JP7365879B2 - 架橋高分子モデルのワイブル係数を算出する方法、システム及びプログラム - Google Patents
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Description
本実施形態のシステム1は、ゴムなどの架橋高分子モデルの一軸伸長をシミュレーションして、架橋高分子モデルの破断現象を再現し、ワイブル係数を算出するように構成されている。
配置部12と、分子動力学計算実行部13と、断面積算出部14と、圧力値設定部15と、残存確率算出部16と、ワイブル係数算出部17と、を有する。これら各部10~17は、プロセッサ1a、メモリ1b、各種インターフェイス等を備えたコンピュータにおいて予め記憶されている図2に示す処理ルーチンをプロセッサ1aが実行することによりソフトウェア及びハードウェアが協働して実現される。本実施形態では、1つの装置におけるプロセッサ1aが各部を実現しているが、これに限定されない。例えば、ネットワークを用いて分散させ、複数のプロセッサが各部の処理を実行するように構成してもよい。すなわち、1又は複数のプロセッサが処理を実行する。
図1に示す高分子モデル取得部10が、初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を生成する場合の動作について説明する。高分子モデル取得部10は、配置部12を介して、第1所定数のポリマー粒子20と、第2所定数の架橋剤粒子3とを計算領域Ar1内に配置させる。次に、高分子モデル取得部10は、分子動力学計算実行部13を介して、所定圧力及び所定温度を含む解析条件にて分子動力学計算を実行させ、架橋剤粒子3とポリマーモデル2とを結合させる架橋反応処理を実行する。架橋反応処理は、分子動力学計算によって得られる各々のポリマー粒子20と架橋剤粒子3の位置に基づき、ポリマー粒子20と架橋剤粒子3とが所定距離以内に近づいた場合に、ランダムな確率でポリマー粒子20と架橋剤粒子3とを結合ポテンシャルを用いて結合する。全ての架橋剤粒子3がポリマー粒子20と結合するまで架橋反応処理を繰り返し実行する。これにより、架橋高分子モデルを生成できる。次に、初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を生成するために、高分子モデル取得部10は、分子動力学計算実行部13を介して、1つの架橋高分子モデルを平衡化処理する。平衡化が完了した後に、更に分子動力学計算を実行し、所定解析時間が経過するたびに、架橋高分子モデルをコピーして、初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を得る。すなわち、ランダムな確率で架橋剤粒子3とポリマー粒子20とを結合させた1つの架橋高分子モデルに基づいて、分子動力学計算を実行する解析時間を異ならせることで、初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を得ることが可能である。
図1に示すシステム1における1又は複数のプロセッサが実行する、架橋高分子モデルのワイブル係数を算出する方法について、図2を用いて説明する。
粒子の結合状態及び粒子の位置である初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を取得すること(ST1)と、
各々のモデルM1~M10に対して第1軸(x軸)に一定張力Fを与えて伸長させる一軸伸長シミュレーションを、分子動力学計算を用いて実行すること(ST5~ST8)と、
一軸伸長シミュレーション実行中の複数の観測時点tにおいて、全てのモデル数に対する破断していないモデル数の割合を示す残存確率R(t)を算出すること(ST9)と、
複数の観測時点tにおける各々の残存確率R(t)に基づいてワイブル係数mを算出すること(ST10)と、
を含む。
粒子の結合状態及び粒子の位置である初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルM1~M10を取得する高分子モデル取得部10と、
各々のモデルM1~M10に対して第1軸(x軸)に一定張力Fを与えて伸長させる一軸伸長シミュレーションを、分子動力学計算を用いて実行する一軸伸長シミュレーション実行部1Xと、
一軸伸長シミュレーション実行中の複数の観測時点tにおいて、全てのモデル数に対する破断していないモデル数の割合を示す残存確率R(t)を算出する残存確率算出部16と、
複数の観測時点tにおける各々の残存確率R(t)に基づいてワイブル係数mを算出するワイブル係数算出部17と、
を備える。
複数の架橋高分子モデルM1~M10のそれぞれが配置された立体の計算領域Ar1に対して外部から作用する第1軸(x軸)、第2軸(y軸)及び第3軸(z軸)の圧力値Px、Py、Pzが所定圧力Pであることを含む所定解析条件にて分子動力学計算を実行すること(ST4)と、
計算領域Ar1の第2軸(y軸)及び第3軸(z軸)を通る断面積Sを算出すること(ST6)と、
第2軸(y軸)及び第3軸(z軸)の圧力値Py、Pzを所定圧力Pとし、第1軸(x軸)の圧力値Pxを、一定値の張力Fを断面積Sで割った値(F/S)を所定圧力Pから差し引いた値(P-F/S)に設定すること(ST7)と、
所定タイムステップの分子動力学計算を実行すること(ST8)と、
を含み、
断面積の算出(ST6)と、第1軸(x軸)の圧力値の設定(ST7)と、所定タイムステップの分子動力学計算(ST8)とを繰り返し実行することが好ましい。
