JP7347180B2 - 複写防止カード - Google Patents

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Description

本発明は、表面に形成された情報の複写を防止するための複写防止カードに関する。
従来、情報を記録可能なカードが知られている。このようなカードは、会員証その他の身分証明書等に用いられ、所持している者の正当性を証明するため等に用いられている。カードに情報を記録する態様としては、磁気テープを用いたものや、RFIDを用いたもの、コード情報を表面に形成したもの等、様々なものがある。
中でも、1次元コードであるバーコードや2次元コードであるQRコード(登録商標)等のコード情報の形成は、カード表面への印刷等により形成することができるため、低コストで製造が可能であり、広く利用されている。しかしながら、単純な印刷によりコード情報を形成された場合には、比較的容易に複製が可能であり、不正利用が問題となっていた。
コード情報の複製を防止するため、赤外線吸収インキにより2次元コードの一部を印刷し、それ以外の部分をプリンタで印字した複製防止2次元コードも提案されている(特許文献1参照)。
特開2013-4024号公報
しかしながら、上記従来の技術では、1つの2次元コードの異なる部分において、異なる手段で印刷、印字を行うため、両者の位置合わせを正確に行わなければならず、位置ずれが大きい場合には、正しく読み取りが行われないという問題がある。
そこで、本発明は、精度の高いコード情報の読み取りを可能とするとともに、複写機によるコード情報の複写が困難な複写防止カードを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、
コアシートの外面側にオーバーシートが重ねて形成されたカードであって、
前記オーバーシートの外面側には、赤外線吸収インキによりコード情報が形成されており、
前記コアシートの外面側には、カードの面方向において、前記コード情報と少なくとも一部が重なる位置に、所定の色で着色された着色層が形成されており、
前記着色層は、赤外線透過インキにより形成されていることを特徴とする複写防止カードを提供する。
また、本発明に係る複写防止カードは、
前記赤外線透過インキは、黄、紅、藍の3色のインキを混合することにより生成されたインキであることを特徴とする。
また、本発明に係る複写防止カードは、
前記コード情報は、位置決め用のマークを有する二次元コードであって、前記着色層は、前記二次元コードの位置決め用のマークの一部と重なる位置に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、精度の高いコード情報の読み取りを可能とするとともに、複写機によるコード情報の複写が困難な複写防止カードを提供することが可能となる。
本発明第1の実施形態に係る複写防止カードの構造を示す図である。 第1の実施形態に係る複写防止カードのプレス前の各層を示す図である。 第1の実施形態の複写防止カード10において、おもて面側(オーバーシート13側)から見た場合に実際に見える状態を示す図である。 第1の実施形態の複写防止カード10において、おもて面側を複写した複写紙の紙面を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る複写防止カードの構造を示す図である。 第2の実施形態に係る複写防止カードのプレス前の各層を示す図である。 第2の実施形態の複写防止カードにおいて、おもて面側を複写した複写紙を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1.複写防止カードの構造>
図1は、本発明第1の実施形態に係る複写防止カードの構造を示す図である。このうち、図1(a)は、複写防止カード10のおもて面側から見た平面図であり、図1(b)は、図1(a)におけるA-A線に対応する断面図である。
図1において、10は複写防止カード、11、12はコアシート、13、14はオーバーシート、31はコード情報、32は着色層である。図1(a)の例では、複写防止カード10のおもて面側から見た状態で、コード情報31、着色層32が存在する領域以外は、無地の状態で示しているが、実際には、文字や絵柄等の様々な情報を印刷することが可能である。複写防止カード10のサイズは、適宜設定することができるが、例えば、一般に(ISO/IEC7810)やJIS(JISX6301) によって規定されているサイズとすることができる。具体的には、例えば、長辺の長さ(図1(a)における左右方向)が85.60mm、短辺の長さ(図1(a)における上下方向)が53.98mmとすることができる。
