JP7360728B2 - 太陽電池モジュール解体装置、およびその制御方法 - Google Patents
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Description
太陽光発電は、発電に際し、一切の排出物を発生しないクリーンな発電方式として広く普及しているが、その耐用年数は20年ないし40年とも言われており、今後、破損や老朽化によって使用を終えた太陽電池モジュールが、大量に廃棄処理されるようになるものと予想されていて、この太陽電池モジュールは、太陽電池セル、インターコネクタ、裏面保護フィルム、封止剤および強化ガラス板などからなる太陽電池パネル本体、および、該太陽電池パネル本体の外縁に強固に装着されたフレーム枠からなっており、該太陽電池パネル本体からは、ガラスの外、Cu、In、Ga等の各種レアメタルを回収することができ、また、当該フレーム枠は、アルミニウムやその他の金属材料としてリサイクル利用することができるから、太陽電池モジュールを解体処理するには、先ず、この太陽電池モジュールから当該フレーム枠を効率的に分離する必要がある。
こうした状況を反映し、太陽電池モジュールからフレーム枠を分離する技術に関連する提案も、これまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、太陽電池モジュールからフレーム枠を分離するための枠分離装置であって、前記太陽電池モジュールからフレーム枠を分離して除去する分離除去部を備え、前記分離除去部は、前記太陽電池モジュールを対向するように把持し、引っ対張り力を加えて前記フレーム枠を引き剥がすため、対向配置され除去しようとする前記フレーム枠に平行な方向に移動可能または固定された一対の把持具を有し、前記把持具は、夫々対向配置された第1の把持金具および第2の把持金具と、前記第1の把持金具と前記第2の把持金具とが対向する空間部の大きさを変化させる把持金具移動機構とを含み、前記把持金具移動機構により、前記フレーム枠が、前記第1の把持金具と前記第2の把持金具とが対向する前記空間部に入るよう、前記第1の把持金具と前記第2の把持金具との位置を設定し、前記第1の把持金具が移動して前記第1の把持金具に前記フレーム枠が当接した後、前記第2の把持金具が移動して前記第2の把持金具に前記フレーム枠が当接することで挟持し、あるいは、前記第1の把持金具と前記第2の把持金具が同時に移動して、前記第1の把持金具と前記第2の把持金具とに前記フレーム枠が当接して挟持することで、形状および寸法、あるいは形状または寸法が異なる前記フレーム枠を挟持することが可能とされ、多様なフレーム枠の形状や寸法に対応して確実に把持することが可能であると共に、自動化が可能であり、コスト低減を実現することができる太陽電池パネルの枠分離装置が知られている。
上述したとおり、従前までに提案のある各種太陽電池モジュール解体装置などは、何れも太陽電池パネルからフレーム枠を分離する際に、該太陽電池パネルの何れかの部分に応力が集中してしまい、フレーム枠を把持金具によって強固に挟持するものでは、太陽電池パネルの外周縁に過大な圧力が加わる虞があり、また、太陽電池パネルの四隅の内側、4箇所を均一に押圧して仮固定した上、フレーム枠を離脱するものは、太陽電池パネルの押圧された4箇所の間、および、これら4箇所と、当該太陽電池パネルから離脱されるフレーム枠との間に過大な引張力や圧縮力などが加わる虞があるなど、フレーム枠を分離する工程中に、太陽電池パネルに過大な応力が加わって破損してしまう虞があり、その後の太陽電池パネルのリサイクル処理作業の効率を大幅に悪化させてしまうことが懸念されるものであることから、本願発明者は、太陽電池モジュールからフレーム枠を分離する工程中に、太陽電池パネルに過大な応力を加えることなくフレーム枠を分離し、その後の太陽電池パネルのリサイクル処理の効率を格段に高めることができる新たな太陽電池モジュール解体装置の開発の必要性を痛感するに至ったものである。
そこで、この発明は、太陽電池パネルに過大な応力を加えず、該太陽電池パネルを破損することなくフレーム枠を分離し、その後のリサイクル処理の効率を格段に高めることができる新たな太陽電池モジュールの解体技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に亘って試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の太陽電池モジュール解体装置、および新規な太陽電池モジュール解体装置の制御方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の太陽電池モジュール解体装置は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、太陽電池パネル本体の外周囲に互いに対峙