JP7365387B2 - 加熱処理装置及び加熱処理方法 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2018年3月23日に日本国に出願された特願2018-56754号に基づき、優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本発明は、加熱処理装置及び加熱処理方法に関する。
半導体デバイスの製造工程において、たとえばレジスト膜などの塗布膜が形成された基板、たとえば半導体ウェハ(以下の説明において、単にウェハという場合がある)に対して、前記塗布膜を乾燥させるために、当該半導体ウェハに対して加熱処理が行なわれている。
このような加熱処理は、従来から加熱処理装置を用いて行われているが、加熱するにあたっては、膜厚の均一性に影響するため、加熱処理容器内における気流制御、排気制御に留意する必要がある。例えば加熱処理容器内の排気処理を、ウェハの中央部上方に設けられた排気口のみから行った場合、処理容器内に形成される排気流の影響で、ウェハ上に塗布された塗布膜の膜厚は、中心部が外周部に比べて厚くなってしまう。
そこで特許文献1に記載の加熱処理装置においては、載置部に載置されたウェハの中心と一致する上方位置に設けられた中央排気口の他に、ウェハの外縁よりも外側の上方位置で、周方向に等間隔に形成された外周排気口をさらに有している。
特許文献1においては、ウェハを加熱して架橋反応を進行させるにあたって、中央排気口からは少ない排気流量で排気し、外周排気口から大きい流量で排気を行なうようにしている。これにより、加熱処理容器内における、特にウェハの中心部における排気流が制御され、ウェハの中心における膜の盛り上がりを抑制し、ウェハ上に形成される塗布膜の膜厚について、良好な面内均一性を確保することができる。
日本国特開2016-115919号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された加熱処理装置においては、全体として膜厚の面内均一性を向上させることができたものの、加熱処理中に中心排気口及び外周排気口の双方から処理容器雰囲気を排気することにより、双方の排気口へと向かう排気流が処理容器内に発生する。その結果、塗布膜の中心部及び周縁部における膜厚が、その他の部分の膜厚よりも厚くなってしまう場合があった。すなわち、ウェハ上の膜厚の面内均一性には更なる改善の余地があった。
本発明の一態様は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板を加熱処理する際に基板上の塗布膜の膜厚の面内均一性をさらに向上させる。
本発明の一態様は、基板に形成された塗布膜を加熱処理する加熱処理装置であって、基板を載置する載置部と、前記載置部に載置された基板を加熱するための加熱部と、前記載置部の外周を囲うように設けられたリング体と、前記載置部を覆い、かつその下面が前記リング体と当接または近接することで加熱処理空間を形成する蓋体と、前記蓋体の中央部に配置され、前記加熱処理空間内を排気する中央排気部と、前記載置部に載置された基板の加熱処理の制御を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記加熱処理空間が形成されてかつ前記加熱処理空間内に前記基板が在る状態にて前記加熱処理空間内を排気しないで前記基板の加熱を行なう第1の加熱処理工程と、前記中央排気部を作動させて前記加熱処理空間内を排気しつつ前記基板の加熱を行なう第2の加熱処理工程を行なうように制御し、前記第1の加熱処理工程は、前記中央排気部による排気を行わないことを含み、前記隙間は、前記外周排気部によって前記加熱処理空間に対し実質的に排気が行われない大きさである。
(1)かかる加熱処理装置において、前記加熱処理空間を形成する蓋体は、前記リング体と蓋体との当接または近接部分の外側に外周排気部を有するように構成してもよい。
(2)上記(1)の場合、前記外周排気部は、前記蓋体の下面側に全周に亘って開口した環状の形状を有する。
(3)上記(1)の場合、前記外周排気部は、前記第2の加熱処理工程において作動するようにしてもよい。
(4)上記(3)の場合、前記リング体は上下動自在であって、前記外周排気部が作動するときには、前記リング体が下降して、前記リング体と前記蓋体の下面と前記リング体の上面との間に前記近接時の隙間よりも広い隙間が形成されるように構成してもよい。
(5)既述した本発明の一態様の、基板に形成された塗布膜を加熱処理する加熱処理装置においては、前記リング体の外周外側に設けられ、前記加熱処理空間の外に漏洩した雰囲気を排気するための外側排気部を有するように構成してもよい。
(6)上記(5)の場合、前記外側排気部は、前記載置部に載置された基板の温度に関わらず、少なくとも前記基板を加熱している間は作動しているように構成してもよい。
本発明の一態様によれば、蓋体とリング体が当接または近接することにより形成される加熱処理空間内の排気は、第1の加熱処理工程では行われない。そしてその後の第2の加熱処理工程にて前記中央排気部を作動させて前記加熱処理空間内を排気しつつ前記基板の加熱を行なう第2の加熱処理工程を行なわれる。したがって排気流による膜厚への影響が軽減され、塗布膜の面内均一性を向上させることができる。