本実施形態の複写防止カード10は、キャッシュカード、ポイントカード、クレジットカード、IDカード等のカード類に用いることができる。コード情報に記録した識別情報により、カードの所持者等を特定することができる。さらに、着色層32の存在によりコード情報31の複写を困難にすることにより偽造防止、不正コピー防止などの効果がある。
図1(b)の断面図においては、説明の便宜上、複写防止カード10のサイズ(図1(b)の左右方向)に比べて各層の厚さ(図1(b)上下方向)が大きく描かれているが、複写防止カード10はカード状またはシート状であるため、現実には、各層は、より薄く形成されている。例えば、複写防止カード10の幅(図1における左右方向)が、数cm~数十cmであるのに対して、複写防止カード10の厚さ(図1(b)における図面上下方向)は、数十μm~数百μm程度である。図1(b)の断面図に示す層構成において、現実には上下の区別はないが、説明の便宜上、図面上側(コード情報31側:おもて面側)を上層、図面下側(オーバーシート14側:裏面側)を下層と表現することにする。したがって、図1(b)においては、最上層がコード情報31、最下層がオーバーシート14となっている。また、本明細書においては、図1(a)に示したようなコード情報31を有する面をおもて面、他方の面であるオーバーシート14側を裏面として説明していくが、実際には、どちらをおもて面としてどちらを裏面と定義してもよい。
図1(b)の断面図に示すように、複写防止カード10は、2枚のコアシート11、12を中心層として、その両側にオーバーシート13、14を積層した構成になっている。コアシートは単層でも良いが、2層にすることにより表裏両面に印刷する場合には製造が容易になる場合がある。本実施形態では、コアシート11、12として白色のものを使用し、オーバーシート13、14として透明なものを使用している。
オーバーシート13と接するコアシート11面には黒色の着色層32が形成されている。具体的には、着色層32は赤外線透過インキを用いてシルクスクリーン印刷により形成されている。本実施形態では、赤外線透過インキで黒色を表現するため、赤外線透過インキとして、黄(Y:イエロー)、紅(M:マゼンタ)、藍(C:シアン)の3色のインキを混合することにより生成されたインキを用いている。黄、紅、藍の3色のインキにより、見た目には黒色であって赤外線を透過する着色層32を形成することができる。
オーバーシート13の外面側(おもて面側:図1(b)における上側)には、コード情報31が形成されている。具体的には、コード情報31は赤外線吸収インキを用いてオフセット印刷により形成されている。コード情報31と着色層32の間には、オーバーシート13が挟まれた状態となっている。一般的にインキ直上への印刷は定着が悪く、コード情報の再現性等に問題が生じる。本実施形態の複写防止カードでは、コード情報31と着色層32の間にオーバーシート13が挟まれるため、コード情報31と着色層32を分離することができる。コード情報31は、カードごとに異なる個別情報であることが好ましい。コード情報31は、着色層32と少なくとも一部が重なる位置に形成されている。コード情報31、着色層32の形成は、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷、電子写真式印刷等の公知の印刷法により行うことができる。
本実施形態では、コード情報31として二次元コードであるQRコードを用いている。この二次元コードの3つの角には、黒い正方形を黒い矩形の枠で囲んだ形状の位置決め用のマークが形成されている。本実施形態では、この位置決め用のマークの少なくとも一部と重なる位置に着色層32が形成されている。これにより、複写時に、着色層32が位置決め用のマークの一部を機能しないように作用し、コード情報31の複写を困難にすることができる。
また、図1(a)の例では、コード情報31、着色層32が形成されている箇所以外を、無地の状態とし、絵柄等を省略しているが、実際には、印刷層による絵柄等が視認可能となっている。印刷層を形成するための印刷は、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等の公知の印刷法で行うことができる。
複写防止カード10の断面構造は、図1(b)に示すように、コアシート11、12の両面にオーバーシート13、14がそれぞれ積層された構成からなり、一方のオーバーシート13の表出面にコード情報31を備えている。コアシート11のオーバーシート13と対向する側には着色層32が設けられる。複写防止カード10のコアシートは単層としてもよく、2層以上の多層にすることもできる。複写防止カード10を構成するコアシート11、12、オーバーシート13、14はプラスチックシートが好ましく、プラスチックシートに使用できる樹脂としては、剛性があり強度的に優れた熱可塑性樹脂であれば特に限定されないが、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、PET-G等の共重合ポリエステル樹脂、ABS樹脂等が使用できる。オーバーシート13、14は透明性のプラスチックシートが使用され、コアシート11、12は白色に着色したもの、または白色に着色したものにベタ印刷(全面印刷)されたものが通常使用される。また、キャッシュカード、クレジットカード等の用途の場合には所定位置にICチップ、磁気テープが設けられることもある。
