JP7424205B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。
従来の技術として、少なくともABS(Anti-lock Braking System)センサ用ケーブル及びパーキングブレーキ用ケーブルをシース内部に収容するハーネスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来のハーネスは、シースの端部においてABSセンサ用ケーブルとパーキングブレーキ用ケーブルとを分岐させて引き出し方向を固定すると共にシースの端部の止水を行う止水部と、ABSセンサ用ケーブル及びパーキングブレーキ用ケーブルの分岐部位とは反対側においてブラケットを取り付けるブラケット取付部と、をウレタンにより一体成形してなる成形部を備えている。
特許第6213447号公報
従来、例えば、ABSセンサ用ケーブル及びパーキングブレーキ用ケーブルなどの電線の絶縁体には、主に架橋ポリエチレンなどの架橋ポリオレフィン系の材料が用いられる。従来のハーネスは、例えば、成形部にウレタンを用いると共に絶縁体に架橋ポリエチレンを用いた場合、密着性が低いために成形部と絶縁体との境界に生じた隙間から液体などが侵入する可能性があり、防水性が不十分であった。
そこで、本発明は、優れた防水性が得られるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、導体線が絶縁性を有する被覆部材により被覆された複数の電線と、前記複数の電線の長手方向の一部を覆う外部シースと、前記複数の電線を導出させた前記外部シースの端部、及び前記端部から導出された前記複数の電線の長手方向の一部を覆い、前記外部シースと前記複数の電線の前記被覆部材とに溶着して一体化する溶着領域を有する止水部材と、を備えたワイヤハーネスを提供する。
本発明によれば、優れた防水性が得られるワイヤハーネスを提供できる。
図1は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスが用いられた車両の構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るワイヤハーネスを図2のIII-III線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。 図4(a)は、第1の実施の形態に係るケーブルに形成された溶着領域の一例を示す図であり、図4(b)は、図4(a)の矢印A方向から止水部材の露出部を見た一例を示す図である。 図5(a)は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスにおいて図4(a)の矢印C方向から止水部材の第1延出部を見た一例を示す図であり、図5(b)は、図4(a)の矢印E方向から止水部材の第2延出部を見た一例を示す図である。 図6は、第2の実施の形態に係るワイヤハーネスにおいて図4(a)の矢印E方向から止水部材の第2延出部を見た一例を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の各実施の形態を添付図面にしたがって説明する。図1は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスが用いられた車両の構成の一例を示す図である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率や形状は、実際の比率や形状とは異なる場合がある。また数値範囲を示す「A~B」は、A以上B以下の意味で用いるものとする。
車両9は、図1に示すように、車体90にタイヤハウス91~タイヤハウス94を有している。タイヤハウス91には、車両9の左側の前輪91aが配置され、タイヤハウス92には、右側の前輪92aが配置されている。タイヤハウス93には、左側の後輪93aが配置され、タイヤハウス94には、右側の後輪94aが配置されている。
車両9には、エレクトリックパーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)が搭載されている。このエレクトリックパーキングブレーキは、EPB用モータ95と、車室内に配置されたEPBスイッチ901と、EPB制御部903と、を備えている。
