JP7365163B2 - 画像形成装置、及び期限管理装置 - Google Patents

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Description

本実施形態は、画像形成装置、及び期限管理装置に関する。
販売促進の手段として普及している有効期限付きポイントカードは、利用者が気付かないうちにポイントの有効期限が切れていることがある。最近では、ポイントカード用のアプリケーションプログラムをスマートフォンに搭載して、ポイントカードに関連する情報をスマートフォンからサーバに登録し、ポイントカードのポイントの有効期限をサーバで管理するシステムがある。また、POSシステムのサーバを利用して、ポイントカードのポイントの有効期限を管理するシステムがある。この種のシステムでは、利用者にポイントカードのポイントの有効期限が近づいたことをサーバから報せることができる。
特開2017-215767号公報
しかしながら、スマートフォンやPOSシステムを利用してサーバでポイントカードのポイントの有効期限を管理するシステムを導入すると、システムの導入コストやランニングコストが高くなる。また、この種のシステムでは、IDカードや暗証番号等を用いた個人認証の手続きが必要であるので、ポイントカードを発行する際の登録手続きが煩雑である。そのため、小さな独立系の店舗では、導入コストやランニングコストが低く、登録手続きが簡便なスタンプ等を使用したポイントカードを使用していることが多い。
しかし、スタンプ等を使用したポイントカードの場合、ポイントの有効期限が近づいたことを利用者に報せる手段がなく、ポイントの有効期限が切れると蓄積したポイントが無駄になる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、期限が近くなったことを報せることが可能な装置を提供することを課題とする。
上述の課題を達成するために、実施形態に係る画像形成装置は、スキャナと画像形成部と読み取り手段と通知手段と監視装置とを備える。スキャナは、記録媒体の画像を読み取る。画像形成部は、読み取った画像のデータに基づいてトナー像を媒体に形成する。読み取り手段は、スキャナを使用して記録媒体に表示された期限を示す期限情報を読み取る。通知手段は、記録媒体の利用者に情報を通知する。監視装置は、期限情報に示される期限の到来を監視して、期限の到来前に期限が到来することを、通知手段を使用して利用者に通知する。記録媒体は、ポイントカードであり、期限は、ポイントカードのポイントの有効期限である。監視装置は、ポイントカードに蓄積されたポイントの値を表示する合計ポイントを示す情報とともに有効期限を示す情報を利用者に通知する。
実施形態に係るデジタル複合機(MFP)、及び、MFPを含むポイントカード管理システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るMFPの操作パネルについて説明するための図である。 実施形態に係る監視装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るポイントカードについて説明するための図である。 実施形態に係るMFPによるポイントカードの登録処理のフローチャートである。 実施形態に係るMFPの操作パネルについて説明するための図である。 実施形態に係るMFPの操作パネルについて説明するための図である。 実施形態に係る登録対象のポイントカードについて説明するための図である。 実施形態に係る登録対象のポイントカードから読み取った情報について説明するための図である。 実施形態に係るMFPの記憶装置に記憶される情報について説明するための図である。 実施形態に係るMFPによるポイントカードの更新処理のフローチャートである。 実施形態に係る更新対象のポイントカードについて説明するための図である。 実施形態に係る更新対象のポイントカードから読み取った更新情報について説明するための図である。 実施形態に係るMFPによるポイントカードの監視処理のフローチャートである。 実施形態に係るMFPが報せる警告内容について説明するための図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、ポイントカードのポイントの期限を管理する機能が、デジタル複合機(MFP:Multi-Function Peripherals)に搭載されている場合について説明する。
最初に、実施形態に係るポイントカード管理システムについて説明する。図1は、実施形態に係るMFP100、及び、MFP100を含むポイントカード管理システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示されるように、ポイントカード管理システム1は、MFP100、ネットワーク500及び携帯端末501から構成される。
