JP7364423B2 - 織物およびインテリア用品 - Google Patents

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Description

本発明は、優れた遮光性と断熱性、好ましくは審美性をも有する織物およびインテリア用品に関する。
近年、快適に過ごすことへの意識の高まりから、居住空間におけるインテリア用品の役割は重要となっている。中でも太陽光を遮る性能である遮光性のインテリア用品は種々提案されている(例えば、特許文献1、2)。
しかしながら、高い遮光性を実現するには、黒原着糸を使用することが多く、黒原着糸は一般的にはブラックカーボンを使用する為に、太陽光を吸収し易く、インテリア用品自体が熱源となり、断熱性が不充分であった。かかる問題を解決する為に、太陽光の吸収し難い黒原着糸の提案がなされているが、インテリア用品としての審美性の点で満足とは言えなかった(例えば、特許文献3)。
優れた遮光性と断熱性、さらには審美性をも併せ持つインテリア用品はこれまであまり提案されていない。
特許第4817780号公報 特許第3167586号公報 特開2013-60677号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、優れた遮光性と断熱性、好ましくは審美性をも有する織物およびインテリア用品を提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、繊維の種類などを巧みに工夫することにより、優れた遮光性と断熱性および審美性を併せ持つ織物およびインテリア用品が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「多層からなる織物であって、少なくとも1層には無機微粒子を1.0重量%以上含有するポリエステル繊維(A)が含まれ、かつ少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(A)とは異なる色を有するポリエステル繊維(B)が含まれ、
前記無機微粒子が、二酸化チタンであり、
前記ポリエステル繊維(B)が、カチオン染料可染ポリエステル繊維、カラー原着ポリエステル繊維、および先染ポリエステル繊維からなる群から選ばれ、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)の単繊維繊度が2.4dtex以下であり、
前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)が、フィラメント数72本以上の仮撚捲縮加工糸であり、
前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上であり、
かつ以下に定義するカバーファクターCFが5500以下であることを特徴とする織物。」が提供される。
CF=(DWp/1.1) 1/2 ×MWp+(DWf/1.1) 1/2 ×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
その際、前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)のうち少なくとも一方の単繊維の断面形状が、丸、扁平、くびれ付き扁平、三角、Y型、T型、U型、および雲型からなる群より選択される1種以上であることが好ましい。
また、遮光率が99.40%以上であり、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターが規定する断熱性試験(赤外ランプ60℃法)において、ブラックパネルの断熱効果率が40%以上、かつブラックパネルの断熱効果率と試験槽内の断熱効果率との差が8%以下であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の織物を用いてなり、カーテン、ロールブラインドおよびシェードからなる群より選択されるいずれかのインテリア用品が提供される。
本発明によれば、優れた遮光性と断熱性、さらには審美性をも併せ持つ織物およびインテリア用品が得られる。
実施例1で用いた織組織図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明において、織物は多層からなり、少なくとも1層には無機微粒子を1.0重量%以上含有しているポリエステル繊維(A)が含まれ、かつ少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(A)とは異なる色を有するポリエステル繊維(B)が含まれる。
ここで、本願において、平組織、ツイル組織は単層として排除し、飛び数4以上(サテン組織など)は2層として「多層」に含める。層数としては2~4層が好ましく、2層または3層が特に好ましい。また、ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)は同じ層に含まれていてもよいし、異なる層に含まれていてもよい。
前記ポリエステル繊維(A)および/またはポリエステル繊維(B)を構成するポリエステルとは、テレフタル酸とエチレングリコールの重縮合反応により得られるエチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルが好ましく用いられる。
その際、主たるとは全繰り返し単位中70モル%以上がエチレンテレフタレート単位であることを表す。さらに本発明のポリエステルの特性を損なわない範囲で、テレフタル酸以外の他のジカルボン酸を併用することができる。
