JP5815593B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シートバック及びシートクッションを車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納可能な車両用シートに関する。
従来、シート本体を構成するシートバック及びシートクッションを車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納可能な車両用シートは既に知られており、その中には、シート本体を前倒れさせてシート前方に設けられた収納フロアに収納可能な車両用リアシートが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両シートは、車体フロアに取り付けられ、シートバックを回動可能に支持する取り付け軸と、収納フロアに固定された保持溝に回動可能に保持され、シートクッションの前方部分を支持する格納式脚部材と、からなる収納構造を備えている。
シート本体の収納操作時には、シートバックが車体フロアに対してシートクッションを収納フロアへ移動させるように回転し、格納式脚部材がシートバックと連動して保持溝を中心として回転することで、シート本体を収納フロアに収納可能な構成となっている。
また、車両シートは、乗員が着座可能な着座可能状態から、格納式脚部材を保持溝から着脱した上で、シートクッションを上方に跳ね上げたチップアップ状態へ切り替え可能な構成となっている。
特開2009−67309号広報
しかしながら、特許文献1のような、シート本体を収納フロアに収納可能なシートでは、シート本体を設置する車体フロア面だけでなく、収納フロア面にもシートバックを回転可能に支持するための脚部材や、保持溝等の構成品を取り付けており、シート本体を収納するために複雑な収納構造を備えていた。
そのため、シンプルな構造で収納フロアに収納可能な車両用シートが望まれていた。
また、特許文献1のようなシートでは、シートクッションを支持する脚部材が、シートクッションと収納フロアとの間で連結されるために長尺な部材となっていた。
そのため、着座可能状態とチップアップ状態との間でシート本体を切り替える際に、脚部材を保持溝から着脱させたり、装着させたりする操作が必要となるが、脚部材の全長が長いことで、脚部材の前後方向の振れ幅が大きくなり、脚部材を保持溝に装着させる操作が困難であった。
そこで、着座可能状態から切り替え操作が容易な車両用シートが望まれていた。
また、特許文献1のようなシートでは、収納フロア面に収納構造の構成品を取り付けるために、収納フロア面のスペース性が損なわれていた。
特に、着座可能状態から、チップアップ状態へ切り替え可能な車両用シートでは、チップアップ状態において収納スペースが狭くなることがあった。
そのため、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能な車両用シートが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シンプルな構造でシート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、着座可能状態から切り替え操作が容易な車両用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能な車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、ートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成され、前記シートクッションよりも前方位置に配置された収納フロアに収納可能な車両用シートであって、前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、前記シートバック及び前記シートクッション、前記収納フロア側へ移動可能であって、前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置されていること、により解決される。
上記構成により、車体フロアに設けられた脚保持部材と、脚保持部材に着脱可能に保持され、シートクッションを支持する支持脚と、を備えたシンプルな構造で、シート本体を構成するシートバック及びシートクッションを、シート前方位置にある収納フロアに収納可能な車両用シートを提供することができる。
また、脚保持部材が収納フロア面ではなく、車体フロア面よりも上方に配置されているため、結果として、支持脚の全長を小さくできる。支持脚の全長が小さい分だけ、支持脚の前後方向の振れ幅が小さくなることから、支持脚が脚保持部材に保持され易くなる。従って、着座可能状態から切り替え操作が容易な車両用シートを提供できる。
さらに、収納構造の構成品となる脚保持部材、及び支持脚を車体フロア面よりも上方に配置することになるため、収納フロア面に構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能な車両用シートを提供できる。
