JP7352084B2 - 乗り物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗り物用シートに係り、特に、シートバック及びシートクッションを有するシート本体を通常状態から切り替えることが可能な乗り物用シートに関する。
従来、シートバックのシート幅方向の側方部分に取り付けられ、シート本体を通常状態と、通常状態からシート前方に収納移動させた収納状態との間で切り替えるための切り替え装置を備えた車両用リアシートが知られている。具体的には、シート本体が通常状態のとき、切り替え装置のロック部材が、車体に設けられたストライカと係合することで、車両用リアシートの相対移動(回転移動)が規制されることになる。
また、車両用リアシートの中には、シートバックに対し、シートバックに収納された収納位置と、収納位置からシート前方に展開された展開位置との間で回動可能となるように取り付けられるアームレスト(センターアームレスト)を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された車両用リアシートでは、そのシートバックの骨格となるバックフレームが、板状体のパネルフレームと、パネルフレームの前面に取り付けられた枠状体の枠体フレームとを有している。
上記パネルフレームにはアームレストを収納するための貫通穴が形成されており、上記枠体フレームは、パネルフレームの縁部に沿って配置された縁フレームと、縁フレームに橋架されて貫通口の周囲に配置された橋架フレームと、橋架フレームの一部を被覆する補強フレームと、を有している。
上記構成により、アームレスト周囲の組み付け剛性を確保したシートバックとなる。
特開2014-19408号公報
ところで、特許文献1のような車両用シートでは、車体に設けられたロック部材とのロック状態を好適に維持すべく、シートバック(バックフレーム)の補強構造、特にシートバックのうち、切り替え装置が取り付けられた部分の補強構造が求められていた。
例えば、車両の前方衝突時に車両用シートに対し所定の荷重が加わった場合であっても、シートバックの変形を抑制可能な補強構造が求められていた。
特に、センターアームレストを備えた車両用リアシートでは、当該アームレストが取り付けられた部分の補強構造も併せて求められていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、所定の荷重が加わった場合であっても、シートバック全体の変形を抑制することが可能な乗り物用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シート本体を通常状態から切り替え可能なシートにおいて、当該切り替え装置との組み付け剛性を向上させた乗り物用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、センターアームレスト付きのシートにおいて、当該アームレストとの組み付け剛性を向上させた乗り物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗り物用シートによれば、シートバックを有するシート本体と、前記シートバックのシート幅方向の側方部分に取り付けられ、前記シート本体を着座者が着座することが可能な通常状態と、該通常状態から移動させた移動状態との間で切り替えるための切り替え装置と、を備えた乗り物用シートであって、前記シートバックの骨格となるバックフレームは、枠状体からなるメインフレームと、該メインフレームにシート幅方向に並ぶように配置されるサブフレームと、前記メインフレームの枠内に配置され、該メインフレームのシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部を連結する連結フレームと、を備え、前記切り替え装置と、前記連結フレームと、前記サブフレームのうちシート幅方向に沿って延びているサブフレーム本体部とが、前記シートバックの高さ方向において互いに重なる高さ位置に配置されていること、により解決される。
上記構成により、所定の荷重が加わった場合であっても、シートバック全体の変形を抑制することが可能な乗り物用シートを実現することができる。
詳しく述べると、切り替え装置と、連結フレームと、サブフレームのうちシート幅方向に沿って延びているサブフレーム本体部とが、シートバックの高さ方向において互いに重なる高さ位置に配置されているため、当該切り替え装置との組み付け剛性を効率良く向上させた乗り物用シートを実現することができる。
このとき、前記バックフレームは、前記メインフレーム及び前記サブフレームの後方に取り付けられ、板状体からなるパネルフレームと、前記連結フレーム及び前記パネルフレームを連結し、前記連結フレームの長尺方向に沿って延びている補強ブラケットと、を備えていると良い。
また、前記バックフレームは、前記サイドフレーム部及び前記連結フレームを連結し、前記サイドフレーム部の延出方向に対して傾いた傾斜方向に延びている第2補強ブラケットを備えていると良い。
上記構成により、シンプルな構成でバックフレーム(特にメインフレーム)の剛性をより向上させることができる。
このとき、前記補強ブラケット及び/又は前記第2補強ブラケットは、断面略U字形状に形成されており、前記バックフレームの一部を間に挟むように取り付けられていると良い。
上記構成により、補強ブラケットの組み付けがし易くなるとともに、バックフレームの剛性を向上させることができる。
このとき、前記パネルフレームにおいて前記メインフレーム及び前記サブフレームのうち、該サブフレームが取り付けられた側の部分には、前記サブフレームに向かって突出する補強凸部が複数形成され、該複数の補強凸部は、前記バックフレームの高さ方向において前記サブフレーム本体部を間に挟むように配置されていると良い。
上記構成により、サブフレームの剛性をより向上させることができる。
このとき、前記サブフレームは、閉断面形状のフレームであって、シート幅方向に延びている前記サブフレーム本体部と、該サブフレーム本体部の延出方向の一端部に連続して設けられ、前記バックフレームの高さ方向に延びているサブフレームサイド部と、を有していると良い。
上記構成により、所定の荷重が加わった場合であっても、シンプルな構成でサブフレームに対する衝撃を効率良く受け止めることができる。
このとき、前記パネルフレームにおいて前記メインフレーム及び前記サブフレームのうち、該サブフレームが取り付けられた側の部分には、前記バックフレームの高さ方向に延びている補強ビードが形成され、前記サブフレームサイド部が、シート幅方向において前記補強ビードと前記サブフレーム本体部との間に挟まれるように配置されていると良い。
上記構成により、サブフレームの剛性、特にサブフレームの側方部分の剛性を向上させることができる。
このとき、前記バックフレームは、前記メインフレームの枠内において前記連結フレームよりも上方位置に配置され、前記シートバックに対し所定の荷重が加わったときに、荷重による振動エネルギーを吸収するためのダンパー部材を有していると良い。
上記構成により、車両用シートに対し所定の荷重が加わったときに、バックフレームのうち、特に当該荷重による振動を受けやすい部位となる上方位置において振動を減衰することができる。
特にメインフレームの上方位置においては、着座者の頸部や胸部を後方から支持することになるため、上記荷重に伴う振動を減衰することが必要となる。
