JP7367381B2 - パッケージ基板及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、パッケージ基板及び電子機器に関する。
複数の素子を含んだパッケージ基板が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。このようなパッケージ基板の例として、半導体チップを含むファンナウトウェハレベルパッケージ(fan out wafer level package:FOWLP)が挙げられる。FOWLPは、周波数が20GHz以上の信号(例えばミリ波、テラヘルツ波)の処理に好適である。
パッケージ基板内の半導体チップが無線通信に用いられる場合、半導体チップに、パッケージ基板の外部の方向性結合器等の受動素子が接続されることがある。
特開2014-110337号公報 特開2008-78164号公報
近年、パッケージ基板及び受動素子を含む電子機器の小型化の要請が高まっている。
本開示の目的は、サイズの増加を抑えながら受動素子を内蔵することができるパッケージ基板及び電子機器を提供することにある。
本開示の一形態によれば、内部に設けられた第1の配線層と前記第1の配線層に接続され第1の主面に露出する第1の導電ビアとを含む再配線層と、前記第1の主面上に設けられ、前記第1の導電ビアに接続された第2の配線層を含み、前記第2の配線層の少なくとも一部が方向性結合器を構成する素子基板と、前記第1の主面上に設けられ、前記第1の配線層に接続された半導体チップと、前記第1の主面上に設けられ、前記素子基板及び前記半導体チップを封止する封止材と、を有し、前記素子基板の誘電正接は、前記再配線層の誘電正接より低いパッケージ基板が提供される。
本開示によれば、サイズの増加を抑えながら受動素子を内蔵することができる。
第1の実施形態に係るパッケージ基板を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るパッケージ基板を示す断面図である。 第1の実施形態における導電層の詳細を示す図である。 第1の実施形態に係るパッケージ基板の製造方法を示す断面図(その1)である。 第1の実施形態に係るパッケージ基板の製造方法を示す断面図(その2)である。 第1の実施形態に係るパッケージ基板の製造方法を示す断面図(その3)である。 第1の実施形態に係るパッケージ基板の製造方法を示す断面図(その4)である。 第1の実施形態における再配線層の配線のレイアウトの一例を透視で示す図である。 参考例における再配線層の配線のレイアウトの一例を透視で示す図である。 第2の実施形態に係る電子機器を示す模式図である。
方向性結合器等の受動素子は、例えばプリント基板、パッケージ基板又は再配線層に含まれる配線を用いて構成することができる。例えば、パッケージ基板がファンナウトウェハレベルパッケージ(fan out wafer level package:FOWLP)である場合、受動素子を再配線層に含まれる配線を用いて形成することが考えられる。その一方で、高周波信号はクロストーク等の影響を受けやすい。このため、再配線層に受動素子が設けられる場合、受動素子の近傍には、他の配線を設けることができない。つまり、他の配線の配置に制約が生じ、設計の自由度が低くなる。設計の自由度の低下はパッケージ基板の大型化につながり得る。
受動素子を小型化できるのであれば、制約の影響は小さいが、受動素子の寸法は伝送信号の波長に依存するため、伝送信号の波長によっては受動素子の小型化が困難である。例えば、平行二線による方向性結合器においては、平行二線部の寸法は一般的に1/4波長となる。伝送信号の周波数が30GHz付近の場合、基板上の配線の実効誘電率を2.5とすると、平行二線部の配線長は1.6mmとなる。
本願発明者は、再配線層に受動素子が設けられる場合には上述のような制約があることを知見した上で、サイズの増加を抑えながらパッケージ基板に受動素子を内蔵できる構成について鋭意検討を行った。この結果、第1の配線層及び導電ビアを含む再配線層上に、導電ビアに接続される第2の配線層を含む素子基板を設け、第2の配線層の少なくとも一部で受動素子を構成し、素子基板を半導体チップとともに封止材により封止することが効果的であることが明らかになった。すなわち、このような構成を採用することで、受動素子を第1の配線層から離間させてクロストーク等の影響を受けにくくし、再配線の配置の制約を緩和できるため、サイズの増加を抑えながら受動素子を内蔵したパッケージ基板を実現できることが明らかになった。