なおここで近接とは、例えば隙間の大きさが、0mmを超えて1mm以下までの大きさの隙間が蓋体とリング体との間に存在している状態をいう。
別な観点による本発明の一態様は、基板に形成された塗布膜を加熱処理する加熱処理方法であって、加熱機能を有する載置部に基板を載置した状態で、当該載置部及び基板を収容する加熱処理空間を形成し、前記加熱処理空間内に前記基板が在る状態にて前記加熱処理空間内を排気しないで前記基板の加熱を行なう第1の加熱処理工程と、少なくとも前記加熱処理空間の中央部の上方から、前記加熱処理空間内を排気しつつ前記基板の加熱を行なう第2の加熱処理工程と、を有し、前記第1の加熱処理工程は、前記加熱処理空間の中央部の上方から、前記加熱処理空間内を排気しないことを含み、
前記隙間は、前記外周排気部によって前記加熱処理空間に対し実質的に排気が行われない大きさである。
かかる場合、前記第2の加熱処理工程において、前記加熱処理空間内の周縁部からも前記加熱処理空間内を排気して排気量を増加させるようにしてもよい。
本発明の一態様によれば、基板を加熱する際、基板上の塗布膜の膜厚の面内均一性を従来よりも向上させることができる。
本実施の形態にかかる加熱処理装置を備えた基板処理システムの概略を示す平面図である。 図1の基板処理システムの正面図である。 図1の基板処理システムの背面図である。 本実施の形態にかかる加熱処理装置の構成の概略を示す、側面断面を模式的に示した説明図である。 図4の加熱処理装置が加熱処理空間を形成した場合を模式的に示した説明図である。 図5の加熱処理装置においてリング体が降下した状態を模式的に示した説明図である。 本実施の形態にかかる加熱処理装置の一連の動作の流れを示した説明図である。 本実施の形態にかかる加熱処理装置の一連の動作の流れを示した説明図である。 本実施の形態にかかる加熱処理装置において、ウェハ加熱中の一連の動作の流れ、及び基板温度をそれぞれ経時変化で示したグラフである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<基板処理システム>
まず、本実施の形態にかかる加熱処理装置を備えた基板処理システムの構成について説明する。図1は、基板処理システム1の構成の概略を模式的に示す平面図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成を模式的に示す正面図と背面図である。基板処理システム1では、被処理基板としてのウェハWに所定の処理を行う。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システムの外部に対してカセットCを搬入出する際にカセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸回り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数、例えば4つのブロック、すなわち第1のブロックG1~第4のブロックG4が設けられている。例えば処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側、図面の上側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には既述の第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWの処理膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジストを塗布して処理膜を形成する処理液塗布装置としてのレジスト塗布装置32、ウェハWの処理膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つずつ並べて配置される。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の処理液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に処理液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、処理液をウェハWの表面に拡散させる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱処理を行う実施の形態にかかる加熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるために疎水化処理を行う疎水化処理装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら加熱処理装置40、疎水化処理装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1~第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Eが形成されている。