このとき、前記シートバックの上部にそれぞれ設けられ、前記メインフレームの上方位置に配置されるヘッドレストと、前記サブフレームの上方位置に配置されるサブヘッドレストと、前記シートバックに対し、該シートバックに形成された収納空間に収納される収納位置と、前記収納空間からシート前方に展開された展開位置との間で回動可能となるように取り付けられ、前記サブフレーム側の位置に配置されるアームレストと、を備え、前記サブヘッドレストは、前記アームレストに取り付けられていると良い。
上記構成により、アームレスト(センターアームレスト)付きのシートにおいて、当該アームレストとの組み付け剛性を向上させた乗り物用シートを実現することができる。
このとき、前記アームレストの骨格となるアームレストフレームは、本体フレームと、該本体フレームの内部に配置され、該本体フレームのシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部を連結する連結フレーム及び第2連結フレームと、を備え、前記連結フレーム及び前記第2連結フレームは、上下方向において前記サブフレーム本体部とは異なる位置に配置されていると良い。
上記構成により、バックフレームに対するアームレストフレームの組み付け剛性をより一層向上させることができる。
本発明によれば、所定の荷重が加わった場合であっても、シートバック全体の変形を抑制することが可能な乗り物用シートを実現することができる。詳しく述べると、当該切り替え装置との組み付け剛性を効率良く向上させた乗り物用シートを実現できる。
また本発明によれば、シンプルな構成でバックフレーム(特にメインフレーム)の剛性をより向上させることができる。
また本発明によれば、補強ブラケットの組み付けがし易くなる。
また本発明によれば、所定の荷重が加わった場合であっても、シンプルな構成でサブフレームに対する衝撃を効率良く受け止めることができる。
また本発明によれば、サブフレームの剛性、特にサブフレームの側方部分の剛性を向上させることができる。
また本発明によれば、車両用シートに対し所定の荷重が加わったときに、バックフレームのうち、特に当該荷重による振動を受けやすい部位となる上方位置において振動を減衰することができる。
また本発明によれば、センターアームレスト付きのシートにおいて、当該アームレストとの組み付け剛性を向上させた乗り物用シートを実現できる。
本実施形態の乗り物用シートの斜視図である 乗り物用シートの斜視図であって、アームレストが収納位置から展開位置に移動した状態を示す図である。 乗り物用シートの骨格となるシートフレームの斜視図である。 シートフレームの正面図であって、バックフレーム及びアームレストフレームを示す図である。 バックフレームの正面図である。 アームレストフレームの斜視図であって、サイドフレーム部を示す要部拡大図である。 シートフレームの斜視図であって、ベース連結ブラケット及びベース部材を示す図である。 シートフレームの斜視図であって、リクライニング装置の分解斜視図である。 リクライニング装置を示す斜視図である。 リクライニング装置の変形例1である。 別の角度から見たリクライニング装置の変形例1である。 リクライニング装置の変形例2である。 バック回動軸をカシメ加工する工程を説明する図である。 カシメ加工する工程を説明する図である。 カシメ加工する工程を説明する図である。 シートフレームの斜視図であって、アームロック装置を示す図である。 アーム操作レバーが通常位置にいることを示す図である アーム操作レバーが操作位置にいることを示す図である アームロック本体の斜視図である。 ロック部材の斜視図である。 別の角度から見たときのロック部材の斜視図である。 図12のA-A断面図である。 シートフレームの斜視図であって、カバープレートを示す図である アームロック装置がロック位置にいることを示す斜視図である。 アームロック装置がロック解除位置におり、かつ、アームレストが収納位置にいることを示す斜視図である。 アームレストが展開位置に向かって所定位置まで移動した状態を示す図である。 アームレストが展開位置にいることを示す斜視図である。 図13Aのロック部材の変形例である。 別の角度から見たときのロック部材の変形例である。
以下、本発明の実施形態について図1-図20A,Bを参照して説明する。
本実施形態は、シートバックのシート幅方向の側方部分に取り付けられ、シート本体を着座者が着座することが可能な通常状態と、通常状態から収納移動させた収納状態との間で切り替えるための切り替え装置と、を備えた乗り物用シートであって、シートバックの骨格となるバックフレームが、枠状体からなるメインフレームと、メインフレームにシート幅方向に並ぶように配置されるサブフレームと、メインフレームの枠内に配置され、メインフレームのシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部を連結する連結フレームとを備えており、切り替え装置と、連結フレームと、サブフレームのうちシート幅方向に沿って延びているサブフレーム本体部とが、シート幅方向で重なる位置に配置されていることを特徴とする乗り物用シートの発明に関するものである。
なお、乗り物用シートのシートバックに対して着座者が着座する側が前方側(車体前方側)となる。
乗り物用シートSは、例えば自動車の後部座席に相当するリアシートであって、シート幅方向に並ぶように設けられたメインシート及びサブシートを備えている。
乗り物用シートSは、着座者が着座可能な通常状態と、シート本体を車体フロアに収納させた収納状態との2種類の形態のシートアレンジが可能なシートである。
具体的には、乗り物用シートSは、通常状態から着座者が図1に示すバック操作レバー42を操作すると、シート本体が前倒れして折り畳まれ、車体フロアに収納された収納状態に切り替わる。また、収納状態から、着座者が手動でシート本体を上方に起こすことで使用状態に復帰する。
乗り物用シートSは、図1に示すように、シートバック1と、シートクッション2と、ヘッドレスト3(サブヘッドレスト4)とを備えるシート本体と、シートバック1に収納される収納位置と、収納位置からシート前方に展開された図2に示す展開位置との間で移動するアームレスト5と、シートバック1のシート幅方向の外側部分に取り付けられ、シート本体を通常状態と収納状態の間で切り替えるための切り替え装置40と、から主に構成されている。
また、乗り物用シートSは、図3に示すように、車体フロア上に取り付けられ、シート本体(シートバック1)を支持する支持ベース50と、支持ベース50に対してシートバック1を回動可能に連結するリクライニング装置60と、シートバック1に対してアームレスト5を回動可能に連結するアームロック装置70と、を備えている。
シートバック1は、図1に示すように、着座者の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となる図3に示すバックフレーム10に、クッション材1aを載置して、表皮1bで被覆されて構成されている。
シートクッション2は、着座者を下方から支持する着座部であって、骨格となる図3に示すクッションフレーム20に、クッション材2aを載置して、クッション材2aの上から表皮2bによって被覆されて構成されている。
ヘッドレスト3は、着座者の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる図3に示すヘッドレストピラー3cにクッション材3aを載置して、表皮3bで被覆されて構成されている。サブヘッドレスト4も同様の構成となっている。