EPB用モータ95は、車両9の後輪93a及び後輪94aに配置されている。EPB用モータ95は、後輪93a及び後輪94aに配置された油圧式のブレーキ装置を駆動して制動力を発生させる。具体的には、EPB用モータ95は、油圧式のブレーキ装置のピストンを駆動することで、ブレーキロータにブレーキパッドを押し付けて制動力を発生させる。
なお後輪93a及び後輪94aに配置されたブレーキ装置は、ドラム式のブレーキ装置であっても良い。ドラム式のブレーキ装置であった場合、EPB用モータ95は、ブレーキシューをドラムに押し付けようにワイヤに張力を与えて制動力を発生させる。またEPB用モータ95は、後輪93a及び後輪94aではなく、前輪91a及び前輪92aに配置されても良いし、前輪91a~後輪94aに配置されても良い。
EPBスイッチ901は、レバーを引き上げることでオフ状態からオン状態へと切り替わるレバー式のスイッチである。EPBスイッチ901は、EPB制御部903に電気的に接続されている。
EPB制御部903は、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。EPB制御部903は、ECU(Electronic Control Unit)902に搭載されている。なお、EPB制御部903は、ECU902以外のコントロールユニットに搭載されていてもよく、専用のハードウェアユニットに搭載されていても良い。
EPB制御部903は、車両9の停止時に、EPBスイッチ901がオフ状態からオン状態に操作されたとき、所定時間(例えば1秒間)にわたってEPB用モータ95に駆動電流を出力することにより、後輪93a及び後輪94aに制動力を発生させるように構成されている。
また、EPB制御部903は、EPBスイッチ901がオン状態からオフ状態に操作されたとき、あるいは、アクセルペダルが踏み込み操作されたとき、EPB用モータ95に駆動電流を出力し、後輪93a及び後輪94aへの制動力を解除するように構成されている。
つまり、エレクトリックパーキングブレーキの作動状態は、EPBスイッチ901がオンされてから、EPBスイッチ901がオフされるかアクセルペダルが踏み込まれるまで維持されるように構成されている。なお、EPBスイッチ901は、レバー式に限定されず、ペダル式のスイッチであっても良い。
また車両9には、アンチブレーキシステムが搭載されている。このアンチブレーキシステムは、前輪91a~後輪94aに配置されたABSセンサ96と、ABS制御部904と、を備えている。
ABSセンサ96は、前輪91a~後輪94aに配置され、前輪91a~後輪94aの回転速度を検出する回転速度検出センサである。ABSセンサ96は、ABS制御部904と電気的に接続されている。
ABS制御部904は、CPU、RAM及びROMなどから構成されるマイクロコンピュータである。ABS制御部904は、ECU902に搭載されている。ABS制御部904は、急停止時に前輪91a~後輪94aがロックされないように、ABSセンサ96の出力に基づいて前輪91a~後輪94aの制動力を制御するものである。なお、ABS制御部904は、ECU902以外のコントロールユニットに搭載されていてもよく、専用のハードウェアユニットに搭載されていてもよい。
本実施の形態のワイヤハーネス1は、一方端部が車体90の外側にあるEPB用モータ95と電気的に接続されると共に、ABSセンサ96と電気的に接続されている。またワイヤハーネス1は、他方端部が車体90の内部にある後輪側の中継ボックス97b内において電線群99bに電気的に接続されると共に、ECU902と電気的に接続されている。
前輪91a及び前輪92aに配置されたABSセンサ96は、前輪側の中継ボックス97a、及び電線群99aを介してECU902に電気的に接続されている。
ECU902は、バッテリ900と電気的に接続されている。ECU902のEPB制御部903は、エレクトロニックパーキングブレーキを作動させるとき、バッテリ900からの電流に基づいて駆動電流を生成し、電線群99b、中継ボックス97b、及びワイヤハーネス1を介してEPB用モータ95に供給する。
(ワイヤハーネス1の構成)
