JP7361669B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を用いながら実施の形態について詳細に説明する。まず課題等について補足説明する。PACシステムの多様化や拡張に伴い、既設の制御装置に対し、情報アプリケーションの追加やモジュールの追加によって、機能や性能を向上し、計算機の演算処理能力や記憶容量といった資源の不足や枯渇に対処することが考えられる。例えば、拡張に伴い、既設の制御装置に対し、サブモジュール等のハードウェアが追加され、そのサブモジュールに情報アプリケーションが配置される。このようなシステム構成変更により、制御装置は、異なる2台以上のハードウェアを一体として扱い、安定性やリアルタイム性が要求される制御アプリケーションと、それ以外の情報アプリケーションとを動作させる。
図1~図9等を用いて、本発明の実施の形態1の制御装置について説明する。実施の形態1の制御装置は、PACシステムの制御装置である。実施の形態1の制御装置は、以下のような構成点を含む。この制御装置は、制御アプリケーションを実行するメインモジュールと、情報アプリケーションを実行するサブモジュールと、それらを接続する専用バスとを有し、制御アプリケーションと情報アプリケーションとの間でのデータ共有を、モジュール内の共有メモリおよびモジュール間の専用バスを介して所定の通信で実現する。また、この制御装置は、通信方法として、メインモジュールの制御アプリケーションとサブモジュールの情報アプリケーションとの間でのデータ共有の際に、データを分割せずに転送する。この分割とは、後述の実施の形態2での分割を指す。また、この制御装置は、メインモジュール内にも情報アプリケーションが配置される。また、この制御装置は、メインモジュールの制御アプリケーションとサブモジュールの情報アプリケーションとの間でのデータ共有の際に、メインモジュールを主体として、専用バスを通じたデータ転送を含む通信処理を行う。
図1は、実施の形態1の制御装置1を含む、システムの構成を示す。図1のシステムは、産業システムおよびPACシステムの構成例を含む。図1のシステムは、1つ以上の各々の生産現場10のシステムの特に制御装置1と、クラウドコンピューティングシステム20の特にサーバ21とが、通信網9を介して接続されるシステムである。通信網9は、例えばインターネットのようなWANでもよい。PACシステムは、このようにクラウドコンピューティングシステムやIoTシステムを用いて実現されてもよい。
図2は、実施の形態1の制御装置1の構成を示す。図2の制御装置1は、少なくともメインモジュール101とサブモジュール102とを含む複数のモジュールの組合せで構成される。また、制御装置1は、モジュール間を接続する専用バス111を有する(後述の図3)。専用バス111にはメインモジュール101およびサブモジュール112が接続されている。なお、メインやサブの呼称や、第1、第2等の呼称は、説明の便宜上のものである。各モジュールは、言い換えると、演算装置、計算機、または情報処理装置である。各モジュールは、プロセッサ、メモリ、および通信インタフェース装置等のハードウェアを備える(後述の図5)。なお、制御装置1は、他の種類のモジュールとして、電源モジュールや入出力モジュール等を有してもよい。また、少なくともメインモジュール101は、LAN15にも接続される。
制御装置1は、メインモジュール101と各サブモジュール102との間で制御用に通信し、互いに情報を授受してもよい。制御用の通信は、専用バス111とは別に、LAN15等を用いてもよい。授受する情報は、例えば、各モジュールのハードウェアやソフトウェアの資源の情報が挙げられる。例えば、メインモジュール101は、自分および各サブモジュール102から、メモリやアプリケーション等の情報を収集して、構成や状態を把握する。また、サーバ21は、制御装置1と通信してそれらの情報を取得してシステム構成情報として把握する。
予め、制御装置1のシステム構成が構築・設定可能である。システム構成の設定は、ユーザによるクライアント端末22の操作に基づいて、サーバ21から制御装置1に対し可能である。制御装置1のシステム構成は、サブモジュール102の有無や台数、各モジュールに配置される情報アプリケーション、各モジュールのプロセッサやメモリ等の資源、各モジュールの使用する入出力ポート、各モジュールに接続される通信媒体、等が挙げられる。制御装置1は、予め備えるハードウェア資源の範囲内で、アプリケーション毎に使用できるメモリ等の資源を設定できる。各モジュールは、使用できる資源の範囲内で、1つ以上のアプリケーションを配置できる。