アームレスト5は、着座者の腕部を下方から支持する部材であって、骨格となる図3に示すアームレストフレーム30に、クッション材5aを載置して表皮5bで被覆されて構成されている。
なお、アームレスト5には、照明機器や音響機器等の電装部品6が内蔵されており、通常のアームレストよりも比較的大型化、重量化されたアームレストとなっている。
バックフレーム10は、図3-図5に示すように、シートバック1の骨格となる略矩形状の枠状体からなり、パイプ材で構成された枠状のメインフレーム11と、メインフレームにシート幅方向に並ぶように配置されるT字形状のサブフレーム12と、メインフレーム11及びサブフレーム12のシート後方に取り付けられる板状のパネルフレーム13と、メインフレーム11の枠内に配置され、メインフレーム11のシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部11a,11bを連結する連結フレーム14と、から主に構成されている。
メインフレーム11及びサブフレーム12は、パネルフレーム13の前面に溶接によって取り付けられており、シート幅方向に隣り合うように配置されている。
メインフレーム11は、左右のサイドフレーム部11a,11bと、左右のサイドフレーム部11a,11bの上方部分を連結する上方フレーム部11cと、左右のサイドフレーム部11a,11bの下方部分を連結する下方フレーム部11dと、から主に構成されている。
具体的には、メインフレーム11は、U字形状のパイプ材で構成されるサイドフレーム部11a,11b及び上方フレーム部11cと、パイプ材で構成される下方フレーム部11dと、が溶接されて形成されている。
下方フレーム部11dは、上方フレーム部11cよりもシート幅方向に長尺な部材であって、サブフレーム12まで延びている。
サブフレーム12は、閉断面形状の角パイプで構成されるフレームであって、シート幅方向に延びているサブフレーム本体部12aと、サブフレーム本体部12aの延出方向の一端部に連続して設けられ、バックフレーム10の高さ方向に長尺に延びているサブフレームサイド部12bと、から主に構成されている。
サブフレーム本体部12aは、バックフレーム10の高さ方向の略中央部分に配置されており、サブフレームサイド部12bは、バックフレーム10のシート幅方向の両端部のうち、メインフレーム11側とは反対側の端部に配置されている。
サブフレーム本体部12aは、メインフレーム11(サイドフレーム部11a)及びサブフレームサイド部12bを連結するように配置されている。また、サブフレーム本体部12aと、連結フレーム14とが、バックフレーム10の高さ方向において互いに重なる高さ位置(同じ高さ位置)に配置されている。
また、サブフレームサイド部12bの下端部と、下方フレーム部11dの延出端部とが溶接によって連結されている。
メインフレーム11のうち、上方フレーム部11cの前面には、シート幅方向に所定の間隔をあけて複数の略平坦面が形成されている。これら略平坦面が形成された部分には、ヘッドレストピラー3cを支持するための一対のヘッドレストガイド3dがそれぞれ取り付けられている。
メインフレーム11の枠内には、パネルフレーム13及び連結フレーム14を連結する補強ブラケット15Aと、サイドフレーム部11a及び連結フレーム14を連結する第2補強ブラケット15Bと、連結フレーム14よりも上方位置に配置され、パネルフレーム13の前面に取り付けられるダンパー部材16と、が設けられている。
また、メインフレーム11のうち、内側のサイドフレーム部11aの下方部分には、アームレストフレーム30を連結するためのアーム連結ブラケット17が取り付けられており、外側のサイドフレーム部11bの下方部分には、クッションフレーム20を連結するための左右のクッション連結ブラケット18が取り付けられている。下方フレーム部11dの下端部分には、支持ベース50を連結するためのベース連結ブラケット19が複数取り付けられている。
さらに、メインフレーム11のうち、外側のサイドフレーム部11bの上方部分には、車体に設けられた図1に示すストライカ44に連結するための切り替え装置40が取り付けられている。
補強ブラケット15Aは、図4、図5に示すように、バックフレーム10を補強するためのブラケットであって、パネルフレーム13及び連結フレーム14を連結し、連結フレーム14の長尺方向に沿って延びている。
補強ブラケット15Aは、縦断面略U字形状に形成されており、連結フレーム14を間に挟むように取り付けられている。
具体的には、補強ブラケット15Aは、連結フレーム14に沿って延びている本体壁部15Aaと、本体壁部15Aaの幅方向の両端部からそれぞれ下方に延びている前方壁部15Ab及び後方壁部15Acと、から構成されている。
前方壁部15Abの延出端部が、連結フレーム14の前面に溶接で取り付けられており、かつ、後方壁部15Acが、パネルフレーム13及び連結フレーム14の間に挟まれた状態で溶接によって取り付けられている。
第2補強ブラケット15Bも同様に、バックフレーム10を補強するためのブラケットであって、サイドフレーム部11a及び連結フレーム14を連結し、サイドフレーム部11aの延出方向(上下方向)に対して傾いた傾斜方向に延びている。
第2補強ブラケット15Bは、縦断面略U字形状に形成されており、サイドフレーム部11a及び連結フレーム14を間に挟むように取り付けられている。
具体的には、第2補強ブラケット15Bは、傾斜方向に延びている本体壁部15Baと、本体壁部15Baの幅方向の両端部からそれぞれシート幅方向の内側に延びている前方壁部15Bb及び後方壁部15Bcと、から構成されている。
前方壁部15Bbの延出端部が、サイドフレーム部11a及び連結フレーム14の前面に溶接で取り付けられており、かつ、後方壁部15Bcが、パネルフレーム13及び連結フレーム14(サイドフレーム部11a)の間に挟まれた状態で溶接によって取り付けられている。
ダンパー部材16は、図3、図5に示すように、シートバック1に対し所定の荷重が加わったときに、荷重による振動エネルギーを吸収するための部材であって、取り付けブラケット16aを介してパネルフレーム13に取り付けられている。
ダンパー部材16は、バックフレーム10(パネルフレーム13)のシート幅方向の略中央部分に配置されている。
詳しく述べると、ダンパー部材16は、図3に示すように、シート幅方向においてヘッドレスト3(ヘッドレストガイド3d)及びサブヘッドレスト4(サブヘッドレストガイド4d)の間に配置されている。また、図5に示すように、シート幅方向において補強ブラケット15A及び第2補強ブラケット15Bと重なる位置に配置されている。
アーム連結ブラケット17は、図3、図4に示すように、バックフレーム10及びアームレストフレーム30を連結するための部材であって、具体的には、メインフレーム11の前面に溶接で固定されており、アーム回動軸71及び被ロック部材82を軸支することでアームレストフレーム30を支持する部材となっている。
アーム連結ブラケット17は、中空体であって、内側ブラケット17aと、内側ブラケット17aの外側に配置される外側ブラケット17bとが組み合わされて形成されている。
内側ブラケット17aと外側ブラケット17bは、互いの外縁部分がシート幅方向において一部重ね合わされた状態で溶接されることで組み付けられている。