また、一般に、再配線層の絶縁層は厚膜化が困難である。マイクロストリップライン(microstrip line:MSL)等の伝送線路において、特性インピーダンスを一定にすると、配線幅と絶縁層の厚さとの比率も一定となる。このため、絶縁層が薄い場合には、配線幅が狭くなり、損失が増加する。つまり、再配線層に含まれる再配線を用いて受動素子を構成した場合には、損失が増加するおそれがある。これに対し、上記のように、受動素子を再配線層ではなく素子基板に含ませた場合には、厚膜化が容易な絶縁層を素子基板に用いることが可能であり、損失を抑制することができる。
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係るパッケージ基板を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るパッケージ基板を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施形態に係るパッケージ基板1は、再配線層100と、素子基板200と、半導体チップ300と、モールド樹脂400と、チップ部品500とを有する。
再配線層100は、この順で積層された絶縁層121と、絶縁層122と、絶縁層123とを有する。再配線層100は、絶縁層121の絶縁層122とは反対側の面に第1の主面101を有する。絶縁層121~123は、例えばフェノール系樹脂を含む。絶縁層121の絶縁層122側の面上に導電層111が設けられ、絶縁層122の絶縁層123側の面上に導電層112が設けられている。導電層112の一部は電極パッドとして用いられ、絶縁層123には、導電層112の電極パッドとして用いられる部分を露出する開口部が形成されている。開口部内には、例えばはんだボール等の導電材141が設けられている。導電材141は導電層112に接続されている。絶縁層121に、導電層111に接続された導電ビア131が設けられている。導電ビア131は、絶縁層121の絶縁層122とは反対側の面から露出している。絶縁層122に、導電層111と導電層112とを接続する導電ビア132が設けられている。導電層111は第1の配線層の一例である。再配線に、導電層111、導電層112、導電ビア131及び導電ビア132が含まれる。導電層111、導電層112、導電ビア131及び導電ビア132は、例えばCuを含む。
素子基板200は、この順で積層された絶縁層223と、コア層221と、接地層213と、絶縁層222と、導電層214とを有する。詳細は後述するが、導電層214の一部が方向性結合器210を構成する(図3参照)。導電層214は第2の配線層の一例である。素子基板200は、導電層214の絶縁層222とは反対側の面に第2の主面201を有する。コア層221、絶縁層222及び絶縁層223は、例えば、プリプレグを用いて形成されており、ガラスファイバーを含むポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂からなる。接地層213及び導電層214は、例えばCuを含む。素子基板200の厚さは、例えば数百μm程度であり、素子基板200は一つの側面を底面として自立することができる。コア層221、絶縁層222及び絶縁層223がフッ素樹脂を含有してもよい。
ここで、導電層214について説明する。図3は、導電層214の詳細を示す図である。
図3に示すように、導電層214は、伝送線路211と、伝送線路212とを含む方向性結合器210を有する。方向性結合器210は平行二線部215を有する。平行二線部215では、伝送線路211の一部と、伝送線路212の一部とが互いに近接して平行に延びている。例えば、平行二線部215の長さは1.6mmである。方向性結合器210は、平行二線部215の一方の端部に繋がる接続部216Aと、他方の端部に繋がる接続部216Bとを有する。以下、接続部216Aと接続部216Bとを総称して接続部216ということがある。接続部216において、伝送線路211及び212の端部が素子基板200の側面に露出している。方向性結合器210は受動素子の一例である。
素子基板200は再配線層100の第1の主面101上に設けられており、第1の主面101と第2の主面201とのなす角の大きさは90°である。また、伝送線路211及び212の端部が、接続部216において、一部の導電ビア131(131A)に電気的に接続されている。