図2の各共有メモリは、モジュールが備える記憶装置(図5のメモリ)の資源の最大範囲内で確保される。各モジュールのプロセッサは、例えば電源投入に基づいた起動時に、システム構成情報や設定情報を確認し、各共有メモリのサイズ等の設定を行う。各共有メモリのサイズ等は、アプリケーション等に応じて、予め設定情報に設定できる。
図3は、専用バス111に関する実装例を示す。図3の(A)は、第1実装例である。制御装置1の外観の例としては、図示のように、モジュール毎にボックス形状を有する。各モジュールには、モジュール間の相互接続のためのコネクタを有する。メインモジュール101はコネクタ301を有し、サブモジュール102はコネクタ302を有する。相互接続するモジュール間では、コネクタ同志が接続される。例えばメインモジュール101のコネクタ301と、サブモジュール102のコネクタ302とが、接続部品303を通じて接続される。これらのコネクタおよび接続部品には、専用バス111が実装されている。専用バス111のインタフェースは、例えばシリアル・バス・インタフェースである。本例に限らず、モジュール側面に設けられたコネクタ同志が接続される構成等でもよい。また、専用バス111は、例えばメインモジュール101と第1サブモジュールとの第1専用バス、および、メインモジュール101と第2サブモジュールとの第2専用バスといったように、複数の専用バスとして設けられてもよい。
図4は、入出力ポートに関する実装例を示す。図4の(A)は第1実装例である。この実装例では、メインモジュール101内に入出力ポート410を有し、サブモジュール102内に入出力ポート420を有する。入出力ポート410および入出力ポート420は、それぞれ、複数のポートを有してもよい。ポートは、入力、出力、または入出力両方が可能な通信ポートである。本例では、入出力ポート410の一部のポートは、制御対象装置400(例えば図1のPLC12)と通信媒体430を通じて接続されている。通信媒体430はLAN15でもよい。入出力ポート410の他の一部のポートは、専用バス111を介して、サブモジュール102の入出力ポート420のポートと接続されている。入出力ポート410,420間の通信媒体は、専用バス111に限らず、専用の通信網、例えばイーサネット(登録商標)等のLAN15としてもよい。入出力ポートには、周辺機器等が接続可能である。周辺機器は、図1のセンサ13でもよいし、外部記憶装置(例えばHDD)でもよい。資源の必要に応じて外部記憶装置の増減が可能である。
図5は、制御装置1におけるハードウェアおよびソフトウェアの構成例を示す。メインモジュール101は、プロセッサ501、メモリ502、通信インタフェース装置503等を備え、それらが内部バス504を介して相互に接続されている。メインモジュール101やサブモジュール102は、その他図示しない操作装置や電源装置等を備える。
制御アプリケーションCPと情報アプリケーション(図2のAP1,AP2)とでは、言語や役割が異なる。実施の形態1では、それらの区別として、PLC制御が可能なラダー言語等で記述されたものを制御アプリケーション(制御プログラムともいう)と記載し、それ以外のアプリケーションとして汎用的なC言語等の高級プログラミング言語で記述されたものを情報アプリケーション(情報プログラムともいう)として記載している。PACシステムの制御装置1において、制御アプリケーションCPはメインで重要な機能である。それに対し、情報アプリケーション(AP1,AP2)は、制御アプリケーションCPを支援等するサブとしての機能という位置付けである。メインモジュール101のプロセッサは、例えばラダー言語で記述された制御アプリケーションCPの情報処理を実行する。サブモジュール102のプロセッサは、例えばC言語で記述された第1情報アプリケーションAP1の情報処理を実行する。
図6は、実施の形態1の制御装置1における主な処理のフローを示す。図6のフローは、ステップS1~S4を有する。図6のフローは、一般的なPLCのリフレッシュ処理を含むフローである。このリフレッシュ処理は、ステップS1の入力リフレッシュ処理と、ステップS3の出力リフレッシュ処理とを含む。