ウェハ搬送領域Eには、例えばY方向、X方向、θ方向および上下方向に移動自在な搬送アーム70aを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域E内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3および第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Eには、図3に示すように、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置81が設けられている。ウェハ搬送装置81は、例えばX方向、θ方向および上下方向に移動自在な搬送アーム81aを有している。ウェハ搬送装置81は、搬送アーム81aによってウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置90、受け渡し装置91、92が設けられている。ウェハ搬送装置90は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アーム90aを有している。ウェハ搬送装置90は、例えば搬送アーム90aにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置91、92、及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部100が設けられている。制御部100は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部100にインストールされたものであっても良い。
<基板処理システムの動作>
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、カセット載置板21に載置される。次に、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次取り出され、処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置53に搬送される。
受け渡し装置53に搬送されたウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の加熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。続いてウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、第2のブロックG2の加熱処理装置40に搬送され、加熱処理が行われ、第3のブロックG3の受け渡し装置53に戻される。
受け渡し装置53に戻されたウェハWは、ウェハ搬送装置81によって同じ第3のブロックG3の受け渡し装置54に搬送される。続いてウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の疎水化処理装置41に搬送され、疎水化処理が行われる。
疎水化処理が行われたウェハWは、ウェハ搬送装置70によってレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって加熱処理装置40に搬送されて、プリベーク処理され、第3のブロックG3の受け渡し装置55に搬送される。
第3のブロックG3の受け渡し装置55に搬送されたウェハWは、ウェハ搬送装置70によって上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって加熱処理装置40に搬送されて加熱され、その後温度調節される。温度調節後、ウェハWは周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡し装置56に搬送される。
第3のブロックG3の受け渡し装置56に搬送されたウェハWは、ウェハ搬送装置81によって受け渡し装置52に搬送され、シャトル搬送装置80によって第4のブロックG4の受け渡し装置62に搬送される。受け渡し装置62に搬送されたウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置90によって露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される。
露光処理されたウェハWは、ウェハ搬送装置90によって第4のブロックG4の受け渡し装置60に搬送される。その後、ウェハ搬送装置70によって加熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理がなされる。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理装置30に搬送され、現像される。現像終了後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって加熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。
その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡し装置50に搬送され、カセットステーション10のウェハ搬送装置23によって所定のカセット載置板21のカセットCに搬送される。こうして、一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
<加熱処理装置の構成>