MFP100は、コピー機能、スキャン機能などの画像処理を行う画像形成装置である。また、MFP100は、ポイントカード200のポイントの期限を管理する機能を備えている。ポイントカード200は、販売促進に利用されるポイントカードである。ポイントカード200の表面には、蓄積されたポイントや有効期限等を示す情報が表示されている。ネットワーク500は、インターネット、電話回線等である。携帯端末501は、ポイントカード200の利用者が所有するスマートフォン等である。MFP100は、ポイントカード200に表示された有効期限を示す期限情報を読み取り、期限情報に示される期限を監視して、期限の到来前に、期限が近くなったことを、ネットワーク500を介してポイントカード200の利用者の携帯端末501に通知する。
(MFP)
次に、MFP100の構成について説明する。図1に示されるように、MFP100は、自動原稿搬送装置2(ADF:Auto Document Feeder)、スキャナ3、画像形成部4、操作パネル12、記憶装置16、監視装置50、通信装置60を有している。自動原稿搬送装置2、スキャナ3、画像形成部4、操作パネル12、記憶装置16、監視装置50、通信装置60は、バスで接続されている。
自動原稿搬送装置2は、原稿を原稿台からスキャナ3に搬送する。スキャナ3は、輻射対象の原稿の画像やポイントカードに表示されている画像を読み取る。スキャナ3は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどの撮像素子と、ポイントカードや原稿からの光を撮像素子に導く光学系等とを備える。MFP100は、ポイントカードのポイントの期限を管理する期限管理装置として機能する際、ポイントカードに表示された期限を示す期限情報を読み取る読み取り手段としてスキャナ3を使用する。画像形成部4は、読み取った画像のデータに基づいてトナー像を記録媒体に形成する。
操作パネル12は、表示デバイス及び入力デバイスを有する。表示デバイスは、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(electro luminescence)ディスプレイなどにより構成される。入力デバイスは、例えば、タッチパネル、キーボード、テンキーなどを含んで構成される。図2は、タッチパネルで構成された操作パネル12に表示されるGUI(Graphical User Interface)画面の例である。図2に示されるように、操作パネル12のGUI画面には、電源ボタン401、リセットボタン402、印刷スタートボタン403、テンキー404、機能表示欄406等が表示される。機能表示欄406には、例えば、コピー機能のアイコン406a、ファックス機能のアイコン406b、スキャナ機能のアイコン406cが表示される。
記憶装置16は、書き換え可能な不揮発性メモリで構成されている。記憶装置16は、ポイントカードに関連する各種のデータ、アプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを記憶する。
監視装置50は、物理的には、CPU(Central processing unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等を有する。ROMには、画像解析プログラム、ポイントカードのポイントの有効期限等を管理するアプリケーションプログラムを含む各種のプログラムが記録されている。CPUは、プログラムをROMから読み出し、各種の処理を実行する。RAMは、CPUのワークエリアとして機能する。
図3に示されるように、監視装置50は、機能的には、画像解析部51、データ作成部52、期限監視部55を有する。画像解析部51は、スキャナ3で読み取ったポイントカード200の画像をOCR(Optical Character Reader)処理する。具体的には、画像解析部51は、画像解析プログラムを用いてポイントカード200をスキャンして取得した画像データを文字情報もしくは数値情報に変換する。画像解析部51は、画像解析プログラムを用いて、例えば、ポイントカード、氏名、加算ポイント、合計ポイント、有効期限等のキーワードに基づいて、該当する文字情報もしくは数値情報を取得する。
データ作成部52は、有効期限が近くなったことを報せる警告の送信先の情報を、スキャナ3で読み取った有効期限を含む情報と紐付けたデータを作成し、記憶装置16に記憶する。送信先の情報は、操作パネル12から利用者によって入力される。また、データ作成部52は、警告を送信する日から有効期限までの期間の情報を、警告の送信先の情報及び有効期限を含む情報と紐付けたデータを作成し、記憶装置16に記憶する。期間の情報は、有効期限の何日前に警告を送信するかを指定する情報である。期間の情報は、操作パネル12から利用者によって入力される。この期間の情報は、複数設定することができる。例えば、データ作成部52は、操作パネル12からの入力に基づいて、第1期間として1か月、第2期間として1週間を設定する。