図2において、図6のフローとの関連を説明する。図6の制御アプリケーションCPによる制御対象装置との間のデータ入出力のリフレッシュ処理に、図2のようなモジュール間での共有データの転送を含む処理が追加される。図2で、データ転送201,202は、制御アプリケーションCPと第1情報アプリケーションAP1との間で共有データを授受する場合のデータ転送である。データ転送201は、メインモジュール101がサブモジュール102から共有データを読み出して受信・入力する場合のデータ転送である。データ転送202は、メインモジュール101がサブモジュール102へ共有データを送信・出力して書き込む場合のデータ転送である。データ転送201を含む入力処理は、図6のステップS1の入力リフレッシュ処理で行うこともできるし、それとは別の時間で行うこともできる。データ転送202を含む出力処理は、図6のステップS3の出力リフレッシュ処理で行うこともできるし、それとは別の時間で行うこともできる(後述の図7)。
図7は、メインモジュール101およびサブモジュール102における時間軸上の情報処理の制御例を示す。予め、制御アプリケーションCPにおいて、制御周期(処理周期やリフレッシュ周期ともいう)CCが定められている。制御周期CCは、第1時間T1であるスキャン時間と、第2時間T2である待機時間とを有する。スキャン時間は、スキャン処理に要する時間である。待機時間は、スキャン時間以外の時間である。待機時間は、例えば制御アプリケーションCPがハードウェア資源を利用していない時間である。
アプリケーション間でのデータ共有を行う場合、各アプリケーションは、データ共有に必要な情報を適宜に設定し、保持・参照してもよい。この情報(データ共有設定情報とする)は、例えば、共有相手のモジュールやアプリケーションのID、使用する共有メモリや専用バス111のID、共有データのID、等がある。専用バス111は、複数のバスがある場合には、使用するバスをバス番号で指定可能としてもよい。また、変数値等のデータ項目毎に、共有対象とするか否かや、共有するアプリケーションを設定可能としてもよい。共有メモリに格納される共有データの位置やサイズは、共有メモリのメモリ空間のアドレスやデータ長で管理される。
図8は、実施の形態1でのシステム拡張例として、メインモジュール101に、専用バス111を介して、複数、例えば2台のサブモジュール102が接続された場合の構成例を示す。本例では、2つのサブモジュール102として、サブモジュール102Xとサブモジュール102Yとを有する。サブモジュール102Xは第1サブモジュール、サブモジュール102Yは第2サブモジュールである。各サブモジュールはID(例えば#1,#2)で識別される。図8のメインモジュール101およびサブモジュール102Xは、図2のものと同じとし、それらにサブモジュール102Yが増設されたとする。各サブモジュール102は、さらにLAN15に接続されてもよい。
上記のように、実施の形態1によれば、PACシステムの多様性や拡張性として例えば情報アプリケーションによる機能を適宜に追加・変更できることと、メインとなる制御アプリケーションとサブとなる情報アプリケーションとの間で適切にデータを共有できることとの両方を実現できる。実施の形態1によれば以下のような効果が挙げられる。PACシステムの制御装置は、制御アプリケーションと情報アプリケーションとの間でのデータ共有を、メインモジュール内の共有メモリ、サブモジュール内の共有メモリ、および専用バスを介したデータ転送を含む通信で実現できる。これにより、システムの多様性や拡張性の実現とともに、それに伴う演算処理能力や記憶容量といった資源の不足や枯渇についても解消・対処が可能である。産業システムに必要な能力や資源に応じて、サブモジュールおよび情報アプリケーションの追加や変更によるシステム構成変更が柔軟で容易に可能である。また、既設システムにおいて制御装置内で実行されていた情報アプリケーションをサブモジュールに移植するといった活用も可能である。また、システム拡張に伴う情報アプリケーションの追加や変更を、サブモジュールの追加によって、既設システムへの影響を最小限に抑えながら実現できる。これにより、特に制御アプリケーションの安定性やリアルタイム性を確保しつつ、情報アプリケーションによる機能向上等が可能である。また、2台以上のモジュールで構成される制御装置において、制御アプリケーションと情報アプリケーションとのデータ共有を行う場合に、メモリや専用バスの読み書きの工夫を含む通信方法によって、高速通信や効率化等を実現できる。
実施の形態1の変形例として以下も可能である。図9は、実施の形態1の変形例の制御装置1の構成を示す。この変形例は、図2のような実施の形態1の構成のうちで、メインモジュール101内の第2情報アプリケーションAP2が無い形態に相当する。この変形例では、メインモジュール101内には制御アプリケーションCPのみを備え、情報アプリケーションを備えない。サブモジュール102内には第1情報アプリケーションAP1を備える。これに対応して、制御アプリケーションCPと第1情報アプリケーションAP1との間での共有メモリとしては、メインモジュール101内に1つの第1共有メモリSM1を有し、サブモジュール102内に1つの第2共有SM2を有する。この変形例によれば、メインモジュール101は、相対的に重要な制御アプリケーションCPの情報処理に集中できる。前述の第2情報アプリケーションAP2については、例えばいずれかのサブモジュール102内に設けるシステム構成が可能である。
