JP7349698B2 - 半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法 - Google Patents

半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 https://confit.atlas.jp/guide/event/jsap2018a/subject/21p-135-5/tables?cryptoId=平成30年7月19日 2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会 予稿集 DVD 発行日 平成30年9月5日 2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会 名古屋国際会議場(愛知県名古屋市熱田区熱田西町1番1号)平成30年9月21日(開催期間:平成30年9月18日~平成30年9月21日) https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1369800118320249(Materials Science in Semiconductor Processing Volume 93,April 2019,Pages 266-273)平成31年1月18日 https://confit.atlas.jp/guide/event/jsap2019s/subject/10a-W934-2/tables?cryptoId=平成31年2月1日 2019年第66回応用物理学会春季学術講演会 予稿集 DVD 発行日 平成31年2月25日 2019年第66回応用物理学会春季学術講演会 国立大学法人東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2丁目12-1)平成31年3月10日(開催期間:平成31年3月9日~平成31年3月12日) https://link.springer.com/article/10.1007/s10853-019-03670-x(Journal of Materials Science(2019),Volume54,pp11117-11126)令和1年5月10日
本発明は、半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法に関する。
縦型BC(Body Channel)MOSFET等のGAA(Gate-All-Around)-FET等と称される半導体素子が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような半導体素子は、円柱形状のシリコンピラーと、シリコンピラーの中央部の周囲を囲むように設けられたゲートと、このゲートとシリコンピラーとの間に設けられたゲート絶縁膜とを有する。この半導体素子は、シリコンピラーの中央部にチャネルとなる半導体領域が設けられ、シリコンピラーの両端がドレイン及びソースとなる。
また、特許文献2には、縦型BCMOSFETの作製方法が提案されている。特許文献2の作製方法では、SiOやSiを積層した積層体に異方性エッチングを行なって、上部に開口した穴を形成し、その穴内にシリコンを堆積することによりシリコンピラーを形成している。
国際公開第2011/043402号 国際公開第2011/142458号
ところで、上述のGAA-FETを用いた集積回路の集積度の向上には、シリコンピラーの高さ方向(軸心方向)における直径のバラツキを小さくしながら、直径の小さなシリコンピラーを形成する必要がある。しかしながら、直径が小さく直径のバラツキが小さいシリコンピラーを形成するのは困難であった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、直径が小さく、高さ方向に均一な直径を有する半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法は、シリコン基板の表面に、円柱状の初期ピラーを形成する初期ピラー形成ステップと、前記シリコン基板を加熱することにより、前記初期ピラーの表面を酸化して酸化膜を形成する熱酸化ステップとを有するものである。
本発明の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法によれば、初期ピラーの表面を熱酸化することによって、初期ピラーよりも直径を小さくしたシリコンピラーを形成するので、高さ方向に均一な直径を有する直径の小さいシリコンピラーを作製することができる。