期限監視部55は、有効期限の到来を監視して、有効期限の到来前に、有効期限が到来することを、通信装置60を使用して、ポイントカード200の利用者に通知する。具体的には、期限監視部55は、記憶装置16に記憶されているデータ作成部52が作成した複数のデータを順次抽出する。期限監視部55は、データの監視処理を実行している日が、抽出したデータに示されている有効期限から第1期間(例えば、1か月)前もしくは第2期間(例えば、1週間)前の日に該当する場合、通信装置60を使用して、指定された連絡先に有効期限が近づいたことを報せる警告を送信する。
図1に戻り、通信装置60は、記録媒体の利用者に情報を通知する通知手段である。通信装置60は、モデムや無線通信回路で構成される。通信装置60は、インターネットや電話回線等のネットワーク500に接続されている。通信装置60は、監視装置50の指示に基づいて、有効期限が近くなったことを報せる警告をネットワーク500を介してポイントカード200の利用者の携帯端末501のメールアドレスに送信する。
なお、スキャナ3、操作パネル12、記憶装置16、監視装置50、通信装置60は、期限情報に示される期限の到来を監視して、期限の到来前に、期限が到来することを、通知手段を使用して、記録媒体の利用者に通知する期限管理装置を構成する。
(ポイントカード)
次に、ポイントカード200について説明する。ここでは、リライト方式のポイントカード200を例にして説明する。図4に示されるように、ポイントカード200には、カード種別欄201、氏名欄202、加算ポイント欄203、合計ポイント欄204、有効期限欄205が設けられている。カード種別欄201には、AAAポイントカードとかBBBポイントカード等の店舗ごとのポイントカードを識別する文字が表示される。氏名欄202には、ポイントカード200の利用者の氏名を識別する文字が表示される。加算ポイント欄203には、最後の購買に対して与えられたポイントの値が表示される。合計ポイント欄204には、蓄積されたポイントの値が表示される。有効期限欄205には、蓄積されたポイントを使用できる有効期限の情報が表示される。
次に、上記の構成を有するMFP100による、新たなポイントカードの登録処理、既に登録されているポイントカードのポイントの有効期限の更新処理、登録されているポイントカードのポイントの有効期限の到来を監視する監視処理について順次説明する。
(登録処理)
MFP100による新たなポイントカードの登録処理について、図5に示されるフローチャートを参照して説明する。最初に、利用者は、MFP100のポイントカードの機能を利用するモードを選択する。具体的には、利用者は、図2に示される操作パネル12の機能表示欄406のスキャナ機能のアイコン406cを選択する。スキャナ機能のアイコン406cが選択されると、機能表示欄406の表示は、図6に示される画面に遷移する。スキャナのアイコン411は、選択されている機能を示すアイコンである。Eメール送信のアイコン412は、スキャンされた画像データをEメールで送信する機能を選択するアイコンである。共有ホルダ保存のアイコン413は、スキャンされた画像データを共有ホルダに保存する機能を選択するアイコンである。ポイントカードのアイコン414は、ポイントカードに関連する機能を選択するアイコンである。利用者は、ポイントカードのアイコン414を選択する(ACT11)。
利用者がポイントカードのアイコン414を選択すると、機能表示欄406の表示は、図7に示される画面に遷移する。ポイントカードのアイコン421は、選択されている機能を示すアイコンである。新規登録のアイコン422は、新たなポイントカードの登録処理を選択するアイコンである。更新のアイコン423は、登録済のポイントカードのポイントの有効期限等の更新処理を選択するアイコンである。利用者は、新規登録のアイコン422を選択する(ACT12)。
新規登録のアイコン422が選択されると、操作パネル12のGUI画面には、登録者の氏名、連絡先を入力する画面が表示される。利用者は、連絡先として、例えば、登録者の氏名と、利用者が所有する携帯端末501のメールアドレスを入力する(ACT13)。
次に、利用者は、スキャナ3の台の上に登録対象のポイントカード200をのせる。図8は、ポイントカード200の表面に表示されている画像の例である。スキャナ3は、ポイントカード200の表面に表示されている画像を読み取る(ACT14)。