図2は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスの一例を示す図である。図3は、第1の実施形態に係るワイヤハーネスを図2のIII-III線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。図4(a)は、第1の実施の形態に係るケーブルに形成された溶着領域の一例を示す図であり、図4(b)は、図4(a)の矢印A方向から止水部材の露出部を見た一例を示す図である。図5(a)は、第1の実施の形態に係るワイヤハーネスにおいて図4(a)の矢印C方向から止水部材の第1延出部を見た一例を示す図であり、図5(b)は、図4(a)の矢印E方向から止水部材の第2延出部を見た一例を示す図である。図2は、紙面の縦方向の中心近傍(省略波線の中心)を境に左側が車内側であり、右側が車外側である。図4(a)~図5(b)に示す斜線は、溶着領域100の一例を模式的に示し、溶着領域100内の実線が部材間の境界の一例を示している。
ワイヤハーネス1は、図2に示すように、複数の電線を有するケーブル10と、複数の電線に取り付けられた車外側EPBコネクタ23、車内側EPBコネクタ24、車外側ABSセンサヘッド34及び車内側ABSコネクタ35と、ケーブル10に設けられた止水部材7と、を備えて構成されている。
具体的には、ワイヤハーネス1は、図2に示すように、導体線が絶縁性を有する被覆部材により被覆された複数の電線と、複数の電線の長手方向の一部を覆う外部シース6と、複数の電線を導出させた外部シース6の端部、及び端部から導出された複数の電線の長手方向の一部を覆い、外部シース6と複数の電線の被覆部材とに溶着して一体化する溶着領域100を有する止水部材7と、を備えている。
本実施の形態のワイヤハーネス1は、図3に示すように、複数の電線として一対の第1電線20及び一対の第2電線30を有している。なおワイヤハーネス1は、複数の電線として一対の第1電線20及び一対の第2電線30を有するがこれに限定されず、さらに電線の数が多くても良い。
本実施の形態の一対の第1電線20は、EPB用モータ95に駆動電流を供給するための電源線である。一対の第1電線20は、EPB用モータ95と接続される車外側EPBコネクタ23が一方の端部に取り付けられ、車内の中継ボックス97bと接続される車内側EPBコネクタ24が他方の端部に取り付けられている。
また本実施の形態の一対の第2電線30は、ABSセンサ96用の信号線である。一対の第2電線30は、ABSセンサ96と接続される車外側ABSセンサヘッド34が一方の端部に取り付けられ、車内の中継ボックス97bと接続される車内側ABSコネクタ35が他方の端部に取り付けられている。
このように、ワイヤハーネス1のケーブル10は、複数の信号線及び電源線を外部シース6によって一体とした複合ケーブルである。なお信号線及び電源線の数は、これに限定されない。
被覆部材は、導体線を被覆する絶縁体、及び複数の電線を一括して被覆する内部シースの少なくとも一方である。本実施の形態のワイヤハーネス1は、図3に示すように、第1導体線21を被覆する第1絶縁体22と、一対の第2電線30を一括して被覆する内部シース33と、を被覆部材として有している。第1電線20は、第1導体線21と、第1導体線21を被覆する第1絶縁体22と、から構成されている。また第2電線30は、第2導体線31と、第2導体線31を被覆する第2絶縁体32と、から構成されている。
ケーブル10は、さらに、図3に示すように、一対の第1電線20及び一対の第2電線30を撚り合わせた際の形状を整えるための2つの介在4と、一対の第1電線20、一対の第2電線30及び介在4を撚り合わせてなる集合体の周囲に螺旋状に巻き付けられたテープ部材5と、を備えている。なお介在4やテープ部材5は、ワイヤハーネス1の取り扱い性を向上させるためや断面形状を円形に近づけるように適宜使用されるものである。
(第1電線20及び第2電線30の構成)
第1電線20の第1導体線21は、例えば、銅や銅合金からなる複数の素線を撚り合わせて構成されている。また第2電線30の第2導体線31は、例えば、銅や銅合金からなる複数の素線を撚り合わせて構成されている。
第1導体線21に用いる素線は、直径0.05mm以上0.30mm以下のものを用いることができる。直径0.05mm未満の素線を用いた場合は、十分な機械的強度が得られず耐屈曲性が低下する可能性がある。また直径0.30mmより大きい素線を用いた場合は、ワイヤハーネス1の可撓性が低下する可能性がある。
第2導体線31に用いる素線は、第1導体線21と同様に、直径0.05mm以上0.30mm以下のものを用いることができる。