実施の形態1では、1つのメインモジュール101に1つの制御アプリケーションを備える構成としたが、変形例として以下でもよい。変形例の制御装置1は、拡張等に応じて、複数の制御アプリケーションを設ける。この制御装置1は、例えば、複数のメインモジュールを設け、各メインモジュールに1つ以上の制御アプリケーションを配置する。複数の制御アプリケーションは、各制御アプリケーションが独立に各制御対象装置を制御するものでもよい。あるいは、複数の制御アプリケーションが、同じ1つの制御対象装置を制御するものでもよい。
図10~図14等を用いて、本発明の実施の形態2の制御装置について説明する。実施の形態2等における基本的な構成は実施の形態1と同様である。以下では、実施の形態2等における実施の形態1とは異なる構成部分について主に説明する。実施の形態2は以下のような構成点を含む。図10等に示す実施の形態2の制御装置1は、前述の共有メモリとは別に、専用バス111上のデータ転送のためのメモリを専用バス転送メモリTMとして設ける。実施の形態2の制御装置1は、メインモジュール101の制御アプリケーションCPと、サブモジュール102の第1情報アプリケーションAP1との間でのデータ共有を、各モジュール内の専用バス転送メモリTM(TM1,TM2)を介して行う方式とする。
図10は、実施の形態2の制御装置1の構成を示す。図10の構成は、図2の構成に対し、主に異なる点として、メインモジュール101およびサブモジュール102は、専用バス転送メモリTMを備える。メインモジュール101は、第1共有メモリSM1と専用バス111との間に配置されている第1転送メモリTM1を備える。サブモジュール102は、第2共有メモリSM2と専用バス111との間に配置されている第2転送メモリTM2を備える。メインモジュール101内のFPGA内部メモリには、第1転送メモリTM1が設定される。サブモジュール102内のFPGA内部メモリには、第2転送メモリTM2が設定される。データ転送1001は、制御アプリケーションCPが第1情報アプリケーションAP1からデータを入力する際のデータ転送である。データ転送1002は、制御アプリケーションCPから第1情報アプリケーションAP1へデータを出力する際のデータ転送である。
図11は、共有データの分割に関する説明図である。図11は、図10のうち、出力時のデータ転送1002の際に、第1共有メモリSM1の書き込みエリアA11に格納された1つのデータXを、複数の分割データに分割して、分割データ毎に第1転送メモリTM1の書き込みエリアB11に格納する場合を示す。例えば、第1共有メモリSM1の書き込みエリアA11内のデータXのサイズが512kBである。第1転送メモリTM1の書き込みエリアB11内に格納される分割データのサイズが64kBである。この場合、N=8として、データXは、8個の64kB毎の分割データ(X1,X2,……,X8とする)に分割されている。各モジュールは、各分割データをIDで管理する。このIDはシーケンス番号とする。分割データは、このシーケンス番号の順序で転送される。
図12は、図10に基づいて、図6の入力リフレッシュ処理時に、メインモジュール101がサブモジュール102から共有データのデータ転送1001を含む入力処理を行う場合の処理シーケンス例を示す。本例では、簡単のため、N=2の場合を示す。図11で言えば、対象データをデータXとして、2個の分割データをデータX1,X2とする。データX1はデータXの前半部分、データX2はデータXの後半部分に相当する。データX1のシーケンス番号は#1、データX2のシーケンス番号は#2である。
図13は、図10に基づいて、図6の出力リフレッシュ処理時に、メインモジュール101がサブモジュール102へ共有データのデータ転送1002を含む出力処理を行う場合の処理シーケンス例を同様に示す。制御アプリケーションCPは、第1共有メモリSM1の書き込みエリアA11にデータXを書き込む。