次に、画像解析部51は、読み取った画像をOCR処理する(ACT15)。具体的には、画像解析部51は、画像解析プログラムを用いて、図8に示されるポイントカード200の表面に表示されている画像から、図9に示される数値情報と文字情報を取得する。詳細には、画像解析部51は、カード種別に該当する情報221として、AAAポイントカードという文字情報を取得する。画像解析部51は、氏名に該当する情報222として、田中太郎という文字情報を取得する。画像解析部51は、加算ポイントに該当する情報223として、12Pという数値情報と文字情報を取得する。画像解析部51は、合計ポイントに該当する情報224として、277Pという数値情報と文字情報を取得する。画像解析部51は、有効期限に該当する情報225として、2050年6月30日という数値情報と文字情報を取得する。
ACT15の処理を終えると、操作パネル12のGUI画面には、有効期限の何日前に警告を送信するかを指定する第1期間と第2期間を設定する画面が表示される。例えば、利用者は、第1期間を1か月、第2期間を1週間と設定する(ACT16)。
データ作成部52は、ACT13で取得した有効期限が近くなったことを報せる警告の送信先の情報、ACT15で取得した図9に示されるスキャナ3で読み取った有効期限を含む情報、ACT16で取得した第1期間と第2期間の情報、とを紐付けたデータを作成して記憶装置16に記憶する(ACT17)。例えば、データ作成部52は、図10に示されるように、カード種別の情報601、氏名の情報602、有効期限の情報603、第1期間の情報604、第2期間の情報605、送信先の情報606、合計ポイントの情報607、を紐付けたデータを作成し、記憶装置16に記憶する。ACT17の処理を終えると、MFP100は、登録処理を終了し、操作パネル12の表示を図2に示される初期画面に戻す。
(更新処理)
次に、既に登録されているポイントカードのポイントの有効期限の更新処理について、図11に示されるフローチャートを参照して説明する。最初に、利用者は、MFP100のポイントカードのモードを選択する。具体的には、利用者は、図2に示される操作パネル12の機能表示欄406のスキャナ機能のアイコン406cを選択する。スキャナ機能のアイコン406cが選択されると、機能表示欄406の表示は、図6に示される画面に遷移する。利用者がポイントカードのアイコン414を選択すると(ACT31)、機能表示欄406の表示は、図7に示される画面に遷移する。利用者は、更新のアイコン423を選択する(ACT32)。
次に、利用者は、有効期限等の更新対象である登録済のポイントカード200をスキャナ3の台の上にのせる。図12は、ポイントカード200の表面に表示されている画像の例である。スキャナ3は、ポイントカード200の表面に表示されている画像を読み取る(ACT33)。
次に、画像解析部51は、読み取った画像をOCR処理する(ACT34)。具体的には、画像解析部51は、画像解析プログラムを用いて、図12に示されるポイントカード200の表面に表示されている画像から、図13に示される数値情報と文字情報を取得する。詳細には、画像解析部51は、カード種別に該当する情報221として、AAAポイントカードという文字情報を取得する。画像解析部51は、氏名に該当する情報222として、田中太郎という文字情報を取得する。画像解析部51は、加算ポイントに該当する情報223として、25Pという数値情報と文字情報を取得する。画像解析部51は、合計ポイントに該当する情報224として、302Pという数値情報と文字情報を取得する。画像解析部51は、有効期限に該当する情報225として、2051年1月6日という数値情報と文字情報を取得する。
次に、データ作成部52は、記憶装置16に蓄積されている複数のデータの中から、カード種別に該当する情報221がAAAポイントカードであり、氏名に該当する情報222が田中太郎であるデータを抽出する(ACT35)。そして、データ作成部52は、ポイントカード200の表面に表示されている画像から取得した図13に示される情報を、抽出したデータに上書きすることにより、有効期限の情報を更新する(ACT36)。この処理により、有効期限の情報は、2050年6月30日から2051年1月6日に更新される。ACT36の処理を終えると、MFP100は、更新処理を終了し、操作パネル12の表示を図2に示される初期画面に戻す。
(監視処理)
次に、登録されているポイントカードのポイントの有効期限の到来を監視する監視処理について、図14に示されるフローチャートを参照して説明する。MFP100は、例えば、印刷処理等を行っていない深夜などに監視処理を行う。
監視装置50の期限監視部55は、記憶装置16から任意のデータを選択する(ACT51)。選択されたデータは、図10に示される情報を含んでいる。次に、期限監視部55は、選択したデータから、有効期限の情報603、第1期間の情報604、第2期間の情報605を取得する(ACT52)。