具体的には、互いの外縁部分がフランジ形状となって互いに向かい合う方向に張り出しており、外側ブラケット17bの外縁部分が内側ブラケット17aの外縁部分の外側に全周囲にわたって覆い被さるように重ね合わされている。
クッション連結ブラケット18は、図3に示すように、上下方向に延びている段差形状のプレート部材であって、クッション連結ブラケット18の上端部分がメインフレーム11に取り付けられ、その下端部分がクッションフレーム20側に取り付けられている。
ベース連結ブラケット19は、図7に示すように、バックフレーム10及び支持ベース50を連結するための部材であって、具体的には、メインフレーム11の底面に溶接で固定されており、バック回動軸61を介して支持ベース50に取り付けられている。
ベース連結ブラケット19は、上下方向に長尺な横断面U字形状のプレート部材からなるブラケット本体部19aと、ブラケット本体部19aに挟まれ、上下方向に長尺な板状のプレート部材からなるブラケット補強部19bと、から構成されている。
なお、ベース連結ブラケット19は、シート幅方向に間隔を空けて複数取り付けられており、ベース連結ブラケット19同士を連結する連結ワイヤ19cが設けられている。
ブラケット本体部19aのうち、ブラケット補強部19bが取り付けられた部分(上方部分)とは異なる部分(下方部分)が幅狭となるように形成されている。言い換えれば、ブラケット本体部19aのうち、支持ベース50に向かって下方に延びている延出部分が幅狭となるように屈曲形成されている。
当該幅狭となっている部分には、不図示のチャイルドシートを連結するためのアンカー部材19dが取り付けられている
アンカー部材19dは、略U字形状のワイヤ部材であって、ブラケット本体部19aを挟み込むようにして、ブラケット本体部19aの前方から取り付けられている。
なお、ブラケット本体部19a及びブラケット補強部19bが組み合わされて閉断面構造が形成されており、またブラケット本体部19a及びアンカー部材19dが組み合わされて閉断面構造が形成されているため、ベース連結ブラケット19の剛性が向上している。
上記構成において、図5に示すように、パネルフレーム13においてメインフレーム11及びサブフレーム12のうち、メインフレーム11が取り付けられた側の部分には、メインフレーム11に向かって突出する補強凸部13aが複数形成されている。
詳しく述べると、パネルフレーム13のうち、メインフレーム11、連結フレーム14及び補強ブラケット15Aが取り付けられる部分において補強凸部13aが形成されている。
そのため、パネルフレーム13対するメインフレーム11、連結フレーム14及び補強ブラケット15Aの組み付け剛性を向上させることができる。
また上記構成において、図5に示すように、パネルフレーム13のうち、サブフレーム12が取り付けられた側の部分には、サブフレーム12に向かって突出する補強凸部13bが複数形成されている。
複数の補強凸部13bは、バックフレーム10の高さ方向においてサブフレーム本体部12aを間に挟むように配置されている。
そのため、サブフレーム12の剛性をより向上させることができる。
また上記構成において、図5に示すように、パネルフレーム13のうち、サブフレーム12が取り付けられた側の部分には、バックフレーム10の高さ方向に延びている補強ビード13cが形成されている。
補強ビード13cは、パネルフレーム13のシート幅方向の内側にある外周部分に沿って上下方向に延びている。補強ビード13cとサブフレーム本体部12aのシート幅方向の間には、サブフレームサイド部12bが挟まれるように配置されている。
そのため、サブフレーム12の剛性をより向上させることができる。
また上記構成において、図4に示すように、連結フレーム14と、サブフレーム12のうちシート幅方向に沿って延びているサブフレーム本体部12aと、切り替え装置40とが、シートバックの高さ方向において互いに重なる高さ位置(同じ高さ位置)に配置されている。
そのため、例えば車両の衝突時に所定の荷重が加わった場合であっても、シートバック1全体の変形を抑制することが可能な乗り物用シートSを実現することができる。
また上記構成において、図4に示すように、メインフレーム11のうち、切り替え装置40が取り付けられた部分(角部分)には、メインフレーム11の中央側に屈曲した傾斜形状11eが形成されている。
そのため、バックフレーム10に対する切り替え装置40の組み付け剛性を向上させることができる。
クッションフレーム20は、図3に示すように、シートクッション2の骨格となる略矩形状の枠状体からなり、左右側方に配置された左右のサイドフレーム21と、各サイドフレーム21の前端部分を連結する前方フレーム22と、各サイドフレーム21の後方部分を連結する後方フレーム23と、各サイドフレーム21の前方部分の間に架け渡される板状のパンフレーム24と、パンフレーム24及び後方フレーム23に架け渡され、蛇状に延びている複数の弾性バネ25と、から主に構成されている。
サイドフレーム21は、シート前後方向に延びるパイプ部材であって、その前端部分が前方フレーム22と一体的に連結されており、その後端部分がクッション連結ブラケット18を介してバックフレーム10に連結されている。
サイドフレーム21の後端部分には、バックフレーム10に対してクッションフレーム20を回動可能に連結するクッション回動装置26が取り付けられている。
また、前方フレーム22の前端部分には、車体フロアに対してクッションフレーム20回動可能に連結し、クッションフレーム20を下方から支持する支持脚27が取り付けられている。
クッション回動装置26は、クッション回動軸26aと、クッション回動軸26aを中心としてクッションフレーム20を下方側に付勢する不図示の渦巻きバネと、から主に構成されている。
クッション回動軸26aは、シート幅方向においてバックフレーム10側とクッションフレーム20側とに軸支されており、渦巻きバネは、その一端がバックフレーム10側に係止され、他端がクッションフレーム20側に係止されている。
支持脚27は、クッションフレーム20の回転動作に伴って回転移動することが可能なリンク機構を有している。
アームレストフレーム30は、図3、図4に示すように、アームレスト5の骨格となる略逆U字形状のフレームからなり、左右のアーム連結ブラケット17及びアーム回動軸71を介してバックフレーム10の前方に取り付けられており、サブフレーム12の前方に配置されている。
アームレストフレーム30は、アーム回動軸71を中心としてバックフレーム10に収納された収納位置と、バックフレーム10からシート前方に展開された展開位置との間で回転移動することができる。
アームレストフレーム30は、略逆U字形状の本体フレーム31と、本体フレーム31の内部に配置され、本体フレーム31のシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部31a,31bを連結する連結フレーム32及び第2連結フレーム33と、から主に構成されている。
具体的には、アームレストフレーム30は、横断面略U字形状の板状フレームで構成される左右のサイドフレーム部31a,31bと、閉断面形状の角パイプ材で構成される上方フレーム部31cと、が溶接されて形成されている。
アームレストフレーム30の下方部分には、左右のサイドフレーム部31a,31bを連結するアーム回動軸71が取り付けられている。