する一対の横対峙枠、および、互いに対峙する一対の縦対峙枠の4辺からなる矩形状のフレーム枠を有した処理対象の太陽電池モジュールを平置きするテーブルを有し、該太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けて該テーブルに押し付け固定する仮固定機構が設けられ、このテーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中の、これら一対の横対峙枠の夫々に対応する如く配され、当該一対の横対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙して対をなす横枠解体アームを有し、各横枠解体アームをパネル中央面部に向けて進退駆動および上下駆動する横対峙枠離脱機構が設けられ、このテーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、当該一対の縦対峙枠の夫々に対応する如く配され、これら一対の縦対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙して対をなす縦枠解体アームを有し、各縦枠解体アームを、当該パネル中央面部に向けて進退駆動および上下駆動する縦対峙枠離脱機構が設けられ、これら仮固定機構、横対峙枠離脱機構および縦対峙枠離脱機構を統合制御する自動制御部が設けられた構成を要旨とする太陽電池モジュール解体装置である。
上記した太陽電池モジュール解体装置に関連し、この発明には、その制御方法も包含している。
即ち、処理対象の太陽電池モジュールがテーブル上に平置された後、仮固定機構が、該太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けてテーブルに押し付け仮固定した後、横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームを延伸し、各横枠解体アームの下向き鈎爪を当該太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間まで降下すると共に、縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームを延伸し、各縦枠解体アームの下向き鈎爪をこの太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間まで降下した上、当該横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームの下向き鈎爪を、これら太陽電池モジュールの一対の横対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退すると共に、当該縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を、これら太陽電池モジュールの一対の縦対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退し、太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体から一対の横対峙枠および一対の縦対峙枠を同一の工程中に分離した後、横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させると共に、縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させ、その後、仮固定機構が、太陽電池パネル本体のパネル中央面部の仮固定を解除するよう制御するようにした、この発明の基本をなす前記太陽電池モジュール解体装置の制御方法である。
テーブルは、処理対象の太陽電池モジュールを平置き可能とし、該太陽電池モジュールのパネル中央面部を、仮固定機構との間に挟み込み仮固定可能とすると共に、該太陽電池モジュールの外周囲のフレーム枠を一平面上に支持可能とする機能を分担し、該太陽電池モジュールのフレーム枠の外周囲と同じか、または、同フレーム枠よりも広い平坦な天面壁を有するものとしなければならず、より具体的には、例えば、該太陽電池モジュールのフレーム枠を超えた矩形状の水平な天面壁を有し、該天面壁の一辺が送入がわ端とされ、該送入がわ端に対峙する他辺が送出がわ端とされたものとすることができ、さらに具体的には、後述する実施例にも示すように、該テーブルに載置された場合の該太陽電池モジュールの、フレーム枠を含む外郭寸法および形状の1/4ないし1/2望ましくは1/3の平面積に設定されたパネル中央面部(該パネル中央面部は、その平面形の中心が、例えば平面四角状の該太陽電池モジュールの対角線の交点に、重なるよう配されると仮想された範囲である。)の直下に対応する範囲に受圧摩擦面壁が設けられたものとするのが望ましい。