一対の第2電線30は、内部シース33によって被覆されている。内部シース33は、筒形状を有し、内部に一対の第2電線30を収容する。内部シース33は、信号線である一対の第2電線30を保護すると共に、第2電線30よりも太い第1電線20と撚り合わせる際に形状を整え易くするために設けられている(以下、一対の第2電線30が内部シースに覆われたものを「多芯電線3」と称することがある)。なお第1絶縁体22、第2絶縁体32及び内部シース33の材料ついては、後述する。
第1導体線21の断面積(導体断面積)、及び第1絶縁体22の厚さは、要求される駆動電流の大きさに応じて適宜設定すれば良い。本実施の形態では、一対の第1電線20が電源線として用いられ、一対の第2電線30が信号線として用いられることから、第1導体線21は、第2導体線31よりも断面積(導体断面積)が大きく設定されている。つまり第1導体線21は、第2導体線31よりも太く形成されている。
(介在4の構成)
介在4は、一対の第1電線20及び一対の第2電線30の間に詰められる詰めものであり、絶縁性を有する材料を用いてひも状に形成されている。介在4は、例えば、綿花を材料とする綿糸、紙ひも、又はポリプロピレンなどの合成繊維のひもである。
(テープ部材5の構成)
テープ部材5は、一対の第1電線20、多芯電線3及び介在4の周囲に螺旋状に巻き付けられている。テープ部材5は、一対の第1電線20、多芯電線3及び介在4の集合体と外部シース6との間に介在し、屈曲時に当該集合体と外部シース6との間の摩擦を低減する役割を有している。すなわち、ワイヤハーネス1は、テープ部材5を設けることで、従来のようにタルク粉体などの潤滑剤を用いることなく、一対の第1電線20及び多芯電線3と外部シース6との間の摩擦が低減されると共に、屈曲時に一対の第1電線20及び多芯電線3にかかるストレスが低減され、耐屈曲性が向上する。
テープ部材5は、張力を付与した状態で集合体の周囲に螺旋状に巻き付けられる。よって、テープ部材5としては、巻き付け時に付与される張力により破断しないものを用いる必要がある。他方、テープ部材5は、端末加工時に外部シース6と共に除去されるものである。そのため、テープ部材5としては、端末加工時に容易に除去できるものを用いることが望まれる。
そこで、本実施の形態では、テープ部材5として、長手方向と幅方向とで引っ張り強さが異なり、幅方向の引っ張り強さが長手方向の引っ張り強さよりも小さいものを用いた。
従ってテープ部材5としては、例えば、不織布、和紙などの紙、あるいは樹脂(樹脂フィルムなど)からなるものを用いることができる。
(外部シース6の構成)
外部シース6は、筒形状を有し、その内部には、テープ部材5が巻き回された一対の第1電線20、多芯電線3、及び2つの介在4を収容し、これらを保護している。外部シース6の材料については、後述する。
(止水部材7の構成)
止水部材7は、樹脂モールドによって円柱形状に形成されている。止水部材7は、底面に相当する端面70及び端面71の外形が円形状を有している。
電源線である一対の第1電線20と信号線である一対の第2電線30とは、止水部材7内において分岐している。外部シース6の端部と、外部シース6が取り除かれて露出した一対の第1電線20の第1絶縁体22と、一対の第2電線30を覆っている状態の内部シース33と、が止水部材7によって覆われている。
止水部材7は、図4(a)に示すように、外部シース6を止水部材7から露出させる端部である露出部73、(複数の電線のうちの一部の電線である)一対の第1電線20を止水部材7から延出させる端部である第1延出部74、及び(複数の電線のうちの他の一部の電線である)多芯電線3を止水部材7から延出させる端部である第2延出部75を有している。止水部材7の溶着領域100は、露出部73から第1延出部74及び第2延出部75にわたって形成されている。
ワイヤハーネス1は、止水部材7を備えているので、外部シース6内に水が浸入するのを抑制する止水性を保ちつつ複数の電線を延出することが可能となる。
また図4(a)に示すように、第1延出部74からの一対の第1電線20の延出方向と、第2延出部75からの多芯電線3の延出方向と、が異なっている。
ワイヤハーネス1は、止水部材7によって、一対の第1電線20の延出方向と、多芯電線3の延出方向とを、止水性を保ちつつ異なる方向とすることができる。これにより、延出方向が同じ方向である場合と比べて、電線の取り回しの自由度を高めると共に電線に適した延出方向とすることで電線に付加されるストレスを低減することが可能である。