<1.2.複写防止カードの製造方法>
次に、複写防止カードの製造方法について説明する。まず、コアシート11面のオーバーシート13と接する予定の側に、黒色の着色層32をシルクスクリーン印刷により形成する。図2は、プレス前の複写防止カードの各層を示す図である。着色層32の形成後、図2に示すように、中心層となるコアシート11、12と透明なオーバーシート13、14を一体に積層した状態でプレス機に挿入し、鏡面板に挟んで熱と圧を加えてプレスする。コアシートとオーバーシートが、ポリ塩化ビニルやPET-Gのように熱融着性材料である場合は、シート間に接着材料を使用しないで融着するが、熱融着性でないシート材料の場合は、ホットメルト性の接着剤等を併用して熱プレスする。
次に、オーバーシート13の外面側(上層側)に、赤外線吸収インキによりコード情報31を形成する。コード情報31は、コアシートの外面側には、カードの面方向において、着色層32と少なくとも一部が重なる位置に形成する。これにより、コード情報31と着色層32は少なくとも一部が重なる位置に形成される。着色層32から見ると、着色層32は、コード情報31と少なくとも一部が重なる位置に形成される。
このようにして得られた複写防止カード10において、おもて面側(オーバーシート13側)から見た場合、コード情報31と着色層32の関係は図1(a)に示したようになる。図3は、複写防止カード10において、おもて面側(オーバーシート13側)から見た場合に実際に見える状態を示す図である。着色層32は、オーバーシート13の裏側にあるが、オーバーシート13が透明であり、着色層32が黒色であるため、図3に示すように、コード情報31は、着色層32に隠されて見える。そのため、肉眼では、コード情報31を確認することが困難なものとなっている。ここで、透明とは、肉眼でコード情報31と着色層32が重なった部分におけるコード情報31の構成が確認できない程度の透明性をいう。言い換えると、可視光領域において、コード情報31と着色層32が重なった部分におけるコード情報31の構成が確認できない程度に、着色層32からの光を透過する程度の透明性を意味する。
この状態で、複写防止カード10のおもて面側から、赤外線波長のコードリーダーで読み取る場合を考えてみる。コードリーダーは、その内部に赤外線照射部と赤外線受光部を備えている。コードリーダーから複写防止カード10のおもて面に照射された赤外線は、コード情報31の印刷部(図3において黒で表現された部分)で多くが吸収されて、非印刷部(図3において白で表現された部分)では多くが吸収されない。コード情報31の非印刷部を透過した赤外線は、着色層32に達するが、着色層32は赤外線透過インキで形成されているため、赤外線を吸収しない。このため、コード情報31の印刷部で吸収される赤外線と、コード情報31の非印刷部で反射される赤外線の量に明確な違いが生じる。このため、コードリーダー内の赤外線受光部には、赤外線で形成されたコード情報の像が明確に受光され、コード情報の読み取りが可能となる。したがって、図1に示したような本実施形態に係る複写防止カード10のおもて面からは容易にコード情報の読み取りが可能となる。
次に、複写防止カード10のおもて面を複写機(コピー機)で複写した状態を考えてみる。複写防止カード10のおもて面を複写機で複写すると、複写防止カード10のおもて面には、複写機からの光が照射される。複写機からの光は可視光領域に近い波長の光であるため、黒色の着色層32で吸収され、複写機の受光部には、黒色の正方形の像が得られる。図4は、複写防止カード10において、おもて面側を複写した複写紙を示す図である。図4(a)は、複写紙の正面図であり、図4(b)は、図4(a)におけるB-B線に対応した断面図である。図4において、31´はコード情報複写部分、32´は着色層複写部分、40は複写紙である。
図4(a)に示すように、着色層複写部分32´は、複写防止カード10を肉眼で見た場合と同様、黒く塗り潰された状態となる。複写した場合、図4(b)に示すように、複写紙40の紙面には、同一の層に同一のトナーで像が形成されることになる。したがって、複写紙40の紙面では、コード情報複写部分31´の黒い部分も着色層複写部分32´の黒い部分も赤外線吸収特性は等しい。このため、コードリーダーでコード情報複写部分31´からコード情報を読み取ろうとしても、読み取ることができない。したがって、コード情報が機能する状態を保ったままで、複写防止カード10のおもて面を複写することは困難となる。