このとき、前記車体フロアに連結され、前記シートバックを回動可能に支持する支持ベースを備え、前記シートバックは、前記支持ベースに対して前記シートクッションを前記収納フロア側へ移動させるように回転可能であると良い。
上記構成により、シートバックを回動可能に支持する支持ベースと、脚保持部材と、支持脚とを備えたシンプルな構造で、シート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートを提供できる。
このとき、前記支持脚は、該支持脚の上端側に設けられ、前記シートクッションに軸支される脚回動軸を備え、該脚回動軸は、乗員が着座可能な着座可能状態のときに、前記脚保持部材よりも前方に配置されていると良い。
上記構成により、例えば、シートバックが、車体フロアに対してシートクッションを収納フロア側へ移動させるように回転し、支持脚が、シートバックの回転に連動してシートクッションに対して回転し、シートバックが所定の回転位置に到達したときに、脚保持部材から離脱する構成としたときに、脚回動軸が着座可能状態のときに脚保持部材よりも前方に配置されることで、支持脚が脚保持部材から離脱し易くなる。
このとき、前記脚保持部材は、前記車体フロアのうち、前記収納フロアと連結された段差部よりも後方に配置されていると良い。
上記構成により、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、シンプルな構造でシート本体を収納フロアに収納可能なシートになる。
また前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成され、収納フロアに収納可能な車両用シートであって、前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、前記シートバック及び前記シートクッションは、前記収納フロア側へ移動可能であって、前記脚保持部材は、前記車体フロアのうち、前記収納フロアと連結された段差部よりも後方に配置されていること、により解決される。
上記構成により、シンプルな構造で、シート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートを提供できる。また、着座可能状態から切り替え操作が容易になり、広い収納スペースを確保可能となる。
このとき、前記車体フロアに連結され、前記シートバックを回動可能に支持する支持ベースを備え、前記シートバックは、前記支持ベースに対して前記シートクッションを前記収納フロア側へ移動させるように回転可能であると良い。
また、前記支持脚は、該支持脚の上端側に設けられ、前記シートクッションに軸支される脚回動軸を備え、該脚回動軸は、乗員が着座可能な着座可能状態のときに、前記脚保持部材よりも前方に配置されていると良い。
また、前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置されていると良い。
また前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納可能な車両用シートであって、前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、前記シートバック及び前記シートクッションは、前記収納フロア側へ移動可能であって、前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置され、前記シートバック及び前記シートクッションを前記収納フロアに収納させた収納状態から、前記シートバック及び前記シートクッションを上方に跳ね上げたチップアップ状態へ移動可能であって、前記車体フロアに対して前記シートバックを回動可能に連結するリクライニング装置と、前記シートバックに対して前記シートクッションを回動可能に連結するクッションロック装置と、を備え、前記リクライニング装置は、チップアップ状態のときに、前記シートバックの回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、前記クッションロック装置は、収納状態又はチップアップ状態のときに、前記シートクッションの回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であること、により解決される。
上記構成により、シンプルな構造で収納状態からチップアップ状態へ移動可能な車両用シートを提供できる。また、チップアップ状態において、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能な車両用シートを提供できる。
このとき、チップアップ状態から、乗員が着座可能な着座可能状態へ移動可能な車両用シートであって、前記クッションロック装置は、チップアップ状態のときに、該クッションロック装置のロック状態を解除するロック解除手段を備え、前記シートクッションは、前記ロック解除手段の動作に連動して、前記シートバックに対してシート前方に回転し、前記支持脚は、前記シートクッションが所定の回転位置に到達したときに、前記脚保持部材に保持され、前記シートクッションを着座可能状態で支持すると良い。