例えば、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸(カルボキシル基の位置が異なる各構造異性体を含む)、ジフェニルジカルボン酸(カルボキシル基の位置が4,4’-に限定されず、カルボキシル基の位置が異なる各構造異性体を含む)、ジフェニルエーテルジカルボン酸(同前)、ジフェノキシエタンジカルボン酸(同前)、ジフェニルスルホンジカルボン酸(同前)、ジフェニルケトンジカルボン酸(同前)、フランジカルボン酸(同前)等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸(カルボキシル基の位置が異なる各構造異性体を含む)、4-メチル-1,2-シクロヘキサンジカルボン酸、ダイマー酸等の脂環式ジカルボン酸等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上を用いてもよく、目的によって任意に選ぶことができる。本発明のポリエチレンテレフタレートの特性を損なわない範囲とは、全酸成分に対して30モル%以下、好ましくは20モル%以下である。
また本発明においては、ポリエステルの特性を損なわない範囲でエチレングリコール以外の他のジオール成分を併用することができる。このようなジオール成分としては、一般ポリエステルの原料として使用されるジオール、例えば、1,2-プロピレングリコール、トリメチレングリコール(1,3-プロパンジオ-ル)、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、1,9-ノナンジオール、デカメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、2-メチル-1,3プロパンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、2-メチルオクタンジオールなどの直鎖または分岐鎖のある脂肪族ジオール;1,4-シクロヘキサンジメタノール、1,3-シクロヘキサンジメタノール、1,2-シクロヘキサンジメタノール、1,1-シクロヘキサンジメタノール、2-メチル-1,1-シクロヘキサンジオール、水添ビスフェノールA、2,2-ノルボルナンジメタノール、3-メチル-2,2-ノルボルナンジメタノール、2,3-ノルボルナンジメタノール、2,5-ノルボルナンジメタノール、2,6-ノルボルナンジメタノール、パーヒドロ-1,4:5,8-ジメタノナフタレン-2,3-ジメタノール、アダマンタンジメタノール、1,3-ジメチル-5,7-アダマンタンジメタノール、1,3-アダマンタンジオール、1,3-ジメチル-5,7-アダマンタンジオールなどの脂環式ジオール;ヒドロキノン、カテコール、レゾルシン、ナフタレンジオール、フェナンスロリンジオール、キシリレンジオール[ジ(ヒドロキシメチル)ベンゼン]、ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、ビスフェノールS、ビスフェノールSのエチレンオキシド付加物またはプロピレンオキシド付加物などの芳香族ジオール;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリメチレングリコール、ジプロピレングリコールなどのエーテルグリコールなどが挙げられる。上記ジオール成分は1種又は2種以上混合して目的によって任意に使用できる。さらに少量のグリセリンのような多価アルコール成分を用いてもよい。
本発明において、ポリエステルが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリトリメチレンナフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンナフタレートなどでもよい。
本発明のポリエステル組成物を構成するポリエステルの製造方法は、通常知られているポリエステルの製造方法を適宜修正した製造方法が用いられる。すなわち、まずテレフタル酸の如きジカルボン酸成分とエチレングリコールの如きグリコール成分とを直接エステル化反応させる方法により、ジカルボン酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を製造する。次いでこの反応生成物を重合触媒の存在下で減圧加熱して所定の重合度になるまで重縮合反応させることによって、目的とするポリエステルが製造される。
重合触媒については、特に限定されるものではないが、アンチモン、チタン、ゲルマニウム、アルミニウム、ジルコニウム、スズ化合物を用いることができる。このような化合物としては、例えばアンチモン、チタン、ゲルマニウム、アルミニウム、ジルコニウム、すずの酸化物、酢酸塩、カルボン酸塩、水素化物、アルコラート、ハロゲン化物、炭酸塩、硫酸塩等を挙げることができる。また、これらの化合物は二種以上を併用してもよい。
また、前記ポリエステルをカチオン染料可染にするためには、前記ポリエステルに、エステル形成性スルホン酸基含有化合物を共重合させることが好ましい。かかるエステル形成性スルホン酸基含有化合物としてはエステル形成性官能基を有するスルホン酸基含有化合物であれば特に限定する必要はなく、下記一般式(1)で表わされるエステル形成性スルホン酸金属塩化合物および/または下記一般式(2)で表わされるエステル形成性スルホン酸ホスホニウム塩化合物を好ましいものとしてあげることができる。
式(1)
Figure 0007364423000001
式(2)
Figure 0007364423000002
式(3)
Figure 0007364423000003
ただし、R′は低級アルキル基またはフェニル基、aおよびdは1以上の整数、bは2以上の整数である。