シリコン基板の表面に形成されたシリコンピラーの外観を示す斜視図である。 シリコンピラーの作製手順を模式的に示す説明図である。 初期ピラーの作製手順を示すフローチャートである。 初期ピラーの初期直径を示す説明図である。 初期ピラーの表面に形成された酸化膜を示す断面図である。 GAA-MOSFETの一例を示す斜視図である。 シリコンピラーの直径の測定位置を示す説明図である。 実施例で作製された初期ピラーとシリコンピラーを示すTEM写真である。 実施例で作製された各サンプルと条件式(1)の関係を示すグラフである。 実施例で作製された各サンプルと条件式(2)の関係を示すグラフである。 初期ピラーの初期直径とシリコンピラーの直径との関係を示すグラフである。
図1に示すように、シリコン基板10の表面に複数のシリコンピラー12を起立した状態に形成する。シリコンピラー12は、半導体集積回路用のものである。半導体集積回路は、電子回路の機能を有するようにトランジスターやその他の回路素子をシリコン基板10上に一体的に形成したものである。シリコンピラー12は、シリコン基板10上に形成される半導体集積回路を構成する回路素子(例えばGAA-MOSFET)の一部とされる。半導体集積回路では、シリコンピラー12の高さ方向(軸心方向)における直径及びピラー間における直径のバラツキは、回路素子の特性のバラツキとなって問題になる。このため、半導体集積回路のシリコンピラー12は、シリコンピラーにある程度大きな直径のバラツキでも許容される太陽電池とは異なり、シリコンピラー12の高さ方向における直径及びピラー間における直径の均一性が要求される。
シリコン基板10は、例えば単結晶ウェーハである。各シリコンピラー12は、半導体集積回路の集積度の向上のために、その直径が例えば30nm以下となるように作製される。シリコンピラー12は、例えばGAA-MOSFETの一部とされる。このGAA-MOSFETは、シリコンピラー12の一部がチャネル領域とされ、チャネル領域の両端にドレイン及びソースが設けられ、チャネル領域の周囲にはゲート絶縁膜を挟んでゲートを有する構造である。
シリコンピラー12の作製工程は、初期ピラー形成工程と、熱酸化工程と、除去工程とを有する。初期ピラー形成工程は、シリコン基板10にシリコンピラー12の元となる初期ピラー15(図2参照)を形成する。熱酸化工程は、初期ピラー15の表面(周面)を酸化する工程であり、この熱酸化工程によりピラーの直径を小さくする。除去工程は、熱酸化工程で形成された酸化膜を除去し、シリコンピラー12を得る。
図2にシリコンピラー12をシリコン基板10に作製する手順を模式的に示す。初期ピラー形成工程では、図2(A)に示されるように、初期ピラー15を形成すべきシリコン基板10の各領域の表面に、それぞれエッチングマスクとなるシリコンナイトライド(Si)層22を形成する。シリコンナイトライド層22の形成後、このシリコンナイトライド層22をマスクにしてシリコン基板10に異方性エッチングを行なって、図2(B)に示されるように、円柱状の初期ピラー15を形成する。
初期ピラー15の形成では、例えば、図3に手順を示すように、まずシリコン基板10の表面の全面にシリコンナイトライドの薄膜を形成し、さらにこのシリコンナイトライドの薄膜の表面にフォトリソグラフィにより、所定のパターンのレジストマスク(レジストパターン)を形成する。すなわち、シリコンナイトライドの薄膜上にフォトレジストを塗布し、このフォトレジストにフォトマスクを介して光源からの光を照射して露光を行う。次に現像を行なってフォトレジストの余分な部分を除去することで、初期ピラー15の断面形状に対応したレジストマスクを形成する。この後に、レジストマスクを用いてシリコンナイトライド膜をドライエッチングして、シリコンナイトライド層22を形成する。この後、シリコンナイトライド層22をマスクにして(エッチングマスクを用いて)異方性エッチングを行なって、初期ピラー15を形成する。なお、初期ピラー15を円柱状に形成するため、シリコン基板10の法線方向から見た各シリコンナイトライド層22、レジストマスクの形状は円形である。
シリコンナイトライド層22は、熱酸化工程において、初期ピラー15の上端面の酸化を防止するキャップ膜としても用いられる。キャップ膜を初期ピラー形成工程後に形成することもできるが、この例のように、初期ピラー形成工程においてシリコンナイトライド層22を形成しておくことで、シリコンピラーの作製工程を簡単なものとすることができる。この例では、エッチングマスク及びキャップ膜をシリコンナイトライドで形成しているが、これらの材料は、シリコンナイトライドに限定されるものではない。