上記構成により、シンプルな構造でチップアップ状態から着座可能状態へ移動可能な車両用シートを提供できる。
請求項1、2の発明によれば、シンプルな構造で、シート本体をシート前方位置にある収納フロアに収納可能な車両用シートを提供できる。また、着座可能状態から切り替え操作が容易になる。また、収納フロア面に構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能となる。
請求項の発明によれば、支持脚が脚保持部材から離脱し易くなる。
請求項4の発明によれば、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、シンプルな構造でシート本体を収納フロアに収納可能なシートになる。
請求項5、6、7、8の発明によれば、シンプルな構造で、シート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートを提供できる。また、着座可能状態から切り替え操作が容易になり、広い収納スペースを確保可能となる。また、支持脚が脚保持部材から離脱し易くなる。
請求項9の発明によれば、上記構成により、シンプルな構造で収納状態からチップアップ状態へ移動可能な車両用シートを提供できる。また、チップアップ状態において、収納フロア面に収納構造の構成品を配置することなく、広い収納スペースを確保可能な車両用シートを提供できる。
請求項10の発明によれば、シンプルな構造でチップアップ状態から着座可能状態へ移動可能な車両用シートを提供できる。
本発明に係る車両用シートの概略斜視図である。 図1の車両用シートの骨格となるシートフレームの概略斜視図である。 図1の車両用シートの概略側面図であり、着座可能状態から、収納状態へ移動する動作を説明する図である。 図1の車両用シートの概略側面図であり、収納状態へ移動する動作を説明する図である。 図1の車両用シートの概略側面図であり、収納状態から、チップアップ状態へ移動する動作を説明する図である。 図1の車両用シートの概略側面図であり、チップアップ状態から、着座可能状態へ移動する動作を説明する図である。
本実施形態は、シート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートであって、シートバックは、車体フロア上にある支持ベースに対してシートクッションを収納フロア側へ移動させるように回転し、支持脚は、シートバックの回転に連動してシートクッションに対して回転し、シートバックが所定の回転位置に到達したときに車体フロア上にある脚保持部材から離脱し、脚保持部材よりも下方に移動することを特徴とする車両用シートの発明に関するものである。
なお、車両用シートのシートバックに対して乗員が着座する側がシート前方側となる。
本実施形態の車両用シートSは、例えば車両の後部座席に相当するリアシートである。なお、車両前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシートとしても利用可能である。
車両用シートSは、図1に示すように、シートバック1と、シートクッション2と、ヘッドレスト3とを備えるシート本体と、シート本体と車体フロアの間に取り付けられ、シートクッション2を支持する支持脚30と、シートバック1を回動可能に支持する支持ベース40と、車体フロアに取り付けられ、支持脚30を着脱可能に保持する脚保持部材50と、から主に構成されている。
また、車両用シートSには、図2に示すように、支持ベース40に対してシートバック1を回動可能に連結するリクライニング装置13と、シートバック1に対してシートクッション2を回動可能に連結するクッションロック装置25と、が取り付けられている。
車両用シートSの前方側には、図4に示すように、車体フロアよりも低位置に形成された凹型の収納フロアが設けられている。
車両用シートSは、乗員が着座可能な着座可能状態と、シート本体を収納フロアに収納させた収納状態と、シート本体を上方に跳ね上げたチップアップ状態との3種類の形態のシートアレンジが可能なシートである。
具体的には、車両用シートSは、着座可能状態から、乗員が不図示の操作レバーを引っ張ると、シート本体が前倒れして折り畳まれ、収納フロアに収納された収納状態に切り替わる。また、収納状態から、乗員が手動でシート本体を上方に起こすことでチップアップ状態に切り替わる。さらに、チップアップ状態から、乗員が操作レバーとして機能する支持脚30を引っ張ると、シートバック1に対してシートクッション2がシート前方に回転し、着座可能状態に復帰する。詳細は後述する。
シートバック1は、図1に示すように、乗員の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となる図2に示すバックフレーム10に、クッションパッド1aを載置して、表皮1bで被覆されて構成されている。
シートクッション2は、乗員を下方から支持する着座部であって、骨格となる図2に示すクッションフレーム20に、クッションパッド2aを載置して、クッションパッド2aの上から表皮1bによって被覆されて構成されている。