本体フレーム31のうち、上方フレーム部31cの上面には、サブヘッドレストピラー4cを支持するための一対のサブヘッドレストガイド4dが貫通して取り付けられている。すなわち、サブヘッドレスト4は、アームレスト5(アームレストフレーム30)に取り付けられている。
連結フレーム32は、屈曲形状を有する板状フレームであって、第2連結フレーム33よりも上方位置に配置されている。
連結フレーム32は、シート幅方向に長尺なフレーム本体部32aと、フレーム本体部32aの長尺方向の両端部からそれぞれシート幅方向の外側に延びており、かつシート後方に傾斜している左右のフレーム傾斜部32bと、から構成されている。
上方フレーム部31cと連結フレーム32の上下方向の間には、取り付けブラケット34を介してアーム操作レバー72が取り付けられている。
上記構成において、図4に示すように、連結フレーム32、第2連結フレーム33及びアーム回動軸71は、上下方向においてサブフレーム本体部12aとは異なる位置に配置されている。
詳しく述べると、上から順に連結フレーム32、サブフレーム本体部12a、第2連結フレーム33、そしてアーム回動軸71が梯子状に並んで配置されている。
そのため、アームレストフレーム30の組み付け剛性を向上させることができる。
上記構成において、図6に示すように、左右のサイドフレーム部31a,31bのうち、少なくとも内側のサイドフレーム部31bにおいてアーム回動軸71、被ロック部材82及びロック回動軸83が貫通して取り付けられる部分には、補強サイドフレーム35が重なるように取り付けられている。
言い換えれば、サイドフレーム部31bのうち、アーム回動軸71、被ロック部材82及びロック回動軸83が貫通して取り付けられる部分が二重のフレームとして形成されており、かつ、それぞれ円形状の円形穴35a、ブーメラン形状のブーメラン形穴35b及び円形状の円形穴35cが形成されている。
そのため、アームレストフレーム30に対するアームロック装置70の組み付け剛性が向上しており、アームレスト5の円滑な回動動作を実現することができる。
切り替え装置40は、図1、図3に示すように、乗り物用シートSを通常状態と収納状態の間で切り替えるための装置であってバックフレーム10の側方部分に取り付けられている。
切り替え装置40は、車体に設けられたストライカ44に対して着脱可能に係合し、バックフレーム10の回動動作をロックするためのロック部材41と、バックフレーム10のロック状態を解除するために操作されるバック操作レバー42と、ロック部材41及びバック操作レバー42を連結する連結ケーブル43と、から主に構成されている。
上記において、切り替え装置40は、シート本体が通常状態のときに、バック操作レバー42が操作されることでロック部材41のロック状態を解除することができる。
ロック状態が解除されると、シートバック1がリクライニング装置60(渦巻きバネ62)の付勢力によって前倒れして、シートクッション2とともに折り畳まれ、車体フロアに収納された収納状態に切り替わる。
支持ベース50は、図3、図7、図8に示すように、シートバック1を下方から支持するベース部材であって、バックフレーム10の下端部分にベース連結ブラケット19及びバック回動軸61を介して取り付けられている。
具体的には、支持ベース50は、略逆U字形状の板状フレームからなり、車体フロア上に取り付けボルトによって取り付けられるベース底壁部51と、ベース底壁部51のシート幅方向の両端部からそれぞれ連続して屈曲し、上方に延びている左右のベース側壁部52と、左右のベース側壁部52の延出端部からそれぞれ連続して屈曲し、シート前方に突出している左右のベース突出壁部53と、から構成されている。
左右のベース突出壁部53が、ベース連結ブラケット19を挟むようにして保持しており、かつ、バック回動軸61によってベース連結ブラケット19に連結されている。
ベース突出壁部53のうち、ベース連結ブラケット19に当接する部分には、ベース連結ブラケット19に向かって一部張り出したベース張り出し部54が形成されている。
ベース張り出し部54は、ベース連結ブラケット19を貫通するように配置されており、また、バック回動軸61の軸方向に沿って延びており、バック回動軸61を軸支している。
なお、支持ベース50の剛性を向上させるべく、支持ベース50の外周部分には、略全体にわたって補強フランジ55が形成されている。
リクライニング装置60は、図8、図9A,Bに示すように、支持ベース50に対してバックフレーム10及びベース連結ブラケット19を回動可能に連結する装置であって、バックフレーム10の左右の側方部分における下端部分にそれぞれ配置されている。
リクライニング装置60は、シート幅方向に沿って延びているバック回動軸61と、バックフレーム10をバック回動軸61を中心として前方回転させるように付勢する渦巻きバネ62と、バックフレーム10をバック回動軸61を中心として後方回転させるように付勢する補助バネ63と、から主に構成されている。
バック回動軸61は、シート幅方向においてバックフレーム10側のベース連結ブラケット19と支持ベース50とに軸支されている。バック回動軸61の外周面には、渦巻きバネ62と、補助バネ63と、渦巻きバネ62及び補助バネの間に配置されるワッシャー64(干渉抑制部材)と、バック回動軸61の延出端部に配置される締結ナット65(締結部材)とがそれぞれ取り付けられている。
渦巻きバネ62、補助バネ63は、それぞれの自由端がバックフレーム10(メインフレーム11)の下端に設けられた係止ワイヤ66に係止されており、それぞれの固定端がバック回動軸61の外周面に設けられたスリット溝61bに係止されて構成されている。
渦巻きバネ62は、補助バネ63よりも幅広となるように形成されており、補助バネ63よりも付勢力が大きいバネとなっている。
また、渦巻きバネ62は、バック回動軸61の軸方向において補助バネ63よりも中央側に取り付けられている。
バック回動軸61に対し渦巻きバネ62及び補助バネ63が取り付けられた状態で締結ナット65が締結されることで、渦巻きバネ62及び補助バネ63の位置決めがなされる。
上記構成において、図9Aに示すように、リクライニング装置60は、バックフレーム10を前方回転させるように付勢する渦巻きバネ62と、渦巻きバネ62とは逆方向に付勢する補助バネ63と、を備えている。
そのため、シート本体(シートバック1)を収納状態から通常状態に復帰させるとき(引き起こすときに)、従来よりも引き起こし荷重が小さくなって、シートバック1の引き起こし動作を円滑にすることができる。
上記構成において、図9Aに示すように、バック回動軸61に対し渦巻きバネ62及び補助バネ63が取り付けられた状態で締結ナット65が締結されているところ、特に限定されることなく変更可能である。
例えば、図9B、図9Cに示すように、バック回動軸61に対し渦巻きバネ62及び補助バネ63が取り付けられた状態で、締結ナット65の代わりにバック回動軸61の延出端部61aがカシメられても良い。
また例えば、図9Dに示すように、バック回動軸61に対し渦巻きバネ62のみが取り付けられた状態で、バック回動軸61の延出端部61aがカシメられても良い。
上記構成であっても、渦巻きバネ62及び補助バネ63を位置決めすることができる。
なお、バック回動軸61を加工装置Eによってカシメ加工する工程としては、図9E-図9Gに示す通りである。当該工程によって、バック回動軸61の延出端部61aに渦巻きバネ62を固定することができる。