上記のようなフォトリソグラフィ技術は、スループットが高いという利点を有する。一方で、フォトリソグラフィ技術は、転写可能なパターンの寸法限界すなわち解像度の向上と、LER(line edge roughness)やLWR(line width roughness)等の向上との両立が容易ではない。このため、フォトリソグラフィ技術とエッチングだけにより例えば30nm以下程度に直径が小さいシリコンピラーを作製しようとすると、ピラー間における直径のバラツキが問題になる。しかしながら、この例のシリコンピラー12の作製手法では、後述するように、熱酸化工程において、ピラー間における直径の差が圧縮されてシリコンピラー12の直径の良好な均一性が得られるため、スループットが高いフォトリソグラフィ技術を用いることは極めて有用である。
レジストを露光するときの光(紫外線を含む)の波長域は、特に限定されないが、より波長が短いことが好ましい。例えば、ArFエキシマレーザー(波長193nm)を用いてレジストを露光することは好ましい態様である。なお、電子ビームをレジストに照射することで微細なマスクパターンを形成できる電子ビームリソグラフィが知られているが、電子ビームリソグラフィは、スループットが低く多数のシリコンピラーを形成する半導体集積回路には不向きである。
初期ピラー形成工程において、異方性エッチングを用いてシリコン基板10を掘り進む深さ、すなわち初期ピラー15の高さ(軸心方向の長さ、以下、初期高さと称する)Hは、特に限定されず、形成するシリコンピラー12とほぼ同じ高さとすればよい。初期高さHが大きいほど、後述するエッジ効果の影響が相対的に小さい範囲が広く、相対的に後述するセルフリミッティング現象の範囲が広いため、高さ方向における直径が均一なシリコンピラー12を作製しやすい。このため、例えば初期高さHは1000nm程度であってもよい。また、初期高さHは、小さいほど、半導体集積回路全体の高さを小さくできるので、好ましくは500nm以下、より好ましくは400nm以下、さらに好ましくは300nm以下、よりさらに好ましくは200nm以下である。上記のようなGAA-MOSFETのチャネル領域、ドレイン及びソースを形成するうえでは、シリコンピラー12の高さは200nmもあれば十分である。
また、上述のように、熱酸化工程によって、ピラーの直径を小さくすることで、直径の小さいシリコンピラー12を得るため、初期ピラー15の直径は、形成するシリコンピラー12の直径より大きく形成する。なお、この初期ピラー形成工程の手順は一例であり、これに限定されるものではない。
初期ピラー15は、図4に示すように、上部ほど直径が小さくなるテーパ状となることがある。このため、特に初期ピラー15の代表する直径を他の直径と区別する場合には、初期直径Dとして説明する。初期直径Dは、初期ピラー15の初期高さHの50%(=0.5H)の位置で測定した直径である。
初期ピラー15の直径を小さくするほど、最終的に得られるシリコンピラー12の直径が小さくなる。したがって、初期ピラー15は、所望とするシリコンピラー12の直径に応じた初期直径Dで形成すればよい。初期直径Dは、特に限定されないが、63nm以下とすることが好ましい。
初期ピラー15の高さ方向における直径のバラツキ(直径の差)は、シリコンピラー12の直径のバラツキとなる。このため、初期ピラー15は、その高さ方向における直径のバラツキを小さくできる初期直径Dを用いて形成することが好ましい。ただし、本実施形態では、初期ピラー15における直径の差は、熱酸化工程を経ることによって圧縮されて小さなシリコンピラー12の直径の差となる。したがって、高さ方向における初期ピラー15の直径の差は、所要とするシリコンピラー12の直径の差よりも大きくてもよい。
初期ピラー形成工程の後に、熱酸化工程を行なう。この熱酸化工程では、酸化炉の炉内に初期ピラー15を形成したシリコン基板10を配し、炉内を高温にしてから、酸素ガスを流してシリコン基板10を酸化する。このようにして、シリコン基板10を加熱して酸化を行なう。これにより、図2(C)に示されるように、初期ピラー15の表面(周面)を酸化して酸化膜26を形成する。この例の熱酸化工程では、高純度の酸素ガスを炉内に流すドライ酸化を用いる。熱酸化工程は、各種条件を調整することによって、水分を含む酸素ガスを炉内に流すウェット酸化を用いることもできる。この場合、シリコン単結晶での酸化量がドライ酸化と同じになるようにウェット酸化の条件を設定すればよい。なお、ドライ酸化は、相対的にウェット酸化よりも酸化速度が遅いため酸化を制御しやすく、セルフリミッティング現象を利用して直径のバラツキを減少させる上で有利である。