また、横対峙枠離脱機構は、後述する実施例にも示すように、その各昇降動作部が、テーブルの四角から上方に支柱が延伸され、各支柱間に昇降機構を介して昇降自在に懸架された昇降骨格枠からなり、該昇降骨格枠の1対の横対峙枠の夫々の長さの1/2に対応する位置には、夫々水平進退動作部が設けられたものとすることが可能である。
そして、この横枠解体アームの下向き鈎爪は、テーブル上に載置された場合の該太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、該一対の横対峙枠の夫々に対応し、該一対の横対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、同太陽電池モジュールの中央がわから外向きに係合し、横枠解体アームからの牽引力を受けて該横対峙枠を強制的に引き剥がす機能を分担し、該横対峙枠に対し充分に係合する形状とされ、該横対峙枠を強制的に引き剥がすのに充分な強度を有するものとしなければならず、後述する実施例にも示すように、その爪先端部が、結合部を介して交換自在に結合され、該下向き鈎爪の基端は、縦枠解体アームの先端に対し上下に揺動自在となるよう軸着され、該下向き鈎爪の基端の上部からは、該横枠解体アームの先端上部まで上支持舌片が延伸され、該上支持舌片の上方から下方に向けて貫通された状態に上傾規制ボルトが螺着され、該下向き鈎爪の基端の下部からは、該横枠解体アームの先端下部まで下支持舌片が延伸され、該上傾規制ボルトの螺着深さを変えると、該下向き鈎爪の水平軸を中心とする爪先端部の上方への揺動角度範囲の調節が可能となり、下支持舌片が、下向き鈎爪の水平軸を中心とする爪先端部の下方への不要な垂れ下がりを規制するものとされた、上下揺動範囲調節機構が設けられたものとすることができる。
また、各下向き鈎爪は、太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体に接地、または、該太陽電池モジュールのフレーム枠の突条縁の高さよりも下がわに接近した場合に、それを検知する接地センサー、または、非接触で近接状態を検知する接近センサーなどが設けられ、それらの検知情報を受信した自動制御部が、それらの検知情報に基づき各部を統合制御するようにされたものとすることができる。
この縦対峙枠離脱機構は、各縦枠解体アームの下向き鈎爪を、テーブル上に載置された場合の該太陽電池モジュールに対し上下駆動、および、該太陽電池モジュールの中央がわから外がわへの水平方向の進退駆動を行う機能を担い、テーブル上に載置された場合の該太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、該一対の縦対峙枠の夫々に対応し、該一対の縦対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、縦枠解体アームの下向き鈎爪を該太陽電池モジュールの中央がわから外向きに係合させ、互いに対峙して対をなす縦枠解体アームを該パネル中央面部に向けて進退駆動および上下駆動するものとしなければならず、油圧シリンダー、空圧シリンダー、水圧シリンダーまたは電動シリンダーなどの何れかのアクチュエータからなるものとするのが望ましく、より具体的には、後述する実施例にも示しているように、各縦枠解体アームの水平方向の進退駆動には、太陽電池モジュールの横対峙枠を強制的に引き剥がす力を充分に発揮する油圧シリンダーからなる水平進退動作部としての水平進退用アクチュエータが採用され、また、各縦枠解体アームの上下駆動を行う昇降動作部の昇降機構には、太陽電池パネル本体を保護可能な空圧シリンダーからなる垂直進退用アクチュエータが採用されたものとするのが良い。
また、縦対峙枠離脱機構の各昇降動作部は、後述する実施例にも示すように、テーブルの、同テーブル上に載置された場合の該太陽電池モジュールの一対の縦対峙枠の夫々の長さの1/2となる位置から、該一対の縦対峙枠の端部がわに互いに等しい距離を隔てた、該一対の縦対峙枠の範囲内の合計4箇所の夫々に配され、同テーブルの側壁に一体化されたサイドテーブルの天壁に一体化された合計4コの支点部に対し、各水平進退動作部の中途部が揺動自在に支持され、各水平進退動作部の外端に、各サイドテーブルの側壁に設けられた各昇降機構の昇降端が連結されたものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図13に示す、各縦対峙枠離脱機構7,7,……の各下向き鈎爪71,71,……と、各縦枠解体アーム70との連結構造は、図1および図5に示すように、横対峙枠離脱機構4,4の下向き鈎爪41,41,……と、各横枠解体アーム40,40との連結構造に採用することが可能である。
以上のとおりの構成からなるこの発明の太陽電池モジュール解体装置1は、図1ないし図14および図15のフローチャートに示すように制御されるものとなっている。