上記一般式(1)において、Aは芳香族基または脂肪族基を示し、好ましくは炭素数6~15の芳香族炭化水素基または炭素数10以下の脂肪族炭化水素基である。特に好ましいAは、炭素数6~12の芳香族炭化水素基、とりわけベンゼン環である。Xはエステル形成性官能基を示し、具体例として上記式(3)等をあげることができる。
また、上記一般式(1)において、XはXと同一もしくは異なるエステル形成性官能基又は水素原子を示し、なかでもエステル形成性官能基であることが好ましい。Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属であり、mは正の整数である。なかでもMがアルカリ金属(例えばリチウムまたはナトリウムまたはカリウム)であり、かつmが1であるものが好ましい。
上記一般式(1)で表わされるエステル形成性スルホン酸金属塩化合物の好ましい具体例としては、3,5-ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,5-ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸カリウム、3,5-ジカルボメトキシベンゼンスルホン酸リチウム、3,5-ジカルボキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,5-ジカルボキシベンゼンスルホン酸カリウム、3,5-ジカルボキシベンゼンスルホン酸リチウム、3,5-ジ(β-ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,5-ジ(β-ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸カリウム、3,5-ジ(β-ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸リチウム、2,6-ジカルボメトキシナフタレン-4-スルホン酸ナトウリム、2,6-ジカルボメトキシナフタレン-4-スルホン酸カリウム、2,6-ジカルボメトキシナフタレン-4-スルホン酸リチウム、2,6-ジカルボキシナフタレン-4-スルホン酸ナトリウム、2,6-ジカルボメトキシスフタレン-1-スルホン酸ナトリウム、2,6-ジカルボメトキシナフタレン-3-スルホン酸ナトリウム、2,6-ジカルボメトキシナフタレン-4,8-ジスルホン酸ナトリウム、2,6-ジカルボキシナフタレン-4,8-ジスルホン酸ナトリウム、2,5-ビス(ヒドロエトキシ)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、α-ナトリウムスルホコハク酸などをあげることができる。上記エステル形成性スルホン酸金属塩化合物は1種のみを単独で用いても、2種以上併用してもよい。
上記一般式(2)において、Aは芳香族基または脂肪族基を示し、上記一般式(1)におけるAの定義と同じである。Xはエステル形成性官能基を示し、上記一般式(1)におけるXの定義と同じであり、XはXと同一もしくは異なるエステル形成性官能基又は水素原子を示し、上記一般式(1)におけるXの定義と同じである。R、R、RおよびRはアルキル基およびアリール基よりなる群から選ばれた同一または異なる基を示す。nは正の整数であり、なかでも1であるものが好ましい。
上記エステル形成性スルホン酸ホスホニウム塩化合物の好ましい具体例としては、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸エチルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ベンジルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸フェニルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ブチルトリフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ベンジルトリフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸エチルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ベンジルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸フェニルトリブチルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸エチルトリフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ブチルトリフェニルホスホニウム塩、3,5―ジカルボキシベンゼンスルホン酸ベンジルトリフェニルホスホニウム塩、3―カルボキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3―カルボキシベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、3―カルボメトキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3―カルボメトキシベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、3,5―ジ(β―ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3,5―ジ(β―ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、3―(β―ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、3―(β―ヒドロキシエトキシカルボニル)ベンゼンスルホン酸テトラフェニルホスホニウム塩、4―ヒドロキシエトキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、2,6―ジカルボキシナフタレン―4―スルホン酸テトラブチルホスホニウム塩、α―テトラブチルホスホニウムスルホコハク酸等をあげることができる。上記エステル形成性スルホン酸ホスホニウム塩は1種のみを単独で用いても、2種以上併用してもよい。