次に、期限監視部55は、MFP100内の時計(不図示)が示す時刻と有効期限の情報603とを比較し、データの監視処理を実行している日が選択したデータの有効期限から第1期間(例えば、1か月)前の日に該当するか否かを判断する(ACT53)。監視処理を実行している日が有効期限から第1期間前の日に該当しない場合(ACT53:No)、期限監視部55は、処理をACT55に遷移させる。一方、監視処理を実行している日が有効期限から第1期間前の日に該当する場合(ACT53:Yes)、期限監視部55は、通信装置60を使用して、図10に示される送信先の情報606であるメールアドレスに、有効期限が近くなったことを報せる警告を送信する(ACT54)。例えば、期限監視部55は、カード種別、氏名、合計ポイント、有効期限、有効期限までの残日数等を表示した警告メールを送信する。図15は、利用者の携帯端末501に表示される警告メールの例である。
次に、期限監視部55は、MFP100内の時計(不図示)が示す時刻と有効期限の情報603とを比較し、データの監視処理を実行している日が選択したデータの有効期限から第2期間(例えば、1週間)前の日に該当するか否かを判断する(ACT55)。監視処理を実行している日が有効期限から第2期間前の日に該当しない場合(ACT55:No)、期限監視部55は、処理をACT57に遷移させる。一方、監視処理を実行している日が有効期限から第2期間前の日に該当する場合(ACT55:Yes)、期限監視部55は、通信装置60を使用して、図10に示される送信先の情報606であるメールアドレスに、有効期限が近くなったことを報せる警告を送信する(ACT56)。例えば、期限監視部55は、カード種別、氏名、合計ポイント、有効期限、有効期限までの残日数等を表示した警告メールを送信する。ACT56で送信されるメールでは、図15に示される有効期限までの残日数が7日と表示される。例えば、残日数は、ポイントの大きい赤色の文字で表示される。
ACT56の処理が終わると、期限監視部55は、記憶装置16から他のデータを選択し(ACT57)、ACT52からACT57までの処理を行う。
以上説明したように、実施形態に係るMFP100は、スキャナ3を有しているのでポイントカード200に表示された有効期限を含む情報を読み取ることができる。また、MFP100は、スキャナ3で読み取った有効期限を含む情報と有効期限が近くなったことを報せる警告の送信先の情報と警告を送信するタイミングを示す第1期間及び第2期間の情報とを紐付けたデータを作成し、記憶装置16に記憶する。MFP100は、記憶装置16に蓄積されているデータを抽出し、利用者のポイントカードのデータに示されていた有効期限から第1期間前もしくは有効期限から第2期間前の日に、有効期限が近くなったことを報せる警告をポイントカード200の利用者が登録した送信先に送信する。これにより、ポイントカード200の利用者は、有効期限が近くなったことを期限の到来前に知ることができる。
一般のMFPは、スキャナ3、操作パネル12、記憶装置16、通信装置60、及びCPUを有している。したがって、一般のMFPに期限管理用のアプリケーションプログラムを実装することにより、一般のMFPが有しているハードウエアを使用してポイントカード200のポイントの期限を管理する期限管理装置を実現することができる。
コンビニエンスストア等に設置されているMFP100に期限管理用のアプリケーションプログラムが実装されることにより、ポイントカード200の利用者は、MFP100に搭載された期限管理機能を気軽に利用することができる。また、利用者は、コンビニエンスストア等に設置されているMFP100でポイントカード200をスキャンし、メールアドレス等を入力するだけでポイントカードの初期登録をすることができるので、ポイントカード200を発行する際の煩雑な手続きをしなくてもよい。手続きが簡単であり利便性が高いので、MFP100に搭載された期限管理機能の利用者数の増加を期待することができる。コンビニエンスストア等は、期限管理機能を有するMFP100の利用者が増加するので、来店者を増やすことができる。来店者を増やすことができるので、期限管理機能を有するMFP100を導入するコンビニエンスストア等が増加する。小さな独立系の店舗は、導入コストやランニングコストが高いスマートフォンやPOSシステムを利用した監視システムを導入することなくポイントカード200のポイントの有効期限が近づいたことを利用者に報せることができ、ポイントカード200による販売促進効果を高めることができる。ポイントカード200の利用者は、有効期限が到来したことの通知を事前に受けることができるので、ポイントの有効期限が切れることを防止できる。
また、実施形態に係るMFP100は、有効期限より予め設定された第1期間前に警告を送信する。また、MFP100は、第1期間前よりも短い第2期間を予め設定し、有効期限より第2期間前に警告を送信する。このように、警告を複数回行うことによって、利用者の利便性を高めることができる。
