JP6280401B2 - ロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置 - Google Patents

ロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置 Download PDF

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本発明は、ロープトロリ式クレーンにおいて荷役をする際に発生する吊荷の振れを測定するロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置に関するものである。
一般に、ロープトロリ式クレーンは、荷役をする際に発生する吊荷の振れに対し、振れ角度測定装置によってその振れ角度を求め、該振れ角度に基づいて振れ止め制御を行い、振れを抑えた状態で荷役作業を行っている。
従来の振れ角度測定装置の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1、2がある。
前記特許文献1に開示されている装置は、フックに光ファイバージャイロを取り付け、該光ファイバージャイロを振れ角度センサとして用いて振れ角度を求めている。
又、前記特許文献2に開示されている装置は、クレーンのジブ先端からロッドを介して検出器を吊り下げ、該検出器を吊荷のワイヤロープの振れに追従させることにより、吊荷の振れ角度を機械的に検出するようにしたものである。
特開平8−143272号公報 特開2013−18556号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されている装置は、トロリからワイヤロープによって吊り下げられたフックに対して光ファイバージャイロを取り付ける構成であるため、トロリ上に光ファイバージャイロ用のケーブルリールを別途設置し、ケーブルをワイヤロープと同様に巻き上げる必要があり、光ファイバージャイロに対して電源を供給することに難があった。
又、前記特許文献1に開示されている装置は、荷役の際にフックに発生する衝撃が光ファイバージャイロに伝わって、精密機械である光ファイバージャイロに不具合を生じさせる虞があった。
一方、前記特許文献2に開示されている装置の場合、ワイヤロープに対し押えローラ機構を介して検出器を直接接触させることにより、該検出器を吊荷のワイヤロープの振れに追従させる構造を採用しているため、該ワイヤロープと押えローラ機構間での摩耗や汚れの蓄積が生じやすく、メンテナンスが必要となり、耐久性の面で改善が望まれていた。
又、検出器を吊り下げるロッドが必要となることから、ロープトロリ式クレーンでは、ロッドの取付箇所に関して制約を受けることがあった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、電源供給が容易で且つ荷役の際に発生する衝撃の影響を受けにくくすることができ、更に機械的な接触部を不要として耐久性を高めると共に、取付箇所に関する制約を受けにくくし得るロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置を提供しようとするものである。
本発明は、横行するトロリと、該トロリにその横行方向へ離間配置された一対のシーブと、該一対のシーブを介したロープによって前記一対のシーブの間に吊り下げられる吊荷用の吊具と、前記ロープを巻き込む操作と繰り出す操作とを行うことにより前記トロリを横行させる一対のドラムとを備えたロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置において、
前記一対のドラムのうち一方のドラムを駆動する電動機のトルク電流値Iを測定するトルク電流センサと、
前記一対のドラムのうち他方のドラムを駆動する電動機のトルク電流値Iを測定するトルク電流センサと、
前記吊具に取り付けられ且つ該吊具を含む吊荷の荷重W・g(W:質量、g:重力加速度)を測定する荷重計と、
前記トルク電流センサで測定されたトルク電流値I,Iと前記荷重計で測定された荷重W・gとに基づき前記一方のシーブ側への吊荷の振れ角度θ及び前記他方のシーブ側への吊荷の振れ角度θ
θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
但し、D:ドラムの直径
C:トルク電流値からトルクへの換算係数
より算出する制御装置と
を備えたことを特徴とするロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置にかかるものである。