太陽電池モジュール解体装置1は、電源が投入されると自動制御部が、仮固定機構3を制御し、押圧用アクチュエータATの進退ロッドRDが上昇され、昇降動作部6の鉛直昇降用アクチュエータ67,67の各昇降シャフト68,68の下端の昇降骨格枠69が上昇され、横対峙枠離脱機構4の水平進退用アクチュエータ42,42の各横枠解体アーム40,40が収縮され、各昇降動作部8,8,……の各垂直進退用アクチュエータ81,81,……の各昇降ロッド82,82,……が収縮され、各下向き鈎爪71,71,……が上昇され、縦対峙枠離脱機構7の各縦枠解体アーム70,70,……が収縮された状態に制御した上、テーブル2上に処理対象の太陽電池モジュールBMが搬送されるのを待機する。
叙述の如く、この発明の太陽電池モジュール解体装置、およびその制御方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの太陽電池モジュールの解体装置技術に比較して大幅に太陽電池モジュールの解体作業の効率を高め、解体装置を小型軽量化、低重心化且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、分離工程中における太陽電池パネル本体の破損をより確実に防止し、分離後の太陽電池パネル本体およびフレーム枠のリサイクル処理作業を格段に効率化できるものとなるから、従前までであれば、破損してしまった太陽電池パネル本体の回収や再生処理、および、フレーム枠に残存する太陽電池パネル本体の破片の除去作業などに多くの工数を要していたが、こうした煩雑で負担の大きな作業を大幅に解消し、格段の効率化を達成することができるから、リサイクル業界および太陽光発電業界はもとより、非鉄金属業界や貴金属・レアメタル業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 テーブル
20 同 天面壁
21 同 受圧摩擦面壁
22 同 テーブル用骨格
23 同 テーブル用骨格
24 同 送入がわ端
25 同 送出がわ端
26 同 側壁
27 同 サイドテーブル
3 仮固定機構
30 同 押圧板
31 同 加圧摩擦面壁(加圧面壁)
AT 同 押圧用アクチュエータ(昇降動作部)
RD 同 進退ロッド
4 横対峙枠離脱機構
40 同 横枠解体アーム
41 同 下向き鈎爪
42 同 水平進退用アクチュエータ(水平進退動作部)
OP 同 油圧ポンプ
5 支持骨格
50 同 支柱
51 同 上骨格枠
52 同 上部短梁
53 同 上部長梁
54 同 天井板
6 昇降動作部
60 同 片支持梁
61 同 昇降用ガイドレール
62 同 ガイド腕
63 同 車輪
64 同 鉛直ガイドシリンダー
65 同 鉛直ガイド棒
66 同 降下制限板
67 同 鉛直昇降用アクチュエータ(昇降機構)
68 同 昇降シャフト
69 同 昇降骨格枠
7 縦対峙枠離脱機構
70 同 縦枠解体アーム
71 同 下向き鈎爪
BE 同 基端
NT 同 爪先端部
BN 同 結合部
72 同 水平進退用アクチュエータ(水平進退動作部)
VS 上下揺動範囲調節機構
HA 同 水平軸
UT 同 上支持舌片
UB 同 上傾規制ボルト
LT 同 下支持舌片
8 昇降動作部
80 同 支点部
81 同 垂直進退用アクチュエータ(昇降機構)
82 同 昇降ロッド
83 同 ヒンジ機構
RC ローラーコンベヤ
BM 太陽電池モジュール(処理対象)
SP 同 太陽電池パネル本体
PC 同 パネル中央面部
F 同 フレーム枠
SF 同 フレーム枠Fの対峙短枠(横対峙枠)
LF 同 フレーム枠Fの対峙長枠(縦対峙枠)
RE 同 突条縁
Claims (6)
- 太陽電池パネル本体の外周囲に互いに対峙する一対の横対峙枠、および、互いに対峙する一対の縦対峙枠の4辺からなる矩形状のフレーム枠を有した処理対象の太陽電池モジュールを平置きするテーブルを有し、該太陽電池モジュールの全面積の1/2ないし1/4の平面相似形に設定された下向きの加圧面壁を有し、これら4辺のフレーム枠を含む外周囲範囲を除く太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けて該テーブルに押し付け固定する押圧板、および、該押圧板とテーブルとの間に太陽電池モジュールを挟み込むよう、同押圧板を鉛直に降下して下向きに加圧し、この太陽電池モジュールを仮固定し、当該押圧板を退避位置まで鉛直上昇させる昇降動作部が設けられた仮固定機構を有し、このテーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4 