熱酸化工程によって、初期ピラー15の表面のシリコン原子と酸素原子とが結合、すなわち初期ピラー15の表面が酸化し、酸化膜26が形成される。初期ピラー15の酸化は、酸化されていない初期ピラー15の部分(以下、未酸化部と称する)27と酸化膜26との界面が初期ピラー15の中心部に向うように進行する。この結果、酸化膜26の膜厚が増大し、一方で未酸化部27の直径が縮小する。
初期ピラー15における初期の酸化速度は、相対的に、高さ方向の中央部が速く、端部(上端及び下端)に近づくほど遅い。このため、図5に模式的に示すように、熱酸化工程の途中では、酸化膜26は、初期ピラー15の高さ方向の中央部の膜厚が大きく、端部に近いほど膜厚が小さくなっている。このように、初期ピラー15の端部に近いほど酸化の進行が遅くなるのは、初期ピラー15の上端がシリコンナイトライド層22と接し、下端がシリコン基板10の表面と角度を持って接していることの影響を受けるためである。なお、このような効果は、エッジ効果として知られている。
初期ピラー15の酸化は、酸化が進むほど酸化の進行が遅くなり、最終的には、その酸化の進行が実質的に停止した状態になる。このような現象は、セルフリミッティング(self-limiting)現象として知られている。
従来、セルフリミッティング現象に関連して、酸素は酸化膜中を拡散して酸化膜界面(Si0/Si界面)に移動するが、酸化膜中の酸素の拡散が酸化膜中の応力によって抑制される(酸素の拡散が律速となる)モデルが提案されている。また、シリコンが酸化されて酸化物(SiO)に変化する際の体積の増加が酸化膜中の応力を増大させるため、その応力の増大をセルフリミッティング現象の主要因とする理論が提案されている。しかしながら、このようなモデルや主要因の理論は、シリコンピラーの酸化が止まった後に、それまでの酸化膜に変化がなくても、例えばシリコンピラーに生じたクラックの部分から酸化が加速的に進むことや、シリコンピラーの側面(周面)と平面の酸化膜のエッチング速度が異なるという実験結果や酸化物が軟化するような温度下での酸化の際にシリコンピラーの下部でクラックが発生するという実験結果を十分に説明できなかった。
単結晶中のSiは、4つのsp3軌道によるSi-Si結合を有する。発明者らは、酸化の際に、1つのSi-Si結合の切断によって残ったSi-Si結合が収縮することで酸化膜界面に垂直かつ未酸化のSiに向けて圧縮応力が発生し、酸化の進行により、圧縮応力が増大することで、Si-Si結合が切断し難くなる、すなわち酸化しづらくなることが、セルフリミッティング現象が生じる主要因であることを見出した。すなわち、酸化膜とシリコンとの界面が平面である場合に比べて、シリコンピラーの側面(周面)のような曲面では、圧縮応力(Si-Si結合の収縮)が解放し難く、そして直径(曲率半径)が小さくなるほど解放空間が少なく解放し難くなり、最終的にSi-Si結合が切断されなくなって酸化が停止する。
発明者らは、酸化が停止した状態での未酸化部27の直径が初期ピラー15の初期直径Dに依存することを確認している。また、初期ピラー15の上端から下端までの全範囲の各位置で、酸化速度の違いはあるが、初期ピラー15の直径が同じであれば、酸化が停止した状態での未酸化部27の直径が同じになることを確認している。さらに、酸化によって、シリコンピラー12となる未酸化部27の直径が縮小すると同時に、初期ピラー15の直径の差が圧縮されることを確認している。これにより、個々のシリコンピラー12の高さ方向における直径の差が小さくなって、直径の均一性が高くなるとともに、複数のシリコンピラー12の相互間においても直径の均一性が高くなる。これらのことは、上記のSi-Si結合の収縮に基づくセルフリミッティング現象とエッジ効果とから導き出される結果と合致する。
熱酸化工程におけるシリコン基板10の温度、すなわち酸化炉内の温度(以下、処理温度という)θは、840℃以上920℃以下の範囲内(840℃≦θ(℃)≦920℃)であることが好ましい。処理温度θが840℃以上であれば、熱酸化を行なっている時間(以下、処理時間という)Tを実用的な長さとすることができる。また、処理温度θが920℃以下であれば、酸化膜26の流動が抑制され、特に未酸化部27の上部の変形が抑制され、得られるシリコンピラー12の変形を確実に防ぐことができる。
また、初期ピラー15の初期直径Dを63nm以下とし、熱酸化工程では、条件式(1)、(2)をそれぞれ満たす条件下で行なうことが好ましい。なお、処理時間T及び初期直径Dは、有限な値(T>0、D>0)である。このような条件を満たすことにより、高さ方向における均一性が特に良好であって、また変形等を確実に防止しながらシリコンピラー12を作製することができる。
-0.1θ+91≦T≦-0.0375θ+38.5 ・・・(1)
0.051D-1.89≦T≦0.064D+3.86 ・・・(2)
