JP7348112B2 - エラー判定方法、加湿装置 - Google Patents
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Description
給水管内の水流で消耗した上流側の電極を構成する銀プレートが破損して下流側に流れ、給水管の下流側に設置された電極に接触してショートが発生する虞があることから、改善の余地がある。
図1を参照する。1は器具本体、2は器具本体1上部に器具本体1の前面と平行な位置関係となるように形成され複数のルーバー3が設置された送風口、4は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、5は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、6は複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、7は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバー、8は器具本体1の底面及び前面下方に形成され室内空気を器具本体1内に取り込む吸入口である。
そして、回転体12、ミストモータ13、及び衝突体としての多孔部15で加湿空気発生手段が構成される。
図3を参照する。イオン溶出ユニット43を構成する上流側ユニット43aと下流側ユニット43bとは同一構造であり、ティーズ形状のケース44と、当該ケース44内にあり流入口から流出口まで通水する通水流路45とで構成されている。
前記通水流路45には、2枚の銀プレートで構成された電極46が対向するように配置され、通水流路45の外側に位置し電極46の端部と一端側が接続し他端側がケース44外に突出する端子47がある。
次に、この一実施形態での運転開始から終了までの動作について説明する。
図6を参照する。まず、操作部6の運転スイッチ70が操作されたら、制御部80は、排水弁51を開放して貯水室10内の水を排水する。水位センサ32でOFF信号が検知されたら、給水弁41を開放して貯水室10内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁51を閉止する。排水弁閉止の後、後述する電極46の残存率から上流側ユニット43a内の上流側電極46a、または下流側ユニット43b内にある下流側電極46bのいずれか一方にのみ定電流を印加することで銀イオンを溶出し、給水管40を介して貯水室10へ銀イオンを含んだ水を流入させる。そして、水位センサ32でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室10内に供給されたとして給水弁41を閉止し、上流側電極46a、または下流側電極46bへの定電流印加を停止する水入替モードを行う(ステップS101)。
その後、加熱ヒータ30をON状態にして水を加熱することで除菌を行う除菌運転を所定時間行い、所定時間経過後に貯水室10内を冷却する冷却運転を実行し、貯水温度が所定温度以下になったら排水弁51を開放して排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。
次に、通電により消耗する電極46の残存率の推定方法について説明する。
電極46は、定電流が印加されることで銀イオンを放出する2枚の銀プレートが対向した構成であることから、通電することで銀プレートが溶出し体積が減少する。よって、積算の通電時間が長くなり電極46の体積が減少すると抵抗値が増大し、電極46に印加する電圧値が大きくなる。
よって、電極46がイオン溶出ユニット43内で確実に支持可能な残存率の所定値を予め設定し、電極46の残存率が前記所定値以下になったら電極46への通電を停止することで、電極46がイオン溶出ユニット43内で支持不可能となって銀プレートがイオン溶出ユニット43の下流側にある給水管40に流れ出てしまうことが阻止できる。
次に、貯水室10への給水時に通電する電極46の設定動作について説明する。
図7を参照する。貯水室10内への給水指示が出され、後述するエラー判定動作により各電極46の設置状態、及び残存率のリセット状態は正常だと判断されたら、制御部80は、残存率推定手段84により推定される下流側電極46bの残存率を推定する(ステップS201)。
また、ユーザーの希望で2つの電極46の残存率が所定値以下となるタイミングよりも早い時期に電極46の交換を実施する場合にも、上流側電極46aの残存率が高い場合がある。
次に、上流側電極46a、及び下流側電極46bが消耗し交換した後の各電極46の配置場所、及び各電極46の残存率情報が正しいかを判断するエラー判定動作について説明する。
図8を参照する。貯水室10内への給水指示があったと判断したら、制御部80は、上流側電極46aに所定の定電流値を通電して印加電圧値を確認したら通電を停止し、次に、下流側電極46bへ所定の定電流を通電して印加電圧値を確認したら通電を停止することで、各電極46に印加された電圧値を確認し(ステップS301)、上流側電極46aに印加された電圧値よりも下流側電極46bに印加された電圧値の方が高いか判断する(ステップS302)。
10 貯水室
12 回転体(加湿空気発生手段)
13 ミストモータ(加湿空気発生手段)
15 多孔部(加湿空気発生手段)
20 送風ファン
40 給水管
46 電極
46a 上流側電極
46b 下流側電極
80 制御部
84 残存率推定手段
Claims (4)
- 給水管と、
当該給水管の途中に少なくとも2つ以上直列に配置され所定の定電流を通電することで金属イオンを水中へ溶出する電極と、
当該電極の残存率を推定する残存率推定手段と、
前記給水管内の水が流動する時、最も下流側に配置された前記電極である下流側電極にのみ通電し、前記残存率推定手段で推定された前記下流側電極の残存率が所定値以下と推定されれば、前記下流側電極への通電を停止すると共に、前記下流側電極よりも上流側に配置された前記電極である上流側電極にのみ通電する制御部と、を備えた金属イオン溶出装置のエラー判定方法であって、
前記制御部は、前記給水管内の水が流動する時で前記下流側電極にのみ通電する前に各前記電極に通電し、前記上流側電極に印加される電圧値が前記下流側電極に印加される電圧値よりも高ければ、前記下流側電極の方が前記上流側電極よりも消耗するはずが、前記上流側電極の方が前記下流側電極よりも消耗しているというエラー判定をすることを特徴としたエラー判定方法。 - 前記制御部は、前記上流側電極に印加される電圧値が前記下流側電極に印加される電圧値よりも低く、かつ、前記下流側電極の残存率よりも前記上流側電極の残存率の方が低いと推定されれば、前記電極の残存率の情報が誤っているというエラー判定をすることを特徴とした請求項1記載のエラー判定方法。
- 器具本体内に設置され水を貯める貯水室と、
当該貯水室内に設置され加湿空気を発生させる加湿空気発生手段と、
当該加湿空気発生手段で発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する送風ファンと、
前記貯水室と接続した給水管と、
当該給水管の途中に少なくとも2つ以上直列に配置され所定の定電流を通電することで金属イオンを水中へ溶出する電極と、
当該電極の残存率を推定する残存率推定手段と、
前記貯水タンク内への給水時、最も下流側に配置された前記電極である下流側電極にのみ通電し、前記残存率推定手段で推定された前記下流側電極の残存率が所定値以下と推定されれば、前記下流側電極への通電を停止すると共に、前記下流側電極よりも上流側に配置された前記電極である上流側電極にのみ通電する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給水管内の水が流動する時で前記下流側電極にのみ通電する前に各前記電極に通電し、前記上流側電極に印加される電圧値が前記下流側電極に印加される電圧値よりも高ければ、前記下流側電極の方が前記上流側電極よりも消耗するはずが、前記上流側電極の方が前記下流側電極よりも消耗しているというエラー判定をすることを特徴とした加湿装置。 - 前記制御部は、前記上流側電極に印加される電圧値が前記下流側電極に印加される電圧値よりも低く、かつ、前記下流側電極の残存率よりも前記上流側電極の残存率の方が低いと推定されれば、前記電極の残存率の情報が誤っているというエラー判定をすることを特徴とした請求項3記載の加湿装置。
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