ヘッドレスト3は、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のピラーにクッションパッド3aを載置して、表皮3bで被覆されて構成されている。
バックフレーム10は、シートバック1の骨格となる略矩形状の枠体からなり、図2に示すように、バックフレーム10の左右外側面であって下方部分には、支持ベース40と連結するための左右の連結ブラケット11が取り付けられている。
連結ブラケット11は、上下方向に延出する板金部材からなり、シート側面側から見て略弓形状に形成されており、連結ブラケット11の上端部がバックフレーム10と連結され、その下端部が支持ベース40と連結されている。
なお、連結ブラケット11の前端部及び後端部には、左右内側に屈曲された不図示のフランジ部が形成され、バックフレーム10及び支持ベース40の支持剛性を高めている。
連結ブラケット11の上端部は、シート左右方向においてバックフレーム10とクッションフレーム20の間に挟まれて配置されている。
左側の連結ブラケット11の下端部には、左右方向において不図示の回動ボルトによって支持ベース40に軸支されたバック回動軸12が設けられ、右側の連結ブラケット11の下端部には、支持ベース40に対してバックフレーム10を回動可能に連結するリクライニング装置13が取り付けられている。
リクライニング装置13は、公知の装置からなり、図2に示すように、連結ブラケット11の左右内側面に配置されており、クッションフレーム20との干渉を抑制している。
リクライニング装置13は、バック回動軸13aと、バックフレーム10を起立状態に付勢する渦巻きバネ13bと、から主に構成されている。
バック回動軸13aは、左右方向においてバックフレーム10と支持ベース40とに軸支され、渦巻きバネ13bは、その一端部がバックフレーム10側に係止され、他端部が支持ベース40側に係止されている。
リクライニング装置13は、バックフレーム10の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、バックフレーム10を起立状態にロックし、不図示の操作レバーが操作されることでロック状態を解除し、渦巻きバネ13bの付勢力によってバックフレーム10を前方側に回転させて支持ベース40側に折り畳むことができる。
クッションフレーム20は、シートクッション2の骨格となる略矩形状の枠体からなり、図2に示すように、左右側方に配置された左右のサイドフレーム21と、各サイドフレーム21の前方部分を連結する前方連結パイプ22と、各サイドフレームの前後方向の略中央部分を連結する中央連結パイプ23と、前方連結パイプ22と中央連結パイプ23を連結する板状フレームとしてのパンフレーム24と、から主に構成されている。
サイドフレーム21は、前後方向に延出する板金部材からなり、その前方部分が前方連結パイプ22と連結され、その後方部分であって上端部には、バックフレーム10に対してクッションフレーム20を回動可能に連結するクッションロック装置25が取り付けられている。
なお、サイドフレーム21の上端部及び下端部には、左右外側に屈曲された不図示のフランジ部が形成され、前方連結パイプ22及び支持ベース40の支持剛性を高めている。
クッションロック装置25は、公知の装置からなり、図2に示すように、クッション回動軸25aと、渦巻きバネ25bと、を備えている。
クッション回動軸25aは、左右方向においてバックフレーム10とクッションフレーム20とに軸支され、渦巻きバネ25bは、その一端部がバックフレーム10側に係止され、他端部がクッションフレーム20側に係止されている。
クッションロック装置25は、クッションフレーム20の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能である。
クッションロック装置25は、図4に示すように、シート本体を収納フロアに収納させたときに、具体的には、バックフレーム10をクッションフレーム20側に折り畳んだ状態のときに、クッションフレーム20の回動動作をロックする。そして、図6に示すように、操作レバーとして機能する支持脚30が引っ張られるとロック状態を解除し、渦巻きバネ25bの付勢力によってバックフレーム10に対してクッションフレーム20を前方側に回転させることができる。
前方連結パイプ22は、略コ字形状のパイプ部材からなり、その左右内側面には、クッションフレーム20に対して支持脚30を回動可能に連結する脚ロック装置26が取り付けられている。
脚ロック装置26は、図2に示すように、脚回動軸26aと、バネ部材26bと、を備えており、脚回動軸26aは、左右方向において前方連結パイプ22と、支持脚30の上端部とに軸支され、バネ部材26bは、その一端部がクッションフレーム20側に係止され、他端部が支持脚30側に係止されている。