熱酸化工程後の除去工程において、図2(D)に示されるように、酸化膜26を除去する。これにより、未酸化部27をシリコンピラー12として露出する。シリコンナイトライド層22は、例えばGAA-MOSFETの形成後に除去される。このようにして得られるシリコンピラー12は、初期直径Dよりも直径が小さく、例えば直径が30nm以下であり、高さ方向の直径の均一性が高い。また、シリコン基板10に形成される各シリコンピラー12同士の直径の均一性が高い。なお、シリコンナイトライド層22及び酸化膜26を除去するタイミングは、適宜に決めることができる。また、酸化膜26を除去せずに、ゲート酸化膜などとして利用することもできる。
図6に、上記のように作製されたシリコンピラー12を用いて作製されたGAA-MOSFET30を示す。GAA-MOSFET30は、シリコンピラー12と、シリコンピラー12の例えば中央部の周囲を囲むように設けられたゲート電極32と、このゲート電極32とシリコンピラー12との間に設けられたゲート酸化膜33とを有し、シリコンピラー12の中央部にチャネルとなるp型半導体領域34が設けられ、一端にドレイン領域35が、他端にソース領域36がそれぞれ設けられた構造である。例えば、ドレイン領域35側の端部にはドレイン電極が接続される。ドレイン領域35及びソース領域36は、いずれもn型となるようにシリコンピラー12の端部をドープしたものである。
GAA-MOSFET30は、p型であるが、n型とすることもできる。さらに、1つのシリコンピラー12に対して、その軸心方向に積層するように複数のGAA-MOSFET30を形成することもできる。また、シリコンピラー12の直径の均一性が良い部分を用いて、GAA-MOSFET30等を作製することもできる。例えば、シリコンピラー12の直径の均一性が良い10nmの部分をチャネルとするように、チャネル長が10nmのGAA-MOSFET30を作製することもできる。なお、GAA-MOSFET30は、従来と同様な手法により作製することができる。
上記では、軸心がシリコン基板の表面に対して垂直なシリコンピラーの例について説明したが、本発明は、軸心がシリコン基板の表面に対して平行なシリコンピラー(以下、横ピラーという)を作製する場合についても適用することができる。横ピラーの元となる初期ピラーを形成する場合には、例えば文献「Jiewen Fan et al. , “Two-Dimensional Self-Limiting Wet Oxidation of Silicon Nanowires: Experiments and Modeling”, IEEE TRANSACTIONS ON ELECTRON DEVICES, VOL. 60, NO. 9, SEPTEMBER 2013」に記載される手法を用いることができる。
実施例では、シリコン基板10に初期ピラー15を形成し、上記手順によりシリコンピラー12(サンプルS1~S28)を作製した。ただし、評価する際には、酸化膜26を除去しなかった。なお、各サンプルS1~S28は、それぞれ複数本のシリコンピラー12を形成した。
実施例では、熱酸化工程での処理温度θを840℃以上920℃以下の範囲内とした。サンプルS1~S28のうちサンプルS1~S11は、初期ピラー15の初期直径Dを63nm以下とし、上述の条件式(1)、(2)をそれぞれ満たすように、初期直径D、処理温度θ及び処理時間Tの組み合わせを決めた。サンプルS1~S28についての具体的な初期直径D、処理温度θ及び処理時間Tの組み合わせは表1に示す通りである。また、熱酸化工程では、酸素ガスを2000cm/分で酸化炉内に流した。なお、サンプルS1~S28の初期ピラー15の初期高さHは、203nmであった。
作製したサンプルS1~S28について、図7に示すように、シリコンピラー12の上端面(シリコンナイトライド層22との境界面)を高さ方向の基準面として、基準面から下方に初期高さHの20%の距離の位置の高さ(=0.2H)の直径D20、50%の距離の位置の高さ(=0.5H)の直径D50、80%の距離の位置の高さ(=0.8H)の直径D80を測定し、直径の均一性を評価した。
シリコンピラー12の直径の測定では、酸化膜26を除去しない状態のシリコンピラー12をSiGe(シリコンゲルマニウム)で埋設し、集束イオンビーム(Focused Ion Beam、FIB)加工によって、直径部分を含むようにシリコンピラー12の軸心に平行にスライスしたスイラス片を作製し、スライス片を透過電子顕微鏡(TEM)で観察することで直径を測定した。なお、初期ピラー15の初期直径D、初期高さHについても同様にスイラス片を作製して測定した。また、シリコンピラー12の作製の元となった初期ピラー15と、初期直径D等を測定した初期ピラー15とは異なるが、同一の初期直径Dとして作製された初期ピラー15の相互間で初期直径D、初期高さH及び形状は、同一視できることを確認した。
