JP7358996B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1に、半導体装置が開示されている。半導体装置では、絶縁材料で構成されている基板本体の内部に、半導体素子が内蔵されている。また、基板本体にはセラミック基板を有する絶縁回路基板が接続されている。
米国特許出願公開第2016/133558号明細書
上記した半導体装置は、半導体素子が基板本体に内蔵されている。この場合、半導体素子で発生した熱が、基板本体の内部に滞りやすく、基板本体に不均一な温度分布を招き得る。基板本体は薄く平たい部材であるので、そこに不均一な温度分布が生じてしまうと、反りや波打ちといった変形が容易に生じてしまう。この課題を解決するために、半導体素子に加えて、絶縁回路基板を基板本体へ内蔵することが考えられる。絶縁回路基板は、比較的に剛性の高いセラミック基板を有している。従って、この絶縁回路基板を基板本体の内部に配置することによって、基板本体の反りや波打ちを抑制することができる。
しかしながら、絶縁回路基板のセラミック基板は、熱伝導性に劣るという側面も有する。従って、基板本体に絶縁回路基板が内蔵されていると、基板本体における熱伝導が阻害されることによって、半導体素子の温度がこれまでよりも高くなるおそれがある。本明細書は、基板本体に半導体素子と絶縁回路基板とを内蔵した構造において、半導体素子で生じた熱を基板本体に広く拡散させ、半導体素子の温度上昇を抑制し得る技術を提供する。
本明細書が開示する半導体装置は、絶縁材料で構成された基板本体と、絶縁回路基板と、半導体素子と、回路層と、複数のビアとを備える。絶縁回路基板は、基板本体の内部に配置されており、セラミック基板を有している。半導体素子は、基板本体の内部で絶縁回路基板上に配置されている。回路層は、基板本体において絶縁回路基板の上方又は下方に位置しており、絶縁回路基板に対して平行に延びている。複数のビアは、回路層から絶縁回路基板に向けて延びている。絶縁回路基板は、セラミック基板の一方側に設けられており、半導体素子が配置されている第1導体パターンと、セラミック基板の一方側に設けられているとともに、第1導体パターンから電気的に絶縁された第2導体パターンとをさらに有する。複数のビアは、回路層と半導体素子との間を接続する第1のビアと、回路層と第2導体パターンとの間を接続する第2のビアとを有する。
上記した半導体装置では、絶縁回路基板が、セラミック基板の一方側において、第1導体パターンと、第2導体パターンとを有する。第1導体パターンには、半導体素子が配置されており、半導体素子には、第1のビアを介して回路層と接続されている。これにより、半導体素子で発生した熱は、先ず、第1のビアを介して回路層へ伝達される。回路層へ伝達された熱は、回路層を伝うことにより、基板本体に沿って拡散することができる。しかしながら、回路層では、必要とされる回路構造に応じて回路パターンが設計され、単に熱拡散のみを目的として、その回路パターンを変更することは難しい。従って、回路層だけでは、半導体素子で発生した熱を、基板本体に沿って広く拡散することが難しい。
そこで、回路層には、第2のビアを介して、セラミック基板上の第2導体パターンが接続されている。これにより、回路層の熱は、第2のビアを介して、第2導体パターンへ伝達される。そして、第2導体パターンへ伝達された熱は、第2導体パターンをさらに伝うことにより、基板本体に沿って拡散することができる。第2導体パターンは、半導体装置において付加的な構成であってよく、広範な熱拡散を実現するために、セラミック基板上の余剰なスペースへ自由に設けることができる。即ち、半導体素子で生じた熱が、基板本体に広く拡散することとなり、半導体素子の温度上昇が抑制される。
実施例1の半導体装置10の内部構造を示す断面図。 半導体装置10内における半導体素子22からの熱拡散経路を模式的に示す図。 実施例2の半導体装置100の内部構造を示す断面図。 実施例3の半導体装置200の内部構造を示す断面図。 実施例4の半導体装置300の内部構造を示す断面図。