<2.第2の実施形態>
<2.1.複写防止カードの構造>
次に、第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明第2の実施形態に係る複写防止カードの構造を示す図である。このうち、図5(a)は、複写防止カード10Aのおもて面側から見た平面図であり、図5(b)は、図5(a)におけるC-C線に対応する断面図である。第2の実施形態では、オーバーシート13の上層側に、保護層22、印刷層23、接着層24が形成されている点が第1の実施形態と異なっている。
印刷層23を形成することにより、カード表面のデザイン性を高めることができる。印刷層23の形成は、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等の公知の印刷法で行うことができる。保護層22、印刷層23、接着層24は、後述するように転写法で形成されるのが一般的である。保護層22は、転写材料20において剥離層として使われているが、転写後に被転写体である複写防止カード10Aの保護層として機能する。図5において、図1と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図5(a)の例では、複写防止カード10Aのおもて面側から見た状態で、コード情報31、着色層32領域以外にも、透明な保護層22を介して印刷層23の絵柄が視認可能となっている。印刷層23により、カード表面のデザイン性が高まる。印刷層23としては、文字や絵柄等の様々な情報を表現することができる。図5(b)の断面図においても、図1(b)の断面図と同様、説明の便宜上、複写防止カード10Aのサイズ(図5(b)の左右方向)に比べて各層の厚さ(図5(b)の上下方向)が大きく描かれているが、複写防止カード10Aはカード状またはシート状であるため、現実には、各層は、より薄く形成されている。例えば、複写防止カード10Aの幅(図5における左右方向)が、数cm~数十cmであるのに対して、複写防止カード10の厚さ(図5(b)における図面上下方向)は、数十μm~数百μm程度である。図5(b)の断面図に示す層構成において、現実には上下の区別はないが、説明の便宜上、図面上側(保護層22側:おもて面側)を上層、図面下側(オーバーシート14側)を下層と表現する。したがって、図5(b)においては、最上層が保護層22、最下層がオーバーシート14となっている。また、図5に示した複写防止カード10Aについても、図5(a)に示したような保護層22を有する面をおもて面、他方の面であるオーバーシート14側を裏面として説明していくが、実際には、どちらをおもて面としてどちらを裏面としてもよい。
<2.2.複写防止カードの製造方法>
次に、第2の実施形態に係る複写防止カードの製造方法について説明する。まず、コアシート11面のオーバーシート13と接する予定の側に、黒色の着色層32をシルクスクリーン印刷により形成する。次に、オーバーシート13の外面側(上層側)に、赤外線吸収インキによりコード情報31を形成する。コード情報31は、コアシート11と重ねた際に、カードの面方向において、着色層32と少なくとも一部が重なる位置に形成する。これにより、複写防止カード10Aにおいて、コード情報31と着色層32は少なくとも一部が重なる位置に形成される。着色層32から見ると、着色層32は、コード情報31と少なくとも一部が重なる位置に形成される。
図6は、プレス前の複写防止カードの各層を示す図である。着色層32の形成後、図6に示すように、中心層となるコアシート11、12と透明なオーバーシート13、14と印刷層23の転写材料20を一体に積層した状態でプレス機に挿入し、鏡面板に挟んで熱と圧を加えてプレスする。転写材料20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の平面性の優れたフィルム基材21に保護層(剥離層)22を介して、印刷層23を形成し、さらに接着層24を塗工した材料である。
この転写工程と、コアシート11、12およびオーバーシート13、14を一体に熱融着させる工程は1回の熱プレスの工程で行う。コアシートとオーバーシートが、ポリ塩化ビニルやPET-Gのように熱融着性材料である場合は、シート間に接着材料を使用しないで融着するが、熱融着性でないシート材料の場合は、ホットメルト性の接着剤等を併用して熱プレスする。
転写材料20は、ポリエチレンテレフタレート(「PET」)等のフィルム基材21に、保護層(剥離層)22を介して、印刷層23を形成したものである。オーバーシート13との接触面に薄層(厚み1~2μm以内)の接着層24を有している。熱プレス後、転写材料20のフィルム基材21は剥離除去される。保護層22は、転写の際には、剥離層としての機能を果たすが、転写後は、カード側に残して保護層としての機能も果たす。
