JP7363709B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図2は、ケーブル2の長手方向に垂直な断面を示す断面図である。図2に示すように、ケーブル2は、複数の第1電線21と、複数の第2電線22と、複数の第1電線21及び複数の第2電線22を一括して覆うシース23と、を有している。ここでは、ケーブル2が、2本の第1電線21と、2本の第2電線22とを有している場合を説明するが、第1電線21や第2電線22の本数はこれに限定されない。
図1に示すように、チューブ4は、シース23から露出された2本の第2電線22(対撚線24)を覆うように設けられている。チューブ4は、中空円筒状に形成されている。チューブ4は、シース23から露出された第2電線22を保護する役割と、センサ部3のモールド成形体33に対して溶着または密着されセンサ部3内に水が浸入することを抑制する役割とを果たしている。チューブ4は、モールド成形体33のモールド時の熱によりモールド成形体33と溶着または密着される材質から構成される。ここで、溶着とは、互いに溶け合い一体化されることを意味している。本実施の形態では、チューブ4として、モールド成形体33と同じ材質であるウレタン樹脂からなるものを用いた。
図3は、センサ部3の外観を示す斜視図である。図4(a)は、図3においてモールド成形体を省略した斜視図、図4(b)は図4(a)においてさらにチューブ4を省略した斜視図である。
図1に戻り、ワイヤハーネス1では、チューブ4のセンサ部3側とは反対側の端部を覆うように設けられた防水部5が備えられている。防水部5を備えることにより、チューブ4内に水分が浸入することが抑制され、チューブ4内を伝ってセンサ部3内に水が浸入することが抑制される。
以上説明したように、本実施の形態に係るワイヤハーネス1では、シース23から露出された複数の第2電線22を覆うチューブ4を備え、センサ部3は、チューブ4の端部を一体に覆うモールド成形体33を有している。このように構成することで、センサ部3に水が浸入することを抑制しつつも、第2電線22を被覆する内部シースを省略することが可能になり、ケーブル2の細径化(小径化)が可能になる。また、内部シースを省略することにより、ケーブル2の低コスト化、すなわちワイヤハーネス1の低コスト化も可能になる。
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
2…ケーブル
21…第1電線
22…第2電線
23…シース
3…センサ部
31…ホルダ
31b…突出部
32…センサ
33…モールド成形体
4…チューブ
5…防水部
51…延出方向固定部材
Claims (5)
- 複数の第1電線、複数の第2電線、及び、前記複数の第1電線及び前記複数の第2電線を一括して覆うシースを有するケーブルと、
前記複数の第2電線の端部に設けられたセンサ部と、
前記シースから露出された前記複数の第2電線を覆うチューブと、を備え、
前記センサ部は、前記チューブの端部を一体に覆うモールド成形体を有し、
前記センサ部は、前記複数の第2電線を保持するホルダを有し、
前記ホルダは、前記複数の第2電線の延出方向に沿って突出し、前記チューブ内に挿入される突出部を有し、
前記モールド成形体は、前記突出部の少なくとも一部を覆うように形成されている、
ワイヤハーネス。 - 前記突出部には、その外周面から径方向外方に突出する凸状に形成され、前記突出部から前記チューブが脱落してしまうことを抑制するための抜け止めリブが形成されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。 - 前記抜け止めリブの外径は、無負荷の自然状態における前記チューブの内径よりも大きい、
請求項2に記載のワイヤハーネス。 - 前記チューブの前記センサ部側とは反対側の端部を覆うように、前記チューブ内に水分が浸入することを抑制するための防水部が設けられている、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のワイヤハーネス。 - 前記防水部は、前記シースの端部、及び前記シースの端部から延出される前記複数の第1電線と前記複数の第2電線の延出部分を覆うように樹脂をモールドして形成され、前記複数の第1電線及び前記複数の第2電線の延出方向を固定する延出方向固定部材であり、
前記延出方向固定部材は、前記チューブの前記センサ部側とは反対側の端部を覆っている、
請求項4に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
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JP2020134650A JP7363709B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | ワイヤハーネス |
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JP2022030553A JP2022030553A (ja) | 2022-02-18 |
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Citations (1)
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JP2018507810A (ja) | 2015-02-23 | 2018-03-22 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 組合せケーブルのためのシールモールド分割構造体及びそれを製造するための方法 |
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2020
- 2020-08-07 JP JP2020134650A patent/JP7363709B2/ja active Active
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JP2018507810A (ja) | 2015-02-23 | 2018-03-22 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 組合せケーブルのためのシールモールド分割構造体及びそれを製造するための方法 |
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JP2022030553A (ja) | 2022-02-18 |
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