(実施例1)図1、図2を参照して、実施例1の半導体装置10について説明する。半導体装置10は、例えば電動自動車の電力変換装置に採用され、例えばインバータ回路といった電力変換回路の一部を構成することができる。ここでいう電動自動車とは、車輪を駆動するモータを有する自動車を広く意味し、例えば、外部の電力によって充電される電気自動車、モータに加えてエンジンを有するハイブリッド車、及び燃料電池を電源とする燃料電池車等を含む。
図1に示すように、半導体装置10は、基板本体12と、絶縁回路基板14と、半導体素子22と、上側回路層24及び下側回路層26とを備える。基板本体12は、主に絶縁材料を用いて構成されている。基板本体12の内部には、絶縁回路基板14及び半導体素子22が配置されている。半導体素子22は、絶縁回路基板14上に配置されている。上側回路層24は、基板本体12の上面上に位置し、下側回路層26は、基板本体12の下面上に位置する。詳細には図示されていないが、各回路層24、26には、半導体装置10が例えば電力変換回路の一部を構成するために、必要とされる回路パターンが形成されている。
半導体素子22は、パワー半導体素子であって、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、又は他のスイッチング素子である。半導体素子22は、半導体基板と一対の主電極22a、22bとを含む。半導体素子22は、半導体基板を介して、一対の主電極22a、22bの間を導通又は遮断することができる。一対の主電極22a、22bは、半導体基板の上面側に位置する上面電極22aと、半導体基板の下面側に位置する下面電極22bを有する。
絶縁回路基板14は、セラミック基板16と、セラミック基板16の上面側に設けられた上側導体層18と、セラミック基板16の下面側に位置する下側導体層20とを有する。一例ではあるが、絶縁回路基板14は、DBC(Direct Bonded Copper)基板である。セラミック基板16は、例えば、酸化アルミニウム、窒化シリコン、窒化アルミニウム等のセラミック材料を用いて構成されている。上側導体層18及び下側導体層20は、銅で構成されている。
上側導体層18は、セラミック基板16上において、複数の導体パターン18a、18bを有する。複数の導体パターン18a、18bには、第1導体パターン18aと第2導体パターン18bが含まれる。第1導体パターン18aには、半導体素子22が配置されている。第1導体パターン18aは、半導体素子22の下面電極22bに接続されている。第2導体パターン18bは、絶縁回路基板14において、第1導体パターン18aから電気的に絶縁されている。第2導体パターン18bは、第1導体パターン18aの部分を除いて、セラミック基板16の全体に亘って広く延びている。
下側導体層20は、セラミック基板16上において、複数の導体パターン20a、20bを有する。複数の導体パターン20aには、第3導体パターン20aと、第4導体パターン20bとが含まれる。第3導体パターン20aは、上側導体層18の第1導体パターン18aに対して、セラミック基板16を挟んで反対側に位置しており、第1導体パターン18aと同じ範囲に形成されている。第4導体パターン20bは、上側導体層18の第2導体パターン18bに対して、セラミック基板16を挟んで反対側に位置しており、第2導体パターン18bと同じ範囲に形成されている。
但し、第3導体パターン20a及び第4導体パターン20bは上記した構成に限定されず、様々に変更可能である。なお、絶縁回路基板14を積層方向に沿って観察したときに、第3導体パターン20aは、第1導体パターン18aと少なくとも部分的に重なっていてよく、第4導体パターン20bは、第2導体パターン18bと少なくとも部分的に重なっているとよい。
半導体装置10は、複数のビア28を備える。各々のビア28は、基板本体12に形成された穴であり、導体で被覆又は充填されている。複数のビア28は、各々の回路層24、26から絶縁回路基板14に向かって延びている。複数のビア28には、一又は複数の第1のビア28a、一又は複数の第2のビア28b、一又は複数の第3のビア28c及び一又は複数の第4のビア28dが含まれる。各々の第1のビア28aは、半導体素子22上に位置しており、半導体素子22の上面電極22aと、上側回路層24との間を接続している。各々の第2のビア28bは、第2導体パターン18b上に位置しており、上側回路層24と、絶縁回路基板14の第2導体パターン18bとの間を接続している。各々の第3のビア28cは、絶縁回路基板14の第3導体パターン20aと下側回路層26とを接続しており、各々の第4のビア28dは、第4導体パターン20bと下側回路層26とを接続している。なお、ビア28を被覆又は充填する導体には、例えば銅といった熱伝導性に優れた材料を採用することができる。
