JP7364612B2 - クレーンおよびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、ロープで懸吊されていてコンテナの荷役を行うスプレッダを有するクレーンおよびその制御方法に関するものであり、詳しくは荷役効率を低下させることなくロープの余分な繰り出しを抑制できるクレーンおよびその制御方法に関するものである。
コンテナクレーンでコンテナをコンテナ船の船倉に降下させる際に、船倉に配置されているガイドフレームにコンテナやスプレッダが引っかかることがあった。降下中のコンテナ等がガイドフレームに引っかかり急停止すると、回転し続けるドラムからロープが余分に繰り出されてしまう。余分に繰り出されたロープがクレーンのガーダおよびブームに設置されている照明等の機器と衝突して、この機器を破壊してしまう不具合があった。
ドラムからロープが余分に繰り出されることを抑制するための構成が提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1には、通常時に使用されるブレーキとは別にドラムの回転に常時抵抗を与える第二ブレーキを有するドラムの構造が開示されている。ドラムの慣性力による回転を第二ブレーキにより抑制することで、余分に繰り出されるロープの量を抑制していた。
常時第二ブレーキが作動している状態となるため、巻き上げ速度が低下してしまっていた。荷役効率が低下する不具合があった。
またコンテナクレーンは巻き上げおよび巻き下げを比較的短時間で繰り返し行う。第二ブレーキの劣化が激しく実用に耐えられないため、コンテナクレーンに第二ブレーキを設置することはできなかった。
日本国特開2000-095480号公報
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は荷役効率を低下させることなくロープの余分な繰り出しを抑制できるクレーンおよびその制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するためのクレーンは、ロープの巻き上げおよび繰り出しを行うドラムと、前記ロープを掛け回されるヘッドブロックと、このヘッドブロックの下方に配置されて上下方向に移動可能な状態で前記ヘッドブロックから懸吊されるスプレッダとを備えるクレーンにおいて、前記ロープのたるみが発生する予兆を検出する検出機構を備えていて、前記検出機構が、上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置を測定するセンサを有することを特徴とする。
上記の目的を達成するためのクレーンの制御方法は、ロープの巻き上げおよび繰り出しを行うドラムと、前記ロープを掛け回されるヘッドブロックと、このヘッドブロックの下方に配置されて上下方向に移動可能な状態で前記ヘッドブロックから懸吊されるスプレッダとを備えるクレーンの制御方法において、上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置に基づき前記ロープのたるみが発生する予兆の有無を判定することを特徴とする。
本発明によれば、ロープのたるみが発生する前にその予兆を検出できる。この予兆に基づきドラムにブレーキをかけるなどの対応を取ることができるので、ロープの余分な繰り出しを抑制するには有利である。また予兆のあるときにのみドラムにブレーキをかける等の対応を取ることができるので、荷役効率の低下を抑制するには有利である。
クレーンの概略を例示する説明図である。 図1のヘッドブロックを斜視で例示する説明図である。 図2のヘッドブロックを正面視で例示する説明図である。 図2のヘッドブロックを側面視で例示する説明図である。 図3の連結部を拡大して例示する説明図である。 図5のスプレッダが基準位置よりもヘッドブロックに接近した状態を例示する説明図である。 ガイドフレームの間を降下するヘッドブロックを側面視で例示する説明図である。 図5のセンサの変形例を例示する説明図である。
以下、クレーンおよびその制御方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。図中では平面視で略長方形に形成されるヘッドブロックの短辺方向を矢印x、長辺方向を矢印y、上下方向を矢印zで示している。
図1に例示するようにクレーン1は、例えば岸壁に配置されてコンテナCの荷役を行う岸壁クレーンで構成される。クレーン1は、一対の海側脚および一対の陸側脚を含む脚構造体2と、脚構造体2に支持されて水平方向に延設されるブーム3およびガーダ4と、このブーム3およびガーダ4に沿って横行するトロリ5と、脚構造体2に設置される機械室6とを備えている。
機械室6にはロープ7の巻き上げおよび繰り出しを行うドラム8が設置されている。ドラム8から繰り出されるロープ7は、トロリ5経由してヘッドブロック9に掛け回される。ヘッドブロック9はトロリ5からロープ7で懸吊される状態となる。ヘッドブロック9の下方にはスプレッダ10が配置されている。
クレーン1は岸壁クレーンに限らない。ロープ7で懸吊されるヘッドブロック9と、ヘッドブロック9の下方に配置されるスプレッダ10とをクレーン1は備えていればよく、例えば門型クレーンで構成してもよい。またドラム8が設置される場所は機械室6に限らない。ドラム8はクレーン1のいずれの場所に設置されていてもよい。ドラム8は例えばトロリ5に設置されてもよい。