図14は、上記シーケンス番号監視動作を含むデータ転送の動作についての詳しい構成例の説明図を示す。本例では、制御アプリケーションCPが第1情報アプリケーションAP1からデータXを入力する場合を示す。同様にN=2の場合を示す。サブモジュール102の第1情報アプリケーションAP1は、第2共有メモリSM2の読み出しエリアA22にデータXを格納する。データXは、第2転送メモリTM2への書き込みの際、シーケンス番号#1のデータX1とシーケンス番号#2のデータX2とに分割される。
上記シーケンス番号の監視動作に係わる変形例として以下としてもよい。この変形例の基本構成は図14と同様とする。この変形例では、専用バス転送メモリTM(TM1,TM2)内において、シーケンス番号の領域と、データ本体の領域とが分かれて、各アドレス領域として設定されている。各モジュールは、それらの各領域に対し独立して読み書きのアクセスが可能である。例えば、メインモジュール101は、図14のサブモジュール102の第2転送メモリTM2の読み出しエリアB22にアクセスする際に、領域b20のうち、シーケンス番号の領域b21のみの読み書きと、データ本体の領域b22のみの読み書きとのいずれも可能である。
実施の形態1,2の変形例として以下も可能である。実施の形態1,2では、共有メモリはメモリ空間で定義される構成としたが、これに限らず可能である。変形例では、各モジュールの共有メモリに格納されるデータの形式をファイルシステム形式としてもよい。すなわち、各アプリケーション(制御アプリケーションと情報アプリケーションとの少なくとも一方)は、共有メモリをファイルシステムで管理し、共有データを共有メモリにファイルとして格納する。
実施の形態2の制御装置1は、各モジュールの各メモリのサイズ等を設定する設定機能を有し、設定機能によってユーザに対しGUIを伴う設定画面を提供する。図15は、その設定画面の例を示す。図1のシステムで、管理者等のユーザは、例えばクライアント端末22からサーバ21にアクセスする。サーバ21は、制御装置1にアクセスして最新のシステム構成情報を把握する。サーバ21は、システム構成情報に基づいて、Webページ等の形式による設定画面をユーザのクライアント端末22に提供する。クライアント端末22の表示画面にはその設定画面が表示される。
図16を用いて、実施の形態3の制御装置について説明する。図16に示す実施の形態3の制御装置1は、メインモジュール101内に、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントローラ160を備える。実施の形態3では、専用バス111でのデータ転送処理を、メインモジュール101のプロセッサ等ではなく、DMAコントローラ160を主体として行う。
実施の形態1~3の変形例として以下も可能である。変形例では、専用バス111上のデータ転送を含むデータ入出力の処理を、メインモジュール101ではなくサブモジュール102を主体として行う。例えば、サブモジュール102のプロセッサ、またはFPGAの回路、またはサブモジュール102内に設けられたDMAコントローラを主体とする。例えば、サブモジュール102は、第1情報アプリケーションAP1から制御アプリケーションCPへの共有データを、専用バス111を介して転送する。その場合に、サブモジュール102は、第2共有メモリSM2から第2転送メモリTM2に共有データの分割データを順次に格納し、第2転送メモリTM2から分割データを順次に専用バス111上で高速転送して第1転送メモリTM1に格納する。また、サブモジュール101は、制御アプリケーションCPから共有データを受信する場合、第1転送メモリTM1から順次に分割データを専用バス111上で高速転送して第2転送メモリTM2に格納する。サブモジュール102は、第2転送メモリTM2の分割データを順次に第2共有メモリSM2に格納して元のデータを作成する。上記サブモジュール102によるデータ転送の際には、前述と同様に、シーケンス番号の監視の仕組みを適用できる。
他の変形例としては、メインモジュール101およびサブモジュール102のいずれもが、専用バス111を介した共有データの入力・出力のいずれも行うことができる形態としてもよい。制御装置1は、例えば、共有データの入力または出力の都度に、各モジュールや各アプリケーションの処理負荷の状況や共有データの種類等に応じて、メインモジュール101とサブモジュール112とのいずれをデータ転送の主体とするかを決める。これにより、状況等に応じた効率的な処理が可能である。
Claims (12)
- 制御対象装置の動作を制御するための制御アプリケーションを実行する第1プロセッサを備えるメインモジュールと、
第1情報アプリケーションを実行する第2プロセッサを備えるサブモジュールと、