一対の第1電線20は、第1延出部74から矢印D方向を延出方向として止水部材7から延出されている。多芯電線3は、第2延出部75から矢印D方向と交差する方向である矢印F方向を延出方向として止水部材7から延出されている。外部シース6は、露出部73から矢印B方向を延出方向として止水部材7から露出されている。したがって、一対の第1電線20、多芯電線3は、外部シース6から露出され、止水部材7を起点として異なる方向に分岐している。なお、本実施の形態において、矢印D方向と矢印B方向とは平行である。
止水部材7は、円柱体の底面である端面70及び端面71のうち、外部シース6を露出させた端面70に露出部73が形成され、第1電線20を延出させた端面71に第1延出部74が形成されている。また止水部材7は、多芯電線3を延出させた外周面72に第2延出部75が形成されている。
図4(b)に示すように、外部シース6と止水部材7とが溶着することで、部材間の境界を挟んで溶着領域100が形成される。具体的には、止水部材7を形成するために樹脂モールドを行う際、止水部材7を形成する金型内に射出された溶融樹脂によって外部シース6の外周が溶け、溶融樹脂の温度が下がることで外部シース6と一体となった止水部材7が形成される。
図5(a)に示すように、一対の第1電線20の第1絶縁体22と止水部材7が溶着することで、部材間の境界を挟んで溶着領域100が形成される。具体的には、樹脂モールドを行う際、止水部材7を形成する金型内に射出された溶融樹脂によって第1絶縁体22の外周が溶け、溶融樹脂の温度が下がることで第1絶縁体22と一体となった止水部材7が形成される。なお、一対の第1電線20は、止水部材7内において互いに接触しておらず離間している部分を有する。これにより、当該部分において、一対の第1電線20それぞれの第1絶縁体22の全周と止水部材7とが溶着することとなる。本実施の形態においては、一対の第1電線20は、止水部材7内全体にわたって離間している。
図5(b)に示すように、多芯電線3の内部シース33と止水部材7が溶着することで、部材間の境界を挟んで溶着領域100が形成される。具体的には、樹脂モールドを行う際、止水部材7を形成する金型内に射出された溶融樹脂によって内部シース33の外周が溶け、溶融樹脂の温度が下がることで内部シース33と一体となった止水部材7が形成される。
図4(a)に示すように、樹脂モールドの際の溶融樹脂と接触する、外部シース6、一対の第1電線20の第1絶縁体22、及び内部シース33の外周が止水部材7と一体となり、溶着領域100が形成される。従って溶着領域100は、止水部材7内において、外部シース6、一対の第1電線20の絶縁体22、及び内部シース33の外周に沿って繋がっている。
そのため、図4(a)~図5(b)に示すように、外部シース6と端面70、一対の第1電線20と端面71、及び多芯電線3と外周面72の境界に隙間が生じず、液体などの異物の侵入を抑制することが可能となる。
以上より、溶着領域100を形成するため、ワイヤハーネス1は、第1絶縁体22、内部シース33及び外部シース6の被覆部材と、止水部材7と、が同じポリマを用いて形成される。ポリマとしては、熱可塑性ポリウレタン(TPU:Thermoplastic Polyurethane)、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体などを用いることが可能である。
ワイヤハーネス1は、被覆部材と止水部材7とでTPU、ポリエチレン、及びエチレン酢酸ビニル共重合体などから選択された同じポリマを用いるので、異なる場合と比べて、防水性を保ちつつ材料選択の自由度を高くすることが可能となる。
なお、ポリマは、それぞれが難燃剤を含有していても良く、架橋が導入されていても良い。
特に、複数の電線の被覆部材である第1絶縁体22と内部シース33、外部シース6、及び止水部材7がTPU又はポリアミド系ポリマのいずれかの材料を用いて形成されることが好ましい。ワイヤハーネス1は、被覆部材と止水部材7がTPU又はポリアミド系ポリマのいずれかの材料を用いて形成されるので、この構成を採用しない場合と比べて、被覆部材と止水部材7の密着度を高めることが可能となる。
なおTPUとポリアミド系ポリマは、単独で用いられても良いし、2種類以上を混合して用いられても良い。また第2絶縁体32は、内部シース33内にあって止水部材7と接触しないので、TPU又はポリアミド系ポリマを用いて形成されても良いし、これら以外を用いて形成されても良い。