図2に例示するようにヘッドブロック9およびスプレッダ10は平面視で略長方形状にそれぞれ形成されている。ヘッドブロック9の短辺方向xはトロリ5の横行方向と一致する方向となる。ヘッドブロック9の長辺方向yはクレーン1の走行方向と一致する方向となる。
図3および図4に例示するようにヘッドブロック9は、その上面に配置されるシーブ11にトロリ5から延びるロープ7が掛け回される。ヘッドブロック9は、下方に配置されるスプレッダ10と連結部12を介して連結される。スプレッダ10は、ヘッドブロック9に対して上下方向zに移動可能な状態で連結部12により懸吊される。
この実施形態では、平面視で略長方形状に形成されるヘッドブロック9の四隅にそれぞれ配置されるコーナボックス12aと、このコーナボックス12aから下方に向かって突設されるツイストロックピン12bとで連結部12が構成されている。このツイストロックピン12bが、スプレッダ10に形成される挿入孔に挿入されて上下方向zを中心軸に回転する。これによりヘッドブロック9とスプレッダ10が連結される。図3および図4では説明のため、ツイストロックピン12bの一部を破線で示している。
ヘッドブロック9に上方から懸吊されるスプレッダ10は、その下方のコンテナCを把持する構成を有している。スプレッダ10は、コンテナ船の船倉内と岸壁との間でコンテナCの荷役を行う。
クレーン1はロープ7のたるみが発生する予兆を検出する検出機構13を備えている。図3および図4に例示するようにこの実施形態では検出機構13は、コーナボックス12aに設置されるセンサ13aと、このセンサ13aに有線または無線で構成される信号線で接続される制御部13bとを有している。図3および図4では説明のためセンサ13aと制御部13bと接続する信号線を一点鎖線で示している。
センサ13aは、例えば下向きにレーザ光を照射してスプレッダ10までの距離を測定するレーザ距離計で構成される。図3に例示するようにこの実施形態では長辺方向yに対向配置される一対のコーナボックス12aの内側となる側面にセンサ13aが設置される。
センサ13aは四つのコーナボックス12aにそれぞれ設置されている。制御部13bはヘッドブロック9に設置されている。図4では説明のためセンサ13aと制御部13bとを破線で示している。スプレッダ10やコンテナCの重量によりヘッドブロック9およびスプレッダ10にたわみが生じることがある。このたわみの影響を受けがたい場所にセンサ13aは設置されることが望ましい。コーナボックス12aに設置されるセンサ13aは、ヘッドブロック9およびスプレッダ10のたわみの影響をほとんど受けずにスプレッダ10までの距離を測定できる。コーナボックス12aにセンサ13aを設置する構成により、検出機構13による検出精度を向上できる。
検出機構13は少なくとも一つのセンサ13aを有していればよい。四つのコーナボックス12aのそれぞれにセンサ13aを設置する方が、検出機構13による検出精度を向上できる。
センサ13aが設置される位置は上記に限定されない。上下方向zにおいてヘッドブロック9に対するスプレッダ10の相対位置をセンサ13aが測定できればよい。例えば短辺方向xにおいて対向配置される一対のコーナボックス12aの間となる位置にセンサ13aが設置されてもよい。センサ13aがヘッドブロック9の他の位置に設置される構成にしてもよい。センサ13aがスプレッダ10に設置されて、ヘッドブロック9までの距離を測定する構成を有していてもよい。
制御部13bはセンサ13aから送られる信号に基づき、ロープ7のたるみが発生する予兆の有無を判定する構成を有している。制御部13bはクレーン1の動作を制御する制御装置に組込まれる構成にしてもよい。
図5に例示するようにヘッドブロック9とスプレッダ10とは連結部12を介して連結される。ヘッドブロック9に対して上下方向zに移動可能な状態でスプレッダ10は連結される。つまり連結部12は上下方向zに遊びのある状態でヘッドブロック9とスプレッダ10とを連結する。
ヘッドブロック9およびスプレッダ10がロープ7によりトロリ5から吊り下げられているときは、スプレッダ10は重力で下方に移動する。スプレッダ10はツイストロックピン12bで吊り下げられる状態となるので、ヘッドブロック9との間に隙間dが発生する。図5ではコーナボックス12aの下面とスプレッダ10の上面との間に隙間dが生じている。隙間dは例えば5~15mm程度に設定できる。例えばツイストロックピン12bの形状の変更により隙間dの大きさは適宜設定できる。
図6に例示するようにスプレッダ10が降下してコンテナCや地表面と接触する着床時は、隙間dが例えば0mmとなる。着床時はスプレッダ10の荷重がその下方のコンテナC等により支持される。この状態からさらにヘッドブロック9を降下させると、コーナボックス12aの下面がスプレッダ10の上面と接触する。
上下方向zにヘッドブロック9に対するスプレッダ10の位置が予め定められる基準位置Pよりも接近しているときロープ7のたるみが発生する予兆ありと判定して、基準位置Pよりも離間しているとき予兆なしと判定する構成を、検出機構13が有していてもよい。