また、半導体装置10は、図1では図示されない位置に、他の複数のビアをさらに備える。その複数のビアには、例えば、上側回路層24と絶縁回路基板14の第1導体パターン18aとの間を接続するものが含まれており、半導体素子22の下面電極22bは、当該ビアを介して上側回路層24と電気的に接続されている。なお、上側回路層24には、複数の回路パターンが設けられており、半導体素子22の上面電極22aと下面電極22bとは、それぞれ異なる回路パターンへ電気的に接続されている。そして、それらの回路パターンには、半導体装置10が組み込まれる外部の電力回路が接続される。
また、上記したが、基板本体12は、絶縁材料で構成されている。詳しくは、基板本体12は、第1絶縁層30及び第2絶縁層32を有する。第1絶縁層30及び第2絶縁層32は、例えば樹脂材料といった、絶縁性を有する材料を用いて構成されている。第1絶縁層30には、絶縁回路基板14及び半導体素子22が埋め込まれており、一体に形成されている。第2絶縁層32は、上側回路層24と第1絶縁層30との間、及び下側回路層26と絶縁回路基板14との間に充填されている。但し、第1絶縁層30及び第2絶縁層32の具体的構成は特に限定されない。第1絶縁層30及び第2絶縁層32は異なる種類の材料を用いて構成されていてもよいし、同一種類の材料を用いて構成されていてもよい。
上述した半導体装置10は、半導体素子22が基板本体12に内蔵されている。この場合、半導体素子22で発生した熱が、基板本体12の内部に滞りやすく、基板本体12に不均一な温度分布が生じることがある。基板本体12は薄く平たい部材であるので、そこに不均一な温度分布が生じてしまうと、反りや波打ちといった変形が容易に生じてしまう。この課題を解決するために、半導体素子22に加えて、絶縁回路基板14を基板本体12へ内蔵することが考えられる。絶縁回路基板14は、比較的に剛性の高いセラミック基板16を有している。従って、この絶縁回路基板14を基板本体12の内部に配置することによって、基板本体12の反りや波打ちを抑制することができる。
しかしながら、絶縁回路基板14のセラミック基板16は、熱伝導性に劣るという側面も有する。従って、基板本体12に絶縁回路基板14が内蔵されていると、基板本体12における熱伝導が阻害されることによって、半導体素子22の温度がこれまでよりも高くなるおそれがある。
上記の課題を解決するために、本実施例の半導体装置10では、以下の点において工夫がされている。一つは、絶縁回路基板14が、セラミック基板16の上面側において、第1導体パターン18aと、第2導体パターン18bとを有する。第1導体パターン18aには、半導体素子22が配置されており、半導体素子22には、第1のビア28aを介して上側回路層24と接続されている。これにより、半導体素子22で発生した熱は、先ず、第1のビア28aを介して回路層24へ伝達される(図2の矢印a参照)。上側回路層24へ伝達された熱は、上側回路層24を伝うことにより、基板本体12に沿って拡散することができる(図2の矢印b参照)。しかしながら、上側回路層24には、必要とされる回路構造に応じて回路パターンが設計されている。そのため、単に熱拡散のみを目的として、その回路パターンを変更することは難しい。従って、上側回路層24だけでは、半導体素子22で発生した熱を、基板本体12に沿って広く拡散することが難しい。
そこで、さらに、上側回路層24には、第2のビア28bを介して、セラミック基板16上の第2導体パターン18bが接続されている。これにより、上側回路層24の熱は、第2のビア28bを介して、第2導体パターン18bへ伝達される(図2の矢印c参照)。そして、第2導体パターン18bへ伝達された熱は、第2導体パターン18bをさらに伝うことにより、基板本体12に沿って拡散することができる(図2の矢印d参照)。第2導体パターン18bは、半導体装置10において付加的な構成であってよく、広範な熱拡散を実現するために、セラミック基板16上の余剰なスペースへ自由に設けることができる。即ち、半導体素子22で生じた熱が、基板本体12に広く拡散することとなり、半導体素子22の温度上昇が抑制される。