このようにして得られた複写防止カード10Aにおいて、おもて面側(保護層22側)から見た場合、コード情報31と着色層32の関係は図5(a)に示したようになる。第1の実施形態における複写防止カード10と同様、着色層32は、オーバーシート13の裏側にあるが、オーバーシート13が透明であり、着色層32が黒色であるため、図3に示した場合と同様、コード情報31は、着色層32に隠されて見える。そのため、肉眼では、コード情報31を確認することが困難なものとなっている。
この状態で、複写防止カード10Aのおもて面側から、赤外線波長のコードリーダーで読み取ると、第1の実施形態における複写防止カード10と同様、コード情報31の印刷部で吸収される赤外線と、コード情報31の非印刷部で反射される赤外線の量に明確な違いが生じるため、コードリーダー内の受光部には、赤外線で形成されたコード情報の像が明確に受光され、コード情報の読み取りが可能となる。したがって、図5に示したような本実施形態に係る複写防止カードのおもて面からは容易にコード情報の読み取りが可能となる。
また、複写防止カード10Aのおもて面を複写機で複写すると、第1の実施形態における複写防止カード10と同様、複写機からの光は、黒色の着色層32で吸収され、複写機の受光部には、黒色の正方形の像が得られる。その他、印刷層23からの像も得られることになる。図7は、複写防止カード10Aのおもて面側を複写した複写紙40Aを示す図である。図7(a)は、複写紙40Aの正面図であり、図7(b)は、図7(a)におけるD-D線に対応した断面図である。図7において、23´は印刷層23の像の複写部分、31´はコード情報複写部分、32´は着色層複写部分、40Aは複写紙である。
図7(a)に示すように、着色層複写部分32´は、複写防止カード10Aを肉眼で見た場合と同様、黒く塗り潰された状態となる。複写した場合、図7(b)に示すように、複写紙40Aの紙面には、同一の層に同一のトナーで像が形成されることになる。したがって、複写紙40Aの紙面では、コード情報複写部分31´の黒い部分も着色層複写部分32´の黒い部分も赤外線吸収特性は等しい。このため、コードリーダーでコード情報複写部分31´からコード情報を読み取ろうとしても、読み取ることができない。したがって、コード情報が機能する状態を保ったままで、複写防止カード10Aのおもて面を複写することは困難となる。
<3.各層の構成>
第1の実施形態、第2の実施形態に示した複写防止カードを構成する各層について説明する。コアシート11、12は、複写防止カードの中心層となるシートである。コアシート11、12としては、白色または着色したプラスチックシートを幅広く各種のものを使用でき、以下に挙げる単独フィルムあるいはそれらの複合フィルムを使用できる。ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET-G(テレフタル酸-シクロヘキサンジメタノール-エチレングリコール共重合体)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリプロピレン、ポリウレタン等である。コアシート11、12の膜厚は、複写防止カードの全体厚みを勘案して適宜に選択する。
オーバーシート13、14は、中心層である2枚のコアシート11、12の両側に積層するシートである。オーバーシート13、14としては、コアシートと同様の単独フィルムあるいはそれらの複合フィルムを用いることができる。できれば、コアシートと同質の材料を使用することが好ましい。一般に、0.05~0.1mm厚程度の透明材料が使用されることが多い。
転写材料20のフィルム基材21としては、プラスチックフィルムや紙基材など、幅広く各種のものを使用できる。プラスチックフィルムとしては、コアシートと同様に、上記した各種の材料を使用できる。紙基材としては、以下のもの等を使用できる。上質紙、コート紙、クラフト紙、グラシン紙、合成紙、ラテックスやメラミン含浸紙。
剥離層としても機能する保護層22を形成するための剥離剤の材質としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを使用できる。保護層22に硬さが必要な場合は、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの放射線硬化樹脂なども使用できる。
コード情報31の形成に用いる赤外線吸収インキは、赤外線吸収性材料とビヒクルとからなり、必要に応じて、充填剤、可塑剤、分散剤、潤滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、防黴剤、などの添加剤を加えても良く、無色でも有色でもよい。これらの組成物を、分散、混練して、また、必要に応じて、溶剤で固形分量や粘度を調整して、インキ組成物とすればよい。有色はシアン、マゼンタ、イエロー、赤、緑、青、黒など、何色でもよく、可視光下での色調の限定はない。