基準位置Pは、上下方向zにおけるヘッドブロック9に対するスプレッダ10の位置をいう。具体的には例えば隙間dが2mmとなる位置をスプレッダ10の基準位置Pとして予め設定することができる。この場合、ヘッドブロック9の下面から下方に2mmとなる位置にスプレッダ10の上面があるとき、スプレッダ10が基準位置Pに存在していると言える。基準位置Pは適宜設定できる。例えば隙間dが8mmとなる位置に基準位置Pが設定されてもよい。
例えばヘッドブロック9の下面から上方に5mmとなる位置にセンサ13aが設置されている場合、隙間dが10mmのときセンサ13aで取得される値が15mmとなる。センサ13aで取得される値が7mm以下となるとき隙間dが2mm以下となる。このような状態のとき、スプレッダ10が基準位置Pよりもヘッドブロック9に接近する状態として検出機構13で検出する構成にできる。
連結部12の構成はツイストロックピン12b等に限定されない。スプレッダ10を上下方向zに移動可能な状態でヘッドブロック9から懸吊できる構成を有していればよい。
図7左方に例示するようにスプレッダ10を船倉内に降下させる際に、短辺方向xにおいてガイドフレーム14に対するスプレッダ10の位置が正しい場合は、ガイドフレーム14の間をスプレッダ10は真っ直ぐに降下する。図7右方に例示するようにガイドフレーム14に対するスプレッダ10の位置がずれている場合やスプレッダ10に振れが発生している場合は、ガイドフレーム14にスプレッダ10が引っかかることがある。図7では説明のためツイストロックピン12bの一部を破線で示している。
クレーン1が門型クレーンで構成される場合は、スプレッダ10が積み上げられたコンテナCに引っかかることがある。スプレッダ10はガイドフレーム14に引っかかると、それ以上降下できない状態となる。この状態でドラム8からロープ7が繰り出されるとロープ7にたるみが発生する。従来はスプレッダ10がガイドフレーム14等に衝突した後に、さらに繰り出されてたるんだロープ7がクレーン1の照明等の機器に絡まる不具合があった。
降下中のスプレッダ10がガイドフレーム14に接触すると、上向きの力をガイドフレーム14から受ける。これによりスプレッダ10はヘッドブロック9に接近する方向に相対的に移動する。このときヘッドブロック9の荷重とスプレッダ10の荷重の一部がロープ7に発生している。その後、スプレッダ10の降下が停止してガイドフレーム14に挟まる。スプレッダ10の荷重がガイドフレーム14により支持される状態となる。この状態でロープ7が繰り出され続けるとロープ7にたるみが発生する。
検出機構13を有するクレーン1においては、図7右方に例示するようにスプレッダ10がガイドフレーム14に接触してヘッドブロック9に接近する方向に移動すると、この状態が検出機構13により検出される。スプレッダ10が基準位置Pよりもヘッドブロック9に接近すると、ロープ7のたるみが発生する予兆ありと検出機構13が判定する。検出機構13はスプレッダ10がガイドフレーム14に衝突した時点でその状態を検出できる。つまりロープ7にたるみが発生する前の状態を検出機構13は検出できる。
コンテナCを把持しているスプレッダ10が船倉内に降下する場合も上記と同様である。コンテナCがガイドフレーム14に衝突した時点でその状態を検出機構13は検出できる。
降下中のスプレッダ10またはコンテナCがガイドフレーム14等に衝突して降下を継続できなくなったとき初めてスプレッダ10がヘッドブロック9に接近する。この状態を検出機構13はロープ7のたるみが発生する予兆として検出できる。
スプレッダ10またはコンテナCがガイドフレーム14等に衝突しても降下を継続可能な場合は、ヘッドブロック9に対してスプレッダ10が重力により下方に離れる位置となる。この場合は検出機構13が予兆なしと判定する。またスプレッダ10が上昇する巻き上げ時には、ヘッドブロック9に対してスプレッダ10が重力により下方に離れる位置となる。この場合も検出機構13が予兆ありと判定することはない。
センサ13aからの信号に基づき制御部13bが予兆ありと判定したとき、検出機構13がドラム8にブレーキをかける制御を行う構成にしてもよい。検出機構13がドラム8を逆回転させる制御を行う構成にしてもよい。この制御によりロープ7が余分に繰り出されることを抑制できる。
検出機構13が予兆ありとの判定に基づき、クレーンオペレータにその旨を通知する構成にしてもよい。
ロープ7にたるみが発生する前に、近い将来たるみが発生することを検出機構13は検出できる。ロープ7のたるみが発生する前に、ドラム8にブレーキをかけるなどの対応を取れるので、ロープ7のたるみを抑制するには有利である。例えばロープの張力を監視する場合など、従来の方法ではロープのたるみが発生した後にブレーキ等の対応を行っていた。この従来の方法と比べると、検出機構13を備えるクレーン1はブレーキ等の対応を早く開始できる。
ロープ7のたるみが発生する予兆のあるときにのみ、ドラム8にブレーキをかける等の構成にできる。そのためロープ7のたるみを抑制しつつ、荷役効率の低下を抑制するには有利である。