次に、本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置40の構成について図4を参照して説明する。
図4は、加熱処理装置40の構成の概略を模式的に示した側面断面図である。加熱処理装置40には、図4に示すようにウェハWが載置される載置部200、載置部200の外周を囲うように設けられるリング体210、及び載置部200に対向して設けられ、前記リング体210と当接して前記載置部200を覆うことで加熱処理空間Sを形成する、蓋体220が設けられている。
載置部200は、ウェハWが直接載置される熱板201を有し、熱板201は熱板支持部202によって支持されている。熱板支持部202は複数の支持柱203を介して、加熱処理装置40の底部を成す基台204に支持されている。熱板201の内部には加熱部としてのヒーター205が設けられている。
基台204には、支持ピン昇降機構206が設けられ、支持ピン207を上下動させることができる。これによって、支持ピン207は熱板201から上方に突出自在となり、既述のウェハ搬送装置70の搬送アーム70aとの間でウェハWの授受が可能になっている。
前記したリング体210はリング体昇降機構211によって上下動自在になっている。そしてリング体210が最も上方に持ち上げられた状態では、リング体210の上面210aと前記熱板201の上面との高さが一致するように配置されている。
蓋体220は、熱板201に対向して加熱処理空間Sの天井面を形成する天板220aと、加熱処理空間Sの側壁を形成する垂下部220bを有している。蓋体220は蓋体昇降機構(図示せず)によって昇降自在に構成されており、該蓋体昇降機構によって蓋体220を降下させることで、垂下部220bの下面220cと前記リング体210の上面210aとを当接させ、これにより加熱処理空間Sが形成される。
また、加熱処理空間Sを形成している際にリング体昇降機構211によってリング体210を下降させることにより、図6に示すように蓋体220の垂下部220bの下面220cと、リング体210の上面210aとの間に、隙間Dを形成することができる。
天板220aの中央、すなわち熱板201に載置されたウェハWの中央部上方には、加熱処理空間S内を排気するための中央排気部221が設けられている。この中央排気部221は、例えば加熱処理装置40の外に設けられた排気装置222に通じており、加熱処理空間S内の雰囲気を排気することができる。
蓋体220の外周外側には、環状の外側延出部225が設けられている。外側延出部225は、延出部225a、垂下部225bとによって構成され、垂下部225bと蓋体220の垂下部220bの外側との間には、下面側に開口した環状の開口部225cが形成されている。この開口部225cは、排気部(図示せず)に通じており、本発明の外周排気部230を構成する。
外側延出部225の垂下部225bの下端面225dの高さ位置は、蓋体220の垂下部220bの下面220cよりも高く設定されている。したがって、蓋体220がリング体210と当接することにより加熱処理空間Sが形成された際、外側延出部225の垂下部225bの下端面225dは、リング体210の上面210aや後述の外側排気部240の上面とは当接せず、図5及び図6に示すように隙間D2が形成される。
リング体210の外周外側には、前記加熱処理空間Sの外側に漏洩した雰囲気を排気するための外側排気部240が設けられている。外側排気部240は、例えば加熱処理装置40の外に設けられた排気装置241に通じている。
<加熱処理装置の動作>
実施の形態にかかる加熱処理装置40は以上の構成を有しており、次に加熱処理装置40を用いた加熱処理方法について説明する。図7、図8は一連の加熱処理工程による加熱処理装置40の動作を模式的に表した説明図、図9は加熱処理装置40による加熱処理中における基板温度の経時変化と、各種排気、リング体210の動作のタイミングチャートを示している。なお、図9においては、後述の第1の加熱処理工程を開始した時点を横軸の0としている。
まず排気装置222、排気装置241、外側排気部を作動させ、中央排気部221、外周排気部230、外側排気部240からの排気を行うことにより、加熱処理装置40内の雰囲気を安定させる。そのようにして雰囲気が安定したら、図7(a)に示すように、蓋体220を上昇させる。その状態で、基板処理システム1のウェハ搬送装置70の搬送アーム70aによって、加熱対象であるウェハWが、載置部200の熱板201上に搬送され、支持ピン207上に載置される。その後搬送アーム70aは加熱処理装置40の外へ退避し、次いで支持ピン207が下降し、ウェハWは熱板201上に載置される。ウェハWが熱板201上に載置された後、蓋体昇降機構(図示せず)によって蓋体220を降下させることにより、リング体210の上面210aと蓋体220の垂下部220bの下面220cとを当接させ、加熱処理空間Sを形成する(準備工程)。かかる場合、完全に当接していなくとも、リング体210の上面210aと蓋体220の垂下部220bの下面220cとの間から実質的に排気が行なわれない若干の隙間、例えば0mmを超えて、1mm以下、例えば0.5mmの隙間が形成されていてもよい。