サンプルS1~S28のシリコンピラー12の直径の均一性は、いずれも高いものであった。このうち特に「|D20-D50|≦1.8nmかつ|D50-D80|≦1.8nm」の条件を満たす場合に、シリコンピラー12の直径の均一性が特に良好であると評価した。シリコンピラー12の直径の均一性の評価を表1の「直径均一性」の欄に示す。表1中の「直径均一性」の欄には、直径の均一性が特に良好である場合には「A」を、それ以外の場合で、「|D20-D50|≦3.0nmかつ|D50-D80|≦3.0nm」の条件を満たす場合に「B」を記してある。
形状の評価では、シリコンピラー12の変形やクラックの発生の有無を確認した。この形状の評価の結果を表1の「形状評価」の欄に示す。サンプルS1~S28のうちのサンプルS1~S11とサンプルS22~S28については、同時に形成した複数本のシリコンピラー12に変形やクラックの発生はなかった(表1中の形状評価「A」)。一方、サンプルS12~S21については、同時に形成した複数本のシリコンピラー12のうちの少なくとも一部に変形やクラックの発生を確認した(表1中の形状評価「B」)。
また、図8に、初期直径Dが62.7nmの初期ピラー15のTEM写真(酸化前)と、これと同じ初期直径Dを有する初期ピラー15を酸化することで形成されたシリコンピラー12のTEM写真(酸化後)をそれぞれ示す。
Figure 0007349698000001
図9のグラフに、上記条件式(1)とサンプルS1~S28の関係を、図10のグラフに、上記条件式(2)とサンプルS1~S28の関係をそれぞれ示す。なお、図9のグラフは、横軸が処理温度θ(℃)であり、縦軸が処理時間T(時間)である。また、図10のグラフは、横軸が初期直径D(nm)であり、縦軸が処理時間T(時間)である。図9及び図10における「○」、「△」は、サンプルS1~S28の直径均一性の評価及び形状評価に対応し、直径均一性の評価及び形状評価がそれぞれ「A」である場合に「○」を、評価及び形状評価のいずれか一方または両方が「B」である場合に「△」をそれぞれプロットした。
上記の図9及び図10のグラフから分かるように、処理温度θが840℃以上920℃以下の範囲内、初期直径Dが63nm以下の範囲内であって、処理温度θと処理時間Tとが条件式(1)を満たし、かつ初期直径Dと処理時間Tとが条件式(2)を満たすことにより、高さ方向における直径の均一性が特に良好なシリコンピラー12を確実に作製できることがわかる。
図11は、初期直径Dが50.9nm,62.7nm、78nm,95.8nm、152.7nmの初期ピラー15を上記実施例と同様の条件の元で、処理温度θを900℃とし、処理時間Tを5時間及び10時間とした場合のシリコンピラー12の各直径D50を、初期直径Dとともにプロットしたものである。このグラフからわかるように、初期直径Dが63nm以下の初期ピラー15を酸化した場合、処理時間Tを5時間としても10時間としても酸化後の直径D50はほとんど変化していない。これは、初期直径Dが63nm以下の初期ピラー15については、処理時間Tが5時間を経過するまでに、セルフリミッティング現象により、初期ピラー15の中央部(0.5Hの位置)における酸化が停止することがわかる。また、高さ方向のシリコンピラー12の直径の均一性の評価結果より、初期ピラー15のエッジ効果のため酸化の進行が遅い上端と下端においても、酸化が進む速度は遅いが、ピラー中央部と同じ直径で酸化が停止することがわかる。この結果として、シリコンピラー12において高さ方向における直径について、特に良好な均一性が得られることが分かる。
また、ピラー間における熱酸化工程の実施前の初期直径Dの差よりも、実施後の直径D50の差が小さくなっていることがわかる。このように直径の差の圧縮は、特に初期直径Dが小さい領域で顕著であり、例えば初期直径D(=直径D50)が50.9nmの初期ピラー15と、初期直径Dが62.7nmの初期ピラー15とでは、熱酸化工程の実施前では、その初期直径Dの差が11.8(=ΔR1)あり、実施後では直径D50の差が2.5nm(=ΔR1)になっている。同様に、初期直径Dが62.7nmの初期ピラー15と、初期直径Dが78nmの初期ピラー15とでは、熱酸化工程の実施前では、その直径D50の差が15.7nm(=ΔR2)であり、実施後では2.5nm(=ΔR2)になっている。これらから酸化によってシリコンピラー12の直径D50の差が小さくなることがわかる。初期ピラー15で生じていた直径の差は、熱酸化工程を経ることによって圧縮されて小さなシリコンピラー12の直径の差となる。これにより、複数のシリコンピラー12の相互間においても均一な直径が得られることがわかる。