脚ロック装置26は、支持脚30の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、収納状態にあるときに、具体的には、シート本体を収納フロアに収納したときに支持脚30の回動動作をロックする。そして、図6に示すように、支持脚30が引っ張られるとロック状態を解除し、バネ部材26bの付勢力によって、着座可能状態に復帰させるように支持脚30を脚保持部材50に装着可能な位置に移動させることができる。
支持脚30は、図2に示すように、シートクッション2を支持する略コ字形状のパイプ部材であり、左右側方に配置された脚本体部31と、各脚本体部31の下端部を連結する脚連結部32と、を備えている。
脚本体部31の上端部は、クッションフレーム20の左右内側面であって前後方向の略中央部分に連結され、脚連結部32の左右方向の略中央部は、脚保持部材50に着脱可能に保持されている。
支持ベース40は、シートバック1を支持する部材であって、図2に示すように、前後方向に長尺な略L字形状の板金部材からなり、左右側方に配置されて車体フロアと連結されている。
支持ベース40は、車体フロア上面に連結された連結壁部41と、連結壁部41の左右外側端部から上方へ屈曲された外側壁部42と、から主に構成されている。
また、左側の外側壁部42のうち、シート側面側から見てバック回動軸12と対向する部分には、切り欠き部43が形成されており、不図示の回動ボルトをシート側面側から締結する際に組み付け性を向上させている。切り欠き部43は、外側壁部42上面から下方に向かって略半円形状に切り欠かれている。
脚保持部材50は、支持脚30を着脱可能に保持する略U字形状のクリップ部材からなり、図2に示すように、一対の側壁部51と、各側壁部51の下端部を連結する連結壁部52と、から構成されており、湾曲形状の連結ブラケット54を介して車体フロア上に取り付けられている。
各側壁部51は、その下端部から上端部に向かって互いに近接する方向に折り曲げられており、言い換えれば、脚保持部材50の開口部分を狭めるように開口内側方向に折り曲げられており、上端部には、開口部外側方向に反り曲げられたカール部53が形成されている。
連結壁部52は、湾曲形状からなり、連結ブラケット54の折り曲げ部分に沿わせるようにして連結されている。詳しく言うと、連結壁部52は、その一部を切り起こした不図示の切り起こし部を備え、この切り起こし部が、連結ブラケット54の折り曲げ部分に形成された不図示の掛け止め溝に掛け止めされることで連結されている。
脚保持部材50は、水平面に対して所定の傾斜角度で後傾させた位置で連結ブラケット54に支持されている。言い換えれば、脚保持部材50は、その開口部分を前方斜め上方に向けた位置で、連結ブラケット54に支持されている。
脚保持部材50は、その開口部分の幅を支持脚30の幅径よりもやや狭く形成しており、脚保持部材50を弾性変形させることで、支持脚30を着脱可能に保持する。
次に、図3、図4に基づいて車両用シートSを着座可能状態から収納状態へ移動させる動作を説明する。
車両用シートSが図3(a)に示す着座可能状態にあるとき、シートバック1は、支持ベース40に支持され、リクライニング装置13によって起立状態にロックされており、シートクッション2は、脚保持部材50に保持された支持脚30に支持される構成となる。
支持脚30上端部にある脚回動軸26aは、着座可能状態にあるとき、脚保持部材50よりもシート前方に配置されている。
車両用シートSを着座可能状態から収納状態へ移動させるときには、例えば、シートバック1上面に設けられた不図示の操作レバーを操作する。
乗員が操作レバーを操作することで、図3(b)に示すように、リクライニング装置13のロック状態が解除され、シートバック1は、渦巻きバネ13bの付勢力によって、シートクッション2を収納フロアまで移動させるようにバック回動軸13aを中心としてシート前方側に回転を開始する。
支持脚30は、シートバック1の回転に連動して、シートクッション2に対して脚回動軸26aを中心としてシート後方側に回転を開始する。このとき、支持脚30は、シートクッション2と車体フロア側との間で突っ張った状態となるため、シートクッション2及びシートバック1を安定して移動させることができる。
なお、操作レバーとリクライニング装置13との間には、不図示の公知なケーブルが連結されており、操作レバーの操作によってケーブルが引っ張られ、ロック状態を解除する構成となっている。
シートバック1が、図4(a)に示すように、所定の回転位置に到達したときに、支持脚30が脚保持部材50から離脱する。言い換えると、支持脚30が、シートバック1の回転に連動して、所定の回転位置に到達したときに脚保持部材50から離脱する。
このとき、支持脚30は、脚ロック装置26によって、シートクッション2側に折り畳まれた状態でロックされる。
さらに、シートバック1が、図4(b)に示すように、所定の回転位置に到達したときに、シートクッション2の前端部が、支持脚30よりも先に収納フロア面に当接する。
シートクッション2は、シートバック1の回転に伴って、シート前方側に向かって収納フロア面を摺動する。
上記一連の動作によって、図4(c)に示すように、シート本体が収納フロアに収納され、車両用シートSが収納状態に切り替わる。