コンテナCの有無に関わらず検出機構13は予兆を検出できる。またスプレッダ10の上昇中に予兆ありと判定されることがない。検出機構13において、コンテナCの有無やスプレッダ10の昇降などの条件を考慮する必要がないため、極めて短時間で予兆の有無を判定できる。ロープ7のたるみを抑制するには有利である。
センサ13aはレーザ距離計に限定されない。センサ13aがリミットスイッチなど接触センサで構成されてもよい。図8に例示するように、例えばコーナボックス12aの下面であってスプレッダ10と接触可能となる位置に設置される圧電素子でセンサ13aが構成されてもよい。コーナボックス12aとスプレッダ10との接触を直接的に検出できる。この場合はコーナボックス12aとスプレッダ10とが接触しているときロープ7のたるみが発生する予兆あり判定されて、接触していないとき予兆なしと判定される。このとき検出機構13は、基準位置Pを用いることなく予兆の有無を判定できる。
ヘッドブロック9の四隅に配置されるコーナボックス12aの全てにセンサ13aが設置される構成にしてもよい。四つのセンサ13aのうち一つでも基準位置Pよりもスプレッダ10の接近を検出したり、スプレッダ10との接触を検出した場合、予兆ありと判定する構成にしてもよい。
1 クレーン
2 脚構造体
3 ブーム
4 ガーダ
5 トロリ
6 機械室
7 ロープ
8 ドラム
9 ヘッドブロック
10 スプレッダ
11 シーブ
12 連結部
12a コーナボックス
12b ツイストロックピン
13 検出機構
13a センサ
13b 制御部
14 ガイドフレーム
x 短辺方向
y 長辺方向
z 上下方向
C コンテナ
d 隙間
P 基準位置

Claims (8)

  1. ロープの巻き上げおよび繰り出しを行うドラムと、前記ロープを掛け回されるヘッドブロックと、このヘッドブロックの下方に配置されて上下方向に移動可能な状態で前記ヘッドブロックから懸吊されるスプレッダとを備えるクレーンにおいて、
    前記ロープのたるみが発生する予兆を検出する検出機構を備えていて、
    前記検出機構が、上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置を測定するセンサを有することを特徴とするクレーン。
  2. 平面視で略長方形状に形成される前記ヘッドブロックの四隅近傍にそれぞれ配置されるコーナボックスを前記ヘッドブロックが有していて、
    前記センサが前記コーナボックスに設置される構成を有する請求項1に記載のクレーン。
  3. 前記検出機構が、上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置が予め定められる基準位置よりも接近しているとき予兆ありと判定して、基準位置よりも離間しているとき予兆なしと判定する制御部を有する請求項1または2に記載のクレーン。
  4. 前記検出機構が、予兆ありとの判定に基づき前記ドラムにブレーキをかける構成を有する請求項1~3のいずれかに記載のクレーン。
  5. ロープの巻き上げおよび繰り出しを行うドラムと、前記ロープを掛け回されるヘッドブロックと、このヘッドブロックの下方に配置されて上下方向に移動可能な状態で前記ヘッドブロックから懸吊されるスプレッダとを備えるクレーンの制御方法において、
    上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置に基づき前記ロープのたるみが発生する予兆の有無を判定することを特徴とするクレーンの制御方法。
  6. 平面視で略長方形状に形成される前記ヘッドブロックの四隅近傍にコーナボックスがそれぞれ配置されていて、前記コーナボックスにセンサが予め設置されていて、
    前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置が前記センサにより測定される請求項5に記載のクレーンの制御方法。
  7. 上下方向における前記ヘッドブロックに対する前記スプレッダの位置が予め定められる基準位置よりも接近しているとき予兆ありと判定して、基準位置よりも離間しているとき予兆なしと判定する請求項5または6に記載のクレーンの制御方法。
  8. 予兆ありとの判定に基づき前記ドラムにブレーキをかける構成を有する請求項5~7のいずれかに記載のクレーンの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000272871A (ja) 1999-03-25 2000-10-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd コンテナクレーンのスプレッダ
US20110120968A1 (en) 2007-10-01 2011-05-26 Stinis Beheer B.V. Method for Controlling a Hoisting or Paying Out Movement and Hoisting Frame Having Tiltable Cable Shreave for Use Therein
JP5756680B2 (ja) 2011-06-02 2015-07-29 エムケー精工株式会社 洗車機における洗車方法

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