本実施例の半導体装置10は、上述した実施形態に限られず、様々な実施形態によって構成することができる。半導体装置10の他の実施形態について以下の実施例で説明する。
(実施例2)図3を参照して、実施例2の半導体装置100について説明する。図3に示すように、実施例2の半導体装置100は、実施例1の半導体装置10と比較して、絶縁回路基板14の第4導体パターン120bの構造が部分的に変更されている。実施例2の他の部分については実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
本実施例における第4導体パターン120bは、セラミック基板16を挟んで第2導体パターン18bの反対側に位置する。但し、第4導体パターン120bは、第2導体パターン18bとは異なるパターン形状で設けられている。このような構成であっても、第1のビア28a、上側回路層24、及び第2のビア28bを介して第2導体パターン18bへ伝達された熱は、第2導体パターン18bをさらに伝うことにより、基板本体12に沿って拡散することができる。即ち、半導体素子22で生じた熱が、基板本体12に広く拡散することとなり、半導体素子22の温度上昇が抑制される。
(実施例3)図4を参照して、実施例3の半導体装置200について説明する。図4に示すように、実施例1の半導体装置10の構成に加え、実施例3の半導体装置200は、ゲート駆動回路240をさらに備える。実施例3の半導体装置200の他の部分については、実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
本実施例における半導体装置200では、ゲート駆動回路240が、基板本体12の内部において絶縁回路基板14上に配置されている。詳しくは、ゲート駆動回路240が、第2のビア28bと第2導体パターン18bとの間に位置している。この場合、第2のビア28bと第2導体パターン18bは、ゲート駆動回路240を介して、電気的に接続されている。このように、第2のビア28bと第2導体パターン18bとの間には、ゲート駆動回路240又はその他の電気部品(例えば他の半導体素子)が介在してもよく、この場合でも、第2のビア28bの熱は、ゲート駆動回路240等を介して第2導体パターン18bへ伝達される。そして、第2導体パターン18bへ伝達された熱は、第2導体パターン18bをさらに伝うことにより、基板本体12に沿って拡散することができる。即ち、半導体素子22で生じた熱が、基板本体12に広く拡散することとなり、半導体素子22の温度上昇が抑制される。
なお、ゲート駆動回路240は、第2のビア28b、上側回路層24及び複数の第1のビア28aの一つを介して、半導体素子22の信号電極に接続されており、半導体素子22のスイッチングを制御することができる。
(実施例4)図5を参照して、実施例4の半導体装置300について説明する、図5に示すように、実施例4の半導体装置300は、実施例1の半導体装置10と比較して、絶縁回路基板314の構成が異なっている。実施例4の半導体装置300の他の部分の構成については、実施例1と同様に構成することができ、重複する説明は省略する。
絶縁回路基板314は、セラミック基板16と、セラミック基板16の上面側に設けられた上側導体層18のみを有している。即ち、セラミック基板16の下面側には、下側導体層20が存在していない。このような構成であっても、第1のビア28a、上側回路層24、及び第2のビア28bを介して第2導体パターン18bへ伝達された熱は、第2導体パターン18bをさらに伝うことにより、基板本体12に沿って拡散することができる。即ち、半導体素子22で生じた熱が、基板本体12に広く拡散することとなり、半導体素子22の温度上昇が抑制される。なお、上記構成の場合、絶縁回路基板314のセラミック基板16の下面には、下側回路層26が隣接している。