シートクッション2は、収納状態のときに、具体的には、シートバック1がシートクッション2側に折り畳まれた状態のときに、クッションロック装置25によってロックされる。
支持脚30は、収納状態のときに脚保持部材50よりも下方位置に配置されることになる。
次に、図5に基づいて車両用シートSを収納状態からチップアップ状態へ移動させる動作を説明する。
車両用シートSが図5(a)に示す収納状態にあるときに、乗員が手動でシート本体を上方に起こすことで図5(b)に示すチップアップ状態に切り替わる。
このとき、クッションロック装置25が、シートクッション2の回動動作をロックしているため、シートバック1を上方に起こすことでシートクッション2も一体的に上方に起こすことが可能である。
車両用シートSが図5(b)に示すチップアップ状態に切り替わったとき、シートバック1は、着座可能状態の位置と同じ位置に復帰し、リクライニング装置13によって起立状態にロックされることになる。
次に、図6に基づいて車両用シートSをチップアップ状態から着座可能状態へ移動させる動作を説明する。
車両用シートSをチップアップ状態から収納状態へ移動させるときには、図6(a)に示すように、例えば操作レバーとして機能する支持脚30を操作する。
乗員が支持脚30を脚回動軸26aを中心として上方回転させるように引っ張ることで、クッションロック装置25、及び脚ロック装置26のロック状態が解除される。
なお、支持脚30の引っ張り操作が、特許請求の範囲の解除手段に相当する。
支持脚30と、クッションロック装置25との間には、不図示の公知なケーブルが連結されており、支持脚30の操作によってケーブルが引っ張られ、ロック状態を解除する構成となっている。
シートクッション2は、クッションロック装置25の解除に伴い、図6(b)に示すように、渦巻きバネ25bの付勢力によって、シートバック1に対してシート前方側に回転する。
支持脚30は、脚ロック装置26の解除に伴い、バネ部材26bの付勢力によって、脚保持部材50に装着可能な位置まで脚回動軸26aを中心として回転する。
また、支持脚30は、シートクッション2の回転と連動して、クッション回動軸25aを中心としてシート下方に回転し、脚保持部材50に装着されることになる。
上記一連の動作により、車両用シートSが図6(b)に示す着座可能状態に復帰する。
上記実施形態において、車両用シートSは、シートバック1を回動可能に支持する支持ベース40を備え、支持ベース40がシート本体と車体フロアの間に取り付けられる構成としているが、これに限定されることなく、支持ベース40を不要にしてシートバック1を直接車体フロアに回動可能に連結させる構成としても良い。
上記実施形態において、脚保持部材50は、図3に示すように、車体フロアのうち、収納フロアと連結された段差部よりもシート後方に配置されている。
このように構成することで、脚保持部材50に保持される支持脚30をコンパクトに配置することができる。また、支持脚30がシートクッション2の前後方向の略中央部分を支持する構成となり、シートクッション2の支持剛性を高めることができる。
なお、車体フロアは、段差部を含むものであり、収納フロアを含まないものである。
上記実施形態において、クッションロック装置25は、図4(c)に示すように、収納状態のときに、シートクッション2の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であるが、これに限定されることなく、図5(b)に示すチップアップ状態においてロック状態に切り替える構成としても良い。
上記実施形態では、具体例として自動車に用いられる収納可能な車両用シートについて説明したが、これに限定されることなく、電車、バス等の車両用シートのほか、飛行機、船等の乗物用シートとしても利用することができる。
本実施形態では、主として本発明に係る車両用シートSに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、支持脚30、支持ベース40、及び脚保持部材50の配置や構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S 車両用シート
1 シートバック
1a、2a、3a クッションパッド
1b、2b、3b 表皮
2 シートクッション
3 ヘッドレスト
10 バックフレーム
11 連結ブラケット
12 バック回動軸
13 リクライニング装置
13a バック回動軸
13b 渦巻きバネ
20 クッションフレーム
21 サイドフレーム
22 前方連結パイプ
23 中央連結パイプ
24 パンフレーム
25 クッションロック装置
25a クッション回動軸
25b 渦巻きバネ
26 脚ロック装置
26a 脚回動軸
26b バネ部材
30 支持脚
31 脚本体部
32 脚連結部
40 支持ベース
41 連結壁部
42 外側壁部
43 切り欠き部
50 脚保持部材
51 側壁部
52 連結壁部
53 カール部
54 連結ブラケット

Claims (10)