本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置によれば、電源供給が容易で且つ荷役の際に発生する衝撃の影響を受けにくくすることができ、更に機械的な接触部を不要として耐久性を高めると共に、取付箇所に関する制約を受けにくくし得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置の実施例を示す概要図であって、吊具が振れていない状態を示す図である。 本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置の実施例を示す概要図であって、吊具が海側へ振れた際の振れ角度θを示す図である。 本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置の実施例を示す概要図であって、吊具が陸側へ振れた際の振れ角度θを示す図である。 本発明のロープトロリ式クレーンの一例としてグラブバケット式アンローダを示す側面図である。 グラブバケット式アンローダの一例として4ドラム式のアンローダを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置の実施例であって、本実施例では、ロープトロリ式クレーンとして、グラブバケット式アンローダに適用した例を示している。
図4はグラブバケット式アンローダの一例を示す側面図であって、該グラブバケット式アンローダは、海側の海脚1と陸側の陸脚2を有して岸壁上のレール3上を走行するアンローダ本体4と、該アンローダ本体4上部の陸側に設けられたガーダ5から海側へ張り出しピン6aを中心に俯仰が可能なブーム6と、該ブーム6及びガーダ5の長手方向に沿って横行するトロリ7と、該トロリ7から吊り下げられて昇降と開閉を行うようにした吊具としてのグラブバケット8とを有している。そして、前記ブーム6の海側に位置したトロリ7から開いた状態のグラブバケット8をバラ物運搬船9の上部開口9aから船内に吊り下げてバラ物上に載置し、グラブバケット8を閉じることによりバラ物を掴んだ後、グラブバケット8を上昇させ、続いて、トロリ7を陸側に横行させることによりグラブバケット8を陸側に移動させ、グラブバケット8が前記アンローダ本体4に備えたホッパ10上に来たときに開くことによりバラ物をホッパ10内へ投入するようにしている。ホッパ10内に投入されたバラ物は、アンローダ本体4に備えた機内コンベヤ11等により陸上の搬送コンベヤ12に供給されるようになっている。尚、図4中、13はアンローダを操作するオペレータが搭乗する移動運転室、14はアンローダ本体4の上部の陸側端に設けられた機械室である。
前述の如きグラブバケット式アンローダとしては、例えば、図5に示す如く、4本のウインチドラムを備え、該ウインチドラムの駆動により前記トロリ7を横行させると共にグラブバケット8を昇降・開閉させるようにした4ドラム式のアンローダがある。
前記ウインチドラムとしての巻上ドラム15から繰り出した巻上ロープ16はガーダ5(図4参照)の陸側端部に設けたシーブ17を経てトロリ7上のシーブ18に導かれた後、下方に向けられて下端がグラブバケット8の一側(陸側)に固定されている。又、前記ウインチドラムとしての巻上ドラム15´から繰り出した巻上ロープ16´はブーム6(図4参照)の海側端部に設けたシーブ17´を経てトロリ7上のシーブ18´に導かれた後、下方に向けた下端がグラブバケット8の他側(海側)に固定されている。
又、前記ウインチドラムとしての開閉ドラム19から繰り出した開閉ロープ20はガーダ5(図4参照)の陸側端部に設けたシーブ21を経てトロリ7上のシーブ22に導かれた後、下方に導かれてグラブバケット8のバケット本体8a,8aの連結部に取り付けた下部移動シーブ23と、タイロッド8bを介しピン連結により前記バケット本体8aを支持する上部フレーム8cに取り付けた上部固定シーブ24(図4参照)との間に複数回掛け回され、グラブバケット8の所要箇所に固定されている。一方、前記ウインチドラムとしての開閉ドラム19´から繰り出した開閉ロープ20´はブーム6(図4参照)の海側端部に設けたシーブ21´を経てトロリ7上のシーブ22´に導かれた後、下方に導かれてグラブバケット8の下部移動シーブ23と上部固定シーブ24(図4参照)との間に複数回掛け回され、グラブバケット8の所要箇所に固定されている。
図5に示した4ドラム式のアンローダでは、巻上ドラム15,15´を停止した状態において、開閉ドラム19,19´により開閉ロープ20,20´を同時に繰り出すと、グラブバケット8の下部移動シーブ23と上部固定シーブ24(図4参照)の間隔が開いて前記グラブバケット8は開き、開閉ドラム19,19´により開閉ロープ20,20´を同時に巻き込むと、下部移動シーブ23と上部固定シーブ24(図4参照)の間隔が狭くなりグラブバケット8は閉じられる。
又、前記巻上ドラム15,15´により巻上ロープ16,16´を繰り出す操作と、開閉ドラム19,19´により開閉ロープ20,20´を繰り出す操作を同時に行うと、グラブバケット8は下降し、又、前記巻上ドラム15,15´により巻上ロープ16,16´を巻き込む操作と、開閉ドラム19,19´により開閉ロープ20,20´を巻き込む操作を同時に行うと、グラブバケット8は上昇する。