半導体チップ300は、配線を備えたチップ本体310と、チップ本体310内の配線が接続された電極パッド320とを有する。半導体チップ300は再配線層100の第1の主面101上に設けられており、一部の電極パッド320(320A)が一部の導電ビア131(131B)に電気的に接続されている。例えば、第1の主面101を基準として、素子基板200の高さは、半導体チップ300の高さより小さい。
再配線層100において、一部の導電層111(111A)は、導電ビア131Aと導電ビア131Bとに接続されている。導電ビア131Aは、第1の導電ビアの一例であり、導電ビア131Bは、第2の導電ビアの一例である。
チップ部品500は、例えばコンデンサである。チップ部品500は、チップ本体510と、チップ本体510に設けられた電極パッド520とを有する。チップ部品500は再配線層100の第1の主面101上に設けられている。一部の電極パッド520が導電ビア131及び導電層111を介して一部の電極パッド320に接続されていてもよい。
モールド樹脂400は、第1の主面101上に設けられており、素子基板200、半導体チップ300及びチップ部品500を封止する。モールド樹脂400は、例えば、シリカフィラーを含むエポキシ樹脂からなる。モールド樹脂400は封止材の一例である。
次に、第1の実施形態に係るパッケージ基板1の製造方法について説明する。パッケージ基板1は、例えばFOWLPに倣った方法で製造することができる。図4~図7は、第1の実施形態に係るパッケージ基板1の製造方法を示す断面図である。
まず、図4に示すように、複数のパッケージ基板1を切り出せる大きさの支持基板10を準備し、パッケージ基板1に、個々のパッケージ基板1に対応する複数の疑似チップ領域10Aを設定する。疑似チップ領域10Aの間には、切断領域10Bを設定する。支持基板10の上面には粘着シートが貼り付けられている。そして、各疑似チップ領域10Aにて、支持基板10上に素子基板200、半導体チップ300及びチップ部品500を仮固定する。この時、素子基板200は、接続部216が支持基板10を向くように仮固定し、半導体チップ300は、電極パッド320が支持基板10を向くように仮固定し、チップ部品500は、電極パッド520が支持基板10を向くように仮固定する。
次いで、図5に示すように、素子基板200、半導体チップ300及びチップ部品500を封止するモールド樹脂400を第1の主面101上に形成する。モールド樹脂400は、複数の疑似チップ領域10Aにわたって形成する。疑似チップ領域10A及び切断領域10Bはモールド樹脂400にも引き継がれる。第1の主面101を基準として、素子基板200の高さが半導体チップ300の高さより小さければ、モールド樹脂400の厚さは、素子基板200の高さに関係なく、半導体チップ300の高さに基づいて調整することができる。つまり、素子基板200が含まれていない構成と比較して、モールド樹脂400を厚く形成する必要はない。
その後、図6に示すように、支持基板10を取り除く。この結果、電極パッド320及び接続部216が露出した疑似ウェハ11が得られる。続いて、疑似ウェハ11の電極パッド320及び接続部216が露出した面上に再配線層100を形成する。再配線層100は、複数の疑似チップ領域10Aにわたって形成する。疑似チップ領域10A及び切断領域10Bは再配線層100にも引き継がれる。
次いで、図7に示すように、再配線層100が形成された疑似ウェハ11を、切断領域10Bにて切断する。この結果、疑似チップ領域10A毎に、個片化されたパッケージ基板1が得られる。
第1の実施形態に係るパッケージ基板1においては、例えば、半導体チップ300が無線通信でミリ波又はテラヘルツ波を用いた信号の送信を行い、方向性結合器210が送信電力のモニタに用いられる。信号の周波数は、例えば20GHz以上である。
パッケージ基板1では、方向性結合器210を含む導電層214が再配線層100上の素子基板200に含まれている。また、導電層111Aを含む再配線は再配線層100の内部に設けられており、導電層214は導電ビア131Aを介して導電層111Aに接続されている。従って、方向性結合器210は、少なくとも導電ビア131Aの高さ分は再配線層100の内部の再配線から離間しており、クロストーク等の影響を受けにくい。更に、方向性結合器210が第1の主面101から離間していることで、方向性結合器210は、その距離の分も再配線層100の内部の再配線から離間し、クロストーク等の影響をより一層受けにくい。