前記共重合ポリエステルポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子、抗菌剤、抗かび剤、消臭剤、難燃剤が1種または2種以上含まれていてもよい。
上記エステル形成性スルホン酸基含有化合物をポリエステルに共重合するには、前述したポリエステルの合成が完了する以前の任意の段階で、好ましくは第2段階の反応の初期以前の任意の段階で添加すればよい。2種以上併用する場合、それぞれの添加時期は任意でよく、両者を別々に添加しても、予め混合して同時に添加してもよい。
また、前記ポリエステルは特開2009-161693号公報に記載されているような、常圧カチオン可染性ポリエステルであってもよい。
本発明において、無機粒子化合物としては、例えば、Fe、ルチル型TiO、アナターゼ型TiO、CeO、ZnS、PbCl、CdO、Sb、WO、SiC、In、PbO、Ta、ZnO、ZrO、MgO、CeF、AlF、Alが例示される。なかでも二酸化チタン、二酸化チタン、チタン酸カリウム、チタン酸鉛、酸化鉛、硫化亜鉛、酸化亜鉛および二酸化ジルコニウムよりなる群から少なくとも1種選ばれる無機粒子化合物が好ましい。特に二酸化チタンが最も好ましい。
これら無機粒子化合物は必要に応じ、表面処理することが可能である。従来公知の表面処理方法を使用すること出来る。表面処理により、二酸化ケイ素、アルミナ、二酸化チタン、二酸化ジルコニウムで粒子表面を覆うことによって、ポリエステルへの分散性を向上させる、粒子の色相を変える、ポリエステルに対する粒子表面の活性を低下させ、ポリエステルの熱安定性を向上させることができる。
本発明において、ポリエステル繊維(A)および/またはポリエステル繊維(B)を溶融紡糸により製造する時の製造方法としては特に限定はなく、従来公知の溶融紡糸方法が用いられる。例えば乾燥したポリエステル組成物を270℃~300℃の範囲で溶融紡糸して製造することが好ましく、溶融紡糸の速度は400~9000m/分で紡糸することができ、必要によって延伸工程などを経て繊維の強度を十分なものに高めることが可能である。
本発明において、ポリエステル繊維(A)中における、上記無機粒子化合物の含有量は、全ポリエステル組成物重量に対して、1.0重量%以上であることが重要である。無機粒子化合物の含有量が1.0重量%未満の場合、得られるポリエステルの赤外線透過性が高くなり断熱性が低下するおそれがある。含有量の数値範囲は1.0~5.0重量%の範囲が好ましく、1.0~3.0重量%の範囲がさらに好ましい。含有量は、用いる無機粒子化合物の添加量を増加・減少させることよって調整することが可能である。
前記ポリエステル繊維(A)を形成するポリエステルとしては、カチオン不染性ポリエステルであることが好ましい。
一方、ポリエステル繊維(B)中における上記無機粒子化合物の含有量は特に限定されないが、全ポリエステル組成物重量に対して、1.0重量%以上(より好ましくは1.0~5.0重量%)であることが好ましい。また、ポリエステル繊維(B)を形成するポリエステルとしては、カチオン可染性ポリエステルであることが好ましい。
ここで、ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)とは明度および/または彩度において異なる色に着色していることが肝要である。特に、前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上であることが好ましい。
前記のポリエステル繊維(A)および/またはポリエステル繊維(B)において、総繊度が50~600dtexの範囲内であることが好ましい。また、単繊維繊度が2.4dtex以下(好ましくは0.001~1.6dtex、より好ましくは0.1~1.3dtex)であることが好ましい。単繊維繊度が該範囲より大きいと、総繊度当たりの反射回数が小さくなり優れた遮光性や断熱性が得られないおそれがあり、ソフト性も低下するおそれがある。
前記ポリエステル繊維(A)および/またはポリエステル繊維(B)において、繊維形態は特に限定されない。紡績糸などの短繊維でもよいが、生産性や審美性を向上させる上で長繊維(マルチフィラメント)が好ましい。その際、フィラメント数が72本以上(より好ましくは96~784本、さらに好ましくは144~1152本)であることが好ましい。
また、優れた遮光性や断熱性を得る上で、かかる長繊維には仮撚捲縮加工が施されていることが好ましい。さらには、撚糸や空気加工が施されていてもよい。さらには、2成分以上の成分からなる複合繊維(コンジュゲート繊維)でもよい。
本発明の織物は多層構造を有し、少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(A)が含まれ、かつ少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(B)が含まれる。その際、ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)は同じ層に含まれていてもよいし、異なる層に含まれていてもよい。織組織は特に限定されず、サテン組織、両面サテン組織、風通組織、変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織など公知の2層以上の織組織などの組織が例示される。