アームロック装置70は、図3、図10に示すように、バックフレーム10に対してアームレストフレーム30を回動可能に連結するとともに、アームレストフレーム30の回動動作をロックする装置であって、アームレストフレーム30の内側面に取り付けられている。
アームロック装置70は、アームレストフレーム30の回動動作をロックするためのアームロック本体80と、アームレストフレーム30の回動軸となるアーム回動軸71と、アームレストフレーム30のロック状態を解除するために操作されるアーム操作レバー72と、アームロック本体80及びアーム操作レバー72を連結する連結ケーブル73と、から主に構成されている。
アーム回動軸71は、シート幅方向に沿って延びており、アームレストフレーム30側(サイドフレーム部31a,31b)と、バックフレーム10側(アーム連結ブラケット17)とに軸支されている。
詳しく述べると、アーム回動軸71は、図10に示すように、シート幅方向に延びている中空状のパイプ体71aと、パイプ体71aの内部に一部挿入された状態でシート幅方向に延びている中実状の軸心体71bと、から構成されている。
アーム回動軸71のうち、パイプ体71a及び軸心体71bが組み付けられた軸部分が、アームレストフレーム30及びアーム連結ブラケット17を貫通している。
アーム操作レバー72は、着座者によって操作されるレバーであって、アームレストフレーム30の上方部分に取り付けられており、かつ、アームレストフレーム30のシート幅方向の中央部分に配置されている。
アーム操作レバー72は、図11Aに示す通常位置と、通常位置からシート下方にスライド移動させた図11Bに示す操作位置との間で切り替え可能となっている。
なお、アーム操作レバー72は、不図示の弾性バネ(コイルバネ)によって、通常位置(上方位置)と操作位置(下方位置)の間において通常位置側に付勢されている。
連結ケーブル73は、アームレストフレーム30の枠内において上下方向に延びており、アーム操作レバー72の操作に牽引されてアームロック本体80をロック位置からロック解除位置へ切り替えるように作用する。
連結ケーブル73の一端部73aがアーム操作レバー72に取り付けられており、その他端部73bがアームロック本体80に取り付けられている。
アームロック本体80は、図12に示すように、連結ケーブル73の他端部73bに取り付けられるロック部材81と、アームレストフレーム30に固定され、ロック部材81に係合する被ロック部材82と、ロック部材81の回動軸となるロック回動軸83と、ロック回動軸83及びアーム回動軸71を連結し、ロック部材81及びロック回動軸83とともにアーム回動軸71に対して回動可能となるように取り付けられる回動プレート84と、から主に構成されている。
また、アームロック本体80は、ロック回動軸83の外周面に取り付けられ、ロック部材81を被ロック部材82に係合させるように付勢する付勢バネ85をさらに備えている。
上記構成において、アームロック本体80は、図16に示すように、ロック部材81が被ロック部材82に係合するロック位置にいるときに、アームレストフレーム30をロック状態に保持する。一方で、図17に示すように、ロック部材81が被ロック部材82に係合しないロック解除位置にいるときに、クッションフレーム20をロック解除状態に保持する。
ロック部材81は、シート幅方向に沿って延びるロック回動軸83を中心として図12に示すロック位置と、ロック位置よりも後方に回転移動したロック解除位置との間で回転するプレート部材である。
ロック部材81は、アームレストフレーム30が格納位置にいるときに、付勢バネ85によって前方側(被ロック部材82側)に付勢されており、ロック位置に配置されている。
ロック部材81の前方部分が、連結ケーブル73の他端部73bに連結ピン86を介して連結されており、またその後方部分がロック回動軸83に連結されている。
ロック部材81は、図13A,Bに示すように、屈曲形状を有する板状プレートであって、シート前後方向に長尺な本体プレート81aと、本体プレート81aの後方部分にカシメ固定され、シート幅方向に長尺な補助プレート81bと、から構成されている。
本体プレート81aは、その前方部分に形成され、連結ケーブル73の他端部73b(連結ピン86)が取り付けられるケーブル取り付け部81aaと、その後方部分に形成され、ロック回動軸83を軸支する軸取り付け部81abと、を有している。
本体プレート81aの前方部分、後方部分においてそれぞれの下端には、被ロック部材82に係合可能な第1係合部81ac、第2係合部81adが形成されている。
第1係合部81acは、アームレストフレーム30が格納位置にいるとき、かつ、ロック部材81が係合位置にいるときに、被ロック部材82に係合する。
また、第2係合部81adは、アームレストフレーム30が展開位置にいるとき、かつ、ロック部材81が係合位置にいるときに、被ロック部材82に係合するものである。
補助プレート81bは、シート幅方向の外側端部から上方に突出し、本体プレート81aにカシメられるカシメ部81baと、シート幅方向の内側端部から下方に突出する錘部81bbと、を有している。
補助プレート81bのうち、カシメ部81baが形成された部分には、軸取り付け部81abと連通する穴として形成される軸取り付け部81bcが形成されている。
錘部81bbは、例えば、乗り物の衝突時に乗り物用シートSに対し所定の荷重が加わった場合であっても、ロック部材81と被ロック部材82のロック状態を維持できるように機能する部分である。
被ロック部材82は、ロック部材81に係合する被ロック軸であって、シート幅方向に長尺となるように延びており、アームレストフレーム30を貫通してアーム連結ブラケット17に固定されている。
ロック部材81が被ロック部材82に係合するとき、ロック部材81の第1係合部81ac(第2係合部81ad)と、被ロック部材82の外周面とが当接することになる。
ロック回動軸83は、ロック部材81の回転軸であって、シート幅方向に長尺となるように延びており、その長尺方向の外側端部にロック部材81が回動可能となるように取り付けられ、その内側端部に回動プレート84が固定されている。
すなわち、ロック回動軸83は、ロック部材81及び回動プレート84によって両持ちに取り付けられた回動軸となっている。
そのため、ロック回動軸83が軸として機能するにあたってバランス良く保持されている。
回動プレート84は、略逆V字形状のフランジ付きプレートであって、アーム回動軸71の外周面に回動可能となるように取り付けられ、アーム回動軸71に対してロック回動軸83、ロック部材81及び付勢バネ85とともに一体となって回転する部材である。
付勢バネ85は、ロック回動軸83の外周面に巻き付けられたコイルバネであって、その自由端が連結ピン86に係止されており、その固定端がアームレストフレーム30側に係止されている。そして、付勢バネ85は、ロック部材81を被ロック部材82側に係合させるように付勢している。
上記構成において、図10に示すように、アーム回動軸71のうち、パイプ体71a及び軸心体71bが組み付けられた軸部分が、アームレストフレーム30及びアーム連結ブラケット17を貫通している。
このとき、軸心体71bの長さL1が、アーム連結ブラケット17と回動プレート84のシート幅方向の間の長さL2よりも長くなっている。
言い換えれば、軸心体71bが、アーム連結ブラケット17からアームレストフレーム30(サイドフレーム部31b)を貫通して回動プレート84を越えた位置まで長尺に延びている。