なお、上記の説明では、ポイントカードがリライト方式のポイントカードの場合について説明した。これに限らず、ポイントカードは、サーマル方式やスタンプ方式のポイントカードであってもよい。ポイントカードがスタンプ方式のポイントカードである場合、画像解析部51は、スキャンしたポイントカード200の画像を解析して押印されたスタンプの数を取得する。
また、上記の説明では、期限を含む情報が表示されている記録媒体がポイントカードである場合を例にして説明したが、記録媒体はポイントカードに限定されない。例えば、記録媒体は、割引券、景品引換券、予約券、契約書、予定表、免許証、パスポート等であってもよい。
また、上記の説明では、MFP100が管理する期限が、ポイントカードのポイントの有効期限である場合について説明したが、MFP100が管理する期限は有効期限に限定されない。例えば、記録媒体が景品引換券である場合、MFP100は景品の受け取り期限を管理する。また、記録媒体が契約書である場合、MFP100は納品日等の契約期限を管理する。また、記録媒体が誕生日や結婚記念日等が表示された予定表である場合、MFP100は予定表に表示された予定日を管理する。
また、上記の説明では、有効期限が近くなったことを報せる警告の送信先が登録されたメールアドレスである場合について説明したが、送信先はメールアドレスに限定されない。例えば、送信先は、IPアドレスやファックス番号であってもよい。また、MFP100の操作パネル12に警告情報を表示させてもよい。また、MFP100が警告情報を印刷してもよい。
また、上記の説明では、操作パネル12から第1期間及び第2期間の設定を行う説明をしたが、第1期間と第2期間の設定及び変更をスマートフォン等からできるようにしてもよい。
また、上記の説明では、有効期限から第1期間前の日と第2期間前の日の2回警告を通知する場合について説明をした。これに限らず、警告回数は、1回でも3回でもよい4回でもよい。
また、図5、図11、図14に示したフローチャートは一例であり、これに限定する必要はない。例えば、図14に示されるフローチャートにおいて、ACT57の前に、有効期限をチェックしたポイントカードのポイントの有効期限が切れているか否かを判断する処理を追加し、有効期限が切れているポイントカードのデータを消去するようにしてもよい。
(変形例1)
上記の説明では、ポイントカードを1枚ずつスキャナ3で読み取る場合について説明した。変形例1では、複数のポイントカードを1度にスキャナ3で読み取る場合について説明する。なお、上記の説明と重複する説明は省略する。
(登録処理)
図5に示される登録処理のフローチャートのACT14の処理において、利用者は、登録対象の複数のポイントカード200をスキャナ3の台にのせ、スキャナ3は、複数のポイントカード200をスキャンする(ACT14)。
ACT15の処理において、画像解析部51は、読み取った画像をOCR処理する(ACT15)。画像解析部51は、画像解析プログラムを用いて、例えば、ポイントカード、氏名、加算ポイント、合計ポイント、有効期限等のキーワードに基づいて、該当する文字情報もしくは数値情報を取得する。画像解析部51は、スキャナ3で取得した画像を解析し、複数の期限を示す期限情報を取得した場合、スキャナ3が複数のポイントカードをスキャンしたと判断する。画像解析部51は、カード種別に該当する情報221、氏名に該当する情報222、加算ポイントに該当する情報223、合計ポイントに該当する情報224、有効期限に該当する情報225をそれぞれ1個ずつ有する図9に示されるようなデータセットを複数取得する。例えば、画像解析部51は、期限を示す期限情報を10個取得した場合、図9に示されるデータセットを10個取得する。
データ作成部52は、図10に示されるように、カード種別の情報601、氏名の情報602、有効期限の情報603、第1期間の情報604、第2期間の情報605、送信先の情報606、合計ポイントの情報607、を紐付けたデータを有効期限の情報603ごとに作成し、記憶装置16に記憶する。例えば、データ作成部52は、期限を示す期限情報を10個取得した場合、図10に示されるデータを10個作成し、記憶装置16に記憶する。
(更新処理)
次に、複数のポイントカードを1度にスキャナ3で読み取って更新処理を行う場合について説明する。図11に示される更新処理のフローチャートのACT33の処理において、利用者は、登録済の複数のポイントカード200をスキャナ3の台にのせ、スキャナ3は、複数のポイントカード200をスキャンする(ACT33)。