続いて図7(b)および図9に示すように、排気装置222の作動を止め、中央排気部221からの排気を停止させるとともに、載置部200の熱板201に載置されたウェハWに対して、ヒーター205による第1の加熱処理を開始する(第1の加熱処理工程)。第1の加熱処理工程においては、中央排気部221からの排気は行われていない。すなわち、ウェハWの温度がウェハW上に塗布された塗布膜の架橋温度に達するまで中央排気部221からの排気は行われない。
そしてウェハ温度が架橋温度に到達した後に、すなわち、塗布膜の反応が安定し、塗布膜に対する気流影響が弱くなった後に、再び排気装置222の作動を開始し、中央排気部221からの排気を実施する(第2の加熱処理工程)。
このように、第1の加熱処理工程、すなわちウェハWの温度が塗布膜の架橋温度に達するまでの間は加熱処理空間S内における中央排気部221からの排気は行われないため、加熱処理空間S内に排気流が形成されることは無い。したがって、加熱処理空間S内に発生する排気流の影響により塗布膜の膜厚がその影響を受けて、面内不均一になることは防止される。これによって、ウェハW上の膜厚の面内均一性を従来よりも向上させることができる。
なお図9に示すように、第1の加熱処理工程においてはもちろん、外周排気部230、外側排気部240からの排気は準備工程から第2の加熱処理工程までを通して継続していてもよい。本実施の形態によれば、外周排気部230及び外側排気部240は、加熱処理空間Sの外部に形成されているため、当該処理空間内に気流を形成せず、ウェハW上の膜厚に影響を与えることがない。
そして、加熱処理中に継続して外周排気部230による加熱処理空間Sの外側で排気を行うことにより、隙間D2を介して蓋体220の外方の雰囲気を取り込みやすくなり、蓋体220の垂下部220bの外周にエアカーテンとしての排気流を形成することができる。これによって加熱処理空間Sに対する外部からの影響、例えば熱的影響を遮断することが可能であり、加熱処理空間S内における反応を安定化させ、塗布膜の面内均一性を更に高めることができる。しかも実施の形態においては、外側延出部225の垂下部225bの下端面225dの高さ位置は、蓋体220の垂下部220bの下面220cよりも高く設定されているので、外部からのエアを外周排気部230により効果的に導くことができ、これによって適切にエアカーテンを形成することができる。
なお前記した例では、蓋体220の外周に外側延出部225を形成して、蓋体220との間に外周排気部230を形成したが、これに代えて蓋体220の該左側に別途他の蓋体を設け、一体的に上下動する双方の蓋体の間に外周排気部230を形成するようにしてもよい。
熱板201上に載置されたウェハWの温度が、塗布膜の架橋温度に到達した後、すなわち第2の加熱処理工程においては、中央排気部221からの排気を再開する。これにより、例えばウェハWの加熱処理中に昇華物等の不純物が発生していた場合であっても、これを排気することができる。また、前述の通りウェハWの温度が架橋温度に達した後に排気を開始しているため、中央排気部221へと向かう排気流が塗布膜の膜厚に影響を与えることがない。
また、図7(c)、図9に示すように中央排気部221による加熱処理空間Sの雰囲気の排気を開始する際、すなわち第2の加熱処理工程を開始する際、リング体昇降機構211によりリング体210を降下させ、リング体210の上面210aと蓋体220の垂下部220bの下面220cとの間に隙間Dを形成してもよい。これによって、隙間Dは加熱処理空間Sの下方周辺からの排気流路として機能し、加熱処理空間S内の排気処理を中央排気部221のみからではなく、外周排気部230および外側排気部240による加熱処理空間Sの周縁部からも同時に行うことができるため、不純物回収効率をあげることができる。
なお本実施の形態においては、中央排気部221および外周排気部230の他に、リング体210の外周外側に配置された外側排気部240からも同時に雰囲気の排気を行っているため、たとえ加熱処理空間Sから漏れ出た不純物の量が多く外周排気部230によって回収しきれなかった場合であっても、適切にこれら不純物等の回収に資することができる。
ウェハWの加熱処理が終了すると、図8(a)に示すように、リング体210が上昇し、続けて蓋体昇降機構により蓋体220が持ち上げられ、支持ピン207がウェハWを上昇させた後、ウェハ搬送装置70の搬送アーム70aによって加熱処理が終了したウェハWは、加熱処理装置40の外部へと搬出される。
ウェハWの搬出が完了すると、図8(b)に示すように再び蓋体220を降下させることでリング体210と当接させ、かかる状態で中央排気部221、外周排気部230、外側排気部240からの排気を継続させ、加熱処理装置40内の残存不純物等を回収し、次のウェハWを受け入れるために加熱処理装置40内の安定化を行う。こうして、一連の加熱処理工程が終了する。
なお以上説明した例では、中央排気部221の排気の再開タイミング、すなわち第2の加熱処理工程開始のタイミングはウェハ温度により制御していたが、第2の加熱処理工程開始のタイミングは、温度によって判断されるものでなくてもよい。例えば、カメラ等により加熱処理空間S内を監視できるように構成し、塗布膜の仕上がり状況によって制御してもよいし、塗布膜の材料やその他条件をあらかじめ制御部100に記憶させ、設定された条件により膜の反応速度を計算し、かかる計算によって算出された時間によって制御してもよい。