例えば、表層、中間層、裏層の3層構造とし、表層と裏層に無機微粒子を多く含むポリエステル繊維(A)を配し、中間層には濃色に着色したポリエステル繊維(B)を配すと、遮光性、断熱性、および審美性が向上する。その際、ポリエステル繊維(B)はカーボンブラックを含有する黒原着繊維を用いてもよいが、黒原着繊維を用いると断熱性が低下するおそれがある。
かかる織物において、織物のカバーファクター(CF)が5500以下(好ましくは1300~5300)であることが好ましい。より好ましくは3000~5300の範囲内である。
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
かかる織物の製造方法は特に限定されず、前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)とを用いて公知の方法により製織される。その際、前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)だけで構成されていてもよいし、さらに他の繊維を用いてもよい。その際、前記の無機粒子化合物を含有したポリエステル繊維の重量比率は布帛全重量に対して20重量%以上であることが好ましい。
かかる織物には、染色加工が施されている方がよい。その際、カチオン染料で前記ポリエステル繊維だけを染色してもよいし、他の繊維も任意の染料で染色してもよい。好ましくは遮光性のために前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)(特にポリエステル繊維(B))を濃色にする方がよい。また、繊維の状態で染色された先染繊維を使用してもよい。その際には、審美性のために、ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上の差があることが好ましい。特に、ポリエステル繊維(B)がポリエステル(A)よりも濃色に着色していることが好ましい。
さらには、減量加工、起毛加工、カレンダー加工、エンボス加工、蓄熱加工、吸水加工、撥水加工、消臭加工、抗菌加工、防炎加工などの後加工を適宜施してもよい。
かかる織物は前記の構成を有するので、遮光性および断熱性に優れる。そして、例えば、表層、中間層、裏層の3層構造とし、表層と裏層に無機微粒子を多く含むポリエステル繊維(A)を配し、中間層には濃色に着色したポリエステル繊維(B)を配すと、遮光性と断熱性だけでなくポリエステル繊維(A)を任意の色に着色することができ審美性も向上する。
その際、遮光性は99.40%以上(好ましくは99.80%以上)であることが好ましい。また、断熱性は一般財団法人日本繊維製品品質技術センターが規定する断熱性試験(赤外ランプ60℃法)においてブラックパネルの断熱効果率が40%以上(好ましくは45%以上)、かつ、ブラックパネルの断熱効果率と試験槽内の断熱効果率との差が8%以下(好ましくは6%以下)であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の織物を用いてなる、各種カーテン、ロールブラインドおよびシェードからなる群より選択されるいずれかのインテリア用品が提供される。かかるインテリア用品は、前記の構成を有するので優れた遮光性と断熱性を有する。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない、なお、実施例中の各評価は下記の方法により評価したものである。
<カバーファクター(CF)>
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)で算出した。
<遮光性>
JIS L 1055A法 照度100,000lxにより測定した。
<断熱性>
一般社団法人日本繊維製品品質技術センターの定める断熱性試験(赤外ランプ60℃法)により測定した。ブラックパネルの断熱効果率の数値と試験槽内の断熱効果率の数値を採用し、算出した。
<L値>
JIS Z 8781-4 CIE1976 L*a*b*色空間により測定した。使用機器は分光測色計CM-600dコニカミノルタ株式会社製を使用した。観察条件は10°視野、光源はD65光源、正反射光は除去。織物から目的の経糸と緯糸を抜き出し、それぞれを引き揃えて透けない状態で測色し、始めに測色した状態からサンプルを90度回転させ2度目の測色を行い、2回の平均値をL値とした。
[実施例1]
経糸に酸化チタン含有量1.5wt%、ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸84dtex/72fil(カチオン染料不染、ポリエステル繊維(A))を使用し、緯糸に酸化チタン含有量1.5wt%、5-ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合したカチオン染料可染ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex/144fil(ポリエステル繊維(B))を使用し、図1に示す8枚両面サテン組織(多層)の織物生地Aを常法により製造した。
次いで、得られた生地Aに、カチオン染料KAYACRYL BLACK BS-EDを5%owfの付着量となるように、常法により加工し生地Bを得た。
得られた生地Bは経密度430本/2.54cm×緯密度113本/2.54cm、CF5150、遮光性は99.99%、断熱性はブラックパネル55.3%、試験槽内49.4%、差は5.9%、L値の差は68.39であった。
また、生地Bは、表層、中間層、裏層の3層構造を有し、表層と裏層にポリエステル繊維(A)が配され、中間層には濃色に着色したポリエステル繊維(B)が配され、遮光性が高く、断熱性が高い生地であった。また、審美性にも優れていた。
