え、
    前記切り替え用操作レバーは、前記シートクッションの前方部分に取り付けられ、
    前記切り替え用操作レバーと、前記オットマン回動軸とが、シート幅方向に並んで配置され
    前記シートクッションの骨格となるクッションフレームをさらに備え、
    前記クッションフレームは、該クッションフレームの前端部分において前記切り替え用操作レバーを取り付けるためのレバー取り付けブラケットを有し、
    前記シートクッションは、前記クッションフレームの上面にクッションパッドを載置して、表皮材で被覆されて構成され、
    前記レバー取り付けブラケットは、前記オットマン回動軸よりも上方位置に配置され、前記クッションパッドを下方から支持するための板状のプレート部を有していることを特徴とする請乗り物用シート。
  2. 前記シート本体が前記着座可能状態のときに、前記切り替え用操作レバーと、前記オットマン回動軸とが、シート前後方向において前記シートクッションの前方端部よりもシート前方に張り出していないことを特徴とする請求項1に記載の乗り物用シート。
  3. 前記脚支持部材が前記展開位置に移動したときに、前記脚支持部材においてシート前方側に位置する前方脚支持部が、前記オットマン回動軸によって支持されている後方脚支持部よりもシート幅方向において幅広となるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗り物用シート。
  4. 前記シート切り替え装置は、前記シートバックに対して前記シートクッションを回動可能に連結するとともに、前記着座可能状態のときに前記シートクッションの回動動作をロックするクッションロック装置であって、
    車体フロア上に取り付けられ、前記シート本体をシート前後方向に移動可能に支持するとともに、前記シート本体の移動動作をロックするレール装置をさらに備え、
    該レール装置は、前記シートクッションの前方部分に取り付けられ、前記シート本体のロック状態を解除するために操作されるレール用操作レバーを有し、
    前記オットマン回動軸は、シート幅方向において前記切り替え用操作レバーとしてのクッション用操作レバーと前記レール用操作レバーの間に配置され、
    前記オットマン回動軸と、前記クッション用操作レバーと、前記レール用操作レバーとが、シート幅方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  5. 記オットマン装置は、
    前記脚支持部材を前記シートクッション側に位置させた基準位置と、該基準位置よりもシート前方側に突出させた突出位置との間で前後移動可能となるように支持するオットマンピラーと、
    前記クッションフレームの前端部分に対して取り付けられ、前記オットマンピラーを支持するピラー支持部材と、を有し、
    前記クッションフレームは、記オットマン回動軸よりも上方位置又は下方位置に配置され、前記ピラー支持部材及び前記レバー取り付けブラケットを連結するためにシート幅方向に延びている補強部材を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  6. 車体フロアに対して前記シートバックを回動可能に連結するとともに、前記着座可能状態のときに前記シートバックの回動動作をロックするリクライニング装置を備え、
    該リクライニング装置は、前記シートバックの側方位置に配置され、該シートバックの回動動作をロックするために動作するリクライニング本体を有し、
    前記切り替え用操作レバーと、前記リクライニング本体とが、シート幅方向において前記シートクッションの外側端部よりも内側に配置され、かつ、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  7. 前記移動状態とは、前記シート本体を車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納移動させた収納状態であって、
    前記シートクッションの下端部分には、前記シート本体が前記収納状態に移動したときに前記収納フロアに当接するように配置される弾性のフロア当接部材が取り付けられ、
    前記切り替え用操作レバーと、前記フロア当接部材とが、シート幅方向において前記シートクッションの外側端部よりも内側に配置され、かつ、シート幅方向において互いに同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
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