そのため、アーム回動軸71の剛性が高まり、アーム回動軸71に対するアームロック装置70の組み付け剛性を向上させることができる。その結果、アームロック装置70を円滑に動作させることができる。
上記構成において、図12、図15に示すように、被ロック部材82が、シート幅方向に長尺となるように延びており、アームレストフレーム30を貫通してアーム連結ブラケット17に固定されている。
このとき、被ロック部材82のうち、アーム連結ブラケット17を貫通している部分が幅広となるように(太くなるように)形成されている。
そのため、アーム連結ブラケット17に対する被ロック部材82の組み付け剛性を高めることができる。その結果、バックフレーム10に対するアームロック装置70の組み付け剛性を高めることができる。
上記構成において、図15に示すように、アーム連結ブラケット17及びアームレストフレーム30(サイドフレーム部31b)のシート幅方向の間には、アーム回動軸71及び被ロック部材82の周辺部分に外部から異物が侵入することを抑制するためのカバープレート90が取り付けられている。
具体的には、カバープレート90は、図6に示すサイドフレーム部31bの側面に形成されたブーメラン形穴35bを通じて、アームロック装置70内に異物が侵入することを抑制するものである。
カバープレート90は、略楕円形状の板状プレートであって、アーム回動軸71及び被ロック部材82を貫通させるための長穴91と、ロック回動軸83との干渉を避けるための切り欠き穴92と、を有している。
<アームロック装置の動作>
次に、アームロック装置70の具体的な動作について図16-19に基づいて説明する。
まず、アームレストフレーム30が「格納位置」にいるとき、かつ、アームロック本体80が「ロック位置」にいるとき、図16に示すように、ロック部材81が被ロック部材82に係合した状態になっている(「係合位置」にいる状態となっている)。
詳しく述べると、第1係合部81acが、被ロック部材82の外周面に当接した状態となって、被ロック部材82に係合している。
このとき、付勢バネ85がロック部材81を被ロック部材82側に付勢している。
そして、着座者によってアーム操作レバー72が「通常位置」から「操作位置」に切り替え操作されると、連結ケーブル73が、アーム操作レバー72の操作に牽引されてアームロック本体80を「ロック位置」から「ロック解除位置」へ切り替えるように作用する。
このとき、図17に示すように、ロック部材81が、付勢バネ85の付勢力に抗してロック回動軸83を中心として被ロック部材82から離れた位置に回転移動し、被ロック部材82とは係合解除された状態になる(「係合解除位置」にいる状態となっている)。
そして、着座者の操作によってアームレストフレーム30がアーム回動軸71を中心として「格納位置」から「展開位置」に向かって所定位置まで移動したとき、図18に示すように、ロック部材81が被ロック部材82を乗り越えて回転移動することになる。
そうすると、着座者がアーム操作レバー72から手を離したとしても(アーム操作レバー72が「操作位置」から「通常位置」に戻ったとしても)、アームロック本体80が「ロック解除位置」のまま保持されることになる。
具体的には、図18に示すように、ロック部材81の第2係合部81adが、被ロック部材82の外周面に当接した状態で、被ロック部材82の外周面に沿って摺動するため、アームロック本体80が「ロック解除位置」のまま保持されることになる。
このとき、被ロック部材82が、アームレストフレーム30のブーメラン形穴35b内部を移動することになる。
そして、図19に示すように、アームレストフレーム30が「展開位置」まで移動したとき、アームロック本体80は「ロック解除位置」のまま保持されており、ロック部材81が被ロック部材82から離れた位置に回転移動し、被ロック部材82とは係合解除された状態になっている。
上記一連の動作によって、アームレスト5が「格納位置」から「展開位置」まで移動することになる。
なお、アームレスト5を再び「格納位置」に戻したときには、図19に示すように、アームロック本体80が「ロック解除位置」のまま保持されているため、そのままアームレスト5を「格納位置」まで引き起こせばよい。
アームレスト5が「格納位置」まで移動すると、アームロック本体80が「ロック解除位置」から「ロック位置」に切り替わる。
具体的には、ロック部材81の第1係合部81acが、再び被ロック部材82の外周面に当接した状態となって、被ロック部材82に係合した状態に戻る。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、シート本体の収納状態が、本発明の移動状態に相当するものとして説明されたが、特に限定されることなく変更可能である。
例えば、シートクッション2を上方に跳ね上げたチップアップ状態が、本発明の移動状態に相当するものとしても良い。
また例えば、乗り物用シートSが、シート本体を前後方向に移動可能に支持する不図示のレール装置を別途備えており、シート本体が当該レール装置によって通常位置から所定のシート前方位置(所定のシート後方位置)まで移動したスライド移動状態が、本発明の移動状態に相当するものとしても良い。
上記実施形態において、図1、図3に示すように、乗り物用シートSが、アームレスト5及びアームロック装置70を備えているが、特に限定されることなく、これら構成部品を不要の構成にしても良い。
なお、乗り物用シートSがこれら構成部品を備えていることで、本発明の構成、効果がより格別なものとなる。
すなわち、所定の荷重が加わった場合であっても、シートバック1、特にシートバック1のうち、アームレスト5が組み付けられた部分の変形を抑制することが可能な乗り物用シートSとなる。
上記実施形態において、図13A,Bに示すように、ロック部材81が、本体プレート81aと、本体プレート81aにカシメ固定される補助プレート81bとから構成されているところ、特に限定されることなく変更可能である。
例えば、図20A,Bに示すように、ロック部材81の代わりにロック部材181が採用されても良い。
ロック部材181は、シート前後方向に長尺な板状プレートであって、その重心位置が後方部分に位置するように形成されている。
具体的には、ロック部材181は、ケーブル取り付け部181aと、軸取り付け部181bと、第1係合部181c及び第2係合部181dと、錘部181eと、を有している。
本実施形態では、主として本発明に係る乗り物用シートに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、シートバック(バックフレーム)、アームレスト(アームレストフレーム)の形状、配置、及び構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S 乗り物用シート
1 シートバック
1a,2a,3a クッション材
1b,2b,3b 表皮
2 シートクッション
3 ヘッドレスト
3c ヘッドレストピラー
3d ヘッドレストガイド
4 サブヘッドレスト
4c サブヘッドレストピラー
4d サブヘッドレストガイド
5 アームレスト
5a クッション材
5b 表皮
6 電装部品
10 バックフレーム
11 メインフレーム
11a,11b サイドフレーム部
11c 上方フレーム部
11d 下方フレーム部
11e 傾斜形状
12 サブフレーム
12a サブフレーム本体部
12b サブフレームサイド部
13 パネルフレーム
13a,13b 補強凸部