前記メインモジュールと前記サブモジュールとを接続して前記メインモジュールと前記サブモジュールとの間でデータを転送するための専用バスと、
を備え、
前記メインモジュールは、前記制御アプリケーションと前記第1情報アプリケーションとの間でデータを共有するための第1共有メモリを備え、
前記サブモジュールは、前記制御アプリケーションと前記第1情報アプリケーションとの間でデータを共有するための第2共有メモリを備え、
前記メインモジュールと前記サブモジュールは、前記制御アプリケーションと前記第1情報アプリケーションとの間でデータを共有する場合、前記第1共有メモリ、前記専用バス、および前記第2共有メモリを介して、前記データを転送し、
前記制御アプリケーションは、前記制御対象装置との間でのデータの入出力のために設けられている入出力ポートに対しアクセスして前記制御対象装置との間でのデータの入出力の動作を行い、前記入出力のデータを用いて前記制御対象装置のPLC制御を含む情報処理を行う、前記PLC制御が可能な言語で記述されたプログラムであり、
前記第1情報アプリケーションは、前記制御対象装置との間でのデータの入出力の動作を行わず、前記制御対象装置のPLC制御以外の情報処理を行う、高級プログラミング言語で記述されたプログラムであり、
前記第1情報アプリケーションからデータを前記制御アプリケーションに入力する場合、前記サブモジュールの前記第1情報アプリケーションは、前記データを前記第2共有メモリに書き込み、前記メインモジュールは、前記第2共有メモリの前記データを、前記専用バスを介して転送して前記第1共有メモリに書き込み、前記制御アプリケーションは、前記第1共有メモリの前記データを読み出して取得し、
前記制御アプリケーションからデータを前記第1情報アプリケーションに出力する場合、前記メインモジュールの前記制御アプリケーションは、前記データを前記第1共有メモリに書き込み、前記メインモジュールは、前記第1共有メモリの前記データを、前記専用バスを介して転送して前記第2共有メモリへ書き込み、前記サブモジュールの前記第1情報アプリケーションは、前記第2共有メモリの前記データを読み出して取得し、
前記第1情報アプリケーションと前記第2共有メモリとの間では、専用の変換を介在し、
前記制御対象装置に接続される前記入出力ポートは、前記メインモジュールまたは前記サブモジュールの少なくとも一方に設けられており、
前記PLC制御は、周期制御として、前記入出力ポートを介して前記制御対象装置からデータを取り込む入力リフレッシュ処理、取り込んだデータに対する前記制御アプリケーションによる演算、および、演算結果のデータを前記入出力ポートを介して前記制御対象装置に反映する出力リフレッシュ処理、を繰り返すものであり、
前記メインモジュールと前記サブモジュールとの間で、前記第1共有メモリ、前記第2共有メモリ、および前記入出力ポートの共有利用が可能であり、前記共有利用のための設定が可能であり、前記共有利用のための設定は、共有相手のモジュールおよびアプリケーションの情報と、使用する前記第1共有メモリおよび前記第2共有メモリの情報と、使用する前記専用バスの情報と、使用する前記入出力ポートの情報と、共有する共有データの情報と、を有する、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記共有データに、アクセス権として、アクセスが許可されるアプリケーションを設定する、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記入出力ポートは、前記サブモジュールに設けられており、
前記サブモジュールの前記第1情報アプリケーションは、前記入出力ポートを用いてデータの入出力の処理を行い、
前記メインモジュールの前記制御アプリケーションは、前記サブモジュールの前記入出力ポートを用いてデータの入出力を行う、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記第1情報アプリケーションからデータを前記制御アプリケーションに入力する場合のデータ転送は、前記入力リフレッシュ処理の一部として行われ、
前記制御アプリケーションからデータを前記第1情報アプリケーションに出力する場合のデータ転送は、前記出力リフレッシュ処理の一部として行われる、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記メインモジュールと前記サブモジュールの前記第1情報アプリケーションとの間でデータ共有する場合に、前記制御アプリケーションによる前記PLC制御の周期制御の処理の時間の後にある待機時間に、共有するデータを、前記第1情報アプリケーションへ送信する、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記メインモジュールは、