TPUとしては、耐水性の観点からエーテル系TPUが好ましい。またポリアミド系ポリマとしては、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド66、ポリアミド46、ポリアミド610、ポリアミド612、ポリアミド6T、ポリアミド6I、ポリアミド9T、ポリアミド10Tなどのポリアミド樹脂や、ポリアミドとポリエーテル、ポリエーテルエステルなどとの共重合体からなるポリアミドエラストマが用いられ、これらを単独、又は混合したもの、或いは共重合させたものが使用できる。
なおポリアミド系ポリマは、TPUと比べて絶縁性が低い。そのため、第1絶縁体22、内部シース33及び外部シース6がTPUを用いて形成され、止水部材7がポリアミド系ポリマを用いて形成されることが好ましい。ワイヤハーネス1は、被覆部材がTPUを用いて形成され、止水部材7がポリアミド系ポリマを用いて形成されるので、この構成を採用しない場合と比べて、絶縁性の低下を抑制すると共に部材間の密着度を高めることが可能となる。
さらに第1絶縁体22、内部シース33、外部シース6及び止水部材7は、TPUを用いて形成されることがより好ましい。本実施の形態では、第1絶縁体22、内部シース33、外部シース6及び止水部材7は、TPUを用いて形成される。ワイヤハーネス1は、被覆部材と止水部材7がTPUを用いて形成されるので、この構成を採用しない場合と比べて、絶縁性の低下を抑制すると共にさらに部材間の密着度を高めることが可能となる。
なお第2絶縁体32は、内部シース33内にあって止水部材7と接触しないので、TPUを用いて形成されても良いし、それ以外を用いて形成されても良い。
TPUは、導体線との密着性が高く、絶縁体を剥いで導体線を露出させるなどの加工性が低くなる可能性がある。そこで、絶縁体には、滑り性活剤として脂肪酸アミドをTPUに混合しても良い。脂肪酸アミドの混合量は、0.1~5.0mass%(質量パーセント)が好ましく、0.5~1.0mass%がより好ましい。ワイヤハーネス1は、脂肪酸アミドの混合量をこの範囲とすることにより、範囲外の混合量とする場合と比べて、防水性を保ちつつ電線の加工性を向上させることが可能となる。
(ブラケット8の構成)
ブラケット8は、例えば、アルミニウムなどの板状の金属からなる。ブラケット8は、止水部材7の外周面72に巻き締められた巻き締め部81、及び車両9側の固定対象に固定される固定部82を一体に有している。
巻き締め部81は、止水部材7を押圧する押圧部として機能する。巻き締め部81は、軸方向視において、止水部材7の外周面72を半周以上にわたって囲っている。固定部82には、貫通孔820が板厚方向に貫通して形成されている。固定対象は、タイヤハウス93及びタイヤハウス94内にある部材である。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第1絶縁体22、内部シース33、外部シース6及び止水部材7が溶着する材料を用いて形成されている。そのため、ワイヤハーネス1は、外部シース6が露出する露出部73、一対の第1電線20が延出された第1延出部74、及び多芯電線3が延出された第2延出部75に溶着領域100が形成される。従ってワイヤハーネス1は、止水部材7と第1絶縁体22、内部シース33及び外部シース6との間に隙間が生じないので、外部シース6が露出する側からの液体などの侵入、一対の第1電線20が延出される側からの液体などの侵入、及び多芯電線3が延出される側からの液体などの侵入を抑制することが可能となる。特に、ワイヤハーネス1は、車両9の外側となるタイヤハウス93及びタイヤハウス94に配置されるので、水などの液体に曝されるが溶着領域100により優れた防水性が得られる。
またワイヤハーネス1は、止水部材7を有しているので、一対の第1電線20及び多芯電線3の延出方向を異なる方向とすることが可能である。このため、ワイヤハーネス1は、一対の第1電線20と多芯電線3とを異なる方向へ屈曲させる力が印加されたとしても、溶着領域100によって溶着されているので、第1延出部74と一対の第1電線20の間、及び第2延出部75と多芯電線3を覆う内部シース33の間から止水部材7を伝って外部シース6の内部へ液体などが浸入することを抑制できる。さらにワイヤハーネス1は、外部シース6と露出部73の間から止水部材7の内部へ液体などが侵入することを抑制するので、優れた防水性が得られる。