本実施例の半導体装置10、100、200、300は、いわゆる基板型半導体装置である。半導体装置10、100、200、300の回路層24、26は、この基板本体12の上面及び下面上に設けられている。半導体装置10、100、200、300は、上記した構成に限定されず、例えば基板本体12が多層基板構造を有しており、回路層24、26は、基板本体12内部に位置していてもよい。この場合、回路層24、26は、基板本体12において、少なくとも絶縁回路基板14、314の上方又は下方に位置していればよい。また、基板本体12に内蔵される半導体素子22は一つに限定されず、基板本体12には、複数の半導体素子22が内蔵されていてもよい。
本実施例の半導体装置10、100、200、300では、半導体素子22の半導体基板を構成する材料については特に限定されず、例えばシリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、又は窒化ガリウム(GaN)といった各種の半導体材料を採用することができる。また、本実施例における絶縁回路基板14、314は、DBC基板が採用されている。但し、絶縁回路基板14、314は、DBC基板に限定されず、例えばDBA(Direct Bonded Aluminum)基板又は、AMB基板であってもよい。ここでいうAMB基板とは、活性金属ろう付け(Active Metal Brazing)を用いて製造された絶縁回路基板を広く意味し、例えば活性金属ろう付け銅(Active Metal Brazed Copper)回路基板が挙げられる。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、100、200、300:半導体装置
12:基板本体
14、314:絶縁回路基板
16:セラミック基板
18a:第1導体パターン
18b:第2導体パターン
22:半導体素子
24、26:回路層
28:複数のビア
28a:第1のビア
28b:第2のビア

Claims (2)

  1. 絶縁材料で構成された基板本体と、
    前記基板本体の内部に配置されており、セラミック基板を有する絶縁回路基板と、
    前記基板本体の内部で前記絶縁回路基板上に配置された半導体素子と、
    前記基板本体において前記絶縁回路基板の上方に位置しており、前記絶縁回路基板に対して平行に延びる上側回路層と、
    前記基板本体において前記絶縁回路基板の下方に位置しており、前記絶縁回路基板に対して平行に延びる下側回路層と、
    前記上側回路層又は前記下側回路層から前記絶縁回路基板に向けて前記基板本体内を延びる複数のビアと、
    を備え、
    前記絶縁回路基板は、
    前記セラミック基板の上面に設けられており、前記半導体素子が配置されている第1導体パターンと、
    前記セラミック基板の前記上面に設けられているとともに、前記第1導体パターンから電気的に絶縁された第2導体パターンと
    前記セラミック基板の下面に設けられており、前記第1導体パターンの反対側に位置する第3導体パターンと、
    前記セラミック基板の前記下面に設けられており、前記第2導体パターンの反対側に位置する第4導体パターンと、をさらに有し、
    前記複数のビアは、
    前記上側回路層と前記半導体素子との間を接続する第1のビアと、
    前記上側回路層と前記第2導体パターンとの間を接続する第2のビアと
    前記下側回路層と前記第3導体パターンとの間を接続する第3のビアと、
    前記下側回路層と前記第4導体パターンとの間を接続する第4のビアと、を有し、
    前記絶縁回路基板を積層方向に沿って見たときに、前記第3導体パターンは、前記第1導体パターンと少なくとも部分的に重なっており、前記第4導体パターンは、前記第2導体パターンと少なくとも部分的に重なっている、
    半導体装置。
  2. 前記絶縁回路基板を前記積層方向に沿って見たときに、前記第3導体パターンの位置は、前記第1導体パターンの位置と略一致しており、前記第4導体パターンの位置は、前記第2導体パターンの位置と略一致している、請求項1に記載の半導体装置。
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