辺のフレーム枠の中、これら一対の横対峙枠の夫々の外がわに、該一対の横対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙して対をなす横枠解体アームを有し、各横枠解体アームを、パネル中央面部に向けて水平方向に進退駆動する各水平進退動作部、および、各水平進退動作部を鉛直方向に駆動する昇降動作部を有する横対峙枠離脱機構が設けられ、当該テーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、これら一対の縦対峙枠の夫々の外がわに、当該一対の縦対峙枠の夫々の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙して対をなす縦枠解体アームを有し、各縦枠解体アームを、パネル中央面部に向けて進退駆動する各水平進退動作部、および、各水平進退動作部の中途部を支点とし、各水平進退動作部の外端を鉛直方向に駆動し、各縦枠解体アームを昇降する昇降動作部を有する縦対峙枠離脱機構が設けられ、これら仮固定機構の昇降動作部、横対峙枠離脱機構の各水平進退動作部および各昇降動作部、および、縦対峙枠離脱機構の各水平進退動作部および各昇降動作部を統合制御する自動制御部が設けられてなるものとしたことを特徴とする太陽電池モジュール解体装置。
- 太陽電池パネル本体の外周囲に互いに対峙する一対の横対峙枠としての一対の対峙短枠、および、互いに対峙する一対の縦対峙枠としての一対の対峙長枠の4 辺からなる矩形状のフレーム枠を有した処理対象の太陽電池モジュールを平置きするテーブルを有し、該テーブルは、同テーブル上に配された太陽電池モジュールの一対の対峙短枠の外がわとなる方向に、該太陽電池モジュールの送入がわおよび送出がわが設定され、この太陽電池モジュールの全面積の1/2ないし1/4の平面相似形に設定された下向きの加圧面壁を有し、これら4辺のフレーム枠を含む外周囲範囲を除く太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けて当該テーブルに押し付け固定する押圧板、および、該押圧板とテーブルとの間に太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を挟み込むよう、当該押圧板を鉛直に降下し下向きに加圧し、この太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を仮固定し、押圧板を退避位置まで鉛直上昇させる昇降動作部が設けられた仮固定機構を有し、当該テーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、これら一対の対峙短枠の夫々の外がわに、当該一対の対峙短枠の夫々の長さの1/2となる位置の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙する一対の横枠解体アームを有し、各横枠解体アームを、該パネル中央面部に向けて対峙短枠に直交する水平方向に進退駆動する各水平進退動作部、および、各水平進退動作部を鉛直方向に駆動する昇降動作部を有する横対峙枠離脱機構が設けられ、このテーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの4辺のフレーム枠の中、これら一対の対峙長枠の夫々の外がわに、当該一対の対峙長枠の夫々の長さの1/2となる位置から、対峙長枠の両端がわに互いに等しい距離を隔てた、該対峙長枠の範囲内の2箇所であって合計4箇所の夫々に配され、これら一対の対峙長枠の上向きとなる突条縁に対し、中央がわから外向きに係合する下向き鈎爪が先端に設けられ、互いに対峙する二対の縦枠解体アームを有し、各縦枠解体アームを、パネル中央面部に向けて対峙長枠に直交する方向に進退駆動する各水平進退動作部、および、各水平進退動作部の中途部を夫々支点とし、各水平進退動作部の外端を鉛直方向に駆動し、各縦枠解体アームを昇降する各昇降動作部を有する各縦対峙枠離脱機構が設けられ、これら仮固定機構の昇降動作部、横対峙枠離脱機構の各水平進退動作部および各昇降動作部、および、縦対峙枠離脱機構の各水平進退動作部および各昇降動作部を統合制御する自動制御部が設けられてなるものとしたことを特徴とする太陽電池モジュール解体装置。
- 横対峙枠離脱機構の各昇降動作部が、テーブルの四角から上方に支柱が延伸され、各支柱間に昇降機構を介して昇降自在に懸架された昇降骨格枠からなり、該昇降骨格枠の1対の横対峙枠の夫々の長さの1/2となる位置に対応する位置には、夫々水平進退動作部が設けられてなるものとした、請求項1又は請求項2何れか一記載の太陽電池モジュール解体装置。
- 縦対峙枠離脱機構の各昇降動作部が、テーブルの、該テーブル上に載置された場合の太陽電池モジュールの一対の縦対峙枠の夫々の長さの1/2となる位置から、これら一対の縦対峙枠の端部がわに互いに等しい距離を隔てた、該一対の縦対峙枠の範囲内の合計4箇所の夫々に配され、当該テーブルの側壁に一体化されたサイドテーブルの天壁に一体化された合計4コの支点部に対し、各水平進退動作部の中途部が揺動自在に支持され、各水平進退動作部の外端に、各サイドテーブルの側壁に設けられた各昇降機構の昇降端が連結されてなるものとした、請求項1又は請求項2何れか一記載の太陽電池モジュール解体装置。