さらにワイヤハーネス1は、被覆部材と止水部材7の密着性を高めるために、同種ではない2種類以上のポリマを混合したり、アロイ化したりするような材料の開発が必要ないので、製造コストを抑制することが可能となる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、内部シース33が設けられていない点で他の実施の形態と異なっている。
図6は、第2の実施の形態に係るワイヤハーネスにおいて図4(a)の矢印E方向から止水部材の第2延出部を見た一例を示す図である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
本実施の形態のワイヤハーネス1は、図6に示すように、一対の第2電線30を覆う内部シース33が設けらず、止水部材7と溶着する被覆部材が第2絶縁体32となっている。従ってワイヤハーネス1は、複数の電線の被覆部材である第1絶縁体22と第2絶縁体32、外部シース6、及び止水部材7がTPU又はポリアミド系ポリマのいずれかの材料を用いて形成されることが好ましい。なお、一対の第2電線30は、止水部材7内において互いに接触しておらず離間している部分を有する。これにより、当該部分において、一対の第2電線30それぞれの第2絶縁体32の全周と止水部材7とが溶着することとなる。本実施の形態においては、一対の第2電線30は、止水部材7内全体にわたって離間している。
さらにワイヤハーネス1は、第1絶縁体22、第2絶縁体32、外部シース6及び止水部材7がTPUを用いて形成されることがより好ましい。
また変形例として一対の第2電線30が内部シース33に覆われ、外部シース6から露出する部分の内部シース33が除去される場合、上記と同様に、第2絶縁体32と止水部材7とが溶融する材料を用いて第2絶縁体32が形成される。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第1絶縁体22、第2絶縁体32及び外部シース6が止水部材7と溶着して溶着領域100を形成するので、優れた防水性を得ることができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号などを援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号などは、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材などに限定するものではない。
[1]導体線(21,31)が絶縁性を有する被覆部材(22,32,33)により被覆された複数の電線(20,30)と、
前記複数の電線(20,30)の長手方向の一部を覆う外部シース(6)と、
前記複数の電線(20,30)を導出させた前記外部シース(6)の端部、及び前記端部から導出された前記複数の電線(20,30)の長手方向の一部を覆い、前記外部シース(6)と前記複数の電線(20,30)の前記被覆部材(22,32,33)とに溶着して一体化する溶着領域(100)を有する止水部材(7)と、
を備えたワイヤハーネス(1)。
[2]前記止水部材(7)は、前記外部シース(6)が露出する露出部(73)、前記複数の電線(20,30)のうち、一部の電線(20)が延出された第1延出部(74)、及び他の一部の電線(30)が延出された第2延出部(75)を有し、
前記溶着領域(100)が前記露出部(73)、前記第1延出部(74)及び前記第2延出部(75)にわたって形成された、
[1]に記載のワイヤハーネス(1)。
[3]前記第1延出部(74)からの前記一部の電線(20)の延出方向と、前記第2延出部(75)からの前記他の一部の電線(30)の延出方向と、が異なる、
[2]に記載のワイヤハーネス(1)。
[4]前記複数の電線(20,30)の前記被覆部材(22,32,33)、前記外部シース(6)、及び前記止水部材(7)が熱可塑性ポリウレタン又はポリアミド系ポリマのいずれかからなる、
[1]乃至[3]のいずれか1項に記載のワイヤハーネス(1)。
[5]前記複数の電線(20,30)の前記被覆部材(22,32,33)、前記外部シース(6)及び前記止水部材(7)が熱可塑性ポリウレタンからなる、
[1]乃至[3]のいずれか1項に記載のワイヤハーネス(1)。
[6]前記熱可塑性ポリウレタンは、脂肪酸アミドが混合され、