このため、パッケージ基板1によれば、FOWLP等の再配線層に含まれる再配線を用いて方向性結合器を形成した構成と比較して、再配線の設計の自由度を高めることができる。すなわち、パッケージ基板1においては、平行二線部215を伝送される信号が再配線層100の配線(導電層111等)を流れる信号の電圧変化の影響を受けにくいため、高い自由度で再配線層100の配線(導電層111等)を設計することができる。従って、配線の配置の制約を緩和し、サイズの増加を抑えながら方向性結合器210を内蔵したパッケージ基板1を実現できる。
ここで、配線の設計の自由度について説明する。図8は、第1の実施形態における再配線層の配線のレイアウトの一例を透視で示す図である。図9は、参考例における再配線層の配線のレイアウトの一例を透視で示す図である。
第1の実施形態においては、例えば、図8に示すように、伝送線路211の接続部216A側の端部に接続される配線311Aと、伝送線路211の接続部216B側の端部に接続される配線311Bと、伝送線路212の接続部216A側の端部に接続される配線312Aと、伝送線路212の接続部216B側の端部に接続される配線312Bとが再配線層100に設けられる。第1の実施形態では、長さが1.6mmの平行二線部215と平面視で交差する配線319が設けられても、平行二線部215を伝送される信号は、配線319を流れる信号の電圧変化の影響を受けにくい。従って、配線312Aと配線312Bとの間に配線319を設けることができる。
参考例においては、例えば、図9に示すように、再配線層600に、平行二線部615を構成する配線611と、配線612とが設けられている。平行二線部615の長さは第1の実施形態と同様に1.6mmである。参考例では、再配線層600内の配線611及び612の上方又は下方に平行二線部615と交差する配線619が設けられると、平行二線部615を伝送される信号は、配線619を流れる信号の電圧変化の影響を受け、高周波特性が劣化してしまう。
更に、素子基板200のコア層221、絶縁層222及び絶縁層223には、再配線層100の絶縁層121~123から独立して、高周波信号の伝送に好適な材料を用いることができる。上述のように、再配線層100の絶縁層121~123には、例えばフェノール系樹脂が用いられる。フェノール系樹脂が用いられた絶縁層121~123の比誘電率は3.5程度であり、誘電正接は0.02程度である。従って、再配線層100に長さが1.6mmのマイクロストリップラインを設けた場合には、周波数が30GHzの信号では0.4dBの挿入損失が生じる。一方、ガラスファイバーを含むPPEが用いられたコア層221、絶縁層222及び絶縁層223の比誘電率は3.5程度であり、誘電正接は0.002程度である。従って、平行二線部215における周波数が30GHzの信号の挿入損失は0.02dB程度に抑制される。
方向性結合器210と再配線層100の内部の再配線との間の距離は、例えば再配線の配線幅の3倍以上であることが好ましい。方向性結合器210と再配線層100の内部の再配線との間の電気的な結合をより確実に低減できるからである。
方向性結合器210が再配線層100の内部の再配線から離間されていれば、第2の主面201は第1の主面101から傾斜していなくてもよい。第1の主面101に垂直な方向から視たときの素子基板200の面積が小さくなるように、第2の主面201は第1の主面101から傾斜していることが好ましい。特に、第1の主面101に垂直な方向から視たときの小面積化及び製造しやすさの観点から、第1の主面101と第2の主面201とのなす角の大きさは90°であることがより好ましい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態に係るパッケージ基板1を含む電子機器に関する。図10は、第2の実施形態に係る電子機器を示す模式図である。
第1の実施形態に係る電子機器2では、例えば、第1の実施形態に係るパッケージ基板1が実装基板20に実装され、筐体21に収納されている。電子機器2は、例えば、コンピュータ(パーソナルコンピュータ、スーパーコンピュータ、サーバ等)、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、センサ、カメラ、オーディオ機器、測定装置、検査装置、製造装置等である。
第2の実施形態によれば、サイズの増加を抑えながら方向性結合器210を内蔵したパッケージ基板1が用いられているため、電子機器2を小型化することができる。
なお、受動素子は方向性結合器に限定されず、例えばハイブリッド結合器であってもよい。また、パッケージ基板の用途は特に限定されないが、周波数が20GHz以上の信号、例えばミリ波及びテラヘルツ波の処理に好適である。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