- 処理対象の太陽電池モジュールがテーブル上に平置された後、仮固定機構が、該太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けてテーブルに押し付け仮固定した後、横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームを延伸し、各横枠解体アームの下向き鈎爪を当該太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間まで降下すると共に、縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームを延伸し、各縦枠解体アームの下向き鈎爪をこの太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間まで降下した上、当該横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームの下向き鈎爪を、これら太陽電池モジュールの一対の横対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退すると共に、当該縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を、これら太陽電池モジュールの一対の縦対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退し、太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体から一対の横対峙枠および一対の縦対峙枠を同一の工程中に分離した後、横対峙枠離脱機構が各横枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させると共に、縦対峙枠離脱機構が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させ、その後、仮固定機構が、太陽電池パネル本体のパネル中央面部の仮固定を解除するよう制御させてなるものとしたことを特徴とする、請求項1ないし請求項4何れか一記載の太陽電池モジュール解体装置の制御方法。
- 処理対象の太陽電池モジュールがテーブル上に平置された後、仮固定機構の昇降動作部が、押圧板を降下し、該太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体のパネル中央面部を上方から下方に向けてテーブルに押し付け仮固定した後、横対峙枠離脱機構の各水平進退動作部が各横枠解体アームを延伸し、当該横対峙枠離脱機構の各昇降動作部が各横枠解体アームの下向き鈎爪を当該太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間に接地するまで降下すると共に、縦対峙枠離脱機構の各水平進退動作部が各縦枠解体アームを延伸し、当該縦対峙枠離脱機構の各昇降動作部が各縦枠解体アームの下向き鈎爪をこの太陽電池パネル本体のフレーム枠とパネル中央面部との間に接地するまで降下した上、当該横対峙枠離脱機構の各水平進退動作部が各横枠解体アームの下向き鈎爪を、太陽電池モジュールの一対の横対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退すると共に、当該縦対峙枠離脱機構の各水平進退動作部が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を、太陽電池モジュールの一対の縦対峙枠に係合し、強制的に外がわに後退し、太陽電池モジュールの太陽電池パネル本体から一対の横対峙枠および一対の縦対峙枠を同一工程中に分離した後、当該横対峙枠離脱機構の昇降動作部が各横枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させると共に、当該縦対峙枠離脱機構の昇降動作部が各縦枠解体アームの下向き鈎爪を上昇させ、その後、仮固定機構の昇降動作部が押圧板を上昇し、太陽電池パネル本体のパネル中央面部の仮固定を解除するよう制御させてなるものとしたことを特徴とする、請求項1ないし請求項4何れか一記載の太陽電池モジュール解体装置の制御方法。
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JP2021090113A JP7360728B2 (ja) | 2021-05-28 | 2021-05-28 | 太陽電池モジュール解体装置、およびその制御方法 |
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