前記脂肪酸アミドの混合量は、0.1~5.0mass%(質量パーセント)である、
[5]に記載のワイヤハーネス(1)。
[7]前記被覆部材(22,32,33)は、前記導体線(21,31)を被覆する絶縁体(22,32)、及び複数の電線(30)を一括して被覆する内部シース(33)の少なくとも一方である、
[1]乃至[6]のいずれか1項に記載のワイヤハーネス(1)。
[8]前記複数の電線(20,30)は、信号線及び電源線を含む、
[1]乃至[7]のいずれか1項に記載のワイヤハーネス(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、止水部材7が円柱形状であったが他の形状であっても良い。
また、例えば、上記実施の形態では、信号線である一対の第1電線20が止水部材7の端面71から延出され、電源線である一対の第2電線30が外周面72から延出されたが逆であっても良い。
また、例えば、上記実施の形態では、一対の第2電線30が内部シース33によって保護されていたが一対の第1電線20が内部シースによって保護されても良いし、止水部材7から延出する全ての電線に内部シースが設けられても良い。当該内部シースは、止水部材7と溶着して溶着領域100を形成する材料によって形成される。
また、例えば、上記実施の形態では、信号線としては、ABSセンサ96と接続される一対の第2電線30のみであったがタイヤの空気圧を検出するセンサなどと接続する複数の電線を止水部材7から分岐させる構成であっても良い。
さらに、例えば、上記実施の形態では、止水部材7にブラケット8を取り付けたがブラケット8を取り付けるグロメットが止水部材7と別に外部シース6に設けられても良いし、グロメットまでを止水部材7として一体に形成するように構成されても良い。
1…ワイヤハーネス、3…多芯電線、6…外部シース、7…止水部材、10…ケーブル、20…第1電線、30…第2電線、21,31…導体線、22,23…絶縁体、33…内部シース、73…露出部、74…第1延出部、75…第2延出部、100…溶着領域

Claims (5)

  1. 複数の素線が撚り合わされて構成されている第1導体線と、前記第1導体線と接触し前記第1導体線を被覆する第1絶縁体、を有する一対第1電線と、
    前記一対第1電線の長手方向の一部を覆う外部シースと、
    前記一対第1電線を導出させた前記外部シースの端部、及び前記端部から導出された前記一対第1電線の長手方向の一部を覆い、前記外部シースと前記第1絶縁体とに溶着して一体化する溶着領域を有する止水部材と、
    を備え
    前記第1絶縁体、前記外部シース、及び前記止水部材は、熱可塑性ポリウレタンからなり、
    前記第1絶縁体の熱可塑性ポリウレタンには、脂肪酸アミドが混合量0.1~5.0mass%(質量パーセント)で混合されているワイヤハーネス。
  2. 複数の素線が撚り合わされて構成されている第2導体線と、前記第2導体線を被覆する第2絶縁体と、を有する一対の第2電線と、当該一対の第2電線を被覆する熱可塑性ポリウレタンからなる内部シースと、を備え、前記一対の第1電線とともに長手方向の一部が前記外部シースに覆われている多芯電線をさらに備え、
    前記止水部材は、前記外部シースが露出する露出部、前記一対の第1電線が延出された第1延出部、及び前記多芯電線が延出された第2延出部を有し、
    前記溶着領域が前記露出部、前記第1延出部及び前記第2延出部にわたって形成された、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記第1延出部からの前記一対の第1電線の延出方向と、前記第2延出部からの前記多芯電線の電線の延出方向と、が異なる、
    請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記一対の第1電線は、電源線であり、
    前記一対の第2電線は、信号線である、
    請求項2または3に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記止水部材に取り付けられたブラケットをさらに備えた、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
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