内部に設けられた第1の配線層と前記第1の配線層に接続され第1の主面に露出する第1の導電ビアとを含む再配線層と、
前記第1の主面上に設けられ、前記第1の導電ビアに接続された第2の配線層を含み、前記第2の配線層の少なくとも一部が受動素子を構成する素子基板と、
前記第1の主面上に設けられ、前記第1の配線層に接続された半導体チップと、
前記第1の主面上に設けられ、前記素子基板及び前記半導体チップを封止する封止材と、
を有することを特徴とするパッケージ基板。
(付記2)
前記受動素子は、前記第1の主面から離間して設けられていることを特徴とする付記1に記載のパッケージ基板。
(付記3)
前記素子基板は、前記第1の主面から傾斜した第2の主面を有することを特徴とする付記1又は2に記載のパッケージ基板。
(付記4)
前記第1の主面と前記第2の主面とがなす角の大きさが90°であることを特徴とする付記3に記載のパッケージ基板。
(付記5)
前記素子基板の誘電正接は、前記再配線層の誘電正接より低いことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載のパッケージ基板。
(付記6)
前記受動素子は、方向性結合器を含むことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載のパッケージ基板。
(付記7)
前記半導体チップは、電極パッドを有し、
前記再配線層は、前記第1の配線層及び前記電極パッドに接続された第2の導電ビアを有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載のパッケージ基板。
(付記8)
前記第1の主面を基準として、前記素子基板の高さは、前記半導体チップの高さより小さいことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載のパッケージ基板。
(付記9)
付記1乃至8のいずれか1項に記載のパッケージ基板を含むことを特徴とする電子機器。
1:パッケージ基板
2:電子機器
100:再配線層
101:第1の主面
111、111A、112:導電層
131、131A、131B:導電ビア
200:素子基板
201:第2の主面
210:方向性結合器
211、212:伝送線路
215:平行二線部
300:半導体チップ
400:封止材

Claims (7)

  1. 内部に設けられた第1の配線層と前記第1の配線層に接続され第1の主面に露出する第1の導電ビアとを含む再配線層と、
    前記第1の主面上に設けられ、前記第1の導電ビアに接続された第2の配線層を含み、前記第2の配線層の少なくとも一部が方向性結合器を構成する素子基板と、
    前記第1の主面上に設けられ、前記第1の配線層に接続された半導体チップと、
    前記第1の主面上に設けられ、前記素子基板及び前記半導体チップを封止する封止材と、
    を有し、
    前記素子基板の誘電正接は、前記再配線層の誘電正接より低いことを特徴とするパッケージ基板。
  2. 前記方向性結合器は、前記第1の主面から離間して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ基板。
  3. 前記素子基板は、前記第1の主面から傾斜した第2の主面を有し、
    前記方向性結合器は前記第2の主面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパッケージ基板。
  4. 前記第1の主面と前記第2の主面とがなす角の大きさが90°であることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ基板。
  5. 前記方向性結合器は、前記第2の主面に設けられた2本の伝送線路を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のパッケージ基板。
  6. 前記第1の主面を基準として、前記素子基板の高さは、前記半導体チップの高さより低いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパッケージ基板。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のパッケージ基板を含むことを特徴とする電子機器。
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