赤外線吸収性材料としては、赤外線を吸収する物質であって、赤外線吸収性顔料と赤外線吸収性染料に大別することができる。可視光をほとんどあるいは全く吸収しない無色の赤外線吸収性顔料と、可視領域にある程度の吸収帯を持つ有色の赤外線吸収性顔料とに大別できるが、無色のものは高価であり、本実施形態においては有色のものでも適用可能であるので、製造コストを低減する目的で有色の赤外線吸収性顔料を用いることもできる。代表的には、カーボンブラックを用いることができる。
赤外線吸収性顔料としては、鉄、銅、クロム、コバルト、ニッケルなどの遷移金属化合物及び錯体を用いることができる。例えば、鉄錯体(鉄フェリシアン化錯体)であるミロリーブルー顔料が好ましく用いられる。また、上記の化合物を単独で使用するほか、2種以上を混合して使用することもできる。また、赤外線吸収性染料としては、ポリメチン系(シアニン色素)、フタロシアニン系、ナフトキノン系、アントラキノン系、ジチオール系、トリフェニルメタン系などの色素を用いることができる。
耐光性(赤外線に対する褪色性)などの点においては、赤外線吸収性染料よりも赤外線吸収性顔料の方が優れており、上記の金属顔料などの無機物を使用することが好ましい。また、一般的にも染料系は移行しやすいので、赤外線吸収性染料を用いると、赤外線吸収性材料の移行が早く、量的にも多いので、機能の低下が早い。
着色層32の形成に用いる赤外線透過インキは、近赤外域に吸収をもたない通常の黄(Y:イエロー)、紅(M:マゼンタ)、藍(C:シアン)インキ、またはこれらの混合インキ、半導体的性質をもつバンドギャップが0.5~1.26eVの酸化銅(2価)、酸化マンガン(4価)、酸化コバルト(3価)、酸化クロム(3価及び6価)、酸化鉄(2価)、硫化鉛、硫化ニッケル、硫化ビスマスなどの微粒子をアクリル系、シリコン系、ウレタン系などの樹脂と混合したインキまたはこれらに通常のプロセスY、M、Cインキを混ぜたインキなどが挙げられる。
赤外線透過インキは、可視光領域においては有色である必要がある。有色であれば色はシアン、マゼンタ、イエロー、赤、緑、青など、何色でもよいが、赤外線吸収インキの可視光領域における色と同色あるいは類似色であることが好ましい。赤外線透過インキと赤外線吸収インキが同色あるいは類似色である場合は、赤外線透過インキの濃度が多少薄くても、見た目で赤外線吸収インキとの識別が困難となり、複写機によるコード情報の複写を困難にすることができる。
赤外線吸収インキの濃度がある程度高い場合は、有色であれば何色であってもよい。また、赤外線吸収インキが黒色または黒色に近い色である場合は、比較的濃度が低くてもよい。これらの場合は、いずれも見た目で赤外線吸収インキとの識別が困難となるため、複写機によるコード情報の複写を困難にすることができる。
好ましい赤外線透過インキとしては、カーボンブラック顔料を用いずに、イエロー、マゼンダ、シアンの3原色インキを混合して製作した黒インキが挙げられる。
さらに、赤外線透過インキとして、オラゾールブラックやオラゾール2RG等の赤外線透過性の染料を含む塗料通常の紫外線硬化型プロセスインキ等を採用することができる。このインキも見た目は黒色のインキである。
また赤外線を透過する耐性の良い黒色インキとして、金属化合物である黒色顔料を主成分とするインキを用いることができる。
コード情報31の形成に用いる赤外線吸収インキ及び着色層32の形成に用いる赤外線透過インキのビヒクルは、同様なものでよい。通常、オフセット印刷インキ又はシルクスクリーン印刷インキには、酸化重合型インキと紫外線硬化型インキが適用できるが、紫外線硬化型インキが好ましい。
酸化重合型インキは、油性インキと呼ばれ、ビヒクルの酸化重合による固化、不溶化によって皮膜をつくるもので、乾性油ワニス、乾性アルキドなどがこの部類に入る。酸化促進剤としてコバルトやマンガンが添加されている。さらに、必要に応じて乾燥、粘度、分散性の向上や、印刷後のインキ表面の耐摩擦性などの耐久性の向上のための各種反応剤などの補助剤を適宜添加することができる。
紫外線硬化型インキの樹脂形成材料としては、プレポリマーまたはオリゴマーとして、ポリオールアクリレート系、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、アルキッドアクリレート系、ポリエーテルアクリレート系等、モノマーとしては、モノアクリレート系、ジアクリレート系、トリアクリレート系等を使用したインキが挙げられる。
<4.実施例>
<4.1.実施例1>