13c 補強ビード
14 連結フレーム
15A 補強ブラケット
15Aa 本体壁部
15Ab 前方壁部
15Ac 後方壁部
15B 第2補強ブラケット
15Ba 本体壁部
15Bb 前方壁部
15Bc 後方壁部
16 ダンパー部材
16a 取り付けブラケット
17 アーム連結ブラケット
17a 内側ブラケット
17b 外側ブラケット
18 クッション連結ブラケット
19 ベース連結ブラケット
19a ブラケット本体部
19b ブラケット補強部
19c 連結ワイヤ
19d アンカー部材
20 クッションフレーム
21 サイドフレーム
22 前方フレーム
23 後方フレーム
24 パンフレーム
25 弾性バネ
26 クッション回動装置
26a クッション回動軸
27 支持脚
30 アームレストフレーム
31 本体フレーム
31a,31b サイドフレーム部
31c 上方フレーム部
32 連結フレーム
32a フレーム本体部
32b フレーム傾斜部
33 第2連結フレーム
34 取り付けブラケット
35 補強サイドフレーム
35a 円形穴
35b ブーメラン形穴
35c 円形穴
40 切り替え装置
41 ロック部材
42 バック操作レバー
43 連結ケーブル
44 ストライカ
50 支持ベース
51 ベース底壁部
52 ベース側壁部
53 ベース突出壁部
54 ベース張り出し部
55 補強フランジ
60 リクライニング装置
61 バック回動軸
61a 延出端部
61b スリット溝
62 渦巻きバネ
63 補助バネ
64 ワッシャー
65 締結ナット
66 係止ワイヤ
70 アームロック装置
71 アーム回動軸
71a パイプ体
71b 軸心体
72 アーム操作レバー
73 連結ケーブル
73a 一端部
73b 他端部
80 アームロック本体
81,181 ロック部材
81a 本体プレート
81aa,181a ケーブル取り付け部
81ab,181b 軸取り付け部
81ac,181c 第1係合部
81ad,181d 第2係合部
81b 補助プレート
81ba カシメ部
81bb,181e 錘部
81bc 軸取り付け部
82 被ロック部材
83 ロック回動軸
84 回動プレート
85 付勢バネ
86 連結ピン
90 カバープレート
91 長穴
92 切り欠き穴
E 加工装置
L1,L2 長さ

Claims (10)

  1. シートバックを有するシート本体と、
    前記シートバックのシート幅方向の側方部分に取り付けられ、前記シート本体を着座者が着座することが可能な通常状態と、該通常状態から移動させた移動状態との間で切り替えるための切り替え装置と、を備えた乗り物用シートであって、
    前記シートバックの骨格となるバックフレームは、
    枠状体からなるメインフレームと、
    該メインフレームにシート幅方向に並ぶように配置されるサブフレームと、
    前記メインフレームの枠内に配置され、該メインフレームのシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部を連結する連結フレームと、を備え、
    前記切り替え装置と、前記連結フレームと、前記サブフレームのうちシート幅方向に沿って延びているサブフレーム本体部とが、前記シートバックの高さ方向において互いに重なる高さ位置に配置されていることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 前記バックフレームは、
    前記メインフレーム及び前記サブフレームの後方に取り付けられ、板状体からなるパネルフレームと、
    前記連結フレーム及び前記パネルフレームを連結し、前記連結フレームの長尺方向に沿って延びている補強ブラケットと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の乗り物用シート。
  3. 前記バックフレームは、前記サイドフレーム部及び前記連結フレームを連結し、前記サイドフレーム部の延出方向に対して傾いた傾斜方向に延びている第2補強ブラケットを備えていることを特徴とする請求項2に記載の乗り物用シート。
  4. 前記補強ブラケット及び/又は前記第2補強ブラケットは、断面略U字形状に形成されており、前記バックフレームの一部を間に挟むように取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の乗り物用シート。
  5. 前記パネルフレームにおいて前記メインフレーム及び前記サブフレームのうち、該サブフレームが取り付けられた側の部分には、前記サブフレームに向かって突出する補強凸部が複数形成され、
    該複数の補強凸部は、前記バックフレームの高さ方向において前記サブフレーム本体部を間に挟むように配置されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  6. 前記サブフレームは、閉断面形状のフレームであって、シート幅方向に延びている前記サブフレーム本体部と、該サブフレーム本体部の延出方向の一端部に連続して設けられ、前記バックフレームの高さ方向に延びているサブフレームサイド部と、を有していることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  7. 前記パネルフレームにおいて前記メインフレーム及び前記サブフレームのうち、該サブフレームが取り付けられた側の部分には、前記バックフレームの高さ方向に延びている補強ビードが形成され、
    前記サブフレームサイド部が、シート幅方向において前記補強ビードと前記サブフレーム本体部との間に挟まれるように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の乗り物用シート。
  8. 前記バックフレームは、前記メインフレームの枠内において前記連結フレームよりも上方位置に配置され、前記シートバックに対し所定の荷重が加わったときに、荷重による振動エネルギーを吸収するためのダンパー部材を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  9. 前記シートバックの上部にそれぞれ設けられ、前記メインフレームの上方位置に配置されるヘッドレストと、前記サブフレームの上方位置に配置されるサブヘッドレストと、
    前記シートバックに対し、該シートバックに形成された収納空間に収納される収納位置と、前記収納空間からシート前方に展開された展開位置との間で回動可能となるように取り付けられ、前記サブフレーム側の位置に配置されるアームレストと、を備え、
    前記サブヘッドレストは、前記アームレストに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の乗り物用シート。
  10. 前記アームレストの骨格となるアームレストフレームは、
    本体フレームと、
    該本体フレームの内部に配置され、該本体フレームのシート幅方向の側部を構成する左右のサイドフレーム部を連結する連結フレーム及び第2連結フレームと、を備え、
    前記連結フレーム及び前記第2連結フレームは、上下方向において前記サブフレーム本体部とは異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の乗り物用シート。
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