複数の架橋高分子モデルM1~M10のそれぞれが配置された立体の計算領域Ar1に対して外部から作用する第1軸(x軸)、第2軸(y軸)及び第3軸(z軸)の圧力値Px、Py、Pzが所定圧力Pであることを含む所定解析条件にて分子動力学計算を実行する分子動力学計算実行部13と、
計算領域Ar1のy軸及びz軸を通る断面積Sを算出する断面積算出部14と、
第2軸(y軸)及び第3軸(z軸)の圧力値Py、Pzを所定圧力Pとし、第1軸(x軸)の圧力値Pxを、一定値の張力Fを断面積Sで割った値(F/S)を所定圧力Pから差し引いた値(P-F/S)に設定する圧力値設定部15と、
を有し、
断面積算出部14による断面積の算出と、圧力値設定部15による第1軸(x軸)の圧力値の設定と、分子動力学計算実行部13による所定タイムステップの分子動力学計算と、を繰り返し実行することが好ましい。
これらプログラムを実行することによっても、上記方法の奏する作用効果を得ることが可能となる。
Claims (11)
- 1又は複数のプロセッサが実行する方法であって、
粒子の結合状態及び前記粒子の位置である初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルを取得することと、
各々の前記架橋高分子モデルに対して第1軸に一定張力を与えて伸長させる一軸伸長シミュレーションを、分子動力学計算を用いて実行することと、
前記一軸伸長シミュレーション実行中の複数の観測時点において、全てのモデル数に対する破断していないモデル数の割合を示す残存確率を算出することと、
前記複数の観測時点における各々の残存確率に基づいてワイブル係数を算出することと、
を含む、架橋高分子モデルのワイブル係数を算出する方法。 - 前記複数の観測時点における前記各々の残存確率に対して対数を二回とることで得られる変換値を算出し、前記変換値を縦軸又は横軸の一方の軸、時間軸を縦軸又は横軸の他方の軸とする座標系における各観測点にフィティングした一次近似式の傾きを前記ワイブル係数として算出する、請求項1に記載の方法。
- 前記変換値は、log(-log(R(t)))であり、ただし、logの底はeであり、前記観測時点はtで示し、前記残存確率はR(t)で示す、請求項2に記載の方法。
- 平衡化時間を異ならせることで、初期状態が異なる複数の架橋高分子を生成する、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
- 前記一軸伸長シミュレーションを実行することは、
前記複数の架橋高分子モデルのそれぞれが配置された立体の計算領域に対して外部から作用する第1軸、第2軸及び第3軸の圧力値が所定圧力であることを含む所定解析条件にて分子動力学計算を実行することと、
前記計算領域の前記第2軸及び前記第3軸を通る断面積を算出することと、
前記第2軸及び前記第3軸の圧力値を前記所定圧力とし、前記第1軸の圧力値を、一定値の張力を前記断面積で割った値を前記所定圧力から差し引いた値に設定することと、
所定タイムステップの分子動力学計算を実行することと、
を含み、
前記断面積の算出と、前記第1軸の圧力値の設定と、前記所定タイムステップの分子動力学計算とを繰り返し実行する、請求項1~4のいずれかに記載の方法。 - 粒子の結合状態及び前記粒子の位置である初期状態が異なる複数の架橋高分子モデルを取得する高分子モデル取得部と、
各々の前記架橋高分子モデルに対して第1軸に一定張力を与えて伸長させる一軸伸長シミュレーションを、分子動力学計算を用いて実行する一軸伸長シミュレーション実行部と、
前記一軸伸長シミュレーション実行中の複数の観測時点において、全てのモデル数に対する破断していないモデル数の割合を示す残存確率を算出する残存確率算出部と、
前記複数の観測時点における各々の残存確率に基づいてワイブル係数を算出するワイブル係数算出部と、
を備える、架橋高分子モデルのワイブル係数を算出するシステム。 - 前記ワイブル係数算出部は、前記複数の観測時点における前記各々の残存確率に対して対数を二回とることで得られる変換値を算出し、前記変換値を縦軸又は横軸の一方の軸、時間軸を縦軸又は横軸の他方の軸とする座標系における各観測点にフィティングした一次近似式の傾きを前記ワイブル係数として算出する、請求項6に記載のシステム。
- 前記変換値は、log(-log(R(t)))であり、ただし、logの底はeであり、前記観測時点はtで示し、前記残存確率はR(t)で示す、請求項7に記載のシステム。
- 平衡化時間を異ならせることで、初期状態が異なる複数の架橋高分子を生成する、請求項6~8のいずれかに記載のシステム。
- 前記一軸伸長シミュレーション実行部は、
前記複数の架橋高分子モデルのそれぞれが配置された立体の計算領域に対して外部から作用する前記第1軸、第2軸及び第3軸の圧力値が所定圧力であることを含む所定解析条件にて分子動力学計算を実行する分子動力学計算実行部と、
前記計算領域の前記第2軸及び前記第3軸を通る断面積を算出する断面積算出部と、
前記第2軸及び前記第3軸の圧力値を前記所定圧力とし、前記第1軸の圧力値を、一定値の張力を前記断面積で割った値を前記所定圧力から差し引いた値に設定する圧力値設定部と、
を有し、
前記断面積算出部による前記断面積の算出と、前記圧力値設定部による前記第1軸の圧力値の設定と、前記分子動力学計算実行部による所定タイムステップの分子動力学計算と、を繰り返し実行する、請求項6~9のいずれかに記載のシステム。 - 請求項1~5のいずれかに記載の方法を1又は複数のプロセッサに実行させるプログラム。
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