一方、陸側のシーブ17,21からトロリ7の陸側のシーブ18,22に巻上ロープ16及び開閉ロープ20を導いている巻上ドラム15及び開閉ドラム19の巻き込み操作と、海側のシーブ17´,21´からトロリ7の海側のシーブ18´,22´に巻上ロープ16´及び開閉ロープ20´を導いている巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´の繰り出し操作を同時に行うと、トロリ7とグラブバケット8は陸側へ横行する。逆に、巻上ドラム15及び開閉ドラム19の繰り出し操作と、巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´の巻き込み操作を同時に行うと、トロリ7及びグラブバケット8は海側へ横行する。即ち、巻上ドラム15,15´と開閉ドラム19,19´の操作によって、トロリ7及びグラブバケット8の横行を行わせることができる。
そして、前記アンローダは、トロリ7の横行によってグラブバケット8が横行方向へ振れる。本発明の振れ角度測定装置は、前記グラブバケット8の振れ角度、具体的にはグラブバケット8を吊り下げる巻上ロープ16´及び開閉ロープ20´の振れ角度θと、巻上ロープ16及び開閉ロープ20の振れ角度θとを測定する装置である。
前記巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´を駆動する電動機25´には、そのトルク電流値Iを測定するトルク電流センサ26´を設けると共に、前記巻上ドラム15及び開閉ドラム19を駆動する電動機25には、そのトルク電流値Iを測定するトルク電流センサ26を設けてある。前記吊具としてのグラブバケット8を含む吊荷(バラ物)の荷重W・g(W:質量、g:重力加速度)は荷重計27で測定するようにしてある。そして、CPUを備えた制御装置28において、前記トルク電流センサ26´,26で測定されたトルク電流値I,Iと前記荷重計27で測定された荷重W・gとに基づき前記海側のシーブ18´,22´側への吊荷の振れ角度θ及び前記陸側のシーブ18,22側への吊荷の振れ角度θ
[数1]
θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
[数2]
θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
但し、D:ドラムの直径
C:トルク電流値からトルクへの換算係数
より算出するようにしてある。
因みに、[数1]は下記のように導かれる。
図2に示す如く、前記グラブバケット8が海側へ振れ角度θで振れた場合、巻上ロープ16´及び開閉ロープ20´に作用する張力をTとすると、
[数3]
cosθ=1/2(W・g)/T
となる。一方、巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´に作用するトルクは、トルク電流センサ26´で測定されるトルク電流値Iと換算係数Cとの積に等しくなるため、
[数4]
×D/2=I×C
となり、
[数5]
=2×I×C/D
となる。即ち、[数5]を[数3]に代入すると、
[数6]
cosθ=1/2(W・g)/(2×I×C/D)
=(W・g)×D/(4×I×C)
となり、[数1]が導き出される。
又、[数2]は下記のように導かれる。
図3に示す如く、前記グラブバケット8が陸側へ振れ角度θで振れた場合、巻上ロープ16及び開閉ロープ20に作用する張力をTとすると、
[数7]
cosθ=1/2(W・g)/T
となる。一方、巻上ドラム15及び開閉ドラム19に作用するトルクは、トルク電流センサ26で測定されるトルク電流値Iと換算係数Cとの積に等しくなるため、
[数8]
×D/2=I×C
となり、
[数9]
=2×I×C/D
となる。即ち、[数9]を[数7]に代入すると、
[数10]
cosθ=1/2(W・g)/(2×I×C/D)
=(W・g)×D/(4×I×C)
となり、[数2]が導き出される。
前記トルク電流センサ26´,26としては、電動機ドライバに一般的に備えられているものを利用することができる。
又、前記荷重計27としては、例えば、ロードセルやひずみゲージを用いることができる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
図1に示す如く、前記トロリ7の横行時にグラブバケット8が海側にも陸側にも振れていない場合、トルク電流センサ26´,26で測定されるトルク電流値I,Iと換算係数Cとの積は、巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´に作用するトルクと、巻上ドラム15及び開閉ドラム19に作用するトルクとにそれぞれ等しくなるため、
[数11]
×C=1/2(W・g)×D/2
=(W・g)×D/4
[数12]
×C=1/2(W・g)×D/2
=(W・g)×D/4
となる。[数11]、[数12]をそれぞれ[数1]、[数2]に代入すると、
[数13]
θ=cos−1((W・g)×D/(4×(W・g)×D/4))
=cos−1(1)
=0°
[数14]
θ=cos−1((W・g)×D/(4×(W・g)×D/4))
=cos−1(1)
=0°
となり、前記トロリ7の横行時にグラブバケット8が海側にも陸側にも振れていないことが認識される。