最初に、コアシート11面のオーバーシート13と接する予定の側に、黒色の着色層32をシルクスクリーン印刷により形成した。着色層32の形成は、カーボンブラック顔料を用いずに、イエロー、マゼンダ、シアンの3原色インキを混合して製作した黒インキを用いてシルクスクリーン印刷することにより形成した。次に、非結晶性ポリエステル系樹脂(商品名「PET-G」)からなる白色のコアシート(厚み360μm)11、12を中心層として、その両側に同質材料からなる透明なオーバーシート(厚み50μm)13、14を積層し、プレス機の鏡面板に導入し、150°C、25kg/cm2、15分の条件で熱圧プレスした。
次に、オーバーシート13の外面側(上層側)に、赤外線吸収インキによりコード情報31を形成した。コード情報31の形成は、カーボンブラック顔料を含有した黒インキをオフセット印刷することにより形成した。これにより、図3に示したような、おもて面の外観を有する複写防止カード10が得られた。
得られた複写防止カード10のおもて面を複写機で複写した。これにより、図4に示したような複写紙40を得た。
<4.2.実施例2>
フィルム基材21として厚み100μmの2軸延伸PETフィルムを、ポリエステル樹脂系の薄層(1~2μm)の保護層(剥離層)22をグラビア印刷し、その面にシルクスクリーン印刷による印刷層23を設けたものを、転写材料20として準備した。印刷層23は接着層24を兼ねるものとした。
そして、コアシート11面のオーバーシート13と接する予定の側に、黒色の着色層32をシルクスクリーン印刷により形成した。着色層32の形成は、カーボンブラック顔料を用いずに、イエロー、マゼンダ、シアンの3原色インキを混合して製作した黒インキを用いてシルクスクリーン印刷することにより形成した。次に、オーバーシート13の外面側(上層側)に、赤外線吸収インキによりコード情報31を形成した。コード情報31の形成は、カーボンブラック顔料を含有した黒インキをオフセット印刷することにより形成した。
次に、非結晶性ポリエステル系樹脂(商品名「PET-G」)からなる白色のコアシート(厚み360μm)11、12を中心層として、その両側に同質材料からなる透明なオーバーシート(厚み50μm)13、14を積層し、さらに、上記転写材料20を積層して、プレス機の鏡面板に導入し、150°C、25kg/cm2、15分の条件で熱圧プレスした。そして、フィルム基材21を剥離除去し、保護層22、印刷層23、接着層24をカード側に転写した。これにより、図3に示したような、おもて面の外観を有する複写防止カード10Aが得られた。
得られた複写防止カード10Aのおもて面を複写機で複写した。これにより、図7に示したような紙面の複写紙40Aを得た。
実施例1で得られた複写防止カード10、実施例2で得られた複写防止カード10Aのおもて面側に形成されたコード情報31について、それぞれ赤外線を受発光するコードリーダにより読み取り試験を行った。読み取り試験の結果、複写防止カード10のおもて面側からは肉眼では一部が視認困難なコード情報31の読み取りを良好に行うことができた。
また、実施例1で得られた複写防止カード10、実施例2で得られた複写防止カード10Aそれぞれから複写紙40、複写紙40A上に印刷されたコード情報についても、それぞれ赤外線を受発光するコードリーダにより読み取り試験を行った。読み取り試験の結果、複写紙上に印刷された、一部が視認困難なコード情報は、読み取りができなかった。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、赤外線吸収インキにより形成されたコード情報として2次元コードであるQRコードを用いた例について説明したが、1次元コードであるバーコードや、その他、情報が記録可能な様々なコード情報を用いてもよい。
10、10A・・・複写防止カード
11、12・・・コアシート
13、14・・・オーバーシート
20・・・転写材料
21・・・フィルム基材
22・・・保護層(剥離層)
23・・・印刷層
24・・・接着層
31・・・コード情報
32・・・着色層
40、40A・・・複写紙

Claims (3)

  1. コアシートの外面側にオーバーシートが重ねて形成されたカードであって、
    前記オーバーシートの外面側には、赤外線吸収インキによりコード情報が形成されており、
    前記コアシートの外面側には、カードの面方向において、前記コード情報と少なくとも一部が重なる位置に、所定の色で着色された着色層が形成されており、
    前記着色層は、赤外線透過インキにより形成されていることを特徴とする複写防止カード。
  2. 前記赤外線透過インキは、黄、紅、藍の3色のインキを混合することにより生成されたインキであることを特徴とする請求項1に記載の複写防止カード。
  3. 前記コード情報は、位置決め用のマークを有する二次元コードであって、前記着色層は、前記二次元コードの位置決め用のマークの一部と重なる位置に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複写防止カード。
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