[実施例2]
得られた生地Aの染色時に、分散染料DR-BSを5%owfも追加する以外は実施例1と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光性は99.99%、断熱性はブラックパネル55.1%、試験槽内49.5%、差は5.6%、L値の差は4.30であった。遮光率が高く、断熱性が高い生地であった。また、審美性にも優れていた。
[実施例3]
緯糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のカチオン染料可染ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex/48filを使用する以外は、実施例1と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光性は99.98%、断熱性はブラックパネル53.2%、試験槽内47.4%、差は5.8%、L値の差は72.19であった。遮光率が高く、断熱性が高い生地であった。また、審美性にも優れていた。
[実施例4]
緯糸に、酸化チタン含有量0.3重量%の黒原着ポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex48filを使用し、加工時にカチオン染料を使用しない以外は、実施例1と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光性は99.98%、断熱性はブラックパネル57.0%、試験槽内45.6%、差は11.4%、L値の差は79.45であった。遮光性が高く、断熱性が低い生地であった。また、審美性にも優れていた。
[実施例5]
得られた生地Aの染色時に、分散染料DR-BSを5%owf追加する以外は実施例4と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光率は99.99%、断熱性はブラックパネル56.3%、試験槽内44.7%、差は11.6%、L値の差は6.71であった。遮光率が高く、断熱性が低い生地であった。また、審美性にも優れていた。
[比較例1]
経糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸84dtex36filを使用する以外は実施例4と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光率は96.91%、断熱性はブラックパネル52.4%、試験槽内40.1%、差は12.3%、L値の差は77.58であった。遮光率は低く、断熱性が低い生地であった。審美性は優れていた。
[比較例2]
緯糸に、酸化チタン含有率0.3重量%のポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸167dtex48filを使用する以外は比較例1と同様にして生地Bを得た。
得られた生地Bでの遮光率は94.47%、断熱率はブラックパネル47.1%、試験槽内43.5%、差は3.6%、L値の差は0.62であった。遮光率は低く、断熱性が高い生地であった。
本発明によれば、優れた遮光性と断熱性、さらには審美性をも併せ持つ織物およびインテリア用品が提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (4)

  1. 多層からなる織物であって、少なくとも1層には無機微粒子を1.0重量%以上含有するポリエステル繊維(A)が含まれ、かつ少なくとも1層には前記ポリエステル繊維(A)とは異なる色を有するポリエステル繊維(B)が含まれ、
    前記無機微粒子が、二酸化チタンであり、
    前記ポリエステル繊維(B)が、カチオン染料可染ポリエステル繊維、カラー原着ポリエステル繊維、および先染ポリエステル繊維からなる群から選ばれ、
    前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)の単繊維繊度が2.4dtex以下であり、
    前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)が、フィラメント数72本以上の仮撚捲縮加工糸であり、
    前記ポリエステル繊維(A)とポリエステル繊維(B)との色の差がL値で3.00以上であり、
    かつ以下に定義するカバーファクターCFが5500以下であることを特徴とする織物。
    CF=(DWp/1.1) 1/2 ×MWp+(DWf/1.1) 1/2 ×MWf
    ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
  2. 前記ポリエステル繊維(A)およびポリエステル繊維(B)のうち少なくとも一方の単繊維の断面形状が、丸、扁平、くびれ付き扁平、三角、Y型、T型、U型、および雲型からなる群より選択される1種以上である、請求項1に記載の織物。
  3. 遮光率が99.40%以上であり、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターが規定する断熱性試験(赤外ランプ60℃法)において、ブラックパネルの断熱効果率が40%以上、かつブラックパネルの断熱効果率と試験槽内の断熱効果率との差が8%以下である、請求項1または請求項2に記載の織物。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の織物を用いてなり、カーテン、ロールブラインドおよびシェードからなる群より選択されるいずれかのインテリア用品。
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