前記第1プロセッサが実行する第2情報アプリケーションと、
前記制御アプリケーションと前記第2情報アプリケーションとの間でデータを共有するための第3共有メモリと、
を備え、
前記制御アプリケーションによる前記PLC制御の周期制御の処理の時間の後にある待機時間に、前記第2情報アプリケーションによる処理を行う、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記メインモジュールは、前記専用バスを介してデータを転送するための第1転送メモリを備え、
前記サブモジュールは、前記専用バスを介してデータを転送するための第2転送メモリを備え、
前記メインモジュールと前記サブモジュールは、前記制御アプリケーションと前記第1情報アプリケーションとの間でデータを共有する場合、前記第1共有メモリ、前記第1転送メモリ、前記専用バス、前記第2転送メモリ、および前記第2共有メモリを介して、前記データを転送する、
制御装置。 - 請求項7記載の制御装置において、
前記第1情報アプリケーションからデータを前記制御アプリケーションに入力する場合、前記サブモジュールの前記第1情報アプリケーションは、前記データを前記第2共有メモリに書き込み、前記サブモジュールは、前記第2共有メモリの前記データを前記第2転送メモリに書き込み、前記メインモジュールは、前記第2転送メモリの前記データを、前記専用バスを介して転送して前記第1転送メモリに書き込み、前記第1転送メモリの前記データを前記第1共有メモリに書き込み、前記制御アプリケーションは、前記第1共有メモリの前記データを読み出して取得し、
前記制御アプリケーションからデータを前記第1情報アプリケーションに出力する場合、前記メインモジュールの前記制御アプリケーションは、前記データを前記第1共有メモリに書き込み、前記メインモジュールは、前記第1共有メモリの前記データを前記第1転送メモリに書き込み、前記第1転送メモリの前記データを、前記専用バスを介して転送して前記第2転送メモリに書き込み、前記サブモジュールは、前記第2転送メモリの前記データを前記第2共有メモリに書き込み、前記第1情報アプリケーションは、前記第2共有メモリの前記データを読み出して取得する、
制御装置。 - 請求項7記載の制御装置において、
前記第1転送メモリは、前記第1共有メモリよりも記憶容量が小さく、
前記第2転送メモリは、前記第2共有メモリよりも記憶容量が小さく、
前記メインモジュールは、前記第1共有メモリの前記データを前記第1転送メモリに格納する際には、前記第1共有メモリの前記データを複数の分割データに分割し、分割データ毎に順次に前記第1転送メモリに格納し、前記専用バスで前記分割データ毎に順次に転送し、
前記サブモジュールは、前記第2共有メモリの前記データを前記第2転送メモリに格納する際には、前記第2共有メモリの前記データを複数の分割データに分割し、分割データ毎に順次に前記第2転送メモリに格納する、
制御装置。 - 請求項9記載の制御装置において、
前記データにおける前記複数の分割データは、前記分割データ毎のシーケンス番号と、前記分割データ毎のデータ本体とを有し、
前記第1転送メモリおよび前記第2転送メモリは、前記シーケンス番号を格納する第1領域と、前記データ本体を格納する第2領域とを有し、
前記メインモジュールは、前記データを入力または出力する場合、前記第2転送メモリの少なくとも前記第1領域のデータを監視するアクセスによって、前記シーケンス番号を確認し、前記複数の分割データを前記分割データ毎に順次に転送する、
制御装置。 - 請求項7記載の制御装置において、
前記メインモジュールは、前記メインモジュール内の第1記憶装置の資源を用いて、前記第1共有メモリを設定し、前記メインモジュール内の第2記憶装置の資源を用いて、前記第1転送メモリを設定し、
前記サブモジュールは、前記サブモジュール内の第1記憶装置の資源を用いて、前記第2共有メモリを設定し、前記サブモジュール内の第2記憶装置の資源を用いて、前記第2転送メモリを設定する、
制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記メインモジュールは、DMAコントローラを備え、
前記DMAコントローラは、前記専用バスを介したデータの転送を行う、
制御装置。
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