作製した実施例のサンプルS1~S28のそれぞれについて、複数のシリコンピラー12の相互間において直径の均一性を評価したところ、いずれについてもシリコンピラー12の相互間の直径の均一性は良好であった。この評価においては、サンプルごとに、下記式(A)を満たす場合に、シリコンピラー12の相互間の直径の均一性は良好と判断した。式(A)中の値DAmaxは、シリコンピラー12の直径D50のサンプルにおける最大値(単位:nm)であり、値DAminは、シリコンピラー12の直径D50のサンプルにおける最小値(単位:nm)である。
(DAmax-DAmin)/2≦1.0 ・・・(A)
特に、S1~S11におけるシリコンピラー12の相互間の直径の均一性は、特に良好であった。この評価においては、サンプルごとに、下記式(B)を満たす場合に、シリコンピラー12の相互間の直径の均一性が特に良好と判断した。
(DAmax-DAmin)/2≦0.5 ・・・(B)
10 シリコン基板
12 シリコンピラー
15 初期ピラー
26 酸化膜
初期直径
初期高さ
T 処理時間
θ 処理温度

Claims (7)

  1. シリコン基板の表面に、円柱状の初期ピラーを形成する初期ピラー形成ステップと、
    前記シリコン基板を加熱することにより、前記初期ピラーの表面をドライ酸化により酸化して酸化膜を形成する熱酸化ステップとを有し、
    前記初期ピラーの直径は、63nm以下であり、
    前記熱酸化ステップは、前記シリコン基板の処理温度をθ℃、酸化する処理時間をT時間及び前記初期ピラーの直径をD nmとしたときに、
    840≦θ≦920
    -0.1θ+91≦T≦-0.0375θ+38.5
    0.051D -1.89≦T≦0.064D +3.86
    の各条件を満たす
    ことを特徴とする半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  2. 前記初期ピラー形成ステップは、
    前記シリコン基板上に形成された薄膜上にフォトリソグラフィによって所定のレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンをマスクにして、前記薄膜をエッチングしてエッチングマスクとし、
    前記エッチングマスクを用いて前記シリコン基板をエッチングすることで前記初期ピラーを形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  3. 前記初期ピラー形成ステップは、軸心方向の長さが400nm以下の前記初期ピラーを形成することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  4. 前記シリコン基板の表面に垂直に起立したシリコンピラーの上端面から前記初期ピラーの高さの20%の距離だけ下方の位置の直径をD20、50%の距離だけ下方の位置の直径をD50、80%の距離だけ下方の距離の位置の直径をD80としたときに、|D20-D50|≦1.8nmかつ|D50-D80|≦1.8nmを満たすことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  5. 前記熱酸化ステップは、前記シリコン基板の表面に垂直に起立した前記初期ピラーの上端面に酸化を防止するキャップ膜を設けた状態で前記シリコン基板を加熱することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  6. 前記酸化膜を除去する除去ステップを有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法。
  7. シリコン基板の表面に、円柱状の初期ピラーを形成する初期ピラー形成ステップと、
    前記シリコン基板を加熱することにより、前記初期ピラーの表面を酸化して酸化膜を形成する熱酸化ステップとを有し、
    前記シリコン基板の表面に垂直に起立したシリコンピラーの上端面から前記初期ピラーの高さの20%の距離だけ下方の位置の直径をD 20 、50%の距離だけ下方の位置の直径をD 50 、80%の距離だけ下方の距離の位置の直径をD 80 としたときに、|D 20 -D 50 |≦1.8nmかつ|D 50 -D 80 |≦1.8nmを満たす
    ことを特徴とする半導体集積回路用のシリコンピラーの作製方法
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