また、上記実施形態ではリング体210は第2の加熱処理工程において降下させ、外周排気部230および外側排気部240による加熱処理空間Sの雰囲気の排気を開始した。しかし、第1の加熱処理工程において加熱処理空間S内に過度に昇華物等の不純物を充満させないようにするため、第1の加熱処理工程においてもリング体210を降下させ、隙間Dを形成するように適宜制御してもよい。ただしかかる場合、加熱処理空間S内に気流を生じさせない程度の隙間Dの幅に制御する必要がある。このように、第1の加熱処理工程において隙間Dを形成することにより、加熱処理空間S内に過度の不純物が充満することを防止することができ、また発生した不純物がウェハW上に再付着してしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態では外周排気部230および、外側排気部240からの排気は、加熱処理中を通じて常時作動させていたが、中央排気部221と同様に基板温度が塗布膜の架橋温度に到達した後、すなわち第2の加熱処理工程に入ってから作動させるように制御してもよい。このように制御することで、例えばリング体210の上面210aと、蓋体220の垂下部210bの下面210cとの当接部においてクリアランスが発生してしまっていた場合に、外部からの排気によって当該クリアランスから加熱処理空間S内の雰囲気が漏出して、加熱処理空間S内排気流を形成して、等膜の均一性に影響を与えてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、基板を加熱する際に有用である。
1 基板処理システム
40 加熱処理装置
100 制御部
200 載置部
201 熱板
202 熱板支持部
210 リング体
211 リング体昇降機構
220 蓋体
220a 天板
220b 垂下部
220c 下面
221 中央排気部
230 外周排気部
240 外側排気部
222、241 排気装置
W ウェハ

Claims (6)

  1. 基板に形成された塗布膜を加熱処理する加熱処理装置であって、
    基板を載置する載置部と、
    前記載置部に載置された基板を加熱するための加熱部と、
    前記載置部の外周を囲うように設けられたリング体と、
    前記載置部を覆い、かつその下面が前記リング体と近接することで加熱処理空間を形成する蓋体と、
    前記蓋体の中央部に配置され、前記加熱処理空間内を排気する中央排気部と、
    前記載置部に載置された基板の加熱処理の制御を行う制御部と、を有し、
    前記蓋体は、前記リング体と蓋体との近接部分の外側に設けられ、前記蓋体の外方の雰囲気を取り込み可能な外周排気部を有し、
    前記制御部は、
    前記加熱処理空間が形成されてかつ前記加熱処理空間内に前記基板が在り、かつ前記近接部分における前記リング体と前記蓋体との間に隙間を形成した状態で前記外周排気部にて排気を行いながら前記基板の加熱を行なう第1の加熱処理工程と、前記中央排気部を作動させて前記加熱処理空間内を排気しつつ前記基板の加熱を行なう第2の加熱処理工程を行なうように制御し、
    前記第1の加熱処理工程は、前記中央排気部による排気を行わないことを含み、
    前記隙間は、前記外周排気部によって前記加熱処理空間に対し実質的に排気が行われない大きさである。
  2. 前記リング体は上下動自在であって、前記外周排気部が作動するときには、前記リング体が下降して、前記加熱処理空間を形成する際に生じた、前記リング体と前記蓋体の下面と前記リング体の上面との間に前記近接時の0mmを超えて1mm以下までの大きさの隙間よりも広い隙間が形成される、請求項1に記載の加熱処理装置。
  3. 前記リング体の外周外側に設けられ、前記加熱処理空間の外に漏洩した雰囲気を排気するための外側排気部を有する、請求項1または2のいずれか一項に記載の加熱処理装置。
  4. 前記第2の加熱処理工程は、前記基板の温度が前記塗布膜の架橋温度に到達したあとに行われる、請求項1~3のいずれか一項に記載の加熱処理装置。
  5. 基板に形成された塗布膜を加熱処理する加熱処理方法であって、
    加熱機能を有する載置部に基板を載置した状態で、当該載置部及び基板を収容する加熱処理空間を形成し、
    前記加熱処理空間が形成されてかつ前記加熱処理空間内に前記基板が在り、かつ前記加熱処理空間から当該加熱処理空間の外部に通ずる隙間が形成された状態で、前記外部に設けられた外周排気部で排気を行いながら前記基板の加熱を行なう第1の加熱処理工程と、
    少なくとも前記加熱処理空間の中央部の上方から、前記加熱処理空間内を排気しつつ前記基板の加熱を行なう第2の加熱処理工程と、
    を有し、
    前記第1の加熱処理工程は、前記加熱処理空間の中央部の上方から、前記加熱処理空間内を排気しないことを含み、
    前記隙間は、前記外周排気部によって前記加熱処理空間に対し実質的に排気が行われない大きさである。
  6. 前記第2の加熱処理工程は、前記基板の温度が前記塗布膜の架橋温度に到達したあとに行われる、請求項5に記載の加熱処理方法。
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