次に、画像解析部51は、読み取った画像をOCR処理する(ACT34)。画像解析部51は、スキャナ3で取得した画像を解析し、複数の期限を示す期限情報を取得した場合、スキャナ3が複数のポイントカードをスキャンしたと判断する。画像解析部51は、カード種別に該当する情報221、氏名に該当する情報222、加算ポイントに該当する情報223、合計ポイントに該当する情報224、有効期限に該当する情報225をそれぞれ1個ずつ有する図13に示されるようなデータセットを複数取得する。例えば、画像解析部51は、期限を示す期限情報を10個取得した場合、図13に示されるデータセットを10個取得する。
次に、データ作成部52は、各データセットのカード種別に該当する情報221と氏名に該当する情報222とをキーとして、記憶装置16に蓄積されている複数のデータの中から該当するデータを抽出する(ACT35)。そして、データ作成部52は、画像解析部51が取得した図13に示されるポイントカード200の表面に表示されている画像から取得した情報を、抽出したデータに上書きすることにより、有効期限の情報を更新する(ACT36)。データ作成部52は、ACT34で10個のデータセットを取得した場合、ACT35の処理を10回行う。
MFP100は、カード種別に該当する情報221と氏名に該当する情報222とが同じデータが記憶装置16に蓄積されていない場合、該当するポイントカードが未登録であると判断する。MFP100は、登録されていないポイントカートごとに、操作パネル12のGUI画面に登録者の氏名及び連絡先を入力する画面を表示させる。また、MFP100は、登録されていないポイントカートごとに、操作パネル12のGUI画面に第1期間と第2期間を設定する画面を表示させる。
なお、上記の説明では、期限を示す期限情報の数に基づいて読み取ったポイントカードの数を判断する場合について説明したが、ポイントカードの数の判断方法はこれに限定されない。例えば、画像解析部51は、読み取った画像からポイントカード間の境界線を検出し、境界線に基づいて読み取ったポイントカードの数を判断してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ポイントカード管理システム
2…ADF
3…スキャナ
4…画像形成部
12…操作パネル
16…記憶装置
50…監視装置
51…画像解析部
52…データ作成部
55…期限監視部
60…通信装置
100…MFP(複合機)
200…ポイントカード
500…ネットワーク
501…携帯端末

Claims (4)

  1. 記録媒体の画像を読み取るスキャナと、
    読み取った画像のデータに基づいてトナー像を媒体に形成する画像形成部と、
    前記スキャナを使用して前記記録媒体に表示された期限を示す期限情報を読み取る読み取り手段と、
    前記記録媒体の利用者に情報を通知するための通知手段と、
    前記期限情報に示される期限の到来を監視して、前記期限の到来前に、前記期限が到来することを、前記通知手段を使用して、前記利用者に通知する監視装置と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記記録媒体は、ポイントカードであり、
    前記期限は、前記ポイントカードのポイントの有効期限であり、
    前記監視装置は、前記ポイントカードに蓄積されたポイントの値を表示する合計ポイントを示す情報とともに前記有効期限を示す情報を前記利用者に通知する、
    画像形成装置。
  2. 前記通知手段は、ネットワークに接続され、前記期限が到来することを、前記利用者の連絡先に通知する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記監視装置は、前記スキャナで読み取った前記記録媒体に表示された情報を画像解析プログラムを使用して解析し、前記記録媒体の種別を示す情報と、前記記録媒体の利用者を示す情報と、前記記録媒体に表示された期限を示す期限情報と、を取得し、
    前記記録媒体の種別を示す情報と、前記記録媒体の利用者を示す情報と、前記記録媒体に表示された期限を示す期限情報と、前記記録媒体の利用者の連絡先を示す情報と、を紐付けて記憶装置に記憶する、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体に表示された期限を示す期限情報を読み取る読み取り手段と、
    前記記録媒体の利用者に情報を通知するための通知手段と、
    前記期限情報に示される期限の到来を監視して、前記期限の到来前に、前記期限が到来することを、前記通知手段を使用して、前記利用者に通知する監視装置と、
    を備える期限管理装置であって、
    前記記録媒体は、ポイントカードであり、
    前記期限は、前記ポイントカードのポイントの有効期限であり、
    前記監視装置は、前記ポイントカードに蓄積されたポイントの値を表示する合計ポイントを示す情報とともに前記有効期限を示す情報を前記利用者に通知する、
    期限管理装置。

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