JP7364423B2 - 織物およびインテリア用品 - Google Patents
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Description
前記無機微粒子が、二酸化チタンであり、
前記ポリエステル繊維(B)が、カチオン染料可染ポリエステル繊維、カラー原着ポリエステル繊維、および先染ポリエステル繊維からなる群から選ばれ、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)の単繊維繊度が2.4dtex以下であり、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)が、フィラメント数72本以上の仮撚捲縮加工糸であり、
前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上であり、
かつ以下に定義するカバーファクターCFが5500以下であることを特徴とする織物。」が提供される。
CF=(DWp/1.1) 1/2 ×MWp+(DWf/1.1) 1/2 ×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
<カバーファクター(CF)>
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)で算出した。
<遮光性>
JIS L 1055A法 照度100,000lxにより測定した。
<断熱性>
一般社団法人日本繊維製品品質技術センターの定める断熱性試験(赤外ランプ60℃法)により測定した。ブラックパネルの断熱効果率の数値と試験槽内の断熱効果率の数値を採用し、算出した。
<L値>
JIS Z 8781-4 CIE1976 L*a*b*色空間により測定した。使用機器は分光測色計CM-600dコニカミノルタ株式会社製を使用した。観察条件は10°視野、光源はD65光源、正反射光は除去。織物から目的の経糸と緯糸を抜き出し、それぞれを引き揃えて透けない状態で測色し、始めに測色した状態からサンプルを90度回転させ2度目の測色を行い、2回の平均値をL値とした。
経糸に酸化チタン含有量1.5wt%、ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(カチオン染料不染、ポリエステル繊維(A))を使用し、緯糸に酸化チタン含有量1.5wt%、5-ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合したカチオン染料可染ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex/144fil(ポリエステル繊維(B))を使用し、図1に示す8枚両面サテン組織(多層)の織物生地Aを常法により製造した。
得られた生地Aの染色時に、分散染料DR-BSを5%owfも追加する以外は実施例1と同様にして生地Bを得た。
緯糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のカチオン染料可染ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex/48filを使用する以外は、実施例1と同様にして生地Bを得た。
緯糸に、酸化チタン含有量0.3重量%の黒原着ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex48filを使用し、加工時にカチオン染料を使用しない以外は、実施例1と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Aの染色時に、分散染料DR-BSを5%owf追加する以外は実施例4と同様にして生地Bを得た。
経糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸84dtex36filを使用する以外は実施例4と同様にして生地Bを得た。
緯糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex48filを使用する以外は比較例1と同様にして生地Bを得た。
Claims (4)
- 多層からなる織物であって、少なくとも1層には無機微粒子を1.0重量%以上含有するポリエステル繊維(A)が含まれ、かつ少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(A)とは異なる色を有するポリエステル繊維(B)が含まれ、
前記無機微粒子が、二酸化チタンであり、
前記ポリエステル繊維(B)が、カチオン染料可染ポリエステル繊維、カラー原着ポリエステル繊維、および先染ポリエステル繊維からなる群から選ばれ、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)の単繊維繊度が2.4dtex以下であり、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)が、フィラメント数72本以上の仮撚捲縮加工糸であり、
前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上であり、
かつ以下に定義するカバーファクターCFが5500以下であることを特徴とする織物。
CF=(DWp/1.1) 1/2 ×MWp+(DWf/1.1) 1/2 ×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。 - 前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)のうち少なくとも一方の単繊維の断面形状が、丸、扁平、くびれ付き扁平、三角、Y型、T型、U型、および雲型からなる群より選択される1種以上である、請求項1に記載の織物。
- 遮光率が99.40%以上であり、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターが規定する断熱性試験(赤外ランプ60℃法)において、ブラックパネルの断熱効果率が40%以上、かつブラックパネルの断熱効果率と試験槽内の断熱効果率との差が8%以下である、請求項1または請求項2に記載の織物。
- 請求項1~3のいずれかに記載の織物を用いてなり、カーテン、ロールブラインドおよびシェードからなる群より選択されるいずれかのインテリア用品。
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