  1. ートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成され、前記シートクッションよりも前方位置に配置された収納フロアに収納可能な車両用シートであって、
    前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、
    前記シートバック及び前記シートクッション、前記収納フロア側へ移動可能であって、
    前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記車体フロアに連結され、前記シートバックを回動可能に支持する支持ベースを備え、
    前記シートバックは、前記支持ベースに対して前記シートクッションを前記収納フロア側へ移動させるように回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記支持脚は、該支持脚の上端側に設けられ、前記シートクッションに軸支される脚回動軸を備え、
    該脚回動軸は、乗員が着座可能な着座可能状態のときに、前記脚保持部材よりも前方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記脚保持部材は、前記車体フロアのうち、前記収納フロアと連結された段差部よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の車両用シート。
  5. シートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成され、収納フロアに収納可能な車両用シートであって、
    前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、
    前記シートバック及び前記シートクッションは、前記収納フロア側へ移動可能であって、
    前記脚保持部材は、前記車体フロアのうち、前記収納フロアと連結された段差部よりも後方に配置されていることを特徴とする車両用シート。
  6. 前記車体フロアに連結され、前記シートバックを回動可能に支持する支持ベースを備え、
    前記シートバックは、前記支持ベースに対して前記シートクッションを前記収納フロア側へ移動させるように回転可能であることを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
  7. 前記支持脚は、該支持脚の上端側に設けられ、前記シートクッションに軸支される脚回動軸を備え、
    該脚回動軸は、乗員が着座可能な着座可能状態のときに、前記脚保持部材よりも前方に配置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両用シート。
  8. 前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の車両用シート。
  9. シートバックに回動可能に連結されたシートクッションを、車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納可能な車両用シートであって、
    前記シートクッションを支持する支持脚を着脱可能に保持し、前記車体フロアに対して設けられる脚保持部材を備え、
    前記シートバック及び前記シートクッションは、前記収納フロア側へ移動可能であって、
    前記脚保持部材は、前記車体フロア面よりも上方に配置され、
    前記シートバック及び前記シートクッションを前記収納フロアに収納させた収納状態から、前記シートバック及び前記シートクッションを上方に跳ね上げたチップアップ状態へ移動可能であって、
    前記車体フロアに対して前記シートバックを回動可能に連結するリクライニング装置と、
    前記シートバックに対して前記シートクッションを回動可能に連結するクッションロック装置と、を備え、
    前記リクライニング装置は、チップアップ状態のときに、前記シートバックの回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、
    前記クッションロック装置は、収納状態又はチップアップ状態のときに、前記シートクッションの回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であることを特徴とする車両用シート。
  10. チップアップ状態から、乗員が着座可能な着座可能状態へ移動可能な車両用シートであって、
    前記クッションロック装置は、チップアップ状態のときに、該クッションロック装置のロック状態を解除するロック解除手段を備え、
    前記シートクッションは、前記ロック解除手段の動作に連動して、前記シートバックに対してシート前方に回転し、
    前記支持脚は、前記シートクッションが所定の回転位置に到達したときに、前記脚保持部材に保持され、前記シートクッションを着座可能状態で支持することを特徴とする請求項9に記載の車両用シート。
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