前記グラブバケット8が海側へ振れた場合、図2に示す如く、巻上ロープ16´及び開閉ロープ20´に作用する張力はTとなるため、巻上ドラム15´及び開閉ドラム19´を駆動する電動機25´のトルク電流値Iをトルク電流センサ26´で測定すると共に、前記吊具としてのグラブバケット8を含む吊荷(バラ物)の荷重W・g(W:質量、g:重力加速度)を荷重計27で測定すれば、制御装置28において、前記トルク電流センサ26´で測定されたトルク電流値Iと前記荷重計27で測定された荷重W・gとに基づき前記海側のシーブ18´,22´側への吊荷の振れ角度θは[数1]より算出することが可能となる。
一方、前記グラブバケット8が陸側へ振れた場合、図3に示す如く、巻上ロープ16及び開閉ロープ20に作用する張力はTとなるため、巻上ドラム15及び開閉ドラム19を駆動する電動機25のトルク電流値Iをトルク電流センサ26で測定すると共に、前記吊具としてのグラブバケット8を含む吊荷(バラ物)の荷重W・g(W:質量、g:重力加速度)を荷重計27で測定すれば、制御装置28において、前記トルク電流センサ26で測定されたトルク電流値Iと前記荷重計27で測定された荷重W・gとに基づき前記陸側のシーブ18,22側への吊荷の振れ角度θは[数2]より算出することが可能となる。
本実施例において、前記トルク電流センサ26´,26及び荷重計27は少ない電力で使用できることから、バッテリ駆動による電源供給が可能となり、フックに対して光ファイバージャイロを取り付ける構成を有した特許文献1の装置のようにトロリ上に光ファイバージャイロ用のケーブルリールを別途設置しなくて済み、ケーブルをワイヤロープと同様に巻き上げる必要もない。
又、本実施例では、光ファイバージャイロのような精密機械を用いていないため、特許文献1に開示されている装置と比べ、荷役の際にグラブバケット8に衝撃が加わったとしても、前記トルク電流センサ26´,26及び荷重計27に不具合が生じる心配はほとんどない。
一方、本実施例は、前記特許文献2に開示されている装置のように、ワイヤロープに対し押えローラ機構を介して検出器を直接接触させることにより、該検出器を吊荷のワイヤロープの振れに追従させる構造を採用しているものとは異なり、押えローラ機構が不要となるため、ワイヤロープと押えローラ機構間での摩耗や汚れの蓄積が生じることがなく、メンテナンスが不要となり、耐久性の面でも非常に有効となる。
又、本実施例においては、前記トルク電流センサ26´,26及び荷重計27を吊り下げるロッド等は設けなくて済むことから、アンローダのようなロープトロリ式クレーンであっても、取付箇所に関して制約を受けることはない。
こうして、吊具としてのグラブバケット8の振れ角度θ,θの測定に関し、電源供給が容易で且つ荷役の際に発生する衝撃の影響を受けにくくすることができ、更に機械的な接触部を不要として耐久性を高めると共に、取付箇所に関する制約を受けにくくし得る。
尚、本発明のロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、トロリからロープにより吊荷の吊具としてグラブバケットが吊り下げられるアンローダに限らず、トロリからロープにより吊荷の吊具としてスプレッダ、コイルリフタが吊り下げられる天井クレーンや橋形クレーンにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
7 トロリ
8 グラブバケット(吊具)
16 巻上ロープ(ロープ)
16´ 巻上ロープ(ロープ)
18 シーブ
18´ シーブ
20 開閉ロープ(ロープ)
20´ 開閉ロープ(ロープ)
22 シーブ
22´ シーブ
25 電動機
25´ 電動機
26 トルク電流センサ
26´ トルク電流センサ
27 荷重計
28 制御装置
トルク電流値
トルク電流値
W 質量
g 重力加速度
W・g 荷重
θ 振れ角度
θ 振れ角度

Claims (1)

  1. 横行するトロリと、該トロリにその横行方向へ離間配置された一対のシーブと、該一対のシーブを介したロープによって前記一対のシーブの間に吊り下げられる吊荷用の吊具と、前記ロープを巻き込む操作と繰り出す操作とを行うことにより前記トロリを横行させる一対のドラムとを備えたロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置において、
    前記一対のドラムのうち一方のドラムを駆動する電動機のトルク電流値Iを測定するトルク電流センサと、
    前記一対のドラムのうち他方のドラムを駆動する電動機のトルク電流値Iを測定するトルク電流センサと、
    前記吊具に取り付けられ且つ該吊具を含む吊荷の荷重W・g(W:質量、g:重力加速度)を測定する荷重計と、
    前記トルク電流センサで測定されたトルク電流値I,Iと前記荷重計で測定された荷重W・gとに基づき前記一方のシーブ側への吊荷の振れ角度θ及び前記他方のシーブ側への吊荷の振れ角度θ
    θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
    θ=cos−1((W・g)×D/(4×I×C))
    但し、D:ドラムの直径
    C:トルク電流値からトルクへの換算係数
    より算出する制御装置と
    を備えたことを特徴とするロープトロリ式クレーンの振れ角度測定装置。
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